2020年07月25日

もののけ姫

風の谷のナウシカが思いの外面白かったので、やはり一度しか観ていないもののけ姫を観てみた。

この頃からジブリは説教臭くなってきたと思うのだが、じゃぁつまらないかというとそんなことはなくて、これは宮崎アニメの代表作の一つと言っても良いだろう。「これはうまいなぁ」と感じるような演出はあまり見当たらず、普通なところが凄かった。

内容としては、差別を正面から取り上げていたり、自然と人間との関わりという、公開から20年以上経っても解決していない主題に取り組んでいるところが凄い。その上で、予定調和的なエンディングにならず、課題として残しておくところに好感を持った。二つの勢力の争いにせず、複数の勢力が利害を念頭にして複雑に関わり合っていくところも面白かった。小さい子供には難しかっただろうけれど。

一番良かったのは主題歌。劇中で流れるのだが、歌詞がわかりやすく、曲も歌声も素晴らしい。エンディングでもう一度聴けるところもサービス満点で嬉しかった。

ちょっとどうなのかな、と思ったのは、犬たちの言葉。音声をかなり加工してあって、何を言っているのか聞き取れないところが複数あった。大事なセリフなので、もう少し聞き取りやすいと良かったと思う。

この作品は、よっぽどホームシアターに力を入れている人以外は、映画館で観るべき映画だと思う。評価は☆3つ。  

Posted by buu2 at 21:00Comments(0)映画-2004

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2020年07月22日

風の谷のナウシカ(ネタバレあり)

映画館で観るのは35年ぶりだろうか。実はテレビでもビデオでも初見以来観ていなかった。

もちろん観ていなかった理由はあって、ラスト近くで死んだはずのナウシカが蘇生するのが納得できなかったからだ。

新型コロナのせいで新作公開が減ってしまい、過去の名作を再映する動きがあって、ジブリものも4作品が再上映されることになったので、折角だからと観に行った。

この作品が公開された頃僕は高校生で、アニメージュの連載漫画も読んでいた。連載が一時中断して、映画が漫画完結の前に上映されたのだが、どうも納得のいかないラストだった映画よりも、上映が終了したあとに完結した漫画版ナウシカの方が好きだった(これは「アキラ」でも同じ)。

しかし、今回観てみて、まず「一度死んだはずなのに」というのが誤解だったと分かった。確かに強く暗示はされているものの、誰かが脈を取って「ご臨終です」と宣告したわけではなかった。これまで何人もの人に「あの生き返るラストは納得いかない」と言ってきたので、僕とこの話題で話した友達たちには申し訳ない。

王蟲に怪我を治癒させる特殊能力があるのは少々疑問が残るのだが、この程度は受け入れるべきだろう。

その上で、通してこの作品を観てみると、色々な良いシーンがあって、ラストまでのストーリーも良く、声優たちも魅力的だった。

演出では飛行機のシーンなどがうまいなぁと感心した。

声優に関して個人的にツボだったのは、まずクシャナの榊原良子が翌年ゼータガンダムでハマーン・カーンを演じていて、その演出がそっくりなのが面白かった。ちょうど今NHKでリマスター版が放映されている「未来少年コナン」と共通している声優が何人かいるのも面白かった(クロトワがレプカとか、ミトがダイス船長とか)。

漫画の三分の一ぐらいのところを無理やり映画化して完結させてしまったので、予定調和な部分があるのは否めないのだが、十分面白かった。

評価は☆2つ半。これ、三部作でリメイクしたら傑作になりそう。  
Posted by buu2 at 16:54Comments(0)映画-2004

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2020年03月01日

ジョジョ・ラビット

第二次世界大戦末期のドイツを舞台に、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で軍人教育を受けている10歳のジョジョと、ジョジョの母親に匿われている14歳のユダヤ人少女エルサの交流を描いた映画。

書いてある文字はドイツ語なのに喋っている言葉はちょっとアクセントのおかしな英語、それを日本語の字幕で観るというちょっと気持ちの悪い状態だったけれど、それを除けばなかなか楽しい映画だった。カット割りが僕の好みではなかったけれど、十分楽しめた。

説明を省いてストーリーが展開していくので、盲導犬に連れて行かれるような日本映画に慣れていると、「あれ?誰?」「え?どうしたの?」と困惑することが時々あるかもしれない。そういう意味では若干不親切。でも、このぐらいの語らなさ具合の方が、頭を使えて楽しい。

評価は☆2つ半。かなり好印象。  
Posted by buu2 at 20:31Comments(0)映画2020

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2020年02月18日

ロマンスドール

タナダユキ監督の久しぶりの新作ということで、観てきた。

ラブドール(昔で言うダッチワイフ)のメーカーで原型を担当している美大卒の男性と、モデルのラブストーリー。

物凄く良くあるタイプの難病もので、ちょっと違うのは、カップルのセックスをしつこく見せているところ。女性向けにエロ映画を撮るとこうなるのかな、と思うのだけれど、僕の目線からはラブシーンは退屈極まりなかった。

高橋一生、蒼井優、渡辺えり、ピエール瀧、きたろうと、芸達者なところを集めていて、原作、脚本、監督がタナダユキということだったので、それほど失敗する理由がなかったのだけれど。

一番違和感があったのは、絶対蒼井優の乳首を見せないぞ、というカメラアングル。これが不自然極まりない。こういう内容で、蒼井優が乳首を見せたくないなら、主演は二階堂ふみあたりを使えば良かった。別に見せろというのではない。見せないなら見せなくて良いのだけれど、それなら初めからセックスシーンなど撮らなければ良い。そのほうがずっとすっきりした映画になったと思う。

評価は☆ひとつ。  
Posted by buu2 at 19:00Comments(0)映画2020

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2020年02月15日

リチャード・ジュエル

安定のクリント・イーストウッド監督作品。

それほどお金がかかっていない印象の小品と思ったけれど、それでも$45,000,000もつぎ込んでいた。邦画が太刀打ちできないのも道理である。

ちょっとコミュニケーションに障害があると思われる警備員が、アトランタ五輪の際のコンサートで時限爆弾を発見したことから、FBIと新聞社やテレビ局といったミディアに追いかけられる羽目になる。彼の友人の弁護士が警備員と一緒になって戦っていく様子を描いている。

