2009年09月08日

統計データを隠そうとする馬鹿

僕は前々から「学力調査の結果は統計的に処理した上で全て開示せよ」というスタンスだけれど、

鳥取県、学力調査の学校別結果開示 全国初

という記事の中で、

都道府県教委による調査結果の公表を禁じている文部科学省の岩本健吾・初等中等教育局参事官は「文科省の方針を理解いただけなかったのは残念だ。開示された結果が独り歩きして、地域や学校の序列化を招く恐れがある」と話している。


なんていうことが書いてあって、こいつ、馬鹿だな、と思う。

多分、「こういう情報は俺達じゃないと有効利用できない。俺達だけで保有しておけば十分だ」と思っているんだろう。アホかと。一般に公開できないような統計データなら最初から集めるなということ。逆に、もし一度集めたらなら、きちんとそのデータをディスクローズして、誰でも有効活用できるようにするのが当たり前。それに、「地域や学校の序列化を招く恐れがある」とかきれいごとを言っているけれど、地域や学校の序列化なんて、もうすでにやられているじゃん。そういう事実から目を逸らしたおかげで、「言われたことしかやれない」「競争になれていない」「負けることですぐに自信を失う」人間が量産されつつあるわけで。序列化されている中で、下にいる人たちはどうすれば良いかを考えるべきでしょ。それは上にいく方策かも知れないし、別の価値を目指すのかもしれないけれど。対策は事前の調査が必要。そして、対策を考えるのは役人だけじゃない。

今は情報のフィルタリングを発信元ではなく受け手がやる時代。馬鹿はこれがわからない。

事実を認識し評価することを避けている点と、自分達サイドの人間だけがデータを有効活用できると勘違いしている点で、馬鹿。唯一評価できるのは「岩本健吾」という実名でコメントしている点。ということで、折角だから「馬鹿に関する備忘録」のカテゴリに追加して覚えておいてあげようと思う。

  

2009年05月14日

東京ウォーカーって、相当頭悪いな

インターネットをふらふらと散策していると、「こいつ、本当に馬鹿だな」と思うことが結構ある。で、それがミクシィとかで、馬鹿なのが普通の素人だったらまぁさくっとスルーするわけだが、マスコミのサイトとかだと、「あほちゃうか?」というよりも、「みなさん、ここにこんな馬鹿がいますよ」と教えてあげたくなってしまうのは悲しい性。さて、今日見つけた頭の悪い記事はこれ。

宝くじの高額当選者ってどんな人?

東京ウォーカーって、本当に馬鹿なんだなぁ(笑) 気の毒です。元大手シンクタンクの研究員がきちんと引用してその馬鹿さ具合を指摘してみましょう。

購入歴が長いほど確率は高くなり、“継続が幸運を呼ぶ”ということがわかります。


あほか。こんなもの、たくさん買った人間があたる可能性が高くなるのは当たり前。購入歴が長ければ当然買った枚数も多いわけで、そんなもん、調べるまでもない。それを統計とらないとわからないという時点でもう終わってる。高校で数学を勉強して来い。

無回答の3割を差し引いても、1度に大量購入するよりも長い年月をかけて適度に購入するほうが当選確率は高くなるようです。


あほか。当たる確率は完全に買った枚数によるわけで、一度に買った枚数が物凄く多ければ、もちろん当選確率は高くなる。何千枚もまとめて買う人は普通いないから、結果的に一回に買う枚数はちょぼちょぼでも、長い年月をかけてたくさん買った人間が当たることになる。こんなのも調べるまでもない。

星座やイニシャルなど運の要素を紐解いてみると


紐解いてるんじゃねーよ(笑) そんなもんが関係あったらノーベル賞が獲れるよ。

以上を基にして高額当選者のモデル人間像が導き出されました。


基にするな。僕が一言で表現してあげよう。「たくさん買った人が当たりやすいです」。以上。イニシャルも星座も血液型も性別も買ったお店も買った日が大安かどうかも全然関係ありません。

どうやら、宝くじにちょっとした夢を見るフツーの人に、幸運の女神は微笑むようです。


あほか。たくさん買った人が当たりやすいだけです。

やっぱり宝くじの購入はやめられそうにありません。


どうぞ、別に困らないので。  

2008年11月22日

新聞を使って「馬鹿」であることを周知してしまった例

世の中には結構たくさんの馬鹿がいて、ミクシィなんかを見ているとその頻度に頭が痛くなってくることがあるのだが、通常は「しょうがねぇなぁ」でスルーである。

ところが、新聞とかで有識者が馬鹿を晒しているとさすがにスルーするわけにもいかず、こういう場でその馬鹿を笑わざるを得ない。今回のネタはこちらの「正論」。もう、「正論」というタイトルがついている時点で爆笑ものなのだが、一応きちんと引用しておく。

