2011年07月18日

女子ワールドカップ決勝 日本対米国 詳報

fifawomensworldcup

写真はFIFAオフィシャルから。
http://www.fifa.com/womensworldcup/matches/round=255989/match=300144437/summary.html

サッカーには、「10試合やっても一度勝てるか、勝てないか」という試合に勝てることがある。過去の日本代表で言えば「マイアミの奇跡」がそれにあたる。そして、女子ワールドカップ決勝でも、そんな試合が展開された。

米国は、立ち上がりからピッチを幅広く使ってきた。キック力に劣る女子のサッカーでは、パススピードが遅くなる。それをカバーするためか、ピッチを前後左右にコンパクトに使い、選手間の距離を狭める傾向がある。前後にコンパクトにするのは男子の試合でも良く見られるのだが、左右にコンパクトにするのが女子の試合に象徴的なのだ。先日の日本対スウェーデンなどはその傾向が顕著で、テレビの画面の中にフィールドプレイヤーのほとんどが映っている、などというラグビーのような状態が発生していた。そんな中、左右にも広く使ってくる米国のスタイルは、いわば「普通の」戦術だった。加えて、スウェーデンが見せたようなディフェンスに対する素早いプレスを敷いてきた。その結果、どういう状態が発生したか。まず、左右両サイドにフリーの選手が生まれた米国は、その選手たちにパスを供給することによって、ピッチを制してしまった。両サイドへのディフェンスが間に合わず、日本のサイドバックはその対応に追われた。鮫島、近賀の両サイドバックの攻撃参加は日本チームの生命線で、ここをシャットアウトされると手詰まりになる。そして、米国はピッチを広く使う、という比較的当たり前の戦術によって、これを実現した。

ピッチを広く使われ、加えて素早いプレスによって、前半、日本はほぼ完全に攻めを封じられ、サンドバック状態となってしまった。グラウンド中央ではボールを持てるのだが、パスを回しているうちにミスが出て、それを拾われると一気にピンチを迎えることになる。日本はいつ失点してもおかしくない状態に追い込まれ、そして、トーナメントならではの「負けられない」という思いもあり、防戦一方になってしまったわけだ。だが、ここで活躍したのが日本の12人目の選手。後押ししたのはスタンドの観客でも、日本で応援している人たちでもない。クロスバーだ。クロスバーが日本の強力な助っ人として加勢してくれたおかげで、圧倒的に不利な状態をなんとか無失点で乗り切ることができた。

米国の攻撃の核になっていたのは15番のラピノーで、彼女のスタミナがいつまで持つかが勝負の行方を決めると思われた。ラピノーを中心にして精力的にピッチを走り回った米国だが、さすがに前半の後半になるとスピードは落ちてきた。この段階になって初めて、日本はシュートまで持ち込む形、サイドバックが攻撃参加する形を作れるようになった。

後半になっても米国の優勢は動かなかった。相変わらずピッチを広く使う米国に対して、コンパクトに、コンパクトに、と実直に基本方針を守っていく日本。しかし、米国に比較して選手間の距離が狭いために、必要以上に選手が集まってしまい、選手が重なってしまう。選手が重なるということは、狭い局面では数的有利を築けるものの、それ以外の場所では選手が足りなくなっていることを意味する。米国は、その余った選手をバックラインに配置した。だから、日本が折角高い位置で米国のボールを奪っても、カウンターに入ったときには米国はすっかり準備が整っていた。フィジカルで劣る日本がこの米国の守備ブロックを崩すのは至難の業である。野球なら、こんな展開でもホームラン一発で局面が打開できることがある。サッカーでも、フリーキック一発で状況が変わることがある。ところが、女子サッカーは、それが少ない。キック力がないために、どうしてもフリーキックやコーナーキックといった、1蹴りで局面を変える、というケースが起きにくいのである。逆に、米国はラピノーがキック力でも男子並みの能力を発揮していて、日本はいつ失点してもおかしくない状態だった。

しかし、ここで今度は日本に13人目の選手が登場する。それはゴールポストだ。クロスバーだけではなく、ポストまでが日本に味方して、なかなか失点を許さなかった。こうなってくると、我慢比べである。後半の前半はほぼ拮抗した力関係になり、そのバランスはどちらに転ぶかわからなくなった。しかし、やがてそのバランスは米国側に崩れた。その主役は、後半に投入されたモーガンだ。モーガンは男子で言えばルーニーのようなタイプで、がっちりした体格とそれに見合わないスピードを併せ持っていた。組織サッカーが最も苦手とする、一人で何とかしてしまうタイプの選手だった。日本のセンターバックは、何度かこの選手に体を入れ替えられてしまい、ペナルティエリア付近でフリーでボールを持たせてしまうという信じられない場面を作ってしまっていた。そして、後半24分に、ほぼ完璧な形でモーガンに決められてしまった。再三決定機を作り出していたラピノーからのロングパス。これに対してモーガンは日本ディフェンスをかわしつつ抜けだして、キーパーとの一対一を作り出す。これを決めるのは造作も無いことだった。日本に残された時間はたった20分。通常、こういう状態に追い込まれると、フィジカルに劣るチームは為す術がなくなる。僕も見ていて「これは駄目だ」と諦めかけてしまった。

ところが、何が起きるのかわからないのが女子サッカーである。攻めるしかなくなってある意味吹っ切れた日本は、持ち前のポゼッション能力を「失点しないこと」ではなく、「得点すること」に使うようになった。多少のカウンターのリスクには目をつぶり、前方にパスを供給するようになった。ボランチとして攻めの起点になっていた沢は、頻繁にオフェンシブな位置に顔を出すようになり、日本の攻撃をコントロールし始めた。オーソドックスな4−2−2−2(フラットな4−4−2)のシステムを、頻繁に4−1−3−2に変更、沢からも、サイドからも攻撃ができるようにした。この変更はどうしてももう一枚のボランチに負担がかかるのだが、沢の攻撃参加は珍しくないので、慣れてはいたはずである。ただ、通常は、格下の相手に使っていた戦術だったんだと思う。米国は明らかに格上だ。しかし、この、やや捨て身の戦術が米国の焦りを呼ぶ。失点から10分後、米国は自陣のゴールの目の前で、ディフェンダー二人がクリアミスを繰り返し、そしてそのこぼれ球がなぜか宮間の足元に収まってしまった。この千載一遇の好機を、宮間はしっかりと決めた。このあたりから、沢の活躍は凄かった。できれば、この勢いのあるうちに勝ち越しておきたかった。しかし、最後の最後でツメが甘く、試合は延長戦に突入してしまった。

延長に入っても、モーガンの圧力は相変わらずで、一つ間違えると失点、という場面を何度か作られた。そして、とうとう延長前半の終了間際に、モーガンにやられてしまう。左サイドから強引に持ち込まれ、決定的なクロスをあげられてしまった。モーガンに意識を集中していたディフェンス陣は、ゴール真正面の至近距離でワンバックをフリーにしてしまう。米国のストライカーがこれを外すわけもなく、日本は延長戦で決定的とも思える失点を喫してしまった。

延長後半に入り、米国は「失点しないで15分間を費やすこと」を考えた。ここまで日本を脅かし続けたラピノーを下げ、勝利を確実なものにしようとした。一方で得点するしかない日本は捨て身の攻撃を続ける。そして、クライマックスは延長後半12分に訪れた。左コーナーから上げられたクロスに、ニアに位置した沢が合わせる。これが見事に米国ゴールを捉えた。120分近く戦った中で、日本が初めて決めた「まともな」ゴールだった。

起死回生のゴールを決めた日本は、残りの時間を耐えに耐えた。終了間際には退場者を出し、ゴール直前でのフリーキックも与えたが、これをなんとか守りきった。そして、あとはPK戦。これはもう、運だけである。日本はそれを120分間で使いきってしまったかも、と心配にはなったが、それは杞憂だった。最後まで運を使い果たさず、見事に世界のトップに立った。もちろん、日本の優勝は運だけで決まったわけではない。ベースには選手を含め、関係者達の日々の努力がある。でも、それは米国だって同じはず。決勝戦のピッチに立った選手たちがみんな、人事を尽くしたことだけは間違いがない。そんな中で、日本の選手たちに良い結果が与えられたのは、最後まで諦めなかったからだろう。ともあれ、今朝のリザルトは、日本サッカー界における史上初の快挙となった。

#前日、森孝慈氏ががんで亡くなった。間に合わなかったことだけが残念である。

あわせて読みたい:B to Cの関係をどうやって再構築していくか  

2011年07月14日

つぶやきで観る女子ワールドカップ 日本対スウェーデン

キックオフ間近です。

2011/07/14 03:36:45
フランクフルトのスタジアム、かっこいい。


2011/07/14 03:42:02
ドイツのスタジアムはどこも傾斜がきつくて見やすい。


いよいよキックオフ。

2011/07/14 03:47:42
両チームとも442なのかな? #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 03:52:53
女子の試合は何がレベル低いって、審判のレベルが低い。試合が壊れないと良いけど。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 03:54:02
スウェーデン、そろそろ動き出した。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 03:55:28
日本ディフェンスに対するプレスが速い。高い位置でボール奪われるとすぐにピンチになるから、気を付けないと。 #nadeshiko #nhkbs1


ぬお。スウェーデン、先制。日本1−0スウェーデン。

2011/07/14 03:58:22
言ってるそばから、素早いプレスでボールを奪われて決められた。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:02:30
キック力がないので、選手が中央に集まっちゃうのも女子サッカーの特徴。そのなかでは日本は比較的ピッチを広く使える。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:04:56
日本のディフェンスに余裕が無い。 #nadeshiko #nhkbs1


日本、同点弾!!日本1−1スウェーデン。

2011/07/14 04:05:58
おおお!!!! #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:06:44
オウンゴールか? #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:08:20
今の日本の得点シーンは、スウェーデンのディフェンスブロックが中央に固まりすぎ。だから、ペナルティエリアギリギリなのにサイドハーフが余裕を持ってセンタリング出来ちゃう。あの場所からクロスをあげられたら、キーパーはつらいよ。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:10:14
ポゼッションを高めてボールを回し、スウェーデンを走らせるつもりなんだろうな。でも、そのパスの精度がイマイチ高くないので、見ていて危なっかしい。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:11:43
この、一対一で勝負して、本当に抜けちゃうところが女子サッカーの面白いところなんだよなぁ。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:13:41
局面局面で、テレビの画面に15人位選手が映っているんだよね(笑) #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:18:56
スウェーデン、スピードが落ちてきたな。この感じだと、このゲームは勝てる。ただ、問題はセットプレーなんだよな。明らかにスウェーデンのほうがでかい。 #nadeshiko #nhkbs1




2011/07/14 04:24:18
ポゼッションは日本61−39スウェーデン。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:24:50
サイドに開ければねぇ・・・・。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:29:29
ラスト5分でちょっとペースをあげてきたな、スウェーデン。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 04:32:39
日本選手はトラップがすげぇうまいな。 #nadeshiko #nhkbs1


前半終了。日本1−1スウェーデン。

2011/07/14 04:49:25
さて、後半。


2011/07/14 04:51:51
これは、勝てる試合だな。 #nadeshiko #nhkbs1


日本勝ち越し。日本2−1スウェーデン。

2011/07/14 05:03:23
おーーーーー、勝ち越した!!! #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 05:05:04
右サイドから厚みのある攻撃、左に流れたところ、なぜかスウェーデンの右サイドに誰もいなかった(笑)。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 05:08:00
贅沢を言えばもう一点欲しいところだけど、今まで通りのポゼッションサッカーをやっていればまず失点しないだろう。 #nadeshiko #nhkbs1


むおっ!日本に追加点!!!日本3−1スウェーデン。

2011/07/14 05:08:39
おーーーーーー、すげぇ。見事なロングシュート。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 05:09:57
こうなったら、ボールを回してスウェーデンを走らせれば、10分ぐらいでスウェーデンはガス欠を起こすはず。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 05:24:09
30分過ぎからスウェーデンの時間。 #nadeshiko #nhkbs1


2011/07/14 05:36:00
これは、全く危なげなく勝利だな。 #nadeshiko #nhkbs1


試合終了!!!日本3−1スウェーデン。

2011/07/14 05:37:57
うむ。日本3−1スウェーデン。圧勝だった。 #nadeshiko #nhkbs1


今日の日本代表はパスが速い上に、そのボールがきちんと足元に収まっていた。これがイングランド戦と違うところ。ピッチの芝生の長さの問題かも知れない。

スウェーデンの選手は前線からのプレスを強めにして、日本の高い位置でボールを奪い速攻をしかける作戦。前半の失点はこれがツボにはまった。ただ、それ以後は大きな破綻なく、堅実に試合を進めることができた。

日本は中央に寄りがちなスウェーデンのディフェンスの弱点をつき、主に左サイドから再三チャンスを演出。後半は完全に試合をコントロールした。ほぼ負けようがない試合だったと思う。

次戦、決勝戦の相手は米国。フランス対米国を見る限り、チーム力は大したことがない。セットプレーは脅威だが、そこは充分に組織で対応可能なはず。また、決勝戦が準決勝と同じフランクフルトというのも好材料。芝生に慣れているのは大きいし、実に日本向きのグラウンドコンディションのようだ。

お世辞とか、贔屓目なしに、決勝戦は勝てる試合だぞっ!!!!
  
