現代的アレンジ「検討に値する」 教育勅語巡り文科相
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36054490T01C18A0CC1000/
「勅語」(天皇が国民に対して発する意思表示の言葉)をアレンジして意味があるのか、という問題はあるのだが、ともあれバカに任せておくとろくなことにならないので、個人的にアレンジしてみた。いうまでもなく、これは天皇ではなく、僕の言葉。
私が思うに、日本が国として成立したのははるか昔のことで、代々築かれてきた文化は他国と比較してなんら遜色がありません。国民はこれからも、個人、特に自分で権利を主張できない子供たちの権利に十分配慮し、国民一人一人がその個性や多様性を尊重し、自由で平和な国家を維持していくことが望ましいです。そして、教育の根源もまたそこにあります。
日本国民は、子供の面倒を良く見て、兄弟、夫婦、パートナーといえども一人の人間として十分尊重し、友達とも時にはきちんと議論し、他人には不要な迷惑をかけず、文書の改ざんなどの不正義を行わず、弱者には博愛の手を差し伸べ、学問の機会を平等に与え、性別・身分・年齢・職業・人種・思想・容姿などで差別せず、自由に勤労し、政治を他人任せにせず、見識を深め、自身の能力向上に努め、憲法を重んじ、正当に成立した法律にしたがう必要があります。そして、もし危急の事態が生じたら、自らと他者の命を大切にし、正義心からの勇気をもって平和の維持のための知恵を絞り、それによって、日本の平和を維持しなさい。これらのことは、単に国民の皆さんが善良であるだけでなく、国際社会において名誉ある地位を占めることに資するはずです。
このような道は、現代までの長い人類の歴史の上に残された教訓であり、国民がともに守っていかねばならないことで、世界中の国々にも根気よく提示し続けていかなくてはならない、近代文明社会における行動規範です。私は、国民の皆さんとともにこの教えを銘記して守り、一致して立派に行動してゆくことを切に願っております。
なるほど、法律を守る、憲法を尊重するの2つは確かに普遍的である。