2017年08月03日

CITI OPEN 観戦の記録 ROUND 32 その3

本日のメインディッシュ、錦織戦。

まずは練習シーンを撮影。













試合開始直後、勢いは錦織にあるのに、体がオーバーワークというか、切れ過ぎて調節できないというか、持て余している感じだった。特にフォア。それと、サーブの安定感がない。おかげでブレイク合戦になってしまった。ただ、途中から錦織のプレイはだいぶ安定してきて、このままなら6−1、6−0で圧勝じゃない?と思ったところから変調。













でもまぁ、序盤の貯金がきいて、危なげなく第一セットを先取。










しかし、第二セットになると錦織のミスが目立つようになり、あれよあれよという間に第二セットをヤングに取られてしまった。







第三セットになると、試合はキープ合戦になって、試合開始直後のブレイク合戦が嘘のよう。それでも、先手を取り続けたのは錦織で、3、4回あったマッチポイントをきちんと取れなかったのは痛かったのだが、そのままタイブレイクへ突入してしまった。




タイブレイクも、先手を取って、主導権を握り続けたのは錦織だった。結局何度か「このリズムは嫌な感じ」と思う場面こそあれ、実際に逆転されるまではいかず、危なくなる展開は一度もなかった。このあたりはさすがに錦織である。ただ、錦織は今や日本人初の四大大会制覇が夢ではないところまで上り詰めている。今回のような試合展開は体力の消耗につながるので、できれば避けたかったはず。また、特にサーブが安定しないのは不安材料である。逆に、バックハンドは何度も唸らされたのだが。総じて、相変わらず本調子ではないのかな、という内容だった。




試合後、インタビューコーナーが公開されていたので写真を撮りに行ったのだが、かなり疲労困憊な様子だった。







何はともあれ、錦織のサインボールをゲットできたのは良かった。何が書いてあるのか理解不能だけど。




おまけのようで申し訳ないけれど、こちらは別の試合でロシアのTursunov Dmitry選手からもらったサインボール。




なお、試合終了は午前1時50分ぐらい。さすがに疲れた。Uberで帰宅したら、乗り合いの客が日本人で、しかも隣のマンションだった(笑)。