2015年02月06日

ガンコンはそろそろ終了ではないか?

基本引退したガンダムコンクエストだが、数ヶ月に一度くらい、「無料コストアップ」というイベントがあって、無課金でも優秀な機体を使ってゲームできる期間がある。先週がそれだったので、一週間ほど同盟と戦争にスポット復帰してみた。

復帰してみて驚いたのは、このゲームが凄い勢いでクソゲー化していたことだ。僕は一年ぐらいこのゲームをやっていたので、保有している機体はそこそこのレベルである。ところが、その程度のレベルでは、他の課金プレイヤーに全く歯がたたないのである。これは当然と言えば当然で、ゲームデザインが「強い人間はより強く」というものだから、強者のインフレに全く歯止めがないのだ。強い人は、際限なくどんどん強くなる。長い期間やっていればその分強くなるし、お金をつぎ込んでもその分強くなる。逆に、参加頻度がそれほどでもない人、課金していない人はおいてきぼりである。

ゲームから収益をあげる方法に全く工夫がなく、課金のインセンティブは「自軍の強化」だけになっているので、課金プレイヤーたちはただただ自軍の強化のみに注力している。戦闘は強い機体を揃えているプレイヤーがほぼ確実に勝利するので、プレイヤーたちは自分よりも戦力が劣る他者を見つけてはそれを叩くという、弱い者いじめばかりが展開されている。

戦闘において「工夫次第で圧倒的強者に対して一泡吹かせる」といった要素がほとんど見つからず、強いプレイヤーが順当に勝つというゲームデザインは、「遊ぶ」という面からは最悪である。

何度か書いているのだが、このゲームの一番の問題は成績優秀者がどんどん強くなる、という設定にある。いわゆる、「格差拡大」と「格差の固定化」である。同じことが最近良く言われる日本社会ですら、ガンコンの中よりはずっとまともな印象を受ける。「ガンダム」という世界観が自ずから保有している魅力の上にあぐらをかいて、ゲームの内容をブラッシュアップしなかったために、ゲームの陳腐化はこの数ヶ月の間に一気に進行してしまったようだ。もはや、このゲームには一握りの強者(お金と時間を投入してきた人たち)と、彼らに狩られることに怯えつつ、自分よりも弱いプレイヤーを探している中間層、そして、どんなゲームなのかを良く理解せず、ただガンダムだから、無料だから、といって周回遅れで参加してきたオッチョコチョイしか存在しない。

おそらく、バンダイナムコが展開しているネットゲームの中でも成績が悪いのだろう。「新規参入者を増やせ」といった指示が上層部から出たのか、「ガンコンプレイ日記 人気投票」などというくだらない初心者誘導企画まで登場した。くだらないコンテンツなのでリンクすらはらないが、初心者プレイヤー4人にブログの記事を書かせて、その人気投票をする、というものだ。ブログの記事は、全く読む価値のない内容となっている。

プレイヤー同士が戦う戦術レベルのゲームでは、運の要素をどのくらい取り込むかがゲームデザイン上の最重要ポイントで、これが全く存在しないのがチェスや将棋、かなりの程度、存在しているのがサイコロを使ったボードゲームや麻雀などである。「遊ぶ」という性質を前面に出すなら、運と実力の配合具合をきちんと考える必要があって、個人的にはゲームとして一番成熟度が高いのが麻雀だと思っている。ガンコンはチェスや将棋に限りなく近く、プレイヤーの強さを規定しているのが「金」と「時間」なのだから、メインプレイヤー層であるライトユーザーにそっぽを向かれてしまうのは当然だ。ガンコンの場合、潜在的にはプレイヤー間の相互協力による戦略レベルの戦闘も楽しめるはずだが、戦術レベルでほとんど運の要素がないので、戦略レベルの戦闘も楽しめない。絶対的な強者がいるチームが強いという、単純にして全く面白くない戦闘が展開される。

改善策としては、
1.課金は強さを対象にするのではなく、特定の大会(戦争)への参加といった、別のインセンティブとする
2.強い機体を投入したら、投入できる部隊数が減少するなど、プレイヤー間の戦力均等化策を講じる
3.戦略が機能しやすい戦闘へ変更する
あたりが考えられる。

ガンコンのお知らせを見ると、次のシーズン(3月か、4月ごろスタート?)では若干のシステム改善が行われるようだが、小手先の変更では、もうゲームの魅力を回復させるのは不可能だろう。とはいえ、抜本的な変更によるプレイヤー間の戦力均等化は、これまで大金と長い時間を投入し、ガンコン運営に貢献してきた重課金プレイヤーの切り捨てにつながる。あちらを立てればこちらが立たず、ということで、八方ふさがり、ゲームのお先は真っ暗である。

