2016年11月11日

桜華書林 川端健太郎展

長野の桜華書林で開催していた川端健太郎展を観てきた。

この個展、開催に関する情報がほとんど存在せず、桜華書林に到着すると「川端さんのお知り合いの方ですね?」と確認されてしまった。つまり、桜華書林さんの知り合いでなければ、必ず川端さんのお知り合いということである。桜華書林のウェブサイトは2013年で更新がストップしているし、川端さんのサイトでもお知らせが掲載されていなかったので、普通にしていると知りようがないのである。

かように、一般の人のアクセスを拒否しているかのような個展だったのだが、行ってみると非常にアットホームで、というか、本当に一軒家ギャラリーなので、まさしくアットホームであった。プライスリストは手描きの絵で描かれていて、裏が記名帳になっていた。作品は15点ぐらいだっただろうか。使えなさそうに見えて実際には使える茶器や、使えそうに見えて実際には使えないオブジェの茶器など、川端カラーが満載の作品群だった。

僕はそば打ちのコーチと伺ったのだが、僕らが作品を見終わってお茶をいただいていると、近所に住む常連さんっぽい女性がやってきて、一番のお気に入りを購入していった。長野は平均寿命日本一で食生活の近代性で日本をリードしているけれど、民度もかなり高いようだ。

今回はちょっと大きめの作品が多く、米国に持ち込むのは難しそうだったので、観るだけで退散したのだけれど、とても居心地の良い空間だった。  

Posted by buu2 at 18:00Comments(0)TrackBack(0)川端健太郎

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2016年06月05日

川端健太郎さんの器

京都の器館で見て以来ずっと狙っていた川端健太郎さんの個展がちょうど日本にいるときに開催されていたので、初日に行って買ってきたのがこの二つの器。













大きさは茶碗より少し小さい程度。何にでも使えそうな勝手の良いサイズである。  
Posted by buu2 at 23:43Comments(0)TrackBack(0)川端健太郎

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2016年05月27日

川端健太郎展 kentaro kawabata solo exhibition

京都の器館で見て以来欲しいなぁと狙っていた川端健太郎さん。そのあと、日本橋のタカシマヤで大きなオブジェを見ていて、手頃なものが出る個展があれば、と狙っていた。ちょうど日本にいるときに六本木のサボア・ヴィーブルで個展が開催とのことだったので初日に行ってきた。

表芸は土を折り重ね、しわを寄せるようにした器。裏芸というか、もう一つの表芸でガラス片を練りこむ技術があって、これが独特な表情を見せる。

これ、いいなぁ、と思う作品がたくさんあって、かなり好み。今回は米国に持っていかなくてはならないことと、あちらでは日本酒を飲まないので、小さめの食器をふたつ買ってみた。

#サボアの方に米国に持っていくことを伝えるととても丁寧かつ頑丈に梱包していただいたので、購入作品の写真は米国に帰国してから紹介します。

川端健太郎展 kentaro kawabata solo exhibition
2016年5月27日〜6月5日
東京都港区六本木 5-17-1 AXIS ビル 3F SAVOIR VIVRE  
Posted by buu2 at 14:30Comments(0)TrackBack(0)川端健太郎

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