2013年09月30日

日本の労働環境のためにやらなくてはならないたった1つのこと

金曜日の朝生(ブラック企業がメインテーマ)を録画してあったので見てみたのだが、相変わらずあほな議論で時間を費やしている。ブラック企業が存在する理由は簡単で、ブラックでも働きたいと考える社員がいるからだ。議論している人の数人は「辞めれば良い」と言っているし、僕もそのとおりだと思うけれど、「そうは言っても辞められない」という考え方も存在するし、この層は今の日本ではなくならない。抜本的な改革が必要なのだけれど、この要望に対しての、政府の回答は「限定正社員を作る」ということだから話にならない。限定正社員は、今の「上」と「下」の間に「中」を作るだけだ。問題の本質はここにはない。大体、こういう議論を本気でやりたいなら、他人の意見に迎合するだけの勝間和代枠は城繁幸氏に譲るべきだった。

やらなくてはならないことは、「上」と「下」を、「流動」と「安定」に変質させることである。本当なら全部流動に移行したいところだが、そこまでやってしまうと不適合者が山ほど発生して、その救済に必要なコストが莫大になりそうだ。だから、安定も残す必要がある。

整理して書くなら、今求められている改革は、労働者を

1.雇用期間は有期だが、高賃金の社員(賃金社員)
2.今と同等の解雇規制だが、低賃金の社員(安定社員)

の2つに分けることである。

解雇規制を緩和しようというと大反対の声が上がるが、これは基本的に現在の社会環境において「年功序列」と「終身雇用」という2つの既得権を得ている、生産性の低いホワイトカラーとその予備軍からの声である。そして、この存在に手を付けること、すなわち、彼らの賃金を低く抑えることこそが必要なのだ。上の分類で言えば、生産性の低いホワイトカラーたちを、安定はしているけれど賃金は安い、というクラスターに移行させることである。

安定と高賃金が一体になってしまえば、勝者と敗者しか存在しなくなる。これに加えて新卒一括採用がセットとなっているのが日本社会の大きな問題点である。おかげで運が悪い時代に大学を卒業した人間は一生負け組から脱することができなくなる。筋が悪いのは、行政や勝ち組が「もしかしたら、あなた達も勝ち組になれるかも知れませんよ」とチラつかせている点で、実際には負け組が勝ち組に移行することは非常に難しい。また、勝ち組は負け組に移動することをとても恐れるので、結果的に人材は流動性を失う。

非常に簡単な話で、やるべきこともはっきりしている。全てを流動に移すのは不可能だから、高賃金と安定のどちらかを選択するように仕向ければ良い。僕は安易に税制に手を付けることには反対だが、この目的なら税制を利用する手もあると考えていて、"賃金社員"に比較して"安定社員"の所得税率を高くしてしまえば良い。これなら強制的に、"安定社員"の収入を低く抑えることができる。以前はこれを法人単位で適用して、「流動会社」と「安定会社」にわければ良いと考えていたが、良く考えてみたら会社の中に2つの職制を作るだけで十分だと思うようになった。

「限定正社員」などという妙な身分をつくっても、身分制度を細分化するだけである。実際に必要なのは、勝ち組と負け組の枠組みを解体し、新しい、対等な2つの枠組み(メリット、デメリットが存在し、どちらが上とは判断できないようなカテゴリ)に当てはめることだと思う。しかし、なぜかこういう議論が起きてこないのだから不思議だ。  

Posted by buu2 at 12:03Comments(0)TrackBack(0)日記

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2013年06月13日

教祖と信者の鬼ごっこ

メイロマさんの新刊が発売されたようで、ちょっと早すぎるペースかな、と思わないでもないのだけれど、それはそれ。内容がちゃんとしているかどうかを評価するのは読者の皆さんなので、ここでは言及しない。



僕は基本的にメイロマさんの主張には首肯することが多いのだけれど、「ノマドと社畜」を読んでみて、少なくとも僕にとってはそれほど価値がある内容でもなかったので、後続の書籍は読んでいない。「価値がない」というのは「つまらない」という意味ではなく、僕には分かり切っていること、というニュアンスである。物理学者にとっては高校の物理の教科書が価値を持たないことと同じである。僕は他人の本を読んで、「あぁ、僕と同じ感覚の人がいる」と安心したい人間ではないので、読む必要がないのだ。