#というか、この手のサイトの記事はいつの間にか全文削除されてアクセスできなくなったりするので、注意が必要である。

【正論】動物行動学研究家・竹内久美子 大麻はタバコと同様に有害


≪海外旅行で覚える大学生≫
 東京の名門私立大学の学生が相次いで乾燥大麻(マリフアナ)を売買していたことが発覚、逮捕された。さらに京都でも、やはり名門の私立大学の女子学生が自宅に大麻を所持していたとして逮捕されたニュースが…。

 大学生、それも名門の大学の学生による大麻事件は(名門ゆえに報道されるという要素もあるだろうが)、驚くほど多い。大学生でなくとも若者の間では、少なくとも大麻への関心が非常に高い。

 書店でも大麻関係の本がかなりのスペースを占め、実のところ大麻について学ぼうとして私は本選びに苦労したほどだ。

 ちなみに大麻と覚醒(かくせい)剤は似ているようで、全然違う。

 「大麻取締法違反容疑で〇〇を逮捕」「覚せい剤取締法違反容疑で××を逮捕」との報道があったとき、同じように悪いことをしたように感じてしまう。

 しかし実際には、大麻がソフトドラッグであるのに対し、覚醒剤は「人間やめますか」レベルのハードドラッグで、両取締法の刑罰の部分には随分と違いがある。

 ともあれ、大麻を巡る、特に若者たちの関心の背景として指摘できるのは、近年欧米でどんどん大麻解禁への動きが加速していることである。かの地を自由に旅行し、大麻を経験した若者が帰国。あの喜びをもう一度(大麻では幸福感が得られるらしい)、などと願うということだろう。

 ≪欧米では解禁の流れも≫

 欧米で法律を改正し、大麻解禁(事実上の解禁)の先頭を切ったのはオランダで、何と1976年である。とはいえあくまで個人使用に限り、栽培も個人使用のためならいいが、大規模な栽培は許されていない。

 他のヨーロッパ諸国も概(おおむ)ね事情は同じで、事実上の解禁順に見ていくと(数字は解禁した年)

 ドイツ   1994

 フランス  1999

 ポルトガル 2001

 ベルギー  2003

 カナダ   2003

 ロシア   2004

 イギリス  2004

 その他、スペイン、スイス、ニュージーランド、オーストラリアで個人使用が認められているか、認められる方向への動きがある。

 アメリカではアラスカ、オレゴン、カリフォルニア、ネバダ、ニューヨークなど12の州で、医療用の大麻が解禁されていて、しかも大麻の個人使用が犯罪にはほぼならないという状況にある(データは『大麻大百科』、大麻研究会著、株式会社データハウスによる)。

 こうした続々の解禁。それは1995年にイギリスの医学雑誌『ランセット』に発表された、30年にわたる調査で、大麻を長期使用しても健康に問題はないとの見解が示されたことが一番大きいだろう。『ランセット』は、『ネイチャー』に匹敵するくらい格式の高い医学雑誌である。

 ≪発がん性タールと依存症≫

 ところが、だ。その後、大麻には依存性があることがわかってきた。使用経験者の9%が依存症に陥っていて、アルコールの場合の15%、タバコの場合の32%ほどではないものの弊害がある。

 そしてもっと悪いことに、大麻のタールにはタバコと同じ発がん物質、ベンツピレンやベンズアントラセンが含まれている。

 その量がどれほどかについて前掲書によれば、「マリフアナ・ユーザーが1日に喫煙するマリフアナのジョイントの数は平均3−4本程度である。しかし、マリフアナが肺に送り込むタールの量はタバコの4−5倍にも達するので、毎日20本の紙巻きタバコを喫煙しているのと同じこと」だという(ジョイントとは大麻をシガレットペーパーなどで巻いたもの)。

 ここで言うタバコが、どの程度タールがきついものかはわからない。

 しかしほかでもない、大麻を愛する大麻研究会の人々が警告のための例とするくらいである。そこそこヘビーなタバコではないだろうか。大麻による健康被害は、少なくともタバコと同程度と見なすことができるのだ。

 タバコの喫煙者は非喫煙者と比べ、肺がんだけでなく、ほとんどのがんのリスクが高く、心臓病、脳卒中などについても同様だ。タバコは百害あって一利なし、と言っていい代物で、テレビCMなどは今やただのマナー広告しか行っていない。