FBIとミディアがそこまでひどいのか、と感じてしまうのだが、いろいろとデフォルメされているのかもしれない。大袈裟ではあるけれど、その分わかりやすい映画になっている。

評価は☆1つ半。悪くはないけれど、イーストウッド監督としてはちょっと不出来かもしれない。  
Posted by buu2 at 13:52Comments(0)映画2020

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2020年02月08日

パラサイト 半地下の家族

キャッツに対する酷評に反比例するように、僕の周囲ではすこぶる評判が良かったので、観てきた。

前半、「起」と「承」はコメディ。昔の日本のコメディって、こういう正統派の面白さがあったよなぁ、と思い出すような楽しさ。

「転」からは、突然の大雨からの急転直下を描いている。ここからは腕時計の進み具合から目を離せなくなる。そして、ラスト。

全体として、確かに良くできている。韓国の階級社会を地下、半地下、地上の住民を通して象徴的に描いて、上流階級への皮肉も忘れていない。コメディは徹底的に楽しく、サスペンス部分は画面に見入ってしまう。

ただ、マイナス要素もなくはない。まず、効果音。いかにもな音楽が設定されるので、逆に醒めてしまう。それから、ラスト。タランティーノ的な仕上げ方は構わないのだが、そこへの繋ぎがどうも不自然に感じる。いや、自然過ぎる。それなら、こうなるよね、という、展開が予想できてしまうのが惜しい。昨年公開されたタランティーノの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、その部分が絶妙だった。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、つまらない前半、中盤を我慢していると、最後にとんでもない爆笑場面が展開される。本作は、ずっと楽しくて、中盤で怪しくなって、徐々にラストへつながっていく。やはり、ずっと我慢して、最後に大爆発するほうが爽快感がある。

とはいえ、良くできた脚本だった。評価は☆2つ半。暴力的な映画が嫌いじゃなければ楽しめると思う。  
Posted by buu2 at 08:57Comments(0)映画2020

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2020年02月01日

キャッツ

ネットでクソ味噌に言われているのをみて、これはぜひ観ておかなければと思って、予定になかったけれど観てきた。

普通のCG中心の映画だったので拍子抜け。猫人間気持ち悪い、とか言い始めるなら、「アバター」はどうだったのよ、という話である。ゴキブリ人間きもい、も、まぁそうかもしれないけれど、小さいし、どうってことない。あれがきもいなら、ショッカーが生み出したいろいろな改造人間はなんだったんだ?という話である。

CGのできが素晴らしいかと言うとそうとも言えない。もちろん、邦画で見させられるしょぼいCG(最近では、大河ドラマのCGなんかも同じだけど)よりはずっとマシだけど、特に重力に反する動きは違和感が強い。でも、「あれ?」と思うのはほんの数回である。

わりとリアルな猫人間が踊って歌う、という内容なので、ミュージカルやキャッツが好きなら、別に良いんじゃないかな。ただ、僕のような演劇好きで四季嫌い、という人間にはいまいち。まず、ストーリーがしょぼい。心があたたまるのかもしれないけれど、取り立てて工夫のない一本道のストーリーだし、展開は長老の一存である。こいつが勿体ぶっているおかげで話は長くなるけれど、本来なら「発表しまーす」以下5分で終了だ。だってさ、全編通じて、他の猫が選ばれる理由が皆無なんだもの。

歌が好きで、ミュージカルが好きで、猫が好きで、映画も好きだったら楽しめると思う。歌は上手だった。

評価は☆1つ。だって、これを☆ゼロにしたら、ほとんどの邦画は☆ゼロだよ(笑)。あ、メガシャキ持参推奨。  
Posted by buu2 at 21:30Comments(0)映画2020

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2020年01月10日

フォードvsフェラーリ

多分今日から公開のフォードvsフェラーリを観てきた。

この作品の売りはマット・デイモンとクリスチャン・ベイルの二大俳優共演。実際、二人でかなり見せる。おかげでちょっと長めの映画なのに、途中で飽きることがない。

レースの場面の迫力も素晴らしい。

クリスチャンが演じるケンのことは知らなかったけれど、魅力的な人物に描かれていたと思う。

ふたつ残念だったことがあって、ひとつは、フォードの幹部が必要以上に悪く描かれていたように見えること。ラストのル・マンでの順位については、ウィキペディアによれば、フォードは運営に抗議していたようで、映画の描かれ方とは随分違う。映画の方が事実なら、ウィキを修正すべきだろう。

もうひとつは、エンジニアリングについての描写がほとんどなかったこと。ケンが開発の重要な役割を果たしていたことは十分に伝わってきたのだが、それだけでマシンが仕上がるはずもない。もう少し「チーム」としての活躍を描いても良かったと思う。

とはいえ、面白かった。評価は☆2つ半。  
Posted by buu2 at 19:00Comments(0)映画2020

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2020年01月07日

スター・ウォーズ エピソード9 2D吹き替え版

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最初にみたのは3D IMAXだったので、真逆の2D吹き替えで観てみた。

霊体化したジェダイたちの声が誰の声なのかわからなかったけれど、それ以外は特に難点はなかった。いつも吹き替えで観ている人なら、声を聞けば誰なのかわかるのだろう。

字幕を追う必要がないので、前回よりも画面に集中できたのはよかった。

ストーリーなどについては上映が終了したらまとめを書こうと思うのだけれど、前作のラストでフォースの新しい可能性を提示したにもかかわらず、全部なしにして、結局血縁に帰着してしまった点が残念だった。  
Posted by buu2 at 13:00Comments(0)スター・ウォーズ

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2019年12月27日

ドクター・スリープ

スター・ウォーズとアナ雪2の間に挟まれて上映打ち切りになったっぽいドクター・スリープを観てきた。そんなに悪い映画かな?