誤解されると困るのでもうちょっと補足すると、僕にとって「ノマドと社畜」はいくつかの点で興味があったから購入した。それらは、

  • 出版社が絡んだ電子出版がどうなるのか
    日本語能力が抜群に高いとは言えないメイロマさんの文章にどの程度編集の手が入るのか
    ネット文化圏の影響が強く見られるメイロマさんの芸風がどこまで一般出版社に許容されるのか
    ネット住民に受け入れられた商品がどのように推移していくか


などである。特に四つ目を分析する上では、本を読んでおくことが大切だった。

「ノマドと社畜」からは、多分一般の人とは異なる視点から一定の知見を得ることができて、その時点で僕はメイロマさんの執筆する書籍の内容には興味がなくなった。ということで、以後の書籍は購入していない。ただ、決して少なくない人にとって、メイロマさんの書籍は参考になるところがあると思う。メイロマ本のレビューを見てみると賛否両論で、否定的な意見も少なくない。しかし、「否」が多いということも、この手の本の評価では重要だ。つまり、否定されるだけの明確さを持ち合わせているということだからだ。



さて、今、ネットを見回してみると、そろそろ首を傾げたくなる状況になりつつあると感じる。簡単に言えば、それはメイロマさんの勝間化である。勝間化の定義は難しいのだが、それを2行で書くなら次のようになる。

特定人物の主張をほぼ全面的に受け入れ、それに反対する勢力に対して十分な考察なしに反論する『信者』層が形成されている状態


Twitter界では『教祖』と『信者』の関係が成立しやすく、少し前では芦田宏直さんがこういう状況を作り上げた。僕の場合、芦田さんにしても、メイロマさんにしても、おおよその部分ではその主義主張に共感するのだが、では全面的に支持できるかといえばそんなこともない。例えば芦田さんは内田樹氏と懇意だが、僕は内田樹氏は教育以外の領域においてはかなりアホだと思っている。

参考資料:そろそろTPPについても考えてみないとねぇ
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51300674.html

この2人がなぜ仲良しなのか、僕には皆目見当がつかないのだが、何か触れ合うものがあるのだろう。少なくとも僕なら付き合う気はしないし、付き合っている知人を見たら「うーーん」と思わないでもない。

芦田さんは教育以外の分野でも、ヘッドフォンなどではなるほど、と思うことがあるが、映画評ではかなりの偏りがあるし、サッカーになればもっと知識がない。当然だが、スキーに関する知識は僕の足元にも及ばないだろう。しかし、こんなのは当たり前である。芦田さんは神様ではないので、得意・不得意が当然ある。芦田さんは自分の専門外の分野についてはほとんど言及することがないのだが、それでもそれぞれの主張は是々非々で咀嚼する必要がある。ところが、ある種の人々の間では、芦田さんは神様なのである。

これはメイロマさんも一緒だ。彼女の視点そのものは斬新というわけではない。むしろ、国際化している人間から見たら当たり前のことが多いのではないか。ただ、その中には当然偏りもある。例えばサッカーに対する感情などがそのひとつだ。英国においてはサッカーは下流階級が楽しむスポーツである。英国に住んでいるメイロマさんがサッカーに対して悪い感情を抱いても全く不思議ではない。しかし、日本は状況が違う。だから、メイロマさんが「サッカーは下流階級のスポーツである」と言ったとしても、それには「英国では」という但し書きがつく。サッカーはわかりやすい例として取り上げたけれど、もっと彼女の専門に近いところについても同様だ。メイロマさんの主張はあくまでもメイロマさんの視点から述べられているに過ぎない。その視野が十分に広いかどうかは別途検討が必要である。メイロマさんも神様ではない。

同時に、メイロマさんは自分で神格化を避けているフシがある。それはシモネタを多用したり、ヘビメタの趣味を強調したりするあたりから垣間見ることができたのだが、最近では自らの著作へのネガティブな評価でも公式RTしているあたりからも、それが伺われる。ハリネズミではないけれど、必要以上に近い距離になること、慣れ合うこと、つまり、教祖化することを意識的に避けているようだ。

メイロマさんは、多分教祖にはなりたくないのだ。

この点で自らのファンを集めて、居心地の良いオフラインミーティングを開催する芦田さんとはちょっとタイプが異なっている。

それでも、メイロマさんの信者となってしまった人は少なからず存在するようだ。メイロマさんがそれを望んでいないのに、である。そういう人の多くは、これまで日本社会で冷遇され続け、自分の生き方を認めてもらえなかった人たちかも知れない。このあたりは全くデータもなければ根拠もなく、芦田さんなら「心理主義」と一刀両断するだろうが・・・。とにかく、依存性が高いにも関わらず、依存できる先を見つけられずにいた層が、ようやく自分を肯定してくれる人物を見つけ、同化したくて仕方がないという状況があるのではないかと想像する。

