2018年04月19日

15時17分、パリ行き

クリント・イーストウッド監督作品。

2015年に高速鉄道内で起きたイスラム過激派による銃乱射事件(タリス銃乱射事件)を描いたドキュメンタリー映画。と書くと普通だが、型破りなのは主要登場人物の役者に、事件の当事者達を起用したこと。主役級の3人の登場人物達はずぶの素人。ところが、これがほとんどわざとらしいところがなく、日本の大根役者たちが青くなりそうな演技である。これでは、役者を使うのが馬鹿らしくなる。

ただ、ストーリーはそれほどひねったところがない。何かの理由があって人間はそこにいるのかも知れないが、じゃぁ、そのあとはどうなるんだ、という問題が残る。十分に練られた脚本という感じではなく、単に再現ドラマになってしまった感じがする。手法は奇想天外でさすがはイーストウッドという感じだが、できあがったものは意外と凡庸だった。

評価は☆1つ。