Posted by buu2 at 19:43Comments(0)TrackBack(0)サッカー

編集

2011年07月11日

女子のサッカー日本代表、すげぇ

これまであんまり真剣に女子サッカーを見たことってなかった。もしかしたら今回のワールドカップが初めてかも知れない。男子サッカーに比較するとどうしても体力的に劣るので、プレーの質はどうしても下がってしまう。特に顕著なのはパスのスピードと一つ一つのボールの飛距離。シュートにしてもパスにしてもボールの球速が遅いので、人間の動きに比較してボールが動いていかないもどかしさがある。でも、プレーヤー全体がそんな感じなので、見ているうちに慣れてくる(が、そのあとコパ・アメリカの試合がすぐに始まったおかげで、やっぱり遅かった!と気がついた(笑))。慣れてしまえば、別に物足りないこともない。日本対ドイツは見ていてもなかなかに楽しい試合だった。

決勝トーナメントの初戦、一次リーグでイングランドに完敗した日本の相手はホスト国にしてこの12年間ワールドカップで負けていない完全王者ドイツとの対戦となってしまった。U17ワールドカップと同じく、善戦むなしく敗退かな、と思いつつ、早朝から観戦したのだけれど・・・・

見ていて明らかだったのは、ドイツのセットプレーがイングランドほど脅威でないことである。イングランドは体格差を活かしてセットプレーのたびに日本のディフェンス陣を混乱させたけれど、ドイツのセットプレーに日本代表のディフェンスが乱されることは、ほとんどといっていいほどになかった。セットプレーを封じることができれば、そもそもあまりスピードのない女子サッカーだから、個の力よりも組織力が重要になってくる。これなら日本にも十分に勝機がある。実際、意外にも試合は立ち上がりから日本ペースで、散発のドイツの攻撃に耐えつつ、ドイツの前がかりを誘ってのカウンターという展開になった。

後半の後半になると両チームとも疲れからかミスが増えてきたけれど、日本のディフェンスは集中力を切らさずにしっかりと対応を続け、ドイツに得点を許さない。そして、ドイツがミスを犯すのを虎視眈々と狙っていた。

チャンスは延長の後半になってやっと巡ってきた。丸山についていたはずのドイツディフェンダーがボールをウォッチしてしまい、また安藤についていたディフェンダーもラインコントロールに失敗してしまった。ボールとは関係のないところで戻り遅れたドイツディフェンダー(しかも二人)のせいで、本来ならオフサイドポジションにいたはずの丸山へ、通らないはずのパスが通ってしまう。丸山のマークについたディフェンダーが懸命にもどるものの、そもそも丸山のほうが前のポジションにいたので間に合わない。角度がないところからの丸山のインサイドキックはぎりぎりでゴールマウスを捉えた。決して簡単なシュートではなかったのだが、少ないチャンスをしっかりとものにしたのは素晴らしい。疲れが出てきていたドイツディフェンダーの連携ミスをついた理想的なカウンターだった。

このあと、死力を振り絞るドイツは怒涛の攻めを見せたものの、やはりセットプレーの怖さがない分イングランドに比較すると安心して見ていることができた。ドイツがガス欠を起こした最後の5分間は、比較的単調な攻めを跳ね返し続けることによってタイムアップの笛を待てば良かった。

それにしても、ホスト国との対戦という圧倒的アウェイの中で、延長まで戦ってきっちりと勝ち切ったのは本当に素晴らしい。

次戦はスウェーデン。どんなチームなのか、もちろん知らないけれど、男子以上にあてにならないと言われるFIFAランキングでは5位、1位の米国に一次リーグで勝利している強敵だ(ちなみに3月付のランキングは米国、ドイツ、ブラジル、日本、スウェーデン、カナダ、フランスの順)。ただ、日本は日程の都合で一日余計に休みを取ることができる。日本のサッカー史上初めての、決勝進出への期待がどうしたって高まってくる(ベスト4だって初めてなんだけど)。

ところで、見ていてちょっとがっかりするのは審判の技量の低さ。女子サッカーって、審判も女性じゃなくちゃだめなの?ミスジャッジを量産しても、女子にやらせるのが美学なのかな?  

2006年07月21日

名誉毀損?

ジダンとマテラッティの一件は新聞の1面にも載るような話になっているわけですが、asahi.comによると
ジダンは20日、FIFA本部で事情聴取を受け、マテラッツィも14日に事情を聴かれた。FIFAの声明によると、両者ともマテラッツィがピッチでジダンに浴びせた言葉は名誉棄損ではあるが、人種差別を含んだ内容ではなかったと説明した。また、ジダンの大会MVPの剥奪(はくだつ)はなかった。
だそうで。(出典:ジダンとマテラッツィに罰金と出場停止処分 FIFA

しかし、実際に当事者(ジダンとマテラッティ)以外が知りえていない状態で「名誉毀損」って成立するんですかね?

ま、別に良いんだけど。  

2006年07月14日

旅とはブログであり、ブログとは旅である

〜2006年6月15日 - 2006年7月14日〜

僕が「ドイツ旅行ブログ製作」という旅に出てからおよそ30日の時間が経った。
6月15日の成田空港の、85番ゲートからその旅は始まった。

ドイツに着くと写真を撮り、ブログの記事を書き、
必死でアップロードすることだけを目指した。
そして、ひたすらデジカメで写真を撮った。
パソコンは常に傍らにあった。

この記事作成がこんなに長くなるとは僕自身思いも寄らなかった。
成田からパリ、ミュンヘン、ニュルンブルク、ヴュルツブルク、ケルン、ドルトムント、そしてデュッセルドルフから再び成田へ。
その後、積み残した作業の大半を処理するため我が家にこもった。

フォトショップCS2も導入し
1700枚を超える写真をどんどん画像加工した。

ブログはどんなときも僕の心の中心にあった。
ブログは本当に多くのものを授けてくれた。
徹夜、腰痛、眼精疲労、全部試練だった。

もちろんつらい事ばかりだ。
それ故に、与えられたことすべてが僕にとって“修行”となり、
“疲労”となり、時差ぼけを解消してくれた。

2時間ほど前から中田選手の記事にインスパイアされた記事を最後に
掲載しようと心に決めていた。

何か特別な出来事があったからではない。折角ここまで頑張ったんだから、最後までこのサイトらしくしようと思ったのだ。
今言えることは、「中田さん、勝手にインスパイアされちゃってごめんなさい。このサイトは非営利なので、「記事を削除しろ」なんて言わないでください」ということだ。

ブログはいまやネット最大のコンテンツ。
それだけに、多くのファンがいて、また多くのブロガーがいる。
ワールドカップを見に行ったブロガーは多くの期待や注目を集め、そして現地の状況をみんなに伝える責任を負う。
時には、有名人の写真を載せてしまって「肖像権について文句を言われないかな」と心配し
時には、他人の文章をパロディしてしまって「著作権について文句を言われないかな」と心配する。

ブロガーになって以来、「ブログ書くの、大変じゃないですか?」と問われても
「平気ですよ」と素直にいえない自分がいた。
肖像権や著作権ももちろんだが、とにかく目と腰が疲れるのだ。
毎日簡単な記事をエントリーしていれば良かった先月までが懐かしい。

けれど、ドイツ旅行記の最後のエントリーになった「ドイツを発って成田へ」の記事をアップした後
旅行ブログを愛して止まない自分が確かにいることが分かった。
自分でも予想していなかったほどに、心の底からこみ上げてきた大きな感情。

それは、「折角作ったんだから、みんなちゃんと読んでよ!」という思い。
腰痛や眼精疲労との戦の末にでてきた気持ちだった。

これまでは、ブログが未完成だった為
ある時はまるで何もできて無いかのように文章を隠し、またある時には写真を非掲載にした。
しかし最後の最後、「これだけはやっておかなくてはならない」という気持ちが一気に溢れ出した。

記事をすべてアップロードした後、「更新完了」の画面から広告を削除する作業をしつつ
込み上げてきた気持ちを落ち着かせたのだが、最後にやっぱりやっておかなくてはならない
その感情が噴き上がってきた。

そして思った。

どうせならいまや国民の誰もが知っているこの文章をパロってしまえ。
ちょっと長くて全部を書き換えるのは大変だけど――。
でも、今まで書いてきた旅行記の分量に比べれば大したことは無い――。
本当にみてくれるみんながいたからこそ、1ヶ月もの長い旅を続けてこられたんだ、と…。

ブログという旅のなかでも「ドイツ旅行ブログ」は、僕にとって特別なエントリーだった。

最後の最後となるエントリーでは、読者のみんなに
「僕は一体何を伝えられることが出来るのだろうか」(本文ママ。僕としては「何を伝えることが出来るのだろうか」あるいは「何を伝えられるのだろうか」としたい)、それだけを考えて文章を書いてきた。

僕はこの「ドイツ旅行ブログ」で伝えられることはかなり多いと感じていた。
今回の記事は写真が超大量で、その上文章もかなりの分量だ。
ただひとつ残念だったのは、ドイツのインターネット環境が悪く、リアルタイムで更新できなかったこと。
それをなんとかしたいと思って僕なりに頑張ったところでどうにもならないので、帰国してから作業することにした。
ドイツでは時にはネットカフェを探し、時にはG-JAMPSのパソコンを使い、G-JAMPSでは「利用時間は5分までですよ」と後ろに並んでいる人を怒らせてしまったこともあった。
やっぱり、ドイツのネット環境は僕の力ではどうにもならなかったのだ。

この記事がワールドカップの終了にすら間に合わず、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
僕がこれまでこのブログを通じてみんなに何を見せられたのか、
何を感じされられたのか、この文章を書きながらいろいろと考えている。
正直、僕が少しでも何かを伝えることが出来たのか…
今でも自信がない。

けれどみんなからのコメントをすべて読んで…
と、ここまで書いて、ドイツ旅行ブログに対するコメントがあまりないことに気がついた。
折角ここまでパロったのに、このあたりから急激にインスパイアされるのが難しくなったと知った。
それが分かった今、こんな長い文章のパロディのエントリーをあげようとした僕の“姿勢”は
もしかしたら大失敗だったんじゃないかと思えてくる。

中田さん、文章が長すぎます。もうちょっと短くしてくれれば、パロディの記事を書くのも
こんなには辛くなかったと思います。しかし、僕の気持ちを分かってくれる読者が
きっと何人かはいて、コメントを残してくれると信じている。

だから今、僕は、安心してこの記事を公開できる。

最後にこれだけは伝えたい。

これまで書き続けてきた“エントリー”は、
これからも僕のブログの名物コーナーになるだろうし、アクセス増にもつながると思う。
でもこれは、みんなからの“コメント”があったからこそ
完成することができなんだと思う。

みんなのコメントを胸に、ブログの更新を続けていく。

そう思えればこそ、この先の新たな特集記事でどんな困難なことがあろうと
乗り越えていけると信じられる。

「まにあな日記」はこれからも続く。

今後、ブロガーとしてドイツの地に立つことは当分無いだろうけれど
ドイツに絶対に行かないということもないだろう。
北京で、スイス&オーストリア(ユーロ開催地)で、バンクーバーで、南アフリカで、誰かと言葉を交わす代わりに写真を撮るかもしれないし、お金がないからいけないかもしれない。まぁ先のことはわからない。

とにかく、これまでこのドイツ旅行ブログの完成を待っていてくれたすべての人々、
そして最後まで信じ応援し続けてくてくれたみんなに、心の底から一言を。

“お待たせしました”

じゃぁ

ミュンヘンからこんばんは!

ミュンヘンはまっ黄色に染まりつつある

ワールドカップドイツ大会写真集 番外編その1「ドイツの人々」

晴れときどき曇りときどき雨

日曜日、クロアチア戦直前までの日記

熱戦!(気温が)クロアチア対日本

灼熱のスタジアムからヴュルツブルクへ

ヴュルツの鐘に始まり、イングランドサポの馬鹿騒ぎに終わる

ケルンのVIP席でイングランド対スウェーデン

ケルンからボン経由でエッセンへ

エッセンから戦いの場、ドルトムントへ

運命のブラジル戦

デュッセルドルフのラーメンとライン川下り

ドイツを発って成田へ

ワールドカップドイツ大会写真集 番外編その1「ドイツの人々」

おまけ
サポーターの歌


こちらもどうぞ! ネットで見つけた他のドイツ観戦ブログ&ウェブサイト(基本的にW杯ネタのカテゴリにリンクしてあります)
サポーターの楽園 (Supporters' Paradise)
「30弱」
きさらぎぽち の食彩浪漫
NOBlog
風に乗ってドイツへ
行間の言葉 ライター淺川俊文のblog
World Cup 2006 Road to Deutschland
【期間限定】WM2006 日記
ビションフリーゼのショーンのひとりごと
J-WAVE GOOD MORNING TOKYO ドイツ特派員 blog
ドイツへ行ってきました
AYU★NAVI 2007
Over Time


#本エントリーのインスパイア元はこちらです。
“人生とは旅であり、旅とは人生である”「nakata.net」  

2006年07月13日

ジダン、頭突きの理由をテレビで告白

「母や姉を傷つけられた」 ジダン、頭突きの理由語る
2006年07月13日03時55分

 サッカーW杯決勝でイタリア選手に頭突きを浴びせ、退場処分となったフランス代表の主将、ジネディーヌ・ジダン選手(34)は12日夜(日本時間13日未明)の仏テレビで「母や姉についてひどいことを何度も言われ、耐えきれなかった」と頭突きの理由を語った。ジダン選手が自身の行為について釈明したのは初めて。

 ジダン選手は12日に民間放送局「カナル・プリュス」と「TF1」のインタビューにそれぞれ応じ、その模様が同日夜の両局のニュース番組で録画放映された。

 頭突きの相手であるマルコ・マテラッツィ選手(32)とのやりとりについて、ジダン選手は「とても個人的なことで、母と姉を傷つける、非常に耐え難い言葉をかけられた。彼はそれを何度か繰り返した。1度や2度は我慢したが……」と述べた。

 また「20億、30億人が見ている中での私の行為は許されないもので、特にテレビを見ていた子供たちに謝りたい」と語った。一方で「自分の行為について後悔はしていない。後悔すれば彼の言葉を認めることになるからだ。それは受け入れられない」と語った。


まぁ、何を言われようとサッカーでは暴力行為も報復行為もNGなわけで、フェアプレイフラッグを試合開始のときに掲げるFIFAの最高峰の試合で敵にヘッディングしたのにMVPというのはいかがなものかと思うわけですが、どうなんですかね。決勝戦の110分まではその資格が十分にあったと思いますけど。

個人的には、最初ちょっとイタリアを応援しつつ観ていて、一点目がちょっとフランスに有利な判定で決まってからは明確にイタリア寄りで観戦したので、イタリアの優勝になったのは歓迎だったわけですが。何にしても、その場ではきちんとしたルールがあるので、それを守らないのはまずいですよね。面白いワールドカップでしたが、ちょっと喉に魚の骨が引っかかるようなラストになってしまって残念。