僕がユーザーサイドにアドバイスするとしたら、「一度、一ヶ月ぐらいゲームを中断してみたらどうか」ということである。そうすると、ゲームを客観視することができる。僕の場合、「こんなつまらないゲームに時間とお金を投入するくらいなら、もっと他にやりたいことがある」という結論に達した。

せっかくのコストアップイベントだったのだが、ほとんど遊ばず無料コストアップ期間は終了した。だって、つまんないんだもの。  

2015年01月08日

これで終わりにするか、ガンコン

去年から一年程度継続して、ガンダムコンクエストというネットゲームをやってきたのだが、満一年ということもあって、基本的に引退することにした。ひとことで表現するなら「潮時」と思ったからだが、理由はこのゲームの課金に対する思想が嫌いだからである。では、その思想とはどういうものか。

ガンコンの課金システムは大きく分けて2つで、1つは有料ガシャである。一回あたり約300円でガシャを回すことができ、数%の確率で良いカードを引くことができる。良いカードを持っているとゲームを有利に進めることができる。もう1つは「便利機能」と呼ばれるもので、恒常的に利用することによって、様々なメリットを得ることができる。この代表例が「コスト課金」で、戦闘における最大の制約「コスト」を拡張することができる。やったことがない人にはわかりにくいと思うので、ガンコンのシステムからざっと説明すると次のようになる。

ガンコンは、基本的に他者との戦闘を行うゲームで、まず、戦闘用のモビルスーツとパイロットを集めていく。集めたカードの中から、対戦用の部隊を編成していく。この際、ひとつの部隊に配属できるカードは無制限に設定できるわけではなく、上限となる「総コスト」が決められている。モビルスーツのカードそれぞれにはコストが設定されていて、その合計が総コストを超えないように手持ちカードを設定する必要がある。例えば、

ザク コスト4
シャアザク コスト8
グフ コスト6
ドム コスト7
ジオング コスト12


と設定されている中、総コストが20だとすれば、

ザク(4)
シャアザク(8)
ドム(7)
(総コスト19)


シャアザク(8)
ジオング(12)
(総コスト20)


という部隊は可能だが、

シャアザク(8)
グフ(6)
ドム(7)
(総コスト21)


という部隊は編成不可能となる。コスト課金は、お金次第でこの総コスト制限を緩和します、というものだ。1つあたり150円/月で、最大5つ(月額750円)まで増やすことができる。上の例で言えば、総コストが25になるので、

ザク(4)
シャアザク(8)
ジオング(12)
(総コスト24)


という編成が可能になる。戦闘は基本的にモビルスーツの質と数で決まるので、総コストの差は非常に大きな影響を及ぼし、コスト課金していない人がコスト課金している人に勝つことは非常に難しい。

「モビルスーツの性能の違いは、戦力の決定的差ではない」のはそのとおりだが、コストの違いは、戦力の決定的差になる。実際、コスト課金を一切していない人だと、トップレベルでもガンコン全体のランキングで5000位位内にランクされることは不可能と言っても良いだろう。

つまり、「基本、無料で遊べます」というのはそのとおりだが、課金しなければ楽しくないのである。ここがパズドラやクラクラと決定的に違うところである。パズドラにしても、クラクラにしても、課金することによってさまざまなメリットを得ることができる一方で、無課金であっても課金者と同じ土俵で戦うことができる。ガンコンには、こうした配慮がほとんどない。また、戦闘を重ねていくと、成績上位者は様々なメリットを得ることができるので、課金者と無課金者のレベル差は開く一方なのだ。

ゲームを収益化する方策は、初期においてはファミコンやプレステのような、ゲーム本体を5000円で販売する、といったものだった。次に現れたのがFF XIのような、本体は比較的安価で、月額利用料が別途かかるというタイプだ。そして、今主流なのが、入り口は無料だが、快適に遊ぶにはお金が必要、というタイプである。FF XIは毎月の利用料が上限となっていたのだが、ガンコンはその上限が存在しない。やろうと思えば、月額100万だろうが、200万だろうが、投入が可能になっている。そういった重課金者には、無課金者はどう転んでも勝つことができない。ガンコンは、課金こそが正義なのである。

