2018年06月21日

Incredibles 2(邦題:インクレディブル・ファミリー)

「The Incredibles」(邦題:Mr.インクレディブル)の続編、「Incredibles 2」を観てきた。前作から数えて14年ぶりの続編である。前作の出来があまりにも良くて、手を出せないでいたのだろうか。

14年の間にアニメーションの技術もたっぷり進歩して、表現力には余裕が感じられる。

ストーリーはイラスティ・ガールを中心に展開されていく。このあたりも、14年の間に女性の地位が向上してきたことを反映しているのかもしれない。

ディズニー、ピクサーの作品なので嫌味がなく、安定感と安心感が半端ない。二作目ということもあって子供達にもかなり光が当てられていて、どんな世代が観ても楽しめるはず。

個人的な見所はヴァイオレットだった。

ピクサーの次の作品は来年のトイ・ストーリー4なので今年はこの作品だけになるが、すごく面白いとはいえ、やや無難な仕上がりになっていて、前作や「リメンバー・ミー」には及ばない感じで、アカデミー賞は難しいかもしれない。なお、第1作のラストシーンから引き継ぐ形で始まるので、前作を見ていない人は事前に予習しておくことをお勧めする。前作はとてもよくできているので、レンタルする価値はある。僕なんか、本作と抱き合わせでBlu-rayが出たら買おうかと思っているぐらいだ。

評価は☆2つ半。