2018年08月20日

米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その5 医療

米国の医療費は全般的に高額。我が家のHoltby隊員は生後一週間の時期に新生児黄疸と診断されて、新生児ICUに4日間入院したのだが、その時の請求額は約700万円だった。

あるいは、かかりつけ医を作っておいた方が良いと考えて、近所の診療所に行ったのだが、約30分の問診と雑談で、請求額は約5万円だった。

ちょっとしたことでも高額な医療費を請求されるのだが、保険に入っていれば支払額は激減する。上述の新生児ICUへの患者負担は0円。請求書だけ送られてくるが、実際の支払いは保険会社が全て担当する。

健康保険がきちんと整備されていなかったのが米国で、貧乏人は怪我をしても、病気になっても、医療を受けられなかった。そこに手をつけたのがオバマ。しかし、このオバマ・ケアの導入で中流階級の保険料が激増した。「トランプが馬鹿なのはみんな知っているが、とにかくオバマ・ケアでの負担増が家計を圧迫して迷惑なので、トランプ支持」という人が結構いるらしい。

がんなどの重篤な疾病に関する先端医療は、米国の方がやりやすいようだ。実験的な医療も、手続きさえクリアできればテストできる。従来の医療では手の施しようがない患者でも、一か八かの治療を受けることができる可能性がある。