え?そうなっちゃったのはどっちが悪いかって?そんなの外野がわかるわけないじゃん。FIFAが事情聴取して判断するでしょ。そういう情報不足で結論の出ない議論をしたり、あるいは出せる立場にいない人間があーだこーだ言うのはいかがなものかと思うけど、ま、いっか。日本は平和で、ワイドショーのコメンテーターは暇人だということで。

出典はasahi.comのニュースです。

それはそうと、2006FIFAワールドカップドイツ大会の現地観戦記事が完成しました。超大量の写真とともにお楽しみください。インデックスページはこちら→

旅とはブログであり、ブログとは旅である  

2006年07月08日

3位決定戦と決勝の予想

準決勝の結果を結構的確に当てた(予想はフランス2-0ポルトガル、イタリア1-0ドイツ)俺が来ましたよ。

さて、まずは3決を予想しましょう。って、こんなの簡単、簡単。モチベーションの維持が出来ていて、地元の後押しもあるドイツが圧勝です。ドイツ3-0ポルトガルですね。

続いて決勝。こっちはえらく難しいですね。準決勝の予想と一緒で、ジダンの体調をどこまで的確に把握できるかが勝負。でね、ジダンは準決勝、全然ダメだったわけです。あれだけ動けないと、さらに疲労していたポルトガルは抑えられてもイタリアの日替わりヒーロー攻撃は抑えられません。ジダンのパフォーマンスがブラジル戦に戻らない限り2-0ぐらいでイタリアでしょう。じゃぁ、ジダン、戻るのか。最後の試合だからなぁ。中田も最後の試合だって覚悟があったブラジル戦は見事な運動量だった。ということで、ジダンも少なくとも前半は動けるね。前半でフランスが1点取れば、あとはディフェンスを固めて攻撃はジダン−アンリにお任せ、ってことで1-0で勝てる。こうなる可能性をどの程度読むか、なんだが・・・・。やっぱ、イタリアだな。2-0で勝っていただきましょう。

って、明日になったら考えが変わるかもしれんけど。何はともあれ、まずは3決だ。  

2006年07月06日

ワールドカップドイツ大会写真集 番外編その1「ドイツの人々」

689 697
左:ミュンヘン駅にて、眠そうなICEの運転手
右:ニュルンブルクの街で、戦闘準備中のサムライサポ

698 700
左:ニュルンブルクの街で
右:スタジアム入り口で

724 749
左:ニュルンブルクの街で
右:ニュルンブルクのホームで

799 873
左:ニュルンブルクの街で
右:ビュルツブルクで

898 037
左:ビュルツブルクで
右:ブリュールの城と城の間で

075 085
左:ケルン中央駅前で
右:ケルンの競技場に向かうトラムの中で

223 252
左:ツォルフェライン炭鉱で
右:ツォルフェライン炭鉱で

257 265
左:ドルトムントのファンフェスタで
右:ドルトムントの観覧車で

270 288
左:ドルトムントの観覧車で
右:ドルトムントの街で

321 379
左:ドルトムント、敗色濃厚のスタンドで
右:デュッセルドルフ、ライン川岸で

385 429
左:デュッセルドルフ、ライン川岸で
右:デュッセルドルフの街で

430 440
左:デュッセルドルフの街で
右:デュッセルドルフの「シューマッハー」で

490 499
左:デュッセルドルフベンラート駅のホームで
右:デュッセルドルフの駅で  

2006年07月05日

準決勝を予想するぞ!

どうせ当たんないんだけどさ(投げやり)、やっぱ、予想はしとこうよ。

ということで、へぼ予想します。

イタリア-ドイツ
もう、いきなりわかんねぇよ、こんなカードでどっちが勝つかなんて。やってみなきゃわかんないだろ、これ。って、それじゃ予想の意味ないな。よし、予想。こりゃ、攻撃のドイツ、守備のイタリアの戦いだけど、裏を返せばしょぼい攻めのイタリアがしょぼい守りのドイツから何点取れるか、ということ。でもまぁ、さすがにイタリアも1点ぐらい取るだろ。じゃぁ、ドイツがイタリアから1点取れるかどうかって、そりゃ90分じゃ難しいだろ。あ、じゃぁ、もう1-0でイタリアじゃん。簡単、簡単。イタリアの勝ち。

ポルトガル-フランス
これもわかんねぇよ。ドイツもそうだけどさ、ワールドカップが始まったときと今のフランスって、戦力が全然違うじゃん。しかも、フランスなんてジダンの調子次第。当日の朝食べたカキフライでおなかを壊しちゃったら、もうこんな予想なんて意味ない。とまた投げやりになりそうだが、がんばってモチベーションを維持します。まぁ普通に考えればこりゃフランスだよな。ポルトガルは熱戦続きでカードももらいまくってるし、フィーゴもお疲れ。一試合休んで休養十分のデコ君はいるけれども、やっぱチーム全体の疲労はでかいでしょ。一方でフランスもブラジル戦でかなり疲れているだろうけど、ま、ポルトガルほどじゃないよね。ということで、2-0でフランスだな。

ちなみに準々決勝での予想は1勝3敗でした(;_;)  

2006年07月02日

かえすがえすもジダンは

すげぇ。  

イングランド対ポルトガル 延長戦へ

うーーーん、ポルトガルの攻めにスピードが足りませんなぁ。ルーニー退場、ベッカム交代で有利なはずなのに。まぁ延長戦に持ち込んでイングランドの体力を消耗させようってことかもしれないけど、それじゃぁあまりにも消極的。

本来なら攻めるポルトガル、カウンターのイングランドとなるはずなのに、ポルトガルが攻めに出てこないのでイングランドもまったりディフェンス。おかげでちょっと退屈な試合になっちゃいました。ちゃんとしていたのはロスタイムの3分だけって感じ。相手は10人だし、攻めの手段は基本的にセットプレーとクラウチ頼み。ポルトガルが攻めないでどうする、という感じ。

あ、ミック・ジャガーだ。  

2006年07月01日

残り2試合の予想

あーでもない、こーでもないとくだらんごたくを並べようと思っていたのだけれど、PRIDEを観てきたらその余裕がなくなった。ということで、今日の2試合については簡単に。

イングランド-ポルトガル
前試合で消耗戦を繰り広げた両チームだが、消耗具合はポルトガルの方が激しいと思う。仮に勝ったとしてもイエロー累積の問題などで今後苦戦が予想されるポルトガルよりはイングランドに勝ってもらいたい。という希望も含めてイングランドってことで。

ブラジル-フランス
98年の決勝と同じ好カード。戦力的にみれば間違いなくブラジルが有利。しかしフランスにはスペードのエース、ジダンがいる。ジダンが前戦のような活躍を見せればこのバランスは一気に逆転する。問題は、前戦とのインターバルが短いことがジダンにとってどう影響するか。良くも悪くもジダンの出来=チームの出来となる今のフランスにとって、ジダンの体力が回復しているかどうかは大きな問題である。僕としてはフランスに勝って欲しいが、予想はブラジル。  

2006年06月30日

2試合の予想

今回のワールドカップは波乱の少ない大会で、ベスト8に残ったチームは第一シード中心。ということで、どの試合も見所一杯、そのまま決勝になってもおかしくないカードばかり。せっかくなのでまずは今晩の勝敗予想でも。

ドイツ-アルゼンチン
大会前は評価が低かったドイツだが、ここへ来て調子を上げてきている。クローゼが期待通り活躍しているし、ポドルスキとのフォワードコンビをバラックがうまく使い、ここまで危なげなく勝ち続けている。地元の利もある。一方のアルゼンチン。退場者がでたこともあるが、セルビアモンテネグロを6-0で一蹴した攻撃力はさすが。しかし、オランダ戦、メキシコ戦と強豪国相手ではやはり苦戦している。リケルメを起点とした攻めがドイツディフェンスにどこまで通用するか。なかなか予想が難しいのだが、勢いを買ってドイツ。

イタリア-ウクライナ
ウクライナはシェフチェンコが復活するかどうかがポイントだが、どうやら出場できそうな様子。となると、イタリアの強固なディフェンスをウクライナがどこまで崩せるか、ということになりそう。一方のイタリアは代表選手の多くが関わる母国のスキャンダルの影響がありそう。精神的な不安定さをどこまでカバーできるか。また、ネスタの負傷、マテラッティの出場停止と、伝統の守備にも不安が残る。ベストコンディションであればイタリアに分がありそうだが、今回はウクライナと予想。  

2006年06月28日

サポーターの歌

連日ワールドカップは熱戦が繰り広げられていて、イエローカードが16枚も飛び交ったと思えばPK戦を含めて一度もゴールを割られないチームがいて、そのチームに負けたチームはグループリーグも含めて無失点で姿を消す、なんてこともあった。

で、蚊帳の外の日本はどうなのって、次の監督を誰にするかでキャプテンが口を滑らせるといったオオボケをかましてくれて、此岸と彼岸の差に唖然とするばかりである。

しかしまぁ、次の監督を誰にするかとかはJFAのお偉いさんが勝手に決める話で、我々があーだこーだ言えることではない。何を言っても無駄なのでそのあたりは放っておくとして、我々にやれることはないのかというとそんなことはない。

実際にドイツでワールドカップを観てきた人間としてここで提言したい。

日本サポーターに今こそ必要なのはみんなで大声で歌うことのできるサポーターソングを持つことである。

実際に現地に行ったサポーターなら誰もが体験したはずである。クロアチアサポ達がスタジアムに向かう電車の中で顔を真っ赤にしながら(もちろん試合前から酔っ払っているのである)頭の上で(僕の身長は171センチだが、その頭の位置に奴らの首があるような状態だった)意味不明の歌を歌い続けているのである。何を言っているのかはさっぱりわからないが、時折「やぱーん」という言葉が聞こえる。恐らくは「がんばれクロアチア、日本なんて目じゃないぜ」みたいな歌詞なんだろう。ところが我々はそれに対抗する歌を持っていない。ただただ黙って彼らの歌を聴き続けるしかなかった。

一方でイングランド対スウェーデン。この2チームのサポーターの歌合戦はすごかった。「お前らなんか、66年だけだな」とスウェーデンが歌えば、イングランドは馬鹿の一つ覚えで「ゴッドセーブザクイーン」と歌い返す。

これだ。これですよ。サポーターはサポーターで、サポーターの土俵で勝たなくてはいけない。つまりは対抗できる歌ですよ。これ、必需品。で、別に君が代を否定する気はもちろんないんだけど、敵ががんがん歌っているときに和歌を読んでいても勢いがでないんですね。もちろん「オーー、ニッポンー、ニッポンー」と繰り返していても全く迫力がない。もっと、アドレナリンがビシビシ分泌するような歌が必要。

ということで、時差ぼけで眠れない帰りの飛行機のなかでいくつか候補になる歌を考えてみました。もちろん、ベースになるのは日本を代表する文化、アニメソング!

まずはアニソンの代表、ガッチャマンの替え歌で行ってみます。

誰だ、誰だ、誰だ〜
空の彼方に踊る影〜
白いつーばさーの〜
オシムジャパーン
命をかけて飛び出せば〜
ディフェンスラインも崩壊だ〜
飛べ!飛べ飛べオシムジャパーン
行け!行け行けオシムジャパーン
ゴールを狙え!ゴールを狙え!
おーーーオシムジャパーン、オシムジャパーン!

次!次はウルトラマンAで行ってみます。

ひーかり輝くワールドカップに僕らの願いが届くとき〜
太平洋をはるかに越えて、光とともにやってくる〜
今だー!クロス〜!あわせろ玉田〜(これは代表のフォワードに合わせる。歌う前に○○で行くぞ、と調整すること)
戦え〜戦え〜○○○○○○○○〜(良い歌詞が思いつきません)
僕らの○○○○○〜

ウルトラマンAは難しいかな。帰ってきたウルトラマンで行ってみます。

君にも〜みえーえる〜ワールドカップ〜
とおく、離れて、地球にひとつ
○○(対戦国)退治に命をかけて〜
敵のゴールにあーとわーずかー
敵サポの悲鳴を耳にして
帰ってきたぞ、帰ってきたぞ、サムライジャパーン(最後は怒鳴るだけ)

ここでふと冷静になってみるとウルトラシリーズはアニメじゃなくて特撮だけどまぁ良いや。次はキューティーハニーだ!

この頃はやりのオシムジャパーン(オシムジャパーンは怒鳴るだけ。以後同じ)
お尻の小さなオシムジャパーン
こっちを向いてよオシムジャパーン
だってなんだか、だってだってなんだもーん
お願い〜お願い〜シュートを決めて〜
私のハートは〜ちゅくちゅくしちゃーうの〜
嫌よ、嫌よ、はずしちゃいやー
オシームジャパーン

意味が良くわからんが勢いはあるな。これ良いかも。続いてサイボーグ009で。

吹きすーさぶかーぜがー、良くにーあーうー
11の戦鬼とー、ひーとーのーよーぶー
だが我々は愛のため、戦い忘れたー、人のためー
涙でわたる血のたーいがー、夢見て走る死の荒野ー
日本代表 たがーためにたたかうー
日本代表 たがーためにたたかうー

うーーーん、これは敵チームの名前が出てこないし勢いも足りないかな?ちょっと時代を新しくしてエヴァで。

残酷な天使のように
少年よ神話になれ
青い風がいま、胸のドアをたたいても
ゴールだけをただ見つめて 微笑んでるあなた
そっとふれるパス もとめることに夢中で
運命さえまだ知らない いたいけなひとみ
だけどいつか気づくでしょう その背中には
ワールドカップ 目指すための羽根があること
残酷な天使のゴール 窓辺からやがて飛び立つ
ほとばしる熱いパスで ディフェンスを切り裂くなら
このピッチを抱いて輝く 少年よ神話になれ

うーーーん、なんか原曲がかなり残っている上に歌詞がやや意味不明だ。しかもオタとサッカーサポの両方に属性を持つ人がどのくらいいるかわからん(^^; でも構わず続けます。最後は国民的英雄、サザエさんで。

お魚くわえた○○○○(相手国)、追っかけて
はだしでかけてく陽気ーなジャパーン(ジャパーンはいつもどおり怒鳴るだけ)
みんなが笑ってる ○○○○を笑ってる
るるるるるるー ○○○○蹴散らせ〜

なんかもっと良い歌詞、ありませんか?アイデア大募集!

#これはスタジアムで選手を応援する歌じゃありません。サポーターが自らのテンションを高めるための歌です。  

2006年06月27日

ジーコは本当にこんなことを言ったの?

