2018年01月28日

今日のDaikaya

プロのラーメン評論家だというと、まず間違いなく「ワシントンDCで一番美味しいラーメン屋はどこだ」と聞かれる。回答は、答え一発、大鍋屋である。「陣屋はどうだ」「レンズラーメンは食べたことがあるのか」「新しくできたはなびはもう食べたのか」と色々と言われるのだが、もちろんそれらの店は全部食べた上でのファイナルアンサーである。ラーメンの種類が違うので、食べる人の好みによっては違う店の方が美味しく感じる可能性はある。しかし、プロの視点からは、間違いなくこの大鍋屋が一番である。

ラーメンは、非常に大きく分類すると、北海道系、九州系、中華系(東京系を含む)、東京とんこつに分けることができる。この店のラーメンは北海道系である。

今日は醤油とスパイシー味噌を食べてみた。







最大の特徴は麺で、札幌の三大製麺所のひとつ、西山製麺所の麺を使っている。良い麺を使っていても、上手に調理しないとせっかくの麺が台無しになることもあるが、この店では適切に扱われているようだ。食べていても、なんの問題も感じられない。東京や北海道の北海道ラーメンの麺と比べても遜色ない。

スープは、とんこつを中心にして出汁をとったベーススープを中華鍋に入れて、これに野菜を加えて一気に炒めていると思われる。米国風にアレンジされていることを感じさせない正統的な北海道ラーメンのスープである。スパイシー味噌だとやや味が濃すぎる感じはするものの、最後まできちんと楽しめる。一方で醤油だと脂が多すぎて味がややボケ気味なのと、醤油からか、ラードが焦げたからか、若干の苦味が感じられるのがマイナスポイントだが、大きな欠点は見当たらない。

チャーシューだけはちょっと載せてみました、という感じの肉で感動することはないものの、決して悪くはない。

評価はスパイシー味噌だと9/AAB、醤油だと6/ABBだろう。










Daikaya
705 6th St NW
Washington, DC 20001
(202) 589-1600  

2018年01月20日

OKI bowl

ジョージタウンの北側にあるOKI bowlに行ってみた。前から存在は知っていたのだが、メニューのラインナップが相当に怪しいので近寄れずにいた店である。










まず食べてみたのがカレー・ラーメンである。




麺は中くらいの太さで角が立ったタイプ。ごく弱く縮れている。ふにゃふにゃとまでは言わないが、コシがあるとは言えない。柔らかいのにボソボソしていて、ラーメンの麺としては評価は低い。

スープは、グリーンカレー味のスパイシータイプ。タイカレー的な美味しさはあるものの、ベーススープが弱いので、ココナッツミルクで薄めたような味わいになっている。スープ単体ではそこそこ美味しいが、麺を食べさせるほどの力強さはない。

チャーシューはなかったので無評価である。どういうわけか揚げた麺がトッピングされていたのだが、こちらも別に美味しくはなかった。

次に食べてみたのがトムヤム・ラーメンである。馬鹿でかい揚げエビがトッピングされている。迫力は凄い。




麺はカレーラーメンと同じであまり良い品質ではない。

スープはカレーラーメンよりさらに薄味で、一層麺を食べさせる力がない。酸味が勝ってしまい、ラーメンとしての魅力は感じられない。

カレー、トムヤムともに評価は1/CC-だが、低い中にも明確に上下があり、明らかにカレーラーメンの方がマシ。タイ料理の1バージョンとしては評価できるのかもしれず、もしかしたらタイ人には良いのかもしれないが、日本人向けとしては全くお勧めできない。




OKI bowl
1608 Wisconsin Ave NW
Washington, DC 20007
(202) 944-8660  

2018年01月10日

TERAKAWA RAMEN

フィラデルフィアで一番評判が良いラーメン屋の寺川ラーメンに行ってみた。

店は大混雑で、店の前に順番待ちの人が10人近くいた。

メニューはこんな感じである。
















注文したのはシグネチャーラーメンの「寺川ラーメン」とどこで食べてもそれなりに美味しいことが多い「タンタンラーメン」である。まずは寺川ラーメンの評価。




麺は細めのストレート。途中でコシが失われてくるが、それまではまぁまぁ。

スープは豚骨ベースの白湯タイプで福岡系。ダシが薄くて全く物足りない。25年くらい前の東京はこんなスープがほとんどだったのであまり文句は言えないが、美味しくないのは間違いない。

チャーシューは豚バラ肉の煮豚。こちらも標準的で、わざわざトッピングするほどではない。

採点は1/BCC

続いて、タンタンラーメン。




こちらは中くらいの太さの縮れ麺で、北海道系。こちらは麺が太い分、コシが長持ちする。

スープは辛味噌味だが、ベースのスープが弱いので、辛味を支えきれない。

チャーシューはなかったので評価なし。

採点は3/ACー

どちらかといえばタンタン麺の方がオススメだが、米国といえども無理して食べに行くほどではない。

TERAKAWA RAMEN
204 N 9th St
Philadelphia, PA 19107
(267) 687-1355  

2017年12月21日

らあめん花月 嵐 成田国際空港店 「THE淡麗醤油ラーメン石神SPECIAL'S」

らあめん花月 嵐 成田国際空港店 で、「THE淡麗醤油ラーメン石神SPECIAL'S」を食べてみた。以下、評価。




名称:花月嵐成田空港第一ターミナル店
種類:東京
場所:成田空港第一ターミナル
注文:THE淡麗醤油ラーメン石神SPECIAL'S
評価:1/BCC
2017.12.21.
コメント:8:00開店のところ、一番客として8:11に注文したら、「お時間かかります」と言われたが、4分ほどで完成。ネギなどは前日からの作り置きを入れてある銀のトレイのすみを叩くようにして間に合わせた様子だった。

ビニールパック入りの、かなり多めのスープの素をベースの出汁で割る形態。どこかのセントラルキッチンでまとめて作って、パック詰めにして各店舗に配送しているのだろう。これはこれで構わないのだが、スープ上層の脂が中心の層はかなりぬるい。一方で、下層のカエシとベーススープが中心の層は、熱くて味が濃すぎる。これは、単純に、パック入りで温度が低かったのスープの素と、沸騰していたベーススープがきちんと混ざっていなかったことが原因だろう。スープの素の脂分は上層に浮かび、水分はベーススープと混ざって、下層を形成したんだと思う。作り方がマニュアル通りだったかどうかは不明だが、パックの温度が指示より低かった可能性もある。また、味も貝類か、カツオからか、酸味が非常に強く、バランスが悪かった。食べ終わってから20分くらい経ってもその酸味が口から抜けなかった。

麺は細めのストレート。食べ始めて最初のうちは「バイトでもこれだけちゃんとした麺を提供できるんだな」と感心したのだが、後半ではすっかり伸びてしまい、コシが失われてしまった。原因がスープの温度の不均一にあったのか、麺のもともとの性質なのかは不明。

チャーシューは肉質が悪くまずいので、トッピングする価値はない。

僕にラーメンを作るときは作り置きで一晩以上保存して置いた具を出していて、僕にラーメンを作った後に、ネギを切り始めていた。



それなら、もう少し早めにスタンバっておいて、全部朝一に作れば良いのに。なお、食べ終わって5時間ほどでお腹を壊した。脂が多すぎたのだろう。

店名 らあめん花月 嵐 成田国際空港店 (らあめんかげつ あらし)
電話 0476-33-5920
住所 千葉県成田市三里塚御料牧場1-1 成田空港第1旅客ターミナルビル 5F
営業時間 8:00〜21:00
定休日 無休  

2017年12月17日

口福軒

軽井沢へ向かう途中の横川サービスエリア下りでラーメンをいっぱい。以下、評価。




名称:口福軒
種類:中華
場所:横川
注文:あぶり麦豚ラーメン
評価:1/BCC
2017.12.17.
コメント:麺はやや細めの縮れ麺。安っぽい感じはあるけれど、大きな問題はない。

スープは、出来合いのスープの素を薄めました、という感じで、見るべきところはない。しかし、塩気はあるので、麺を食べることは可能。

チャーシューは看板のはずだが、凡庸。

所詮サービスエリアのラーメンなので、こんなものだろう。どうしてもカロリーを摂りたいなら選択肢の一つとしてあり。僕は二度と食べないと思うけど。







店名 口福軒 (コウフクケン)
電話 027-395-2571
住所 群馬県安中市松井田町横川字大林950-2 上信越自動車道 横川サービスエリア下り線
営業時間 24時間営業
定休日 無休  

2017年12月15日

篝 Echika店

いつのまにか池袋の地下に篝ができていた。銀座に二店を構えるよりはずっと効率的だと思う。しかし、この店、これだけ良い場所に立て続けに出店できてしまう背後には何があるのだろうと不思議に思う。




名称:篝 Echika店
種類:独自
場所:池袋
注文:蛤と牡蠣の醤油SOBA
評価:4/AB-
2017.12.15.
コメント:注文したのは蛤と牡蠣の醤油SOBA。麺はやや細めのほぼストレート。コシがしっかりしていて、スープの絡みも良い良品。ハンドリングも丁寧で問題ない。

