浜松市がコロナウイルスの感染とワクチン接種の相関についてのデータを公表していた。
新型コロナウイルス感染症 感染者動向
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/emergency/covid-19/index.html
ところが、一番欲しい年代別のワクチン接種回数と症状の相関についての表がなかったので、生データを利用して表を作ってみた。生データを見てもわかりにくいので、接種の状況別に症状が出ている状況の割合も計算してみた。
少々悩ましいのは無症状と軽症の動向なのだが、ワクチンの主旨は「感染しても軽症で済む可能性がアップする」というものなので、中等症と重症についてのみ注目してみる。
すると、全ての年代で、未接種の層において中等症、重症になる確率が一番高いことがわかる。
サンプル数が不十分で精度が高いとは言えない検討だが、今のところ三回のワクチン接種は50代以上において重症化予防の効果が見込めるようだ。