ガンコンの収益化の両輪はガシャ課金と便利機能(その大きな部分をコスト課金が占める)だが、このうちコスト課金をなくすだけでもゲームバランスはある程度向上すると思う。でも、それをやると、参加者数増大によるサーバー負荷増大に耐えられない、という側面もあるのだろう。全員から月額使用料を徴収するよりは、選択制にした方が自由度が広がる、というのはそのとおりである。しかし、方策は他にもあるはずだ。重課金者ばかりがどんどん戦力を強大化させ、無課金者や微課金者を切り捨てていく今のシステムに将来性があるとは思えない。大切なのは、重課金者が相応のメリットを享受し、同時に、それ以外の人間(数的にはこちらがマジョリティであるはずだ)が違和感なく楽しめるシステムをデザインすることだ。そして、これができないのなら、そのゲームは継続が難しくなり、破綻するだろう。そういう危ういシステムに時間とお金を投入するのは、日本の年金システムや日銀の金融緩和と同じである。沈みつつある船からは、脱出できるならなるべく早く脱出した方が良い。

ガンコンは、巨大なプールで遊技者を泳がせている。そのプールの水は氷のように冷たい。ところが、毎月750円を払うと、プールの温度が少しあがる。これだけで、そこそこ快適に泳ぐことができる。ガシャにお金を払うと、さらに少しずつ温度があがっていく。その上限はないので、その気になれば、温度はお金次第であがってくる。ところが、それには限界がない。今、みんなが泳いでいる場所は、僕にとっては「熱い」レベルにまで上昇してしまった。だから、僕はプールから出ることにした。もちろん、「まだまだ快適だ」という人はたくさんいて、楽しそうにしている。僕は、そのことを批判しようとは思わない。自分がひっそりと消えていくだけである。実際、数カ月前からその準備はしていた。最後まで僕をガンコンにつなぎとめていたのは「同盟」というゲーマー同士のコミュニティだった。年齢や肩書や住んでいる地方を超えてコミュニケーションを取れる「同盟」は非常に快適だった。その同盟を、昨日をもって脱退した。FF XIでもそうだったけれど、衰退していくゲームにおいて、最後まで残るのはゲーム内部の人間関係だったりする。FFでは、その人間関係を外部に持ち出す手段がなかったのだけれど、今は違う。同盟を抜けても、人間関係はそのまま残すことができるので、同盟を抜けることにもそれほどの抵抗感がない。これで、僕をガンコンにつなぎとめるものは何もなくなった。

せっかく集めた優秀な機体がもったいないので、ときどき開催されるコストアップイベント(要は、「こうしたら、プールはとても快適なんですよ」と、無料でコストアップを体験させてくれるイベント)の期間を中心に戦闘し、あとはほとんど唯一と言っても良いくらい課金者との差別がないコンテンツの「アクションゲーム」を中心に遊んで行こうと思う。

ガンコンというゲームを開発・維持・運営するには相応の投資が必要で、それを回収する手段が必要なのはもちろんである。問題は、そのやり方だ。上手にバランスをとって回収しているゲームがある以上、バランスの悪いやり方にお付き合いする必要はない。あとはこの稚拙なデザインのゲームがどうなっていくのか、のんびり観察していきたいと思う。吐き出すものなど、ない。  
Posted by buu2 at 14:09Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

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2014年09月01日

オークションのコツ

オークションは、安く買って、高く売りたいもの。ガンコンにおいて、主に高く売るためのコツを書いておく。

1.市場調査をすべし
必要な調査は、売れ残り状況と、入札状況。どのくらいの価格だと売れ残り(価格A)、どのくらいの価格だと入札があるのか(価格B)を調べる。当然ながら、A>Bとなるが、SR機体だとここにちょっとした差が生じる。


2.適正価格を推測する
売れ残った機体も、値頃感があれば徐々に売れていく。たとえばあるときの入札状況が

ザク 20,000DP 即時落札可
ザク 15,000DP 入札1 残り1時間
ザク 1,500DP 入札10 残り1時間

となっていたとき、適正価格は15,000と20,000の間と考えてしまいがちだが、実は「高く売る」ための立場からはそうではない。20,000以上でも、売れるときは売れるのである。ガンコンのオークションでSRなどの高価格機体を売るときは、たくさんの入札を目指すのではなく、即時落札してもらうことを目指すべきである。「売れ残っていたけれど、即時落札になってから入札してもらった」というのが一番得なのだ。

なぜこうなるかといえば、ガンコンのオークションの特徴による。それは2つあって、1つには一発入札制で、値段が釣り上がらないことである。間違って低価格で落札されてしまう可能性があるから、出品時の価格は高いほうが良い。たとえば緊急メンテなどがあったりすると目も当てられない。もう1つには、出品料が無料だからで、不落札なら、落札されるまで何度も出品すれば良いのである。あまりにも不相応に高い価格にしてしまうとスルーされるだけだが、ちょっと高いくらいなら問題ない。


