2019年01月09日

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ

マイケル・ムーアが米軍に代わって世界を侵略していくという触れ込みで、侵略にいく先々で米国から見ると驚きの現実を目の当たりにするのだが、それらは実は・・・という内容。

行き先は主にヨーロッパ諸国なのだが、「なんで日本がないの?」といわれると答えは簡単で、日本は米国とほぼ同じ立ち位置で、マイケルが侵略に来る意味がないからだった。

それぞれの国のいいところにスポットライトを当てているので、負の部分には目をつぶっているのだが、そこがノンフィクション映画の良いところでもある。

米国人を啓蒙する目的で作られた映画だが、そのまま日本人にも役に立つ。ただ、この映画で取り上げられたことの起源は、すべて日本には関係がないことが残念である。

少々雑に作った感は拭えないのだが、十分に楽しめる内容で、ためにもなった。評価は☆2つ。