2016年02月11日

黒田バズーカが空砲で総統閣下がお怒りです



2012/2/12追記
この動画は2016/2/11に制作・公開しましたが、2/12になったら株価はさらに1,000円近く下落し15,000円割れ、京都でおっぱいぷるんぷるんした議員は辞意表明と、世の中の動きが早すぎてついていけません(汗)。  

2016年01月22日

日本の大学の病状

文系の大学のことはわからないので、理系の大学を中心に、大学教育について書いてみる。僕は一応日本では優秀と言われている大学で勉強した経験があるのだが、まず言えるのは、東大や東工大ぐらいの大学だと、難しい入試をクリアして入学している学生ばかりなので、みんな普通に勉強ができるということである。だから、教員が当たり前の授業を行っていれば、誰でもそれなりの成果をあげることができる。その中で、その成果をいかに効率的に、かつ大きくすることができるのか、ということが、大学教育に課せられた課題となる。

さて、大学の授業だが、その質は当時全く(多分今もほとんど)制御されていなかった。授業が上手な先生もいれば、下手な先生もいた。僕の感覚では、約9割か、それ以上が下手だったと思う。では、上手い、下手は、どこで分かれるのか。

「しゃべりが上手」というのがまず第一だろう。これは大学よりも、自動車免許の学科の授業のほうが良い例になると思うのだが、なぜなら、教習所の教官たちは「どうやって寝させずに話を聞かせるか」ということに知恵を絞っているからだ。ただただ自動車を運転したい生徒たちは、横断歩道から何メートル以内が駐車禁止なのか、といった情報には全く興味がない。彼らにどうやってその手の情報を叩きこむのか、というのは教える側のノウハウである。この「しゃべりが上手」というのはかなりの部分まで天性のものがあるので、上手なのにこしたことはないのだが、どうしようもないところでもある。今でも口がうまい人はいくらでもいて、彼らは「わかったような気にさせる」のがうまい。わかったような気にさせるのは理解させているわけではないので、良い教師とは言えない。むしろ、悪い教師である。つまり両刃の剣なのだ。なので、このことはあまり深く追求しない。

大学教育において一番大切なのは、「目的を提示する」ということだと思う。僕の学生時代は、これができない先生がほとんどだった。理系の大学の一般教養の数学や物理で教わる内容は、本当につまらないものばかりである。イプシロンデルタがどうとか、行列の固有値がどうとか、文字ばかりが並んでいて、ほとんどの学生にとっては全く面白くない。落ちこぼれが現れるのもこのあたりからである。本来、きちんと勉強することのできる資質を持っている学生を集めているのだから、この程度の場面で落ちこぼれさせてしまうのは実は学生ではなく教員の側に責任がある。東工大ぐらいでも、まともにこの目的設定ができる教師はほとんど見当たらなかった。教える側からすれば、「勉強ができない(=目的設定ができない)のは学生が悪い」ということなんだと思う。確かに、遠い先を見据えて、高い目的意識を持って勉強している学生もわずかにはいたと思う。しかし、それは完全にマイノリティだった。

「なぜイプシロンデルタを理解する必要があるのか」「微積分はなぜ重要なのか」などの目的が見えていなければ、学生たちは勉強する意味を見出すことができない。彼らは、これまで「大学に合格するため」に勉強してきていて、なぜ大学に行くのかといえば「大学に行けば何か良いことがあるはず」といった近視眼的かつ漠然とした目的意識か、あるいは「ノーベル賞を獲りたい」のような根拠のない目的意識でいたはずだが(実際、僕達も「俺は二回獲る」などと話したりしていた)、とにかく「希望の大学に合格する」という目標のために勉強してきた。今までその程度の動機付けで勉強してきたのだから、「大学を卒業する」という目的で難解な授業を理解させることができるかといえば、それは難しい。何しろ、学歴社会の日本では、大学に入った時点でその後はほとんど決まってしまう。最終的には「単位」(=卒業)を餌に勉強させることになるのだが、それは非効率的だし、成果も限定的になる。一番望ましいのは、「勉強することが楽しくて仕方がない」という状況に学生を置くことだ。これができれば、学生は勝手に勉強する。僕の場合は高校生時代は相対論が大好きで色々勉強したおかげで、早慶理科大東工大の物理の入試は全部満点だった(自己採点)し、大学では生命の起源について強い興味を持っていたので、生物関係の成績は非常に良かった。大学の教員が学生に対してやるべきは、彼らの知的好奇心を刺激してやることに尽きる。そのためには目的の明確化が必要なのだ。

僕は合格難易度の低い大学で教えた経験があるのだが、「単位」を目的とした学生に授業することは非常に難しかった。僕が学生たちと相対して最初にやることは、彼らの一義的な目的を「単位」から、「知的好奇心を満たす」ことに修正することだった。人数が大勢になれば、全員に対してこの修正が成功するわけではなかったのだが、そのあたりが教師としての資質なんだと思う。優秀な教師なら、全ての学生の目的を修正できるはずだ。ただ、少なくとも僕の場合は、学生の目的を知的好奇心に修正しようとしたのだが、最初からこれを企図しないとしたら、学生たちの目的はいつまで経っても「単位」のままである。こういう教師は、まともな授業ができないと僕は思う。そして、そういう教師がほとんどだった。なぜなら、彼らの多くは「教師」のプロではなく、「研究」のプロだったからだ。彼らは自分の研究に興味があって、できれば研究ばかりをやっていて、教育はやりたくない、という人種だった。

医学部、歯学部、薬学部などは国家試験に合格するという明確な目標があるので話が変わってくると思うのだが、普通の理学部や工学部では、それぞれの授業で「どうしてこの勉強をしなくてはならないのか」をきちんと明示する必要があると思う。ところが、僕がみてきた限りでは、大学においては授業にしても、実験にしても、そういう動機付けがほとんど存在しなかった。教科書の内容を理解すれば授業は終わり、言われたとおりに実験して数値を取って、過去のレポートを参考にしてレポートを書けば実験は終了。これは教育というよりは単位を配布する(学生から見れば単位を受け取る)ルーチンである。

こうした”作業”は、研究室に所属する学部4年生でも同じだった。言われたとおりに実験して、週に一度は英語で書かれた論文をみんなで読む。これを続けるだけで卒業できてしまう。さらに言えば、大学院の修士課程もほとんど一緒である。実験の手技は身に付けることができるが、それはその研究室を出てしまったら役に立たない。ただ、「二年間我慢して先生の言いなりで労働力を提供した」だけである。知的好奇心の刺激は存在したのだが、その内容はあくまでも教授の興味の範囲に限定されていて、広がりを持たなかった。

もちろん、いつの間にか「捏造しない」とか、「きちんとしたデータが揃うまで頑張る」とか、「仮説→実験計画→実験→考察→検証」とか、科学の基本的なところは叩き込まれるのだけれど、学生を「どこに出しても恥ずかしくない研究者」へ育てるという意識は、教員の中ではそれほど強くはなかったと思う。むしろ、自分の手足となって実験をしてくれることが重要だったし、そのための教育に終始していたと思う。

「博士が余って困った」という話はもう何年も聞いてきたのだが、何のことはない、そこでしか役に立たない研究者を育てているから、使いみちがないのである。修士課程の2年なら根性をつけたで済む(逆にこの根性トレーニングは企業のウケが良いようで、学部卒よりも修士修了の方が格段に就職条件は良い)のだが、これが博士課程を含めた5年となると話は違ってくる。おまけに、博士課程で勉強した分給料は高いとなれば、企業だって採用には躊躇する。その分能力が高いなら話は別なのだが、不幸にして博士課程で身につけた能力の多くは、その研究室か、それに類するところ(つまり、税金から研究費が与えられる組織)でしか役に立たない。つまり、博士が余るのは大学とその教員に責任があるのだ。しかも、そのポストがパーマネントなら、当分改善の余地はない。

ただ、学生は学生で、そういう背景があるのをわかった上で「研究したい」と進学するのだから、その先に貧乏生活が待っていても文句は言えない。博士課程に進学するということは、「大学教授のポストをゲットして、好きな研究を続ける」ために宝くじを買うようなものなのだ。すぐにハズレくじとわかったとしても、なかなか潰しは効かない。

博士課程に進学したら潰しが効かなくなる、ということは僕が学生時代でバブルがはじける直前の1990年ぐらいでも、すでに言われていた。だから、博士課程に進学する人は少なかった。博士課程に進んでしまって、実際に潰しが効かなくなっても、「ほらね?」、つまり自業自得で終了だった。研究費が潤沢だった当時ですらそうだったのだから、今はもっと厳しいはずだ。では、そういう博士課程の学生の厳しい状況は改善の余地がないのだろうか?

恐らく、状況を変えるには、大学のカリキュラムや教員たちのマインドを変える必要がある。既得権者たる大学教員たちの手足となって研究し、良質な論文を量産してくれる学生ではなく、どこに出しても恥ずかしくない学生を育てる教育をやる大学へ、変えていく必要がある。それが可能なのか、ということだ。話は議員定数をいつまでも削減できないでいる政治家たちと同じ構図である。既得権者であり直接の利害関係者である大学教員が意思決定をする立場にあるのだから、その変革は難しい。日本の大学がぱっとしないのも、博士が余るのも、結局は「日本的」なものの考え方に起因しているというのが僕の考えである。日本はこうやって経済も、学術も、科学も、少しずつ沈んでいくのだろう。

だから、本気で研究で身を立てたいと考えているなら、さっさと海外の研究機関へ出て行ったほうが良い。日本よりも潤沢な研究費を得られる国はある。「頭脳流出」がどうとか、言ってられる場面ではないのだ。

今になってみれば、バブルがはじけたあたりで日本のアカデミアは死に至る病に罹患したのだろう。恐らく、もう治ることはない。  

2015年11月01日

総統閣下はお怒りです 「ソーセージ作戦」

登場人物
nakama

総統閣下(左):日本征服を企む独裁者。堀北真希が結婚して、今は桐谷美玲ファン。ガンダムが好き。
モリタック(左から二番目):総統閣下の側近。給料が安くいつも貧乏。森永卓郎氏に似ている。
ノブポン(左から三番目):作戦室最若手。非常にまわりくどい言い方をする。池田信夫氏には似ていない。今、休暇中。
ヒロッコ(右):総統閣下の作戦室で統計・調査を担当する女性。荻原博子氏に似ている。


モリタック 総統!大変です!加工肉はタバコと同じくらいの発がん性らしいですよ!もうソーセージやハム、ベーコンを食べることはできません!!

ヒロッコ また何か拾って食べたんでしょ?だからあれほど、拾ったものを・・・

モリタック 違いますよ。今日は産経新聞を拾って読んだんです!!

総統閣下 産経新聞じゃ、犬のうんこと大差ないな。

モリタック とにかく、これを読んで下さい!!!

ヒロッコ 仕方ないわねぇ。東スポよりも発行部数が少ないなんちゃって新聞に信憑性があるとは思えないんだけど。

総統閣下 どれどれ

毎日ハム2枚 がん発症率18%UP WHO報告に食肉業界猛反発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00000533-san-hlth

ヒロッコ やっぱり、産経新聞クオリティねぇ(笑)

総統閣下 全く、酷いレベルだな。良くこんなので新聞社を名乗っていると感心してしまうぞ。

モリタック ええ?どうしてですか???

ヒロッコ とりあえず、WHOの出したリリースを読んでみなさい。

IARC Monographs evaluate consumption of red meat and processed meat
http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2015/pdfs/pr240_E.pdf

モリタック 英語じゃないですか!!!

ヒロッコ そのくらい、ちゃんと理解しなさい。

モリタック わかんないですよ。説明お願いします。

ヒロッコ 仕方ないわね。要すれば、赤身肉はIARC発がん性リスク一覧のグループ2Aに、加工肉はグループ1に分類された、ということよ。

モリタック そのくらいは私にもわかります。

総統閣下 モリタックは、IARCの発がん性リスクについてわかっていないんだろう?

モリタック もちろん・・・

ヒロッコ わかってないのよね。

モリタック はい・・・

総統閣下 IARCの発がん性リスクは日本看護協会のこの資料とかがわかりやすいかもな。

国際がん研究機関(IARC)による発がん性リスク
https://www.nurse.or.jp/nursing/shuroanzen/jikan/pdf/02_02_05.pdf

モリタック あれ?アルコール飲料と喫煙が同じグループなんですか?

ヒロッコ そして、そのグループに加工肉も追加されたということよ。

モリタック お酒と、たばこと、加工肉ですか。私の感覚では、たばこは凄く危険で、お酒はそういうこともあるかなぁ、飲み過ぎれば肝臓がんになるかもなぁ、でも、加工肉は良くわからないなぁ、という感じですが。

ヒロッコ モリタックにしては珍しく普通の感覚ね。

モリタック えへへ。私は常識人ですから。

総統閣下 一件落着だな。

モリタック ちょ、ちょっと待って下さい。まだ何も解決してないです。

総統閣下 どうしたんだ?何がわからないんだ。さっき、日本看護協会の資料を教えてやっただろう?

モリタック えーーーーーーーと・・・・

ヒロッコ 資料の文字を良く読みなさい。グループ1は、「発がん性がある」もので、グループ2Aは「発がん性がおそらくある」よ。

モリタック はい、私も日本語はそれなりにわかります。

総統閣下 10回ぐらい繰り返して読んでみたらどうだ?ヒロッコ、カウントしてやれ。

ヒロッコ はーーーい。いーち、にーい、さーん・・・10回!どう?わかった?

モリタック 全然わかりません。

総統閣下 仕方ないな。「関係性の強さ」と、「結果の重大性」は違うということだ。例えば、歩道を歩いている人と、高速道路の路肩を歩いている人の交通事故について考えてみろ。

モリタック はい。

総統閣下 どっちがより危険なのかはわからないが、事故の危険性はあるよな?

ヒロッコ 少なくとも、家で昼寝をしているときに比較すれば、歩道も、高速の路肩も、交通事故にあう可能性はあるでしょ?

モリタック それはそうですね。

ヒロッコ それが、関係性の強さよ。今、閣下が例示しただけだから資料がなくて感覚的だけど、多分、交通事故にあう可能性は、

歩道、高速の路肩 > 家

なの。IARCの「発がん性リスク」を「交通事故リスク」に置き換えるなら、歩道と高速の路肩はグループ1の「交通事故のリスクがある」に分類されて、家はグループ4の「交通事故のリスクはおそらくない」に分類されるのよ。

モリタック なるほど。

ヒロッコ じゃぁ、同じグループ1になった歩道と高速道路の路肩の、事故が起きた時の重大性はどうかと比較したらどうなるか、ということ。

モリタック 言葉が多くてわかりません。

ヒロッコ 一般道の歩道で事故にあうのと、高速の路肩で事故にあうのと、どっちが大変そう?

モリタック そりゃぁ、スピードが出ている分、高速の方が危険ではないでしょうか?

ヒロッコ 実際はどうかわかんないけど、私もそう思うわね。

総統閣下 その、事故の重大性がたばこと加工肉の違いだ。WHOやIARCは「加工肉が発がんと関係あるのは、たばこと発がんが関係あるのと同じで確実だ」と言っているだけで、加工肉を食べることとたばこが同じように危険である」と言っているわけではない。

ヒロッコ 「危険性」と「危険度」は違うとも言えるのかも知れず、産経新聞はそのあたりをきちんと使い分けているのかも知れないけど、

IARCは発がん性を5段階で評価しており、加工肉を最高レベルの「グループ1」に分類した。たばこやアスベストのほか、ディーゼル車の排ガスやホルムアルデヒドといった発がん性物質と同じレベルだ。


と書いてしまうのは大問題ね。たばこやアスベストと、加工肉が同じぐらいがんになりやすいと誤解しちゃう可能性が高いわ。

モリタック じゃぁ、加工肉を食べても良いんですか?

ヒロッコ だって、あなた、毎日歩道を歩いているでしょう?

モリタック はい。

ヒロッコ 歩道を歩いているときのリスクと、加工肉を食べた時のリスクの違いはわかんないけど、私は同じように「そんなに神経質にならなくても良いんじゃないの?」とは思うわね。

総統閣下 大体、日本人は今の生活習慣で世界でもトップレベルの平均寿命なんだ。

モリタック そうですね。

総統閣下 あまり神経質になる必要はない。あれが体に良い、これが体に悪い、と気にするよりも、バランスを考えるべきだな。いつも加工肉ばかり食べていたら大腸がんになりやすいから、ちゃんとバランスの取れた食生活を送りなさい、というとてもありきたりな話だよ。

ヒロッコ 閣下は塩分の摂り過ぎにご注意願います。

総統閣下 御意。

  

2015年09月19日

安保法案成立について総統閣下がお怒りです



戦後の日本にはたくさんのダメ政治家がいましたが、安倍晋三はその中でも飛び抜けて馬鹿ですね。ということで、そのバカさ加減を総統閣下シリーズで表現してみました。  

2015年06月18日

安保関連法案について総統閣下がお怒りです

  

2015年05月18日

総統閣下はお怒りです 「消された都構想」

たまには登場人物紹介からスタート。
nakama

総統閣下(左):日本征服を企む独裁者。堀北真希ファン。ガンダムが好き。
モリタック(左から二番目):総統閣下の側近。給料が安くいつも貧乏。森永卓郎氏に似ている。
ノブポン(左から三番目):作戦室最若手。非常にまわりくどい言い方をする。池田信夫氏には似ていない。今、休暇中。
ヒロッコ(右):総統閣下の作戦室で統計・調査を担当する女性。荻原博子氏に似ている。


モリタック:ふぁぁぁぁーーーーーーーー

ヒロッコ:あんた、月曜日から暇そうねぇ。

モリタック:だって、仕事がないんだもの。

ヒロッコ:相変わらずねぇ。大阪は大変だったというのに。

モリタック:大阪なんて、僕には関係ないですよ。

閣下:そうとも言えないんだけどな。

モリタック:やや、閣下、おはようございます。いつからそこに?

ヒロッコ:あなたがあくびをする直前よ。

モリタック:ええっ!? ちょ、ちょ、高射砲はお許し下さい!

閣下:ここは将軍様の国じゃないから、その程度じゃ粛清せんよ。ところでモリタックは、大阪都構想がどんなものか知っていたのか?

モリタック:もちろん!

ヒロッコ:知らないわよね。

モリタック:はい、知りません(汗)。・・・って、高射砲は・・・・

閣下:その程度で粛清していたら、我が国の国民の半分以上が粛清されてしまうよ。えっと、どこかに資料があったはずだよな?

ヒロッコ:はい、こちらに。
特別区設置協定書
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/page/0000304501.html

特別区設置協定書パンフレット(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/page/0000308845.html

モリタック:概要をまとめたパンフレットだけでも39ページもあるのですか・・・

ヒロッコ:あなた、暇なんでしょ?午前中に読めば良いじゃない。

モリタック:でも、これ、PDFですよ。面倒臭いなぁ。

閣下:大阪市が大きくなりすぎて、やっていることが大阪府と変わりがなくなってきた。きめ細かい行政サービスも難しいので、大阪市を5つの区に分離・再編した上で、大阪市の権利を各区に委譲し、きめ細かい行政サービスを実現しよう、また、各区には重すぎる案件は、大阪府に任せよう、というものだよ。

モリタック:えっと、変わりがなくなった、までは理解しました。

ヒロッコ:大阪の行政サービスを、医療・福祉・教育などきめ細かくやるべきことを区に、産業育成・公共交通網の整備・港湾整備など、大きな展望を以って統一的にやるべきことを府に整理・再編していこう、ということよ。

モリタック:もうちょっと、わかりやすくなりませんか?アイドルでお願いします。

閣下:秋葉原で「会いにいけるアイドル」という感じでどこにでもいる女の子を集めてアイドルグループを作ったら大ヒットしてしまい、どんどん人数を増やしたら、やれ東京ドームでコンサートだ、やれ大阪だ、やれ福岡だ、ということになってしまい、いつの間にか会いに行けないアイドルになっちゃったので、大阪や福岡や名古屋に分離分割して、もう一度会いにいけるようにした、その上でじゃんけん大会とか、総選挙みたいな仕組みは、みんなで同じ仕組みを使おう、みたいな感じか?

モリタック:大分わかりやすくなりました! でも、普通の話じゃないですか。AKBが超巨大化して普通のアイドル集団になっちゃったら面白くないですよね?

ヒロッコ:その普通の話が実現しないのがこの日本という国なのよ。

モリタック:うーーーーん、不思議です。なぜなんですか?

閣下:じゃぁ、今回の投票行動についてまとめた記事を見てみよう。

ヒロッコ:まずはこれをどうぞ。毎日新聞が、投票の理由を投票前にヒアリングしたものです。
大阪都構想:「100年先見据え」…住民投票、審判待つ夜
http://mainichi.jp/graph/2015/05/18/20150518k0000m040082000c/002.html

モリタック:歴史があって、慣れ親しんだ大阪市をなくしたくないらしいです。

閣下:「AKBという名前が大好きだから、HKTとか、NMBとかは嫌だ」という感じだな。本質を全くわかっていないし、わかろうともしていない。

ヒロッコ:70歳の方のご意見でした。

閣下:時代は変わったんだ!オールドタイプは失せろ!と言えないところが辛いな。

モリタック:二重行政解消は特別区に変えないとできないのか疑問だそうです。

閣下:そりゃ、理論的には可能だろう。現実問題として、できなかった現状があるわけで、「やろうと思えば現体制でもできるはず」がありなら不可能はほとんどないよな。より実現可能な状況を創りだしていこう、という話なんだから。

モリタック:特別区になると住民サービスの差が拡大すると懸念している人もいます。

閣下:これまでお金持ちや若い人の労働力が潤沢で税収が多い地域に寄生してきたので、これからも同じように寄生し続けたい、ということだろうな。はじめて「なるほど、そういう考え方もありますね」という意見が出てきたな。でも、税収が多い地域だって、お金が余っているわけじゃない。それなら、どうやって節約するかを考えなくちゃいけないはずなのに、そこまでは考えが及ばないのだろうな。

ヒロッコ:節約よりも、自分たちの今の生活が大事だ、と。

閣下:それはそれで、ありだろうな。

モリタック:治安の悪い区と一緒になると自分のところも治安が悪化しそう、だそうです。

閣下:私のところだけ治安が良ければ他はどうでも良い、という大変正直な意見だな。福島はどうなっても良い、近づかないでいよう、こっちには放射性物質を飛ばさないでね、迷惑だから、というのと同じに聞こえるな。

モリタック:橋下さんが信用できない、都構想の中身も良く分からない、という意見もありました。

閣下:橋下さんが信用できない、だから都構想も信用できない、というのは、理解可能だな。

モリタック:反対意見は以上です。

ヒロッコ:反対意見は大きく二つに分けられそうです。一つ目は、「今の自分の生活が都構想によって悪化しそう」というもの、換言すれば「俺達は今現在幸せなので、行政に無駄があろうが、自治体の借金が膨らむ一方だろうが、知った事か」という既得権者です。

閣下:今日の都合で魂を売った人々の決定など、明日にでも崩れるものだ。

ヒロッコ:もう一つは「橋下嫌い」という反橋下感情派です。

閣下:これは一概に否定できないな。逆に「橋下だから賛成」という人も多かったかもしれない。

ヒロッコ:ところで、こんな資料もあります。朝日新聞と朝日放送による出口調査の結果です。
20・30代は6割賛成 都構想 朝日・ABC出口調査
http://www.asahi.com/articles/ASH5J7X87H5JPTIL01M.html

モリタック:えっと、これ、賛成じゃなかった人は反対にした、と考えて良いんですよね?

