2018年01月26日

竹内瑠璃 松竹梅と鶴亀の香合「千歳」

銀座一穂堂で購入した竹内瑠璃さんの香合。日本橋三越と新宿伊勢丹で培った開店ダッシュの技術を駆使して入手した逸品である。













マクロで撮影しているので小ささがわからないかもしれないが、手に持つとこんなに小さい。




先日紹介した林美佳里さんの玉盃と並べてみるとこのくらい。




僕が持っている焼き物の中では最小レベルである。小さい中に、技術が詰め込まれている。こういう、限られた領域にぎっしりと技術を投入した作品が僕の好みである。

竹内さんも、ここまでアップで紹介されてしまうとは予想していなかっただろう。パソコンでチェックすると目に見えないごく小さな埃が付着していて、何度も撮り直した。













この香合、ちょっと面白いのは、作品名が”松竹梅と鶴亀の香合”となっているのに、どこにも亀が見当たらないところ。散々チェックしたのに見当たらない。これまで色々な亀を20年以上飼ってきたカメファンとしては不思議でならなかったので、竹内さんに質問したところ、「あ、これは小さくて亀を描く場所がなかったんです」とのこと。作家さんとギャラリーの間での行き違いがあったのかもしれない。ともあれ、「亀隠しの香合」となってしまった。これと対になる、松竹梅と亀の香合が欲しくなる。