3.スキルは良いものを付属しておくと良い
スキルをつけるのは、失敗することもあって面倒なので、実際のコスト以上に価値が上がって見える。良いスキルは付けておいた方が良い。


4.トレンドを追う
価格は結構上下する。普通にしていれば、たとえばアクションで定常的に配給されるSRシャアザクなどは、価格が徐々にダウンしていく。ところが、シーズン2からシーズン3への移行において、アクションの仕様が変更になって、これまではレベル6鉱山殲滅で狙い撃ちできたシャアザクが、狙い撃ちできなくなった。結果としてシャアザクの入手ハードルは高くなっており、価格が上昇する要因になると考えられる。こうした、仕様変更にともなうトレンドはきちんと把握しておく必要がある。


こんな方針でいたら、普通に出品していると80,000程度で落札されてしまうSRシャアザクを250,000で売ることに成功した。一番駄目なのは、必要以上に安い設定で売りに出すことである。別に売れなくても死なないし、不落札に終わったら何度も繰り返し出品していれば良いのだ。Cメビウス覚醒など、2,000で常時出品していれば、少しずつではあるけれど、確実に売れていく(ただし、2014/10現在)。  

青機体HR

◯Zガンダム

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基本的に売却

高演算機体(SRグフ(ランバ・ラル専用、SRエールストライクガンダム、SRアレックス、SRデュエルガンダムなど)を所持している場合、覚醒させてスキル移植する手もある。  
Posted by buu2 at 13:08Comments(0)TrackBack(0)青機体

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緑機体SR

◯ザクII(シャア専用)

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利用方法1:回避盾として
スキルは機動力強化【自身】II、機動力強化【自身】II+
後衛候補はHRガンダム、Rジムなど演算力の高いもの推奨
パイロットにSRシャア推奨、ない場合は覚醒させたRシャアやSRアムロなど
目標機動力は600以上

利用方法2:調査中  
Posted by buu2 at 11:44Comments(0)TrackBack(0)緑機体

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回避盾

◯イージスガンダムによる回避盾
スキルは機動力強化【自身】II、機動力強化【自身】II+
後衛候補はHRガンダム、Rジムなど演算力の高いもの推奨、後衛のスキルは機動力支援【周囲】I+(UCザクIIを覚醒)など
イージスに乗せるパイロットはSRシャア、SRアムロ、Rシャア覚醒など
目標機動力は600以上

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◯ザクII(シャア専用)による回避盾
基本はイージスと全く同じ。  
Posted by buu2 at 09:32Comments(0)TrackBack(0)機能ユニット

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紫機体HR

◯デュエルガンダム
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基本的に売却
  
Posted by buu2 at 09:14Comments(0)TrackBack(0)紫機体

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水機体HR

◯ストライクガンダム
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基本的に売却
強化攻撃【機動力】I はスキル習得に利用可能  
Posted by buu2 at 08:50Comments(0)TrackBack(0)水機体

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2014年07月12日

ガンダムコンクエストに飽きた

ガンダムコンクエストに対する興味が一気に消失した。きっかけは、先週まで実施されていた「コスト上限1アップ」というキャンペーンである。ガンコンは、手持ちのカード(モビルスーツとパイロット)を使って相手とバトルするゲームだが、各モビルスーツには「コスト」が割り振られていて、良い機体だとコストが大きくなる。また、部隊にはコスト上限が設定されていて、普通にやっていると、コスト上限の最大値は21である。したがって、コスト7のモビルスーツなら3機編隊しか組織できない。実際にはコスト9といったモビルスーツもあって、良いモビルスーツを使おうと思えば、2機編隊しか組めなかったりもする。さて、ここで登場するのが「コスト上限アップ」という仕組みで、お金を払うと、一定期間、このコスト上限をアップさせることができる。コスト上限アップは重ねがけが可能で、最大で26までアップさせることができる。ただし、お金は1アップの5倍かかる。

僕はこの手のゲームにはよっぽどのことがない限りお金を払わない主義なので、もちろんガンコンも無課金で遊んでいた。ところが、先日まで、無課金のユーザーも、コスト上限アップを経験することができた。運営者(バンダイ・ナムコ)の思惑としては、「無課金ユーザーも、コスト上限アップの快適さを経験して、課金して欲しい」ということなんだろう。実際にコスト上限がアップしてみると、戦闘の自由度は格段に広がった。今まで、色々と工夫してなんとか戦っていたのが馬鹿みたいだ。コスト上限は1アップするだけでも大きなアドバンテージなのに、それが5もアップするのである。これが快適でないはずがない。

