2019年01月18日

永い言い訳

西川美和が自身の原作小説をもとに制作した映画。

わかりやすいダメ夫である本木雅弘の、喪失と再生の物語。西川監督にしては珍しく子役が活躍する。是枝監督の影響かもしれない。

西川カラーが良く出ていて、さすがである。原作はまだ読んでないが、原作者が自分で映画にする時、どういうところを削って、どういうところで演出しているのか、興味深い。

深津絵里、黒木華といった良い役者を、すごく贅沢に使っている。

今時のスマホは一度電池切れしたら二度と回復しない気もするのだが、ま、細かいことは良いかな。

評価は☆2つ半。