2004年06月03日

強行採決

小泉内閣が参議院厚生労働委員会で年金制度改革法案を強行採決。

まぁ、そういうことが可能な制度なんだから仕方ないけど、こういうことが普通に許されちゃうのが民主主義の怖いところ。強行採決なんかしなくてもどうせ本会議採決で可決・成立するはずで、わざわざ質疑打ち切りの緊急動議を提出するのは、示威行為にしか見えないのだが。「何に怯えてるの?」って感じ。

しかし、国民の多くが納得していない法案が賛成多数で通過する民主主義って、凄いなぁ。要するに、もっと生活に密着していて、有権者がすぐにイメージできること、例えば消費税減税とか、所得税減税みたいなことをフラッグにしておいて民意を得ておけば、その陰で色々な法案を通せちゃうことになる。

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 昨日私が書いた記事にトラバしてくれたあざらしサラダさんの記事を読んで、感じたことを少し書きます。  まず、私が昨日書いた記事に(怒)マークをつけたのは、強行採決をした、ということよりも、自民も民主も選挙しか視野に入っていない、ということに腹が立ったか
強行採決に思うこと【ビリヤード&サッカー&ニュースコラム】at 2004年06月04日 12:51
●前回の記事◆質問を残したまま強行採決?(あざらしサラダ:6月3日)に対して、多くの方から記事をTBして頂いた。年金問題ではこのブログでも何度となく「廃案にして一から出直すべき」と主張してきたが、どうやら年金関連法案は、今日にも強行成立する様相である。
☆いよいよ年金法案が強行成立か?【あざらしサラダ】at 2004年06月05日 01:06
この記事へのコメント
実際に、小泉内閣発足してから陰で着々と法案の改正が行われている。
怖い世の中だ。

平和が一番とか言っている人に限って、”戦争ウェルカム小泉”率いる自民党に
投票しちゃったりするんだろうな。
本当に怖い世の中だ。
Posted by 小林@りば○す at 2004年06月06日 07:21
今の国政、タカ派が多いからね。小泉、石破、安倍あたりが筆頭だけど。福田のような穏健派がいなくなっていくのを見ていると、着々と強硬派路線を進んでいるんだなぁって感じる。

国政じゃないけど、有名政治家の中で一番のタカ派は石原慎太郎なわけで、「石原裕次郎のお兄さんだから」「小説を読んだ事があるから」ぐらいの理由で投票している人がいたら怖い話。まぁ、石原慎太郎の主義主張を分かった上で投票しているなら勝手だけど。
Posted by 魔人ブウ* at 2004年06月06日 09:42