 タバコがもし、日本人にとって未体験の品だったとして、しかも健康への影響がこんなにもはっきりわかっているとする。政府は解禁するだろうか。おそらくしない。となれば大麻も解禁すべきではないだろう。何でも欧米に倣えばいいというものではないのだ。(たけうち くみこ)


さて、この記事のどこが馬鹿なのかって、そんなことわざわざ解説する必要すらないと思うのだが、全文引用を読むのが面倒くさい人のためにサマリーを書きつつ解説してみる。まず、要約。

若者の間では、少なくとも大麻への関心が非常に高い。

大麻がソフトドラッグであるのに対し、覚醒剤は「人間やめますか」レベルのハードドラッグ

欧米では大麻解禁への動きが主流である。

1995年にイギリスの医学雑誌『ランセット』において、大麻を長期使用しても健康に問題はないとの見解が示された

大麻使用経験者の9%が依存症に陥っていて、アルコールの場合の15%、タバコの場合の32%ほどではないものの弊害がある。

大麻のタールにはタバコと同じ発がん物質が含まれている。

大麻による健康被害は、少なくともタバコと同程度と見なすことができる。

タバコがもし、日本人にとって未体験の品だったとして、しかも健康への影響がこんなにもはっきりわかっているとする。政府は解禁するだろうか。おそらくしない。となれば大麻も解禁すべきではないだろう。


つまり、「大麻は海外で解禁される動きがあり、その影響もあってか若者の関心が高まっている。大麻は健康に影響がないと英国医学誌に発表されたが、その後悪影響があることがわかってきた。アルコールやタバコほどではないものの、依存性があるし、タバコと同程度の健康被害がある。したがって、大麻は解禁すべきではない」ということなのだが、この論旨からすると結論として存在すべきは、

1.タバコと同程度、あるいはそれ以下の害しかないのだから、タバコ同様大麻も解禁すべきだ。

2.大麻が禁止されているのだから、それ以上に害のあるタバコも禁止すべきだ。

の二つしか考えられない。ところが、タバコは害があるけれどスルー。その上で、タバコより害のない(あるいは同程度の害がある)大麻は解禁すべきではない、となっていて、「おいおい、お前は自分が馬鹿であることを一所懸命訴えようとしているのか」という感じである。これが正論だと主張する産経新聞というメディアも相当馬鹿だ。大丈夫かなぁ。いや、大丈夫なわけがない(笑)。

念のため書いておきますが、僕はタバコを吸ったこともないし、大麻をやったこともないです。大麻が解禁になるのでも、タバコが禁止されるのでも、どちらでも構わないのですが、どちらかといえばタバコが禁止される方が歓迎です。ま、そういうスタンスと、論理が破綻していることは全然関係ないのですが。  
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2008年10月10日

はいはい、また馬鹿が一人

発信箱:流通していていいのか=磯崎由美

記名記事で馬鹿をさらしている点だけは評価しよう(笑)。この件、政治屋(政治家じゃないよ)とマスコミが「よーし、ここ、弱そうだから叩いちゃおう!これでポイントアップ間違いなし!存在感アップ間違いなし!」って思ってやってみたら、世論から総すかんを食ってしまって泡食ってるって感じですけど、いい加減引っ込みがつかなくなったんでしょうね。

 村田さんの長男龍之介君は7歳だった。昨年3月、学童保育所でおやつに出されたこんにゃくゼリーをのどに詰まらせ亡くなった。両親が泣き暮れる日々から立ち上がり、実名を公表し提訴したのは、12年も前から窒息死が相次いでいたと知ったからだ。法の不備で製造中止はかなわず、裁判は和解した。


あれ?保育所を提訴したんじゃないんですか?

数字は被害の一部に過ぎないだろう。実際、村田さんは龍之介君の葬儀で参列者から統計に上っていない死者がいると聞き、のち事実が確認できた例もある。


時々いますね、こういう人。「これは氷山の一角だ」って、自分では調べもせずに我田引水する。新聞記者なんだから調べて書けば良いのに。空想で書いて良いなら誰だって書けます。このあたりが馬鹿の馬鹿たるゆえん。

