2022年01月16日

所沢航空発祥記念館

朝霞に住んでいたときはすぐ近所だったのに一度も来ることがなかった。遠くになると気になるもので、今日は2時間近くかけて来てみた。何しろ、日本で最初に動力飛行したアンリ・ファルマン機の現物が2月まで展示されているのである。

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狭い空間に頑張って詰め込んだところが好感。

そして、これがアンリ・ファルマン。

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この飛行機、自衛隊の持ち物で、合計三年間、航空発祥記念館がレンタルしていたらしい。で、永久にここで展示されているのかと思ったら、今年度で返せと。それで、来月末までの展示。で、来年度以降は航空自衛隊の倉庫に置かれて、年に数回の公開日にだけ、一般公開されるのだと思う。映画「レイダース 失われた聖櫃(アーク)」のラストシーンを思い出す。

単なる骨董品で、自衛隊は価値に興味がないし、おそらく機体について調べようともしない。今となっては子供たちに見てもらうぐらいしか使い道がないのに、なぜ労力とお金をかけて自衛隊に運ぶのか、意味がわからない。防衛大臣と文科大臣で相談して、自衛隊が博物館に寄贈すべきなのではないか。

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周辺は広場になっていて、子供たちが大勢遊んでいた。自衛隊に戻すのは、ほとんど何のメリットもないと思う。

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