ヒロッコ:支持政党別のグラフに反対でも賛成でもない人がいないから、そうなんでしょうね。

閣下:ちょっと、年齢別の賛否をグラフにしてみてくれないか?

ヒロッコ:こんな感じになりました。
tokoso


モリタック:え?これ、おかしくないですか??反対しているのは70代だけじゃないですか。

閣下:別におかしくないよ。

モリタック:ええええ???意味がわかりません。

ヒロッコ:このデータがきちんと大阪市民の投票行動を代表しているとしても、別におかしいことはないのよ。

閣下:凄く簡単にいえば、都構想に対して反対と投票したのは年寄りばかりだったということだな。20代から60代までが各10人だったとすれば、20〜40代までは賛成6人、反対4人で、50代と60代は5人ずつになる。合算すると賛成28人、反対22人だ。ということは、70代だけ40人いれば、70代だけだと賛成16人、反対24人となる。全部合わせてしまうと、賛成44人、反対46人で、トータルでは「反対」になる。

モリタック:ちょっと待って下さい。70代だけ40人って、ずるくないですか??

閣下:認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの敗北というものは。

ヒロッコ:年寄りも、若者も、みんな一票ずつ平等に持っているのが民主主義なのよ。少子高齢化が進んだ国では、民主主義とは老人の老人による老人のための政治になるの。それは、都知事選でも明らかになっていたの。

参考:選挙結果から予想する20年後の東京都知事
http://buu.blog.jp/archives/51248363.html

モリタック:でも、でも、でも、働かず、年金をもらっているだけの人が大阪の将来を決めちゃうって、どうなんですか?

ヒロッコ:寒い時代よね。でも、じゃぁ、どうやったら改善できると思う?

モリタック:70代以上は投票権なしとか?

ヒロッコ:暴動が起きるわよ(笑)

モリタック:じゃぁ、何で若い人は暴動を起こさないんですか?おとなしくしているんですか?

ヒロッコ:諦めているんじゃないの?そもそも、大阪の人が年寄りばかりというわけでもないのよ。

モリタック:ん?若い人がいるのに、どうしてこんな結果になるんですか?

ヒロッコ:住んでいるだけで、投票に行かないからよ。

モリタック:そういうことか・・・

閣下:何はともあれ、大阪は老人天国が継続するんだろうから、わかりやすく老盛市(おいさかし)とか、老速区(なにわく)とかに変更したら良いと思うぞ。

ヒロッコ:こっちは産経新聞(笑)の記事ですが、性別別でも統計をとっています。

大阪都構想住民投票 出口調査、60代超は過半数が反対
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000042-san-pol

モリタック:女性にはウケが悪かったんですね。何でですかね?

ヒロッコ:さぁ?良くわからないけど、公開討論で喧嘩したり、イメージが悪かったのかしら?好き嫌いも重要な要素だからねぇ。

閣下:とはいえ、救いがないわけじゃない。2011年の都知事選では、「20年後も何も変わらない」という結論だった。それが、今回の都構想住民投票では、あと10年すれば変わりそう、という感じになってきた。

モリタック:なるほど・・・・夜明け前という感じですか?

ヒロッコ:あんた、珍しく良いことを言うわね。

モリタック:でも、橋下さんはもう政界から引退なんですよね?

閣下:そのようだな。戦いに敗れるとは、こういうことだ。

モリタック:じゃぁ、誰が改革を進めていくんですか?

閣下:次の橋下が出てくるだろ?橋下が引退しても、必ず代わりはいるのだよ。残念ながら、橋下には老人のカベを突破する能力はなかった。しかし、無駄死にではない。ところで、もうひとつ。

ヒロッコ:はい、なんでしょう?

閣下:朝日・ABCの出口調査で、支持政党別の賛否を示したグラフがあったよな?

ヒロッコ:はい。

閣下:あのグラフも良く覚えておいた方が良い。賛成が多かった政党は、民主、公明、共産党だ。ここらあたりは老人の味方ということだな。

ヒロッコ:なるほど。ところで閣下、社民党はどこへ??????

  

2014年10月21日

総統閣下はお怒りです 「豚牧場」

モリタック 昨日の焼き肉、美味しかったですね!!

ヒロッコ 私は、もうそろそろああいう脂たっぷりの肉よりも、赤味肉のほうがありがたいわね。

モリタック マジっすか??差し入り最高ですよ!!

ヒロッコ そのうち、そうとも言ってられなくなってくるものよ。

閣下 俺もそろそろ、胃もたれする年頃だな。

モリタック お二人の分までガンガン食べますよ。

ヒロッコ 今日は、随分と威勢がいいわねぇ。

モリタック 当然です。お二人が弱っている場面なんて滅多にありませんから。弱点見たり、という感じですよっ!!

閣下 それ以上デブらないように気をつけろよ?我が国は、デブは健康保険不適用だからな。

ヒロッコ 自己管理ができない人の健康保険まで面倒見ていたら、財政が破綻しますからね(笑)

#注釈:日本のことではありません。日本はデブでも今のところ皆保険です。

閣下 全くだな。ところで、中学・高校の友人がこんな研究成果を出したんだった。

筋ジストロフィーの症状を再現したラットを作製 − 筋ジストロフィー研究に新たなモデル動物 −
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140710-1.html


モリタック この話が、焼き肉と関係あるんですか?

ヒロッコ 私にもわかりませんが・・・解説をお願いします。

閣下 10年ぐらい前かなぁ。この、山内という東大農学部獣医学専攻の友人のところに遊びに行って、「どんな研究をしているんだ?」と聞いたら、「豚肉に差しを入れる研究をしている」と教えてくれたんだ。へぇ、面白いことをやっているんだなぁ、と思いつつ帰ってきたんだが、その後、東大ブランドで新しい銘柄豚が生まれたという話も聞かず、どうしているんだろうと思っていたわけだ。そうこうしているうちにこの論文が出たので、「なぁんだ、豚に差しを入れるんじゃなくて、筋ジスの研究をしていたのか」と思ったわけだ。

ヒロッコ はい・・・

閣下 山内ともしばらくご無沙汰だったので、先日、本郷の東大農学部に遊びに行ってみたわけだ。

モリタック 凄いところに遊びに行きますね・・・

閣下 それで、研究の話を聞いてみたわけだ。豚肉に差しを入れる研究をしているものとばかり思っていたら、筋ジストロフィーの研究をしていたんだな!と。

ヒロッコ ちなみに、筋ジストロフィーとはこんな病気らしいです。

筋ジストロフィー(ウィキペディア)
http://ow.ly/D4A37

モリタック 読んでも理解できません。

閣下 俺も良くわからなかったんだが、山内に教えてもらったよ。要は、筋ジスとは、筋肉の細胞が死んでしまい、そこに脂肪の塊ができてしまう病気らしい。

ヒロッコ そうなんですか!!ウィキペディアを読んでも、全くわかりませんでした!

閣下 こういう話は、専門家に解説してもらうに限る。それでだ、山内に言わせると、筋ジストロフィーのモデル動物を創出することは、つまり、筋肉の中に脂肪の塊ができてしまう動物を創り出すことと同じということなんだな。

ヒロッコ なるほど!ようやく分かりました。

モリタック もちろん・・・・わかりません(汗)まず、モデル動物って何ですか?

閣下 研究用の動物のことだ。例えばがんの研究をするとき、ヒトで研究すると手間もかかるし、倫理的な問題もある。だから、まずはネズミとか、ウサギ、イヌ、ブタなど、飼育が簡単な動物を使って実験するんだ。

ヒロッコ 今回の論文では、ラットの遺伝子を改変して、ヒトの筋ジストロフィーと同じ症状を示す系統を創り出すことに成功したのよ。

閣下 これまでもマウスやイヌで創られていたようだが、症状が軽かったり、飼育に時間がかかったりと、不便だったようだな。

ヒロッコ そして、今回はラットでの成果だけど、同じようにして先天的に筋ジストロフィーになってしまう豚を創ることができれば、それがそのまま、差しの入った銘柄豚になるかも知れないのよ。

モリタック なるほど!!!で、でも、筋ジスの豚なんか、食べても大丈夫なんですか?

ヒロッコ 差しが入っている家畜は、それだけ病的ってことなんじゃないの?

モリタック ええっ???マジっすか???僕たちはそんな牛を、いつもありがたがって食べてるんですか?

閣下 筋ジスの牛を食べているわけではないが、差しの入った牛が健康的かどうかと言われると、確かにちょっと疑問が残る。牛に差しを入れるために、その飼育に際しては、飼料からビタミンAを極端に減らしている。差しの入った牛は、ビタミンA欠乏症といっても良い。人間だと、視力関係の障害が色々出てきてしまうのだが、牛の場合は差しが入るようだ。

モリタック なんか、かわいそうですね・・・それなら、モデル牛を作って、普通に飼ってあげた方が良いような気もしてきます。

閣下 まずは豚なのかも知れないけどな。牛は、飼育技術によって差しを入れることができるからな。

ヒロッコ 実際に筋ジスモデル豚ができて、それを食用の銘柄豚として家畜化するとすれば、相応の安全性試験は行われるんでしょうね。

閣下 それは当然だろう。今回の成果と同じ手法を豚に転用するなら、ジストロフィンというたんぱく質を発現できないようにするので、特殊なたんぱく質の遺伝子を挿入したケースよりはずっと安全性の確認が簡単そうだけどな。

ヒロッコ 余計なものを追加したのではなく、必要な物をなくしたわけですからね。

閣下 ともあれ、ヒトにおける筋ジストロフィーの治療法発見を目的として筋ジストロフィーのモデル動物を創ることが、差しの入った高級家畜を創ることと、実質的・内容的に同じというのが、面白いなぁと感心したわけだよ。

モリタック なるほどぉ。なんか、これから、差しの入った肉を見る目が変わってきそうです。

閣下 お前の場合は、まず自分の体に差しがはいってしまっていて、他人の見る目が変わってしまっていることを反省しろ。  

2014年10月14日

総統閣下はお怒りです 「姿なき警察官」

モリタック:またネズミ捕りに捕まっちゃいました(;_;)

ヒロッコ:あんた、また捕まったの?交通違反金を支払うために働いているんじゃないの?

モリタック:罰金を払いもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!

ヒロッコ:たくさんいるわよ(笑)。私なんか、ゴールド免許を更新したばかりだから、あと十年は運転できるのよ。

モリタック:だって、物陰に隠れているんですよ。ずるいですよ。正々堂々と赤色灯を回していれば、私だって制限速度を守りますよ。

ヒロッコ:ほら、あなたと同じことを言っている人がいるわよ。

やっぱりおかしい交通取締のあり方(BLOGOS)
http://blogos.com/article/96337/

モリタック:ほらね!みんな同じように感じているんですよ。

閣下:どれどれ・・・

(注釈:皆さんも、先に読み進む前に、ぜひリンク先の記事をざっとお読みください)

〜〜〜ティータイムここから〜〜〜

ノブポン:こんにちはー。

ヒロッコ:あら、珍しいわね。異動先の居心地はいかが?

ノブポン:なかなか快適です。文書課は私のような理屈っぽい人間にはぴったりでありまして、人事課は見ていないようできちんと見ているな、と感じた次第です。今日は松蔵のスイートポテトをお持ちしました。ちょっと休憩してください。

ヒロッコ:ありがとう。気が利くわね。じゃぁ、閣下が記事を読んでいる間に、いただくわ。

〜〜〜ティータイムここまで〜〜〜

閣下:ということで、読み終わったぞ。

モリタック:どうですか!

閣下:筆者の言いたいことは分かるのだが、近視眼的であるという感が拭えないな。

モリタック:え?「警察けしからん!!」ってお怒りになるのではないのですか?

閣下:まず、大前提として、違反は違反、ということがある。警察が見ていようが、いまいが、法律は守らなくちゃならない。悲しいけど、それ、違法なのだよ。

モリタック:それはそうですが、隠れて監視しなくても良いじゃないですか!

閣下:一つの横断歩道に限定して、そこの安全性を議論すれば、その通りだ。だから、こういう記事を読むと、多くの人が「そうだ、そうだ」と感じるだろう。特にモリタックのように、頻繁に反則切符を切られている人間は、共感するだろう。

モリタック:ウンウン

閣下:しかし、大事なことは、信号がない横断歩道で歩行者が渡る意思を示しているなら、車は一時停止しなくてはいけない、それを、全ての横断歩道で実現するのが警察の役割だ、ということだ。

モリタック:むむむ?全ての、ですか?

閣下:そうだ。ある一箇所の横断歩道の安全が大事なんじゃない。日本中の横断歩道の安全確保を考えなくてはならないのが、警察だ。全ての横断歩道に警察が張り付くことができるなら、確かに隠れての監視はいただけない。しかし、現実的には、それは無理だ。

モリタック:そうですね。

閣下:そういった状況下では、運転手に「もしかしたら、警察が隠れて監視しているかもしれない」と思わせることは、法律を守らせるための効果的な手段になりうるのだよ。

モリタック:うーーーー

閣下:ひとつの横断歩道に限れば、確かに正々堂々と監視すれば、全ての運転者が歩行者の前で停止するだろう。だが、警察が見ていないところでは、多くの運転手が一時停止を怠るんじゃないのかな?

ヒロッコ:隠れて監視することはない、とわかれば、安心して違反できますからね。

ノブポン:高速道路のオービスでも、その場だけただちに減速して、通り過ぎたらまたただちに加速しますね。

閣下:捕まらなければどうということはないからな。

ヒロッコ:そういえば、東京では違法駐車が随分と減りましたね。

閣下:以前は、「そうそう捕まるものではない」という感じだったが、違法駐車を発見してから30分経過とか、まどろっこしいことをやめてどんどん摘発することにしたからな。おかげで、「違法駐車すると摘発される可能性が高い」と認識された。これは、あらゆる道路で警官が見張っているからではない。摘発されるリスクを運転者が考えているからだ。

モリタック:なるほど。

閣下:ただ、俺も、暗い40キロ規制ぐらいの人通りの少ない道路で、近づくまで全く歩行者に気が付かず、止まれずに通り過ぎてしまうことはある。

ヒロッコ:黒っぽい服を着ていたりすると、見えませんものね。それに渡りたいのか、ただ立っているだけなのかもわかりませんし。

閣下:だから、理想的には、全ての横断歩道に旗を置いておいて、渡りたい人はそれを振るようにするといった状況を作っていくべきなんだろう。

モリタック:子供の頃に良く振っていた黄色い奴ですね?見えるぞ、私にも横断者が見える!

閣下:うむ。旗を振っている人がいるのに、それを無視して一時停止せずに通過してしまうなら、それは違反切符を切られても仕方ないだろう。大体、多くの運転手が、横断歩道で旗を振っている人間がいれば、ちゃんと一時停止すると思うのだよ。

ヒロッコ:自治体によっては希望者に無料で配布しているところもあるようです。私たち市民も少しずつ協力して、交通事故の少ない社会を作っていきたいものですね。

閣下:車に轢かれれば、轢かれた人間も、轢いた人間も不幸なんだから、そうならないように各自が考えなくちゃならん。警察に任せておけば良い、という話ではないんだ。

ノブポン:相変わらず、作戦室の議論は有益ですねぇ。

閣下:モリタックのように、件の記事を読んで「そうだ、そうだ」と考えてしまう人間の気持ちもわからなくはない。しかし、物事は一歩引いたところから、他の考え方もあるのではないか、と考えることが重要だ。様々な可能性や、立ち位置を考えた上で、何が最適解なのかを考える必要があるということだな。俺に言わせれば、この大関暁夫氏というのは、元銀行支店長の癖に随分と視野が狭い奴だなぁ、というのが正直なところだよ。

  

2014年08月15日

総統閣下はお怒りです「アベノミクス号応答せよ」

モリタック:なんか、海外ではアベノミクスの評価が怪しくなってきていますね。

閣下:国内でも散々だけどな(笑)

モリタック:でも、安倍内閣の支持率は高いままですよ?

閣下:不思議だよなぁ(笑)

モリタック:アベノミクスのどこらへんがダメなんですか?

閣下:日銀の異次元緩和によって期待感だけは高まったけれど、財政政策はしょせん従来型の公共投資だし、成長戦略はないのと同じだ。対症療法だけで期待感を煽り、でも実際は何もやっていないってところがダメだな。

モリタック:もうちょっとわかりやすくお願いします。

閣下:ガンダムはお断りだぞ?

モリタック:普通の喩え話で構いません。

閣下:今の日本を人間でたとえると、常に発熱していて、いつも貧血で、めまいがして、体重がどんどん減少していて、寝汗が酷く、関節に痛みがある状態だ。

モリタック:なんか、不安になる状態ですね・・・。

閣下:アベノミクスでやっていることは、熱を下げようとおでこに氷のうをあてて、貧血が改善するように鉄分を多く含むレバーを食べ、少しでも体重が増えるように点滴して、寝汗が酷いので毎日シーツを取り替え、関節の痛みには湿布を貼る、といったことだ。

モリタック:なるほど。それで回復するんでしょうか?

閣下:残念ながら、回復しないだろうな。

モリタック:え?なぜですか??

閣下:やっていることが対症療法だからだよ。氷のうをあてればその場は熱が下がるし、点滴を打てば体重も増えるだろう。でも、すぐに元通りだ。

ヒロッコ:症状から診断すれば、日本は白血病なんですもの。必要なのは対症療法ではなく、原因療法なのよ。  

2014年08月08日

総統閣下はお怒りです「人間牧場」

ヒロッコ;ゼンショーが「第三者委員会からの調査報告書受領に関するお知らせ」を発表しましたね。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120140731024283.pdf

閣下:どれどれ・・・って、ファイルが重すぎて全然閲覧できないじゃないか!

ヒロッコ:そんなこともあろうかと、すでにプリントアウトしてあります。

閣下:さすがだな!

モリタック:どんなことが書いてあるのですか?

閣下:俺もこれから見るんだから、せかすな。順番に見ていこう。

すき家の非管理監督者社員の平均月間残業時間は多いときで約80時間、少ないときでも40時間を超えており、月間残業時間が100時間以上の社員がしばしば100名を超え、また、同100時間以上のクルーも常に数百名いる状況であった(P16)


閣下:ここでは「非管理監督者」と書いてあるのだが、実際には複数の店舗をマネージしているAMなども含んでいるので、どこが非管理監督者なのか良くわからないのだが、この数字は、俺が経験してきた三菱総研や経済産業省と比較して多いとは言えないな。ただ、問題は仕事の質で、それほどのスキルが要求されず、誰でもできることなら話は別だ。例えばレジ打ちの仕事は大したスキルは要求されないが、店を開店している以上は誰かしらが配置されている必要がある。24時間営業なら3人(一人8時間/日)は絶対に必要で、そこを残業前提で2人しか配置しないといったことなら問題だろう。

ヒロッコ:仕事の質次第ということですね。

閣下:単に歯車として動いているなら高残業は大問題だ。一方で、様々なトラブルがひっきりなしに発生して、その場その場で高度な判断力が必要とされるとか、常に新しい企画を考えだす必要があるとか、そういう業務内容なら、この程度の残業は普通だろう。そのあたりの検討は先でなされるかも知れないから、もうちょっと読み進めよう。

恒常的に月500時間以上働いていた者や、すき家店舗における業務が多忙で2週間家に帰れないという経験をしている者も見られた(P17)

2012年度においては、居眠り運転を原因とするすき家社員による交通事故が少なくとも7件も発生している。しかも、Z社幹部職員は、過重労働が社員の交通事故の発生要因となっていることを認識していた。(P18)


閣下:ここまでくるとさすがに酷いな。要すれば、社員は使い捨てで、強靭な精神力と体力を併せ持つ人間だけが出世できる、というスタイルなんだろう。なぜこんな会社で働き続けるのだろう?

ヒロッコ:給料が素晴らしく高いのかも知れません。

モリタック:年収1,000万円でも嫌ですよう・・・

クルーに対しても実際の労働時間をデイリー勤怠報告書に記録しないよう求める実態が認められる(P19)


閣下:時間給のバイトにサービス残業強要って、これでバイトが確保できるのか(笑)?

