鳥取県、学力調査の学校別結果開示 全国初
という記事の中で、
都道府県教委による調査結果の公表を禁じている文部科学省の岩本健吾・初等中等教育局参事官は「文科省の方針を理解いただけなかったのは残念だ。開示された結果が独り歩きして、地域や学校の序列化を招く恐れがある」と話している。
なんていうことが書いてあって、こいつ、馬鹿だな、と思う。
多分、「こういう情報は俺達じゃないと有効利用できない。俺達だけで保有しておけば十分だ」と思っているんだろう。アホかと。一般に公開できないような統計データなら最初から集めるなということ。逆に、もし一度集めたらなら、きちんとそのデータをディスクローズして、誰でも有効活用できるようにするのが当たり前。それに、「地域や学校の序列化を招く恐れがある」とかきれいごとを言っているけれど、地域や学校の序列化なんて、もうすでにやられているじゃん。そういう事実から目を逸らしたおかげで、「言われたことしかやれない」「競争になれていない」「負けることですぐに自信を失う」人間が量産されつつあるわけで。序列化されている中で、下にいる人たちはどうすれば良いかを考えるべきでしょ。それは上にいく方策かも知れないし、別の価値を目指すのかもしれないけれど。対策は事前の調査が必要。そして、対策を考えるのは役人だけじゃない。
今は情報のフィルタリングを発信元ではなく受け手がやる時代。馬鹿はこれがわからない。
事実を認識し評価することを避けている点と、自分達サイドの人間だけがデータを有効活用できると勘違いしている点で、馬鹿。唯一評価できるのは「岩本健吾」という実名でコメントしている点。ということで、折角だから「馬鹿に関する備忘録」のカテゴリに追加して覚えておいてあげようと思う。