シャイニングの続編なので、シャイニングを観ていることが望ましいけれど、この作品だけでも70%ぐらいは楽しめる作りにはなっている。

シャイニングはホテルに取り込まれていく主人公を描いていたけれど、本作はふたつのグループの闘争を描いていて、ホテルはその戦いの味付けになっている。

登場人物たちが意外とあっさり退場していくところなど、いくつか「ん?」と思うところはあるけれど、全般的には楽しめるし、インターネット時代の亡霊の苦労も描かれていたりしてユーモアもある。

怖いと言うのとはちょっと違って、前作を上手に取り込みつつ、前作では語りきれなかったことを語っていて好印象。

評価は☆2つ半。  
Posted by buu2 at 11:59Comments(0)映画2019

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2019年12月20日

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

タイトルにエピソード9の文字がないんだね。

さて、初日に観てきたので感想。観たのはIMAX 3D 字幕版。なお、なるべくネタバレしないように書くけれど、細かいところまで気になる人はここでさようなら。以下、自己責任で読みたい人だけどうぞ。









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Posted by buu2 at 14:26Comments(0)映画2019

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2019年12月12日

スター・ウォーズのカウントダウン上映、予約完了

タイトルのみ。  
Posted by buu2 at 23:59Comments(0)スター・ウォーズ

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2019年12月09日

ルパン三世 THE FIRST

3D CGによる初のアニメ化。

しかし、どうなんだ、これ。動きが不自然。ふわふわした感じ。トイ・ストーリーを初めてみたときは「動きが不自然で、CGはまだまだだな」と思ったものだけど、そんな感じ。ピクサーやディズニーの映画を見慣れていると、技術的に二段階ぐらい下に感じる。表現という点で、全く評価できない。

脚本はカリオストロの城と比較してしまうのだが、どうしようもなく軽い。このシリーズの映画はいつまで経ってもカリオストロの城と比較されてしまうのが気の毒なのだけれど、それにしたって、密度が薄すぎる。

全体としては、インディ・ジョーンズの世界観に良く似ていて、物真似っぽい。

音響だけは良くできていたと思う。

評価は☆半分。  
Posted by buu2 at 19:52Comments(0)映画2019

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2019年11月28日

アナと雪の女王2

前作に比較してかなり社会的なテーマを盛り込んだ、子供には難しい内容になっている。また、アナの彼氏のクリストフがほとんど活躍せず、それでいてラストであんなことになって(ネタバレにつき自粛)、何なんだよ、と思う。

エルサの役割を考えると、妹がいたから良かったものの、一人娘だったらどうするつもりだったんだ?と思わずにいられない。

楽曲も前作に比較すると難しい曲が多く、でも小さい子供なら何の苦もなく受け入れるのかなぁと思った。難しく感じるのはおじさんだからかな。

ディズニーランドにこの映画のウォーターライドを作りたいのかな、と勘ぐりたくなるシーンもあって、まぁ、そこはディズニーだからね、と思った。

評価は☆1つ。ところで、この映画の字幕は松浦美奈さんだった。こんなメジャーな作品にも起用されるんだね。スターウォーズも松浦さんで観たい。  
Posted by buu2 at 13:15Comments(0)映画2019

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2019年11月21日

イエスタデイ

ちょっとしたイベントをきっかけに、世界中からビートルズの存在が忘れられた世界が舞台。ひとりだけ、その存在や楽曲を覚えていた売れないミュージシャンが、ビートルズの曲を自身の曲としてリリースすることによって起こることをコメディ調で描いていく。

設定が突拍子もないので、話が進むにつれて色々と設定上のおかしなことが生まれてくるけれど、細かいことには目をつぶって楽しむのが正解だろう。

ヒロインが可愛いので終始楽しむことができるのだが、終わってみて一番残念なのは、ビートルズの評価がその曲だけという点。ビートルズの魅力のうち、最大のものというのは間違いないのだが、それだけでもないのも確実だ。思想とか、ファッションとか。設定のとんでもなさから生じる齟齬は無視できても、ビートルズの偉大さに対する配慮不足は、ちょっとどうなのか。僕は別にビートルズのファンではないけれど、それでも違和感を持つ。

のんびり休日のひと時を過ごすには、悪くない選択肢のひとつだろう。特に、ビートルズを知らない世代には良いと思う。
  
Posted by buu2 at 12:19Comments(0)映画2019

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2019年11月12日

ユナイテッド・シネマのマナー啓蒙動画

ユナイテッド・シネマでは映画の前に携帯のスイッチを切れとか、べちゃくちゃ喋らずに静かに観ろとかの啓蒙動画が流れるんだけど、今のバージョンは過去の名画をイラスト化している。それで、

2001年宇宙の旅、ET、ティファニーで朝食を、???、タイタニック、ロッキーの順番ででてくるのだけれど、???のイラストが何の映画なのか、なかなかわからなかった。黒い帽子にちょび髭の人物が、両手にフォークを持って、スナックを食べようとしているイラスト。それがようやく何のイラストなのかわかった。

ネタバレが嫌な人がいると困るので、正解は追記へ。  続きを読む
Posted by buu2 at 07:30Comments(0)映画

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2019年11月11日

ターミネーター ニュー・フェイト TERMINATOR: DARK FATE

原題「ダーク・フェイト」をなんで「ニュー・フェイト」に変更したのかは良くわからないのだが、ともあれターミネーターの続編。

アクションシーンはなかなか面白いのだが、物語自体は特に新味がない。いつものおきまりのごとく、未来から良いもんと悪もんが時間転送されてきて、現代でドタバタを繰り広げる。

だいたい、将来のAIがめちゃくちゃ賢いはずなのに、いつまで経っても人類を滅亡させようと企図するところがどうも納得いかない。レジスタンスの抵抗が激烈で手に負えないなら、やっぱり仲良くしましょう、とするか、有無を言わさずに殲滅しちゃうようなすげぇ武器を開発すれば良いのであって、なぜ人型ロボットをちまちま開発して、苦労して過去へ送り込むのか、その辺の設定がいかがなものかと思う。

いや、ターミネーターやT2は面白かったと思う。でも、これだけ繰り返していると、寅さんみたいに何度も同じことをやっているように感じてしまう。マンネリ。「前回うまくいかなかったから、今回はもうちょっと前に送り込もう」みたいな。