スープは貝の旨味が前面に出ている醤油味。いくらなんでもこれは強烈すぎるだろ、というくらいに貝の旨味が出ているのだが、バランスが崩れる手前のギリギリのところで踏みとどまっている。

チャーシューは鶏肉だったので評価なし。

好調な店の支店だが、銀座の地下の支店に比較するとずっと丁寧にラーメンを作っていて、好感が持てる。

店名 銀座 篝 Echika池袋店
電話 03-3981-3808
住所 東京都豊島区西池袋3-28-14 エチカ池袋
営業時間 11:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日 Echika池袋に準ずる  

2017年12月14日

清正




名称:清正
種類:横浜
場所:近鉄八尾
注文:清正新味
評価:4/BBB
2017.12.14.
コメント:麺は太麺指定で太めのストレート。コシは十分だけど、麺の表面に水の膜が形成されていて、食感が悪い。




スープは鶏ガラ中心のしょうゆ味で、横浜ラーメンに近い。脂の量に比較して味が薄く、ちょっとバランスが悪い。

チャーシューはなかなか美味しい。










店名 清正 八尾店
電話 072-929-2525
住所 大阪府八尾市山城町1-2-8
営業時間 11:00〜14:00 17:00〜22:00
定休日 火曜(祝日の場合は翌平日)  

2017年12月13日

亀王

新大阪で何か食べようと思って入った店。この手の一等地に出店できるのは背後に強力な資本力がある店か、地主ぐらいなので、美味しいことは稀なのだが・・・。




名称:亀王
種類:福岡
場所:新大阪
注文:亀王らーめん昔味
評価:5/ABC
2017.12.13.
コメント:麺は極細のストレート麺。最近のこの手の麺の品質はかなり高いので、扱いによっぽど問題がない限りは高い評価ができる。この店の場合、立地が良いので客数が稼げる。結果として麺方の経験が豊富になって、腕が上がったのだろう。麺の扱いはなんの問題もなかった。

スープは美味しいけれど替玉は無理なレベル。念のため替玉してみたのだが、当然のように味が崩れた。残念ながらテーブルの上には役に立ちそうな調味料や具がなくて、調節不可能だった。




チャーシューはまぁまぁ。九州系としては悪くないと思う。調べてみたら大阪を中心に20店舗以上を展開する多店舗展開の店だったので、肉質を落として稼いでいるのだろう。

良くも悪くも、多店舗展開展の特徴が良く出ている店だった。




店名 亀王 JR新大阪駅店
電話 06-6305-6600
住所 大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1 JR東海新大阪駅 メディオ大阪2F
営業時間 10:00〜23:00 (L.O. 22:30)
定休日 無休  

2017年12月12日

むてっぽう

陶芸教室のすぐ裏にあって、前にも一度食べたことがあったのだが、なぜかレビューを書いてなかったので、再食してみた。




名称:むてっぽう
種類:東京西部
場所:池袋
注文:ファイアー醤油らーめん
評価:5/BAC
2017.12.11.
コメント:麺は中位のストレート。正直、食感は好きではないのだが、コシがあるし、スープの絡みも悪くない。余計な臭いもなく、ちゃんとしている。

スープは豚骨ベースで魚介系の出汁を効かせた東京西部タイプ。ピリ辛のファイアーを注文したのだが、適度な辛さで良かった。この店のスープは出汁をきちんととったというよりは魚粉や唐辛子をぶちこんで味を調整した感じ。でも、そういう乱暴な作りであっても、きちんと味が調整されているので満足できる。

チャーシューは肉質が悪く美味しくない。サイズも小さく、おまけの位置付けだった。

意外とバカにできない。

店名 ラーメン むてっぽう 西池袋店
電話 03-3971-6070
住所 東京都豊島区西池袋1-13-8
営業時間 11:00〜23:30
定休日 無休  

2017年12月11日

にんにくや

僕がラーメン評論活動を開始した1993年あたりだろうか、小金井とか、是政とかで営業していて、その後徐々に支店を増やして行ったあの「にんにくや」の関連店かもしれない。ただ、麺もスープも当時のにんにくやとはだいぶ違うような?とりあえず、評価。




名称:にんにくや
種類:東京とんこつ
場所:中央林間
注文:しょうゆチャーシューメン
評価:3/CAB
2017.12.9.
コメント:麺は中位よりやや細いかな、という程度の太さで、弱くよりが入っている。明らかに茹ですぎで、コシが足りない。

スープは豚骨鶏ガラブレンドで、分類としては東京とんこつになるだろう。見た目はあっさりタイプだが、味がしっかりしているので、生にんにくを投入してもちゃんと持ちこたえるところが素晴らしい。

チャーシューも味付けがしっかりしていて、肉質もほどほど。素晴らしく美味しいわけではないけれど、トッピングしたことを後悔することはないだろう。










店名 らーめん にんにくや
住所 神奈川県大和市中央林間3-5-2
営業時間 19:00〜翌3:00
定休日 日曜日、祝日  

2017年12月10日

白河中華そば

横浜西部界隈では評判の良い店なので、行ってみた。




名称:白河中華そば
種類:白河
場所:仲町台
注文:中華そば
評価:1/BCC
2017.12.9.
コメント:麺は太めの平打ち縮れ麺。コシ、スープの絡みともに問題ないのだが、作りが非常に雑。こんな塊が含まれているのはわざとだろうか?



スープは脂で味がボケていることもあるが、ダシが薄いし、塩気も薄い。味が全く足りてなくて、麺を食べさせることができないのはもちろん、そのままで飲んでも美味しくない。高血圧でずっと減塩食を食べ続けている僕でもこう感じるのだから、普通の人が食べればなおさらだろう。

チャーシューは肉の質が低いので、わざわざトッピングする必要はない。

店名 白河中華そば (シラカワチュウカソバ)
電話 045-944-1448
住所 神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎南2-15-19
営業時間 11:30〜15:00 17:30〜20:00 土・日・祝 11:30〜16:00 17:00〜20:00
定休日 火曜日、第三水曜日  

2017年12月08日

梵天

フライタークでカバンを見て、一穂堂でもう一度竹内瑠璃さんの作品を見た後で食べてみた。以下、評価。




名称:梵天
種類:東京
場所:銀座一丁目
注文:和風ラーメン
評価:4/ACA
2017.12.7.
コメント:麺は極細麺。コシ、スープの絡みとも良好。雑味や変な臭いもなく、良品。

スープは脂で味がボケた塩味。加えて柚子か何かの柑橘系の風味が強すぎて、バランスが悪い。確かにあまり食べたことのない味には仕上がっているけれど、万人受けするとは言い難い。やはり、味というものは一定の「王道」があって、そこからあまりにも離れすぎると、受け入れ難くなるものだ。

チャーシューは意外にも美味しかった。

むぎとオリーブよりはマシだけど、多分再訪はない。




店名 銀座梵天
電話 03-5579-9968
住所 東京都中央区銀座1-9-12
営業時間 11:30〜24:00
定休日 無休  

2017年12月07日

むぎとオリーブ 日本橋店

むぎとオリーブって、3年前に食べて「まぁ、悪くないよね」という程度の評価だったんだけど、最近どんどん支店を増やしている様子。そんなに美味かったかなぁ、と思いつつ、日本橋店で食べてみた。以下、評価。




名称:むぎとオリーブ 日本橋店
種類:東京
場所:三越前
注文:鶏SOBA
評価:2/ACC
2017.12.7.
コメント:麺は細めのストレート。コシはあるけれど、スープは絡まない。これは麺のせいというよりは、スープの脂が多いからだろう。

スープは鶏ベースのしょうゆ味。スープだけで飲んでも脂で味がボケている。当然、麺を食べさせるだけの強さはない。こういう、ラーメンの一要素であることを無視したスープはいただけない。

チャーシューは、肉の質が低いのか、あるいは下処理が甘いのか、美味しくない。

多店舗展開に入ってチャーシューの肉質が落ちて、スープの作りからも丁寧さが失われた印象。これはダメだね。










ところで、店の出入り口に向かう通路のど真ん中に障害物を置いて放置しておく神経が理解できない。




店名 むぎとオリーブ 日本橋店
電話 03-6225-2705
住所 東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 B1F
営業時間 10:00〜21:00
定休日 不定休(CREDO室町2に準ずる)  

2017年11月29日

鶴亀

古式ラーメンというのを知らないんだけど、この店は古式ラーメンの店らしい。以下、評価。




名称:鶴亀
種類:独自
場所:大倉山
注文:熟成醤油ラーメン チャーシュー
評価:6/ABB
2017.11.29
コメント:麺はやや細めのストレート。全粒粉タイプ。コシ、スープの絡みともに良好で、臭いもない良品。

スープは醤油と生姜の味が前面に出ている非常に変わった味。あまり食べたことのない味で、不思議な感じを受けるのだが、慣れてしまえば普通に美味しい。ただ、ちょっと温度が高すぎる印象。もう少しぬるい方が、味をアピールしやすいだろう。

チャーシューはこれといって特徴のない煮豚で、普通に美味しいレベル。

個人的にはわざわざ再訪するほどでもないレベルだが、近所に住んでいたら時々食べに行きたくなりそう。







店名 鶴亀
電話 050-5821-0299
住所 神奈川県横浜市港北区大豆戸町1038
営業時間 11:45-14:30 18:00-23:00
定休日 月曜日(祝日の場合営業)  