そして、その快適な期間が、昨日終了した。その結果、どうなったのか。コスト上限は21に戻り、戦争は極端に不快になった。こんなゲーム、やってられるか。馬鹿らしい。

要すれば、バンナムの姿勢は「課金して快適に遊びなさい。そうじゃない人はさようなら」というものだ。

この辺に、ゲームデザインの失敗が感じられる。例えばパズドラなども課金ユーザー、無課金ユーザーが混在しているけれど、パズドラは無課金であっても著しい不利益というのは存在しない。無課金ユーザーは、無課金なりに楽しめる。ところが、ガンコンはそうではない。課金ユーザーと無課金ユーザーが直接対戦することになって、そこには明確な差別が存在する。無課金ユーザーが課金ユーザーに勝とうとするなら、物凄く大量の努力を投入する必要がある。その上で、コスト上限26と21の差は、ほぼ絶対に超えられない壁を作っている。「コスト上限アップ」のキャンペーンは、無課金ユーザーにそのことを、はっきりと体感させてしまったのである。

もちろん、少なくないユーザーが、「こんなに快適なら」と考えてバンナムにお金を払うのだろう。でも、僕はこのゲームにお金を払いたくない。ゲームデザインが未熟なのに、なぜお金を払う必要があるのだろう?
コスト上限アップキャンペーンを経験してみて感じたのは、
このゲームを楽しむためには1.ガンダムが好き、2.時間に余裕がある、3.お金に余裕がある、4.ゲームが好き、5.このゲームを楽しいと感じる、の5条件を全て満たしている必要がある

ということだ。そういう人たちもたくさんいるんだろう。でも、僕はそうではない。正直、待ち時間が長い上に長時間(平日は2時間を4回、週末は8時間(笑))拘束されるのは楽しさよりも負担の方が大きい。ゲーム性がイマイチなので課金する気にはなれないし、だからといってコスト上限に縛られて、戦場の後方でちょろちょろと戦艦を操って資源を拾い集めるだけのゲームを楽しむこともできない。

結論は、「そろそろ半引退状態になろうかな」ということである。

別にアカウントを削除する必要もないし、ほとんど独立した形で遊べるアクション・ゲームもあるので、そこだけをちょこっと楽しむぐらいにしようかな、と思っている。

これからガンコンを始めようと思っている人はあまり多くないと思うのだが、もし「やってみようかな?」と考えているなら、前述の5条件を満たしているかどうか、検討してみると良いと思う。ちなみに、コスト上限1アップのために必要な費用は一週間で50円、30日間なら150円である。コスト上限は普通5つ重ねがけするので、毎月750円ずつ、バンナムに支払い続けることになる。この金額自体は別に高額ではないけれど、それほど面白くないゲームに支払い続けるには、ちょっと負担が大きいというのが僕の考えである。  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

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2014年05月13日

ガンダム・コンクエストに課金したくならない理由

かれこれ半年ほど遊んできたガンダム・コンクエストだが、大きな問題を4つも抱えている。その問題とは、次のようなものだ。


1.強くなるには課金が必須
通常は、レアなコレクターアイテムが入手可能とか、育成の時間が短縮できるといったものが課金のメリット。ところが、ガンコンはストレートに「強くなるための条件」になっている。課金しなければ弱いまま。これでは、無課金者は退場していくだけ。

2.強者はどんどん強くなり、弱者の下克上の機会はない
強いモビルスーツを持っているプレイヤーほど、多くのガシャを引ける仕組みなので、強者と弱者の差は開く一方で縮まらない。プレイヤーのランクが固定化するので、プレイする楽しみがない。

3.プレイヤーのレベルに差がありすぎる
強いモビルスーツと有能なパイロットを持っているプレイヤーが絶対的に強い。そして、強いプレイヤーと弱いプレイヤーを混在させている。弱いプレイヤーは絶対に強いプレイヤーに勝てないので、弱いプレイヤー(=無課金、微課金プレイヤー)には楽しみがない。

4.プレイ時間を強制される
戦争の時間を運営によって固定化されている(例えば◯曜日の1時から2時間、6時から2時間の2回、など)。また、長時間の連続プレイを強制される(平日に1〜2回実施される前哨戦で2時間、土日に1回実施される戦争で8時間)。さらに、自分の基地がやられると2時間程度、戦場で何もできなくなる。


