2004年08月17日

アテネオリンピック柔道女子63キロ級

世界で一番早いブログ中継シリーズ(競技終了3秒以内に配信)。

今日は男子が早々に敗退してしまったので、谷本の試合に集中できる。
順調に一本勝ちを重ねて準決勝に駒を進めた谷本。相手は世界チャンピオン、クルコウェル。まず開始15秒で内股で有効。これで試合は有利に運べるはず。相手も内股や足技で倒しに来る。かなり力が強そう。

開始1分20秒には強引な釣り込み腰。技ありをとったところでクルコウェル、タップして降参。右肘をついてしまい、靭帯を痛めた感じ。柔道でこういう結末というのも珍しい。

ここまで短時間で勝ち上がっており、全然息が乱れていない。強いぞ。

ところで、決勝の前にあった男子81キロ級の敗者復活戦、銅メダルをかけた戦いで前の試合で肘を負傷したノソフ、当然棄権かと思ったのに畳の上に登場、解説者もびっくり。そして、試合。片手なのでまったく技をかけられない。巴投げなどの捨て身技か、足払いといった足技をタイミングよくかけるしかないという状況。どうしても技が出ないので指導を受け、やはりダメか、という状態から渾身の投げわざ。一本かと思ったが、技あり。ここからの2分強が凄かった。途中かけ逃げで注意を受け、このままでは警告をもらいかねないという状況。片手が全く使えないというのに前に出る。到底我慢しきれないと思われた2分を耐え切って、銅メダル獲得。凄いなぁ。

さて、女子決勝。体格差が大きい。開始20秒には背負い投げに入るが相手にこらえられてしまう。しかし、相手がでかいのでこの手の技は有効だろう。といっているそばから、開始一分後に強引な一本背負い投げで技あり。そしてそのまま横四方に押さえ込んで一本。うーーーん、背負い投げにこだわってるあたり、古賀師匠ゆずりだねぇ。おめでとーーー。

この記事へのトラックバックURL