2000年05月05日

陰陽師飛天ノ巻

夢枕獏の「陰陽師飛天ノ巻」読了。前巻同様、安部晴明と、源博雅の冒険話である。

陰陽師 (飛天ノ巻)
7つの話からなる短編集だが、個人的なお薦めは4つめの「露と答へて」。でも、他の話もどれもクォリティが高く、楽しめると思う。

ほとんどの話が例によって岡野玲子氏によって漫画化されているので、まずはそちらを読んでみると良いと思う。マンガを読んでから小説を読むと一層イメージがわくし、その後でもう一度マンガを読むと、それはそれでただマンガを読むだけでは読みとれない部分が明らかになると思う。

ということで、全巻を通じて評価は前巻同様☆☆半。

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