2018年04月11日

河鍋暁翠 鍾馗図

我が家の家宝。本物だと良いんだけれど。








  

2018年04月05日

暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─

八王子の富士美術館で開催されていた「暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─」を観て来た。本当は3月中に帰米する予定だったので、観にいけないはずだったんだけど、ちょっと土地のごたごたが片付かず、4月にずれ込んでしまったのが幸いだった。




暁斎、暁翠の作品がたくさん展示されていて、存分に楽しめた。ただ、最近はやりの「前期・後期入れ替え制」で、一番観たかった作品を観ることができなかったのは残念だった。

後半も観たいなぁ。誰か、仕事で日本へ呼んでくれないかなぁ。なお、後期は5月15日(火)〜6月24日(日)。  

2017年09月16日

河鍋暁斎「化かし狸」

最近、河鍋暁斎関連の作品の値段が高騰している。その主役になっているのが、僕が「3y0さん」と呼んでいる人(IDそのままだけど)。どこの誰かは知らないのだが、この人が出てくると途端に金額が跳ね上がる。たとえば、この掛け軸。

河鍋暁斎 寒用栖牙鳥図
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x502662758

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僕は、この作品のカラスはいまひとつ暁斎っぽさが感じられず、とはいえ、月が背景にあって影絵のようになるとこうなるのかも、と思いつつも、暁斎の真筆に自信が持てなくて入札しなかったのだが、みていたら、瞬く間に価格が高騰して、あっという間に19万円である。

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これはすごいな、と感心していたのだが、今日はこちらである。

河鍋暁斎 肉筆 化かし狸
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w196017793

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こちらは、びっくりさせようとした狸と、当然ながらそれに全く動じていない盲人の親子の描写がとても面白く、筆もいかにも暁斎である。狸が演じた化け物も愛嬌があってとても良い。これは欲しいなと思ってかなり頑張ったのだが、途中から3y0さんとoutさんのマッチ・レースになって、僕は傍観者になった。このところ、3y0さんが競り負ける場面を目にすることがなかったので、今回も3y0さんが豊富な資金力にものを言わせて落札するのかと思っていたのだが、今回はoutさんが意地を見せた格好で終了した。

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落札金額はまた19万円。

この辺に、現在の落とし所があるのかもしれない。  

2017年09月14日

河鍋暁斎「白蔵主図」

今日、狙っていた河鍋暁斎の掛け軸のオークション終了日だったのだが、珍しく競ってしまった。

とことん付き合っても良かったのだが、最近、いろいろ買ってしまっているので、43210円でダメだったところで諦めた。

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ライバルが、知り合いでないことを祈る。いや、でも、僕のせいでちょっと高くなったけど、購入できたんだから、別に良いのかな。  

2017年07月30日

河鍋暁斎「按摩の図」

米国のイステート・セールでは時々日本の美術品が出てくるので、探しているととても楽しめる。個人的に特に嬉しいのが河鍋暁斎の作品を見つけた時だ。これまでにも版画を数点入手していたのだが、今回は掛け軸である。






















箱には色々書いてある。













読み取れるのは日本語で「河鍋暁斎筆 按摩乃図」と、あとは英語で「Gyosai Daikoku Chasing Blind Man」「Gyosai "Daikoku Chasing Blindman in Rain"」「CHRISTIE'S」といったところ。

雨が降ってきて、按摩と大黒様が慌てて雨宿り先を探しているところだろうか。以前の持ち主はChristie'sのオークションで買ったのかな?僕が購入するものとしてはちょっと高額な部類だけれど、版画ではなく掛け軸ということで、思いきって買ってみた。  

2017年03月12日

これぞ暁斎!