ジーコは本当にこんなことを言ったの?

以下、スポーツ報知の「ジーコ監督「敗因は体格。監督ありきではダメ」」という記事から。

ジーコ監督「敗因は体格。監督ありきではダメ」

 ジーコ監督が、最大の敗因として、フィジカル面の弱さを挙げた。日本代表のジーコ監督(53)が26日、東京・文京区のJFAハウスで退任会見。ドイツW杯1次リーグ敗退の理由を「体格、体力の違いが大きかった」と明言。オシム監督の就任が内定した次期日本代表へのエールとして「監督ありきではチームは強くはならない」と話し、自らのサッカー哲学を最後まで貫き通した。

 日本サッカーを愛するからこそ、ジーコ監督は強烈な言葉を残した。「私はこの年(53歳)になってもフィジカルの強さで宮本(恒靖)にも中沢(佑二)にもボールを取られない自信がある」3試合で7失点を喫したDF陣のひ弱さをズバリと指摘した。

 分岐点となった第1戦オーストラリア戦(12日)。「技術では負けていなかった。しかし体格、体力の差が大きく、ロングボールのパワーサッカーに対応できなかった」と悔しそうに振り返った。

 4年後の南アフリカW杯への提言は、サッカー王国ブラジル出身のスター監督らしいものだった。「監督ありきではチームは強くならない。選手の資質を上げるしかない」監督でありながら監督の存在意義を否定する。独特の哲学で日本代表を4年間も率いたジーコ監督は、オシム監督が来日する29日に、入れ替わるように離日する。


これが本当なら、ジーコって貧乏神以前にただの馬鹿では? 体格、体力の差が問題になるなんて誰でもわかっていたはず。それでも松田じゃなくて宮本を選んだんでしょ。しかも4年間も与えられていたくせに。4年あれば体格の良い選手を選んで体力をつけさせることだってできただろうに。ヒディンクはすでに4年前にそのことに気が付いて体力勝負のサッカーをやっていたし、もっと身近ではジェフでオシムが体力サッカーのお手本を示していたじゃん。

この記事が本当なら、やはり敗因は監督と、監督を選んだJFAということになりそう。  

2006年06月25日

ドイツを発って成田へ

今日の朝ごはんは凄い。デュッセルドルフが日本人の街だから?日本人向けのアレンジ?いや、大陸系のバイキングじゃなくて、米国風のバイキングだから?とにかく、今まで食べたいなぁと思っていたものが色々あって超ナイス。全部ホリディ・イン系にすれば良かった?

朝ごはん ホテル外観

などと思っていたのだけれどチェックアウトしてびっくり。朝ごはんは別料金だってさ。しかも20ユーロって、たけぇ(;_;)

チェックアウトして荷物をホテルに預け、デュッセルドルフの駅へ。駅から電車でデュッセルドルフベンラートへ。ベンラートにはバロック様式のお城、ベンラート城がある。ただ、ガイドブックとかには「ベンラート駅下車」としか書いてない。大丈夫かなぁ、と思いつつ駅に着いたのだが、思ったとおり駅前にはほとんど案内がない。「うーーむ、どうしたものか」と思いうろうろしていたら、運よく「お城はこっち」という意味と思われる標識を発見。それにしたがって歩いていくと途中で他の案内はあるのに城の案内がなくなっちゃった。おーーーい、もしもーーーし、ベンラートさーーん、と声をかけようと思ったとき、目の前にでかい堀が現れた。ふむ、このお堀は普通じゃない。きっとお城の堀に違いない。ということでさらに歩いていくと案の定お城があった。

街

ここも城というよりは別荘という感じではあるのだけれど、建物に付属する建築物(召使とかが住むところかなぁ。あるいはゲストが泊まるところ?)がかなり立派で、トータルで見るとなかなか立派。英語によるツアーがないので、ドイツ語のツアーに参加。メインの建物をガイドと一緒に周るのだけれど、一緒に周った約20人のお客さん達は恐らく全員がドイツ人で、しかも中高年。何かときどきガイドがギャグを飛ばしているらしいのだけれど、当然何を言っているかはわからない。とりあえず団体様についてまわって建物を見て歩いた。

城1 城2
城3

見終わってからお城の庭をちょっと散策。何か音楽のイベントがあるようで、色々と準備していた。庭は非常に広く、途中から公園になっている様子だった。

城4

一通り歩き回って駅に戻り、電車で再びデュッセルドルフへ。

電車

デュッセルドルフの日本人街のようなところでイタリアンの昼ごはん。テレビではF-1の予選をやっていた。

昼1 昼2
昼3 昼4

おなかが一杯になったところでホテルに戻り、荷物を回収して再びデュッセルドルフの駅へ。電車に乗って空港に行き、エールフランスでパリへ。

飛行機1

パリに着くと、ローランギャロスのバスタオルを購入・・・・しようと思ったのだが、残念ながらシャルルドゴールにはローギャロのグッズ売り場がなかった。考えてみればドイツの空港にもほとんどワールドカップグッズの売り場がなかった。みんなあんまり商売っ気がないようだ。商売っ気がないのは困ったものだが、空港はすばらしくきれいである。

飛行機2

パリからはJAL便で成田へ。と、その飛行機がなんとサムライジャパンモデル。さすがにすぐにペイントを落とすわけにも行かなかったのだろう。切腹ジャンボ?打ち首ジャンボ?とにかくろくでもない飛行機となってしまって気の毒である。飛行機の中にもサムライブルーのヘッドカバーとかがあってかなり虚しい。

飛行機4

ということで飛行機で帰国の途へ。飛行機で出てきた料理はこんな感じ。

若鶏のソテー 香草バター風味
シーフードと野菜のテリーヌ パスタサラダ
フレッシュサラダ ビネグレットドレッシング
ティラミス
カマンベールチーズ
ロールバター

飛行機3

ちなみに食べる気になったのは鶏肉とチーズだけ。良くもまぁこれだけまずいものを出せるものだ。感心する。

帰りにも一本映画を観たのだが、恐ろしくつまらない映画だった。先行上映らしいのでそのうち日本でも公開されるに違いない。学生がベビーシッターで雇われて向かった家でストーカーに狙われる、みたいなストーリーだが、見所が全くない。恐ろしくまずい機内食を出すJALにも感心するが、こういう恐ろしくつまらない映画を製作してしまう人たちにも感心してしまう。

とまぁなんやかんやで成田到着。成田でさっそく6日前に発売されたスピリッツ、週アス、4日前に発売された少年マガジンを買いだめし(古い漫画をきちんと売っているのが成田のえらいところ。かゆいところに手が届くとはこのこと)、成田エクスプレスへ。あとは不在の間に出ていた漫画やら雑誌やらを読んでいるうちに家に到着。お疲れ様でした。  

ベスト16の勝敗を予想してみる

ドイツにいるので当然テレビもドイツ語。ということで、何を言っているのかさっぱりわからん。ネットが見れればまた話も違うのだけれど、今はネットも不通。ということで、ノンデータでベスト16の戦いを予想してみる。

ドイツ[A1]-スウェーデン[B2]
ここはドイツで固いところだが、どうもスウェーデンの怪しさが気になる。イングランド戦で見せた粘りを買って、スウェーデン。

アルゼンチン[C1]-メキシコ[D1]
今の実力を考えればアルゼンチンが妥当なところ。しかし、こういう予想をすると外れるんだよなぁ。でもまぁ、アルゼンチンだよね。

イングランド[B1]-エクアドル[A2]
こりゃ、いくらなんでもイングランドでしょう。いくらオーエンがいなくても。

ポルトガル[D1]-オランダ[C2]
ベスト16屈指の好カード。これがベスト16だっていうんだから、日本や韓国が入るのが厳しいのも当たり前。で、予想だけど、やっぱ、ポルトガルでしょう。

イタリア[E1]-オーストラリア[F2]
相変わらず攻撃力不足のイタリアだけど、オーストラリアに失点するのはちょっと考えにくい。退場者とかが出れば別だけど、順当にイタリアかと。

スイス[G1]-ウクライナ[H1]
この試合も予想が難しい。スイスの試合をちゃんと観てないから正直良くわからない。ウクライナは守りにまわるともろいところがあるが、どうなることやら。でも予想しなくちゃはじまらないので、エレーナ・リアシェンコちゃんの母国ウクライナと予想してみる。

ブラジル[F1]-ガーナ[E2]
日本戦で勢いがついちゃったからガーナにはノーチャンスじゃないかなぁ。

スペイン[H1]-フランス[G2]
このカードもすごく楽しみ。で、恐らくはスペインでしょう。  

2006年06月24日

デュッセルドルフのラーメンとライン川下り

今朝は工事の音もやや控えめ。でも7時には目が覚めた。いつもの朝ごはんを食べて、着替えて荷物をまとめ、10時にチェックアウト。

朝ごはん ホテル外観

ドルトムントの駅前にある郵便局で絵葉書や記念切手を購入して、駅へ。駅からICEに乗ってデュッセルドルフへ。最後の宿泊地である。デュッセルドルフに着くと、まずホテルへ直行。駅から比較的近いところだったので、11時には着いてしまった。チェックイン可能だったのでさっさとチェックインして部屋へ。広い。

カップ 街
カメラ 教会

荷物を置いて、駅の反対側へ。まずは昼ごはんということでラーメン屋「なにわ」へ。何でドイツまできてラーメン屋やねん、という感じだが、ラーメン評論家だから仕方ない。12時ちょっと前に店に着いたが、なんと大行列。「?」と思ったけど、どうやらまだ開店していないらしい。さて、どうしよう、と思ったときに店が開店して、どんどんお客さんが入っていく。結局僕の前には2人が待つだけになったので、せっかくだから待つことに。20分ぐらい待って店内に入り、しょうゆラーメンと塩ラーメンとチャーハンと餃子を注文。まずチャーハンと餃子を食べたけど、いたって普通。日本にいればもちろん並ばないが、近くにあれば時々食べに行っても良いというレベル。さて、ラーメンは、ということだけど、こちらもいたって普通。豚肉や野菜を中心にしてダシを取っている感じ。味はかなり薄味だが悪くはない。麺はやや細めのストレートで、固いけどコシは弱め。スープの絡みはスープが薄味なので良くわからない。チャーシューは取り立てて工夫のない煮豚。いつもの通り評価してしまうと1/BCCといったところだけど、色々制約もある海外でここまでのものを提供できるのは評価できる。

なにわ1 なにわ2
なにわ3 なにわ4
なにわ5

さて、すっかりおなかが一杯になったので観光。例によって教会をいくつか観たあと、ライン川下りへ。

教会3 教会4
教会5 教会6

満腹だし、花粉症の薬も効いてきているし、なんかゆっくり揺れて良い気持ちだし、ということでうつらうつらしながらの1時間。ライン川は川の太さを考えると非常に流れが速い。そんでもって、水の透明度が低い。もうちょっときれいだと良いのになぁ。でも臭いとかは特にない。

ビール

ラインのビル ラインの船

クルーズを終了して、再び街を観光。といっても特にやることがないのでデパートに行って買い物をしたり、街を歩いたり。と、ばったりアドリアーノに遭遇。サインしてもらおうと思ったんだけど、マジックを持っていなかったので断念。写真を数枚撮ってアドリアーノご一行とお別れ。

デュッセルの街1 デュッセルの街2

さらに街を散策した後、シューマッハーというビアレストランへ。お勧めのソーセージ盛り合わせを頼んだら、これが凄い量。しかも、何も言わなくても次から次へとビールを持ってこられる。今日は休肝日にしようと思ったのになぁ。途中で気持ち悪くなってきたので、適当なところで退散。

シューマッハー1 シューマッハー2
シューマッハー3 シューマッハー4

さらに街を散歩して、9時前にホテルに戻り、フランス対トーゴの試合をテレビ観戦。フランス勝ち、裏でスイスが勝ったので、1位スイス、2位トーゴがリーグ勝ち抜け。韓国は惜しくも敗退。これでアジアは全滅。しかしまぁ、残っているチームを見れば順当。所詮アジアの実力なんてこんなものだよなぁ。ということで、明日にはドイツを出るので早めに就寝。

街1 街2
うさぎ
街3 街4  

2006年06月23日

運命のブラジル戦

スタメン発表。ツートップは玉田と巻。確かに柳沢はちょろいし、クロアチア戦では絶対に決めなくちゃいけないシュートをはずした。しかし、それでも馬鹿の一つ覚えで柳沢を使い続けたのもジーコである。にもかかわらず、一番大事なこの一戦でその柳沢をはずしてしまった。このあたりにジーコの低能ぶりが表れている。そしてディフェンスは宮本が出場停止。ディフェンダーがイエロー累積で出場できなくなることは容易に想像がつくのだが、バックアップがいない。このあたりのリスク管理をせず、ミッドフィールダーばかりたくさん集めているところもジーコの頭が悪いところ。試合開始前から「こりゃ厳しいな」という感じだが、スタジアムの観客は青7黄3といったところ。能力はない監督だが、運だけは期待できるわけで、あとはこの観客の祈りがどの程度通じるか。
試合前 選手入場 
円陣 キックオフ

いよいよキックオフ。前半の前半はほぼ互角。ボールポゼッションはややブラジルだが、日本も決して負けていない。ときどきチャンスも作る。ブラジルが放つシュートの前には真の神、川口が立ちはだかり、ファインセーブを連発している。しかし、何はともあれこの試合は2点差以上での勝利が必要だ。早い時間に1点取って勢いに乗る必要がある。

先取点まずは先取点が必要だ、と思っていたら、毒を食らわばという感じで馬鹿神様が使い続けた駄目アレックスから玉田にパスが通り、このパスを難しい形で受けた玉田が反転しながら角度のないシュートを叩き込んだ。今大会初めてのまともな、というかファインゴールである。しかもブラジル相手に、である。もしかして、神様のご威光?

