キヤノンとニコンがふるわないというニュース。
キヤノン、ニコンともに惨敗のフルサイズ戦争この1年
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-00146544-bcn-sci
僕はD850ユーザーだけど、このカメラを買ったのは、機能的にほぼ完成したと考えたから。ずっと買い時を探っていて、よし、今だ、と思って買った。その判断は大きく間違ってはいなかったと思う。
今はミラーレスに変更していく人がそこそこいるので、レンズが中古市場に出てくるようになっている。大きさが気にならなければ、レフ機ユーザーにはありがたい状況だ。僕も状態が良さそうなレンズを二本、中古で購入して使っている。
現在、コンデジはRICOH GR、他はiPhoneを使っているが、これらのラインナップでこれといった不自由は感じない。
日本のデジカメ市場が縮小している一番の原因は人口減と景気沈滞で、これはカメラメーカーには対応が難しい。キヤノン、ニコンの両社は、日本の市場は飽和したと思って諦めて、海外の新興国市場を開拓するしかないのではないか。そして、その場合には、主戦場はミラーレスになるはず。
国内にレフ機ユーザーを大量に抱えていたキヤノン、ニコンの対応の遅れは必然でもあり、苦しい状況は続くと思われる。それは、サンスイ、パイオニア、オンキヨーといったオーディオメーカーの苦境、あるいは今後一層苦しくなると思われるカーナビメーカーと同じだろう。キヤノンやニコンの優秀な技術者は、ソニーへ転職するのが早道かもしれない。