2016年11月19日

ギャラリー数寄「ぐいのみ展」

先週の月曜日にすぐそばに来たのだけれど、休廊で素通り。中国地方、四国、関西をうろうろしていて、終了間際になってようやく訪問できた。

思ったのは、意外と良いものが残っていたということ。もっと赤丸がいっぱいついていると思っていた。たとえば河端理恵子さんの白い玉杯が残っていたんだけれど、少し前なら初日数分で完売だったはず。クオリティはむしろ上がっていると思うので、単に「行き渡った」ということなんだろう。若手陶芸家のアート作品たちは中国バブルの影響もあってか、やや高騰気味だったのだが、中国の勢いが失われるのと歩調を合わせて勢いを失いつつあると思う。

次から次へと新しい才能が現れてくるのだが、天井がつかえてしまった感じがある。買う側とすればこれまで一つしか買えなかったお金でふたつ買えたりするので悪い話ではないのだが、あまりに売れ行きが渋くなると作家が育たないので、痛し痒しである。それなりの数の陶芸家が食べていける程度の市場があって、その中で数人のスターが業界を牽引する、というのが健康的だと思うのだが、まずはスターのしきいが高くなってきたのかもしれない。

今回は各作家さんが4つか、それ以上の数の作品を出品していたので、気になる作家さんの中でベストと思えるものが残っているものを買うことにして、ベストが赤丸だった場合は諦めることにした。多分、当面価格はそれほどアップしないし、作品は安定して供給されそうだからだ。

11月20日まで。

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