だが、問題は子どもや高齢者が口にすると危険な「おやつ」が流通していることだ。


違う。子供や高齢者が口にすると危険だとわかっていて、しかも周知されているものを子供や高齢者に与える人間が存在することが問題。

消費者保護の精神からはほど遠い。


アホか。そういうのは消費者保護といわない。消費者過保護という。

「餅はどうするのか」「交通事故の方が多い。車も製造中止か」。そんな批判も村田さんの耳に届く。


批判も耳に届く、で思考停止するなよ(笑)。反論できるなら、お前(磯崎由美氏)が反論しろ。人のふんどしで相撲を取って、挙句タイトルが「流通していていいのか」かっちゅうの。どういう理屈で流通してはいけないのか、餅やたばこを口に入れて死ぬ人の数と比較してどうなのか、あるいは交通事故で死ぬ人の数と比較してどうなのか、もしくは、そもそもそういう比較がナンセンスだというのならどうしてナンセンスなのか、このあたりをきちんと書いてみろ、と。

「私も龍之介を失うまで消費者被害を身近な事とは感じていなかった。どうか皆さん机の上だけで考えず、もしわが子や孫が口に入れてしまったら、と想像してください」


家族を失った人がこうやって感情論に訴えるのは理解可能。しかし、報道する側がそれを引用するだけで、自分の考えをきちんと述べないというのはいかがなものか。この記事を読んでも、磯崎由美氏独自の論理的主張というものが見えてこない。感情的なお馬鹿さんだということはなんとなくわかるのだけれど。  

2008年02月12日

言葉が削除されて安心してませんか(笑)?

ときどき恐ろしいほどの馬鹿とかが現れるので世の中というのは面白いのだけれど、その出現場所によっては面白いを通り越して悲しくなることがある。デイトレーダーや投資ファンドを評して「最も堕落した株主」「バカで浮気で無責任」などと発言したのが普通の生活者だというのなら「はぁ、そうですか」で済むのだが、それが経済産業省の次官(経済産業省のトップ)だというのだから、これは猛烈に悲しくなる事態である。

この発言が飛び出した講演のテーマは「会社は株主だけものか?」だそうだが、こんなことは答え一発。株主だけのものに決まっている(会社法105条に規定されている範囲で、だけど)。こんなことは僕の授業を受けている大学生だって知っていること。

報道によれば、「本当は競輪場や競馬場に行っていた人が、パソコンを使って証券市場に来た。最も堕落した株主だ」「馬鹿で浮気で無責任なので、議決権を与える必要はない」「(米投資ファンドのスティール・パートナーを引き合いにして)経営者を脅す悪い株主」などと発言したそうだが、経済産業省はホームページ上に北畑次官が講演した講演録を掲載し、「次官の真意はこれを読んでもらえればわかります」と述べているにも関わらず、8日に公表された講演録からは該当部分は削除されている。全てを公開しない理由は不明だ。


「会社は株主だけのものか?─企業買収防衛策・外為法制度改正・ガバナンス─」北畑事務次官〔1月25日講演録〕


ちなみに会社の持ち主が誰か、ということについてはこのPDFファイルの25〜26ページあたりに記述されているが、この次官の考え方は「会社法では会社は株主のものだし、世界的なグローバルスタンダードもこれを支持しているが、日本においては社長以下従業員、取引先、地域住民を含めた全体の利害関係者のものであるという実態がある」というもので、明言こそしていないものの、その日本の状態を良しとするというスタンスである。問題発言部分は削除されていて、次官の真意はこれを読めばわかるわけだが、じゃぁその真意がまっとうかというと全然そんなことないのがまたウケるのである。アホかと。胸を張って「これが次官の真意ですよ」といえるような内容じゃないでしょ(笑)。

余談だが、このネタを報じている「火ダルマ経産事務次官の“正体” 」(ゲンダイネット)では、「問題になった講演会でも「会社は従業員や取引関係者など、ステークホルダー(利害関係者)のもの」という正論を吐いていた。」と書いてあるのだが、どこが正論なのかと突っ込みたくなる。ゲンダイの記者も相当アタマが悪い。

すでに日本の一人負けという状態が明らかになりつつあるわけだけれど、なぜそうなっているのかって、経済産業省のトップがこの有様だからなぁ(笑)。

追記(2008/2/13/0:23):今日はこのエントリーをアップしたあとでたっぷり4時間ほど取締役会をやったんだけど、そのラストでこの話題になって、「あの経産省のPDFを見たか?」と取締役の一人に聞いたら、「読んでないけど、池田信夫さんのブログで語りつくされてましたよ」とのこと。どれどれ、と思って読んだら確かにその通り(笑)。これなら記事を書く必要はなかった(笑)。こちらに語りつくされているので、興味がある方は是非どうぞ。乗り遅れていて恥ずかしい(笑)。