端的に言えば、バンダイナムコの姿勢は「遊びたければ課金しろ」というもので、無課金プレイは課金プレイへの導入でしかない。現状ではこのスタンスが前面に出すぎていて、パズドラのようなベース・プレイヤー数を増大させる仕組みが存在しない。これでは、少数の大量課金プレイヤーだけのためのゲームである。こういう構造的問題を放置すれば、ゲームの寿命は短くなると判断される。すぐに飽きてしまうゲームに課金するのは馬鹿らしいから、僕は今のままなら、このゲームに対して課金することはない。

明日、そこそこに大規模なアップデートがある。どういう風に改善されるのか、今後のガンコンの行方を占う意味で、興味深い。  
Posted by buu2 at 23:54Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

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2014年01月22日

初心者向けガンダム・コンクエストにおける戦争のコツ

ガンダム・コンクエスト(以下ガンコン)はなかなか面白いゲームだと思うのだが、残念ながらマニュアルが良くない。導入直後ということもあって、ネットにもノウハウ情報が十分に蓄積されておらず、試行錯誤の上で「あぁ、そういうことか」と理解するよりない。そういうわけで、「ちょっとやってみたけれど、良くわかんないからやーめた」という人が続出している気配である。そこで、別にバンダイから何かもらったわけでもないのだけれど、ガンコンの主力要素「戦争」についての初心者向けTIPSをまとめておく。なお、戦争はある程度のクエストを処理しないと参加できない。

1.どこかの同盟に入るべし
同盟に入ると、報酬が増える。強い同盟だと、さらに増える。しかし、同盟には参加者数に制限があって、どこの同盟も貢献度が高い人を参加させたがる。なので、いきなり強い同盟に入るのは難しい。どこでも良いので、まずはそこそこに人数が多そうな同盟に入るべし。

2.参戦は、なるべく端のほう
真ん中は主戦場になって、課金プレイヤーが物凄い兵力で戦っている。ここに初心者が飛び込むと、あっという間に攻撃されて全滅、やることがなくなる。そこで、最初のうちは、極力、端の方で戦うに限る。

3.ビンゴカードの完成を目指す
対人戦闘は無理なので、空き地の占拠とNPCとの戦闘をやる。キラキラ光っている場所のそばの空き地を占拠し、そこに戦艦を配置、レーダーで索敵し、エース機を見つけたら、弱そうなエースなら戦闘、強そうなら放置する。これを繰り返して、ビンゴカードの完成を目指す。

4.参戦直後にやること
自分の拠点の近所に低レベルの小規模拠点を見つけたら、参戦直後に最強のユニットを派遣し、これを叩く。低レベル小規模拠点は開戦直後に奪い合いになるので、ソッコーでやっておく必要がある。レベル1なら白で表示されているので、すぐにわかる。

5.ユニットの構成
強いユニットも、弱いユニットも、3回も出陣したら燃料切れで回復待ちになる。そこで、強いユニットを2つ、弱いユニットを3つ用意し、低レベルの空き地の占拠には低レベルユニットを派遣する。低レベル小規模拠点や、低レベルエース機を見つけた場合にのみ、強いユニットを派遣する。なお、戦艦の移動には時間がかかるけれど、一度戦艦を配置してしまえば、戦艦間や自分の前哨基地の間でのユニット移動はなぜか瞬時に行える。これを多用すべし。また、ユニットは3機構成を基本とし、HPの高い機体を前衛に置くのが良い。

6.ぶっ壊れたモビルスーツの修理
戦争中にもやろうと思えばやれるけれど、時間がかかるので、次から次へと別のモビルスーツを使ったほうが良い。パイロットも同じ。疲労したら、次のパイロットを使う。使えるモビルスーツやパイロットがいなくなったら、あとは終戦後の報告と報酬を楽しみにしつつ、放置。逆に言えば、モビルスーツの整備は戦争参加前にやっておく必要がある。

7.整備すべきモビルスーツ
バランス良く、が基本。強いモビルスーツばかり整備しても、ユニット内のコスト制限に引っかかって使えない。低コストモビルスーツの整備も重要。  
Posted by buu2 at 12:02Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

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2014年01月07日

ガンダム・コンクエストで良いカードを入手するコツ

年末に「パズドラにはもう飽きたので、これからはガンコンをやる」という主旨の記事を書いたのだけれど、

キングダムラッシュ発、パズドラ、クラクラ経由でガンコンへ
http://buu.blog.jp/archives/51422858.html

あれからしばらく経って、大分ガンコンがわかってきた。ゲームの概要は以前書いたとおりだけれど、結局のところ、くじびきゲームなのだ。ガシャで良いモビルスーツを引くと、ゲームが楽しくなる。じゃぁ、ガシャをたくさんひくにはどうしたら良いのかって、課金すれば手っ取り早いけれど、なんか、ちょっとどうかと思う。パズドラも無課金でやってきたんだし、できればガンコンも無課金で行きたい。