後半のアクションシーンは確かに見所ではあったと思うけれど、それ以外は退屈で、眠くなる映画だった。

評価は☆1つ。  
Posted by buu2 at 18:20Comments(0)映画2019

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2019年11月07日

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

前作ではピエロがなんなのかわからずに終了した。今回はピエロがなんなのかが語られたので、そこそこ納得できるストーリーではあった。でも、この映画の本質はストーリーではない。どうやって客を怖がらせるかである。そして、その意味では、得体の知れない怖さというのがないので、ちょっと不利ではある。

しかし、そういうあれこれを棚上げしておいても、ちょっとどうなのかと思うのがビックリ箱系の恐怖の演出である。英語ではジャンプスケアと言うのだけれど、静かな状況で、くるぞ、くるぞと思わせておいて「ドーーーーーーーン」と、音と映像で脅かす。確かにびっくりするから、うわっとは思うのだけれど、これは恐怖とは違う。静かな夜道を一人で歩いているときに、不意に後ろから大きな声で驚かされれば、誰だってびっくりする。この映画は、この手法を連発する。連発しすぎるから、途中から「絶対来る」というのがわかる。わかってしまうと、構えるし、思わず笑ってしまう。

前編を観てしまったから、後編も観ずにはいられなかった。でも、こういう映画は好きではない。評価は☆1つ。  
Posted by buu2 at 21:47Comments(0)映画2019

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2019年10月19日

ジョーカー JOKER

大悪人にして、一般人には行動原理が理解不能なジョーカーが、どうやってジョーカーになったのかを描いたバットマンのスピンオフ(なのかな?)作品。

もともとは母親思いの優しい人間だったのに、突然笑いが止まらなくなる持病と貧困ゆえに、社会からこぼれ落ちて、嘲笑の対象としていじめられていく。そうした環境で、銃を手に入れた頃から、人物が変貌し始める。

社会から受ける仕打ちが酷いので、観ていたらどうしたってジョーカーに感情移入する。そして、ジョーカーは自分のことをいじめた人間たちに仕返しをしていく。映画の中では、ジョーカーが被差別住民、社会的弱者の象徴として、暴動の旗印になっていく。少なくない観客も同じだろう。「これはひどい。こうなっても仕方ない」。そして、いじめられているけれど、実行に移せないでいる大勢のいじめられっ子たちは、現実には存在しないジョーカーを心の中で支持する。

悪が生まれる構図の一つをわかりやすく描いている。しかも、観る側に、悪への嫌悪感を抱かせずに。凄い脚本、監督、主演男優だな、と思うのだが、同時に、このスタンスの延長線上にビン・ラディンもいるんじゃないかな、と思ってしまう。

日本は銃社会ではないから、すぐに感化されて行動に出る人はいないだろうが、米国では実際に同調する人が出てきても不思議ではない。

消化するのに長い時間がかかりそうな作品である。つい先日、午前十時の映画祭で観た時計じかけのオレンジのような。

評価は☆3つ。  
Posted by buu2 at 15:52Comments(0)映画2019

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2019年10月10日

時計じかけのオレンジ

午前十時の映画祭で時計じかけのオレンジをやっていたので、観てきた。映画館で観るのは40年ぶりぐらいだろうか。前回、この作品を観たのはDVDだった。前回観た時の感想エントリーにも「デジタル処理して上映するなら是非観たい」ということを書いていて、そう書いたのはすっかり忘れていたけれど、観に行くのは忘れなかった。

映画館で観てみて、最初に気がつくのは無修正だったこと。DVDが無修正だったらその旨書くと思うので、完全に無修正の状態を観たのはこれが初めてかもしれない。別に隠すような場面じゃないのに、と思わないでもないのだが、昔はそれが常識だったのだろう。時代が変わったのは喜ばしい。

映画の感想はやっぱり見るたびにかわるわけで、今回は政治家に対する風刺を強く感じた。要素としてはいくつか盛り込まれていて、どれかひとつを強調したいわけではないと思うのだが、どこに強い印象を持つかは観る側の精神状態によるのだろう。

期間中にもう一回観ておこうかな?でも、寝ちゃいそうだな(^^;。

  
Posted by buu2 at 16:12Comments(0)映画-2004

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2019年10月05日

アド・アストラ

インターステラーのような、宇宙と家族を絡ませたSF作品。でも、インターステラーに比較すると随分小品。

地球外生命体を探して海王星まで行って行方不明になった父親を息子が探しにいく、という内容だが、フォースもワープもエイリアンも出てこないので退屈なことこの上ない。

別につまらないとは思わないのだが、これだけの内容では辛いし、エンディングもありきたりである。

この映画に1億ドルもかけちゃうんだから、米国はすごい。いや、スターウォーズ9はその倍以上かけたんだろうけど。

評価は☆1つ。
  
Posted by buu2 at 16:56Comments(0)映画2019

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2019年10月04日

人間失格 太宰治と3人の女たち

太宰治の文学作品は素晴らしいけれど、人間はクズなので、その最後の数年を観てもこれといった感慨はないのだけれど、とにかくモテモテなのがすごい。でも、それだけ。

監督は蜷川実花で、例によって色彩と音楽の表現だけは特徴的だけれど、だから何?という感じ。色彩に特徴があるので、すぐに誰が撮ったのかは察しがつくのだが、それ以上でも、それ以下でもない。脚本もイマイチで、眠くなる。

看板になっている宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみは、乳首を見せた分だけ二階堂ふみの存在感が光るけれど、素材を無駄遣いしている。っていうか、おっぱい見せるなら、三人とも見せろよ、と思う。

坂口安吾や三島由紀夫もせっかく登場しても十分な役割を果たすわけでもなく、最近の20代が坂口安吾を知っているかも疑問である。堕落論と斜陽がほぼ同じ時期に完成していることなどは相当に文学史に詳しくないとわからないだろう。

もちろん、全部を説明する必要はないし、知っている人は知っている、という姿勢でも構わないのだが、要求水準が高すぎる気はする。

この人はいつまで映画を撮ることができるんだろうな、というのが個人的興味になるだけの映画だった。評価は☆ゼロのところ、二階堂ふみのおっぱいに半分プレゼントして、☆半分。  
Posted by buu2 at 17:45Comments(0)映画2019

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2019年09月22日

記憶にございません!