ヒロッコ:インターネットの時代ですから、こういうブラック情報は学生の間であっという間に共有されますよね。

24時間営業で深夜にも電話があることが精神的に辛いし、やっていく自身[ママ]がない(P20)


閣下:これはある意味当たり前。自分が責任を持つ店舗が24時間営業なら、24時間対応が求められる。当たり前ではあるけれど、それが正常かといえば、別の話だ。牛丼屋以外にも、コンビニみたいに24時間営業の店はたくさんあるのだが、その背後には24時間体制で対応する責任者が必ずいることを考える必要がある。これは国が考えるべきことだな。つまり、24時間営業を許可するのか、禁止するのか、ということだ。日本は現在規制がないのだが、ドイツのように「閉店法」で規制している国もある。とはいえ、ドイツの閉店法も緩和の方向で、平日は24時間営業の店も少なくない。

ヒロッコ:ジェトロのこんな資料が参考になりますね。

ドイツにおける「閉店法」の歴史と緩和の動き
https://www.teikokushoin.co.jp/journals/geography/pdf/200802/1-3.pdf

同マニュアルは、標準時間として最速時間が記載されるなど、最も能力の高い従業員を基準に作成されている。この結果、すき家におけるワンオペ時の労働環境は、過酷なものとなる。(P21)


閣下:全ての選手はネイマールのごとくシュートを決めろ、みたいなマニュアルだな(笑)

モリタック:「標準」という言葉が空々しく聞こえます(汗)

アンケート(アルバイト)においては、ワンオペにより店舗の清掃作業が疎かになっており、店舗が不衛生になっている旨の回答が見られた。また、状況によっては顧客を待たせることになり、顧客からクレーム又は暴言を言われることがある旨の回答もあった。(P21)


閣下:つまり、ワンオペ(一人勤務体制)じゃ、無理ってことだろ。

ノブポン:ワンオベは無理ということで2名配置にすると、深夜帯の人件費は倍増となりますから、その分のコストは価格に上乗せせざるを得ず、これまでのような価格競争は困難になるわけですね。

閣下:デフレのしわ寄せはこういう弱者のところにいっているわけだ。

ヒロッコ:色々なものが安い理由をきちんと考えたほうが良いということですね。

売上が落ちる日に、労時アップの手段としてクルーの休憩時間が利用されることがある。(P22)


ヒロッコ:こんな手があるのか!と笑ってしまうような話ですね。

閣下:笑い事ではないけれどなぁ。

自らの希望に基づいてはいるものの、1ヶ月間休みなく稼働し続ける者も複数見られた。


ノブポン:お金が欲しくて身を粉にする方々もいるのですね・・・

閣下:しかし、それを標準にしてもらっては困る。

高校生クルーの午後9時30分以降の勤務禁止の指示は、現場では高校生クルーに対する当該時間以降の労働についての賃金不払いに繋がった例もみられる。


ノブポン:「夜間も働け、ただし、違法だから、記録には残すな、記録にないから賃金は支払わない」ということですね。

モリタック:うーーーーん。

ZHDグループ人事・総務本部では、上記手続によって確認された退職理由を一覧表にまとめていたところ、当該一覧表には、2013年、2014年の退職者について、以下のような退職理由が記載されている(P25)


閣下:ここではいちいち引用しないけれど、こういうのを読むと、逆にこの会社には一体どんな人が残っているんだろう、と思ってしまうな。

ヒロッコ:辞めないほうが不思議ですね。

閣下:とりあえず、俺はだいぶ前からすき家で食べるのをやめているよ。

ヒロッコ:閣下はもともとファストフードではほとんど食べないじゃないですか。

閣下:昔は食べていたぞ。でも、特に地震以後は全く食べてないな。何はともあれ、ブラックな会社が存続できるのは、ブラックでも働く人間がいて、その会社のサービスを受ける顧客がいるからだ。消費者も片棒を担いでいるという認識を持つ必要がある。

ヒロッコ:そして、一昨日、こんなニュースがあったわけですが。

き家 運営会社赤字見通し 深夜2人以上に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140806/t10013597721000.html

閣下:ワンオペ廃止、深夜営業の再検討、値上げ、か。どれもこれも当たり前の話だな。

モリタック:すき家が牛丼を値上げするのは平成16年9月以来、10年ぶりだそうですよ!

閣下:安倍首相あたりは「これもアベノミクスの成果」とか言い出しそうだな(笑)  

2014年07月19日

総統閣下はお怒りです「血液型はなぁに?」

モリタック:閣下、血液型と性格には何の関連もないことがわかったそうですよ!

ヒロッコ:あなた、そんなことも知らなかったの?

モリタック:知りませんでした。毎朝、情報番組で血液型占いをチェックしていました・・・

ヒロッコ:そんなの、まだやってるのね(笑)

モリタック:新聞だって、載っているのがあるんじゃないですか??

ヒロッコ:そんな新聞、読む価値ないわよ(笑)

モリタック:楽しみにしていたのに・・・

閣下:でも、そのニュースは興味深いな。どこにあるんだ?

ヒロッコ:これですね。

血液型と性格「関連なし」…九州大講師が解析
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140719-OYT1T50087.html?from=ytop_ylist

閣下:なるほど。原著はネットにあるのかな?

ヒロッコ:これですね。

血液型と性格の無関連性
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/advpub/0/advpub_85.13016/_pdf

閣下:感覚的には当たり前のことでも、科学的に証明するのは凄く大変、ということが良くわかるな。

モリタック:当たり前だったんですか?

閣下:血液型と性格に関連がないなんて、当たり前だろ。大体、関係があるという論文を見たことがないからな。

ノブポン:モリタック先輩はただちに洗脳の影響を受けてしまうタイプですから、マスコミが血液型を連呼しているとすぐに「そうなんだ!」と考えてしまうのでしょうね。

閣下:いや、でも、科学者でも血液型による性格診断を信じている奴はいるぞ。

ヒロッコ:え??そうなんですか?

閣下:うむ。俺が学生だった頃、研究室の談話室で、渡辺公綱教授(現東大名誉教授)と上田卓也助手(現東大新領域創成科学研究科教授)が、「今度来る岡田君は血液型、何型なの?」「Oらしいですよ」「あーー、それじゃぁ、うまくいくわけないよ」「ダメですよねー」などと嬉しそうに語っていたのを今でも覚えているよ。

モリタック:そんなに偉い人達も信じているのですね。

閣下:まぁ、単に信じているだけなら誰に迷惑をかけるでもないからな。

モリタック:血液型別のダイエットなんていうのもあるんですよ!

血液型でダイエット方法が違う「O型=狩猟民」「A型=農耕民」「B型=遊牧民」
http://woman.mynavi.jp/article/130525-025/

ノブポン:先輩は食べ過ぎのような気がしないでもなく、ここはひとつ、農耕型とか狩猟民型とかには関係なく、食べる量を減らしてみてはいかがかと存じます。ただちに効果はあらわれないかも知れませんが・・・。

閣下:あらわれないだろうな(笑)

ヒロッコ:血液型というのは科学的な情報なので、それに基づいているだけで血液型性格診断も科学的だと勘違いするんでしょうね。

閣下:もしそんなことがあるなら、あらゆる場面で血液型を聞くべきだよな。大学入試とか、就職試験とか。

ヒロッコ:この記事の最後の方にはこんな記述がありますよ!
厚生労働省によると、採用面接などで血液型を尋ねられるケースは後を絶たず、同省は「血液型は職務能力や適性とは全く関係ない」として、血液型を質問しないよう企業に求めている。大阪労働局によると、採用試験の応募用紙に血液型などの記入欄を設けていた企業に対し、是正するよう行政指導した例があるという。

閣下:一体どこなのか、会社名を明らかにして欲しいところだな。性格診断は全くあてにならないが、「血液型を質問する会社はろくでもない」というのは確度がかなり高い。

モリタック:でも、血液型って、合コンとかで必ず話題になりませんか?

閣下:初対面の異性と飲んでいると、聞かれることが多い話題ナンバーワンだな。

モリタック:閣下は、そういう時はどうするんですか?

閣下:答えないよ。

モリタック:でも、大抵の場合はしつこく食い下がられるんじゃないですか?「えー、教えて、教えて」と。

閣下:そういうときは、「何型に見える?」と逆に質問してやることにしている。

モリタック:それで、どうするんですか?

閣下:ほとんどの場合で「B型でしょ!」と言われるから、「じゃぁ、B型で良いよ」と答えることにしているよ。

モリタック:本当は何型なんですか?

閣下:お前がそれを知ってどうする?

モリタック:確かに、何の役にも立ちませんね・・・・(^^;

ヒロッコ:この記事では「一石を投じそうだ」と書かれていますけど、どうなんですかね?

閣下:あまり変わらないんじゃないのかな?

ヒロッコ:でも、こんなアタリマエのことでも、ちゃんと科学的に証明しようと思ったら、1万人を超える人数を対象にした調査が必要なんですね。

閣下:この論文は、今までは「関連があるとは言えない」という消極的な否定だったところを、サンプル数を増やすことによって、「関連がない」と積極的に否定している。「関連があるとは言えない」と、「関連がない」との間にどのくらいの差があるのかすら良くわからないのだが、本当にご苦労なことだ。まぁ、そのわずかなところに努力することで、科学の価値が生じるんだがな。

ヒロッコ:今、日本では科学の価値は暴落中ですけどね・・・。

ノブポン:最近の日本では、科学と、理研と、早稲田大学と、博士号の価値が暴落中のような気配があるようなないような・・・。ところで、モリタック先輩の血液型は何型なんですか?

モリタック:A型だよ。

ノブポン:えーーーーーーーー????ありえないですよっ!!!!B型でしょ??

「総統閣下はお怒りです」の過去記事  

2014年05月21日

総統閣下はお怒りです「ひとりぼっちの福島県民」

モリタック:今週号のスピリッツ、読みましたか?

ヒロッコ:読んだわよ。

モリタック:どう考えれば良いんですか?

閣下:まず、お前はどう思うんだ?

モリタック:えーーーと、山岡と海原雄山が仲直りして「父さん」「父さん」と連発しているのが気持ち悪いなぁ、と。

ヒロッコ:それはとても正しい感覚だと思うけれど、テーマはそこなの?

モリタック:いや、テーマは福島の放射線ですが・・・

ヒロッコ:あなたはどう思うの?

モリタック:うーーーーん、それが、さっぱりわからないのです。どうしたら良いんでしょうか?

閣下:大事なことは、自分で情報を集め、自分で勉強し、自分で判断することだ。人の意見を聞いても仕方ない。

モリタック:また勉強ですか・・・

ヒロッコ:あなたのように、勉強をせずに、人の意見だけ読んで分かったつもりになって、偉そうに「許せない」とか、「良く描いてくれた」とか、言っている人がたくさんいそうよね。

モリタック:たくさんいて、誰を信じて良いのかわからないのです。

ヒロッコ:だから、それが勉強不足なんじゃない・・・

閣下:とりあえず、情報収集は済んでいるわけだな?

モリタック:スピリッツの美味しんぼの最後に、「ご批判とご意見」というのが載っていました。

参考:ご批判とご意見(PDF)

閣下:ちゃんと読んだのか?

モリタック:ざっと流し読みしました。

閣下:そうやって、表面上だけ情報に触れて分かったつもりになる奴が一番の困りものなんだがな。

モリタック:しょぼーん

閣下:美味しんぼの件はいくつもの問題が関係しあっていて、非常に複雑だ。これを簡単に片付けてしまうことこそが問題だ。少しずつ、整理していく必要がある。少し長くなるから、モリタックとの会話で教育するのにも無理がある。ここでは問題を5つの段階にわけて整理してみるぞ。

(1)失われた信用
まず、福島原発において一番大きな、基本的なところの問題を確認しておく。それは、責任をとることができない、取る気もない東電の首脳、政治家、役人たちが、情報を隠蔽し、俺達にそれを開示しなかったことだ。このことが致命的な不信感を生んだ。その姿勢は今も続いている。

また、表向きは情報開示の姿勢を示し、今でも毎日のように記者会見をやっているようだが、放射性物質を垂れ流しているのと同様、整理されない状態の情報をどれだけ垂れ流しても、無意味であるし、逆に害悪でもある。完全にルーチン化し、ほとんどの人が興味を持っていないように見える。これは紛れもなく「風化」である。

今となっては、誰も、何が重要で、何が重要でないかが判断できなくなっているのではないか。最初から、情報を「出す」「出さない」の判断基準は、国民にとって「重要か」「重要でないか」ではなく、東電にとって「都合が良いか」「悪いか」になっているフシがある。

「由らしむべし知らしむべからず」という姿勢が、最も大きくて、しかも解決の緒すら見つからない問題だ。


(2)国民の知識
国民が正確な知識を持っているのか、という問題がある。放射能に関する正確な知識があるのか、ということだ。ここでいう「知識」とは、「それは、科学的にはまだ未解明だ」ということも含まれる。例えば、低線量被曝による健康被害については、N数が少なすぎて「わからない」ということが多い。原爆やチェルノブイリの事例をもとに強弁する評論家もいるけれど、それは「そういう説もある」だけで、定説として受け入れられているわけではない。何が科学的合意事項で、何が不明なのか、ここをきちんと理解しておく必要がある。

特に数字では、科学的に結論が出ていることと、結論は出ていないけれど数値を決めないと行政上不都合があることと、二通りのものがあって、実際に運用されているものは後者が多かったりする。世の中には色々な思惑やレベルの数字が溢れているので、それらの数字の性格をきちんと理解しておくことも重要だ。


(3)科学的検証
科学の視点に立つのであれば、事実や数字に対して謙虚である必要がある。例えば、こんなニュースがある。

福島県双葉町で鼻血「有意に多い」調査 「避難生活か、被ばくによって起きた」
http://www.j-cast.com/2014/05/16204959.html?p=all

こうしたニュースを読めば、美味しんぼで取り上げられた人たちが「鼻血が出た」と述べたのも別に違和感はない。ただ、その鼻血の原因が何か、という問題はあって、それが放射線に起因しているとは限らない。これも、「わからない」の範疇だ。ともあれ、「鼻血を出した人がいた」という事実の前では、俺達は謙虚でいる必要がある。

作中では実在の登場人物に語らせる形で鼻血が出たことなどを紹介しているが、これもN=1ではあっても恐らく事実なので、それを漫画上で表現することに大きな問題があるとは思えない。

一方で、先週号で美味しんぼの登場人物(実在の人物らしい)が鼻血の原因としてフリーラジカル説を展開したのは微妙なところである。美味しんぼの中で展開された説は、科学的に鼻血を説明する仮説の一つではあるけれど、比較的簡単に否定できる説でもある。


(4)気持ちの問題
科学的にどんなに正しくても、気持ちの問題として受け入れられないものはたくさんある。「遺伝子組み換え食品との付き合いかた」という本の中で述べた事例だが、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を中和してビーカーの中で作った食塩水を飲みたくなるか、ということである。もちろん平気で飲み干す人もいるだろう。しかし、嫌悪感を示す人もいるはずで、そういう人に無理やりその塩水を飲ませてしまうのは、不適切な行動だ。

科学の知識は必要だが、同時に気持ちの問題にも配慮する必要がある、ということである。


(5)言論や表現の自由
スピリッツの「ご批判とご意見」の中には色々なものが含まれていたが、公的な立場からの意見で、これはどうなのか、というものを列挙してみる。

川内村村長 遠藤雄幸氏
「『美味しんぼ』を読んでいないのでなとも答えられませんが」
「多くの読者がいる御社の雑誌の一言一言は重い。自主避難者支援は理解できますが、全ての被災者が同じように受け止めることができるかどうかは疑問だと思う」

大阪府・大阪市
「平成26年5月9日付で貴社宛に、『平成26年5月12日発売予定習慣ビックコミックスピリッツ掲載の「美味しんぼ」の内容の一部訂正』について申し入れを行いましたが、訂正等の対応をいただけなかったため、次のとおり厳重に抗議いたします。」
「大阪府、大阪市として厳重に抗議するとともに、作中表現の具体的な根拠について是非開示されるよう強く求め、場合によっては法的措置を講じる旨、申し添えます」

福島県庁
「「美味しんぼ」及び株式会社小学館が出版する出版物に関して、本県の見解を含めて、国、市町村、生産者団体、放射線医学を専門とする医療機関や大学等高等教育機関、国連を始めとする国際的な科学機関などから、科学的知見や多様な意見・見解を、丁寧かつ綿密に取材・調査された上で、偏らない客観的な事実を基にした表現とされますよう、強く申し入れます。」

双葉町
「双葉町に事前の取材が全くなく、一方的な見解のみを掲載した、今般の小学館の対応について、町として厳重に抗議します。 平成26年5月7日」

まず、川内村の村長だが、美味しんぼを読んでないのにコメントしているのは珍妙だ。大阪府は事前に原稿を検閲し、その内容を訂正するように申し入れ、それを拒否された段階で「法的措置を講じる」可能性をちらつかせて脅迫している。福島県も科学的な正確性を強く要望しているが、福島県は「ゴジラ」などの創作作品についてもこうした要望を出すのだろうか。双葉町の抗議も、事前検閲の体である。

スピリッツの特集には掲載されていなかったが、参考になるのが環境省の対応で、それは朝日新聞の記事から垣間見ることができる。

美味しんぼ、発売11日前に環境省へゲラ送る 編集部
http://digital.asahi.com/articles/ASG5K5GN0G5KUTIL014.html

この記事の中で、

具体的な内容の訂正要求もしていない
未発表の内容で慎重に扱う必要がある

と、発売前原稿に対して慎重(=当たり前)な姿勢を表明している。

#この記事では、むしろ原稿を渡している小学館の姿勢を疑問に感じる。

発表された作品に対して事実と異なる点を主張するのは全く問題ないのだが、事前検閲のような対応はお粗末の一語に尽きる。


閣下:あーー、疲れた。

ヒロッコ:お疲れ様です。それで、モリタックは理解できたの?

モリタック:私には、ベースがほとんどないので、ぼんやりとしかわかりません。

閣下:ベースが必要なのは(2)や(3)だな。このあたりは17日に安倍首相がコメントしたところだ。

安倍首相 「美味しんぼ」鼻血描写に「根拠ない風評に国として対応」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/05/17/kiji/K20140517008179230.html

ヒロッコ:「根拠ない」と言っていますけど、岡山大学らの調査結果を参考にすれば、「わからない」というのが正確じゃないですか?

閣下:何らかの相関関係はあるのだろう。しかし、どういう因果関係かはわからないとしか言いようがない。さすがに安倍首相も馬鹿ではないので、「小学館に強く要望する」などとは言わなかったけれど、残念なのはわかりやすい情報提供、すなわち、(2)や(3)の部分にだけ注目していることだな。政治家として一番やらなくてはならないことは(1)、すなわち、失われた信用の回復のはずなんだが。

ヒロッコ:国家が国民から信用されていなければ、これからも様々な問題が起きますからね。

閣下:行政や東電に対する不信は、原発の爆発をトリガーとした人災だからな。そして、その不信感への対応は政治家にしかできない。肝心の政治家の数名は美味しんぼについて「偏見を助長する」などと言っているようだが、偏見は(1)の不信感にこそ起因しているのだ。政治家や行政組織が必死になって美味しんぼの内容を否定しているのは滑稽ですらあって、きちんとした自説があるなら、事前検閲のようなことをせず、同じように自説を主張すれば良いのだ。

とはいえ、今回の件では美味しんぼの主張をうのみにするのも危険だ。上に書いたように、フリーラジカル説を科学的に否定するのは簡単だし、事実関係として間違っている記述も含まれているようだ。「福島には住めない」としているが、住めない地域は福島全域ではないはずで、その点でも説明不足で正確性に欠ける。

一番わかっておく必要があることは、美味しんぼで展開されている主張は雁屋哲氏の意見を色濃く反映したもので、これが真理でもなければ、福島の総意でもなく、「そう考える人がいる」というだけ、という点だ。

モリタック:閣下!結局、私はどうすれば良いのでしょうか?

ヒロッコ:ここまでの話を聞いてなかったの??

モリタック:できれば、3行ほどでわかりやすくお願いします。

閣下:この問題では、それは不可能だ。例えば、この作戦室に福島に住んでいた人間が異動してきたとする。どうしたって、普通に「あ、そう」とはならないだろう?「へぇー」とか、「えーー」とか、反応はそれぞれだろうが、とにかく、その他の地域から異動してきた人とは同じ反応にならないはずだ。

福島の人たちは、普通に迎えて欲しいのだと俺は思う。でも、それは無理なんだよ。そういう爪痕を、日本人の心に深く刻んでしまったのが、福島の原発事故なんだ。俺達が本当に福島の全て人の身になって考えることも無理だし、みんなを心の底から励ますこともできない。何をしても、所詮、外野の自己満足なんだよ。「こうしたら、福島の人に喜んでもらえるんじゃないか」って、実際には親切を押し売りしているだけで、一番満足しているのは自分たち自身なんだ。完全なる無私なんて、俺は存在しないと思う。とはいえ、そういう活動が偽善だとも言わない。「一番満足しているのは自分自身」ということを認識しつつ、日本人一人ひとりが死ぬまで当事者として、何ができるかを考えていかなくてはならないんじゃないのか?

例えば、この詩を読んでみろ。

潮の匂いは。
http://www.inisi.myswan.ne.jp/club/literary/index.html

モリタック:・・・・

ヒロッコ:・・・・

閣下:これが福島県民の総意ではない。そもそも、厳密には宮城の人の詩だし、原発じゃなくて津波についての詩だ。でも、こういう風に考える人の存在にも、俺達は謙虚でなくてはならないんじゃないのか?

モリタック:・・・・

閣下:もうひとつ、美味しんぼが指摘している重要なポイントがある。それは、福島を出たいと考えている人の支援を提案していることだ。また、実際に北海道に出た酪農家を紹介している。

ヒロッコ:人それぞれに色々な立場があって、可能性があるのですから、唯一の正解というのではなく、一つの可能性を提示したという点で評価できるわけですね。

閣下:美味しんぼでは触れられていないが、「誰も責任を取らない」ということも忘れてはダメだ。もし将来、福島でがんになる子供が大量に発生したとしても、誰が放射線のせいで、誰が自然発生なのかなんてわかりはしない。全体の中で「◯%は低線量被曝に起因する」とは判断できても、個別の事例それぞれに、「あなたは自然」「あなたは被曝のせい」などと分類できるわけがない。できないなら、責任の追求も難しい。頑張って国家賠償訴訟に持ち込んでも、原告が死に絶えるまで控訴の連続だ。おまけに、肝心の責任者のほとんどはその頃にはもう鬼籍入りだ。

ヒロッコ:それは面倒だし、不毛ですね。やはり、自分の身は自分で守らないと。

閣下:ところで、滑稽なのは、いつも集中的に連載する形式の美味しんぼのスタイルを知らずに、みんなが騒いだおかげで美味しんぼが休載に追い込まれたと勘違いした政治家がいることだな。展開は何も変わっていなくて、全て予定通りだというのに。




「総統閣下はお怒りです」の過去記事  

2014年04月24日

総統閣下はお怒りです「残業代0指令」

モリタック:大変です!残業代がゼロになってしまうそうですよ!!??

ヒロッコ:あんた、残業しているの?

モリタック:してますよ!昨日も、夜中の3時まで・・・

ヒロッコ:ただ作戦室にいただけでしょう?

モリタック:作戦室の警備も重要な任務です!

