2022年07月29日

引越し業者に関するメモ

引っ越しにあたり、ネットで評判を調べて、最終的にサカイとアートに絞って見積もりを取った。両社は僕がアイミツを取っていることを知っている。サカイは訪問しての見積もり、アートはスマホのカメラを利用しての遠隔見積もり。

先に作業したのはアート。20分ほどで終了して、結果は後日とのことだった。

数時間後にサカイ。いきなり米5キロをいただいた。日本人には効果的な営業手法かもしれないが、生憎僕はすぐ忘れる。以後は引越し荷物の調査の前に営業トーク。「弊社は取り扱い数が日本一」「事故の少なさも日本一」とのこと。さらに紙を取り出して、A社とサカイの車両数及び作業員の数について説明があったのだけど、要はA社は車両数に比較して人員が多いということだった。結論はA社はバイトが多くて信用できないというもの。逆だと思うしバイトだってきちんと訓練されていれば問題ないと思ったけれど、早く見積もりして欲しいので適当に聞き流しておいた。内容のチェックが始まるとすぐに「有機ELのテレビを運べるのはサカイだけ」という名言が飛び出したので、こちらは忘れないように心のノートにメモ。「これは見せてはいけない数字です。クビになるので会社には絶対に言わないでください」という言葉の後に見積もりに関する数字を見せてくれたのだけど、そんな紙を軽々に外に持ち出させる会社も会社だし、営業マンも口が軽くて信用できないと感じた。こういう言葉に惑わされる人が多いのだろうか。最後に「今決めていただければこれだけ安くできます」という営業トークまで出てきたけれど、「アートの数字を見てから決める」と断った。

見積もりの数字を見る前にほぼアートに決めていたけれど、一応数字を見てみたら当然のようにアートが安い。サカイは営業マンに賃金を払っているのだから当たり前。

実際の引っ越しにあたり有機ELを運ぶ段階でアートのお兄さんにサカイの営業マンが「有機ELを運べるのはウチだけ」と言っていた旨伝えると、それでは引っ越し屋は成り立たないとのこと。確かに。事前にテレビの機種名を伝えておいたら、それに適合するケースを持ってきていた。「これがあるのはウチだけかも?」とのこと。有機ELも無事梱包された。引っ越しは事故なく無事終了。アートのお兄さんたちはとても有能だったので、ペットボトルのジュースを一人2本と、新居で冷蔵庫の下に敷くマットを買ってあげた。

最後に見覚えのない米が残った。