スタンド内も盛り上がり「ひょっとして?」という感じになりかけたとき、さっと冷や水がかけられた。前半終了間際に同点である。うーーむ。

さて、後半キックオフ。とにかくあと2点。裏のクロアチアとオーストラリアはクロアチアが先制し、オーストラリアが追いつくという展開。まだまだわからない。と思った瞬間にブラジルに2点目。スタンドはあっという間にシーンとしてしまった。さすがにこれはきつい。ブラジルからあと3点取るのは至難の業である。やっぱり駄目か、とスタンドも、おそらく選手にもあきらめムードが広まったときにブラジルに3点目。スタンドはブラジルサポの喜ぶ声だけが響く。その後、とどめをさす4点目が決まり、「これがワールドカップじゃなければもう帰っているね」という状況。ドルトムントは神様ジーコの処刑場となってしまった。

その後はただ時間を消費するだけ。可能性のない試合を淡々と続け、試合終了のホイッスルを待つのみ。そして、負けた。ジーコ、さようなら。あなたには「貧乏神」の称号を与えよう。
挨拶 倒れる中田
終了後のスタンド 中田の挨拶

貧乏神の葬式に参列した日本サポーターは消沈した人が8割、なぜかニコニコして満足している人が2割といったところ。僕はといえば、もう後半の45分ですっかり気分を入れ替えていた。45分は気分転換に十分な時間だったし、心の準備もできていたということ。4年間にわたる貧乏神の呪縛からようやく解き放たれるのである。もうこういう戦略も戦術もない監督は真っ平ごめんである。オーストラリアに同点とされたとき、そしてクロアチアからどうしても点が取れず時間がなくなったとき、選手には明らかに戸惑いがあった。それは追い込まれたときに「戻るべき基本的な立ち位置」がチームで共有されていないからである。全ての試合が思い通りに進むわけではない。プランと現実の間にはどうしてもミスマッチが生じるもので、それがあるからこそサッカーは面白い。加茂ジャパンにはゾーンプレスがあった。トルシエジャパンにはフラット3があった。しかし、今の日本には困ったときに立ち返る基本が存在しない。

とにかく、エメ・ジャケでもベンゲルでもオシムでもトルシエでも良いから、早く次の監督を決めて、すぐにでも2010に向けて代表のリストラクチャリングを進めて欲しい。今の代表は戦術的にも、そしておそらく精神的にもバラバラである。チームとしての一体感がない。お手本にしたブラジルにはきちんとそれがあるのに、である。つまりは、算数ができていない人間に方程式を教えてしまったようなもの。ブラジルのスタイルはひとつの理想ではあるけれども、それはイングランドにも、フランスにも、スペインにも、アルゼンチンにも簡単には真似のできないもので、当然日本にとっても困難である。日本がお手本にすべきは今年であればメキシコ、2002であれば韓国が展開したようなサッカーではないか。

ということで、非常に静かなサポーター達とともに地下鉄、電車を乗り継ぎ、ドルトムントからエッセンへ戻った。  

エッセンから戦いの場、ドルトムントへ

ドイツは毎朝騒音で大変である。ヴュルツブルクでは7時に教会の鐘が乱打された。ケルンでは酔っ払いが徹夜で大騒ぎ。そしてエッセンでは7時になったとたんに工事が始まった。

目覚ましがなる前に道路工事の大音響で起こされ、朝食。これは相変わらずの粗食。とにかくどのホテルに行ってもドイツの朝食はハム、ベーコン、ゆで卵、チーズ、パンである。良く飽きないなぁ。僕は一週間で飽きた。いや、三日で飽きた。

朝ごはん

朝食を食べてからエッセンの街をつらつらと観光。といっても、朝になっても街にはあまり活気がない。

にわとり 教会

教会 像

エッセンの中央駅に行き、トラムで15分ほど乗ってツォルフェライン炭鉱へ。ちょっとマイナーなせいかあんまり観光客がいないが、これでも世界遺産である。確かに地味だが、すべての構造物がとにかくでかくて圧倒される。半分廃墟なのであちこちに雑草が生えまくっているが、問題ない。

遺産1 遺産2
遺産3 遺産4
遺産5 遺産8
遺産7 遺産6
遺産9

一通り炭鉱を見てからエッセンに戻り、ICEでドルトムントへ。いよいよ最強ブラジルとの決戦である。ついた直後のドルトムントはまだあまり人がいなかったが、ぶらぶらしているうちに日本、ブラジルのサポーターが増えてきた。

ドルトムント ドルトムント2  

2006年06月22日

ケルンからボン経由でエッセンへ

朝っぱらから大音響。何かと思えば道路掃除をしている音。専用のマシンで石畳に散乱しているビール瓶の破片を片っ端から回収しているらしい。まだ7時にもなっていないというのにご苦労様な話。

掃除1 掃除2

例によって粗朝食を食べてホテルをチェックアウト。

朝ごはん

ガラスの破片が散乱している道を荷物を持って歩き、ケルンの駅へ。

ホテル1 ホテル2

駅に到着すると、荷物をロッカーに預けた。このロッカーがちょっとすばらしい一品で、24時間預けて4ユーロなんだけど、ベルトコンベアか何かで地下にある倉庫に運んで保管しているらしい。タワー式の駐車場みたいなものかな。預けると磁気カードが発行されて、これを挿入すると荷物を回収できる仕組み。

大聖堂

荷物を預けて電車でボンへ。この街、ちょっと前までこの国の首都だったとは思えないようなど田舎。とにかく何もない。いや、もちろん教会とかはあるんだけど、ほとんど観光する場所がない。ということで数少ない観光スポットのミュンスター寺院、ミュンスター広場、市庁舎、マルクト広場、ベートーベンの家などをチェック。

教会1 教会2
教会3 教会4
教会内部1 教会内部2
市場 市場2
ベートーベン ベートーベン2

途中ベートーベンの家のすぐそばにあった韓国料理の店で昼ごはん。味の方はまぁ普通。日本で食べれば標準以下だと思うけど、キムチはちゃんと辛かった。

韓国料理 ケルシュ
昼ごはん1 昼ごはん2

あっという間にボンの観光が終わってしまったので、そのままG JAMPSへ。もう選手はいないけど、サポはそこそこに集まっている。適当に展示を見て、置いてあったパソコンでメールやSNSをチェック。帰りがけに「ここのピンズはないの?」と聞いたら「200個しかなくて先着でもう配ってしまった」とのこと。この国(もちろん日本)の頭の悪さはこのあたりからも窺える。わざわざドイツまで応援に来てくれたサポーターに対して「先着200名」って、お前らは本当に馬鹿だな。もうがっかりだよ。全員に配るくらいの数を用意しておけっていうの。っていうか、余るくらいに作って地元の子供たちにばら撒けっちゅうの。それがピンズでしょ。

サムライ1 サムライ2
サムライ3 サムライ4

G JAMPSでは特にやることもなく、再びボンの駅へ。駅周辺では地元のガキンチョ達が腰にサムライブルーの旗を巻いて「コンニチハ」と話しかけてくる。そのうちの一人に日本のコカコーラのおまけのメダルみたいなものをプレゼントしたらすげぇ喜んでいた。


市場3 ベートーベン広場

駅から電車で再びケルンへ。

駅

ケルンに着いてから大聖堂のそばのローマ・ゲルマン博物館をざっと見学。

ローマ ローマ2

それからパブリックビューイングで軽くメキシコ対ポルトガルの試合を観て、おおよそ試合の大勢が決したところでフリュー・アム・ドームへ。

ファンフェスタ1 ファンフェスタ2

ここでビールを飲みつつドイツ名物のライニッシャー・ザウアーブラーテンを食べてみた。結構甘くて個人的にはあんまり好きじゃないかなぁ。

晩御飯 晩御飯2 
ケルシュ2 店内
晩御飯3 晩御飯4

駅飲み食いしていたら良い時間になったので駅に出て荷物を回収。そのままホームに出てICEでエッセンへ。エッセンの駅から歩いてホテルを探し、15分ほどで到着。さすがにここ数日は荷物が重くなってきていて移動もちょっと辛い。ホテルは管理人のおじさんが雰囲気の良い人であたりっぽい。かなりマニアックなホテルを選んだつもりだったんだけど、日本人客が3組もいるらしくてちょっと驚いた。

荷物を置いてひと段落したところで街に出てみたが、ミュンヘン、ケルンなどとはまったく違い、かなり静か。この街ってどういう街なんだろう。店はほとんど終わっていて、サッカーの雰囲気もそれほどない。まぁ一部のイタリアンレストランとかはサッカー観戦客で盛り上がっている様子だけど、ケルンのそれと比べたら教会と戦場ぐらいの差がある。一口に言ってしまうと地味な街。

エッセン1 エッセン2

飲み物と食事を探して街にでたんだけど、どちらもなかなか見つからず結局駅まで戻ってしまった。駅で水やらジュースやらを色々買い込んで、さらにバーガーキングでハンバーガーをひとつ買ってホテルに戻り、ホテルでサッカー観戦。アルゼンチンとスペインの試合は特に盛り上がりもなく終了。

ということで、日記を書いて就寝。  

2006年06月21日

G JAMPSから

ヴュルツ、ケルンのホテルがネット不能だったため、更新していません。日記は書いてあるので、ネットできるところに行ったら更新します。

今はG JAMPSのパソコンからです。  

ケルンのVIP席でイングランド対スウェーデン

朝ごはんはいつものとおりの粗食。

朝食

食べ終わってからケルン大聖堂へ。あとで戻ってくるので、とりあえずざっと見てからケルン駅へ。

ケルン大聖堂 ケルン大聖堂3
大聖堂内部1 大聖堂ステンドグラス

大聖堂の前ではイングランドサポが応援フラッグの作成(フラッグといっても、でかさが並じゃない。こんなの持ち込めるのかな????)に余念がない。

フラッグ

ケルンの中央駅の天井には馬鹿でかい絵が描いてあって、各国の中心選手が描かれている。日本の選手は中村。と、中央駅でジュビロサポの友達と出くわして挨拶。彼女たちと前回会ったのは浦和美園駅で日本代表の試合を見に行こうとしたとき。どちらももの凄い人ごみでどちらもほとんど行く機会がないところなんだけど、なぜか遭遇する。何はともあれこちらでの携帯の番号を交換してから電車でブリュールへ。

ケルン駅絵1 ケルン駅絵2

ブリュールではとにかく歩きまくり。まずアウグストゥスブルク城に行って、見学ツアーに参加。城といってもすげぇ豪華な家という感じ。考えてみれば城の定義ってなんなんだろう。ま、いっか。ガイドはドイツ語なので、英語の解説テープを聴きながらの見学。が、このガイドとテープがきちんとシンクロしていなくてしょっちゅうわけがわからなくなる。ま、なんとなく雰囲気はわかるのでどうでも良いといえばどうでも良いんだけど。このお城の見ものはノイマン作のロココ調階段吹き抜け。見学ツアーでは一番最初にその階段に連れて行かれてしまい、いきなりびっくりした。

アウグストゥスブルク城1 アウグストゥスブルク城庭

その後、ツアーで色々な部屋を案内してもらったわけだけど、お金持ちは良いなぁ、と思うことしきり。ツアーが終わってから城の庭を見つつ、付属のファルケンルスト城へ。と書いてしまうとたった一行だが、実際はすげぇ時間がかかった。この二つの城はあわせて世界遺産になるくらい近距離にあるのだけれど、歩いていくと結構な距離がある。30分以上歩いたと思う。

矢印1 矢印2

ファルケンルストは城といっても狩りに出かける前の準備をする家という感じ。で、さて見学、と思ったら、鍵がしまってる。がちゃがちゃやっていたら中からおばさんが出てきて、「今は昼休み。見学は13:30からよ」と言われてしまった。そのときの時間は12:45ぐらい。これから一体どうしたら良いんだー、こんなに苦労して歩いてきたんだから、いくらなんでも見ないで帰るという選択肢はないよなぁ、と思っていたら、「裏にレストランがあるからそっちで食べていたら?」とのこと。やることがないし考えてみたらおなかがすいたので、おばさんの言うとおりにそのレストランへゴー。

ファルケンルスト1

レストランはイタリアンで、あんまり期待していなかったんだけど、なかなか美味しかった。鶏肉のソテーマッシュルームホワイトソース、みたいなものを食べた。

昼ごはん1 昼ごはん2
昼ごはん3

城の内部は靴の上にばかでかいスリッパを履いて見学する形式。こちらは1階、2階でそれぞれ5部屋程度。これを城と呼ぶのはいかがなものか。とにかく城と付属の教会を見学して、再びアウグストゥスブルク城まで歩き。さすがに疲れた。

ファルケンルスト教会1 ファルケンルスト教会2

一通り散策してから駅に戻るとレンタル自転車屋があった。うーむ。これを借りれば良かった。駅で再びジュビロサポに遭遇して情報交換。なぜこんなところで会うのか本当に不思議だ。ボンには川淵さんとかがいたらしい。

道

電車に乗ってケルンに戻り、大聖堂へ。503段の塔を自力で登ったんだけど、ときどきパブリックビューイングから大歓声。ドイツが得点しているらしい。塔の頂上からケルンの街を色々見て、再び歩いて下まで降りた。下りは楽だ。

ケルン大聖堂2 大聖堂内部2
大聖堂内部3 三賢者

鐘1 鐘2
大聖堂から1 大聖堂から2
塔の上 塔の落書き

塔から降りてホテルに戻り、30分ほど昼寝。起きたらもう6時だったので行動再開。準備をしてHRCの先にあるトラムの駅へ。

チケット

途中おなかがすいたのでそこにあった中華料理屋へ。飛込みだったけどまぁまぁ。とにかく久しぶりに箸を使って食事ができたのがうれしい。ちなみに食べたのはただのチャーハン。

中華店 中華1

トラムに乗ると何かトラブルがあったみたいでなかなか動かない。予定より30分以上時間がかかってしまったが、なんとかスタジアムに到着。

スタジアム スタンド1

席に着くと隣が久米宏、後ろにはうじきつよしというタレント席。というのも、バックスタンドど真ん中前から二列目というすげぇ良席だったから。試合は応援していたスウェーデンが終了間際に執念の同点ヘッドで追いついてイングランドと共にグループリーグ勝ち抜けを決めた。

スタンド2 試合1
ベッカム ルーニー
ベッカム2 得点
スウェーデンスタンド 試合後

トラムでホテルのそばまで行って、そこから歩いてホテルに戻り、シャワーを浴びて就寝。と書くとすごくあっさりしているようだが、実際はそんなことはない。トラムの中は酔っ払ったイングランドサポが大騒ぎしていたし、トラムの駅からホテルまでは両国のサポが飲んだビール瓶の破片が散乱(理由はわからないが、やつらはとにかく飲むと瓶を割る)。道には酔っ払いがあふれていてポリゼイさんたちが走り回っていた。

