三越の酒器展でもちょっと購入を検討したのだけれど、もっと良い物があるかも知れないと思ってとりあえずペンディングにした今右衛門さんなのだが、その後佐賀の有田と青山の今右衛門東京店を訪問したりと情報収集し、今回の銀座和光での展示を狙っていた。開店時には和光のエレベーター前に6、7人のコレクターが集結。二人ほど杖をついている方がいたので、ダッシュではなく、比較的静かにオープンした。ざっと見て回って今右衛門さんの盃が赤丸でないことを確認。
自分がスキー関連の仕事をやっている手前、やはり雪文が欲しかったので、狙い通り。グレーと青があったのだが、グレーは開店時で赤丸完売だった。ちなみに隠崎さんなど、主要な作家たちの作品も開店時でも完売。この辺はお得意様が強いのだろう。
確かにグレーのほうが今右衛門っぽいのだが、雪文の場合はモチーフとの相性で、青でも十分に魅力的である。
64,800円と、予想よりも少し安かった。