買収防衛策は有害無益だ(長文)  
Posted by buu2 at 16:40Comments(0)TrackBack(0)ニュース

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2007年12月12日

また馬鹿を発見

官房長官が白旗「選挙なので言ってしまった」

自民党の参院選公約について「最後の1人まで3月末までにやるというわけではなく、選挙なので『年度末まですべて』と縮めて言ってしまった」と述べ、年度内の完全実施は難しいとの認識を示した。


って、アホかと。とりあえず、「馬鹿に関する備忘録」に登録しておきます。「選挙になると嘘をつく」町村信孝さん、あなた、馬鹿認定です。

ところでこの言い訳、良くわからないんですが、元の文章はなんだったんですかね?「年度末まで頑張ってやってみるが多分すべてはわかりません。ごめんなさい」を縮めて、「年度末まですべて」って言ったんですかね?  
Posted by buu2 at 00:07Comments(0)TrackBack(0)選挙関連

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2007年09月12日

ふざけんな、馬鹿厚生労働省

a904b514.JPG久しぶりに大馬鹿を見つけた。

厚生労働省、20ヶ月以下の牛のBSE検査を終了するように、自治体に通知を出しているそうで。

お前ら、馬鹿かと。安全をアピールするためのプラス情報を生産者が付加するのは生産者の勝手。お前らがあーだこーだ言うところじゃないだろうよ。

ま、それはそれとして、僕のブログを閲覧して仕事をサボっている馬鹿厚労省職員の情報、アクセスログから拾って全部公開してみよう。

7月以降、僕のブログを見に来た厚生労働省の皆さん、これからもちゃんと仕事をしようね。  続きを読む
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2007年08月27日

ちょっと見かけた博士

色々な講演会で「博士がどのくらいのレベルか」という話をしてきているのだけれど、同じ話を何度もしてきているので、面倒だからブログに書いておく。というか、昔書いたと思うのだけれど、見つからない(^^; もう随分前の話なのでディテールは色々違うと思います。また、分かりやすく簡略化もしてます。でもまぁ、アウトライン的にはこんなものだと思います。いや、あんまり自信はないんですが(^^;

#メールでお知らせした人もいるかと思います。「これでしょ」っていうのがあったら是非返送してください(笑) なお、その内容を受けて下記の内容は変更される可能性がありますのであしからず。

あと、最初に書いておきますが、これは個人攻撃が目的ではありません。また、これが博士の平均であるとか、そういう主旨でもありません。あくまでも、ある博士達はこんな感じだった、ということです。もちろん、僕があちこちで見てきた博士の中には非常に優秀な方々もたくさんいました。あくまでもちょっと見かけた事例の列挙です。

その1

【与えた課題】
下記のような[濃度]-[評価陽性個体]の散布データがある(薬剤Aを10段階の濃度で同数の動物個体に投与したときに反応が見られた個体数をカウント)。

 1 -
 2 ***
 3 ******
 4 ****
 5 *
 6 ****
 7 ******
 8 *******
 9 **
10 -

このデータでは二つのピークが見られるため、薬剤濃度を指標として動物個体をA群とB群に分けて実験を進めることとした。その際、感覚的な閾値ではなく、数学的な閾値を決定し、その閾値周辺の個体は以後の実験で利用しないことにした。そのための閾値を決定して欲しい。

【出された回答】
データを見ると、2〜5と、5〜9に活性があることがわかる。そこで、5〜9の活性の中心を求めた。平均を取ると(5×1+6×4+7×6+8×7+9×2)/20=7.25となるので、今後採取するデータは7.25を閾値とし、0−7.25で反応のあったものをA群、7.25以上で反応のあったものをB群とする。

【回答をした人】
博士3名で相談の上、出されたもの。

【その時のやり取り】
「では、7.25より下はA群、上はB群ということで今後実験を進めて構いませんか?」「はい」「でも、6はB群ですよね?」「そうです」「7.25を閾値にしたら、6はA群になってしまいませんか?」「そうですね」「では、その手法は間違っているんじゃないですか?」「いや、でもここは平均を取って決めないと」「では方法は間違ってないのですか?」「間違ってません」「でも、一番最初に『2〜5と、5〜9に活性があることがわかる』って、自分で閾値を5に設定しているんじゃないですか?」「いや、でも、数学的に決めろと言われたので、平均を取りました」「平均を取ることの意味って、分かってますか?」「・・・・・」