三谷幸喜の新作を観てきた。

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三谷幸喜作品といえば、見事な設定(着想)、つまらない役にも豪華な配役(ただし、お友達に限る)、尻すぼみなストーリー展開が三大特徴。本作も、もちろんこの方程式で表現できる内容だった。

一番の見所は過去の総理の答弁。「うるせぇな、記憶にねぇって言ってんだ。記憶にございません」のシーン。ただし、これは予告編で流れちゃってる。だから、見所はバレちゃってる。そして、残念なことに、これ以上のシーンが全くない。

スケールはどんどん小さくなって、最後は家庭問題になってしまう。外交は?経済は?選挙対策は?もう、そんなものはどうでも良くなってしまう。

三谷監督としては国民が理想と思う総理を描きたかったのかもしれないが、あまりにも表層的で薄っぺらい。いや、しかし、それこそが三谷作品の特徴なのだから、文句を言うべきではないのだろう。

評価は☆1つ。予告編を観ておいて、あとはテレビかビデオで観たら十分じゃないかな。  
Posted by buu2 at 16:19Comments(0)映画2019

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2019年09月16日

砂の器

午前十時の映画祭で上映していたので観てみた。

いくつか、偶然が過ぎる場面があったのはどうかと思うけれど、ラストの構成はなかなか良くできていると思った。

古い映画だと、あーーーー、この役者も、この役者も、みんな死んじゃったなぁ、と思いつつ観ることになるのだけれど、それはそれで悪くない。島田陽子が若い頃から裸になっていて、昔の役者は度胸が据わっていたんだなぁと感心した。

おそらくはそれなりに長い小説をこの尺にまとめたはずで、でも、それほど不自然な感じはなかった。でも、秋田のシーンは結果的には無駄だったような気もする。中央線の紙吹雪は少々無理がある感じだったし、かなり早い時期から真犯人がわかってしまうのも、ミステリーとしてはイマイチだった。

懐かしさを満喫できたという意味では悪くない。でも、多分小説を読んだ方が何倍も楽しめると思う。

評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 13:00Comments(0)映画2019

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2019年09月04日

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

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クエンティン・タランティーノ監督によるブラック・コメディ。

ちょっと長めの映画は大きな山場もなく、ただ少しずつ緊張感を大きくしながら進んでいく。古くからの映画ファンならわかるネタが満載だけど、最近の若い人にはちんぷんかんぷんであろう伏線がはられて、徐々にクライマックスへとなだれ込む。ここからが、すごい。今まで我慢してきた退屈さを一気に解消させてくれる。爆笑につぐ爆笑。妙に高めていった緊張はこのためだったのか。

終わってみれば、満足してにやにやしながら劇場を出て行くことになる。タランティーノはやっぱりすごい。

ところで、タランティーノは10本の映画を撮影したら映画監督から引退すると表明している。これが9本目。次が最後になるのかもしれない。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 18:20Comments(0)映画2019

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2019年08月14日

トイ・ストーリー4

トイ・ストーリー・シリーズの進歩はそのままピクサー、すなわち米国アニメの進歩であって、トイ・ストーリー3によって、日本がジブリをもってしても米国にはかなわないという現実を突きつけられた。

その、象徴的な映画とも言えるのがこのシリーズである。最新作ではどんな映像を観せてくれるのかと楽しみにしていたのだが、観てみてちょっと拍子抜けした。

これといって新しい試みは見当たらず、これなら多分5年前でも作れたんじゃないかな、という内容だった。そして、ストーリーも今一歩。詳細は書かないけれど、子供とおもちゃの関係というテーマがだいぶ薄くなって、おかげで単に楽しい映画になってしまった。

これは、僕が観たかったトイ・ストーリー4ではなかったな。

評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 12:00Comments(0)映画2019

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2019年08月13日

天気の子

『君の名は。』の新海誠監督の最新作ということで、観てきた。

なるほど、舞台がもっと馴染みのある東京になったので、「あぁ、ここね」と思い当たることが多々ある。こういうやり方は上手だな、と思う。

一方で、現在の東京をベースにしているために、脚本の粗さも目に付く。「広い東京で、そんなこと起きないでしょ」という偶然が何度も起きる。偶然に頼らないと説明できないようだと、観ていてしらけてしまう。物語はどこまでも必然であるべきで、使って良い偶然は多くて一度までだろう。あと、実写だとあまり気にならない映画内広告(主人公の乗る車とか、つけている腕時計とか)がアニメだと気になる。あぁ、ここもスポンサーなのか、という場面が非常に多い。別に良いと言えば良いのだけれど、違和感の方が強かったりする。

とはいえ、つまらないわけではない。そこはさすがに心得た監督である。洋画のような音楽の使い方が上手だし、何よりラストの仕上げが良い。どう良いのかを説明してしまうとひどいネタバレになるのでここには書かないが、あぁ、なるほど、そういう風に風呂敷を畳んだのか、と感心させられた。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 18:42Comments(0)映画2019

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2019年07月26日

Diner ダイナー

監督が「こういう映像を撮りたい」と思った通りに作った映画という印象を受ける。監督と趣味が合うなら楽しめるかもしれない。

同じような方向性の映画監督にタランティーノがいるけれど、タランティーノに比較するとだいぶ独りよがりな印象を受ける。まぁ、そこまでぶっ飛ばないとただのパクリになるのかもしれない。

