ワシントンDC周辺の異業種交流会へ行ってきた。
普通に生活しているとほとんど日本人に出くわさないので、一体どこにこんなにたくさんの日本人がいるのだろうと思うのだが、多分、オフィスとか、キャンパスとかに生息していて、僕が行くようなイステート・セールとか、美術館とか、タイ料理屋やエチオピア料理屋にはあまり行かないのだろう。
それで、この手のイベントに参加して毎回思うのは、集まり自体はとても楽しいし、有意義だと思う一方で、とにかくやかましいということである。これは参加者が悪いのではなく、米国人の肉体的性質によるのだろう。彼らは体がデカいせいか、とにかく声が大きい。数名声がデカい人がいると、その周辺ではそのままでは会話が成り立たなくなるので、周囲の声も大きくなる。これは冷戦時代の軍拡競争のようなもので、どんどんみんなの声がデカくなって、最終的には何が何だかわからなくなるし、自分の声も枯れてくる。できれば個室があれば良いのに、と思うのだが、大勢での異業種交流会ではそういうわけにもいかない。今回は100人前後の参加があったようなので、個室は絶対に無理だ。
今日使った店はファラガット・ノースにある日本人にはとても評判の良いイタリアンで、自分が飲み食いした分だけ支払えば良いし、チップも不要なので、とても助かるのだが、とにかくやかましい。もちろん、他の店でやっても同じことで、月に2回ロズリンで開催されている飲み会も同じ状態になっている。こればっかりは米国の飲み屋の構造的問題なので、どうにもならない。
米国生活においては、最大の、しかも解決困難な問題と言えるだろう。
#仲良くなった人たちとはまた別の機会に話すのが良いのだろう。
#会自体はとても盛会で、幹事の方々には感謝しかない。