2004年10月12日

エイプリルの七面鳥

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J-WAVEのBOOM TOWNの試写会プレゼントに応募したら当ったので、喜んで見てきました。この、安田ホールは、スクリーンがあんまり大きくなくて、しかもちょっと奥にあるから、前の方で観ても苦にならないんだけど、多くの人はそのことを知らないから前を避けちゃう。ということで、前から5列目ぐらいの特等席で観ました。以下、公開前なので超ネタバレ注意。

ストーリーは、ガンでもう先が長くない母親のために、娘(エイプリル)が母親の好物の七面鳥を焼いてあげる、というもの。この娘、非常に出来が悪かったようで、母親からはすっかり目の敵にされてしまっていたよう。それでも最後に思い出を作ろうと思ったのか、はるばるニューヨークまで出かけていくのである。

映画は、母親、父親、弟、妹、そして母方の祖母の5人が車でニューヨークに行く行程と、エイプリルが母親のために慣れない料理をする場面の二つが交互に進んでいく。両方とも、シニカルな笑いがちりばめられていて飽きさせないのだが、その中にも母娘のぎくしゃくした関係と、母親の容態の悪さを表現していく。ラスト前、これで話がおじゃんになるかと思ったところで、ちょっとしたきっかけで一気に好転。ラストはところどころに伏線として盛り込まれていた映像表現で締めくくられる。その表現自体はやや異なるのだが、ニュー・シネマ・パラダイスのような構成だった。

結構楽しめた。こういう、家庭の長年にわたる不幸の積み重ねが、ちょっとしたことによって解消してしまう、水に流されてしまう、というのが。そういうこともあるよね、みたいな。家族のありがたみというか。あと、中国人は偉いな、と。そうそう、無駄に長くないっていうのも良かった。80分ぐらい。

学校占拠とか、もっと不幸な現実もあるんだけどね、それはそれとして。

ところでこの映画、中国人を含め、カラードはほとんどが良いひと。そして、ホワイトは結構変な奴や嫌な奴が多い。ちょっと逆差別みたいなものも感じないではない。まぁ、良いんだけど。

小品ではあるけれど、面白かったので☆3つ。

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