2004年08月23日

中欧日記7 ウィーンその2

2306チケットを購入した後シュテファン大聖堂まで徒歩。この間、王家の納骨堂であるカプツィーナ教会を見学、ケルントナー通りに戻り、シュテファン大聖堂に到着。もちの論で世界遺産。

ここも例によってでかいのだが、天井の高さはプラハほどではない感じ。そして例によって工事中だ。どうもここらへんの国の人々はこの手の建物が工事中だろうが補修中だろうが意に介さないらしい。なんだか慣れてきた。さすが中欧だ、ウィーンを象徴する大聖堂が観光シーズンに改修していて景観を損ねていても、何ともないぜ!

内部は高さは「すげぇ」ってほどでもないのだが、なんと言っても広い。そして観光客もたくさん。本来はお祈りすべきところで地図を広げている人たちも多数。ゴシック名物のステンドグラスはそれほどでもなかったのだが、彫刻や絵画は満載である。2307

そして、ここででかいのは塔だ。馬鹿となんとかは高いところが好きというが、ここはやはり登らないわけにはいかない。塔に登る費用は3ユーロ。安いじゃんか。ということで、お金を払って階段へ。

ところがこの階段が難物。段数は350段ぐらいらしいが、とにかく70メートルぐらいの高さまで非常に狭い螺旋階段をただただ登らなくてはならない。景色らしい景色もなく、暗い階段を登るのはなかなかつらい。どこにも今何段と書かれていないので、いつ果てるともない山登りを続けるようなもの。ようやく到着かと思ったら、そこはまだ一歩手前のところだった。そこからさらにもうひと頑張りしてようやく目的地へ。

2308さて、この目的地、4方向ある窓のうち、3つまでが工事の鉄筋越し。唯一鉄筋が目に入らない窓も小さく、眺めもイマイチ。折角登ったのでそれほど見所のない風景を写真に収めておいた。それにしても、これだけ苦労してこの眺望というのはさすがに3ユーロ。

2309ちょっと涼んでから塔を降りたのだが、この下りがまたなかなかに大変。登りより下りの方が膝にくる。ようやく地上に出たときには膝が笑っていた。

シュテファン大聖堂を出て今度はグラーベン通りを進む。

この通りには見所が満載である。ハースハウス、アンカーハウス、ペスト記念碑、紳士宝飾店クニーシェ、シュリン宝石店兇覆匹粒絞造澆鮓学。

2310ちなみにハースハウスはシュテファン大聖堂のすぐ向かい、ケルントナー通りとグラーベン通りが交差するところにある建築物。コラージュ風に構成されていて、湾曲するファサード、シリンダー状に突出する塔などが斬新。窓にはシュテファン大聖堂が映りこんでいる。

グラーベン通りのカルティエのある角を左折してコールマルクト通りに入り、シュリン宝石店機▲フェ・デーメル、レッティ蝋燭店、ロースハウスなどをチェック。

2311レッティ蝋燭店は戦後ウィーンが輩出した世界的建築家、ハンス・ホラインの最初の実作。アルミニウムのファサードに鍵穴のような開口部。

狭い入口を通り抜けると鏡張りの店内が無限の広がりを演出しているらしいのだが、今回は外から見ただけ。なぜかというと、今は蝋燭屋さんじゃなくて、宝石屋さんなのだ。どんなものを買わされるか分かったものではないので、古人の教えに習い、あやうきに近寄らず、である。それにしても、この記念碑的な建築物に色々文字を書き込んでしまって平気でいるところがさすがウィーンという感じである。

ミヒャエル広場に出て、ミヒャエル教会を見てからいよいよ王宮へ。

2312王宮でまず見たのはシッシィ・ミュージアム。人気の高いエリザベートの博物館である。一階は王宮で使っていた食器が本当に山ほど展示されている。日本の伊万里やら何やらもたくさんあった。きっと値段をつけたらとんでもないことになるに違いない。二階はシッシィの肖像画やら、使っていた部屋やら、果ては暗殺されたときに使用された凶器までが展示されている。ここ、最初は侮っていたのだが、入ってみたらすごい量の展示物。おかげでかなり時間を食ってしまった。しかし、それにしてもシッシィは美人である。

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