馬鹿騒ぎ1 馬鹿騒ぎ2
残骸  

2006年06月20日

ヴュルツの鐘に始まり、イングランドサポの馬鹿騒ぎに終わる

今日は朝から鐘でした。もう、乱打。周りに教会がたくさんあるせいか、朝の7時に鐘が連打されます。でも、昨日の夜は23時に寝ちゃったから全然問題ありません。

右 左

ホテルの朝食はいつもと同じようにハム、サラミ、パン、ヨーグルト、フルーツといった感じ。米が食べられないのは悲しいけど、ま、仕方なし。ホテルの居心地はすこぶる良いので、米が食べられないくらいで文句を言ってはいけませんね。

食堂 食事

着替えをして、チェックアウトをして、「すいません、今日一日ヴュルツブルクを観光するので、荷物を預かっていただけませんか?」とお願いすると二つ返事でオッケー。すばらしい。

エレベーター ホテル外観

ということで荷物を置いて、ヴュルツブルクの大聖堂へ。まぁ、お決まりの事態ではあるのだけれど、この教会が改装中。シンボルの塔の周りに足場が作られていて見る影もない。観光客が集まるW杯の期間中はきちんとしておこう、なんていう配慮はもちろんない。まぁ、ヨーロッパってこんな感じですよね。

大聖堂 大聖堂2
大聖堂の中

ということで教会の内部を一通りチェックして、今度はノイミュンスター教会へ。と、教会の扉が開かない。おかしいな、と思ってよく周りを見てみると、下に扉がある。なるほど、下から入るんですか、と下にまわってみたんだけど、こちらもあかない。おかしいなぁ、教会が門前払いですか、川口教を信仰しているからですか?と戸惑っていると、しらないおじいさんが声をかけてくれた。いわく、「扉は上だよ」とのこと。「さっき、上を開けようとしたんだけど開かなかったんですよ」というと、「そんなことはないと思うよ」と言われた。ということで、もう一度上にまわってみると今度はちゃんとあいた。中に小人がいるのかな?

ノイミュンスター教会 教会6

ノイミュンスター教会を見学した後、近所の薬局で花粉症の薬を購入して服用。

教会7 薬

それからアルトマリエン橋を渡り、マリエンブルク要塞へ・・・・行こうと思ったんだけど、道がわからない。要塞は上の方にあるんだけどなぁ、と困っていたら、ガイド風のおばさんがいたのでちょっと聞いてみた。そうしたら、坂道を上に登っていけばオッケーとのここと。「途中まで同じ方向に行くから、それまで一緒に行ってあげるわよ」とのとこ。話しながら歩いていると、彼女はインターナショナルスクールの先生で、今日は学生を連れてこのあたりをぶらぶらしているらしい。確かに彼女が連れている人は黒人だったり黄色だったり色々だ。
橋 橋2

途中で彼女たちがビール工場の方へ行ってしまったので、こちらはただただ坂を登る。途中で「こっちだよ、こっちが近道」みたいな看板があったのでそちらに行くと、なんか普通の郊外の道みたいになった。おいおい、大丈夫か、と思ったんだけど、しばらくいくと閑散とした要塞が現れた。やっぱ、月曜日だからすいてるんでしょうか。ま、それはそれでオッケーなんですが、どこに行ったら良いのかさっぱりわからない。案内はないし、係の人はいないし、観光客もまばら。たまに観光客がいると思えばほとんどが日本人で、いかにも「知りません。こちらが教えてほしいくらいです」という表情である。仕方がないので手探りでぶらぶらしてみたが、どうもすっきりしない。というのは、ハンガリーの漁夫の砦みたいに町を一望できるような場所がないのである。やっぱ、月曜日だからかな?

砦1 砦4
砦3 砦2
砦5 砦6

ということでぐるぐる歩き回っていると、しらないおじいさんが教えてくれたことには、上の方にあった教会の横から上にあがれたらしい。もう手遅れ。ここまで歩いてきてもうくたくたで、再び登る気になんかなれない。ということで、そこら辺にあったわき道を適当に降りて再び町へ。町に戻るとマリエンカペレという教会へ。リーメンシュナイダーさんのアダムとイブの像のレプリカをチェック。

知らない教会 なんだこりゃ?

などなどとやっているともう12時前だった。おなかがすいたので、ヴュルツで一番美味しいといわれるバッケフェレへ・・・・行こうと思ったのだけれど、道がわからない。わかっているのは市庁舎のそばでちょっと小道をはいったところということだけ。近所を歩いていた学生さんっぽい二人連れに「この店知ってる?」と聞いたんだけど「知らない」とのこと。と、この市庁舎のすぐそばに地図があったので、その小道の名前を検索。あ、あった。問題は店が12:30からオープンということなんだけど。

町並み 町並み4

とりあえず、地図で探したとおりに歩いて店を発見。やってるんだかやってないんだかわからない。とりあえず店の中に入ってみると、おばさんが「どうぞー」とのこと。ラッキー。次の問題はメニューだったんだけど、おばさんが「英語とドイツ語とどっちが良い?」とこれまた親切に聞いてくれた。ラッキー。ちゃんと英語のメニューがあるんじゃん。

バッケフェレ2 内部

ヴュルツはワインの名所ということで、今日はビールではなくワイン。せっかく昨日親切なおじさんがワインの銘柄を教えてくれたので、それを注文。食べ物はオムレツとポークのソテーマッシュルームソース。オムレツもポークも、もちろんワインも、全部おいしかった。ニュルンのおじさん、ダンケシェン!

ワイン バッケフェレ1
料理1 料理3
メニュー

おなかも一杯になり、ワインも入って、すっかり戦闘力が落ちてしまったのだけれど、まだ世界遺産のレジデンツめぐりという課題がある。よろよろしながら歩いてレジデンツに向かい、お金を払って館内へ。超有名なフレスコ画は改修が終了していたのだけれど、残念ながら撮影は禁止。そのあと他の部屋を見ていたら、ガイドと一緒じゃないと見に行けない部屋があることが判明。そばにいたガイドに聞いてみたら、ドイツ語で良ければ合流しても構わないとのこと。英語のガイドはあんまり回数がないみたいなので、これに合流。酒が入っているのと疲れているのと何を言っているのかわからないのとで相当眠くなったが、とにかく豪華な部屋を色々と見てまわった。どうも個人的にはウィーンのシェーンブルクの方が上だったかな、と思う。

レジデンツ1 バロックロココ
レジデンツ3 レジデンツ4
レジデンツ5 レジデンツ6
次の教会 マリアさま

レジデンツを出ると今度は有名なワイン屋さんへ。おみやげにフランケンワインを買おうと思ったんだけど、一本あたりの送料がワインよりも高いので断念。一本だけ買って退散し、ホテルに戻った。預けていた荷物を回収して、トラムでヴュルツブルク駅へ。

再びホテル 町並み3
トラム トラム2

ちょっと早めに行動したんだけど、ICEの指定席は取れず、自由席でケルンまで行く事になった。昨日のことがあるのでちょっと心配だったんだけど、二等車の自由席は空席がかなりあって、無事座ってケルンに行くことができた。

ケルンに着くと目の前に大聖堂がそびえたっていて、あまりのでかさに度肝を抜かれた。が、すぐに我に返って歩いてホテル探し。

ケルン大聖堂 イングランドサポ準備中

ワールドカップのファンイベントでところどころ通行不能になっていたせいでちょっと苦戦したが、無事到着。ホテルは由緒正しいとのことだったけれど、ホテルが経営している飲み屋がサポーターの溜まり場になっていて、ものすごい騒ぎ。イングランド、スウェーデンの両サポーターが入り乱れて飲みまくっている。

馬鹿さわぎ

あんまりお近づきになりたくなかったので、近所のハードロックカフェまで歩いてそこで夕食。ミュンヘンで食べたステーキはあまりおいしくなかったので、今日はチキンのソテー。結構美味しかった。このHRCで店員とピンのトレーディングをしようとしたんだけど、店の方針で禁止されているとのこと。「ここはドイツだから厳しいんだよ」とは店員の言葉。ミュンヘンは大丈夫だったけどね。

バッケフェレ3 ハードロック1

ということで、おなかが一杯になったのでホテルにもどった。1時前というのにホテルの前の大騒ぎは相変わらず。暑かったけど窓を閉めて就寝。





  

2006年06月19日

灼熱のスタジアムからヴュルツブルクへ

ということで、スタジアムから再び電車に乗ってニュルンベルクへ。今回の電車はやっぱりすげぇ混雑だったけど、行きと違ってクロアチア人の大騒ぎはまったくない。意気消沈しているのか、飲みすぎで気持ち悪いのか、そもそも競技場まで行き着けなかったのかはわからないが、とにかく静か。

ごはん1 ごはん2
ごはん3 ごはん4

さて、その暑い電車を降りて、再びニュルンベルクの町へ。さっきのマリエンプラッツのそばにあるヴルストロースラインというお店へ。何かのガイド本に載っていたので行ってみたのだが、店ではブラジル対オージーの試合を中継中。おかげで客は大騒ぎ。店員はしっちゃかめっちゃかの状況でオーダー取りもままならないという感じ。そしてこの店、なんと英語のメニューがない。英語のメニューがなかったら何を注文して良いかわからないじゃん!さっきのホイスレみたいな小さいレストランですら英語のメニューは完備しているというのに。困ったなぁ、と思っていたんだけど、隣に座ってテレビ観戦していた地元のおじいさんがめちゃくちゃ親切で、あれを頼みなさい、これがおいしいよ、と色々教えてくれた。店員さんがこないと呼んでくれるし、ナイフでソーセージを切ろうとすると横にあったビールの瓶をどけてくれたりしてくれる。ダンケシェーン!

ごはん5 ごはん6
ごはん7 ごはん8

そんなこんなでビールも飲み、腹も一杯になり、試合もブラジルの勝利が確定的になったので、チェックをお願いして店を出ることに。帰り際におじいさんに「これからヴュルツブルクに行きます」という話をしたら、「それならこのワインを飲みなさい」と銘柄を教えてくれた。ふたたびダンケシェーンである。

さて、すっかり酔っ払いながら駅へ戻り、ロッカーから荷物を出し、準備オッケー、と頭を上げたらロッカーの扉があって死にそうになった。痛い。痛すぎます。とんがってるし。一応血は出なかったみたいだけど、酔いはさめた。ということでしらふに戻って電車に乗車。と、このヴュルツ行きの電車が激混み。行きの電車は全然混んでなかったのに。予約する電車を間違えた。

通路に座り込んで1時間ほど電車に乗って、ヴュルツに着き、トラムに乗ってドーム駅へ。どこからか韓国サポが騒いでいる声が聞こえてくるのだけれど、とにかくこちらは疲れているのでホテルへ直行。

部屋ホテルはドームからすぐそばの「ツム・ヴィンツァーメンレ」というところで、ヨーロッパにありがちな連結している建物の一角。大丈夫かな、このホテル、とちょっと心配になったんだけど、フロントで手続きしてみたら不安解消。まぁ、インターネットはもちろん無理だし、テレビも微妙で韓国戦とか見られなかったんだけど、部屋は広いし、ホテルの人は親切だし、シャワーも広いし、ふとんもふかふか。個人的には枕までふかふかなのはどうかな、と思ったけど、クッションを枕代わりに使えばノープロブレム。

ということで、さっさとシャワーを浴びて就寝。お疲れ様でした。  

熱戦!(気温が)クロアチア対日本

さて、ピッチでは代表が出てきて練習。

川口 スタンド
挨拶 練習

気温は恐ろしく暑い。直射日光がなければそれほどでもないのだけれど、とにかく日なたは暑い。こんなんで体力持つのかなぁ、という感じ。練習を見ているだけでぐったりしてくる。

なぁんてことを考えているうちにあっという間に選手入場、キックオフである。

入場 キックオフ

クロアチアは明らかにオージーよりも戦いやすい感じ。日本のディフェンスは福西を中心にしたミッドフィールダーがきちんとプレスをかけていて、ポゼッションこそクロアチアだけど、ゲームコントロールは日本、という感じ。これならこの試合はちょっと期待できるかな、と思っていたら、宮本がちょろいプレーでPKですよ。もうやってらんない。あれがPKですか。いや、宮本もちょっと軽率だったとは思いますが、こっちはドイツまで10時間以上かけて来てるんですよ。それがPKですか。これじゃぁ神様ジーコは一生審判を恨むと思いますよ。などと思っていたわけですが、このPKを川口が神様セーブ。なんだ、日本には神様が二人もいたんじゃないか。それも、二人目の神様は変な采配、近視眼的戦略でチームをめちゃくちゃにしてしまったアシュケー教の神様じゃなくて、マイアミで奇跡を起こし、マリノスを優勝にも導いた、実績のある神様ですよ。ということで神の連続写真をどうぞ。

神1
神2
神3

川口が神としてグラウンドに降臨してからはスタンドは大盛り上がり。やっとこういう雰囲気になったか、という感じだったんだけど、ゲームはこう着状態。試合全般はクロアチアペースだけど、時々日本もカウンターが決まりかける。試合運びとしてはなかなか良い感じ。また、ゲーム途中の選手交代も悪くない。誰かがジーコに入れ知恵しているのかなぁ。さて、そろそろ先取点がほしいんですが、と思っていたところで出ました、神様(昔セレソンで大活躍して神様となったけど、今は運だけと思われているアシュケーの神様の方)ご寵愛の柳沢のシュート。おまえさぁ、それをはずすか?普通。ずいぶん昔、カズがゴールまん前距離2メートルから宇宙開発をしたっていうシーンがあったけど、それと同等のミスキック。しかもカズと違って今回は「絶対に負けられない戦い」の最中ですよ。これまたずいぶん昔、城が成田で水をかけられたことがあったけど、柳沢は生卵の100個や200個は覚悟したほうが良いかも。

なぁんてことをやっているうちに試合はあっという間に終了。中澤、中田、前半で交代しちゃったけど福西は結構良かったと思う。俊輔はあんまり状態は良くなかった。でも、フリーキックの一発があるから代えられないのも理解可能。