今、メイロマさんのタイムラインをちょっと読んでいると、"教祖に祀り上げられたくないオピニオンリーダー"と、"ようやく自らの教祖たりうる人物を見つけることができた子羊"との鬼ごっこを見ているような錯覚を覚える。メイロマさんから「私は神様ではありません。自分で考えて、自分で判断してください」と距離を取ろうとしても、信者が「いやいや、見捨てないでください。どこまでもついていきます」となってしまうと、メイロマさんがそれを振りほどくのは大変な作業である。

Twitterがこういう新興宗教的な色彩を帯びてしまう理由は拙著「Twitter後のネット社会」で論じたのだが、簡単にいえば、教祖が簡単に、かつダイレクトに「それは違う」と反論できてしまうので、迷える子羊たちがすぐに説得されてしまうし、ご機嫌取りのポジションに落ち着いてしまうからである。「それは違うんじゃないかなぁ」と思っていても、それを発言したら最後、教祖からも取り巻きの信者からも徹底的な反論を受ける。それが面倒くさいなぁ、嫌だなぁ、と思っているうちに、自主規制し、やがて同化してしまうのである。頭で考えず、教祖に同調することが、信者にとっては一番簡単なことなのだ。



さっきちょこっとメイロマさんへの@を読んでみたら、頓珍漢なラブレターが寄せられていて、「この人は本当にメイロマさんの本を読んだのかな?」と思ってしまった。「自己啓発本なんてクソ」という内容だったはず(ただし、読んでないので、予想である)なのに、信者の方でメイロマさんの著作を勝手に自己啓発本として利用してしまっているフシがある。

メイロマさんにしても、芦田さんにしても、実は(多分)信者に対してそんなことは望んでいない。ふたりとも、自分で考えて、自分で行動することを期待している(のだと僕は感じている)。しかし、皮肉なことに、多くの場合で信者たちは、教祖に同化した時点で満足してしまうようだ。

もちろん、この「信者」というレッテル貼りも、必ずしも正しいわけではない。「俺は、それぞれの主張がそれぞれ正しいと思っているだけで、結果として全面的に支持しているようにみえるかも知れないが、実際は是々非々で考えている」という人も少なくないのだろう。残念ながら、そういう意見が表出しにくいのがTwitterなのである。

メイロマさんの主張は、海外からの視点という点で一部の人にとって新しい。しかし、それが全て正しいわけではない。大事なことは、日本からの視点だけではなく、海外からの視点も併せ持ち、その上で自分がどうすべきかを自分の頭で考えることのはずだ。しかし、Twitterでは、迷える子羊達が一所懸命教祖と同化しようとしている場面がチラつく。

ただ、これは特殊な事例ではない。切込隊長、ホリエモン、あずまん、岡田斗司夫さん、きっこ、上杉隆、勝間和代・・・・ネットの周辺では、これまで大勢の教祖たちが誕生してきた。この中で教祖化が最も顕著なのが岡田斗司夫さんだと思うのだが、彼については過去にこんな記事を書いたことがある。

岡田斗司夫さんのトリセツ
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51326332.html

リンクを読むのが面倒くさいという人のために要点を書くと次のようになる。

岡田さんに傾倒してしまうと、岡田さんがいないと何もできない、岡田依存症の人間になってしまうだろうな、と思う

色々と自分で考えて、色々な人の意見を聞いて、その上で自分で決めることこそが重要

正しい答えに行き着くことが重要なのではなく、どう考えるか、どうやって正しい答えに行き着くかが重要

過度に依存すれば、岡田さんがいなくなったときに路頭に迷う


岡田斗司夫さんと、芦田宏直さんと、メイロマさんは、それぞれに信者との距離のとり方が違う。岡田さんは3人の中で最も信者の面倒をみようとしていて、メイロマさんは距離を取ろうとしている。この3人の中で、自らに対するネガティブなつぶやきを公式RTしているのは、僕が知る限りではメイロマさんだけだ。

教祖と信者の関係は一種類だけではない。教祖の数だけ存在する。その中で、明確に"アンチ"教祖という姿勢を打ち出しているメイロマさんが、これからどういうポジションに立っていくのか、なかなか興味深い。  

2011年08月15日

Twitter後のネット社会 番外編 その10 芦田宏直氏の講義の事例

芦田宏直氏の「近代主義と心理主義と」という講義に参加したことにより、Twitterをやっているだけではわからない「フラッグマン」(=芦田氏)と「信者」を直に見てくることができました。その直後の感想はここに書いたとおりです。