その2

【与えた課題】
ある薬剤Bについて、下記のような[濃度]-[活性]データがある。

1 0
2 0
3 3.5
4 5.1
5 10.2
6 4.2
7 1.0
8 0
9 0

活性があると判断される濃度範囲はどこからどこになるか。

【出された回答】
2.5〜7になる。

【回答をした人】
博士

【そのときのやりとり】
「でも、生データを見ると、2は活性がないですよね?」「ありません」「なんで2.5から活性があることになるのですか?」「3では活性がありますから、2.1、2.01、2.001とどんどん2に近づけていっても活性があるはずです。なので、2.5でも活性はあります」「でも、2.5の濃度ではデータを取ってないんですよね?」「取ってません」「うーーん、でも、2.5で活性があるというためには、2.5のデータを取る必要があるんじゃないですか?」「今回はデータを取っていないので」「では、2.5じゃなくて、2.01でも良いんじゃないですか?」「中間を取ってみました」「じゃぁ、それはそれとして、上限はなぜ7なんですか?7.5になるのではないですか?」「7.5は調べてませんから」「でも、2.5も調べてないんですよね?」「・・・・・」


その3

【与えた課題】
ある薬剤Cについて、動物実験で活性の有無を調べて欲しい。

【実験】
薬剤Cをマウスに投与して、その効果を観察する。コントロールとして水を投与した群を用意する。

【実験結果】
薬剤C:反応なし
水:反応あり

【出された報告】
今回は実験がうまく行きませんでした。やり直します。

【回答をした人】
博士

【そのときのやりとり】
「薬剤Cが無反応だったのはともかくとして、コントロールである水で活性が出ちゃうのはおかしくないですか?」「相手は動物なので、こういうことは良くあります」「じゃぁ、今までも水で活性が出るというのは良くあったのですか?」「ありました」「それはおかしいですね。実験系に問題があるんじゃありませんか?」「でも、もう論文出してますし」「いや、論文出したとか、特許取ったとかじゃなくて、やっていることが正しいかどうかですよね?」「正しいと信じてます」「では、何に問題があると思いますか?」「今回は薬剤CをDさんが作成しました。Dさんはマニュアルどおりに作るのですが、この薬剤は作成にかなりコツがあり、いつもはEさんが作成したものを使っています。次回はEさんに作ってもらいます」「薬剤Cは普通に販売されてますよね。それを使ったらどうですか?ちょっと高くても必要ならお金は出します」「市販品は精製が良くないようで、うまくいきません」

【後日、繰り返し検証実験をやって判明したこと】
薬剤Cは精製の段階で手を抜くと細胞毒性が高い物質Fが濃縮されてしまうケースがあり、その際はFの活性によって個体の反応が阻害されていた。マニュアルどおりに作ったDさんや市販品が悪いのではなく、マニュアルどおりに手順を踏まずに作成していたEさんに問題があった。マウスにはもともと期待した反応を自発的に起こす性質があり、水で反応があったのは当然だった。薬剤Cをラボで作成せず、市販品で同じ実験を実施したところ、薬剤C、水ともに陽性となり、両者に有意な差は見られなかった。


その1は「平均を取る」ということの意味を理解せず、とにかくデータがあったら平均を取るべし、というマニュアルを叩き込まれてしまった博士が、自分が感覚的にやっている「個体群を二つに分ける」という作業を論理的に表現するにあたり、間違って適用してしまった事例、その2は、自分が一つの場面でやっている二つの行動について整合性が取れていない事例、その3は、実験の結果を客観的に評価せず、過去の経験や論文といったものでバイアスをかけてしまい、本質を観ることができなくなった事例です。

以前、僕が社長をやっていた会社の顧問の方が、「研究者とは、事実に対して真摯に向き合い、それを受け止めることが最低限の資質だ」という話をされたのですが、僕も全くその通りだと思います。研究者である以上は、ものごとをきちんと客観視し、自分の持っている知識を利用してそれを適切に処理し、そして自分の考えを論理的に表現する必要があると思うのです。これが最初のラインだと思うのですが、上の3つの事例は、少なくとも僕の評価基準では「がんばりましょう」という感じです。  
Posted by buu2 at 15:47Comments(3)TrackBack(0)バイオ

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2007年02月06日

さて、そろそろ下火になってきたのかな、と思っていたら

馬鹿がまた何か言っているようで(笑)

柳沢発言問題:「健全」発言に強く抗議 社民・福島党首ら

社民党の福島瑞穂党首は6日の党参院議員総会で、柳沢伯夫厚生労働相が同日の記者会見で「2人以上の子どもを持ちたいという健全な希望」と発言したことについて「女性不在、また頭数で(少子化対策を)言ったことに強く抗議する」と述べた。民主党の輿石東参院議員会長も党参院議員総会で「2人以上産まない女性は健全じゃないのか」と批判した。


もう、こいつらはこういう言葉尻を捉えることしかできないんだろうね。社民党も民主党もこんな風になっちゃったらおしまい。福島瑞穂の馬鹿さ具合を男である僕が色々言っても仕方ないかもしれないんだけど、同性から見てどうなんですか?