自分が陶芸で何か描くときに一番良く参考にするのが河鍋暁斎なので、当然のように観に行って来た。今回は英国人コレクター、イスラエル・ゴールドマン氏のコレクションからのみの展示である。弟子のジョサイア・コンドル氏ならともかく、コレクターが個人でこれだけ集めてしまうのは凄い。

ただ、そこは個人所蔵物。凄いには凄いけれど、超代表作が勢ぞろいというわけではない。あれも見たかった、これも見たかったと、色々あったのだが、その辺は東京ステーションギャラリーやら、京都国立博やら、三菱一号館やら、暁斎記念美術館で観ただろう?ということなのだろう。まぁ、そうだけど。

僕としてはカラス、カエルといった動物画はもちろんだけど、美人画が一番好きなので、できれば美人画だけでもあちこちから借りて来て欲しかったのだけれど、無理な注文というもの。

幽霊画の下絵と現物が合わせて展示されていたのが一番興味深かった。あと、大量のカラス。足長、手長、手長猿と手長海老も良かったし、鬼を蹴り上げる鍾馗も良かった。というか、結構色々良くて、できればもっと空いていればゆっくり観ることができて良かったのに。日本の博物館はどうしてこうも混雑しているのだろう。不思議だ。  

2015年08月29日

河鍋暁斎



三菱一号館美術館の河鍋暁斎展が前半と後半の2つに分かれていたので、間で読んでみた。

なるほど、面白い内容なのだが、後半をたっぷり割いて記述された暁斎の描き方は文章なので非常にわかりにくい。それとこの本の構成が、本文と図表、注釈の配置が不親切なものとなっていて、読みにくことこの上ない。もっと読みやすくできたはずなのに。  
Posted by buu2 at 21:35Comments(0)読書

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2015年08月09日

河鍋暁斎記念美術館

わりと近所にあって、車で30分ぐらいなので出かけてみた。

普通の一軒家を建て増しして美術館にしました、という感じのこじんまりとした美術館。おもしろい絵も数点あった。

河鍋暁斎記念美術館
http://kyosai-museum.jp/hp/top_page.htm  

2015年07月19日

画鬼・暁斎―KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル

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三菱一号館美術館で河鍋暁斎展。ここに前回来たのは去年の夏のヴァロットン展なので、一年ぶり。サポーター会員になろうかというアイデアが一瞬頭をかすめたのだが、10,000円という年会費を天秤にかけて廃案とした。トーハクやサントリーの条件と比較してあまりにも不利なので、今回も普通にお金を払って観た次第。

今回の展示は前半と後半で主要な展示の一部が入れ替えられるのだが、小さい美術館だからある程度は仕方ないと納得すべきところかも知れない。この、サントリーやトーハクが収入倍増を狙って鳥獣戯画をネタとして導入した悪習がこれ以上広がらないと良いのだけれど・・・。入れ替えるなら、二度来なくちゃならない。首都圏在住ならそれでも良いけど、地方在住ならたまんないよね。どうしてももっとお儲けたいなら、料金を高くすれば良いだけのこと。ま、近所に住んでいるなら前半でざーーっと観て、本で色々勉強して、後半でしっかり観る、みたいなのもありなんだろうけど。

さて、そんな前後半一部入れ替え制の前半である。生物たちをきっちり観察して描写しているところがまず凄い。今ならデジカメとフォトショップがあるのである程度写実的な絵を描くのはそれほど難しくないけど。それを擬人化して表現している絵も凄い。この辺は鳥獣戯画の昔から日本人のお家芸的なところがあると思うのだが、その伝統を究極まで突き詰めた感じ。そして、その延長で描いている化け物達も異常に魅力的。うまい人は何でもできちゃうんだなぁと感心する。ってか、基礎がしっかりしていて、それを応用する想像力がないとできないよなぁ。

自分で描くときの参考にしようと思ってみていくと、柳の表現なんかも面白かった。本当なら暗くなっているはずの箱の奥を白にして、それでも違和感ないあたりの発想の転換とかもすげぇなぁ、と。

なんか、色々凄かった。

「画鬼・暁斎—KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」
2015年6月27日(土)〜9月6日(日)
月曜休館(但し、7月20日と8月31日は開館)
#前期:8月2日(日)まで/後期:8月4日(火)から
三菱一号館美術館