中村1 中村2

ジーコが福西を交代したのはちょっと良くわからなかったけど、残りの二枚の交代枠をフォワードのリフレッシュに利用したのも悪くない。ジーコの戦略で一番?なのは相変わらずサントスを使い続けていることだけど、それを除けばまぁ理解可能。そしてやはり今日一番の活躍はやっぱり神様仏様川口様ですよ。

で、スコアレスドローに終わったわけですが、ブラジル対オージーの試合結果を待つまでもなく、一応日本には一次リーグ突破の可能性が残ったわけで、最低限の仕事はしたことになる。名実ともに消化試合、ということにはならないで済んだ。

試合終了 終了の挨拶  

日曜日、クロアチア戦直前までの日記

朝起きてチェックアウト。ミュンヘン中央駅へ。ジャーマンレールパスをヴァリデートして、電車を予約。まだ時間があったので、ホームの横にあるカフェで朝食。横でDBの社員が朝っぱらからビールを飲んでいて楽しそう。食事が終わってからホームへ。これから乗る電車はすげぇ長い。新幹線でもこんなに長くないと思う。

ホテル 朝食
ホーム あいす

ホームで写真を撮りまくっていたらいしかわじゅんみたいな人がいたけど、他人の空似かな?電車に乗ったら、電車はガラガラで予約した甲斐がなく、どうも納得いかない。電車の中は日本人が結構たくさん。すぐそばにテレビ会社の二人連れがいて大声で話していて頭が悪そう。と、日本にいれば感じるところだけど、昨日のオージーのおばさん達と比較すれば可愛いもの。

などと考えていたらあっという間にニュルンベルクへ到着。駅ではまずロッカーをチェック。ばかでかい旅行者用のロッカーを発見。が、もう残りわずか。みんな考えることは一緒である。そこから先はスピードの勝負。先んずれば敵を制すということで、無事ロッカーを確保して荷物を放り込んだ。

身軽になって最初に行ったのは駅からすぐそばにある職人広場。もう、このあたりは赤白のチェッカーとサムライブルーの二色。僕は控えめにユニクロのなんちゃってブルー。ここからソーセージを食べに中央の道を歩いていくと、両サイドのオープンカフェではクロアチアのサポーターが顔を赤くしてビールを飲みまくっている。日本人はどうしているかというと、ビールを飲むのではなくコスプレに専念。顔を日の丸に塗るとかは可愛い方で、鎧兜を着たり、全身タイツだったり、もうめちゃくちゃ。中には日の丸柄のダッチワイフまでいたのだが、それはクロアチアサポが持ち込んだお人形だった。まぁ、酒対決ではクロアチア、コスプレ対決では日本に軍配。

えき 職人どおり
クロアチア号 町並み

とまぁ、乱痴気騒ぎを横目にとりあえず観光開始。まずは聖ローレンツ教会へ。それから川を渡ってマリエンプラッツへ。普段は普通の広場なんだろうけど、今はW杯のおかげで大屋台村と化していた。で、そこでクロアチアサポが大騒ぎ。その広場の横にあるマリエン教会に行って、つり下がっているマリア様の像をチェック。いろいろ他にも見たかったんだけど、無言の圧力を感じて退散。

ローレンツ1 ローレンツ2
ローレンツ3 教会1
教会2 教会3

広場を抜けて、次に聖ゼバルト教会へ。結構すいていて、中にはいろいろと良いものがあった。特に良かったのは何かの棺で、それを一生懸命支えているのがカタツムリだった。日本ではこういう役回りは大抵鬼がやるものだが、なぜカタツムリ。ちょっと気の毒だ。

教会4 かたつむり
ステンド 教会5

聖ゼバルト教会をいろいろ見てからまーどんなさんが教えてくれたホイスレというソーセージ屋さんへ。ビールを飲みながらソーセージを食べる。ドイツに来てから何本目か忘れるくらい食べまくっているソーセージだけど、ここのは細めのソーセージを焼いたもので、小さいけどおいしいのでパクパク食べられる。6本食べたところでさすがに食いすぎと思い、このあたりで食事終了。ちなみに有名店なのか、店の中は日本人がたくさん。あまりにおいしかったので、日本には持ち込めないかもしれないソーセージの缶詰を購入。

ホイスレ1

ホイスレ2 ホイスレ3
ホイスレ4 ホイスレ5

美味しいソーセージを食べ終わってからマリエンプラッツへ戻り、3回リングをまわしている間に願い事をするとかなうという塔へ。この塔、割と立派な塔らしいんだけど、なぜか今、周囲を現代アートに囲まれてしまってよく見えない。よく見えないんだけど、一応そのリングを見つけたので、リングをまわしてみた。まわしたのはいいんだけど、回数を気にしすぎて願い事をするのを忘れた。まぁ、こんなこともあるよな。とりあえずまわす回数だけは間違えなかったと思う。これだけで願い事はかなったとも言える(回数を間違えませんように、というお願いがかなったということ)。

現代アート←この広場の名物だったはずなのだが、全然見えない。

日比野駅まで戻り、電車に乗ってフランケンスタディオンへ。そのホームで日比野克彦を発見したので、僕は「やぁ、久しぶりだね、日韓大会ではポスターのデザインをやったようだけど、今回はどんな仕事をしたの?」と心の中で声をかけたのだが、なぜか返事はなかった。それで、同じ車両の同じドアから電車に乗ったら、ヒビやんはすぐそば。本当に話しかけようかと思ったのだけれど、それを邪魔したのはクロアチアのサポだった。とにかくこいつらでかい。無駄にでかい。身長もでかいけど、横幅もでかい。で、こいつらが超大量に乗り込んできて、平日8時過ぎの山手線の渋谷新宿外回りみたいな状況である。しかも、その状態でやつらはビンビールの栓をあけてラッパ飲みしながら良くわからない歌を歌い、足を踏み鳴らしている。「やぱんがどうてらこてら」とやっているのでどうせ「日本なんか蹴散らせ」とか言ってるんだろうけど、まぁ良いや。それより暑いんだよ。お前ら、暑い。暑くて死にそうだ。そのテンションで本当に試合後までもつのか?っていうか、会場までも行けないんじゃないのか?(ちなみに左の写真の左下に写っているのが日比野氏の頭です。このあたりの話は日比野氏の記事にも記載がありますので、あわせてどうぞ→「日比野克彦の"Hibino"流観戦記」)

などと余計な心配をしていたら、無事駅に着いた。やれやれ、という感じで電車を降りてスタジアムへ。入り口ではそこそこに厳重な手荷物チェック。ただし、事前に言われていたようなパスポートチェックなどはなし。ヒビやんは通訳が持ち込もうとした何枚かのフラッグと、お付きのものが手にしていたカメラのレンズを取り上げられていた。まぁ、撮影するのはヒビやんだから、長いレンズは要らないよな。僕はといえば、ここでさっき買ったソーセージをとりあげられてしまった。無情にもゴミ箱へぽいっと。あまりに悲しいので係員に「あのさー、これ、捨てたくないんだよね。あとで回収するから預かっていてよ」と頼んでみた。そうしたら「これ、おいしいんだよねー」と妙に物分り良くゴミ箱から復活させてくれた。だんけしぇーん、と心の中でお礼を言って、いよいよスタジアムへ。

後ろ姿 行列1 行列2

スタジアムスタジアムへ着くとまずは関連グッズチェック。とーこーろーが、ピンズが売ってない。売ってませんよ。どうなってるんですか。コカコーラさんですらピンズを売ってません。まぁ、大会ロゴのピンは売ってるんだけど、これはもう大会が始まる前に入手済み。悲しい。悲しすぎる。という悲しい思いを引きずってスタジアムへ。僕たちの席は二階席でコーナーの真上。二階席の中では全体を見渡せる最もナイスな席。ただ、スタジアムの構造がイモで、通路がすごく少ない。僕が何か買い物に行こうと思うと、20人ぐらいの人に「イクスキューズミー」と言わなければならない。もう良いや、面倒だから、と思っていたら、知り合いから電話で「せめてマッチディTシャツぐらい買いなよ」と言われてしまった。そういえばそうだな、と思い、20人ぐらいに「イクスキューズミー」と言いながら(って、そのうちの20人ぐらいは日本人だったんだけど)通路へゴー。で、お店に行ったらすげぇ混雑。しかも続々と売り切れはじめている。大丈夫かなぁ、などと思っていたんだけど、何とかニュールンベルクの会場TシャツとウェルカムTシャツを購入。などなどとやっていたらもう君が代が流れてるじゃん。やばい。ということで二階席への階段を駆け上がり、20人ぐらいのサポーターに「イクスキューズミー」と言いながら自分の座席へ。

当然のことながら、ほどなくキックオフ。と、ここで気がついたのだが、とにかくスタジアムは暑い。暑過ぎます。クロアチアサポが満載の電車みたいです。気温、余裕で30度超えてますよ、これは。死ぬ。などと考えながら試合観戦。  

2006年06月18日

晴れときどき曇りときどき雨

朝起きて、朝食。もうすでに飽きているのだけれど、パン、ジャム、ハム、ソーセージ、サラミ、ゆで卵、ピクルスなどなど。
朝食

街は一気に決戦ムードである。いよいよ明日、オーストラリア対ブラジルの大一番。その前に、今日はチェコやイタリアの試合。

という状況にもかかわらず、僕はバスに乗ってミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城へ。神聖ローマ帝国の皇帝が無駄遣いして自分のひきこもり用に作ったお城である。

バスは半分が日本人、残りの半分がブラジル人。残りがヨーロッパとオージーという面子。この中で、オージーのおばさん3人組が超筋悪。くだらないジョークだろうが、普通の会話だろうが、とにかく何でもかんでも大爆笑。すさまじいテンションである。一体何が面白いのかさっぱりわからない。で、目の前でひっきりなしに大爆笑しているのでガイドの話も聞こえないし、眠ることもできない。って、寝たけど。

まず最初に見たのはリンダーホフ城。
城1 城2
城3 城4
城5 城6

続いて行ったのがオーバーアマガウという街。

まち1 まち2
まち3 まち4
まち5 まち6

この街は家に色々絵が描いてあるのが面白いらしく、観光客がたくさん。天気が良かったこともあり、大勢の人が外でビールを飲んでいた。バスはここに30分ぐらい停まるとのことだったので、街中をふらふら。もちろん普通に人が住んでいる街なので、教会もある。ということでいつものとおり教会ツアーも実施。

教会1 教会2

ちけっと一通り見終わったところでバスに戻り、いよいよノイシュバンシュタイン城へ。さぁ、いよいよノイシュバンシュタイン城ですよ、チケットをどうぞ。
というところでストップがかかりました。どうやら、見学は時間指定されていて、その時間になるまで入れてもらえないようです。見学ツアーは言語別に分かれていて、僕達のツアーは3時間後ぐらい。ということで、時間までのんびりしてなくちゃならない。で、何をしたかって、もちろんお昼ご飯を食べました。まだ食べてなかったんですね。
で、お昼ご飯はミューラーだか、メーラーだかというホテルの一階のレストラン。まぁ、海外旅行に良くありがちな「ここで食べてね」レストランです。ということであんまり期待していなかったんだけど、意外と美味しかった。もしかして、ドイツで食べるべきは鶏料理???

ビール さんど ちきん

さて、おなかもいっぱいになったことだし、じゃぁ、行くか、ということでいよいよ城へ。ところが、まだ時間は1時間以上あるんですね。ということで、今度は外から城を見ることにしました。考えてみれば、城は外から見てなんぼのもの。

城

で、これが城の写真です。いやぁ、ホントにそのまま絵葉書になるような景色。これは城の近くにあるつり橋から撮った写真です。このエントリーのタイトルにもあるように、今日は晴れたり曇ったり雨だったりしたわけですが、この写真のときは晴れ。うーーーむ。素晴らしい。

そのあとようやく見学の時間になったので場内を見学。が、内部は撮影禁止。けち。ということで写真は城の外部と突然の大雨に雨宿りする人々。

城7 城8
城9 雨宿り

ということで、お城を2つと近所の街をひとつぶらぶらしてミュンヘンに戻ってきた。城はとにかくすごかった。こういう無駄遣いをされちゃうとその国の人々はたまったもんじゃない。とは思うのだが、まぁ考えてみれば都庁とかも似たようなものか。都民じゃなくて良かった。

ミュンヘンに戻ってきてからハードロックカフェに行って食事をしながらイタリア対USAを観戦。100人くらいの座席は満席で、立ち見までいる状態。サポはややUSAが優勢。その中でイタリアが先制したものの、USAが追いつき、さらにイタリアがラフプレーで退場者を出してしまい、USAのサポは大盛り上がり。しかし、前半終了間際に今度はUSAがややきびしめのジャッジで退場者を出し、以後は一進一退。結局ドロー。この試合の前に前試合で好調だったチェコがガーナに敗れるという大波乱があって、死の組とも言われたこの組は予想以上に混戦となってしまった。さて、どうなることやら。

はーど はーど2

明日は朝起きたらニュルンに移動していよいよクロアチアとの決戦である。あっさり終戦となるか、奇跡の一次リーグ突破に望みをつなげるか、という試合。あんまり夜更かししないで寝ようと思う。

チケット

今、ネットをやっている周りではブラジルサポが大騒ぎ中。何をしゃべっているのかさっぱりわからん。  

2006年06月17日

ミュンヘンはまっ黄色に染まりつつある

ミュンヘン二日目である。

今いるホテルはミュンヘンの中央駅から歩いて5分ほど。ホテルのロビーにルーターが置いてあって、テーブルと椅子がある。ルーターに勝手にLANケーブルを突き刺すとインターネットに接続可能。回線速度も特に問題なく、快適にネットができる。

今日は朝起きてホテルの朝食。予想はしていたが、ハム、ソーセージ、卵、パンといったラインナップ。でもまぁ、ドイツじゃなくてもこんなものか。ちなみにエレベーターは今流行のシンドラーのリフトだけど、異常にハイスピード。