ヒロッコ:あんたはゲームしていただけじゃない。それに、あなた程度の警備ならバイトでも十分できちゃうわよ。

モリタック:それを言われると二の句が継げないのですが・・・

ヒロッコ:それはさておき、残業代ゼロ案というのは、これね。

「残業代ゼロ」一般社員に拡大を提言 産業競争力会議
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140422-00000180-fnn-bus_all

閣下:良い話じゃないか。

モリタック:ええっ!?横暴ですよ!!

ノブポン:モリタック先輩が閣下に楯突くとは珍しいこともあるような、ないような、とりあえず、直ちに処刑されるようなことはないと思いますが、大丈夫でしょうか。

閣下:モリタックはちゃんとこの記事を読んだのか?対象になっているのは、「年収がおおむね1,000万円以上で、高度な職業能力を持ち、自律的、創造的に働きたい一般社員」だぞ?

ヒロッコ:モリタックには全く関係ない話よね。

モリタック:それはそうですが・・・

閣下:今の日本がなぜ斜陽国家となっているのか、例えば、海外からまでも、低い経済成長率を懸念されたりしているような悲惨な状態なのか、わかるか?

モリタック:もちろんわかりません。

ヒロッコ:閣下、モリタックにもわかるように説明してやってください。

モリタック:ガンダムでお願いします!

閣下:たとえば、ガルマはなぜシャアよりも階級が上だったのか、考えてみろ。

モリタック:それは、血筋じゃないでしょうか?

閣下:血筋が良いからといって、軍人としての能力が高いとはいえないよな?

モリタック:はい。

閣下:では、諸君の愛してくれたガルマはなぜ死んだのだ?

モリタック:坊やだからですか?

閣下:能力が低かったからだな。ガルマは自業自得かも知れないが、ガルマの下で働いていた下級兵にとってはとんだとばっちりだ。上官がガルマだったばっかりに、わずか第十話で戦死するはめになったのだから。

モリタック:私は良い指揮官の下で最終話まで働きたいです。

閣下:つまり、血筋などではなく、能力で評価された上官の下で働きたいのだろう?

モリタック:もちろんです。

閣下:逆に言えば、能力がないのに、上官になられては迷惑なわけだ。

モリタック:その通りです。

閣下:そういう、能力以外のところで評価され、偉くなってしまうのが日本社会なんだよ。

ヒロッコ:モリタックがこの作戦室にいることを考えれば、すぐにわかるわよね(笑)

閣下:もちろん、全部が全部というわけではないし、むしろちゃんと能力のある人間の方が多いだろう。しかし、そういう中に、能力以上の給料をもらっている人間も少なからず含まれている。

モリタック:私の能力が低いことは認めますが、それにしても、残業代がゼロなのは酷いです。それに、いつの間にか、テーマが残業から能力の話に変わっていますよ!

ヒロッコ:残業代をゼロにしようというのは、働き方を変えましょう、何時間働いたかじゃなくて、どのくらい成果を出したかで評価しましょう、ということなのよ。一口に言えば「成果主義」への変換なの。そして、それは年功序列から能力主義への変換でもあるのよ。

モリタック:ええっ!?

閣下:要は、能力の高い人は、それにあった環境で切磋琢磨し、高くない人は、それなりの環境で働け、ということだ。

ヒロッコ:大事な点は、「能力の高い人」ということよ。自分の裁量で業務をコントロールできないような人は最初から対象にはなっていないの。

モリタック:私たち、下々の者は今までどおりなのですか?

ヒロッコ:そんな甘い話があるわけないじゃない。

モリタック:やはり。どんな裏があるのですか?

閣下:これまでは、年功序列という形で、能力が高くない人間でも偉くなって、それなりの給料をもらうことができた。しかし、これからは、ただずっと会社にいたという実績だけでは、良い待遇にはならなくなるはずだ。間違っても、年収1,000万円を超えることはないだろう。

モリタック:それは困ります。

ヒロッコ:困るなら、頑張って働いて、実績を積めば良いのよ。

モリタック:でも、その実績を正当に評価してくれなかったら、どうしたら良いのですか?

閣下:本当に実力があるなら、その実力を正当に評価してくれる会社に転職すれば良い。

モリタック:自信がないのですが・・・

閣下:つまり、お前みたいに、大して努力もしていない癖に、自分の能力については漠然とした自信を持っていて、それでいて、誰かに評価してもらうだけの根拠は持ち合わせていない奴らが、山ほどいるのがこの国なんだよ。

モリタック:はぁ・・・・

閣下:でも、大丈夫だから心配するな。お前みたいな奴でも引き続き雇ってくれるような良い組織が日本にはまだまだたくさんある。

モリタック:そうなんですか!?

ヒロッコ:たとえば、地方公務員とか。

閣下:年功序列、終身雇用型の組織の代表例だな。

モリタック:良かった!!

ヒロッコ:あるいは、単純作業のような業務に従事している場合は、労働時間に見合った賃金が支払われるはずよ。

モリタック:良かった!!!

ノブポン:とはいえ、最近は地方自治体も青息吐息のところが散見されますし、旧態依然型の大企業も業績が悪化し、経営が破たん寸前というケースもあるようです。

モリタック:じゃじゃじゃ、どうしたら良いんですか?

閣下:でもまぁ、まだまだ多くの地方自治体は大丈夫なんじゃないか?

モリタック:では、公務員を目指しますっ!!

ヒロッコ:ただ、そういう組織の待遇、特に給料は、今よりも悪くなっていくんじゃないかしら?

モリタック:どうしたら良いんですか!?

ヒロッコ:努力して技能を身につけ、頑張って成果を出すしかないんじゃないの?

モリタック:それが無理なら?

ヒロッコ:だから、それなら、安い給料で、つまらない仕事をするしかないわよ。

モリタック:お先真っ暗です(;_;)

ヒロッコ:職業に貴賎なし、よ。つまらない仕事でも誰かがやらなくちゃならないのだし。

閣下:今や、モリタックのような「楽して偉くなりたい」という人間の逃げ道は、世界中探してもほとんど見当たらない。あったとしても、自国民の面倒を見るので手一杯で、受け入れている余裕などない。

モリタック:なんということでしょう・・・

閣下:とはいえ、日本も民主国家だから、大勢の生活者が「経済成長なんてしなくて良い。貧乏に耐えて、老衰のように、国家が衰えていくのもやむなし」という考え方なら、今の状況を維持することになる。

モリタック:それはそれで困るんですが・・・

ヒロッコ:あんたのような考え方の人がこの国には多すぎるのかもね(苦笑)。

ノブポン:財政破綻は目前ですし、高齢化には歯止めをかけようがありません。せめて優秀な人材ややる気のある人材がきちんと評価される社会だけでも作っておきたいものです。

閣下:優秀な若い人は、もうすでにこの国を見捨てて、外に出ていきつつあるけれどな。

ヒロッコ:結局、こういうニュースに目くじらを立てているのは、実際には年収1,000万円なんて夢のまた夢のような人たちで、そのせいで社会が停滞したら、困るのはその人たち自身なのよね。

閣下:年収1,000万円以上なら、もう残業とか、正規・非正規なんて関係ない働き方をしている人間がほとんどだから、こんなニュースを聞いても基本スルーだ。そのせいもあって、無関係な奴らが騒いでいるのだけが目立つんだろうな。

ヒロッコ:ほら、モリタックのことよ。

モリタック:やっぱり、楽して稼ぐのは無理なんですね・・・

ヒロッコ:”高度な職業能力を持ち、自律的、創造的に働きたい”人たちは残業がどうのこうのなどと言わずに頑張って働いてガンガン稼いでいただく。モリタックのように、人に言われたことを確実にやっていくのが良い人は、それなりの待遇で、身の丈にあった暮らしをしていけば良いのよ。別に、何も恥ずかしいことじゃない。

閣下:大体、最低でもこれくらいやらなくちゃ、経済再生に向けた三本目の矢なんて、ひとつもないようなものだ。

ヒロッコ:ほんとに、この提案にまでも反対するような人には、ぜひ有効な経済政策を提案して欲しいものですよ。

ノブポン:そこで国土強靭化計画のようなバラマキ政策が登場するわけですが、もちろんそういう政策の効果はただちに現れるわけでもなく、実際には財政が破綻してもまだ現れないでしょうね(笑)。

閣下:年収1,000万円を超えている奴は俺の周りにゴロゴロしているが、サービス残業がどうのこうのと言っている奴は見たことがない。

ヒロッコ:残業代などは飾りです。稼いだことがない奴にはそれがわからんのですよ。

モリタック:わかりません・・・

閣下:旧態依然とした体質の大企業が、年功序列で偉くなってしまった不良債権を内部に抱えて青息吐息という現状がある。こういう会社が傾くと、どうしたって役所が敗戦処理に動かざるをえない。それはそれで面倒くさいので、今のうちになんとかなる会社だけでも、自力で再生して欲しいわけだ。一方で、企業の側から「使えない」と不良債権の烙印を押された社員でも、他に活躍の場はあるかも知れない。それなら、終身雇用という縛りで会社につなぎとめておくのも合理性がない。日本の経済再生に向けたロードマップは、労働市場の流動化が一丁目一番地なんだ。

モリタック:でも、日本は、終身雇用と年功序列によって、高度経済成長を成し遂げたのではないですか?

閣下:お前は、世界が変わったのに過去の成功にしがみついている奴の典型だな(笑)

ヒロッコ:もはや、日本は一人負けという状態になりつつあるのに、ですね。それに、雇用の流動化の本当のターゲットは若者じゃないのに、なぜか若者がデリケートに反応するのが不思議です。

閣下:若者も、二十年経てば中年になるからな。

ヒロッコ:でも、さすがに二十年後は、今のような社会ではなくなっていますよね?

閣下:財政破綻国の仲間入りしているかもしれないな(笑)

追記:参考になるエントリー
残業チキンレースにそろそろサヨナラしよう!
http://jyoshige.livedoor.biz/archives/7225088.html

残業代0の世界
http://anond.hatelabo.jp/20140424223012

日本の労働環境のためにやらなくてはならないたった1つのこと
http://buu.blog.jp/archives/51412624.html

  

2014年04月03日

総統閣下はお怒りです「ノーベル賞の使者」

モリタック:閣下は、今話題の理研で働いていたことがあるんですよね?

ヒロッコ:しかも、広報室よ(笑)

モリタック:おお、じゃぁ、まさに今批判されている部署に所属していたのですね!

閣下:そういうことになるな。

モリタック:閣下は、今度のSTAP細胞問題は、どう感じているのですか?

閣下:もうすでに、いくつか茶化すエントリーを書いたから、それでも見ておけ。

ヒロッコ:これとか、

なんか、STAP細胞はこんな感じになってきてしまいました
http://buu.blog.jp/archives/51430685.html


ヒロッコ:これとかですね。

ネイチャーに掲載されて有名人になるためのガイドライン
http://buu.blog.jp/archives/51430988.html


モリタック:なるほど!これを読むだけでネイチャーに掲載されるんですね!!

ヒロッコ:あんたね、閣下がこれを書いたのは、あんたの論文をネイチャーに載せるためじゃないのよ?

モリタック:やはり、私は一生ここで下っ端生活なんですね・・・

ヒロッコ:そういう意味じゃないわよ。

ノブポン:それにしても、閣下はどのように感じていらっしゃるのか、理研と産総研の両方の組織に通じている、すなわち文科省と経産省の両方に通じている立場から、ぜひご意見を拝聴させていただきたく、よろしくお願い致します。

モリタック:(ノブポン、久しぶりの登場だな・・・)

閣下:実際のところ、小保方さんの研究者としてのレベルはひどいと思うが、別に珍しいことでもないだろう。博士のレベルについては過去にこんなことを紹介したことがある。

ちょっと見かけた博士
http://buu.blog.jp/archives/50363925.html


モリタック:ははぁ、酷いものですね。

ヒロッコ:あんたにわかるの?

モリタック:もちろん・・・

ヒロッコ:わからないのよね?

モリタック:ご明察。

閣下:今回は理研、ネイチャー、記者会見と色々な要素が合わさって、大きな騒ぎになったけれど、あくまでも氷山の一角だろう。

モリタック:そうなんですね。

閣下:そんなことよりも、今回の問題の背後には大きな問題があるから、俺達はそれを共有しておく必要がある。

モリタック:やはり、色恋の戯言ですかっ!?

閣下:もちろん・・・

ヒロッコ:違いますよね(笑)

閣下:うむ。ネイチャーのサイトのトップを見てみろ。

ヒロッコ:あたたたた・・・・野依さんが頭下げている写真が・・・。

nature

出典:Stem-cell scientist found guilty of misconduct

閣下:でもな、これは仕方ないところだ。野依さんも自業自得なところがある。

ヒロッコ:そうなんですか?とばっちりのようにも見えますが。

閣下:理研の理事長なんていうポストに就いたからだよ。

モリタック:理研の理事長がなぜまずいのですか?

閣下:それを理解するためには、理研という組織を知っておく必要がある。

ヒロッコ:研究者の楽園ではないのですか?

閣下:それはあくまでも表向きだし、研究者サイドからの視点だ。国の視点から見た理研の実態は、文科省の予算消化組織に過ぎない。

モリタック:意味がわかりません。

閣下:これを理解するためには、今度は中央官庁が何をやる組織なのかを知っておく必要がある。

モリタック:何をやるのですか?

閣下:まず、一番偉いのが財務省だ。ここは、集めた税金の使い道を決める組織だ。

モリタック:家族で言うなら、お母さんですね。

閣下:そして、他の官庁は、財務省に頭を下げて、「こんなことをやりたいのです。お金を分けてください」とお願いするんだよ。

モリタック:ええええっ、お小遣いをせびるみたいですね。

ヒロッコ:全くその通りなのよ。

モリタック:そんな仕事なら僕でもできそうです。

ヒロッコ:でも、やっているのは日本の頭脳だからね。ライバルは強力なのよ。

モリタック:しょぼーん。

閣下:みんながみんなそういうことをやっているわけじゃないけれど、キャリア官僚の中でも優秀な奴の仕事はこれだ。予算の確保という。そして、たくさんの予算を確保した官僚が出世する。

モリタック:ほほう・・・

閣下:そして、官僚の仕事はこれで終了だ。

モリタック:なるほど。

ヒロッコ:あんた、わかってないでしょ?

モリタック:え??? わかってますよ。

ヒロッコ:じゃぁ、その確保した予算を誰が使うか、言ってみなさい。

モリタック:あれ?? えーーーと、自分で使うんじゃないんですか?

ヒロッコ:使うのは、官僚の仕事じゃないのよ。

モリタック:あれれれれ?? じゃぁ、お金は誰が使うんですか?

閣下:それを使うのが、理研のような予算消化組織だ。

モリタック:おおぉぉぉ・・・理研って、そんな組織だったんですね。天からお金が降ってくるのですか!!!

閣下:そういうことだな。ただ、寝ていればお金が降ってくるわけじゃない。理研は、官僚に対して「こんなことにお金を使うのはどうでしょうか?」とアイデアを出すんだ。

モリタック:なんだか、複雑ですね。

閣下:官僚も万能じゃないからな。どうやったら財務省から予算を引き出せるのか考えているわけだが、当然、知恵袋が必要だ。

モリタック:なるほど、なるほど。つまり、子供が「プラモデルが欲しい!」と言って、それを聞いたお父さんが、子供の代わりにお母さんに「息子にプラモデルを買ってあげよう。プラモデルを子供の頃から作っていると、良い技術者になるはずだから」とか何とか言って、お母さんを説得するわけですね。

ノブポン:つまり、財務省がお母さん、官僚がお父さん、理研が子供、ということですね。

閣下:そういうことだ。そして、理研という組織は、知恵を出す子供、すなわち研究者をたくさん抱えている。お金を使うアイデアは理研研究者>文科省>財務省と流れ、お金は納税者>財務省>文科省>理研研究者と流れるわけだ。

モリタック:研究費は、もともとは税金だったんですか!

ヒロッコ:やっとわかったのね。ここでちょっと面白いのは、お金を使うアイデアの方に「納税者」が出てこないところよね(笑)。

閣下:その視点はとても興味深い。これがつまり日本古来から伝わる「由らしむべし知らしむべからず」の精神を反映しているわけだ。ただ、今回のフォーカスはそこにはないのでスルーしておく。話を戻すが、文科省は「お金をください」とお願いするのが仕事だが、取ってきたお金を自分で使うことはできない。それをやってくれる組織の一つが、理研という組織だ。だから、「予算消化組織」なのだよ。

モリタック:ふむふむ。

閣下:さて、次に、なぜ野依さんのようなノーベル賞科学者が理研にいるのか、という話になる。

モリタック:なぜでしょう???

閣下:お金の使い道を決める財務省も、そこにおねだりに行く文科省も、科学については所詮素人だ。何しろ、牛耳っているのは事務官と言われる、東大法学部出身者を中心とした文系の役人たちだからな。その上、彼らは約2年に一度異動があるので、本当の意味での専門性は持っていない。彼らは、お金を要求したり、お金を配ったりする専門家であって、特定の科学分野の専門家ではない。

モリタック:すいません、ガンダムで説明してください。

閣下:ブライトはホワイトベースの指揮官で、「アムロ、ガンダムで出ろ」とか、「ハヤトはガンキャノンだ」とか、指示を出すことはできる。でも、自分でモビルスーツを操縦して、敵を倒すことはできない。つまり、モビルスーツを操縦したことがない素人が、モビルスーツを使った戦略を考えているわけだ。ガンダムのことも、ガンキャノンのことも、書類上では知っているけれど、実際にコックピットに座って戦うことはない。

モリタック:なるほど、わかりやすい!

閣下:そうすると、モビルスーツのパイロットも、ちょっとしたおりに不満を持つことになる。「ブライトさんはモビルスーツを操縦したことがないくせに!僕が一番うまくガンダムを使えるんだ!」とか。

モリタック:それで、「もうやらないからな!誰が二度とガンダムなんかに乗ってやるもんかよっ!!」ってなるんですね!

ヒロッコ:でも、そうするとアムロは仕事がなくなっちゃうのよ。

閣下:さて、そんな不平不満が渦巻くホワイトベースにシャアが指揮官としてやってくるわけだ。

モリタック:えぇっ!ジオンのシャアが連邦の指揮官に?

ヒロッコ:たとえば、の話よ。

閣下:シャアがブライトに代わって指揮を執ることになると、シャアはモビルスーツのパイロットとしても優秀なわけだから、「現場を知らないくせに」という批判は的外れになる。何しろ、シャアは指揮官であると同時に、一流のモビルスーツパイロットだからな。

モリタック:さすがは赤い彗星ですね。

閣下:その赤い彗星が、今の理研では野依さんであり、利根川さんなのだよ。

モリタック:??????

閣下:素人しかいない財務省や文科省に理研が送り込む最終兵器が、ノーベル賞科学者だ。

モリタック:通常の三倍の予算を確保するわけですか!!!やるな!!!

閣下:実際には、こうした一流の科学者をスカウトするのは文科省だから、「財務省・文科省」対「理研」という構図ではなく、「財務省」対「文科省・理研」という構図だがな。文科省と理研は一体で、理研の意思決定組織である理事会にはいつも半分近くの文科省天下り役人がいる。

モリタック:文科省と理研はズブズブの関係ということですねぇ。

閣下:そして、文科省は財務省に対して、「日本の頭脳である野依さんが、この予算が必要だと申しております」とつきつけるわけだ。

モリタック:つまり、財務省と文科省の戦いにおいて、戦闘を有利に運ぶためにスカウトされたのが野依さんということですか!

ヒロッコ:珍しく上手にまとめたじゃないの!!

モリタック:いつものことですヨ。

閣下:そういうわけで、理研は常にノーベル賞科学者という英雄を求めているのだ。これは理研に限った話ではないけれどな。日本人がノーベル賞を取ると、そのたびに、誰が一番最初に挨拶に行くかというレースが勃発する。

モリタック:プロ野球のスカウト合戦と同じようなことが起きているのですね。

閣下:パプティマス・シロッコにしても、ハマーン・カーンにしても、一年戦争以後に登場する優秀な指揮官は例外なく一流のモビルスーツパイロットでもある。だから、理研の理事長を野依さんがやっていてもおかしいわけではない。しかし、理研にしても、あるいは文科省にしても、あくまでも国の一組織であって、日本そのものではない。

モリタック:また話が難しくなりつつありますね。私にはわかります。

閣下:野依さんがやっているのは、研究開発予算の取り合いだ。彼の敵は経産省や厚労省だ。さらにややこしいのは、文科省の中でも予算の取り合いがあることだ。理研の敵は、文科省内部にもいる。それが東大とか、京大といった一流大学だ。

モリタック:敵だらけじゃないですか!!

閣下:そうだな。そういう敵だらけのなかで、野依さんは戦っている。だが、彼は本当は研究費という名のパイの取り合いではなく、研究費そのものを増やすという戦いをするべきなんだ。

モリタック:今の日本でそんなことができるんですか?

閣下:できない。それこそが、日本の科学技術政策が抱えている大きな問題なのだ。日本を代表する頭脳が、日本のためではなく、文科省や理研といった一組織のために働いていることこそが問題なのだよ。STAP細胞問題では、理研としては「しめしめ、これで、京大・山中グループに持って行かれている莫大な予算を切り崩すことができるぞ」と思ったに違いない。彼らは、ノーベル賞科学者に加えて、「若手」とか、「女性」といったキーワードで対財務省の戦闘を有利に運ぼうとしていたフシがある。

ヒロッコ:日本国民が好きそうなフレーズですよね。

閣下:おかげで、ネイチャーのサイトのトップで、頭を下げているというみっともない姿を晒してしまうことになったわけだ。これは日本にとっての損失でもある。

ヒロッコ:では本日のまとめに入りましょう。「野依さんは、理研じゃなくて、日本のために知恵を出して欲しい」でよろしいですか?

閣下:そうだな。モリタックにわかるように説明したら、こんなに長くなってしまったよ。それにしてもこのネタ、もうすでに消費されてしまったようで、「あぁ、そんなこともあったね」という雰囲気だ。理研としても、さっさと小保方さんを処分して、忘れてしまいたいと思っているに違いない。この国民の無反省体質こそが、この国のダメなところの本質なんだろうな。

ヒロッコ:ここにも、真の意味での科学技術立国へのきっかけがあったのに、ということですね。

閣下:所詮、日本という国では、人はノーベル賞科学者を予算取りの道具にしか使えんのさ。

ヒロッコ:あと、謝罪ですね(苦笑)。

「総統閣下はお怒りです」はKindle版も発売中!「イオナ」の澤井健さんの漫画もあってお得ですよ!
  

