2018年01月02日

パズドラもそろそろ終了か?

スマホゲームの代表格として長い間君臨してきたパズドラだが、さすがに終了な感じである。こうなった原因は色々あるのだが、突き詰めると「ヘビー・プレイヤーに軸足を置きすぎた」ということだろう。ライト・ユーザーが置き去りになって、楽しいゲームではなくなってしまった。とはいえ、ヘビー・ユーザーが課金の中心だろうから、近視眼的に収益を追求するなら、こういうスタイルにならざるを得なかったのだろう。

まず、コラボ・モンスターが増えすぎた。これによって、同時にモンスターのインフレが発生し、今まで主役だったモンスターたちが脇役に追いやられてしまった。そして、これまでは時間をかければ強いモンスターを手にすることができたのに、今はガチャで当てるしかない。既存のモンスターたちを成長させるのは非常に簡単になり、成長させるよりも当選することがプレイの主軸になってしまった。つまり、強くなりたければ金を出せ、ということである。

モンスターの強化に対応して、アシストなど、戦術が複雑化したのも良くなかった。戦闘がマニアックになっていって、後発が参入しにくくなってしまった。

課金者、上級者向けのアップデートが続いてしまったのだ。同じような経緯でクソゲー化したものに、ガンダム・コンクエストがあるのだが、これは多くのソーシャルゲームに見られる退化なのだろう。商業的成功を求めていくことは、ゲームの寿命を短くする。これはもうどうしようもない。ただ、パズドラ自体には、かなり遊ばせてもらったので、このまま衰退して終了してしまっても、特にこれといった文句はない。ソーシャルの要素が希薄だったので、FF XIのような、仲間から引き剥がされるような寂しさもない。あぁ、こうして、終了していくんだな、という感じである。

所詮、暇つぶしだからね。