2018年04月12日

リバーズ・エッジ

川のほとりにある、僕の近所で言えば鶴見川の河口のような街が舞台。その近所の高校に通う高校生たちの群像劇。大体、セックスと、暴力と、タバコと、時々クスリに行き着くのだけれど、大友克洋の「アキラ」では超能力が加味されたところ、こちらではゲイの要素が加味されている。

吉川役のSUMIREという女優の存在感が凄い。最近、あまり代わり映えのしない演出が多い二階堂ふみを食いそうな勢いだったのだが、二階堂ふみはヌードを披露していて、主役の貫禄を見せていた。

行定勲監督の過去の作品のイメージは決して良くないのだが、本作の出来はまぁまぁだった。評価は☆2つ。