2014年03月12日

総統閣下は充電しております STAP細胞大特集

)

放送のサマリー

小保方さんとさむらごうちさんの類似点と相違点について

利根川博士も昔、お行儀が悪かった話(伝聞)

文部科学大臣の発言の是非について

1.「ただ、行儀が悪い研究者」説

2.「全部フィクション」説

3.「悪気はなかったが、能力が低くておかしなことになった」説

3.の事例を紹介

元木の見解は、1が30%、2が30%、3が30%という、玉虫色(笑)  

2014年01月23日

総統閣下はお怒りです「金のエンゼルを探せ!」

モリタック:総統!日本テレビの調査によれば、森永のチョコボールでは金のエンゼルが当たる確率はたったの0.04%らしいですよ!

閣下:ちょっと、大きいのか小さいのか、わからない数字だな。

ヒロッコ:でも、どうやって調べたのかしら?

モリタック:日テレのサイトに載ってましたよ。


ザ・確率 第2弾
http://www.ntv.co.jp/zip/onair/hatenavi/404456.html

閣下:なんだこれ。日テレって、馬鹿の集団なのか?恥ずかしくもなく、こんな文章を載せておくとは。あとで削除されたら困るので、問題の箇所を抜粋しておこう。

合計1000個のチョコボールを用意しました。
ちなみに、1000個で59,576円。

しかし、1000個のチョコボールを開けたのに『金のエンゼル』は1枚も出ませんでした。
これでは確率を出すことができません!ということで、さらに購入し調査再開です!
2443個目を開けたところで、『金のエンゼル』を引き当てることができました!!!

ということで森永のチョコボールで
『金のエンゼル』が出る、ザ・確率は2443分の1。
確率はおよそ0.04%でした!


モリタック:これのどこが馬鹿なんですか??

閣下:お前、わからないの?

モリタック:もちろん・・・

ヒロッコ:わからないのよね?

モリタック:わかりません

閣下:我が国の教育は一体どうなっておるのだ?

ヒロッコ:申し訳ありませんm(_ _)m

閣下:問題点の1つは、金のエンゼルを当てたところで調査を終了したことだな。

モリタック:これだと、何がまずいんですか?

閣下:もしもう一個買ってみて、やはりハズレだったらどうなる?

モリタック:確率は、2444分の1になります。

閣下:じゃぁ、あと1000個買ったら?

モリタック:えーっと、最初に1000個買っても当たらなかったんだから、次の1000個も当たらないはずです。

閣下:なるほど。じゃぁ、当選確率は3444分の1になるんじゃないのか?

モリタック:うーーーーーん????

閣下:じゃぁ、そのあと3000個買ったらどうだ。

モリタック:えーと、今度は1つは当たるはずです。

閣下:それなら、当選確率は6444分の2になるはずだな。

モリタック:その通り!

閣下:結局、当選確率はいくつなんだよ?2443分の1なのか、2444分の1なのか、3444分の1なのか、それとも6444分の2、すなわち、3222分の1なのか。

モリタック:でも、あとの3つは、総統閣下の脳内調査ですよね??

閣下:そうだよ。

モリタック:それは何かおかしい気がします。実際に買ったのは2443個だから。

閣下:じゃぁ、話を変えてみよう。ヒロッコ、サイコロを用意してくれ。

ヒロッコ:はい、どうぞ。

閣下:ここにサイコロがある。目は1から6まである。1の目が出る確率はいくつだ?

モリタック:6分の1ですよ、当たり前です。

閣下:では、調べてみよう。

(コロコロコロ・・・・、目は3だった)

閣下:ふむ。じゃぁ、もう一度振ってみるぞ。

(コロコロコロ・・・・、目は1だった)

閣下:なんだ、二回振ったら1が出たぞ。確率は2分の1じゃないか。

モリタック:あれれ???

ヒロッコ:ほら、6分の1じゃないじゃない。どうなっているの?

モリタック:いや、今のはたまたま1が出ただけですよ。ここで終了じゃなくて、もっと何度も振っていればだんだん6分の1に近づくはずです。

閣下:その通りだな。モリタックにしては珍しく正論だ。

ヒロッコ:それで、金のエンゼルについては不思議に思わないのかしら(笑)

モリタック:あれ???えーーーっと・・・・

閣下:この、日テレの調査は、当たりが出るまで調べて、そこで調査を終了して、確率を論じている。これは2回目で1が出たから確率が2分の1と言っているのと全く同じなんだよ。本当はもっとサンプル数を増やす必要がある。一個当たったのはたまたまであって、仮にそれが一個目だったら、「当選確率は100%」になってしまう。

ヒロッコ:サンプル数が少ないというのが第一の問題点、当たりが出たところでやめてしまったというのが第二の問題点ね。

閣下:この程度のオツムで「ザ・確率」とか言っているところが馬鹿丸出しだな(笑)

モリタック:テレビ関係者は馬鹿しかいない、ということですね!

ヒロッコ:最初に見かけた奴が馬鹿だから、全部馬鹿というのは、この金のエンゼル理論と一緒よ?

閣下:とはいえ、関係者の誰ひとりとしてこの間違いに気が付かずにネットに掲載して放置しているのだから、あながち間違いとも言い切れないな(笑)

モリタック:じゃぁ、結局、金のエンゼルが当たる確率はどのくらいなんですか?

閣下:さぁ?10万個ぐらい買ってみれば見当がつくんじゃないのか?多分。

モリタック:そんなに買えませんよ!大体、そんなにたくさんのチョコをどうするんですか!!大体、10万個ぐらいっていい加減すぎです!

閣下:そりゃそうだが、厳密には、誤差と信頼水準をきちんと設定して、どのくらいの標本数が必要なのかを計算する必要があるんだよ。

モリタック:全然わかりません。突然、難しい言葉がたくさん出てきて・・・

閣下:そうだと思ったから、適当に答えたんだよ。もっと詳しく知りたければ、統計の勉強をするんだな。

モリタック:えぇぇぇぇーー

ヒロッコ:モリタックはその程度でも良いけれど、内閣の支持率とかを調査するようなマスコミが、この程度の知識しかないというのは嘆かわしいことよね。

閣下:どうせ適当に調べて、その数字をべらべら喋っているんだろう。この記事を読んだだけで、底が知れるというものだ。

ヒロッコ:まったく。でも、モリタックはどうして金のエンゼルの当選確率が知りたいの?

モリタック:おもちゃのカンヅメが欲しいんです!

閣下:それなら、ヤフオクで落札しろよ。「おもちゃのカンヅメ」で調べれば山ほど出てくるぞ。50個ぐらい買うお金を出せばすぐに落札できるぞ。それならデブる心配もなくて、お前にはピッタリだよ。

  

2014年01月18日

総統閣下はお怒りです 20140117 ゲスト:立体作家 吉島信広氏

今日の「総統閣下はお怒りです」は銀座の万画廊から、立体作家吉島信広氏をゲストに迎えての放送でした。2014年新作展の全作品について吉島さん自ら解説をしてくれました。

下記で録画をみることができます。

  

2013年11月29日

ルパン三世の峰不二子役が黒木メイサということに総統閣下がお怒りです



#YouTubeが方針を変更し、パロディ動画を認めるようになったこと、「ヒトラー 〜最期の12日間〜」の監督オリヴァー・ヒルシュビーゲルが同作品のパロディに前向きの発言をしているという報道があったことを踏まえ、停止していた総統閣下シリーズの制作を再開することにしました。


  

2013年10月11日

ブログの日

ブログの閲覧者と、ツイッターを見ている方には、突然の無礼を許していただきたい。私は作家の元木一朗であります。話の前に、もう一つ知っておいて貰いたいことがあります。

私はかつて、魔人ブウ*という名で呼ばれたこともある男だ。

私はこの場を借りて、元魔人ブウ*として語りたい。もちろん、ラーメン評論家の魔人ブウ*としてではなく、ブロガーとしてである。私がブログを書くのは、一部のブロガーのようなアフィリエイト欲に根ざしたものではない。アフィリエイトだけがブロガーの収益化の手段ではない。また、多くの芸能人ブロガーがステマややらせコメントを展開している事実は、アフィリエイトブロガーのやり方より悪質であると気づく。

人がブログを始めたのは、個人の意見が既存メディアの情報に埋没するのを避けるためだ。そして、ネットに出た一次情報提供者たちは、その活動圏を拡大したことによって、情報発信そのものの力を身につけたと誤解して、アメブロガーのような勢力をのさばらせてしまった歴史を持つ。それは不幸だ。もう、その歴史を繰り返してはならない。

ネットで有用な情報を提供することによって、人間はその能力を広げることができると、何故信じられないのか。我々はネットをステマや過剰なアフィリエイトで汚すなと言っている。ステマブロガーは、小遣い稼ぎに魂を奪われた人々の集まりで、ネット民を食いつぶそうとしているのだ。

人は、長い間、テレビや新聞というゆりかごの中で戯れてきた。しかし、人類を既存メディアから巣立たせる時がきたのだ。この期に至って、なぜ、情報発信者が閲覧者を騙し、ネットを汚染しなければならないのだ。情報発信手段を大衆の手の中に戻し、大衆が既存メディアから自立しなければ、自由な情報社会ではなくなるのだ。このブログ界でさえ、ステマに飲み込まれようとしている。それほどまでにネットは疲れきっている。

今、誰もがこの自由なネットを残したいと考えている。ならば、自分の欲求を果たすためだけに、ネットに寄生虫のようにへばりついていて良いわけがない。

現に悪徳業者は、このような時に議論をふっかけてくる。見るがいい、この無謀な行為を。彼らは多くの公告を多メディアで展開し、逆らうものは全て悪質なデマと称しているが、それこそが悪であり、情報の充実を阻害していると言い切れる。

このエントリーをご覧の方々は、お分かりになるはずだ。これが悪質な業者のやり方なのです。元切込隊長がページビューの異常に多いブログに執筆し、Twitterで拡散し、悪徳業者を追求したのは、既存メディアのメンツを潰したかも知れません。しかし、悪徳業者は、既存メディアを駆使して、生活者を騙そうとしている。悪質な業者を排除し、社会から悪意を取り除くためにこそ、ブロガーは書くべきなのです。

(本エントリーは機動戦士Zガンダム第37話「ダカールの日」のパロディ)
  

2013年09月14日

総統閣下はお怒りです「毒舌!日の出テレビキャスターぶったぎり」

昨日の「総統閣下はお怒りです」が大好評だったので文字起こししようかな、と思いました。



17分20秒ごろ
昨日起こった話。昨日、日の出テレビで、なんとか報告会みたいなのを臨時でやります、みたいなのが流れてきて、フェイスブックでお知らせが来たんで、なんだろう、と思って、見たわけです。そうしたら、福田さんと山下さん、このあとの(番組の)山下さんが、二人で出ていて、それに対して大学生の男性と女性が二人いて、なんかね、大学生が、福田、山下に質問するという構成で、始まったんですね。

18分10秒ごろ
あーなんだろうなーとか思いながら見ていたんです。そうしたら、学生が「政治家が多すぎるんじゃないか」と、国会議員が。国会議員が多すぎるんじゃなかろうか、と問いかけをした。で、それに対して、福田峰之さんが、「いやぁ、多すぎる多すぎると言ったって、もう大変なんだよ。じゃぁ、何人だったら良いって言うの?」と学生に聞き直したんですね。聞き直されて、学生が「いやぁ、わかりません」っていう風に答えたんだよね。本当に頭が悪いな、こいつら、と思ったんですけどね、国会議員が多すぎる700何十人いるの?700今、500人足す250人?750人ぐらいいるの?もうちょっと少ないか(正確には722人かな?)。
(コメント朗読:昨日、福田山下コンビ?見てなかった)
見てなかった?残念でしたね。僕は見ましたよ、途中まで。途中で嫌になってやめたけど。でね、その放送(の録画)さ、公開されてるのかと思ったら、日の出テレビは録画は全部公開するっていうのがルールなんだけど、どこにあるんだろうと思ったら、どっかに隠されちゃってる(笑)。ないんだよ、あれ?とか思って、生放送だけか?みたいな。まー、あとでちょろっと出てくるかも知れないんだけど、ないんですよね。僕的にはクライマックスは今言った、
「国会議員が多すぎるでしょ!」
「多すぎるっていうなら、何人だったら良いんだ!」
「わかりません」
みたいなところが僕的にはクライマックスで、あのね、本当に馬鹿だなと思ったんですけど、この学生というのが、山下さんの事務所にインターンシップに来ている学生だっていうことなんですよね。で、僕、もともとインターンシップっていうのは大嫌いな人間で、あの、僕も元大学教員なんで、大学で教える人間の端くれなわけですよ。

20分40秒ごろ
僕たち、そういう先生も色々よ。大学の先生も色々います。で、大抵の大学の先生はろくでもないんだけれど、僕はちゃんと教えてたからね。で、きちんと授業計画を立てて、こういう風にやりますって、もともとシラバスっていう授業計画を作るんです。まっとうな大学なら絶対(教師に)作らせます。それを生徒にも公開して・・・

だめだ。力尽きました(笑)

以下、ダイジェストで。

◯インターンシップがうまくいくわけねぇーだろ
◯悪いのは山下横浜市会議員の事務所
◯全国学力試験の結果を公表すべきと発言した福田衆議院議員について
◯山際、山下、福田、草間の通信簿
◯候補者を有権者が選ぶ予備選挙という私案
◯草間横浜市会議員のダメなところ
◯山下市会議員のダメなところ
◯山際衆議院議員のダメなところ
◯放送で取り上げた情報の出典について
◯日の出テレビがつまらない理由
◯腰が引けている日の出テレビのキャスター達
◯朝まで生日の出テレビ

続きは動画で!!

  

2013年07月20日

総統閣下はお怒りです「怪しい医者」の続報

ネットで見かけた怪しい医者について記事を書いたのが約2週間前。書いたっきりで投げっぱなしだといかがなものかと思ったので、現地に行ってヒアリングして来ました。以下、熊本の皆さんの反応です。

松橋に住むOさん
病院がどんどんでかくなっている。


保険営業員のIさん
お客様が通っている。二万円の高濃度ビタミンの点滴を月二回打つそうです。お客様からは「お薬はいけないのよ」と言われてます。


医師Fさん
あー、それね。輸入すると8,000円です。


といった感じ。これらを総合すると、「薬はイカン」と言いつつ、高濃度ビタミンの点滴をやや高値で打ち(これだって薬だと思うけれど(笑))、その商売があたって病院はどんどん大きくなってきている、ということのようです。

他所様がどういう商売をやろうと構わないのですが、医者にかからないと治らない病気もありますし、手遅れになる可能性も否定出来ません。ご利用は自己責任で、という感じです。

関連エントリー:総統閣下はお怒りです 「怪しい医者」
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51401729.html  

2013年07月07日

総統閣下はお怒りです 「怪しい医者」

モリタック 現在の医療は全部無駄らしいですよ!!

ヒロッコ また道端で何か拾って食べたんでしょう?

モリタック 違いますよ!Facebookで、山下正人横浜市議会議員が「いいね」した記事を読んだんです。書いているのは崎谷博征さんという現役の医師みたいですよ!!

ヒロッコ やれやれ。ちょっと記事を見せてみなさいよ。

モリタック そう言われると思って、ちゃんとコピーしてあります。

“現役医師”の立場から
忠告させてもらいます。

『病気で医者に頼ると危ない!』

残念ながらこれは事実です。

現代人の死因1位はガンですが、
正直な話をしてしまうと

“ガンで死ぬのではなく、
 ガン治療によって殺される”

と言っても過言ではありません。

私は15年以上外科医として活動し、
20年以上医者として最前線に立ち続けています。

現場を体験し続けた人間として断言しますと
残念なことに西洋医学はガンに対して無力です。

手術、抗がん剤、放射線治療、
この3大治療法がガンに有効だという
科学的根拠が実は存在しないのです。

と、いうよりも

『現代医学が病気に対して完全に無力』

これが事実です。

私たち医者が治せる病気というのは
病気全体の0.01%以下しかありません。

風邪すら治せないのです。
だから『薬』を出して
誤魔化す以外に何も出来ないのです。

私の医者としての経験は
自分が病気になった時医者に行く、
というのは心から遠慮するべきと告げています。

薬という名の毒を大量に摂取する羽目になり、
ただでさえ弱った身体をボロボロにさせられます。

医者に頼れない以上、
自分の身は自分で守るしかありません。

ではどうやって健康な身体を保ち、
医者に殺される最後を回避するのか?

それを実現するために

『ラーメン、から揚げ、焼肉、ビール、
 好きな物を好きなだけ食べながら』

『ジョギング、ウォーキング、
トレーニングなどの運動は一切無しで』

『もちろんサプリメントなど一つも取らず』

それなのに、
ガン、認知症、脳血管梗塞、心筋梗塞、
リウマチ、SLE、精神疾患、etc…

これら全ての“慢性病”と呼ばれる病気を
完全に予防してしまう健康法が存在しています。

これに関して語ったビデオを現在、
無料にて公開中です。
http://goo.gl/Q5xEJ


“そんな馬鹿な、信じられない”

そう感じられると思います。
なので別に信じてくれとは言いません。

私がお伝えできるのは

『この手法はアメリカ、コロラド大学の
コーダイン博士が研究を開始し、
世界中の研究機関で目覚しい成果が
確認されている遺伝子的なアプローチ』

ということだけです。

私以外に日本でこの手法を理解している人は
いませんので、ここ以外で内容を知るのは不可能です。

無料のビデオですから、見ることであなたが
損をするということはないと思います。

一回病気にかかってしまえば
数十万円が一瞬で治療費に吹っ飛びます。

下手すれば仕事も失って数千万円、
人生を棒に振るレベルの損害も考えられます。

それを防げるとすれば見ない理由はないと思います。

『意地でもこんなビデオ見てやるものか!』

という強い決心をなぜかお持ちの方以外は、
確認しないのはあまりに勿体無いと
あくまで個人的には思っています。

やるかやらないかは見てから
決めれば絶対に損はないはずなので。

とはいえ、これだけ念を押しても

『それならここに公開すればいいのに。
 なんで登録制にするんですか?』

そう聞きたい人もいると思うので
この質問に関しては先にお答えしておきます。

過去の私の投稿を確認して頂ければ、
私の活動はかなり過激な内容になっているのを
ご理解いただけると思います。

Facebookで本格的な活動を始めて
まだほんの3ヶ月ほどなのですが、
うんざりするほどの批判、妨害メールが
大量に届いているのです。

特に医療関係者の方からは、
お褒めの言葉6割、お怒りの言葉4割、
これくらいの割合でたくさんのメッセージが
届いています。

弱音を吐くみたいで嫌なのですが
真実を伝える活動というのはものすごく
エネルギーを使います。

批判のメッセージを目にするというのは
精神的な疲労がとても大きく、今はそちらに
エネルギーを使いたくないというのが本音です。

なので、

『メールアドレスという個人情報を
渡してでもこの手法を知りたい!』

そういう方にだけ私からの
メッセージは受け取って欲しいのです。

横からコソコソ中身だけ盗み見て、
安全な所からグダグダ文句をいうだけの
人達の相手なんてしたくないのです。

そんな私の“ワガママ”が
メール登録制という形での公開に
なっている理由です。

とはいえ、私はこのビデオ内で極めて
有益な情報を公開しています。

絶対の自信を持ってそう断言できるので
『あなたとの関係はフェアである』
そう強く自負しています。

モロモロ納得の上、ビデオの方を
鑑賞いただければと思います。

“我慢せずに病気を完全に防ぐ方法”
http://goo.gl/Q5xEJ

崎谷博征


閣下 やれやれ。

モリタック じぇっ???

閣下 やれやれ。

モリタック じぇじぇじぇっ!!!???

閣下 やれやれ、と言ったんだ。

ヒロッコ ほんとに、あんたはいつまで経っても成長しないわね・・・

モリタック えー、さすがに私も成長期は終了したので。

ヒロッコ 脳みその成長には、年齢はあまり関係ないわよ。

モリタック では、この記事は嘘なんですか?

閣下 じゃぁ、冒頭から検証してみるか・・・。

モリタック お願いしますっ!!

閣下 順番に行くぞ。

手術、抗がん剤、放射線治療、
この3大治療法がガンに有効だという
科学的根拠が実は存在しないのです。


閣下 まずこれがおかしい。こいつが何を以って「科学的根拠」と言っているのかはわからんが、例えばこんなデータがある。

gan1

出典:厚生労働省「がん対策関係資料

閣下 これは国立がんセンター中央病院院内がん登録(初回入院)患者の入院暦別5年生存率の推移というものだ。面倒くさいから元データを使ってグラフを作りなおしたりしないが、一目見て、5年生存率は伸びているだろ?

モリタック はい・・・・

閣下 これを科学的根拠と言わずして、なんというのだろうな?

モリタック うーーーん・・・

閣下 次だ。

私たち医者が治せる病気というのは
病気全体の0.01%以下しかありません。


閣下 これは、「治す」という言葉の定義が曖昧だな。自己の持つ免疫機能や自己修復機能によって回復することを全て「治すとは言わない」というのなら、ある程度は納得ができる記述だ。だが、0.01%というなら、その数字の根拠となるデータが必要だし、そもそも「治す」という言葉の定義も必要だ。

モリタック うーん。何をおっしゃっているのか、ちょっと良くわかりません。

閣下 例えば、大腿骨を骨折した人間がいるとする。そのまま放置しておいても歩けるようになるかも知れないけれど、手術してやった方が治りは早いだろう?実際に治るのはその人間の回復能力が要因だが、治りやすく手助けしているのが医療だし、場合によってはそれがなければ治らないかも知れない。怪我だけじゃなく、病気でも同じだ。例えばこんなデータがある。

yomei

出典:厚生労働省「平均寿命の国際比較

閣下 なぜ世界中で平均寿命が伸びているんだろうな?

モリタック えーーーーと・・・・

閣下 これも、厳密にはきちんとした検証が必要だが、普通に考えれば、医療が発達したからじゃないのか?

モリタック 可能性は高そうです・・・。

閣下 世の中が衛生的になったというのも一因だろう。しかし、伝染病が医療のおかげで不治の病じゃなくなってきたというのも大きいんじゃないのか?

モリタック そんな気がします・・・。

閣下 マイナーなデータだが、三重県の結核による死者の推移に関するグラフがある。

kekkaku


閣下 これを見ても『現代医学が病気に対して完全に無力』というのは「事実」じゃなくて「間違い」だということがわかるよな?