とすると、一番確実なのは「戦争」に参加することだ。ところが、これはいつも午後6時からとか、8時からとかに2時間、端末につきっきりになる必要がある。真夜中ならともかく、「まともな社会人には無理だろ」ということになる。そこで出てくるのが、アクションゲームである。アクションゲームをやると、時々ガシャを引かせてもらえる。

しかし、普通にアクションゲームをやっていても、あまり効果的ではない。時々現れる「特別指令書」というのをやる必要がある。逆に言えば、これをやっていると、結構な頻度でガシャを引くことができる。およそ1時間に1ポイント貯まるエネルギーを5ポイント貯めると、この特別指令書を実施することができる。どこかの親切な人が主催する戦闘で、早い者勝ちで4名参加(1名は主催者なので、参加できるのは3名まで)が可能になっている。参加するのに特定の資格は不要で、パーティメンバーを募集しているところに参加表明すれば良い(時々、参加者を限定している指令書もあるけれど、頻度は高くない)。この指令書、自分のところに回ってくる機会はあまりないが、他人が主催している指令書には結構簡単に参加できるし、そこで普通に戦って、相手を倒せば、かなりの頻度でガシャのくじびき権利を得ることができる。

カードにはSR(スーパーレア?)、HR(ハイレア?)といったランクが5段階に設定されていて、このうち上位のSRとHRは滅多にお目にかかることができない。当選確率は一番優遇されているゴールドガシャでもSRで1%、HRで5%に設定されていて非常に低い。特別指令書でも引けるのはシルバーガシャなので、もっと確率は低いはずだ。ちなみに今はお年玉福袋ガシャなんていう有料ガシャがあるんだけど、この当選確率はそれぞれ1.5%、6.5%で、体感的にはほとんど変わらない。これなら、お金をかけてハズレを引くより、マメにくじを引いたほうが良い。

ちなみに一番の当たりはSRシャアザクかSRギャンと言われている。僕はさっき当たった。

gancon


単に運が良いだけだが、これまでに100枚以上引いているので、こんなもんかも知れない。ちなみにHRも一枚だけ当てている。時間に余裕がある人はバンバン戦争に参加すれば良いのだが、それは無理、という人は、とりあえずアクションゲームで特別指令書をこなすのが良いだろう。そして、数撃ちゃ当たるのである。

特別指令書の他に、毎日ログインしているとときどきゴールドガシャを引かせてもらえるので、とりあえず一日一回ログインだけしておくと良い。

このガンコン、戦争に参加していると色々と良い物がもらえるようで、富める人は一層富むという感じ。貧富の差がどんどん開いていく可能性があって、それをどうやってコントロールするのか、つまり貧富の差をなくすのか、あるいはショボイ戦力でもきちんと楽しめるようにするのか、運営サイドで考える必要がある(例えば戦争の際には一定量以上の低レベル者がいないと上級者が参加できないとか、そういった低レベルの参加者がやられてしまうと上級者にペナルティが発生するとか)。それができないと、非常にハードルの高い、暇人だけが遊ぶゲームになってしまう可能性がある。現時点ではどう成長していくのか、まだ良く分からないのだが、とりあえず暇な時にログインしてカードを充実させておこうかな、と思っている。

ちなみにこれから始める人は、以下の招待コードを使うと無条件に一度、ゴールドガシャという一番確率の高いガシャを引けるので、どうぞご利用ください。

招待コード:EX1DPYU8  
Posted by buu2 at 12:01Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

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2013年12月29日

キングダムラッシュ発、パズドラ、クラクラ経由でガンコンへ

僕のiPadに入っているゲームは5つぐらいだが、時間がないので常時遊べるゲームは1つか2つである。今、一番長い時間遊んでいるのはガンダムコンクエストだが、ここ数年遊んだゲームの状況を書いておく。

キングダムラッシュ
面白いのだが、マップを全部クリアするとやることがなくなる。数カ月前に新マップと同時に旧マップにも難しいモードが用意されたのだが、中には難しすぎてやる気がそがれてしまうものもある。20回ぐらい試してもクリアできないと、もう良いかな?と思ってしまうのが人情だろう。新しいマップが投入された時だけ引っ張りだしてきて遊ぶ感じである。

