2016年06月12日

薩摩焼と京薩摩骨董をジョージタウンの骨董屋で購入した件

日本ではほとんど手を出さない骨董なのだけれど、ジョージタウンでみつけた骨董品屋で買ってしまった。目利きには全く自信がないのだが、印象が良かったので。

一つ目は薩摩焼のカップ&ソーサー。






















上絵の金がかなり剥げてきているのが惜しいのだが、絵はなかなか上手。大正ぐらいに外貨獲得目的で輸出用に作られたものなんじゃないかと想像したのだけれど、実際のところはさっぱりわからない。裏には長州山と書かれている。

もう一つは京薩摩の小鉢。
















こちらは一つ目よりも若干時代が後の京薩摩じゃないか。絵も良いけど、縁のところの加工が良いし、全体の青もきれい。こちらの方が金の上絵の剥げ落ち具合が激しくて、多分金だったんだよね、という感じ。店のおばちゃんに「ちょっと傷んでるよねー」と話して若干安くしてもらった。

両方ともそもそもそれほど時代ものではないかもしれないけれど、なんとなく、前のオーナーはどんな人だったんだろうねぇ、と考えるのが楽しい。

とりあえず勉強の材料と思って買ってみたのだが、実際の価値はどのくらいなんだろう。ちなみに二つで200ドル弱。

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