前作同様、大したストーリーはないのだが、音楽と映像でぐいぐい引っ張っていってしまう。こういう映画はなかなか日本ではお目にかかることがない。
まず、冒頭。「マッハって英語ではマックって発音するんだ」という意味以外に何があるのだろう、何もないと言いたくなるようなシークエンスなのだが、どういうわけかそれが面白くて「手に汗握る」というやつなので困る。
以後も、「このバーのおばさんは誰?」と思う間もなくクライマックスの攻撃シーンになってしまう。
「マイケルジャクソンの歌って、内容は全然大したことないよね」というのと同じで、この作品も内容は全然大したことないのだが、こういうのも立派なエンターテインメントだよなぁと再認識させてくれる。
これは観ても全く損ではない。評価は☆2つ半。僕ならウルトラマンよりこっちの方が高評価。
しかし、トムは全く年齢を感じさせない。すごい。来年公開予定のMIの次作も楽しみだ。