ケンチャンラーメン

毎度おなじみ、池袋東武のイベントで山形ラーメンが出店していたので食べてみた。




名称:ケンチャンラーメン
種類:山形
場所:池袋(イベント)
注文:中華そば
評価:3/BBC
2017.11.28
コメント:麺は極太の平打ち縮れ麺。ちょっとぼそぼそした食感だが、悪くはない。

スープは豚骨を中心とした動物系をベースにして、煮干しなどの魚介系を効かせたもの。北関東や東北によくある味である。それで、この味自体はなかなか良いのだけれど、極太麺を食べさせるだけの味がない。時々このブログでも書いているのだが、太い麺は体積が大きいので、これをきちんと食べさせるには、スープに相応の濃厚さや味の濃さが求められる。つけ麺ならこれが簡単に実現できるのだが、ラーメンでは難しい。太い麺は茹でるところで取り扱いが容易というメリットがあるのだが、同時にスープに一工夫求められる。この店は、その一工夫が足りない。

チャーシューはほとんど味のない煮豚。別に不味くはないけれど、美味しくもない。




  

2017年11月27日

麺家千晃

新横浜のスタバで仕事をしていたら近所にラーメン屋があったので食べてみた。




名称:麺家千晃
種類:横浜
場所:新横浜
注文:らーめん並 のりトッピング
評価:1/BCC
2017.11.27
コメント:麺は太めで角が立ったタイプ。表面に水の膜ができていてスープの絡みが悪い。麺硬め指定だったのだが、それでもちょっと緩めだった。

スープは濃厚なのは良いのだが、味が薄め。味濃いめで注文しろ、ということかもしれないが、初見では不可能。味を調整したくても保存料入りの劣悪なおろしニンニクと豆板醤しかなく、不可能だった。

チャーシューは古き良き時代の家系を思い出すようなまずいもの。カロリー無駄摂りするのも嫌なので、半分以上残した。

最近は良い家系が増えてきたので、ここまでできの悪い家系は珍しい。ラーメン博物館のすぐそばだし、この店で食べることは今後一切ないだろう。またつまらないものを食ってしまった。

店名 麺家千晃 新横浜店 (メンヤチアキ)
電話 050-5592-2333
住所 神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-24 新横浜プリンス会館 1F
営業時間 11:00〜15:00(L.O.15:00) 17:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日 無








  

2017年11月22日

うさぎや




名称:うさぎや
種類:東京西部
場所:寄居
注文:うさぎらーめん並
評価:5/ABC
2017.11.17
コメント:スープは豚骨ベースに魚ダシの東京西部系。味が薄いのと、若干の苦味がマイナスポイント。

麺は細めのストレート。良品。

チャーシューはまずくはないけれど、特別おいしいわけでもない。
















店名 うさぎや
電話 048-586-1035
住所 埼玉県大里郡寄居町寄居1536-3
営業時間 11:00〜19:00 スープがなくなり次第終了
定休日 月曜日(祝日の場合翌日)  

2017年11月17日

千茶屋




名称:千茶屋
種類:独自
場所:太田
注文:特選塩らーめん
評価:8/AAC
2017.11.17
コメント:麺は細めのストレート。コシ、スープの絡みとも良好で、なかなかの良品。

スープはバランスの良い塩味。麺を食べさせるのにちょうど良い塩梅である。塩ラーメンというと、スープ単体では美味しいのに、麺を食べさせるパワーに欠けるものが多いのだが、この店はとても良いバランスを見つけている。

チャーシューはほとんど味がなく、スープの塩気で食べさせたいのかも知れないが、ちょっと単調になりすぎる。







店名 千茶屋 (チサヤ)
電話 0276-55-0620
住所 群馬県太田市大島町127-1
営業時間 11:00〜15:00 17:00〜20:30[土・日・祝日] 11:00〜15:00 スープ完売次第終了
定休日 月曜日、第1.3火曜日(祝日の場合は火曜日休み)


  

2017年11月16日

らーめん どんぐり

fullsizeoutput_174b


名称:どんぐり
種類:独自
場所:北鴻巣
注文:チャーシューメン(小)
評価:5/BBA
2017.11.16
コメント:麺は細めでほぼストレート。スープの温度が非常に高いため、表面がダレているのが残念。また、スープの絡みも今一歩。

スープは動物のベースに魚の出汁を効かせたものだが、脂が強くて味がボケていた。スープだけを飲めば美味しいのだが、麺を食べさせるには力不足。

チャーシューは美味しかった。

店名 どんぐり
電話 080-6703-4988
住所 埼玉県行田市埼玉4861-3
営業時間 11時〜14時30分頃
定休日 月曜  

2017年11月08日

六坊担々麺




名称:六坊担々麺
種類:担々麺
場所:池袋
注文:日式汁なし担々麺辛さ4痺れ4
評価:6/AB-
2017.11.8
コメント:麺は太めの縮れ麺。なかなか美味しい。

辛さ、痺れともに6段階のうち刺激がある方から2番目を選んだのだが、特に辛さは全く足りない。また、味自体も凄く特徴があるわけでもなく、普通に美味しいレベル。量産型ザクみたいで、シャア専用を期待して行ったら肩透かしだった。これなら神保町の辣椒漢の方がずっと良い。

チャーシューはなかったので無評価。

多分、もう食べない。担々麺はタイプ別に美味しい店がすでに存在しているので、この店にわざわざ食べに来る必要はないだろう。ただ、すぐそばで同じく渡辺樹庵氏が手がけている石神セレクトのような、全く教育がなってない店員が対応しているということはなかった。もう行かないけど。

店名 六坊担担面
電話 03-3590-7055
住所 東京都豊島区南池袋1-24-5 楽園タウン池袋1F
営業時間 11:00〜23:30
定休日 無休


  

秋もと




名称:秋もと
種類:独自
場所:市が尾
注文:特製味噌ラーメン
評価:9/AAB
2017.11.8
コメント:麺は太めの縮れ麺で、加水率が高め。コシがあってスープの絡みも良い良品。

スープは濃厚な豚骨スープの味噌味。山椒の香りが強い。ベースが非常にしっかりしているので、味を濃くしても問題ない。非常に良くできている。

チャーシューはそこそこ質の高いバラ肉チャーシューだが、味付けがほとんどない。スープが強烈なだけに、ちょっとバランスが取れていないように感じる。

行ったのが味噌限定の日だったので他の選択肢がなかったのだが、味噌でも問題ない美味しさだった。




店名 麺処 秋もと
電話 045-972-0355
住所 神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町1157-1 東急ドエル市ヶ尾アネックスビル 1F
営業時間 12:00〜15:00 18:30〜22:00(スープがなくなり次第終了)木曜日は昼のみ営業
定休日 月曜日 隔週火曜日  

2017年11月07日

西國や




名称:西國や
種類:尾道ラーメン
場所:武蔵中原
注文:味玉ラーメン
評価:3/BBC
2017.11.7.
コメント:豚骨ベースのしょうゆ味。スープ単体では美味しいけれど、麺を食べさせるには弱い。ダシが薄いし、脂がやや多めで味がぼけている。

麺は細めのストレート。コシはあるが、スープとの相性が悪いのか、スープが絡まない。

チャーシューは標準以下。

味玉ラーメンは760円のはずなのに850円だった。あと、閉店間際に行ったら、何度もラストオーダーと言われ、ラーメンが出てきた時には直後に替え玉含めラストオーダーです、と言われた。ところが、僕が食べ終わる頃に常連と思しき客が自転車でやってきたら、「赤絨毯はありませんが」と言いながら中に招き入れていた。こういう、客を見る店はろくなところがない。

店名 西國や
電話 044-863-7240
住所 神奈川県川崎市中原区下小田中2-33-28
営業時間 <朝・昼>11:30〜13:30 <夜>19:00〜21:00 ※スープ無くなり次第終了(LO15分前)
定休日 月曜日の夜  

2017年11月05日

麺や河野




名称:河野
種類:東京西部
場所:中村橋
注文:チャーシューメン
評価:8/AAC
2017.11.5
コメント:麺は太めの太平手もみ麺。なかなかの良品。

スープは豚骨ベースに魚介系のダシを強めに効かせた東京西部タイプ。食べ終わると口の中にわずかに苦味が残るものの、食べている間は気にならない。

チャーシューは低温処理タイプで、いまいち。

味とは関係ないけど、案内された一番奥の席が便所臭かった。この席はハズレ。




店名 麺や 河野
住所 東京都練馬区中村3-13-10
営業時間 [水〜日]11:30〜14:00 17:00〜20:30 [月]11:30〜14:00
定休日 火曜日、月曜日の夜  

竹の助




名称:竹の助
種類:白河
場所:鶴川
注文:チャーシューメン
評価:6/ABB
2017.11.5
コメント:麺はやや太めの太平手もみ麺。コシがあって、スープの絡みも良い良品。

スープはややダシの味が薄く、醤油の塩分がはっきりと感じられる。また、醤油から、あるいはダシの魚からと思われる苦味も多少感じられる。しかし、味は薄めで、麺を食べさせるだけの力強さな感じられない。

