2016年10月19日

Thomas Bothe

Bethesda Row Art Festivalで見つけた作家さん。買ったのは次の二点。











































米国の陶芸作品を見ているとときどき見つかるのがこの手の結晶釉薬。日本だと青瓷や米色瓷などでこういう大きな結晶を見せる作品があるのだが、制作上の技術としては厚めに釉薬を掛けることが挙げられる。そのためには何度も釉掛けしなくてはならず、結果としてピンホールができやすくなるなど、難しい問題が発生する。この作家さんの場合は本体があまり重くなくて、釉掛けがすごく上手なんだと思う。あるいは、米国で独特の釉薬を使っているのかもしれない。非常に興味深い。

お気に入りだけが展示されるスペースに飾ってみた。




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