2018年08月03日

CITI OPEN 2018 2

今日は大坂なおみ選手と錦織圭選手が揃って出場ということで、夜ご飯を食べてから観戦にでかけた。ネットで試合進行について調べておいて、試合開始の30分前程度に到着すれば良いので、とても便利である。

最初に観たのは大坂なおみ選手の試合。




この試合は相変わらず試合の入りがうまくない大坂なおみ選手があっという間にファーストセットを奪われる苦しい展開。相手のリネッテ選手は体格的にきゃしゃなのにも関わらず、大坂選手の力強いショットを粘り強く拾って、その勢いをカウンターのように返していくスタイル。すごいサーブがあるわけでもないのだが、堅実だ。メンタルに弱点を抱えている大坂選手のムラのあるプレイのすきをついて、ポイントを重ねていく。

最初に試合の流れが変わったのは、セカンドセットの第7ゲーム。理由はわからないけれど、突然流れが良くなった。勢いそのままに、このセットをキープして1セットオールにした。

これで波に乗るかと思ったのだが、そうは問屋が卸さない。勝負の第三セットは3−3までいい勝負だったのだが、0−40からブレイクしそこなって精神的に切れてしまったようだ。全く粘れるところがないままに、そのままファイナル・セットを落として負けてしまった。右足のふくらはぎに故障を抱えていたようだが、もうちょっとメンタルが安定しないと難しいだろう。

ちなみに、スタンドからはバインコーチを中心に、5、6人のサポート・メンバーたちが時には立ち上がって応援していたのだが、その声は届かなかったようだ。次からは、一般の観客たちも彼らに混じって応援し、大坂選手の気持ちを支えてあげる必要があるのかもしれない。

続いて観戦したのは錦織選手の試合。この試合はメインスタジアムだったので、大坂選手のようにすぐそばから観戦することはできなかったのだが、去年同様、とても良い席から観戦することができた。




大坂選手の試合を観てからだったので、ファースト・セットのタイブレイクからの観戦だったのだが、錦織選手のプレイは圧倒的で、不安定なところがほとんど見受けられなかった。肘など、故障を抱えている体に問題がないなら、明日のズベレフ戦もいい試合になるに違いない。

試合後のインタビューも、表情は明るかった。




エミレーツのキャップにサインしてもらった。




サインをもらった時点で深夜の1時。スタートが遅かったので、帰宅も遅くなったのだが、シャトルバスが深夜まで運行しているおかげで、タダで家まで帰ることができた。