チャーシューは茹で豚。不味くはないけれど、スープとバランスを取っているのか、味が薄い。







店名 竹の助
電話 044-988-9070
住所 東京都町田市三輪町165-2
営業時間 11:30〜15:00 17:00〜20:00
定休日 木曜日・第1水曜日  

2017年11月04日

雅楽

今回の訪日最初のラーメンは雅楽。

EE4A78CB-672C-44AB-B3AE-D6E7463D6BCA


名称:雅楽
種類:独自
場所:あざみ野
注文:特生揚げ醤油ラーメン
評価:4/BBB
2017.11.4
コメント:麺は細めのストレート。スープの温度が高いこともあって、コシがイマイチ。スープの絡みは良い。

スープは鶏ベースの清湯タイプ。脂多めで味濃いめなので、バランスは取れているのだが、ちょっと脂が多すぎる感じを受ける。一口スープを飲んだだけで口の中がヌルヌル。スープの温度はかなり高く設定されているのだが、スープの量を節約する目的なのか、円錐状の丼で、熱容量が足りずにすぐに冷めてしまう。

チャーシューは低温処理タイプ。ここ数年の流行だが、豚肉をこうして調理しても、硬いし、味は出ないし、何で真似をする店が後を絶たないのか理解できない。

色々と工夫のあとは見えるのだが、あちこちツメが甘い。煮玉子1つとっても、味付けが薄い。玉子だけで食べるならこれもありだろうが、味の濃いスープの中では不釣り合い。本当に、ちょっとした気遣いですぐに改善されるような弱点が多い。ラーメン専門店できちんと修行したことがあるのだろうか?なお、食後3時間でお腹を壊した。やはり脂が多すぎるんだと思う。

店名 雅楽 (ガラク)
電話 045-511-8811
住所 神奈川県横浜市青葉区新石川2-15-1
営業時間 11:30〜15:00 18:00〜21:00
定休日 毎週月曜、第三火曜(定休日が祭日の場合は営業、翌営業日に振替休業)  

2017年10月11日

JINYA RAMEN BAR DC店

DCにもJINYAができたので、食べに行ってきた。店内はなかなかおしゃれな作り。



メニューはこんな感じ。












まずは定番のチャ・チャ・チャを試してみた。



麺はかなり太めで弱くよりが入ったタイプ。しっかりとした腰があって、良質。

スープはとんこつベースのしょうゆ味。米国で食べるとんこつスープとしてはかなり濃厚で、味は東京とんこつや二郎タイプに近い。スープが濃厚な割にはちょっと味が薄いのがマイナスポイントだが、豆板醤で調整すれば問題ないだろう。ただ、できれば一味唐辛子があると良かった。ラーメンには少量の唐辛子が振り掛けられているので、オーダーすれば持ってきてくれるかもしれない。



チャーシューは美味しい。肉が安い米国なので、チャーシューぐらいはどこでも美味しいものが食べられそうなものだが、実際はそうでもない。これは、牛肉に比べて豚肉が高価だからかもしれないのだが、ともあれ、そんな状況にあっては美味しいチャーシューが食べることができるのは大きなメリットである。

続いて、期間限定の唐揚げラーメンを食べてみた。



こちらのスープは濃厚な鶏ガラスープ。鶏独特の臭みがあるのだが、それが気にならなければなかなかうまく仕上げていると思う。若干辛口に仕上げてあるのも良い工夫である。

麺は細かく縮れた細麺。ほとんど死角が見当たらないこの店だが、唯一と言っても良いくらいの弱点がこの細麺である。茹ですぎで、腰が足りない。調理が難しいのは良くわかるのだが、ここは無理に冒険せず、無難に中ぐらいか、太めの麺で勝負した方が良いと思う。

チャーシューの代わりに鶏の唐揚げがトッピングされているのだが、この唐揚げもちゃんと美味しい。また、味付け卵も良くできていて素晴らしい。

この店はヴァージニア店もレベルが高い。元々は西海岸に進出した店のようで、東はまだ手薄らしいが、クオリティコントロールがしっかりしているので、どこに出してもそれなりに稼ぐだろう。

JINYA RAMEN BAR
1336 14th St NW
Washington, DC 20005
(202) 588-8560  

2017年10月08日

Bantam King

NYとDCを中心にしたラーメンの本を出そうとすると、必ずどこかから「ここはどうだ」と食べてない店を紹介される。紹介されたら食べないわけにいかない。でも、毎日ラーメンを食べるのは真っ平御免である。そういう理由で、いつまで経っても出版できないでいる。今日も、知人から「ここはどうだ」と言われたので、食べに来てみた。

店は比較的わかりやすく、一番簡単に言えば「大鍋家の裏」である。本当にすぐそば。



店のトレードマークは鶏らしい。



メニューはこんな感じ。



って、こちらはサイドメニューだった。

店内はこう。



米国でもなく、日本でもなく、なんか、タイの飲み屋みたいだ。店の中ではTシャツも売っている。これがなかなかかわいい。ラーメンが美味しかったら、買って帰ろう。



食べたのは醤油とスパイシー味噌。






評価:4/BB-

コメント:麺は細めの縮れ麺。細いこともあるだろうが、多分茹ですぎ。食べ始めからコシが足りない。スープの絡みは良好。

スープは鶏ベース。醤油だとやや味が足りないが、決して悪くない。スパイシー味噌だと味噌と辛味が主張しすぎる。大抵の店はスパイシー味噌の方がレベルが高いのだが、この店は醤油の方が美味しい。

チャーシューはなくて蒸し鶏がトッピングされていたので、評価はなし。

北海道の観光客向けのラーメンみたいにコーンがトッピングされているのだが、これは邪魔。美味しくもないし、ラーメンに良い影響を及ぼすわけでもない。どうしてこんなものをトッピングするのか、理解に苦しむ。

大通りに出て、大鍋家の前に行ったら、こちらは外まで大行列の繁盛っぷり。



Bantam Kingはガラガラ。日本人的には当然だけど、米国人にもこの違いがわかるのかな。ちょっと見直した。Tシャツは買うのを辞めておいた。

Bantam King
501 G St NW
Washington, DC 20001
(202) 733-2612  

2017年08月30日

Tabata Ramen

日本人の間では、ニューヨークにあるラーメン屋の中では比較的評価の高い店である。







メニューを見る限りかなりバラエティに富んでいる感じだが、今回は豚骨と坦々麺を食べてみた。

まずは豚骨である。




スープは塩味の豚骨白湯タイプ。そこそこきちんとだしが取れていて、上手に味が調整されている。雑味は少なく、当たりとは言えないまでも、不味くはない。このレベルの豚骨スープなら、米国という場所を考えれば納得の質だろう。

麺は細めのストレート。コシがなく、ふにゃふにゃである。「コシ」という概念は米国人には理解し難いところなのかもしれない。スープの絡みは悪くないのだが、柔らかすぎて困ってしまう。

チャーシューは非常に不味い。どうしてこんなところまで真似してしまうのか不思議でならない。

採点すれば1/CBCである。

続いて担々麺である。




豚骨ベースのスープを辛く仕上げたもの。ベースのスープがまともなので、ちゃんと美味しく食べることができる。パクチーが入っているのはこの辺りがタイ料理店が点在している地域だからかもしれない。日本人にはパクチーが苦手な人がそこそこいるので、そういう人にはオススメできない。

麺は豚骨とは違うものを使っていて、標準よりはやや細めの縮れ麺である。豚骨の麺ほど酷くはないけれど、それでも柔らかすぎる。

チャーシューはないので無評価。

採点すれば2/CB-である。

ところでこの店、「サービス料、チップは一切追加されていない」と書いてあるのだが、




請求書にはきちんと追加されている。しかも20%。




Tabata Ramen
557 8th Ave
New York, NY 10018
(212) 465-2418  

2017年08月27日

Minca

ニューヨークのラーメン屋としては老舗に分類されるラーメン屋。




まず食べてみたのは濃厚豚骨スープの熊本ラーメン。




スープは濃厚で、きちんとダシが取れている。マー油も正統派で、きちんと味を整えている。ここまで本格的な熊本タイプは素晴らしい。ただ、豚骨からなのか、若干の苦味が感じられるのは惜しい。

麺は中位の太さのほぼストレート。この麺が何ともいただけない。加水率が低いわけでもないのだが、硬いにもかかわらずコシがない。日本のラーメン店ではほとんど経験したことがない食感で、小麦が違うのか、作り方が違うのか、とにかく柔らかくないのにここまで美味しくない麺も珍しい。スープの絡みも悪い。

チャーシューはなかなか美味しかった。

評価は4/CAA。

続いて食べたのは店の一番人気という豚骨醤油。




スープは豚骨ベースのしょうゆ味。こちらもきちんとダシが取れていて美味しいのは良いのだが、豚骨からなのか、しょう油からなのか、苦味が強い。熊本タイプは注意していなければ気が付かない苦味だが、こちらは食べていて邪魔になるくらいの苦味だった。

