2004年08月23日

中欧日記8 ウィーンその3

2313シッシィ・ミュージアムを出て、王宮の中庭を抜けてヨーゼフ広場へ。

広場で写真を撮った後に今度は王立図書館へ。到着したのは15:50だったが、なんと16時で閉館とのこと。慌ててお金を払って入館。


2314この図書館、世界で最も美しい図書館と言われているが、まったくその名に恥じないもの。

ウィーンの教会と一緒で内部が広々としているので、本を収納する壁が少なく、機能的にはどうかと思う部分もあるのだが、王立図書館なんだから機能よりもまずは優雅さ優先だろう。細長い長方形の中央に楕円形のホールがあり、そこには皇帝カール6世の立像が置かれている。ホールの上はドームになっており、天井画が描かれている。壁にしても本棚にしても天井にしても見所満載で、本を見に行くところなのか建物を見に行くところなのかわからなくなってしまいそうである。

ここで例によってイクシーデジタルの電池切れ。全く体力不足なんだからなぁ。>イクシーデジタル

2315図書館を一通り見た後、再び王宮の北側に戻り、そこから英雄広場へ。

英雄広場でカール大公像、オイゲン公像、新王宮などの写真を撮った後、そのままブルク門を抜けてマリア・テレジア広場へ。もう、見所多すぎて死にそう。マリア・テレジア広場では自然史博物館、美術史博物館の外観の写真を撮影し、それから王宮庭園へ。

2316王宮庭園ではモーツァルト像があるのでここで記念撮影。ウィーンといえばヨハン・シュトラウスなわけだが、ヨハンの像は王宮庭園ではなく市立公園にある。モーツァルト像の手前の花壇には花でト音記号が描かれている。

その先にはゲーテ像もあるってことだったんだけど、ゲーテには特に愛着がないので、ここで再びブルク門へ引き返し、さらにその先のフォルクス庭園へ。

フォルクス庭園のお目当てはシッシィ像。ところがこのありかがさっぱりわからない。それで、散歩しているお兄さんに尋ねたら、「あぁ、あっちだよ」と親切に教えてくれた。それにしてもこの国の人たちは子供から大人まで、みんな英語が完璧。普段はドイツ語喋ってるんじゃないの?

2317お兄さんに言われたとおりに進むとこの国の像の中では比較的こぢんまりとした石像に行き当たった。ここで再び記念撮影。

王宮周辺、これでようやくめぼしいところをチェック完了。しかしまだまだ道半ばである。これから行かなくてはならないのがモーツァルトのお墓。やはり王宮庭園の像ぐらいで納得してはいられない。

「一週間ぐらいステイしていないなら利用はお勧めできない」などと言われてしまったトラムを利用。確かにどこをどう走っているのかわかり難い。そもそも、地元の人間ですら良くわかっていないのだから仕方ない。ということで、さっき昼ごはんのときに教えてもらったルートでアクセス。まず2番トラムに乗車。ちょっといったところで71番トラムに乗り換え。7つめの駅で下車したのは良いのだが、こんどはここからの行き方がわからない。道を歩いているおじさんに声をかけて質問したところ、「やー、ごめん、僕は知らない」と言われてしまった。マイナーな場所なのかなぁ。仕方がないのでちょっとぷらぷらしていたらバス乗り場を発見。バス乗り場というか、発着場のようだ。ここで発車の準備をしているバスの運転手さんをつかまえて「どう行ったら良いの?」と質問したところ、親切に「ここをまっすぐ行け。10分か15分ぐらいで右側にある」と教えてくれた。

2318言われたとおりに歩いていくと、人通りがどんどんなくなってきて、すっかり閑散としてきた。その道をまっすぐ行くと、やや下り坂になり、右側に小さな建物を発見。あぁ、これかぁ、と思って様子を伺うと、「モーツァルトの墓はこちら」と小さく書いてある。ビンゴ。しかしこの墓地、人気はないけど結構広い。入口付近にあった地図でモーツァルトの墓の場所を確認した後、丘を登っていく。人気が全くない。みんな、こんなところには来ないんだろうか。いや、しかし折角オーストリアまで来たのだから、モーツァルトの墓参りは必須だ。丘を8分目ぐらいまで登ったところに再び「モーツァルトの墓はこちら」と看板。到着。墓は思ったより小さかった。観光客もここまでは足を伸ばさないのか、墓地全体でも2人しか人がいない。

