2004年05月28日

樒/榁(しきみ/むろ)

殊能将之の石動偽作シリーズ。まぁ、小品。

殊能氏は「ハサミ男」だけまじめに書いたようだが、それ以降の作品は本格ミステリーを皮肉ったり、パロったり、そんな作品ばかりを書いている。この本もその一つといって良いのかな。作者の言葉として「温泉旅行に行きたかったので書きました」っていうのがあったけど、本当にそれだけなんじゃないか。

ま、面白いといえば面白いが、石動偽作シリーズを全部読んでないと面白くないと思う。しかも、全部読んでいて、さらにそのディテールを忘れちゃってる人ね。「あれ?そういえば、水城って、○だったっけ?」ってレベルの人。(→僕)そういう人は、最初からセリフを読み直してにやにやできる。☆ひとつ。

樒・榁

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現在発売している殊能将之の書く石動戯作(いするぎぎさく)シリーズを読み終えた。 「美濃牛」「黒い仏」「鏡の中は日曜日」「樒/榁」(しきみ/むろ)の4作品だ。 この4作品すべて探偵は同じなのだがタッチがそれぞれかなり異なっている。 1作目「美濃牛」では堂々と本.
石動戯作【ほぼ日刊井関雑記】at 2004年05月30日 18:00
殊能将之というミステリ作家がいます。この作家の第三作目の「黒い仏」という小説を、遅ればせながら読みました。そしたら、ビックリ。まさかミステリを読んでいて、ジューダス・プリーストの「ジョニー・B・グッド」って全然ノレないよね、って主旨のセリフを目にすること
殊能将之(ハサミ男、美濃牛、黒い仏)について【キャラメルママBlog 〜映画、音楽、書籍、ニュースetc】at 2004年06月19日 18:51