麺は縮れた細麺。きちんとコシがあって、スープの絡みも良好。こちらの麺の方がずっと完成度が高い。

チャーシューは美味しかった。

評価は7/ABA。

麺は客のオーダーに対応できるようなので、今日食べた限りでは、熊本タイプのスープに細麺なら最強だろう。ただ、全体のバランスがそれで取れるかどうかはわからない。

Minca
536 E 5th St
New York, NY 10009
(212) 505-8001  

2017年08月22日

Chaplin’s

ワシントンDCのラーメン本を書くにあたっての取材もそろそろ最終盤である。「これで終わりかな」と思うといつも「こっちもうまいから食べてみてくれ」と言われ続けてそろそろ半年になるのだが、さすがに残りもわずかである。今日は、チャップリンという店に来てみた。




まず食べてみたのは店の名前を冠したチャップリンというメニュー。




麺はやや細めの縮れ麺。麺が塊になっていて麺茹で担当者のレベルは低い。それだけでなく、茹ですぎでコシがないのも残念。スープの絡みも今ひとつ。




スープはダシが取り切れたおらず、塩気が強調されている。まずくはないが、美味しくもない。

チャーシューはまずい。米国は麺もスープもダメという店でも、チャーシューだけはまともなことがあるのだが、この店の場合は全てダメ。

0/CCCで、標準レベルにも到達できていない。

続いて、担々麺を食べてみた。

豚骨ベースのスープを芝麻醤などで味付けした辛味噌ラーメン。米国では味噌も醤油も塩もダメでも、担々麺だけはそこそこ食べることができる店が多いのだが、この店は担々麺もイマイチ。スープが薄味で、麺を食べさせるだけの味がない。

麺はチャップリン同様、茹ですぎで柔らかく、食べていて満足感がない。

チャーシューはトッピングされていないので無評価。点数は1/CC-である。

実は、米国で暮らし始める前は、どうせこの程度の店しかないだろうとタカをくくっていた。だから、レベルの低さに驚くことはない。ただ、実際にはワシントンDC界隈でもちゃんと美味しいラーメンを食べることができるので、この程度のラーメンでは二度と来る気にならない。

Chaplin’s
1501 9th St NW
Washington, DC 20001
202-644-8806  

2017年07月19日

Hanabi Ramen Clarendon(再訪)

5月に一度訪問していたHanabiが、スープを一新したということだったので、食べてきた。以前の評価はこれ。

Hanabi Ramen Clarendon
http://buu.blog.jp/archives/51546570.html

今回も注文は豚骨ラーメン。




スープは九州系のとんこつスープ。ダシは取れているのだが、濃厚というほどではなく、ちょっと塩気が薄い。普通、ラーメンのスープは色々なダシで味を出しつつ、香味野菜などでバランスを取ったり、臭みを消したりするものだが、この店のスープはバランスが悪く感じる。何か、素材の味同士が丼の中で喧嘩している感じなのだ。こういう場合、強烈に濃厚にするとか、塩味を濃いめにするといった対応が考えられるのだが、この店ではその調整がうまくいっていない印象を受ける。こちらの米国人にはこれが受けるのだろうか?

麺はコシが不足気味。この店がどこから麺を調達しているのかわからないが、製麺所を変更しないと根本的な解決は難しいだろう。

チャーシューはイマイチ。肉質だけは容易に確保できるのが米国のアドバンテージだと思うのだが、失敗しているようだ。

評価は1/BCC。

続いて、同行者が注文した担々麺を試してみた。




麺は北海道系の縮れ麺で、北海道系としてはやや細めである。なかなかの良品だが、コシがあるという感じではない。歯ごたえはあるけれど、コシ、噛んだ時の粘りがなく、プチッと切れてしまうような食感である。

スープは辛味は良いのだが、こちらも微妙にベーススープの弱さが感じられ、麺を食べさせるところまではいってない。ただ、辛いぶん、豚骨よりは美味しく食べることができる。

チャーシューはトッピングされていないので無評価だが、ひき肉はまぁまぁの味である。

担々麺の評価は4/BB-。

全体として、担々麺なら悪くはないのだが、Daikaya、トキ、陣屋、Haikanには及ばない感じである。「まずい!」と切り捨てるほどではないけれど、わざわざ食べに行くほどでもない。もちろん、日本からの観光客にもオススメしない。




Hanabi Ramen Clarendon
3024 Wilson Blvd
Arlington, VA 22201  

2017年07月04日

Wasabi

シカゴで一、二を争う有名ラーメン屋が、このWasabi。空港へ行く途中の駅にあるので、観光の最後に立ち寄るのに便利な立地である。ただし、駅から10分程度歩くので、トランクを引きずって訪問するのには適さない。




スープは基本的にとんこつがベース。しょうゆ味はダシがきちんと取りきれてなくて、味気ない。日本でも中華料理店などでこの手の味の足りないスープを良く見かけるが、もうちょっと味が濃くないと、麺を食べさせるだけの力がない。麺はコシがそこそこで、スープの絡みも悪くないのだが、かたまっている部分があって、調理方法がイマイチの様子。




チャーシューは美味しい。米国は肉が安いので、チャーシューが美味しいのは当たり前のようだが、実際はそうでもなく、よせば良いのに変な味付けにして、スープの味を乱したりするのだが、この店はそんなこともなく、バランスを考えたものになっていた。




辛味噌も食べてみたのだが、こちらの方が美味しい。米国では、多くの店でダシが薄いので、辛口で調味された辛味噌が一番美味しい可能性が高い。この店も、その定石が通用する。

Wasabi
2101 N Milwaukee Ave
Chicago, IL 60647
(773) 227-8180  

2017年06月16日

High Five Ramen(ハイ・ファイブ)

シカゴにもいくつかラーメン屋があるので、食べてみた。一軒目はハイ・ファイブという店。非常にわかりにくい入り口で、地下に降りて行くと今度は非常に暗い。どうしてこんな演出なのか、意図は不明。ここで驚いたのが、すぐに座れると思ったら、なんと2時間待ち。近所にはカフェがなく、どこで時間を潰せば良いのか、と困ってしまった。結局、歩いて10分ぐらいのところのダンキン・ドーナツで時間を潰した。呼び出しアプリがあって、ウェイティングが何人いるのか表示される。結局1時間ほどで呼び出されたので、店まで戻ると、すぐに席に案内された。

基本は辛口ラーメンのようだ。看板メニューのHIGH FIVE SIGNATURE BOWLS $14を、FULL SPICEで注文。このシグネチャー・ボウルにはNO SPICE、 HALF SPICE、そしてFULLの3ランクが用意されていて、FULLは「痛いくらい」と書かれていた。

普段は絶対にストロボを使わないのだが、この店ではストロボがないと撮影不可能。ということで、ストロボを使用して撮影したのがこれ。







米国の他の都市、ニューヨーク、ワシントンDC、ラスベガスあたりの辛口ラーメンは全く辛くないので疑心暗鬼になっていたのだが、この店のスープは花椒が結構効いていて、ちゃんと僕が食べても辛い。米国でここまで辛い食べ物は初めて食べたかもしれない。ここまで辛いと逆にベーススープの味などは良くわからなくなる。悪くないが、せっかくなら別の味を頼んだ方が良かった。もちろんだが、辛い食べ物が得意ではないなら、このオーダーは勧めない。

麺はやや太めの平打ち縮れ麺。こちらはなかなかの良品。扱いが難しいタイプの麺ではないと思うが、茹で方の指導はきちんと行われているようだ。

チャーシューも普通に美味しい。

なかなかレベルが高かったので、次に行くときは、辛くないメニューをオーダーして、きちんとスープの味を確認したい。

なお、スマホ携帯は必須の店である。

High Five Ramen
112 N Green St
Chicago, IL 60607
(312) 754-0431  

2017年06月08日

日本の中華そば富田

今回の日本滞在ではほとんど新店開拓が進まなかったので、最後に駆け込みで食べてみることにした。成田空港にある富田である。




一応、あのとみ田の支店だとは思うのだが・・・以下評価。

名称:黒椿屋
種類:東京西部
場所:赤坂見附
注文:叉焼麺 醤油 こってり
評価:3/BBC
2017.6.8.
コメント:麺は細めのストレート。食べ始めにかん水の臭いが感じられたのだが、これは午前中の早い時間だったからかもしれない。とはいえ、適切に扱っていればこんなことにはならないはず。細い麺はかん水が残りやすいので、きちんと配慮しないとこういうことになる。

スープは温度が高く脂が多め。それでいて塩気が少なく、味がしない。これはバランスの問題。スープの温度が低いことについて苦言を呈したのはがんこラーメンの家元だが、彼は温度が低いことを指摘すると同時に、ダシが薄いことにも苦言を呈していた。これはすなわち、温度を高くするなら、スープの味を濃いめにしなくてはならないということとほぼ同じである。この、味の濃さとスープの温度のバランスに対して無頓着な店が多いのは残念な話である。

チャーシューは肉の質が悪い。これでは味が良くても意味がない。

元の店がどんなに名店でも、サービスエリアや空港に出店するとダメになるのかもしれない。ともあれ、日本滞在最後の日にまたつまらないものを食ってしまった。







店名 日本の中華そば富田
TEL 0476-32-8673
住所 千葉県成田市三里塚御料牧場1-1 第1ターミナル中央ビル 4F
営業時間 8:00〜20:30(L.O.20:00)
定休日 施設に準ずる  