ハマリ度A、継続期間短


パズドラ
ゲームバランスは素晴らしいし、様々なコラボで興味をつなげる工夫も評価できる。しかし、この手の集めゲーは「集めて、それでどうなるの?」と我に返ったところで終了となる。その点、FF XIなどは密なコミュニケーション機能が興味を持続させるのに一役買ったのだが、パズドラにはそれがない。やっていることはいつも同じなので、スペシャルダンジョンだけを遊ぶ形になる。これまた数ヶ月前にチャレンジモードというのが投入され、一応ゲームの寿命は伸びたのかもしれないが、はっきり言って飽きた。

ハマリ度B、継続期間長


ドラクエ1
無料ということでダウンロードしたが、あまりの操作性の悪さで、王様の宮殿を出る前に辞めた。これはiPadだけの症状かも知れないが、コメントを読み進めるのも困難だった。二度とやらないだろう。

ハマリ度E、継続期間無


クラッシュ・オブ・クラン
街を作りつつ、他人の街を攻撃するというゲーム。施設を作るのに時間がかかり、レベルが上がるとこの時間がどんどん長くなる。待ち時間が長く、短縮するためにはお金がかかる、という仕様。一日10分ほど、暇な時にちょいちょいっとやってオシマイ。他人の街を攻める時に自分の軍隊の動きを制御できないので、馬鹿な奴らを見ていてストレスを感じる。

ハマリ度C、継続期間中


ガンダムコンクエスト
そして、やってきたのがガンコンである。

ゲームはコロニー育成、アクションゲーム、多人数による戦略シミュレーションの3要素で構成されている。この3つの要素を結びつけているのがカードコレクションで、モビルスーツやパイロットを集めていく。

コロニー育成は、シムシティの簡易版みたいなもの。住宅やら、工場やらをコロニーに配置して育てていく。ここで得た資本を元に、戦略シミュレーションである戦争を戦って行く。育成する土地が物凄く限定されている上に、設置できる施設も種類が少ない。おまけに、湖のそばに住宅地、といった有利な配置方法が明確にされているので、街づくりが画一的で変化に乏しい。他のプレイヤーのコロニーを訪問できるのだが、どこに行っても大差ない街づくりが行われていて、ゲームというよりは作業である。

戦争はジオンや地球連邦の一員として陣取りゲームを進めて行くのだが、2時間の戦闘中、同じ同盟に所属する仲間とチャットで連絡を取りながらプレイする。まだ2回しか参戦していないが、このパートがガンコンの肝になっていくのだろう。FF XIでいうビシージのような感じで、レベルが高いプレイヤーと低いプレイヤーが、同じマップ上でそれぞれの役割を果たせるように、ある程度配慮されている。今後、プレイヤーが増えて、その構成が多様化した場合は、レベル別に分割されていくのだろう。課金プレイヤーが大活躍できる仕様なので、僕たちのような無課金プレイヤーが楽しめるようなゲームバランスを探していくことが課題になるだろう。また、戦争が実施される時間が比較的早い時間に設定されているので、まっとうな社会人が楽しめないのも大きな問題である。

アクションゲームはコロニー育成、戦争とはほぼ独立していて、モビルスーツを操縦して敵を倒し、そこで得たポイントを使ってより高性能なモビルスーツを入手し、さらに難易度の高いミッションをこなしていく。戦闘は単独から4人までの協力プレイが選択できるので、戦争で共闘した同盟の仲間と戦うこともできる。パーティ構築では低レベルプレイヤーの参戦をキックできないので、同程度のレベルでチームを構成したい場合は事前にメンバーを集めておいて、パスワードでロックしたパーティに集合する必要がある。パーティ参加のインターフェイスはまだまだ成熟度が低い。

今のところ、昼夜を忘れて遊ぶといった状況ではないけれど、そこそこ楽しめるのは間違いない。僕はジオン所属だけど、僕のようなおっさんはジオンが多いみたいで、現状4つの勢力の中では最強。強いところでのんびりやりたい人はジオンがオススメ。いやいや、不利なところから始めて、強く育てる事こそ醍醐味、というドMの人は他のところでスタートするのが良いと思う。サービス開始直後なので、色々な優遇イベントが開催されている。ガンダムが好きで、ゲームで潰しても良い時間がある人は、早めに参戦した方が良いと思う。

ちなみに、「これから始めよう」と思う人は、次の招待コードを利用すると、あなたも僕もちょっとだけハッピー(笑)。このコードを使ってガンコンを開始すると、招待された人はガシャで使える一番良いカードを一枚もらえる。僕は僕で、招待した人の数に応じて、カードなどをもらえるようだ。
招待コード:EX1DPYU8  
Posted by buu2 at 11:25Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

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