モリタック わかります。

閣下 『現代医学が病気に対して完全に無力』というのは事実じゃなくて完全な間違いだということがわかるよな?

モリタック わかりますっ!!!

閣下 大事なことだから二度言ってみたぞ。じゃぁ、次だ。

私の医者としての経験は
自分が病気になった時医者に行く、
というのは心から遠慮するべきと告げています。


閣下 この記述は随分と卑怯だな。医者であることが自己の主張の正当性の根拠だと言いたいようだが、それなら、こいつの主張に反対する医者はゴマンといるはずだ。具合が悪いときに医者に行く、行かないは個人の勝手だ。でも、俺は靭帯を切ったとき、腕の骨を折ったとき、虫歯になったとき、尿管結石になったとき、その全てにおいて医者に行って良かったと思っているよ。

モリタック 私も、お腹が痛いときに医者に行って、浣腸してもらったら治ったことがあります・・・。

ヒロッコ だから、拾い食いはダメだとあれほど言っておいたのに。

モリタック いや、私は便秘症なんです。

閣下 次に行って良いかな?

モリタック あ、はい、ぜひ。

ガン、認知症、脳血管梗塞、心筋梗塞、
リウマチ、SLE、精神疾患、etc…

これら全ての“慢性病”と呼ばれる病気を
完全に予防してしまう健康法が存在しています。


閣下 大体において、「完全」などと書かれている話のほとんどは嘘だが、間違いを指摘しておくなら、こういう病気は慢性病ではない。

ヒロッコ こういう言葉使いからも、あまり筋の良いお医者さんとは言えないことがわかりますね。

閣下 医者にも色々あるだろうからな。

『この手法はアメリカ、コロラド大学の
コーダイン博士が研究を開始し、
世界中の研究機関で目覚しい成果が
確認されている遺伝子的なアプローチ』


閣下 ビデオを見てないので何とも言えないのだが、コロラド大学のコーダイン博士なら、『PALEO DIET』だろう。

モリタック 何ですか、それは。

ヒロッコ もう10年以上前にコーダイン博士が提唱したダイエット法よ。別名「原始人ダイエット」。約1万年前の原始人の食生活を規範にして、丈夫な体を作ろう、というものなの。具体的には、炭水化物を減らしタンパク質・脂質を増やすのよ。

モリタック あれ?それって、低インシュリンダイエットのことじゃないですか?

ヒロッコ 珍しく鋭いわね(笑)

閣下 俺は他人の食生活には興味がない。しかし、食生活で健康になるとは思えないし、仮になるとしても、それは決して「遺伝子的なアプローチ」ではないな。

モリタック うーーーん・・・。

私以外に日本でこの手法を理解している人は
いませんので、ここ以外で内容を知るのは不可能です。


閣下 自分で「トンデモ」だと自白しているような記述だな(笑)。

ヒロッコ 彼の信者ですら理解していないのかしら???

閣下 そうなんだろうなぁ。

一回病気にかかってしまえば
数十万円が一瞬で治療費に吹っ飛びます。


閣下 こいつが言うところの「病気」というのは一体何なんだろうな?そう簡単には、数十万円が一瞬で吹っ飛んだりはしないぞ。

モリタック そういえば、昨日親知らずを抜いたときは3,000円ぐらいでした・・・。

『メールアドレスという個人情報を
渡してでもこの手法を知りたい!』

そういう方にだけ私からの
メッセージは受け取って欲しいのです。


閣下 個人情報を渡すだけなら良いけれど、そのあとひっきりなしに迷惑メールが届いたら嫌だよなぁ(笑)

ヒロッコ モリタック、あんた、登録してみなさいよ(笑)

モリタック じぇじぇじぇ!!!???謹んで辞退させていただきます(汗)

閣下 このFacebookのエントリーに「いいね」している人間は15,000人以上いるみたいだが、みんな登録したのかな?

ヒロッコ 登録もせずに「いいね」を押したとすれば、随分と軽率な行動ですよね。

閣下 全くだな。まぁ、何でもかんでも医者に頼るのは良くない。これは俺も同意する。しかし、医者にかからなくちゃどうしようもない場面だって間違いなく存在する。俺の感覚では、それは0.01%なんていうレベルではなく、もっとずっと高い頻度で存在すると思う。あと、食生活をコントロールすることで完全に予防できるとも思わない。もし本当に完全に予防できるなら、それを裏付ける科学的なデータを見せて欲しい。メール登録してようやく見ることができる動画なんかじゃなくて、サイエンスなり、ネイチャーなりに掲載された論文を教えて欲しいところだ。

ヒロッコ 「科学的」というのは、そういうことですよねぇ。

閣下 個人が何を主張しようと勝手だが、「医者」という看板を振り回して科学的根拠のない話の裏付けとして利用するのはいただけない。おかげで、モリタックみたいなオッチョコチョイがホイホイ騙されるわけで。

モリタック しょぼーーーん。

閣下 いくつか厚労省のデータを引用したけれど、簡単にコイツのいい加減なところを指摘できるわけだ。ただ、全部が全部間違いというわけじゃない。たくさんの正しい情報の中に、少しずつおかしな情報を混ぜて、最終的に妙な方向に誘って行くのが常套手段だ。気をつけたいものだな。

モリタック 例えば、正しい部分というのはどのあたりなんでしょうか?

閣下 医者はほとんどの病気を治せない、というのはある意味本当だ。だが、医者の役割は本来病気を治すことじゃない。病気を治そうとする、人間が本来持っている力を出しやすくしてやること、手助けしてやることだ。今ある薬も、ほとんどはそんなものだ。風邪をひいて熱が出て辛ければ熱を下げる薬を処方する、頭痛が酷ければそれが緩和される薬を処方する、そうやって病気による体への負担を軽減して、回復するのを手助けしてやるわけだ。でも、それは一般的には「病気を治す」行動だと認識されている。

ヒロッコ そういう、「ちょっと異なる視点」を巧妙に利用して、我田引水しているのよね。

閣下 ま、医者に行くも勝手、行かないのも勝手。最終的には自分の責任で判断することだからな。だけど、大した情報や知識もないくせに、「医者に行くと殺される」と盲信しているなら、損する可能性が高いと俺は思うぞ。

ヒロッコ 私もそう思います。モリタックはどうかしら?虫歯が痛くても歯医者には行かないの?

モリタック さっきまでは行かないつもりでしたが、やっぱり行くことにします(汗)。

続報:総統閣下はお怒りです「怪しい医者」の続報  

2013年04月12日

総統閣下はお怒りです 「悪意の住むグラフ」

ヒロッコ:今日の合コン、どうしようかなぁ。

モリタック:行ってくれば良いじゃないですか。どうしたんですか?

ヒロッコ:なんか最近、面倒くさいのよ。

モリタック:マジっすか。でも、ヒロッコも子供が欲しいなら、そろそろ・・・

ノブポン:そういえば、先日、読売新聞にこんな記事が載っていましたよ。

記事:「不妊治療助成「39歳まで」有識者会議で検討へ」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130408-OYT1T01701.htm

ヒロッコ:また私の神経を逆なでするような記事を見つけてくるわね。大きなお世話よ。

モリタック:でも、ほら、ちゃんとデータも載ってますよ。これは説得力があるなぁ。

閣下:ほう。面白そうな記事だな・・・・って、なんじゃコリャァ・・・!!

モリタック:か、閣下、どうされましたかっ??

閣下:モリタック、お前、この記事をちゃんと読んだのか?

モリタック:もちろん、流し読みです。

閣下:この記事を良く読んでみろ。

ヒロッコ:えーーーーと、不妊治療の有効性を考えると、40歳以上はあまり効果が期待できないので、助成金を出す上限は39歳にしましょう、という話ですよね?

閣下:問題は、その39歳という上限の決め方だ。

モリタック:えーーーと、出産率と流産率を年齢別にグラフにプロットすると、39歳ぐらいで交差するみたいですよ?

yomiuri

(出典:YOMIURI ONLINE)

閣下:出産率と流産率がグラフ上で交差することにどれだけの意味があるのか、言ってみろ。

モリタック:うーーーーん、そう言われると、意味は説明できませんが・・・

閣下:そして、この記事はもっととんでもないインチキが隠されているんだ。

ヒロッコ:アッーーーーーーーーーーー!!!

閣下:わかったようだな。

ノブポン:アッーーーーーーーーーーー!!!

モリタック:ちょ、ちょ、ちょっと、待ってくださいよ。また私だけ仲間はずれですか?ちゃんと説明してくださいよ!!

ノブポン:これは、総統閣下のご著書「総統閣下はお怒りです」の12ページ「怪しいグラフ」で取り上げた例に酷似していますね。


モリタック:ねぇねぇねぇ、意地悪しないで、お願いしますよ。

ヒロッコ:仕方がないわね。じゃぁ、私がこのグラフを作りなおしてあげるわ。

モリタック:さすが、ヒロッコ!!ありがとうございますっ!!

ヒロッコ:日本産科婦人科学会のウェブサイトで元データを見つけてきたわ。

2010年生殖補助医療データブック(PDF)
http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/2010data.pdf

ノブポン:このサイト、「登録・調査小委員会専用のページです。関係者以外はアクセスできませんのでご了承ください。」って書いてあるんですが・・・・

http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/

ヒロッコ:アクセスできちゃうんだから仕方ないわよ。アクセスできないようになったら諦めましょう。さて、データを使って、グラフを作ってみたわよ。

seisanryuuzan


モリタック:あれ?なんか、違うグラフですよ?

ヒロッコ:両サイドの目盛りに注意しないとね。読売新聞のグラフは、出産率は左目盛り、流産率は右目盛りになっているの。

モリタック:ヒロッコが作ったグラフは?

ヒロッコ:私のは、余計なことをせずに、同じ目盛りを使ってみたの。

モリタック:んんんん???

閣下:そもそも、このパーセンテージは注意が必要だ。読売新聞の記事では「出産率」「流産率」としているが、数字の分母が違っている。元データをみると、出産率は「生産周期数/総治療周期数」で、流産率は「流産数/妊娠周期数」だとわかる。

ノブポン:元データでは「生産率/総治療」とか、「流産率/総妊娠」と書かれていますが・・・。

閣下:間違いなのか、日本産科婦人科学会がそういう風に定義しているのか、そのあたりは俺には良くわからん。

モリタック:データの表記などは飾りですからね。偉い人にはわからんのです。

閣下:いや、これは飾りではないと思うが、今回は本質ではないから放置しておこう。ヒロッコが作ってくれたグラフと、読売新聞のグラフを見比べてみれば、読売新聞が作ったグラフの元データがこれだってことは容易に想像がつく。

モリタック:えっ???でも、グラフは違うものですよね?

ヒロッコ:だから、グラフの目盛りに注目してみて。読売新聞のグラフの、出産率の目盛りを、流産率と同じにしてプロットすると、私のグラフになるのよ。

ノブポン:読売のグラフは、流産率だけが出産率の3倍膨らんでます。読売新聞のグラフの赤い方を、縦にぐぐぐっと圧縮すると、ヒロッコさんのグラフのようになるんです。

モリタック:あっ!!ホントだ!!え?でも、ちょっと待って下さい。ヒロッコのグラフでは、出産率と流産率が交差するのは31歳ぐらいですよ?

ヒロッコ:そうね。

モリタック:これじゃぁ、39歳を上限にするんじゃなくて、31歳を上限にすべきじゃないですか?

閣下:そもそも、グラフの交点を上限にすべき、というのが良くわからん考え方なんだがな。

モリタック:あ、そうでした。でも、じゃぁ、読売新聞のグラフは一体何なんですか?

ヒロッコ:とりあえず、39歳で出産率と流産率が交差するように、無理やりグラフを作ったんでしょうね。

モリタック:な、何のためにそんなことを??

閣下:お前のようなオッチョコチョイを騙すために決まっているだろう!!

モリタック:くそっ!!軍法会議ものだっ!!

ヒロッコ:ごめんなさい。こういうとき、どんな顔をすれば良いかわからないわ。

ノブポン:笑えば良いと思います。それにしても、こんな操作はやろうと思えばただちに実施できます。好きな年齢で交差させることができますよ。

閣下:有識者会議で、39歳を上限にしよう、と提言があったのは本当だろう。それから、読売新聞が作ったグラフにも嘘はない。日本産科婦人科学会のデータをもとにして、このグラフを作ることもできる。だけど、提言と、グラフの間には恐らく何の関係もない。

モリタック:じゃぁ、読売新聞はなんだってこんなグラフを作ったんですか?

閣下:多分、読売新聞は、厚生労働省の研究班がまとめた提言を支持したいんだろうな。それで、世論を研究班の主張が支持されるような方へと、世論を少しでも誘導したかったに違いない。

ノブポン:「助からぬものを助けるふりをするのは、偽善であるだけでなく、技術と労力の浪費だ」と言いたいのだと。

閣下:露骨すぎるな、その表現は。ともかく、日本にはモリタックのようなオッチョコチョイがたくさんいるから、この記事を読んで、「へぇーーーー、それなら、助成は39歳が上限でも良いかもね」と思うのだろう。

モリタック:ちくしょう。ちくしょう・・・。ちくしょう!!ちくしょう!!!!

閣下:正しい判断は、正しい情報と正しい分析の上に初めて成立するのだ。良く覚えておけ。

ヒロッコ:モリタック、「総統閣下はお怒りです」をちゃんと読んでないんじゃないの?もうちょっと勉強しなさいな。

(本記事は「総統閣下はお怒りです2」(今夏、Amazon Kindle版で発売予定)に収録された後、非公開になる予定です。なお、扱った記事についてはzapa氏(@zapa)のTwitter記事を参考にさせていただきました)。

  

2013年01月18日

総統閣下はお怒りです 第四拾六話「電子書籍、襲来」



今回はKindleダイレクトパブリッシングについて喋りました。Kindleについては9分20秒ぐらいから喋っています。

なお、放送の内容に関連した資料は下記になります。

IRSフォームSS-4 「雇用者番号 (EIN) の申請」の記入例
https://kdp.amazon.co.jp/self-publishing/help?topicId=A34SGQOUTL6R4

SS-4(PDF)
http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/fss4.pdf

Sigil
http://code.google.com/p/sigil/

epub形式の電子書籍作成フリーソフト「Sigil」 ダウンロードから使い方まで
http://matome.naver.jp/odai/2133683234857358901

めいろまさんの本


僕の本
  

2012年12月30日

今年の10大馬鹿死ね

年末特番「日の出テレビ政治の時間で総統閣下はお怒りです 今年の10大馬鹿死ね」は録画でお楽しみいただけます。まだの方は、
ぜひ観てね(笑)。



あ、一応、テキストで概要を書いておきます。


1.丸井前のC3入り口がどはまり。下って、上って、しかも遠い

2.止まっているエスカレーターがクラクラする

3.掃除機が壊れた!

4.iPod touchのnike+が機能しない、miniがretinaじゃない、新しいiPad寿命短すぎ

5.湘南新宿ラインが全部新川崎経由に

6.Facebookかぶれの武雄市長

7.池袋にまた新しいラーメン屋

8.ジャニーズもAKBも関係ないのに中山美穂の新しい靴を買わなくちゃがダメ映画

9.ニコンの純正リモコンが高過ぎる

10.電気炊飯器がアホ

11.続きは有料メルマガで

12.セ・リーグ4球団が弱過ぎる

13.スカイツリーの混雑

14.ペニオクのステマ  

2012年10月31日

コラーゲンの健康食品について総統閣下がお怒りです



   

2012年10月29日

これだけでUstreamネット配信できるたった4つのハード

日の出テレビの「総統閣下はお怒りです」も9ヶ月続いているわけですが、その間に色々と放送ノウハウも蓄積してきました。ということで、簡単に「これさえあれば放送できちゃうかもよ」というのを紹介しておきます。

1.iPad
僕は放送機材として、新しいiPad(iPad3)を使っています。iPhoneでも大丈夫だと思います。もちろん、もっと新しいiPadでも大丈夫だと思います。



2.マイク
iPadの内蔵マイクでもそこそこいけます。でも、離れるとちょっとモゴモゴした感じになります。そこで、このマイクを使っています。



値段もお手頃だし、動作確認も取れているので、これで良いかなー、と。写真で見ると大きそうですが、実際は凄く小さいです。

3.iPadスタンド
最初は立てかけて使っていたんですが、何かの拍子にばたんと倒れたりするので、スタンドを使っています。色々と調べたんですが、これが一番良いかな、というスタンドです。



iPadはお辞儀した角度(マイナス、下向き)で使いたくて、これにしました。唯一の弱点は、折りたためないこと。ちょっとかさばります。でも、他には不満ないです。

4.Wi-Fi
僕はこれを使っています。



赤いから。レビューでは散々ですが、僕は問題なく使っています。速度も不満ないです。電池の持ちも良いです。


以上。え?これだけかって?これだけです(笑)あ、iPadにはUstreamのアプリを入れて使っています。  

2012年10月23日

総統閣下はお怒りです「鳥取対神奈川の決闘」

モリタック:閣下、大変です。前回の参議院選挙は憲法違反だったと、最高裁が判断したそうですよ。

註釈:“おととしの参院選は違憲状態”最高裁(NHK)など、報道事例は多数。


ヒロッコ:モリタック、あなた、意味わかってんの?

モリタック:もちろん・・・

ヒロッコ:わかってないわよね?

モリタック:はい。そこで、総統閣下にレクチャーしていただきたいと思ったのです。

閣下:前回はもちろんのこと、最近の参議院選挙の選挙区選挙の一票の格差が大きすぎる、ということだろ?

モリタック:ちんぷんかんぷんです!!

ヒロッコ:えばるんじゃないの。

モリタック:えばるって方言ですよ!

ヒロッコ:一々揚げ足を取らない!

閣下:狭い作戦室で喧嘩するな。作戦室に下品な奴は不要だ。

モリタック:ごめんなさい。

閣下:じゃぁ、今の参議院選挙の概要を説明しよう。まず、参議院の定数は242議席だ。このうち、146議席が選挙区、96議席が比例区になっている。また、参議院議員の任期は6年で、3年毎に半数を改選することになっている。

ヒロッコ:今回、問題になっているのは選挙区の146議席ですね。

閣下:そのうち、半数を改選するので、参議院選挙の選挙区では毎回73議席を争って選挙をしていることになる。そして、選挙区は都道府県単位で区切られている。

ヒロッコ:都道府県ごとの選挙人数と定数を最新の資料を使って表にしてみました。

表1
sangiin1


閣下:この表は改選数ではなく、定数でまとめられている。だから、必ず偶数になっているわけだ。東京都の定数は10人で、一度の選挙ではそのうちの半数の5人が改選されることになる。さて、ここで、一人の参議院議員の背後に何人の選挙人がいるかを計算してみろ。

モリタック:40秒で計算しなっ!

ヒロッコ:うるさいわね。こんなのすぐよ。はい、どうぞ。

表2
sangiin2


閣下:この数字を比較することによって、「一票の格差」を調べることができる。鳥取県は参議院議員一人あたり、242,328人の選挙人が背後にいるが、神奈川県は1,223,396人もいることになる。格差を計算すると5.05倍になる。

モリタック:うーーーーーん・・・・

ヒロッコ:鳥取県選出の議員も、神奈川県選出の議員も、国政における発言権は同じなの。その背後にいる選挙人が、神奈川県は鳥取県の5倍もいる、ということ。つまり、神奈川県民1人あたりの発言力は、鳥取県民1人あたりの5分の1しかない、ということよ。

モリタック:それは酷い!!

閣下:と、最高裁も判断した、ということだ。

モリタック:なるほど!さすがは総統閣下。素晴らしくわかりやすいです。じゃぁ、定数を変えちゃいましょう。神奈川を増やして、鳥取を減らしましょう。

ヒロッコ:ところが、話はそう簡単じゃないのよ。

モリタック:抵抗勢力がいるんですか?

ヒロッコ:それもあるけれど、今のままじゃ、技術的にも凄く難しいのよ。

モリタック:意味がわかりません。

閣下:選挙区が細かすぎるんだ。現在、日本全国では1億400万人の選挙人がいる。そのうち、鳥取県の選挙人は48万人だ。全国に占める鳥取県の選挙人の割合は、たったの0.46%に過ぎない。

モリタック:だとすると、どうなんですか?

閣下:0.46%とは、200分の1以下ということだ。全国の200分の1以下しかいない鳥取に定数1を割り当てた場合、一票の格差が生じないように議員数を確保するなら、議員数は200人が必要になる。

モリタック:ところが、議員数は146しかないわけですね?

閣下:そういうことだ。しかも、実際には、鳥取県の定数は2だ。

モリタック:ええっ?1にしましょうよっ!

ヒロッコ:そうは問屋が卸さないのよ。さっきも言った通り、参議院議員は半数を改選するから、ひとつの選挙区の議員数は必ず偶数じゃなくちゃならないの。最低でも2ということね。

閣下:ということで、公平を期すなら、議員数は400人が必要になる。

ヒロッコ:にも関わらず、議員数は146しかないから、どんなに頑張っても一票の格差は大きくなっちゃうの。計算によれば、2.73倍以下にはならないのよ。

閣下:しかもその数値は「理想的には」だ。実際には、格差はもっと開いてしまう。これは、都道府県単位で選挙区を設定している限り、改善のしようがない。技術的に無理なんだ。

モリタック:そうは言わずに頑張ってみましょうよ!

閣下:じゃぁ、無理やり頑張ってみるぞ。ヒロッコ、試しに、「議員数は偶数」とか考えずに、無理やり割り振ってみてくれ。

ヒロッコ:凄く無理やりやってみました。どうぞ。

表3
sangiin3


モリタック:議員数1.5とか、0.75とか、なんですか、これは。

ヒロッコ:1.5のところは1回の選挙の議席数が0.75議席だから、4回の選挙のうち3回は1議席、1回は0議席、みたいな感じね。

モリタック:0.75とか、その半分ってことですね。

ヒロッコ:8回の選挙のうち3回は1議席、残りは0議席、みたいな感じかしらね?

閣下:とりあえず、「今回の選挙は鳥取県は不参加」みたいなことになるのは間違いない。

モリタック:下手したら6年も不参加ですか・・・。6年の間に、時代の流れに取り残されます!