設定は面白いのだが、藤原竜也の料理の腕の良さが画面から伝わってこないのは如何なものか。

どこかで見たことのある表現の真似じゃない?と感じることが多い。じゃぁ、新しい何かがあるのかというと、うーーーーん。思い当たらない。

この監督がここまで自由に撮れる理由は不明だが、そういう立場の監督は少ないので、頑張って欲しいとは思う。評価は☆1つ。






  
Posted by buu2 at 22:52Comments(0)映画2019

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2019年07月01日

スパイダーマン ファー・フロム・ホーム

前作はすごく良かったのに、それと比較すると随分脚本が劣化した。特に最初の1時間はつまらなくて寝そうになる。

MJが可愛いのは良いけれど、それだけの映画になってしまった。

スターウォーズの名セリフがあったり、細かいギャグでは笑えるところもあった。でも、そんなのを観に行くわけではない。

評価は☆1つ。残念。映画の日だったのが救いとも言える。
  
Posted by buu2 at 16:43Comments(0)映画2019

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2019年06月25日

ザ・ファブル

日本にいる間しか邦画を観ることができないので、今のうちにいろいろ観ておこうと思い、いかにもつまらなそうな「ザ・ファブル」を観てみた。

分野としてはバイオレンス・コメディと言えば良いのかな?ビートたけしや園子温あたりでも撮りそうな内容。

木村文乃が可愛い。

全体としては予想通り大して面白くないのだが、細かい笑いが良い味を出している。

向井理が、脇役ながら「こんな演技もできるんだ」と感心させられた。

でも、それだけ。この映画に1000円以上払うのはちょっともったいない。評価は☆半分。
  
Posted by buu2 at 13:16Comments(0)映画2019

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2019年05月13日

ピア まちをつなぐもの

冒頭、ケアマネに罵倒される始末のわかりやすいダメ医者のシーンから始まって、だいぶ萎える。典型的な無能を描くのは、質の低い観客にアピールするには良いかもしれないが、いまどき、こんな医者はいない。だいたい、ケアマネージャーと何の打ち合わせもなく患者の自宅を往診して、ケアマネと衝突するって、医者サイドからも、ケアマネサイドからもありえない。

理学療法士と作業療法士の違いを医者に解説する妙な場面で、いよいよやばくなってくる。

主人公が突然良い人に変わっちゃう、意味もなく患者の部屋の電気がついてない、途中から1つの家族しか描かれなくなる、などなど、脚本と演出に不自然なところが多すぎる。

患者のひとりが公園に花を見に行くのに、すごい数のスタッフが関わっている。彼らの人件費はどうなっているのだろう?と不思議に思う。この映画、お金の話が全く出てこない。

「治せない患者に医者は何ができるのか」>「生きる手伝い」
ここ「だけ」はなるほどと思った。でも、それだけのために1100円はもったいない。

厚労省推薦らしいけれど、厚労省はこの映画で何を訴えたかったのか?医者も、ケアマネも、みんな滅私奉公しろ、ということ?実際の医療は、できることとできないことの狭間でみんなが苦労して、疲弊している。患者の幸福だけを描いた脳みそお花畑の作品ではなく、もっと、医療従事者の立場に立った、現実的な映画をみたい。

監督と脚本家が力不足で、典型的なダメ映画に仕上がっていた。評価は☆ゼロ。  
Posted by buu2 at 11:06Comments(0)映画2019

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2019年05月04日

人魚の眠る家

水の事故で植物状態になった少女の家族を描いた人間劇。子供が活躍する展開、東野圭吾原作と、ヒットしそうな条件はそこそこ揃っていたのだが、一方で作品の質にムラが大きな東野圭吾なので、心配なところもあった。観てみての印象は心配の側。

まず、ストーリーが今ひとつぱっとしない。映画化に当たって脚色がうまくいってないのかも知れないが、この内容では、誰が撮っても傑作にはなり得なかったと思う。

加えて、監督がぐりぐり演出していて、それが全く効果をあげていなかった。広角レンズを多用してみたり、映像の彩度をいじってみたり、スピルバーグのような光の使い方をしてみたり、どこかで見たり聞いたりしたことのある演出をあちこちで試していたようだが、不自然なだけで意味が感じられなかった。

どうしてこんな映画になってしまったのか、原作を読んで検証してみようと思ったのだが、出版社が見城徹の幻冬舎だったのでやめることにした。

評価は☆ゼロ。駄作。  
Posted by buu2 at 00:10Comments(0)映画2018

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2019年05月03日

グリーンブック

「最強のふたり」と同じようなバディ・ムービー。

黒人の天才ジャズピアニストと、白人のクラブの用心棒が、1962年の、黒人差別が酷い米国南部を演奏旅行するという内容。

重いテーマなのに、軽妙な脚本と演出で上手にコメディに仕上げていて、楽しめる。

どういうラストになるのかを期待半分、不安半分で観るのが楽しいので、余計なレビューは読まずに観るのが正解。多分、後悔しない。

評価は☆3つ。  
Posted by buu2 at 14:44Comments(0)映画2019

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2019年03月18日

跳んで埼玉

米国まで評判が届いていたので、観てきた。

二階堂ふみファンとしては外せないところだったのだが・・・・結果としてはハズレ。あちこちに細かい笑いを散りばめているのはいいと思うし(しかし、千葉県民以外でジャガーさんを知っている人がどれだけいるのか)、声を出して笑ってしまう場面も何度かあったのだが、全体のストーリーがさっぱりいけてない。これではいい役者を配しても、途中で眠くなってくる。じゃぁどうしたら良かったんだ、と言われると答えるのが難しいのだが、一番面白かったのがはなわのエンディング曲というのでは、やはり失敗と言わざるを得ない。

評価は☆1つ。

  
Posted by buu2 at 19:00Comments(0)映画2019

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2019年02月13日

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

薬物依存から立ち直ろうとしている若者と野良猫の交流を描いた作品。

日本でも子供と動物の映画は良くあるのだが、英国も同じらしい。

実話をベースにしているので、当たり前だけどそれほど不自然な展開はなく、いたって普通のストーリーが展開される。それがつまらないかといえば、そうでもないところが動物ものの強さだろう。猫がかわいいから。

英国の社会が抱える問題にするどく切り込む、ということもなく、誰でも知ってそうなことを描いている。薬物の禁断症状についてはそれほど詳しくなかったけど。

色々と運が良かった主人公だが、背後にはたくさんの薬物依存症の人間がいるんだろう。なんとかならんものかね。

評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 12:51Comments(0)映画2017

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2019年02月12日

ALITA アリータ バトル・エンジェル

IMAX 3Dで鑑賞した。

銃夢未読で、まっさらの状態で観てみたのだが、唐突にローラーゲームのような競技に興味を持つところが良くわからなかった。競技シーンを見ているとかなり多くの人間が暮らしているようだが、人間関係はものすごく狭い範囲で作られていて、偶然にしてはできすぎ、ということがあちこちで起きる。

ストーリーは単純で、大きな謎などはほとんどない。とても親切な作りになっている。

脚色がイマイチと言わざるを得ない。

映像自体はなかなか良くできていたと思う。異常に目玉がでかいアリータも、それほど大きな違和感は持たずに楽しめた。

ヒットしたら続編を作るんだろうけど、どうなんだろうね?

