2004年05月08日

ヒトミ

演劇集団キャラメルボックスの「ヒトミ」観劇。

交通事故で首から下が麻痺してしまったピアノ教師と、その恋人、母親、友達、そしてヒトミを治療する医者達の話。

以下、ネタバレのため、追記に書きます。
交通事故で体の自由を奪われたヒトミは、医者から麻痺した体を補助し、再び体を動かすことを可能にする「ハーネス」の話を聞く。ハーネスはまだ実験段階だが、うまくいけばピアノを弾けるようにもなるかもしれない。ヒトミはハーネスを装着する手術を受け、リハビリを開始する。リハビリは好調で、半年後には歩くことも字を書くことも可能となり、医者を驚かす。しかし、ヒトミはなぜか、ピアノにだけは手を触れようとしない。そして、この頃からハーネスは徐々に不具合が発生し始め、とうとうヒトミの体にも影響が出始める。ヒトミの体を気遣った医師たちは一度ハーネスを外すことを決断するが、再び動けなくなってしまうことを告げられたヒトミは病院を抜け出し、初めて弾いた、そして今は幼馴染のもとにあるピアノのもとへ向かう・・・・・

物語は幼馴染の経営するホテルを舞台にして進むのだが、ストーリーに大きなひねりはないものの、舞台を上手に使って病院、ホテルのロビー、海岸を表現しているのが面白い。俳優さんたちははじめてみる人ばかりだったけど、主演の小川江利子さんもなかなか上手に難しい役を演じていたし、他の役者さんたちもお医者さんトリオをはじめ、なかなか良い味を出していた。

それにしても前田さんっていう人はすげぇ足が長かった。のか、長く見えたのかはわかんないんだけど。

ということで、評価は☆二つ半(三つが満点)。って、減点要因は「迫力」がなかったからなんだけど、これは席がずうううううーーーーっと後ろのほうだったからだと思う。

で、最近はメジャーなプロデュース演劇とかが多かったので、久しぶりに長いカーテンコールを見た。やっぱ、こういうのが演劇の良さだよねぇ。遊眠社の時も、楽日の小道具投げとか、楽しみだったもんね。そこでのはなしに「新神戸オリエンタル劇場は席が余ってます。3階まであるんだけど、『1階だけで十分じゃん!』って状態です。知り合いが向こうにいたら、是非声をかけてください」ってのがあった。このページを見た関西のあなた、面白いですよ、4800円のもとは間違いなく取れます。チケット、まだあるみたいですよ!どうですか????(2004・5・22〜30です)

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この記事へのコメント
はじめまして、トラックバックありがとうございました
わたしのとこのエントリはヒトミの舞台のことについて全然書いてなくて意味不明だったと思うのですが…すみません。
やっぱり生の舞台みにいくのってとってもたのしいですよね!
Posted by kanana at 2004年05月10日 23:26
はじめまして(^^
僕はスパイラル・ライフ、聞いたことないんです(;_;)
聞いていたら、もっと楽しめたんでしょうね。
でも、面白かったです。また行こうと思います。

余談ですが、マリノスサポです。すいません・・・・。
Posted by 魔人ブウ* at 2004年05月11日 00:19
しーなっくすのしーなです。
こちらの記事も、TBありがとうございます〜。
私のは、ほとんど感想のみで、わけわかんない記事ですけれどーー;

スパイラルライフ、私もよく知らないんですが、
楽しめました。ヒトミ。
初演verも結構好きなんですけど、今回のもよかったです。
神戸はだいたい席に余裕が・・・って話が出るんですよねぇ・・・^^;
Posted by しーな at 2004年07月03日 13:31
あはは、古いエントリーから古いエントリーへのTBでした。
色々読んでいたら、同じテーマのものがあったので(^^
Posted by ブウ* at 2004年07月03日 13:58