ヒロッコ:問題は、ここまで無理しても、一票の格差は1.47にしか改善されないってことなの。

モリタック:つまり・・・

閣下:都道府県単位の選挙区は細かすぎるんだ。

モリタック:よし、じゃぁ選挙区を修正しちゃいましょう。

ヒロッコ:どうやって変えたら良いと思うの?

モリタック:私が決めて良いなら、地方別でどうでしょうか。北海道、東北、関東、北陸、中部、関西、中国、四国、九州ぐらいで。

ヒロッコ:モリタックにしては珍しく合理的な考え方ね。じゃぁ、それで選挙人数を計算して、議席を割り振ってみるわね。

表4
sangiin4


モリタック:ほら、見てくださいよ。なにか、随分とすっきりしたじゃないですか!

ヒロッコ:一票の格差も1.40に収まっているわね。

モリタック:それならもうちょっと頑張っちゃいましょうよ。中部と北陸、中国と四国をそれぞれ一緒にしちゃいましょう。

ヒロッコ:はいはい。

表5
sangiin5


モリタック:キターーーー。一票の格差はどのくらいですか?

ヒロッコ:1.16よ。

モリタック:キタキタキタキタ!!!僕って、天才かも???そうだ!もっと凄いことを考えつきましたよ!

ヒロッコ:今度は何?

モリタック:北海道と東北と関東と中部と北陸と関西と中国と四国と九州を一緒にしましょう。

ヒロッコ:全部じゃない(笑)

モリタック:ここまでやったら、一票の格差は凄く小さくなるはずですよ?

ヒロッコ:っていうか、格差はなくなるわよね。

モリタック:なぜそうしないんですか?

ヒロッコ:政治家が、人口の多い地域のために政策を考えるようになっちゃうからじゃないかしら?

モリタック:それではダメなんですか?

閣下:ダメっていうこともないだろうが、地方軽視にはなるかも知れない。そのあたりの、都会と地方のバランスをどう取るかがポイントということだ。

モリタック:でも、現状でこれだけ一票の重みがあるのに、田舎の人口が増えないのはなぜですか?

閣下:人口増加という意味では、あんまり意味が無いのかも知れない。しかし、こんな感じで考えてみるとどうかな。まず、都道府県ごとの地方交付税額を調べてみる。これは総務省が発表しているので、その最新版を使ってみる。平成22年のものだ。

ヒロッコ:了解。

閣下:次に、これを選挙人の数で割ってみる。選挙人データは平成23年9月のものなので厳密には正確ではないけれど、今回の考察では投票率なども無視しているので、容赦していただこう。こうやって、選挙人一人あたりの地方交付税額が計算できる。最後に、鳥取県を1とした場合の1票の重さを計算してみる。

ヒロッコ:まとめました。

表6
sangiin7


閣下:さて、これだとちょっとわかりにくいので、グラフにしてみよう。

ヒロッコ:こんな具合です。

sangiin6

図1

モリタック:おおっ!!!一票の重さが重いと、地方交付税をたくさんもらえるんですねっ!!!

閣下:いや、それはちょっと早とちりかも知れない。相関関係があっても、因果関係があるとは限らないというのは俺が散々説明してきたことだ。

ヒロッコ:一票の重さが重い都道府県は、基本的に人口が少ない地域で、そこに地方交付税がたくさん出ているのは、それほど不思議な話ではないですからね。

閣下:そういうことだ。ある程度の相関があるのは間違いないが、だからといって直接の因果関係があるとは限らない。

モリタック:なるほど・・・。ところで、その重たい一票で選出されている政治家は誰なんでしょうね?鳥取、島根、徳島、高知、佐賀あたりの政治家さんは?

ヒロッコ:鳥取県:川上義博(民主党)、浜田和幸(国民新党)、島根県:亀井亜紀子(みどりの風)、青木和彦(自民党)、徳島県:中谷智司(民主党)、中西祐介(自民党)、高知:武内則男(民主党)、広田一(民主党)、佐賀県:川崎稔(民主党)、福岡資麿(自民党)というラインナップね。

モリタック:これといった特徴、ないですね。

閣下:しかし、だからといって放置しておいて良いはずもない。地方交付税だけじゃなくて、国政が過剰に地方重視になっている可能性は高い。

ヒロッコ:整備新幹線とかですね。

閣下:だから、国会にはきちんと対応して欲しいものだ。結論は簡単なんだ。都道府県単位の選挙区ではダメ、ということだ。

モリタック:なぜ放置されているのですか?

ヒロッコ:ルールを決めているのが、政治家自身だからねぇ。

モリタック:他に何か解決策はないんですか?

ヒロッコ:議席数を増やすとかね(笑)

モリタック:それはダメなんですか?

ヒロッコ:議員の給料もタダじゃないから、基本的に減らすことはあっても、増やすことはないわよ。

モリタック:うーーーーん、やっぱり、選挙区を考えなおさないとなんですね。

閣下:そういうことだ。政治家には、世界が自分を中心にして動くと思って欲しくないものだな。

モリタック:とりあえず、島根と鳥取はひとつにしてしまったらどうでしょうか?

閣下:島取(シマットリ)県とか、可愛くて良いかもしれないぞ。

ヒロッコ:ゆるキャラじゃなくて、ゆる県ですね!!!

初出:2012年10月19日
加筆・修正:2012年10月23日

  

2012年10月16日

総統閣下はお怒りです 「評価を捜せ」

モリタック:映画でも観てこようかな?

ヒロッコ:珍しいわね。どういう風の吹き回し?

モリタック:私だって映画くらい観ますよ!

ヒロッコ:最後に観たのは何?

モリタック:えーーと、何だったかな?あの、ヒトラーがお怒りの・・・

ヒロッコ:ヒトラー 〜最期の12日間〜?

モリタック:そうそう、それ。



ヒロッコ:そういえば、ウィキペディアによると、総統閣下シリーズは最近、ブロックの対象じゃなくなったらしいわね?

ノブポン:パロディについてはまだ議論が行われている段階で、結論は出ていない模様です。映画の監督もパロディには好意的だという話もあります。

註釈:参考>The Director of Downfall Speaks Out on All Those Angry YouTube Hitlers


ヒロッコ:過去の作品を再アップロードしましょうかね?

ノブポン:こんなこともあろうかと思って、もちろん過去の動画は全て保全してあります。

ヒロッコ:GAGA様の意向もあるでしょうから、ちょっと様子を見つつ、よね。ところで、映画は何を観に行くの?

モリタック:「新しい靴を買わなくちゃ」を観ようかな?

ヒロッコ:随分と似合わない映画を選んだわね?

モリタック:みぽりんのファンなんですよ。

ノブポン:しかし、各種データによると「新しい靴を買わなくちゃ」はあんまり面白くないみたいですね。

モリタック:え?そうなの?どんなデータがあるの?

ヒロッコ:Yahoo!映画で2.85/5点満点、ぴあ映画生活で64点/100点満点、映画.comで3点/5点満点って感じよ。

閣下:だから、その手のサイトの評価はあてにならないっていつも言っているだろう?

モリタック:あれ?そうなんですか?みんなの評価は案外正しいんじゃないんですか?

閣下:「みんな」がどんな人間の集合体なのかによるんだよ。「案外正しい」評価になるためにはたくさんの条件をクリアしなくちゃならない。映画の場合なら、少なくとも、映画にこだわりのある人間が、多くの経験をもとに、公平に評価している必要がある。

モリタック:レビューサイトはダメですか?

閣下:ちょっと検証してみよう。じゃぁ、上のレビューサイトの中で投稿数が一番多い、Yahoo!映画のデータを使ってみようじゃないか。ヒロッコ、よろしく頼む。

註釈:出典:Yahoo!映画「新しい靴を買わなくちゃ」


ヒロッコ:どんなデータが必要ですか?

閣下:まず、現在のデータについてまとめてくれ。

ヒロッコ:了解です。まず投稿者数は150名です(2012/10/17 12:00調査)。評価(☆)の算術平均は2.847/5点満点となっています。

閣下:ご苦労。では、ちょっと細かく見てみよう。といっても、話はそれほど難しくない。「多くの経験」を簡単に、「今年になってどのくらいのレビューを書いているか」で評価してみよう。要は、たくさんのレビューを書いている人が、多くの経験を持っていると考えるわけだ。ただ、それぞれのレビュアーのレビュー数を一々調べるのも面倒くさい。そこで、今年になってからのレビュー数を、1本、2本、3本、4本以上で分類してみる。

ノブポン:少なくとも「新しい靴を買わなくちゃ」を観ているはずなので、1本以上なのは間違いないわけですね。

閣下:そういうことだ。レビュー数ごとの投稿者数を積算してくれ。

ヒロッコ:1本:87名で58%、2本:7名で4.7%、3本:13名で8.7%、4本以上:43名で28.7%です。

new1


閣下:2本と3本のレビュアーはマイノリティなので、1本のみと4本以上の2つのカテゴリーで検討してみよう。「新しい靴を買わなくちゃ」しかレビューしていないレビュアー達の評価をまとめてみてくれ。

ヒロッコ:☆5:27、☆4:16、☆3:12、☆2:11、☆1:21で、平均は3.195です。

new2


閣下:しかし、単発レビュアー率が58%っていうのも、滅茶苦茶だな。

ノブポン:データがゴミのようです。

閣下:まさに。じゃぁ、4本以上レビューしているレビュアーの評価はどんな感じだ?

ヒロッコ:☆5:2、☆4:7、☆3:9、☆2:9、☆1:16で、平均は1.605です。

new3


閣下:なんか、この数字を見るだけでニヤニヤしてしまうだろ?

モリタック:ええっ?私にはオチがわかりません!!

ヒロッコ:馬鹿ねぇ、この映画しかレビューを書いていない単発レビュアーは、要はサクラが中心ってことでしょ。とどのつまり、データっていうのはサクラを仕込めば膨らんで信用が落ちるし、怪しいデータを取り除けば縮んで信頼性がアップするってことじゃない。

閣下:サクラかどうかはわからんけど、4本以上のレビューを書いている人間と、生まれて初めて映画のレビューを投稿した人間を比較したら、どちらの情報に信頼性があるかは火を見るより明らかだろう?

モリタック:なるほど・・・しかし、サクラはともかく、1点をつける単発レビュアーってなんなんでしょうか?

ヒロッコ:何かをしようとすると、必ず賛成する人と反対する人がいるのよ。それはみんな大切にしているものが違うから。サクラがたくさん出てくれば、それにあわせてアンチも出てくるものなのよ。

モリタック:なるほど。「役立ち度」は考えなくて良いんですか?

ヒロッコ:役立ち度順にソートすると・・・☆1つが19レビューも並んでいるわね(笑)。

閣下:役立ち度を考えても良いし、あるいは色々と書かれている内容を精査してみても良いんだが、それを始めると処理が主観的になりがちで面倒くさいことになる。

モリタック:そういうものですか?

閣下:統計処理は簡単でわかりやすいほうが良い。今回の主観的定義は「今年になって投稿したレビュー数で評価しよう」「投稿数が多い方が信頼性が高いはず」「4本以上はひとまとめにしてしまおう」という3点だ。1つめと3つめは決め、2つめは仮説で、この3つに同意してもらえるなら、Yahoo!映画のレビューからサクラレビューの疑いが強いデータを取り除いたデータに精緻化できたことになる。

モリタック:それで、映画の評価はどうなるんでしょうか。

ヒロッコ:5点満点で1.60ね。

モリタック:そりゃぁ酷い!

閣下:Yahoo!映画の得点はサクラとアンチが入り乱れていて信頼性がすっかり低下してしまったが、こうやって加工すればまだ役に立ちそうだな。

モリタック:でも、いちいち計算するのが面倒くさいですよね?

閣下:誰かが自動的にデータをマイニングできるような便利サイトを作ってくれればなぁ。

ノブポン:手法があっても、実現するとは限らないのですね。

閣下:真実はいつもひとつ。しかし、真実はたくさんの虚飾をまとっているということが多い。それを脱がしていくのは非常に面倒くさい。

モリタック:ところで、信用出来ないデータを加工して信用できるデータにしたのは良かったんですが、映画の評価は一層下がってしまったわけですね?

閣下:データを精緻化すれば、ダメなものは一層ダメになる、こともある。

ヒロッコ:興行通信社が発表している週末興行成績ランキングを観ても、「新しい靴を買わなくちゃ」は先週が初登場で9位、今週はランキング外だもんね。

モリタック:ならば仕方ないですね。でも、観てこよう。

ヒロッコ:昼寝しに行ってくるの?

モリタック:違いますよ!みぽりんを観てくるんです。

閣下:女の問題か。俗物め。

  

2012年09月13日

美人すぎる画廊オーナーが教えるアートの買い方入門編 第二回

昨日事前告知してあった「総統閣下はもっとお怒りです」のアート特集第二弾ですが、浦崎鈴子総統閣下の質問に対して伊藤愛オーナーが回答するという、美人ツートップの構成でお送りしました。僕は基本的にカメラマン(笑)。

iPadによる中継でしたが、ちょっとマイク性能が追いつかず、聞き取りにくい部分が多い放送になってしまいました。が、画像と内容は大丈夫です、問題ありません。録画でも楽しめますので、ぜひこちらを御覧ください。

プリントしたらいくらでもサイズを変えられる写真作品の秘密など、他ではなかなか聞くことができないお話を聞くことができます(^^



Video streaming by Ustream  

2012年09月12日

【告知】美人すぎる画廊オーナーが教えるアートの買い方入門編 第二回

本日の「総統閣下はもっとお怒りです」は銀座万画廊さんより、「美人すぎる画廊オーナーが教えるアートの買い方入門編 第二回」をお送りします。23:15頃から、日の出テレビで放映開始予定です。

日の出テレビ
http://hinode.tv/

なお、総統閣下の番組に先立って、22時より、福田峰之さんの「政治の時間」も万画廊からの放送です。番組では、「アートで経済」というテーマで、福田さんと万画廊の伊藤愛さんが対談します。「歴史と高い文化を持つ日本故、アートで経済を興すことが出来るはず。それには、何が必要で、何が足りないか深堀します」とのことです。ぜひ、こちらも合わせて御覧ください。

なお、好評だった第一回はこちらで録画を観ることができます。



Video streaming by Ustream  

2012年08月20日

美人すぎる画廊オーナーが教えるアートの買い方入門編 第一回

先週の金曜日に放送した「総統閣下はお怒りです」は、東京銀座の万画廊オーナー、伊藤愛氏をお招きしての「美人すぎる画廊オーナーが教えるアートの買い方入門編」の第一回でした。

現代アート作品の購入方法、アート作品購入にあたっての最初の一歩、画廊の種類、画廊の機能などについて語っていただきました。

お陰様で、放送直後のアクセス数としては歴代最高の数字となりました。今も数字は伸びていて、もうすぐ500に届くんじゃないか、という状態です。録画はこちらで閲覧できます。



反響が大きかったこともあり、次回は銀座の万画廊からの中継となることもほぼ決定しました。第二回を観る前に、ぜひ第一回を御覧ください。

#「こんなことが聞いてみたい」などありましたら、コメント欄でお知らせ下さい。  

2012年08月17日

今晩の「総統閣下はお怒りです」は現代アート購入マニュアルの特番!東京 万画廊の伊藤愛氏がゲスト出演!!

最近ちゃんと告知をしていない僕の「総統閣下はお怒りです」ですが、ちゃんと毎週水曜日と金曜日の2回、夜11:15から欠かさず放送しています(^^

それで、今日なんですが、金曜日担当の伊藤佳織秘書が夏休みということで、普段とは構成を変えて、東京銀座で「万画廊」を経営されている伊藤愛氏をお招きし、「現代美術特集第一回 アートの買い方入門」を放送します。

万画廊
http://www.yawoyorozu.com/

自分の部屋にアートの一つも飾ってみたい、と思っている人は多いと思うのですが、その買い方とか、知らない人が多いと思います。また、銀座とかを歩いているといろんな画廊、ギャラリーがありますが、敷居が高くてなかなか足を踏み入れることができないでいる人も多いんじゃないかと。

でも、きちんと場所を選べば決して敷居は高くないし、お気に入りの現代アート作品をお手頃な価格で入手することもできたりします。そんな、現代アートのある生活への第一歩として、今晩23:15から、日の出テレビの「総統閣下はお怒りです」をぜひご覧いただければと思います。

日の出テレビ「総統閣下はお怒りです」
http://hinode.tv/channel_motoki.html

#最近の放送はこんな感じです(今日は全然違う構成ですが)。

8月15日


Video streaming by Ustream

8月10日


Video streaming by Ustream

書籍もあります!!本屋さんでは入手困難なので、ぜひAmazonで!
  

2012年08月02日

浦崎鈴子を応援する会 その1

日の出テレビの「総統閣下はもっとお怒りです」(毎週水曜日23:15〜)の総統閣下でお馴染みの浦崎鈴子さん情報です。


その1
本日!!!赤坂スタジオチャンスでライブがあります。
中村龍史プロデュース CHANCE Live スタジオライブ
8月 2日(木) 開演19:00
Studio CHANCE
〒107-0052 東京都港区赤坂2-6-22 デュオ・スカーラ赤坂 B1F
1,000円(1ドリンク代500円別)

先着20名様(ぐらい、らしい!!)


その2
美人時計2012グランプリの地区予選が始まりました。8月一杯開催されていますが、もちろん我らが鈴子総統閣下もエントリーしております。
浦崎鈴子san 沖縄県エリア
http://gp.bijint.com/vote/model/detail/18586

前回は3位だったようですが、今回はぜひ1位にしちゃいましょう(笑)。一日一回投票できるみたいなので、毎日投票して下さい(^^


その3
総統閣下が金曜日にも登場!!3日金曜日はレギュラーナビゲーターの伊藤佳織嬢が夏休みということで、我らがスズちゃんが金曜日にも出演します。今回はスズちゃんも僕も、沖縄的ないでたちで登場(予定)。いつもとは違ったスズちゃんを見ることができるかも知れないし、いつもどおりゆるゆるトークかも知れませんが、お楽しみに!あ、金曜日の「総統閣下はお怒りです」も8月から23:15スタートとなりましたので、お間違いなきよう、スタンバイの方をよろしくお願いいたします。


番外
スズちゃん、Twitterやっているから、フォローよろしくね(^^ みんなでスズちゃんの応援、よろしくお願いいたします。

スズちゃんのTwitter  

2012年07月14日

総統閣下はお怒りです 「500円で突っ走れ!」 のネタバレ

僕の書いている「総統閣下はお怒りです」シリーズにはたくさんのパロディが盛り込まれているのですが、なんか、マニアック過ぎてわからない人には全然わからないようです(^^; ということで、今回はちょっとネタバレ解説を入れてみます(これでもちょっと漏れがあるはず(^^;)。過去のシリーズ作品はどれもこれもこのくらい(書籍版はもっと)のパロディが盛り込まれています(笑)。

元の記事はこちら>「500円で突っ走れ!」


500円で突っ走れ!(出典:ウルトラセブン、サブタイトル)

ヒロッコ:モリタック、最近、ダイエットの調子はどうなの?

モリタック:やる気だけはあります。

ヒロッコ:聞いた私が馬鹿でした。(出典:マカロニほうれん荘、金藤日陽のセリフ)

モリタック:いや、でも、この間、300グラム痩せたんですよ、ランニングして。

ヒロッコ:たった300グラムですか・・・

モリタック:千里の道も一歩からです。

ノブポン:あれ?でも、先輩、僕とそのあとケンチキの食べ放題に行きませんでしたか?

モリタック:シーーーーーっ、それを言っちゃぁ、ダメ。ゼッタイ。(出典:薬物乱用防止ポスター)

ヒロッコ:それで、食べ放題を食べて、どうなったのよ?

モリタック:2キロ太りました・・・。

ヒロッコ:都合、1.7キロ太ったんじゃない!!

モリタック:食べ放題に備えて走ったんです。走らなかったら2キロ太っていたところ、1.7キロで済んだんですよっ!

ヒロッコ:何、甘ったれたこと言ってるのよっ。(出典:エヴァンゲリオン、葛城ミサトのセリフ)

モリタック:チェック厳しすぎです。案外、ヒロッコって主婦とかが似合っていたりして…(出典:エヴァンゲリオン碇シンジのセリフ)

ノブポン:ちょっと、中性脂肪とか、計ってもらってきましょうか。

ヒロッコ:作戦室の人間ドックは秋じゃない。まだ半年ぐらい先よ。

ノブポン:それが、今度新しくワンコインで検査してくれるところができたという話を聞いたのです。人間ドックはかなり大げさで費用もかかります。なので、そういったワンコインの検査のほうがずっと実用的だとのことです。(出典:枝野幸男のコメント)

ヒロッコ:へぇー。どれどれ・・・って、これね。なんか、潰れそうみたいよ?

風前「ワンコイン健診」
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001207120005

閣下:やれやれ、またこんな話か。

ヒロッコ:記事を読むと、中野ではできる検査が、横浜ではできないようですね。

モリタック:横浜市の守屋龍一・医療安全課長っていうのが許可しないみたいですね。

ノブポン:黙認している中野区も、認めているわけではないとのことで、認めていないのならお前の顔についている2つの黒いものはビー玉か?という感じがしないでもないのですが・・・。

閣下:技術のない人間が無闇矢鱈に医療行為をやって、健康被害が出たら困る、ということなんだろうな。

モリタック:それは困りますね。

閣下:だからといって、非常に簡単な行為まで「これは医療行為なので、医師以外はやってはダメです」と規制してしまうと、結果として生活者の利便が損なわれることになる。

ヒロッコ:この商売をやっているのはずぶの素人ではなく、看護師さんのようですし。

閣下:役人の気持ちももちろん理解可能だ。彼らは、法律に従って判断するのが仕事だからな。だから、役人が悪いわけではない。悪いのは、法律のほうだ。そんな中で柔軟性のある、現実的な対応をしている中野区は素晴らしいが、一方で、横浜市の役人を非難するわけにもいかないだろうな。

モリタック:なぜそんな法律があるのですか?

閣下:本来は生活者の安全を確保するためだったはずだ。でも、今は法律ができた頃と社会情勢が全然違ってきている。衛生環境はずっと向上しているし、医者や看護師のキャリアパスも多様化した。子供ができてフルタイムでは働けないけれど、資格を利用してアルバイトをしたいと思っている人もいるだろう。そういった社会環境の変化に対して、法律も柔軟性を持つ必要があるはずだ。医師法も、医療法も、国民の健康的な生活を確保するためにあるんだからな。

ヒロッコ:別に、医師法も、医療法も、あるいは薬事法も、悪い法律ではないですよね?