2017年06月02日

鬼そば 藤谷

渋谷のラーメン雑居ビルの5階にある店。どこかのテレビタレントが片手間でやっている店かな、と思いつつ入店。以下、評価。




名称:鬼そば
種類:塩
場所:渋谷
注文:鬼塩チャーシューラーメン
評価:10/AAA
2017.6.2.
コメント:麺は細めでほぼストレート。コシがあって、スープの絡みも良い。取り扱いも良い様子で、全く問題ない。

スープは鶏豚骨ブレンドの塩味。かなりマイルドですっきりしたスープ。普通、こういうスープは「単独で飲むと美味しいのに、麺を食べさせるパワーに欠ける」もので、このブログでも頻繁に「味が足りないスープ」と論評するのだが、この店の場合は麺が細くてスープの絡みがすこぶる良く、驚くべきことに、ちゃんと美味しく食べることができた。おそらく、スープの温度や塩加減などのバランスがとても良いのだろう。このバランスを組み上げたセンスに脱帽する。

チャーシューも美味しい。

唯一と言っても良い弱点はトッピングされた野菜で、これがちょっと邪魔である。ラーメンの質的向上に対して不要だし、どうしても提供したいならもう少し量を減らした方が良い。今は、ただ邪魔なだけの存在。とはいえ、場所柄、ラーメンに対してライトな層が多く、喩えて言えば北海道ラーメンにコーンやウニを入れたくなるマインドと共通しているのかもしれない。




店名 鬼そば 藤谷
TEL 03-5428-0821
住所 東京都渋谷区宇田川町24-6 渋ビルヂング 5F
営業時間 11:30〜15:00、17:00〜22:00
定休日 木曜日  

2017年05月28日

らーめん工房 RISE

マンジェのとんかつを食べようと思って朝の10時30分に行ったら、すでに昼の部の予約は終了。なんてこった。仕方ないので、夜の部の予約を入れて、17時まで時間を潰す羽目に。そこで、近所にあったこの店で昼ご飯にした。以下、評価。




名称:らーめん工房 RISE
種類:独自
場所:近鉄八尾
注文:河内の塩
評価:6/BAB
2017.5.28.
コメント:麺は細めのほぼストレート。ちょっと表面にぬるぬるした膜があって、食感が悪い。小麦粉だろうか?麺の茹で方の問題だと思う。コシとスープの絡みは問題ない。

スープはとんこつ鶏ガラブレンドのベースに魚介、というか、貝の出汁を強めに効かせた塩ラーメン。これまで食べたことのない味わいで、なかなか面白い味に仕上がっていた。貝が好きなら良いと思う。

チャーシューはきちんと調理されていたが、もともとの肉の質があまり良くないようで、絶品とは言い難いものだった。一杯730円なので、仕方がないかもしれない。

見た目は全く期待できない感じだったのだが、かなりいけていて驚いた。

店名 らーめん工房 RISE
TEL 072-997-9003
住所 大阪府八尾市本町3-11-22
営業時間 昼 11:30〜14:00 夜 18:00〜21:00 土 18:00〜22:00(祝日の場合は21時) ※スープ切れしだい閉店
定休日 火曜日、月曜の夜


  

2017年05月27日

Highwayラの壱

養老サービスエリア下り線で見つけたので食べてみた。




名称:Highwayラの壱
種類:福岡
場所:養老サービスエリア下り線
注文:名古屋とんこつ
評価:2/ACC
2017.5.27.
コメント:麺は九州系の細麺ストレート。コシがあって、ハンドリングにも問題ない。

スープはとんこつベースの塩味。こってり感はたっぷりだが、塩気は非常に抑え気味。出汁が強いわけでもなく、お湯で作った味噌汁みたいである。カウンターにおいてあった高菜を加えてみたのだが、あまり効果はなかった。もっと大量に投入すれば良いのかもしれないが、それだと高菜ラーメンになってしまう。

チャーシューはまずくはないけれど、美味しくもない。

サービスエリアのラーメン店で年中無休・24時間営業の店と考えれば健闘している部類かもしれないが、カロリーの無駄どりであることにはかわりない。

店名 ハイウェイラノイチ (Highwayラの壱)
TEL 0584-32-0879
住所 岐阜県養老郡養老町橋爪西川原1477-2 養老サービスエリア下り線
営業時間 24時間営業
定休日 無休  

鹿児島ラーメン 桜島 県店

クラフトフェアまつもとの合間に食べてみた。以下、評価。




名称:鹿児島ラーメン 桜島 県店
種類:鹿児島
場所:松本
注文:鹿児島ラーメン
評価:6/ABB
2017.5.27.
コメント:麺細めほぼストレート。見た目はいかにも腰のなさそうな卵麺っぽいのだけれど、意外にちゃんとしている。スープの絡みも良好。これは結構侮れない。

スープは豚骨ベースの塩味。カエシを忘れたのかと思うほどに塩気がない。さすが、塩分控えめにするだけで長寿日本一を実現した長野県の店である。ただ、塩分が薄いだけで、出汁はちゃんととれている。麺を食べさせるだけの強さはないものの、スープ単体で飲めば普通に美味しいレベル。このスープはベースがしっかりしているので、麻婆豆腐をアレンジしたという味噌の方が良いかもしれない。

チャーシューは普通に美味しい。

昼しかやってない難易度の高い店だが、なかなか健闘していて素晴らしい。

店名 桜島 県店 (さくらじま)
TEL 0263-35-7282
住所 長野県松本市県1-3-2
営業時間 [火〜土] 11:30〜14:00
定休日 月曜日  

2017年05月22日

新潟ラーメン (石神秀幸 厳選 極み麺 selection 第7弾)

石神さんの名前を冠した入れ替わり制ラーメン店の第7弾は渡辺樹庵氏プロデュースによる新潟ラーメンである。以下、評価。




名称:新潟ラーメン
種類:新潟(東京とんこつ)
場所:池袋
注文:背脂煮干し
評価:2/BCB
2017.5.22.
コメント:スープは豚骨ベースの背脂タイプなので、特に説明がない状態で食べれば東京豚骨に分類すると思う。東京豚骨としては温度がやや高めなので味が薄く感じるのだが、冷めたらそこそこしょっぱいかもしれない。「これぞ新潟」という特徴は感じられない(というか、スキーで散々新潟各所に行って、そのたびにラーメンを食べているのだが、新潟独特のラーメンの存在を感じたことがない)のだが、ほぼバランス良くできている。濃厚煮干しだとさらにしょっぱい味付けになっているらしいので、おそらくそちらなら評価Aになるだろう。

麺は幅広の平打ち縮れ麺。麺自体には問題ないと思うのだが、麺の茹で方が非常に悪い。ほとんど麺を泳がせないので、ところどころ麺が塊になっている。


また、湯切りもかなりいい加減なので、麺の周りに水の膜ができてしまっている様子。おかげでスープの絡みが悪い。麺の体積が大きいので一層薄味に感じる。石神秀幸&渡辺寿庵のコンビでこのラーメンでは、北島しうさんなら割り箸をへし折ってどんぶりに投げ込むだろう。

チャーシューは普通に美味しい。

余談だが、先客ゼロで僕が入店したところ、暇そうな店員からは一言もない。


別に接客態度に対して云々言う気はないのだが、ラジオの音だけが響き渡っていて「変な雰囲気だな」と思っていた。次の客が入って来ても2人の店員は無言。その次の客だけはなぜか2人とも「いらっしゃいませ」と言っていたけれど、その次のカップルでは再び無言。こういう店も今時珍しい。

ちなみに、前回の玉名ラーメンの時に
ここ三回、この企画は石神さんのマブダチである渡辺樹庵氏とのタイアップが続いているので、場所を複数年契約したのは良かったのだが出店してくれる店がなくて困っているのか、最初から看板は石神、運営は渡辺という作戦だったのか、どちらかなんだろうと想像する(次は新潟ラーメン?)。ともあれ、14時前に行って客がゼロというのだから、どこかにしわ寄せは行っているはずである。

出典:熊本玉名ラーメン

と書いたのだが、新潟ラーメンの予想は見事に的中した(いや、あてずっぽうに書いたんじゃなくて、根拠はあったんですが)。

石神さんがこの場所を契約した時はやる気満々だったけれど、やがて興味が持てなくなって渡辺氏に丸投げ、渡辺氏は渡辺氏で台湾出店で忙しくてこちらの店の店員教育までは手が回らない、という感じだろうか。ともあれ、この店に食べに行っても、幸福感は得られない可能性が高い。

店名 新潟ラーメン
TEL 03-5992-3115
住所 東京都豊島区南池袋1-24-5 楽園タウン池袋 1F
営業時間 11:00〜23:00
定休日 無休  

2017年05月21日

麺やBar 渦




名称:麺やBar 渦
種類:独自
場所:本鵠沼
注文:湘南湯麺 琥珀(塩)
評価:6/ABB
2017.5.21.
コメント:麺は細めで弱くよりが入ったタイプ。きちんとコシがあって、スープの絡みも良好。