墓で記念撮影をしたあと、来た道を戻る。途中、左側にスーパーマーケットがあったので、ここでお茶と水を購入。このお茶がみょうちくりんなお茶で、「グリーン・ティ」と書いてあるのに全然緑茶じゃない。ドクターペッパーみたいな甘い飲み物で、かなり気持ち悪い。水は水でガス抜きをチェックしなかったため、炭酸水。まずーーーーい。

ゲロマズの飲み物を口にしつつ、さっきのトラム乗り場に戻り、再び71番トラムに乗車。切符を買おうと思ったら細かいお金がなかったので、運転手に両替を頼むと「後ろにあるよ」とのおことば。ところが先頭車両から一番後ろまで探したけど両替機が見当たらない。やれやれ、これじゃ切符が買えないよ、と思っていたら、親切なお兄さんが両替してくれた。ありがとう。

2319トラムを乗り継いでたどり着いたのはカールスプラッツ駅。ここは昼ごはんを食べたところ。スタートに戻ったわけだ。カールスプラッツではカフェ・ムゼウム・ウィーンを見て、それからセセッションを見物。セセッションとは、ウィーン分離派館という名前で紹介されているが、1897年に設立された芸術家集団「分離派」の拠点。球や直方体などの立体幾何学形態に月桂樹やフクロウなどを組み合わせている。ウィーンでは「黄金のキャベツ」と呼ばれているらしい。

2320セセッションを見た後、夜ご飯に。ここまでどうも似たようなものばかり食べてきたので、たまには違うものが食べたい。イタリアンかなぁ、中華かなぁ、と思いながら道を歩いていたら、なんとうちのタカちゃん(1歳、3万キロ強)と全く同じゼットを発見。嬉しくなって写真撮影。運転手に親指を立てて「グッジョブ」を表現したが、多分彼は何のことかわからなかったに違いない。こんなことならサンセットオレンジゼットオーナーの名刺を作っておけば良かった。

さて、色々見て歩いていたら、タカちゃんの妹発見の興奮も覚めないうちにタイ料理屋「サイアム」を発見。素晴らしい。しかし、そのほぼ向かいには日本料理の店も発見。どっちにするか非常に迷ったが、とりあえず日本料理屋へ。店の前のメニューを見ると、「鰻丼、サラダ、お椀、コーヒーつき」などと書かれていて、「サラダ」「コーヒー」はちょっとどうよ、と思い、タイ料理屋に決定。お店ではカレー、チャーハン、エビ団子あたりを注文。ビールはシンハーももちろんあったのだが、折角オーストリアにいるので地元のビールを注文。チャーハンもカレーもそれなりに美味しくて超満足。

2321おなかが一杯になったので、そこから歩いてすぐの楽友協会へ。ウィーンフィルの本拠地である。ようやくコンサートまで行き着いた。長い一日だった。

コンサートホールは金ぴかでアマデウスにでてきたところみたい。観光客相手のコンサートなのにほとんど満員。さすが観光都市だ。これを毎日やっているっていうんだから凄い。

コンサートの予定曲は全部モーツァルト。フルート協奏曲、フィガロの結婚、交響曲40番など、美味しそうなところをちょろちょろっとピックアップして合計2時間という構成。

2322最前列にはつばが飛んできていたようだけど、2列目は大丈夫だった。音が馬鹿でかいのかと思ったけど、そんなこともない。最前列のつもりになってステレオのボリュームを上げてクラシックを聴くのはちょっと間違っていることが判明。

コンサートのアンコールでは美しく青きドナウとラデツキー行進曲を演奏。観客は大盛り上がり。みんな大満足で帰宅。

僕は地下鉄に乗ってカールスプラッツからフォルクステアトルで乗り換えてウィーン西駅へ。西駅ではネットカフェによってオリンピックの結果をチェック。

2323それからシッシィの像の写真を撮ってホテルへ戻った。時間は12時前。疲れたのですぐ寝る。

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オーストリア: ウィーンからリンツへ【Blog by Kazu】at 2004年11月12日 08:09