評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 22:30Comments(0)映画2019

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2019年02月10日

オーシャンズ8

オーシャンズ・シリーズを13から8へ巻き戻して、主要キャストを全員女性にした作品。

このシリーズは豪華な出演者がテンポよく動き回るのが特徴だが、本作は脚本が少しスローな印象を受ける。また、緻密な犯罪を描いているはずなのに、ご都合主義というか、杜撰というか、行き当たりばったりというか、犯罪が成功する必然性が伝わってこないのが残念。「いや、それはたまたまでしょ?」という感じで、単についている、超ラッキーな人たちを描いてしまっている。そういう設定なのかな。何をやってもうまくいっちゃう人たち、みたいな。

一流の女優たちがしょうもない映画で、楽しんで演技していると思えば観る価値もあるのだが、時間がもったいないという人には、この映画ではない映画をお勧めしたい。暇ならどうぞ。

評価は☆1つ。  
Posted by buu2 at 16:47Comments(0)映画2018

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2019年02月09日

未来のミライ

細田守監督の作品としては異例なほどに評価が低いと噂されていた「未来のミライ」を観てみた。

なるほど、評価が低いのもわからないではない。仕掛けが仰々しいのに、そこで展開されるストーリーがすごくこじんまりとしている。これを描くのに、こういう設定は必要だったのか?と思ってしまう。例えば、スターウォーズのスピンアウトでハン・ソロとレイアの離婚に至るあれこれを描くような。

とはいえ、そこで展開されている内容は、世界中の家庭で展開されているようなことで、誰でも容易に想像できるものだ。だから、共感もしやすいと思う。

ただ、育児はどの家庭にもその家庭なりの正しさがあるので、「こういう育て方はうちではしない」みたいなギクシャクした感情を持たせてしまうかもしれない。扱ったテーマがちょっとデリケートだったと思う。

悪い映画だとは思わないが、細田監督が時間を割いてこれを作る意味は、ちょっと良くわからなかった。別に良いけど。評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 16:36Comments(0)映画2018

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2019年02月08日

百円の恋

新井浩文の件があっていつ観ることができなくなるかわからないので、慌てて観た。

安藤サクラは「愛のむきだし」からお気に入りの女優だが、本作は彼女の代表作となりそうな内容だった。

32歳の引きこもり女性が、家出をきっかけにアルバイトをはじめ、ボクシングにはまっていくという良くありそうなストーリーだが、脚本のできと監督の演出がうまい。おかげで安藤サクラの役者としての才能が上手に引き出されている。こういう作品に出会うことができた役者は幸せだと思う。もちろん、相応の苦労はあるはずで、この役を演じきるのは才能だけでは足りなかったのではないか。

ちょっとした会話や、コンビニに流れる音楽などで乾いた笑いを誘うのが良い。

今では「万引き家族」やNHKの朝ドラに出演したことによって、全国区の実力派俳優として認識されたと思うが、ブレイク直前の傑作と言っても良いだろう。評価は☆2つ半。

2014年の邦画ランキングを書き換えないとだな。この作品は2位。  
Posted by buu2 at 16:09Comments(0)映画2014

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2019年02月01日

The Favourite(邦題:女王陛下のお気に入り)

The Favouriteを観てきた。

アン女王とその側近たちを描いたブラック・コメディ。

英語の文化に馴染みがないとわからないのか、みんながなぜ笑っているのか良くわからないことが何度もあった。英語力が低いと楽しめないようだ。もっと勉強しなくちゃだけど、それには時間がかかるので、字幕で観たい。

なかなか楽しかったけれど、多分映画本来の面白さの、20%も理解していないと思う。  
Posted by buu2 at 20:30Comments(0)映画2019

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2019年01月30日

Bohemian Rhapsody 5回目か、6回目か

ジョージタウンのAMCでなぜか3日間限りで復活上映していたので、せっかくだから観てきた。というのも、日本人には信じられないと思うのだが、米国の映画は料金がとても安くて、今は一週間に3本、3DだろうがIMAXだろうが、繰り返しだろうが、なんでもオッケーで、毎月の支払いがたったの19.5ドルなのだ。なので、気に入った映画は何回でも観ることができる。もちろん週3本までだが、これだけ観るのは結構大変なのだ。僕の場合は家から徒歩5分の場所にAMCがあるのだが、それでも時々2本で終わってしまう。

それで、もう何回観たのか良くわからないBohemian Rhapsodyである。




この映画は、ライブ上映を観に行っているのとあまり変わらないので、何度観ても楽しめる。脚本が、とか、監督が、とか、いろいろあるのだろうが、結局は音楽の力が一番強いのだろう。

フレディが亡くなったのはだいぶ昔で、僕が最初の就職をするよりも前。それでも、今なおこれだけ多くの人間の心に残っている。地球が存在する限り、彼の存在は消えないだろう。本当に、早すぎる死が残念でならない。今なら、HIV感染者の余命は非感染者とそれほど変わりがないというのに。  
Posted by buu2 at 01:00Comments(0)映画

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2019年01月22日

メアリー・ポピンズ リターンズ

メリー・ポピンズの50年ぶりの続編ということで、リアルタイムで観た人の半分ぐらいは死んじゃってそう。

映画は、前作の雰囲気を残すために、特撮を使って手作り感を出している。そこまで前作を意識しなくても良かったんじゃないかな、と感じる。そして、ストーリー展開までもが古臭い。子供には良いかもしれないが、大人が観たら「そりゃないでしょ」と感じてしまうのではないか。