スープは豚骨鶏ガラブレンドのベースに魚介のダシを加えた塩味。脂がやや多めで、温度が高い。無化調うんちく系ラーメンの味のないスープの典型例。スープだけで飲めば美味しいけれど、麺を食べさせるだけのパワーには欠ける。

チャーシューは肉質は良いと思うのだが、どういうわけか、若干甘めに味付けしてあって、スープとのバランスは良くない。

ついつい魔が差してメニューの一番上に載っていた塩を食べてしまったのだが、ここは無難に醤油にしておくべきだった。







店名 麺やBar 渦 (めんやばー うず)
TEL 0466-28-8443
住所 神奈川県藤沢市鵠沼桜が岡3-5-7
営業時間 11:30〜15:00(LO.15:00) 18:00〜23:00(LO.22:00)
定休日 月曜日 ※祝日の場合翌火曜休み  

2017年05月19日

北海ラーメン 蝦夷




名称:北海ラーメン 蝦夷
種類:北海道
場所:西谷
注文:肉味噌ラーメン
評価:3/BBC
2017.5.19.
コメント:スープは豚骨ベースの辛味噌味。辛さはそこそこで悪くないのだが、ベースのスープがちょっと弱い。本当は大辛を食べてみたかったのだが、普通のピリ辛でもベーススープの弱さが気になるので、大辛ではもっと難しいだろう。

麺は太めの弱く縮れたもの。これは悪くない。

チャーシューは凡庸。

地元の人に愛されている人気店なので、よそ者のラーメンオタクがごちゃごちゃ口を出すべきではないのだろう。ただ、人気店だからといって、わざわざ食べに行くほどの味ではない。




店名 北海ラーメン 蝦夷 (ほっかいらーめんえぞ)
TEL 045-381-2319
住所 神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷町1175-6
営業時間 11:00〜翌1:00(L.O)
定休日 木曜日  

2017年05月18日

味噌屋八郎商店

新宿西口のRICOHショップへカメラを修理に出しに行くついでに寄ってみた。

注文したのは辛味噌ラーメンの激辛。




心臓も弱くないし、体調も悪くないので問題ない。ただ、ラーメンを評価するという観点からは、いまいちであることは間違いない。普通は初訪問でこういう注文はしないのだが、米国で一番食べるのが難しいのが激辛食品なので、体が欲していたようである。




名称:味噌屋八郎商店
種類:辛味噌
場所:新宿
注文:辛味噌 激辛
評価:9/AAB
2017.5.18.
コメント:麺はかなり太めでほぼストレート。ちょっと加水率高めかな、という感じ。なかなかよくできた麺で、特に不満はない。

スープは多分とんこつベースで、辛い。激辛指定だったので当たり前だが、辛さ的には過不足なく満足できる味だった。辛さだけが空回りすることもなく、きちんと支えるベーススープが存在しているところは高く評価できる。

チャーシューも美味しい。

激辛で食べてしまうのがもったいなく感じるほどにバランスの良いラーメンだった。しかも、辛さもちょうど良い。これは、辛くないラーメンも食べてみる必要がありそうだ。

なお、適度な辛さというのは個人差がある。あくまでも僕の要求水準に適合していただけなので、普通の人は辛くて食べられないという事態も十分ありうる。

店名 味噌屋 八郎商店 新宿店
TEL 03-6304-0420
住所  東京都新宿区西新宿7-5-5 プラザ西新宿 102
営業時間 11:00〜23:00(ラストオーダー 23:00)
定休日 年中無休  

2017年05月11日

Hanabi Ramen Clarendon

DCエリアのラーメン店はほぼ全て網羅したかな、と思っていたら、友達のゆきちゃんが「クラレンドンに新しい店ができたよ」と教えてくれたので、早速食べに行ってきた。

メニューはこんな感じ。













注文したのは無難に豚骨。

麺は細めのほぼストレートで、福岡系。食べ始めは良いのだが、すぐに柔らかくなるので、可能なら麺硬めでオーダーした方が良いだろう。厨房の方は日本人のようだったので、多分可能。麺が細いので、スープの絡みは良好。

スープは長浜系のライトな豚骨。ちょっと味が薄く、麺を食べさせるには弱い。ただ、決して悪くはない。サービスで生にんにくをにんにくクラッシャーで砕いて投入できたので試してみたのだが、予想通り、これをやってしまうとスープのバランスが崩壊する。このスープでは、薬味の投入や替玉は全く勧められない。

チャーシューは普通に美味しい。

評価すれば3/ACBといったところ。これが東京にあれば二度と食べに行かないと思うのだが、DC界隈にはまともな福岡系のラーメン店が見当たらないので、たまに来てみるのは悪くないかもしれない。

ついでなので辛味噌も食べてみたのだが、こちらは豚骨と麵を変えていて、やや細めの札幌ゴム麺。ちゃんとコシがあるところは評価できる。スープの絡みも悪くない。

スープは豚骨ベースで、そこそこ辛い。なかなか美味しいのだが、ベースに力強さが不足しているので、ちょっと辛さが浮いている印象を受ける。豚骨と同様、ちょっと薄い。

チャーシューは豚骨と同じで普通に美味しい。

こちらで評価すると6/ABBである。店としては豚骨を推したいところなんだろうが、悪く言えばごまかしが効きやすい分、辛味噌の方が美味しく仕上がっている。

米国では、味噌はもちろん、醤油もイマイチな店が多く、一番健闘できるのが辛味噌になっている。この店もその傾向があって、迷ったら辛味噌を注文しておくと良い。

Hanabi Ramen Clarendon
3024 Wilson Blvd
Arlington, VA 22201  

2017年04月29日

刀屋 Ramen Ya Katana

ラス・ベガスのラーメン屋の中では最もアクセスが便利な立地の刀屋に行ってみた。まぁ、見るからに観光客目当ての店だったので、例によって全く期待していなかったのだが。

注文したのは醤油ラーメン。




麺は細めでほぼストレート。コシがあるというよりは硬くてプチプチ切れるタイプで、生麺でこういう食感は珍しい。ラーメンというよりはソーメン。それでいて硬いかと言えばそんなこともなく、特に食べ始めてから少し時間が経つと、歯応えを楽しむことは難しくなる。スープの絡みはまぁまぁ。でも、それは麺が細いのだから当たり前だ。

スープはおそらく豚骨鶏ガラブレンドで、野菜を多めに加えてだしを取っていると思うのだが、ベースがしっかりしていない上に、味のバランスが悪い。しかも麺を食べさせるだけの力強さもないので、ラーメンのスープとしては落第レベル。

チャーシューは普通で、特に美味しいということはない。

評価は1/BCCで、思った通りの低レベル店だった。日本語が使えるのが売りのようだが、一週間程度の旅行でラス・ベガスに来たのなら、ラーメンなど我慢して、他の店で食べた方がずっと幸せになれるだろう。

ちなみに同行者が注文した辛味噌も食べてみた。




こちらは辛味噌というよりは味噌キムチという感じ。醤油と同じくベースのスープが弱いので、辛さだけが前面に出てしまい、美味しくはない。辛さで麺を食べさせることにはかろうじて成功しているが、ラーメンとしては低レベルだった。













Ramen Ya Katana
3615 Las Vegas Blvd S
Las Vegas, NV 89109
Phone number (702) 586-6889  

Fukumimi Ramen

ラス・ベガスで3軒目のラーメン屋はFukumimi Ramen。評価の高かった2店がイマイチだったので全く期待できなかったのだが、結論から書くとここはその二軒に比較してもさらにイケてなかった。




麺は細めで弱くよりが入ったタイプ。スープの絡みはそこそこだが、茹ですぎでコシが完全に失われているのがとても残念。米国人向けにアレンジしているのかも知れないが、日本人には全くオススメできない。

スープは豚骨ベースの塩味で、マー油らしきもので風味づけしている。福岡と熊本の中間みたいなスープ。悪くないと思うが、ちょっとベースが薄く、力強さがない。

チャーシューは凡庸。

評価は1/CBCといったところ。

次に担々麺を食べてみた。




麺は太めの縮れ麺。コシ、スープの絡みともに良好で、細麺に比較するとずっとまとも。全部これにしちゃえば良いのに。

スープは辛さよりも芝麻醤を前面に出したゴマ味噌風味。濃厚だが、苦味が出ている。米国人向けに辛味を抑えているのかも知れないが、ほとんど辛さを感じられないのも残念。

チャーシューはトッピングされていなかったので無評価。

担々麺で評価すると3/AC-。こちらの方がちょっとマシだが、果たしてタクシーやUberで乗り付けるほどの価値があるのかどうか。僕は多分二度と行かない。

ちなみに豚骨塩に太麺なら数字の上では良いと思うのだが、相性は悪そうである。







Fukumimi Ramen
4860 S Eastern Ave
Las Vegas, NV 89119
Phone number (702) 631-2933  

2017年04月25日

らーめん そら

麺がカネジン食品のようなので、薄野や札幌らーめん共和国にある「らーめん そら」の支店だろう。ちなみに薄野にある本店の評価はこんな感じ。

名称:そら
種類:札幌
場所:すすきの
注文:味噌らーめん
評価:1/CCB
2015.2.20.