閣下:全部が全部悪いわけじゃない。むしろ、ほとんどは普通に機能している。部分的に、今の社会環境にフィットしないところが出てきているんだろう。

ヒロッコ:法律は制定した時点での決め事で、それ以上でも、それ以下でもないですからね。「今の社会環境」って、どんなものなのかしら。(出典:機動戦士Zガンダム、クワトロ・バジーナのセリフ)

閣下:さっきも言ったように、医者や看護師のキャリアパスが多様化してきたということもある。健康診断キットがどんどん簡素化してきて、精度がアップしてきているというのもあるだろう。他にも、医者が儲からなくなってきていて、「健康診断で稼げなくなったら困る」みたいなこともあるかも知れないな。

モリタック:出たっ!既得権益っ!!それでも医者ですかっ!軟弱者!(出典:機動戦士ガンダム、セイラ・マスのセリフ)

ヒロッコ:でも、みんなが気軽に診断できるようになれば、病気の発見も増えるはずですよね?簡単な検査は気軽に町中で、異常が見つかったらすぐに医者へ、という役割分担ができれば良いだけのことだと思います。

閣下:とはいえ、厚労省の立場に立つなら、「リスクがあるんだから、簡単に規制を緩和するわけにはいかない」という理屈にも一理あると言えば一理ある。

モリタック:厚労省サイドから考えたリスクはどういうものがありますか?

閣下:俺も医療は素人だから正確にはわからん。だが、列挙していくとこんな感じだと思うぞ。まず、採血時の衛生。針を刺したせいで肝炎やエイズになったら困る。次に採血後の処理。不衛生で感染症になったら困る。検査の診断技術も問題だ。不正確な診断で、本当は異常があるのに「異常なし」と思っていて、そのうちに悪化してしまったらシャレにならん。

ヒロッコ:なるほど、簡単ではないのですね。

閣下:簡単ではない。しかし、決して難しくもない。

モリタック:時代は変わったんだ。オールドタイプは失せろ。(出典:機動戦士Zガンダム、ジェリド・メサのセリフ)

閣下:ところが、日本ではやっぱり難しいんだよ。

ヒロッコ:日本のどこが悪いんでしょうか?

閣下:今回の事態は、「お上に全部決めてもらいましょう。下々の愚民はそれにしたがって生きて行きましょう」という、非常に日本的なマインドに起因するということだ。そして、お役所の事なかれ主義だな。この規制を緩和しないことによって発生する直接的な損失は、この会社が潰れて、関連する雇用が失われるっていうことぐらいだ。

ヒロッコ:でも、そういう雰囲気が変わって行かないなら、日本の社会はいつまで経っても沈滞したままですよね?

閣下:その通り。今回の看護師も、規制のことは重々承知のはず。それでも頑張っているんだ。こういうバカな男もいる・・・世の中捨てたものではないぞ。(出典:機動戦士Zガンダム、ハマーン・カーンのセリフ)

ヒロッコ:なんとか支援したいですね。

モリタック:早くしないと潰れちゃいますよっ!

ヒロッコ:役人としては「ここが潰れても代わりはいるもの」って感じなんでしょうけど。(出典:エヴァンゲリオン、綾波レイのセリフ)

閣下:全くだな。どうしたら良いのか、日本人がみんなで考えて、解決策を考えなくちゃだな。そうしないと、日本の社会はいつまで経っても変わらない。

モリタック:でも、具体的には、どうしたら良いのでしょうか?

閣下:助けるような振りをするだけでは偽善であるばかりでなく時間と労力の浪費だからな。しかし相手は役所だ。まずは政治家に意思表示するのが第一歩だろう。(出典:銀河英雄伝説、オーベルシュタインのセリフ)

ヒロッコ:最近は政治家もTwitterをやっていたりするので、「これをどう思いますか?」と質問してみるのも良いかも知れませんね。

モリタック:よし、やってみよう!

閣下:それにしても、本当に日本人は規制が好きだよな。しかも、その自覚がないから困る。根っこの部分では、今回の規制が緩和されないことも、レバ刺しやユッケが食べられなくなったことも同じなんだが、ほとんどの日本人はそのことに気が付かない。

モリタック:ええっ?ユッケ・レバ刺し問題と同じだったんですか?当たらなければどうということはないですよね?(出典:機動戦士ガンダム、シャア・アズナブルのセリフ)


  

2012年07月12日

総統閣下はお怒りです 「500円で突っ走れ!」

ヒロッコ:モリタック、最近、ダイエットの調子はどうなの?

モリタック:やる気だけはあります。

ヒロッコ:聞いた私が馬鹿でした。

モリタック:いや、でも、この間、300グラム痩せたんですよ、ランニングして。

ヒロッコ:たった300グラムですか・・・

モリタック:千里の道も一歩からです。

ノブポン:あれ?でも、先輩、僕とそのあとケンチキの食べ放題に行きませんでしたか?

モリタック:シーーーーーっ、それを言っちゃぁ、ダメ。ゼッタイ。

ヒロッコ:それで、食べ放題を食べて、どうなったのよ?

モリタック:2キロ太りました・・・。

ヒロッコ:都合、1.7キロ太ったんじゃない!!

モリタック:食べ放題に備えて走ったんです。走らなかったら2キロ太っていたところ、1.7キロで済んだんですよっ!

ヒロッコ:何、甘ったれたこと言ってるのよっ。

モリタック:チェック厳しすぎです。案外、ヒロッコって主婦とかが似合っていたりして…

ノブポン:ちょっと、中性脂肪とか、計ってもらってきましょうか。

ヒロッコ:作戦室の人間ドックは秋じゃない。まだ半年ぐらい先よ。

ノブポン:それが、今度新しくワンコインで検査してくれるところができたという話を聞いたのです。人間ドックはかなり大げさで費用もかかります。なので、そういったワンコインの検査のほうがずっと実用的だとのことです。

ヒロッコ:へぇー。どれどれ・・・って、これね。なんか、潰れそうみたいよ?

風前「ワンコイン健診」
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001207120005

閣下:やれやれ、またこんな話か。

ヒロッコ:記事を読むと、中野ではできる検査が、横浜ではできないようですね。

モリタック:横浜市の守屋龍一・医療安全課長っていうのが許可しないみたいですね。

ノブポン:黙認している中野区も、認めているわけではないとのことで、認めていないのならお前の顔についている2つの黒いものはビー玉か?という感じがしないでもないのですが・・・。

閣下:技術のない人間が無闇矢鱈に医療行為をやって、健康被害が出たら困る、ということなんだろうな。

モリタック:それは困りますね。

閣下:だからといって、非常に簡単な行為まで「これは医療行為なので、医師以外はやってはダメです」と規制してしまうと、結果として生活者の利便が損なわれることになる。

ヒロッコ:この商売をやっているのはずぶの素人ではなく、看護師さんのようですし。

閣下:役人の気持ちももちろん理解可能だ。彼らは、法律に従って判断するのが仕事だからな。だから、役人が悪いわけではない。悪いのは、法律のほうだ。そんな中で柔軟性のある、現実的な対応をしている中野区は素晴らしいが、一方で、横浜市の役人を非難するわけにもいかないだろうな。

モリタック:なぜそんな法律があるのですか?

閣下:本来は生活者の安全を確保するためだったはずだ。でも、今は法律ができた頃と社会情勢が全然違ってきている。衛生環境はずっと向上しているし、医者や看護師のキャリアパスも多様化した。子供ができてフルタイムでは働けないけれど、資格を利用してアルバイトをしたいと思っている人もいるだろう。そういった社会環境の変化に対して、法律も柔軟性を持つ必要があるはずだ。医師法も、医療法も、国民の健康的な生活を確保するためにあるんだからな。

ヒロッコ:別に、医師法も、医療法も、あるいは薬事法も、悪い法律ではないですよね?

閣下:全部が全部悪いわけじゃない。むしろ、ほとんどは普通に機能している。部分的に、今の社会環境にフィットしないところが出てきているんだろう。

ヒロッコ:法律は制定した時点での決め事で、それ以上でも、それ以下でもないですからね。「今の社会環境」って、どんなものなのかしら。

閣下:さっきも言ったように、医者や看護師のキャリアパスが多様化してきたということもある。健康診断キットがどんどん簡素化してきて、精度がアップしてきているというのもあるだろう。他にも、医者が儲からなくなってきていて、「健康診断で稼げなくなったら困る」みたいなこともあるかも知れないな。

モリタック:出たっ!既得権益っ!!それでも医者ですかっ!軟弱者!

ヒロッコ:でも、みんなが気軽に診断できるようになれば、病気の発見も増えるはずですよね?簡単な検査は気軽に町中で、異常が見つかったらすぐに医者へ、という役割分担ができれば良いだけのことだと思います。

閣下:とはいえ、厚労省の立場に立つなら、「リスクがあるんだから、簡単に規制を緩和するわけにはいかない」という理屈にも一理あると言えば一理ある。

モリタック:厚労省サイドから考えたリスクはどういうものがありますか?

閣下:俺も医療は素人だから正確にはわからん。だが、列挙していくとこんな感じだと思うぞ。まず、採血時の衛生。針を刺したせいで肝炎やエイズになったら困る。次に採血後の処理。不衛生で感染症になったら困る。検査の診断技術も問題だ。不正確な診断で、本当は異常があるのに「異常なし」と思っていて、そのうちに悪化してしまったらシャレにならん。

ヒロッコ:なるほど、簡単ではないのですね。

閣下:簡単ではない。しかし、決して難しくもない。

モリタック:時代は変わったんだ。オールドタイプは失せろ。

閣下:ところが、日本ではやっぱり難しいんだよ。

ヒロッコ:日本のどこが悪いんでしょうか?

閣下:今回の事態は、「お上に全部決めてもらいましょう。下々の愚民はそれにしたがって生きて行きましょう」という、非常に日本的なマインドに起因するということだ。そして、お役所の事なかれ主義だな。この規制を緩和しないことによって発生する直接的な損失は、この会社が潰れて、関連する雇用が失われるっていうことぐらいだ。

ヒロッコ:でも、そういう雰囲気が変わって行かないなら、日本の社会はいつまで経っても沈滞したままですよね?

閣下:その通り。今回の看護師も、規制のことは重々承知のはず。それでも頑張っているんだ。こういうバカな男もいる・・・世の中捨てたものではないぞ。

ヒロッコ:なんとか支援したいですね。

モリタック:早くしないと潰れちゃいますよっ!

ヒロッコ:役人としては「ここが潰れても代わりはいるもの」って感じなんでしょうけど。

閣下:全くだな。どうしたら良いのか、日本人がみんなで考えて、解決策を考えなくちゃだな。そうしないと、日本の社会はいつまで経っても変わらない。

モリタック:でも、具体的には、どうしたら良いのでしょうか?

閣下:助けるような振りをするだけでは偽善であるばかりでなく時間と労力の浪費だからな。しかし相手は役所だ。まずは政治家に意思表示するのが第一歩だろう。

ヒロッコ:最近は政治家もTwitterをやっていたりするので、「これをどう思いますか?」と質問してみるのも良いかも知れませんね。

モリタック:よし、やってみよう!

閣下:それにしても、本当に日本人は規制が好きだよな。しかも、その自覚がないから困る。根っこの部分では、今回の規制が緩和されないことも、レバ刺しやユッケが食べられなくなったことも同じなんだが、ほとんどの日本人はそのことに気が付かない。

モリタック:ええっ?ユッケ・レバ刺し問題と同じだったんですか?当たらなければどうということはないですよね?

  

2012年07月06日

総統閣下はお怒りです 第拾九話 予告

最近面倒くさくてサボっていた予告編動画の作成ですが、視聴者の方から「ちゃんと作れ」と言われたので作りました。今日はラーメン特集です。時間が許す限り紹介しますが、この一週間で6軒ぐらい溜まったので、一気に放出します。週末には「日本一●●なラーメン屋」シリーズの動画も作ろうかな、と思っています。とりあえず、今晩21時から、日の出テレビの総統閣下はお怒りですをよろしくお願い致します。

  

2012年06月15日

総統閣下はお怒りです 第拾六話 政治に至るネット、そして 予告編

  

2012年06月13日

総統閣下はもっとお怒りです 第弐話

もちろん(?)今夜もやります!

総統閣下はもっとお怒りです@日の出テレビ!



暫定秘書の行方は?新しい構成は?緊迫の放送開始は本日23:15!!  

2012年06月08日

総統閣下はお怒りです 第拾伍話 意欲と適性

サッカーの裏番組でネットTVって、厳しいなぁ(笑)。でも、ちゃんとやります。今日はセンター試験の改革について。皆さんからの意見も大募集。

参考記事
センター試験、「1点刻み」廃止 知識偏重の大学入試転換へ 文科省が改革案

  

2012年06月06日

総統閣下はもっとお怒りです 第壱話 予告

今日から週2回に増える総統閣下の番組!

夜11時15分頃から!!日の出テレビ、観てねっ!!

日の出テレビ

  

2012年06月01日

総統閣下はお怒りです 第拾四話「アート、魂の座」 予告

  

2012年05月25日

総統閣下はお怒りです 第拾参話「ネット選挙、侵入」予告

本日も21時から、日の出テレビで生放送!!!



番組サイトはこちら↓

日の出テレビ

書籍はこちら↓

  

2012年05月18日

総統閣下はお怒りです 第拾弐話「政府の価値は」予告

本日放送の予告です。時間がないのでテキストで(って、こっちのほうが良くないか(^^;?)

●今週のニュース
☆今週のドラゴンズとマリノス

●今週の映画
☆幸せの教室 ネタバレレビュー

●今週のラーメン
☆しかた
 
●日頃の不満、疑問
☆大きな政府と小さな政府 最終回
☆生理学に基づくダイエット

今晩21時から日の出テレビで生放送!!!

日の出テレビ  

2012年05月16日

新シリーズ 総統閣下のダイエット「モリタック始動」

モリタック:今日からダイエットを始めましたっ!

ヒロッコ:あら?どういう風の吹き回しなの?

モリタック:昨日の合コンで女子に「お腹が出てますねぇ」と笑われたんです。

ヒロッコ:それで、今度はどんなダイエットなの?

モリタック:王道で、朝ごはんにバナナ一本を食べてきました!

注釈:朝バナナダイエットについてはこちらを参照のこと:朝バナナダイエットオフィシャルサイト


閣下:モリタックは相変わらずだな。今から予言してやるが、絶対に失敗するな。

モリタック:えっ!!??でも、隣の作戦室のカツマーナ女史もバナナでダイエットしたらしいですよ?

閣下:隣の作戦室のことは知らんが、失敗するとする理由は2つある。まず一つ目は、「バナナを毎日食べる」とか、「トマトジュースを毎日飲む」といった偏食系のダイエットは、体を不健康にするだけなので、長く続けていると体に色々と影響が出てきてしまう。爪が波打ってしまうとか、目に見えるものもあるだろうし、不機嫌になる、みたいな精神的なものもあるかも知れない。とはいえ、俺はこの分野の科学者じゃないから、あくまでも俺の経験上の話だがな。

モリタック:でも、なんかありそうな話ですね。それで、もう一つも気になります・・・。

閣下:偏食系ダイエットの最大の問題点は、体を不健康な状態にして痩せても、体が健康な状態になれば元に戻ってしまうってことだな。

ヒロッコ:いわゆるリバウンドでしょうか?

閣下:その通り。バナナダイエットで痩せても、バナナを食べるのをやめたら元に戻る。人間の体は、そういう風にできているんじゃないのか?

モリタック:元に戻るのがわかっているんですか・・・頑張っても、すぐにリバウンドしちゃうんじゃなぁ。

閣下:ダイエットとはいつも2手、3手、先を考えて行うものだ。バナナを食ってスレンダーになった、ということは、逆もまた起こりうるということではないのかな?

ヒロッコ:バナナを辞めたらデブる、ということですね。

閣下:その通り。

モリタック:なんてこった。バナナダイエットは辞めます。でも、バナナがダメならどうしたら良いんでしょうか?

ヒロッコ:岡田斗司夫さんのレコーディング・ダイエットが良いんじゃない?

注釈:レコーディング・ダイエットについてはこちらをどうぞ。レコーディング・ダイエット2.0のススメ


モリタック:あーー、あれ、簡単そうだもんね!

閣下:俺はやったことがないんだが、実際に痩せた人もいるみたいだな。しかし、ただ記録をつけているだけじゃ、やっぱり痩せないと思うぞ。

モリタック:えっ!?そうなんですか??

閣下:試したことがない俺が言うのもなんだが、やはり「痩せたい」と強く思っていることが大事だと思うな。他にも、岡田さんのことだから「記録するだけ」と見せかけておいて、きちんと痩せるための方策が盛り込まれているはずだ。

モリタック:そうなんだ・・・

閣下:いや、がっかりするところじゃないだろ。レコーディング・ダイエットをやるなら、「ただ記録するだけ」などと考えず、きちんと岡田さんの本を買ってきて勉強してみろ。

ヒロッコ:モリタックは本を買ってまで痩せたいと思っているわけじゃないわよね(笑)?

モリタック:そんなことないですよ!痩せたいですよ!!

閣下:じゃぁ、レコーディング・ダイエットで良いじゃないか。

モリタック:レコーディングすらしなくても良いダイエットはありませんか?

閣下:モリタックが真剣なら、絶対に痩せる、しかもレコーディングすらしなくても良い方法を教えてやろう。

モリタック:ぜひっ!

閣下:今日からモリタックは一日一食にしろ。これで痩せねば貴様は無能だ。

モリタック:えっと・・・、それは有能とか、無能とかの話じゃないですよ!食べなければ、そりゃ痩せますよ!

閣下:真剣なら、食べることぐらい我慢できると俺は思うぞ。

モリタック:食べたいです・・・

閣下:ほら見ろ、結局、真剣じゃないってことだ。

モリタック:いや、でも・・・

閣下:例えばホリエモンを見てみろ。収監されるたびに激ヤセして、出所するとすぐに元に戻るだろう?

モリタック:はい、そのようですね。

ヒロッコ:なんか、20キロも痩せたみたいよ。

閣下:だからといって、そのまま痩せ続けるわけじゃない。50キロの体と、60キロの体なら、60キロの体を維持するためのカロリーのほうが高くなる。60キロでい続ける奴は、それに見合ったカロリーを毎日恒常的に摂り続けているわけだ。刑務所の食事は、人間が人間として生きていくための必要カロリーをきちんと計算しているから、不健康なまでに激ヤセすることはない。だから、ホリエモンも適度な体重になったところで体重の低下にはブレーキがかかるはずだ。

モリタック:でも、私は刑務所に入っていないので・・・

ヒロッコ:軍隊の食事のカロリーだって作業量によって決められているのよ。

モリタック:ついつい、勝手に調達して食べてます。

閣下:どうもお坊ちゃん育ちが身に染みこみすぎる。甘いな・・・

モリタック:確かに甘いモノが大好きですが・・・

ヒロッコ:甘いものを食べ過ぎて、あんたも甘くなったのね(笑)

モリタック:反省します・・・でも、おいしいものを見ると食べたくなるんです。

閣下:また同じ過ちを繰り返すと気付かんのだな。ということで、モリタックのダイエットは失敗することがわかったので、この話はこの辺でおしまいにしよう。

モリタック:えっ!そんな、殺生な。閣下、痩せたいですー。どうしたら良いでしょうか??

閣下:仕方がない。これから数ヶ月、気が向いた時に「総統閣下のダイエット」と称して、新しい講義を書いていくことにしよう。本気で痩せたいと思っているのなら、絶対に痩せるし、絶対にリバウンドしない方法だ。

モリタック:おお、素晴らしい!

ヒロッコ:閣下、モリタックにおきましては、ぜひ「一日一食」とご指導願います。

モリタック:ええっ!

閣下:そこまでハードではないから安心しろ。実際、俺も3月からやっていて、すでに5キロも痩せた方法だ。

モリタック:勝利の栄光を私にも!!  

2012年05月14日

総統閣下はお怒りです 第拾壱話「規制した闇の中で」



だだもれ直前生放送
絶対にリバウンドしないダイエット
レコーディングダイエットの失敗に関する論文
「総統閣下はもっとお怒りです」6月6日スタート!
6月23日、スピンアウトイベント開催!?
フットサルでロングシュート

本日のニュース
今週のドラゴンズ
今週のマリノス
全額返金!?アツいぜ!チケット
日本の食品の海外輸出規制
コンプリートガチャ
医薬品ネット販売訴訟

本日の映画
明日への遺言

本日のラーメン
魁力屋@相模中央店
適正価格0円  

2012年05月11日

総統閣下はお怒りです 第拾壱話「規制した闇の中で」予告

本日、21時より生放送!!

  

総統閣下はお怒りです 第拾話「タックスダイバー」



だだもれ直前生放送
絶対にリバウンドしないダイエット


本日のニュース
今週のドラゴンズ
今週のマリノス
関越道のバス事故

本日の映画
宇宙兄弟
閣下の適正価格800円

テルマエ・ロマエ
閣下の適正価格罰金1,200円

本日のラーメン
ソラノイロ@麹町
適正価格900円

日常の疑問
大きな政府と小さな政府2

  

2012年05月09日

見れば痩せる「総統閣下はお怒りです」

太るわけにはいかないテレビ番組連動型ダイエットを敢行中ですが、そろそろ二ヶ月を経過しました。目標が70キロを切ることなので、70以上でグラフ化してあります。

減量20120507


素晴らしいのは、このブログを読んでいる人ならわかるとおり、ラーメンとか、トンカツとか、ピザとか、結構カロリーの高いものをそこそこの頻度で食べていながらにして、きちんと少しずつ減量できていることです。じゃぁ筋力が落ちているかというとそんなこともなく、むしろ上半身の筋肉は要らないくらいについている始末。

わかると思うけれど、右が僕です。左は元五輪選手。
12_05_05_1066


レコーディングすらしない、健康的で、かつ無理のない総統閣下式ダイエット。ダイエットが成功した後は、「絶対にリバウンドしない秘密の方法」も公開する予定です(メソッドは完成済み、あとは実証するだけ。ただし、その前にまずは減量)。引き続き、ご注目ください。今のところ、毎週金曜日の21時から生放送中(曜日、時間は近々変更になる可能性があります)。  

2012年05月04日

総統閣下はお怒りです 第拾話「タックスダイバー」予告