2004年06月11日

名人戦第6局

名人戦が決着。

第6局は明らかに羽生が不出来で、もっと色々粘れる筋があるにもかかわらず淡白に負けた印象である。最も印象に残ったものが二日目の昼ご飯、「天ざるそばの天ぷら抜き」という注文なのがなんとも残念。

4勝2敗で森内竜王が名人位を奪取した。これを受けて、将棋のタイトルは名人・竜王の2大タイトルが森内の手に渡り、王将を含めて都合3冠。将棋界のトップに君臨したことになる。敗れた羽生は王座のみのタイトルとなった。

羽生もこのまま黙っているわけではあるまい。今後数年は森内、羽生、佐藤、谷川の居飛車党を中心にまわっていくことになるだろう。

今回の名人戦のクライマックスとなった第5局のような将棋をまた見せて欲しいものだ。

この記事へのトラックバックURL

この記事へのトラックバック
もう1週間近く前になるが、将棋の名人戦が終わった。挑戦者の森内俊之王将(33)が羽生善治名人(33)を破り、4勝2敗で名人位を奪回。通算2期目の獲得。名人戦史上初めて、失冠(03年)から1年での返り咲きを果たした。これは何を意味するのか。1937年に名人戦が
羽生時代の終焉か、、   第62期将棋名人戦【葛飾鉄筋不健康家族】at 2004年06月20日 23:15