朝食 エレベーター

朝ごはんを食べた後シャワーを浴びたら、こちらの部屋が隣のホテルから丸見えなことを発見。逆に向こうのホテルも丸見えで、なんかアバウトな国っぽい。

身支度を整えて、外出。今日はミュンヘン周辺を観光。まず、中心街から市庁舎の方へ歩く。朝が早いせいか、街中は静か。人出がないうちにまずレジデンツの美術館へ。さーっと流す。

中央駅 広場

カール広場 レジテンツ

レジデンツを出てから教会をひとつ見て、それから市庁舎のからくり時計をチェック。毎日11時にからくりを繰り広げるのだが、これが異常にしょぼいもので、プラハのからくり時計を思い出す。この程度のものをからくり時計として紹介するガイドブックのセンスを疑う。

時計 がっかりする人たち

からくり 時計アップ

その後さらに教会を2つほど訪問。塔に登ってミュンヘンの市街を展望。茶色い屋根がたくさん集まっていて、そのところどころに教会がある。

ミュンヘン1 ミュンヘン2

その後、市庁舎地下のビアレストラン「ラーツケラー」で昼食。それにしてもこの街は太った人が多い。7割方が「極度な肥満」という感じ。ビール飲み過ぎだろう。バイスブルストを食べながらビールを一杯。ところでこのバイスブルスト、皮は食べないのね。全部食べちゃったよ。

ラーツケラー1 ラーツケラー2
ラーツケラー3 ラーツケラー4

おなかがいっぱいになったところで超バロックロココな教会へ。

ゴシロコ

もう、天使は飛びまくってるし、柱はねじ切れそうなぐらいにぐりんぐりんに曲がってるし、すげぇ状態。こんなのでも教会ですか?って、ちゃんと十字架とかあるんだけどね。

そのあと美術館へでかけ、2時間ほどかけてドイツ、オランダ、イタリアなどの名画をチェック。フェルメールはドイツにもたくさんあるんだけど、ドレスデン、ベルリン、フランクフルトなどで残念ながらミュンヘンにはない。

名画1 名画2 名画3

すぐ隣に現代美術館もあったんだけど今日はパスして再び中心街へ。途中でちょっとテレビを観たら、アルゼンチンがセルビア・モンテネグロに3−0で勝ってる。クロアチア戦で日本がこんな風にけちょんけちょんにされるんじゃないかとちょっと気になる。

ブラサポ

いくつかのデパートでワールドカップ関連グッズなどをチェックしてみたんだけど、恐ろしくしょぼいものしかない。ちぇ、と思いながら街を歩いていたら、いつの間にか街は黄色に染まりつつある。調べてみたら、二日後にミュンヘンスタジアムでオーストラリア対ブラジル戦があるらしい。両国のサポーターがどんどん集結しつつある。ふとテレビを観るとアルゼンチンは6−0で勝ってる。うーむ、えげつない。

市庁舎のそばの教会の塔を歩いて登って再び街並みをチェック。午前中に登った塔よりも眺めが良い。やっぱりエレベーターよりも徒歩の方が良いということか。エレベーターといえばホテルのエレベーターがシンドラーのリフト。すげぇスピードで上下する。5階まで上るのに体感時間は2階に上っている程度。乗降時にはちょっとプレッシャーを感じる。

町並み1 町並み2

閑話休題、塔の上からはアルゼンチンサポが大騒ぎしているのが見える。グループリーグ突破決定だから当たり前か。うらやましい。

アルサポ

さて、塔から歩いて降りて、階段の上り下りでおなかがすいたところでホーフブロイハウスで夕食。もう、ブラジルサポとオージーサポで大騒ぎ状態。日本サポはほとんどいないので肩身が狭い。おとなしくソーセージなどをつまみながらビールを数杯。
HB1 HB2
HB3 HB4
HB6 HB7
HB9 HB8

おなかがいっぱいになったところで中央駅まで歩き、明日のバスの出発地点をチェックしたのだけれど、どこだかわからず仕舞い。まぁ、なんとかなるだろう。

今日一日ミュンヘン観光をして思ったのは日本人が少ないこと。もうみんなニュルンに集結しているんだろうか。

ホテルに戻るとメキシコ対アンゴラを中継中。見ているうちに寝てしまったのだけれど、試合終了時に目が覚めて、ネットでいくつかのSNSにアクセス。さらにブログを更新。  

2006年06月16日

ミュンヘンからこんばんは!

昨日成田を出て、JALでパリへ。ということでまず今日食べたまずい機内食を淡々と報告します。
機内食若鶏のグリルスパイシーソース添え
シーフードのマリネ
マカロニサラダ
フレッシュサラダ
クリーミードレッシング
マスカットゼリー
ロールバター



パリで飛行機を乗り換え、エールフランスでミュンヘンへ。下の写真はシャルルドゴールのコンコルド(多分)と、シャルルドゴールで食べた異常に高いホットドッグ(多分)。
コンコルド ホットドッグ

ミュンヘン空港から電車でミュンヘン中央駅に出て、今、駅のそばのホテルに滞在中。

ホテルはロビーにルーターがおいてあったので、こんなこともあろうかと持ち込んだLANケーブルで接続。今、何の問題もなくネットできています。いやぁ、便利な時代になった。あと2日ここにいます。

ホテルのおじさんに勧められたイタリアンレストランで夕食を食べましたが、結構おいしかったです。昼間にパリで食べたホットドッグは酷かったからなぁ。
ビール 野菜 ピザ

ホテルの一階にあるバーではイングランドサポがスウェーデン戦をテレビ観戦していました。終了間際の得点シーンでは結構盛り上がってました。

ちなみにミュンヘンはそれほどサッカーで盛り上がっている感じがありません。本当にここも試合会場なの?という感じ。パリではもちろんワールドカップよりローランギャロスでした。

とりあえず、明日は一日ミュンヘン観光です。ネット環境はここにいる限り問題なさそうなので、明日もブログを更新します。

  

2006年06月15日

じゃあ

dc8a268f.jpgそろそろ飛行機に乗ります。
  

2006年06月14日

準備完了

フランス対スイスの試合を観ながらメールソフトの調整。

ドイツに行っている間、仕事のメールを全部gmailに転送する設定をしていたんだけど、なぜかthunderbirdでうまくメール転送の設定ができず、色々とフリーソフトを検討。結局のところ面倒なのでoutlookを利用というありきたりなところに落ち着いてしまった。マイクロソフトが嫌いな僕としてはかなり最後の手段なんだけど、仕方なし。

さて、荷造りはほぼ完了したわけだけど、ウィンドブレーカーとか、若干足りないものがあるので、明日買って来よう。

スケジュールですが、15日11:10発のJAL便でパリ経由でミュンヘンへ。ミュンヘンで3泊して美術館やらお城やらを観光。そのあとニュルンベルクに行って日本対クロアチアを観戦、試合後にビュルツブルクで1泊。ケルンに行ってケルンで2泊しつつイングランド対スウェーデンを観戦。そのあとエッセンを経由してドルトムントで日本対ブラジルを観戦。試合後デュッセルドルフで1泊してデュッセルドルフから飛行機でパリ経由、日本に戻ります。戻りは25日の夕方です。

その間、ネット環境が問題なければもちろん現地から速報をアップします(^^

#帰ってきたら、まにあな評議会を開きましょう(^^ >評議会の皆様  

2006年06月13日

神、去る?

試合前のエントリーで「負けたら終わり」と書いたけど、負けたので終わり。残りは消化試合。うーーーん、消化試合を観にドイツまで行くのかぁ。

やはり、W杯は監督の運だけでは勝てないということですね。

あ、でも、まだブラジルがクロアチア、オーストラリア、日本に3連敗するとか、可能性がゼロではない。ここで出てくるのがやはり神頼みですね!!!

それはそうと、神様が監督を辞めてくれたあとは誰にしましょうか。やっぱりエメ・ジャケですか?ベンゲル?意表をついて川淵三郎キャプテン?

#それにしても、松田を連れて行っていればねぇ・・・・・  

2006年06月12日

神、キター(その1)

一週間ぐらい前の日刊スポーツか何かに、「俊輔、誰も触れない魔球を蹴る」みたいな見出しがあって、何を馬鹿なことを、と思っていたのだけれど、本当にそれをやるとは。

それにしてもジーコの運恐るべし。あと、川口えらい。

しかし、カウンターサッカーで得点を目指すのは良いんだけど、ビドゥカさんが妙に存在感があって良い働きをしているので、ひとつ間違えると失点につながりそうで、観ていて怖い。  

いよいよキックオフ

さて、キックオフまであと3時間を切っちゃいましたね。

神様のチーム、ジーコジャパンの最大の特徴は「監督が運しか持っていない」ということ。長期的なビジョンに立って選手の育成をしていないし、チームの中での決まりごともない。これをテクニックもフィジカルも優れているブラジルがやるならわかるのだけれど、一般的にフィジカルに劣り、技術的にもブラジルほどの個性がないと思われている日本に果たして通用するのか、というのが今回のワールドカップの見所。もしこれが通用するなら、選手の育成はJリーグやユース、高校などに全て任せてしまい、代表監督は「好きなようにやりなさい」でオッケーということになる。

ただ、普通、こういうことはできないですよね。だって、負けたときの責任が大きいもの。このジーコのスタイルの対極にあるのが前監督のトルシエ。「もともと個の力が劣るのだから、それを組織力でリカバーしよう」としたわけで、個人的にはトルシエが持ち込んだ「フラット3」に代表される組織力サッカーは日本にフィットしていたと思う。彼のパーソナリティはかなり特異で、JFAという組織の中においてはその個性は全くフィットしなかったために日本を去ってしまったが、彼の目指したサッカーは日本にフィットしていたと今でも思っている。

今回の代表の面子を見てみても、その顔ぶれの多くはトルシエジャパンとその候補選手。新しくジーコが見つけてきた選手はほとんどいない。特に若手が全くと言って良いほど育っていない。中田、中村に代表される黄金世代が中心で、これらの選手を育てたのは加茂であり、岡田であり、山本であり、トルシエだった。これらの過去の資産を総動員して作り上げられたのが今のジーコジャパンで、その力は、質こそ違え、2002と大きな差がない。

ただ、2002のトルシエジャパンが弱かったわけではない。地元の利があったとはいえ、グループリーグを首位で抜けた実力は相当なものだったと思う。そのときと大きな変化がないのであれば、ジーコジャパンもそれなりに力を発揮するはずだ。

問題になるのは、その強さの「質」の違い。トルシエジャパンにあった組織力は今のジーコジャパンにはない。もちろん、ヒディンク韓国の「気力、体力」もない。何があるのかって、それはもう「個の力とジーコの運」である。このうち、「個の力」はそれほどアップしているとは思えない。中田が、小野が、稲本が、2002と比較して大幅に実力がアップしたとは思えない。トルシエジャパンに不在だった中村がいることは大きいが、ジーコとの個人的確執で代表に選ばれなかった松田の不在を考えれば、特にフィジカルで明らかに勝るオーストラリアとの対戦を重視すれば、プラマイゼロかもしれない。

僕はこのブログでずいぶん前からジーコジャパンを批判し続けてきた(例えばこれとか)。それはなぜかって、日本の選手たちの「個の力」をそれほど評価していないからである。海外に出てチームの中心的役割を果たしている選手も確かにいる。しかし、それらの選手が所属しているチームは必ずしもリーグのトップチームではない。チェルシー、マンユー、レアル、ミラン、ユーべといったチームの中心ではない。中堅どころのチームの中心選手を集めたチームが、個の力を活かして果たして勝てるのか。

しかし、一ファンでしかない以上、何を言っても、何を書いても、何も変わらない。できるのはブログを利用して文句を書き、欲求不満を解消することだけである。そんなこんなで、ジーコジャパンはとうとうここまで来てしまった。

今日の試合は負けてはいけない試合である。もし負けてしまえば、次のクロアチア戦に勝ったとしても、最後に残すのはブラジル戦。ブラジルがクロアチア、オーストラリアを連破してリーグ勝ち抜けを決め、選手を大幅に落として試合に臨む可能性ももちろんある。しかし、それでもブラジルの強さは間違いがない。基本的な考え方はオーストラリア、クロアチア、日本で1つの席を争って総当りのリーグ戦をやるということだ。もしそれぞれが一勝一敗になった場合は得失点差になるが、得点力に乏しい日本には厳しい条件となる。してみると、オーストラリア、クロアチアに2勝、あるいは1勝1分けがほぼ必要条件となる。もちろん、今日引き分けでも構わない。クロアチアは初戦でブラジルに負ける可能性が高いので、日本戦には勝ちに来る。今の日本は自分で戦局を打開する力はないが、相手が前がかりに攻めてきてくれればカウンターが機能する。こういう展開になればクロアチアにも勝機がある。

過去の遺産を食い潰したジーコジャパンだが、次代の選手を育成していないということは来年以降の代表はもっと厳しいことになる。これはある意味当たり前で、2006を機に退任を決めているジーコが次世代のことを考える必要はない。僕は日本代表の力は2002をピークに衰退傾向に向かっていると思っている。しかし、幸いにしてまだそれは現実として突きつけられていない。今日の試合が今後下り坂に向かう日本サッカーの象徴的な試合にならないことを祈るばかりである。

何はともあれ、僕がドイツで観る日本代表の試合はクロアチア戦、ブラジル戦の2試合。今日の夜の時点で消化試合やコンソレーションになってしまわないことを切に祈っている。神様の加護のあらんことを。

#5−0とかで勝てばなぁ。  

2006年05月31日

チケットキタコレ

c60876d7.jpgさて、会社の決算の手続きも終了し、税金も納め、ブログのタイトルも変更になり、いよいよ個人的に盛り上がってまいりましたワールドカップドイツ大会です。新しくワールドカップドイツ大会のカテゴリも作ってみました。

僕はとりあえず15日に出発してミュンヘンへ。そこからニュルンベルクに行ってクロアチア戦観戦。続いてヴュルツブルグで観光、ケルンに移動してイングランド対スウェーデン戦観戦、ちょこっと観光して、ドルトムントに行ってブラジル戦観戦、そしてデュッセルドルフから25日に帰国というスケジュール。

そんでもって、日本で仕事をしたあと、準決勝を応援しに再びドイツへ行く予定。

で、その準決勝のチケットが送られてきたわけです。ただし、準決勝は日本が進出したときのみ。がんばれ日本。一応、こちらについては飛行機も、宿も、何も手配していません(^^;