2018年01月01日

天皇杯決勝「横浜F・マリノス対セレッソ大阪」

知人宅で開催された年越しパーティをカウントダウン終了に合わせて退散し、Uberで帰宅して天皇杯の決勝をテレビ観戦(キックオフは米国東海岸標準時で1日の0:40)。

今シーズン、大の苦手としていたセレッソが相手だったので苦戦は織り込み済みだったんだけど、予想に反して早い段階で先制して、比較的楽な展開に。これはひょっとして、と思っていたら、水沼宏太の活躍にあって同点に追いつかれ、その後もあと一歩のツメが甘くて無得点。延長戦でも水沼にしてやられて万事休す。

水沼はマリノスで出場機会が得られず、期限付きの移籍を含めて栃木SC、サガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪と転々としている選手。もちろん、日産FCとマリノスで主力だった水沼貴史の息子なので、マリノスとの縁は浅くない。こういう選手に活躍されるのは、チームとして最悪である。

結局のところ、いつまで経っても決定力不足が痛い。その点では齋藤学の長期離脱は痛いのだけれど、彼は彼で、ずっと日本でやっている選手ではなく、膝が消耗品のドリブラーということもあってなるべく早く海外に送り出してやりたい。タレントが決定的に不足しているとも言えず、まずはオーストラリアからやってくる新監督のお手並み拝見といったところだろう。

何はともあれ、負けてしまえば準優勝も、一回戦敗退も大差ないのがカップ戦である。これでACLの出場権も得られず、リーグ戦では満足な賞金を得ることもできず、2017年もパッとしないシーズンとなってしまった。こういう一年でも、選手生命が短いサッカー選手にとっては貴重な一年である。いつまでもピッチに立てるわけではないので、大きなイベントもあることだし、大事に2018年を戦って欲しい。