ちなみに問題になっているやりとりについての詳細な情報はこちらにあります。以下、毎日新聞のサイトの「<柳沢厚労相>子ども2人以上「健全」発言、波紋に拍車」という記事から抜粋。
■柳沢伯夫厚生労働相の6日の記者会見での主なやり取りは次の通り。
(記者) 少子化対策は女性だけに求めるものなのか、考えはいかがか。
(厚労相) 若い人たちの雇用形態が、例えば婚姻状況などに強い相関関係を持ち、雇用が安定すれば婚姻率も高まるような状況なので、まず若者に安定した雇用の場を与えていかなければいけない。また、女性あるいは一緒の所帯に住む世帯の家計が、子どもを持つことで厳しい条件になるので、それらを軽減する経済的支援も必要だろう。もう一つは、やはり家庭を営み、子どもを育てることには人生の喜びのようなものがあるという意識の面も若い人たちがとらえることが必要だろう。そういうことを政策として考えていかなければならない。他方、当人の若い人たちは結婚をしたい、それから子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけだから、本当にそういう若者の健全な、なんというか希望というものに我々がフィットした政策を出していくことが非常に大事だと思っている。


安倍首相の政策を僕はほとんど支持しないけれど、「わが家も残念ながら子どもがいないが、いちいち言葉尻をとらえるより政策の中身をお互いに議論していくのが大切だ」という安部首相のコメントは全くその通りだと思う。同じように輿石東参院議員会長の言葉尻をとらえたら、「2人以上産むのが健全だと言ったら怒られるということは、2人以上産むのは不健全ということか」ということだって言えちゃう。

そもそも、この柳沢発言のどこがまずいんだか理解不能。我が家は子どもがいないけれど、確かに夫婦が2人以上の子供を持ちたいと思うことは極めて健全だと思うよ。別に子供を2人以上持ちたいと思わない夫婦は不健全だと言っているわけでもないし、そもそも「少子化が問題だ」と考えているなら、平均して夫婦1組あたり2人以上子供を持たなくちゃ人口は絶対に減るんだから、至極まっとうなことを言ってる。2人以上産みたいのが健全と言って怒られるというのならどうしろと。2人以上産みたいのは健全じゃないけれど、年金を制度として成立させるために産んでください、ってこと(^^;? あるいは少子化はそもそも問題じゃない、ということですかね? いや、それならそれで構わないのですが。

お前らなー、くだらねぇこと言ってないでさっさと国会に行って審議しろよ、この税金泥棒!!!というのが僕の偽らざる気持ちですね。ボイコットして審議をサボった分、ちゃんとお金を返せと言いたい。

結局のところ、こういうくだらないところでしか争点を見出せないからいつまで経っても野党なんだろうね、社民党も民主党も。自民党が良いとは決して思わないけれど、それ以上に他が駄目っちゅうことだよねぇ。

ちなみに馬鹿らしいのでブログに書かなかったけど、最初の柳沢発言に対して僕があるクローズドな場面で書いたのは下記の通り。

僕はバイオ関連の授業を大学でやっていますが、その中で「生物はすべからく遺伝情報を伝達するための機械である」という主旨のことを言っています。

個人的に思うのは、「機械」と「道具」だとかなりニュアンスが違うということ。

「女性は子どもを産むための道具である」と言ってしまうといかにも男性中心主義からの発言という感じになりますが、「女性は子どもを産むための機械である」なら、僕は全然違う受け止め方をします。

氏の発言の意図が「女性は子どもを産むための機械」であった場合、では男性はなんなのか、という部分が実は重要で、そこが現在のデータからは推測できない以上、「推定無罪」というのが一番現実的な考え方だと思います。

現状、政治家もテレビのレポーターも「男性はなんなのか」という部分に踏み込まずに感情的に煽っているだけなので、この国の民度は相変わらず低いな、と思う次第。


それから最初の柳沢発言の要旨(2007年1月30日06時00分スポーツ報知)。
なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、女性は15〜50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。ほかからは生まれようがない。産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない。


最後に蛇足。
「産む機械、という発言が相変わらず取りざたされていますが、どう思いますか?」(記者)

「なんか、その言葉を問題視している人は僕のことをどう思っているのかなぁ、みたいな」(アトム)
  

