1999年12月31日

バトルロワイアル

「5分後の世界」@村上龍で規定されていたような、日本っぽい、架空ファシズム国の中学生が40人以上で殺し合いをする、というもの。時々「これは悪のりしてるなぁ」っていうのがあるけど、一気に読ませる迫力はある。ただ、かなり好き嫌いが分かれると思う。ざーっと読んだ後の感触は僕はあんまり好きではない。


バトル・ロワイアル―Pulp fiction
ファシズムに対する批判的文章の中に、今の日本が抱える問題点を指摘する文章を交える、なんていうことも行っているが、それらはかなり軽いタッチで、あまり印象に残るものではない。☆1つ半。

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