見せ場は歌やダンスなのかもしれないが、その前の段階でちょっとしらけてしまい、あまり入り込めなかった。

評価は☆半分。  
Posted by buu2 at 22:30Comments(0)映画2019

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2019年01月18日

永い言い訳

西川美和が自身の原作小説をもとに制作した映画。

わかりやすいダメ夫である本木雅弘の、喪失と再生の物語。西川監督にしては珍しく子役が活躍する。是枝監督の影響かもしれない。

西川カラーが良く出ていて、さすがである。原作はまだ読んでないが、原作者が自分で映画にする時、どういうところを削って、どういうところで演出しているのか、興味深い。

深津絵里、黒木華といった良い役者を、すごく贅沢に使っている。

今時のスマホは一度電池切れしたら二度と回復しない気もするのだが、ま、細かいことは良いかな。

評価は☆2つ半。  
Posted by buu2 at 15:29Comments(0)映画2016

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2019年01月16日

Snowden(スノーデン)

アメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報収集を内部告発したスノーデンを描いた作品。

何でもかんでもかたっぱしから個人情報を拾っているとか、テロ撲滅目的なら多少の不確実性には目をつぶるとか、セキュリティをすり抜ける時にルービックキューブを使うとか、「マジっすか」ということが色々描かれていてびっくりする。

これ、全部本当なの??????

日本も、官僚の上の方や政治家について、データを集めるだけ集めておいて、不要になったらスキャンダル情報をリークして失脚させるのかな。

映画としての質がどうこうというよりも、内容が面白かった。恋人との交流をそこそこ丁寧に描いていたので、エンターテイメントとして悪くない。ただ、どこまでが事実で、どこからがフィクションなのか、そのあたりは明示して欲しい。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 15:23Comments(0)映画2016

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2019年01月11日

三度目の殺人

ようやく三度目の殺人を見ることができた。

サスペンス、推理ものの領域なのだろうが、監督のメッセージは別のところにあるようだ。

以下、ネタバレ注意。

  続きを読む
Posted by buu2 at 00:03Comments(0)映画2017

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2019年01月09日

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ

マイケル・ムーアが米軍に代わって世界を侵略していくという触れ込みで、侵略にいく先々で米国から見ると驚きの現実を目の当たりにするのだが、それらは実は・・・という内容。

行き先は主にヨーロッパ諸国なのだが、「なんで日本がないの?」といわれると答えは簡単で、日本は米国とほぼ同じ立ち位置で、マイケルが侵略に来る意味がないからだった。

それぞれの国のいいところにスポットライトを当てているので、負の部分には目をつぶっているのだが、そこがノンフィクション映画の良いところでもある。

米国人を啓蒙する目的で作られた映画だが、そのまま日本人にも役に立つ。ただ、この映画で取り上げられたことの起源は、すべて日本には関係がないことが残念である。

少々雑に作った感は拭えないのだが、十分に楽しめる内容で、ためにもなった。評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 23:08Comments(0)映画2016

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2018年12月25日

6才のボクが、大人になるまで。

同じ俳優で、12年かけて撮影したあたりが「北の国から」の総集編を米国版にしたような映画。

親の離婚や再婚、初恋と失恋を経験して成長していく様子を淡々と描いている。主人公の役者がカッコ良くなっていくのが良い。ただ、ダイジェスト感は強く、短時間の映画にするにはちょっと無理がある感じ。

映画の評価はそこそこ高いみたいで、別につまらなくはないんだけれど、これなら、きっと倉本聰さんが脚本を書いて、膨大に存在するであろう「北の国から」の映像を120分か、150分の映画にした方が楽しめそうな気がする。問題は、その編集がそう簡単ではないということなんだが。

評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 18:24Comments(0)映画2014

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2018年12月21日

Bumblebee (バンブルビー)

公開になったので観てきた。

地球に紛れ込んだトランスフォーマーと若い女性の交流を描いているが、ストーリーは全然大したことがない。謎もなければひねりもなく、ラストに至っては、「その変形がありなら、もうなんでもありじゃないの?」と思ってしまう。

相変わらずのトランスフォーマー・シリーズ的内容。色々物理法則を無視していて、大人が観るといちいち突っ込みたくなるだろう。

子供(小学校低学年)におもちゃを売りつけるための映画で、大人が観て楽しい作品ではないと思う。評価は☆半分。

  
Posted by buu2 at 16:13Comments(0)映画2019

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2018年12月15日

THE MULE

クリント・イーストウッド監督・主演のTHE MULEを観てきた。

花を作って地元の名士になっていた主人公だが、やがて仕事がうまくいかなくなり、不動産も差し押さえられ、身寄りもなく、生活が行き詰まる。そんなとき、偶然声をかけられた運び屋の仕事を始め、金回りがとても良くなる。やがて、自分が運んでいるものが麻薬だと気付くのだが・・・という内容。

麻薬の運び屋としての生活を描いているものの、メインのテーマは老いと家族。仕方なしに犯罪に巻き込まれた老人がどうなるのか、最後まで結末が気になる展開である。もちろん、どうなるのかはここには書けないのだが。

ものすごい格闘シーンや、カーチェイスがあるわけでもなく、静かに進んでいく作品だが、最後まで目が離せないところはさすがイーストウッド。

評価は☆2つ。日本語字幕で観たらちょっとアップする可能性あり。  
Posted by buu2 at 07:23Comments(0)映画2019

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A・LIST

米国にはムービーパスという映画の定額サービスがあって、1ヶ月に何本観ても10ドルというぶっ飛びのサービスだったんだけど、どうもこの前の夏頃から風向きが怪しくなってきて、観たい映画がサービスの対象にならなくなったり、一週間に3本までの制限がかかったりと、これまでのようなお得感が失われてしまった。もともと、同じ映画を二度観ることができないとか、IMAXは対象外とか、いくつかの不便な点もあったので、ちょっとなんだかなぁと思っていた。

ムービーパスの劣化とほぼ時期を同じくして、AMCグループから月額19.95ドルでほとんど制限なしに映画を観ることができるサービスが始まったので、今月からこちらに乗り換えることにした。

IMG_1043


こちらも一週間に3本までの制限はあるのだが、同じ作品を何度観ても良いし、IMAXでも追加料金がいらない。これは良い。

ということで、ボヘミアン・ラプソディは3回観てしまった。

日本でもこういうサービスが始まると良いのにね。日本は映画が高すぎる。  
Posted by buu2 at 06:56Comments(0)映画

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