2006年09月14日

有罪と決まったわけではないが

懲りない植草教授、今度は痴漢で逮捕

 電車内で女子高生(17)に痴漢をしたとして、警視庁は14日までに、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、元早稲田大大学院教授で名古屋商科大大学院客員教授の植草一秀容疑者(45)を逮捕した。

 「酒を飲んでいて覚えていない」と供述しているという。

 調べでは、植草容疑者は13日午後10時10分ごろ、京浜急行品川−蒲田間の電車内で、私立高校2年生の女子生徒のスカートの中に手を入れ、下半身を触った疑い。

 電車内で目撃していた乗客2人が取り押さえ、蒲田駅で駆け付けた蒲田署員に引き渡した。

 植草容疑者は04年4月、JR品川駅のエスカレーターで女子高生のスカート内をのぞこうとして逮捕された。昨年3月、東京地裁で罰金50万円、手鏡没収の判決を受け、確定した。

[2006年9月14日12時24分]


まぁ、馬鹿と言われるにふさわしいとはこのこと。例によって亀田コピペ風に返答してもらいましょう。

Q.また逮捕された心境は?
A.まだ実感ないな。

Q.国民の皆さんもさすがにまた同じようなことをやって捕まるとは思っていなかったのでは?
A.オレ流のサプライズやな。

Q.大学の先生にはふさわしくないという意見もありますが?
A.言いたいことがあったら言ったらええ、人それぞれ意見とか見方はあるからな。

Q.これからも経済学者としては続けていかれますか?
A.それぞれ判断基準があるからな。

Q.最後に一言お願いします。
A.酔っ払って覚えてないんじゃ〜〜〜〜い!!  

2005年10月09日

最近見かけた馬鹿に関するメモ

最近歳をとったのか、「あぁ、こいつ馬鹿だな」と思ってもちょっと経つと忘れてしまう。これはイカンな、と思うので、きちんとメモを取っておこうと思う。ちゃんとカテゴリーも作っておこう。それで、今日見かけた馬鹿。

野田聖子

こいつ、何なんですか?郵政民営化法案に反対して無所属で立候補してるんでしょ?それで当選して国会議員になっている。国会議員っていったら、国民の代表ですよ。もう、岐阜県民の代表じゃない。そして「郵政民営化反対」という国民の代表として国会議員になっているくせに、「国民の民意は郵政民営化を急げといっていることと理解した」からって、ほいほい主張を変えるんですか?何それ。自分が集めた10万近い票の重みをどう考えているんですかね。この人のやったことは、「あなた方の郵政民営化反対という声を代表して国会で頑張ろうと思いましたが、どうも大勢はそうじゃないみたいです。ということで、皆さんも考え方を変えてください。皆で郵政民営化に賛成しましょう」って寝返るということですよね。これ、裏切りじゃないんですか?こういう人間を国会議員として許して良いんですか?

そんなに自民党が好きなら最初から反対なんかするなよ。ちなみに彼女のウェブサイトには次のようなことが書いてあるわけですが
これまで政治とは無縁、政治には無関心と思われていた国民のなかにあった、政治への強い怒りや失望から生じる「声なき声」がついに表に現れた証左なのか。
こんなことをやっていたら、折角「声なき声」を出した人たちはただただ絶望して、二度と選挙になんか行かないんじゃないの?あ、反野田ってことで投票するかな?是非、今後はアンチ野田ってことでやっていって欲しいですね。この野田っていう人は、国民の代表であることも、投票してくれた支持者の代表であることもどうでも良くて、ただ単に政権与党である自民党が好きってことですよね。

結局のところ、自分が起こした行動の帰結として何が起きるかもイメージできなかったわけで、また自分の行動によって起きたことに対して自分から責任を取れず、「お任せします」と首を差し出しているだけというのでは話にならない。せめて「処分は任せる」などと責任を自民党本部に押し付けるのではなく、自分から離党すべきではないですか?もしかして、党本部から処分されれば国民が同情してくれるかもしれない、と考えているんですかね。亀井、平沼両氏に比べてあまりにも覚悟のない行動じゃないですか?

大丈夫ですよ、自民党からあなたがいなくなっても、もう片山さつきさんがいるから。

とにかく、この馬鹿のことは忘れてはならないと思うので、馬鹿の備忘録に加えておきます。折角なので「あなたのことを馬鹿の備忘録に加えました」とメールしておいてあげよう。声なき声を代表して。

ちょっとふらふらネットを散策してみたけど、「素晴らしい英断だ」と論じているブログは一つも見つけられません。こういう人にかけてあげる言葉は、「もうちょっと空気嫁」ですね。