出典:http://buu.blog.jp/archives/51474535.html

まぁ、大してうまいわけではない。さて、こちらのお店はどうかというと・・・

注文したのはしょうゆラーメン。




麺はやや太めの縮れ麺で、いわゆる札幌ゴム麺。歯応えは楽しめるものの、スープの絡みが今一歩で、麺とスープのコンビネーションを楽しむことはできない。

スープは鶏ととんこつのブレンドだと思うが、ちょっと深みが感じられず、無理やり味を整えたような印象を受けてしまう。味噌の方が醤油よりもマシに感じたあたりに、ベースのスープの弱さが表れている。

チャーシューはなかなか美味しかった。

評価は3/BCAという感じ。麺とチャーシューは日本よりもまともだった。念のため味噌ラーメンも食べてみたのだが、こちらは想像通り、味噌汁ラーメンになっていた。ベースのスープが弱いので、当然味噌でもダメだった。米国在住期間が長く、ラーメンを食べないと死んじゃうという人以外にはおすすめできない。













それにしても、日本の店もベガスの店も大して美味しくないのに、普通に繁盛している。米国人は基本的に味覚が鈍感なので、腕に自信がない人はさっさと米国に来て店をやるのが良いかもしれない。少なくとも、日本でやるよりは成功する可能性が高いはずだ。

Ramen Sora
4490 Spring Mountain Rd
Las Vegas, NV 89102
Phone number (702) 685-1011  

Monta Ramen

ラスベガスも日本人観光客が多いので、ラーメン評論家としては最低限の店を食べておく必要がある。まず1軒目はもんたラーメン。

注文したのはTONKOTSU RAMEN(とんこつラーメン)。







麺は縮れた細麺でちょっと珍しい。やや茹ですぎで柔らかいのが残念。麺硬めでの注文が可能なら改善可能だと思う。

スープは久留米系との触れ込みだったけれど、久留米ほど濃厚な感じはしなかった。とはいえ、九州とんこつとしては濃厚な部類。とんこつ醤油があるにも関わらずあえてとんこつを注文したのだが、若干味が足りず、そして出どころ不明の酸味が少し感じられた。醤油のせいだろうか?どちらにしても、この酸味が雑味になって、足を引っ張っていた。もっと味の濃いスープ、例えばTONKOTSU SHOYU RAMENなら、この弱点は隠せたのかもしれない。

チャーシューは普通に美味しいレベル。九州系としてはまともな部類だろう。

どの要素も、改善はそれほど難しくないと思われる弱点があって、惜しい。弱点に気がつけば、すぐに10/AAAにできると思うのだが、現状では4/BBBといったところ。

チャーハンが美味しいという情報があったので食べてみたのだが、味の方は標準的だった。でもまぁ、米国なら美味しい部類かもしれない。



















Monta Ramen
5030 Spring Mountain Rd
Las Vegas, NV 89146
Phone number (702) 367-4600  

2017年04月20日

Jinya Ramen Bar

DC界隈で最後まで食べることができずにいたのがこの店である。日本人だけでなく、米国人からも「Jinyaの味はどう思うか?」と聞かれることがあったので、行きたいのは山々だったのだが、何しろ車がないと行きづらい場所にある上に、ヴァージニアなので、メリーランド在住の僕にはかなりハードルが高かったのである。おかげで、一番最後にこの店に行くことになってしまった。

全米各地に10店舗以上を構えるチェーン店で、西海岸にもすでに数店あるのだが、なぜかニューヨークはまだである。まもなくDCにもう1店舗開店するようだ。

メニューはこんな感じ。


















店のお兄さんは「腹が減っているならCha Cha Chaがオススメだよ」と言っていたので、僕はこれを注文。同行者がSpicy Chikenを注文した。

さて、待つこと約10分。テーブルに持って来てくれたのは割と普通の見た目の背脂ラーメンである。



麺はやや太めの縮れ麺で、噛むとプチっと切れるような、北海道のゴム麺タイプである。この手の麺は調理が簡単なので、米国展開には良い選択だと思う。スープの絡みも良好で、麺方の腕は良さそうだ。

スープは豚骨ベースのしょうゆ味で、にんにくが効いている。味が上手に調整されていて、これなら東京で食べてもそこそこ満足できそうな味である。

チャーシューはなかなか美味しくて、スープとのバランスも良く考えられている。

ここまでのクオリティの東京とんこつラーメンを米国で食べることができるとは思わなかった。

一方で、Spicy Chikenはこんな感じである。



メニューには細麺で提供と書かれていたのだが、実際、かなり細めの麺だった。こちらはCha Cha Chaと同じ店で提供されているのが信じられないようなゆるゆるの麺で、全くいただけない。スープは三段階ある辛さレベルの中間だったけれど、普通に辛くて美味しかった。僕としてはHot指定で一度食べてみたいのだが、この麺でなければダメというなら、注文することはないだろう。

Cha Cha Chaだと9/AAB、Spicy Chikenだと3/CABといった評価である。



これでDCエリアのラーメン店はほぼ全店制覇したのだが、Daikayaの北海道醤油、Tokiの熊本とんこつ、そしてJinyaの東京とんこつがトップ3と結論できそうだ。それぞれ全くタイプが違うのもありがたい。

Jinya Ramen Bar
2911 District Ave
Ste 140
Fairfax, VA 22031
Phone number (703) 992-7656  

2017年04月03日

一風堂@ニューヨーク

この一年でニューヨークへは5回ぐらい来ている(滞在日数は15日程度)のだけれど、どうもまずそうで食べに行かないでいた一風堂。でも、ワシントンDCで色々食べてみると意外と美味しい店もあるので、勇気を出して食べてみた。注文は安定の赤玉新味である。




スープをレンゲで一口飲んで、終了。ダメだ、こりゃ。豚骨の出汁が全く効いていない。1990年代後半に東京で良く見かけた、あるいは「なんでんかんでん」の末期のような、スカスカのスープである。ベースが酷い上に、味がない。典型的なダメスープである。替玉してないのに、替玉したみたいな貧弱な味。それでいて、調整するための辛子高菜も、ゴマも、ニンニクも、うまみ汁も、テーブルの上には存在しない。

こんなダメなラーメンでも順番待ちの客がいるんだから、ちょっと流行ったラーメン屋が海外進出したくなるのも道理である。ちなみに、肉が安いはずの米国だが、チャーシューも大して美味くない。

評価は2/ACCである。

同行者が注文していたからか麺も食べてみたのだが、




こちらもただ辛いだけ。ベースのスープが弱すぎるので、何をやっても無駄である。

ニューヨーカーの皆さん、こんなの、美味しいと思って食べてちゃダメですよ。日本なら、クズみたいな味です。まぁ、池袋とかの「TOKYO豚骨BASE MADE by博多一風堂」でも似たようなまずいラーメンを食べることができるけど。

静岡SAにできた「IPPUDO RAMEN EXPRESS」もいけてないラーメンだったけれど、ニューヨーク店はもっとずっと酷いもの。これで行列しちゃうんだから、笑いが止まらないだろう。北島秀一さんが生きていたら、割り箸をへし折って丼にぶち込んだんじゃないかな。

当然だけど、日本からの観光客が食べる価値など皆無なので、ニューヨーク滞在が長くなってラーメンを食べたくてどうしようもなくなった人以外は、近づいてはいけない。本当にまずいから。なお、怪しい日本語で「ニメイサマカウンターオネガイシマス」と怒鳴っていたフロア係の人たちはなかなか頑張っていた。仕方ないので、チップは18%ぐらい払ったけど、こんなラーメンがチップ込みで2000円相当とは、開いた口が塞がらない。

え?米国のラーメン屋ならどこでもそんなもんだろう、って?そんなことはないです。少なくとも、DCにはこれよりずっと美味しい店が複数ある。ニューヨークでは知らないけど。

またつまらないものを食ってしまった。

Ippudo East Village
65 4th Ave
New York, NY 10003
b/t 9th St & 10th St
East Village  

2017年03月27日

頑者製麺所

成増なら道頓堀で食べておけば間違いないんだけれど、すごく目立つところに店ができてしまっては一度は食べなくてはならない。気が進まなかったのだが、万一美味しかったら困る。ということで、以下、評価。




名称:頑者製麺所
種類:東京西部
場所:成増
注文:ラーメン
評価:5/ABC
2017.3.27.
コメント:麺はやや細めで弱く縮れたもの。加水率をやや低めに設定している様子である。スープの絡み、コシともに良好。

スープは豚骨ベースで魚介系のダシを強めに効かせた東京西部タイプ。魚粉の量は凄いけれど、粉の感触ばかりで、あまり風味が感じられない。また、スープがそこそこ濃厚なのに温度が高すぎて、味が消えている。おかげで、刻みネギの味が前面に出てしまっている。

チャーシューはまずいわけではないけれど、基本的にデカいだけの煮豚なので、トッピングはオススメしない。関係ないけど、極太メンマもちょっと邪魔な存在だった。

店名 頑者製麺所 エキア成増店 (ガンジャセイメンジョ)
TEL 03-5998-1180
住所 東京都板橋区成増2-13-1 EQUiA成増 1F
営業時間 11:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日 無休