「近代主義と心理主義と」

芦田氏は以前、私の「Twitter後のネット社会」について次のように述べました。

微分論を取り上げないで、信者論に徹するのはずるいなぁ。しかもこの「信者」論、間違ってるし(笑)。 そもそも1万人程度のフォロワーで信者も何もないよ。


では、私の信者論はどう間違っているのでしょうか。私が書いた「フラッグマン」と「信者」の定義は次のようになります。

フラッグマン
様々な意見を一次情報として発信する人。堀江貴文氏、勝間和代氏などの文化人が代表例。フォロワー数が多いのが特徴。時に批判的になることも特徴で、基本的に他者に迎合しない。Twitterを自己のブランディングに利用している人々で、数少ない「実利を得ている」人々。それに加えて最近は芸能人もフラッグマン色を濃くしている。

(131ページ)

信者
フラッグマンに追随する人。ほとんどのケースで妄信的にフラッグマンの意見をそのまま是とする。また複数のフラッグマンに追随することも珍しくない。フラッグマンに自己同化することによって満足を得る。自分が信仰するフラッグマン同士がコンフリクトを生じたときには大きなダメージを受けるが、自分からどちらかを選択することはできないことが多い。また、思想的な部分ではなく、ネットアイドルに群がるといった形の信者も相当数存在する。一時期眞鍋かをりさんや中川翔子さんのブログに集まっていた人たちがTwitterに入ってきている。
(131〜132ページ)

芦田氏のフォロワー数は1万人で、フラッグマンとしてはぎりぎりの数字かも知れません。しかし、他の部分ではほぼ定義に合致しており、「フラッグマン」の一人として認定して問題ないでしょう(こういうのを「心理主義」と言います)。

「信者」について今回検証できたのは「妄信的にフラッグマンの意見をそのまま是とする」という部分です。講義では質疑応答の時間もかなりありましたが、芦田氏のスタンスに疑問を呈する立場からの質問は私から以外は一切ありませんでした。芦田氏の発言の中にはいくつか芦田氏自身が忌み嫌う「心理主義」的な発言がありましたが、これらについても全く疑問を呈することはありませんでした。こうまとめると、これも「心理主義」と言われるでしょうが、参加者たちは絵に書いたような「信者」たちでした。

また、私は「Twitter後のネット社会」において、信者について次のようにも分析しました。

最近で面白かったのは芦田宏直氏のケースです。彼が独自の理論で展開するネットコミュニケーション(罵倒型コミュニケーション)に心酔したTwitter利用者が彼の取り巻きとなり、信者層を形成しています。芦田氏は多くの経験と非常に深い洞察力とを兼ね備えた人物ですが、当然のことながら、Twitterを利用することによって彼に同化できるわけではありません。ところが、信者たちはそのあたりが今ひとつ理解できていないようです。つまるところ、新興宗教にはまるのも、フラッグマンにはまるのも、現象としては大きな差異が存在しません。ですから、傍から見ていると気持ちの悪い部分もあるのですが、当人にとってそれが救いとなり、また外部に悪影響を及ぼさないのであれば、その存在は否定されるべきではありません。

(136ページ)

芦田氏は「若いうちにしっかりとインプット(勉強)しろ」と力説しますが、彼の信者たちは芦田氏を理解することには熱心であるものの、肝心のインプットについてはかなりおろそかな印象を受けます。信者たちは、芦田氏の取り巻きであることによって同化したつもりになっていますが、残念ながら、それは無理です。なぜなら、芦田氏は彼らでは到底及びもつかないだけのインプットを行って来ているからです。そして、そのインプットに並ぶためには、Twitterなど、やっている場合ではないはずなのです。彼らが誰かに迷惑をかけるわけでもないので、「現状のあなたたちは他でもない、芦田氏によって否定されているんだよ」と教えてあげる義理もないのですが、もし本当の意味で彼らが芦田氏に匹敵したい、あるいは芦田氏の弟子として認められたいと思うなら、まずやらなくてはならないことは勉強です。

講義を終えての私の感想は、「今日の参加者たちは、本で定義した「信者」像にぴったりの人たちだったな」というものでした。少人数による講義でしたが、そこに存在したのは一人のフラッグマンと、彼を妄信的に信頼し、同化することを望んでいる多くの信者たちでした。そして、信者論のどこが間違っていたのかはまだわかりません。

なお、本を買っていない信者の皆さんのために、「Twitter後のネット社会」で信者に向けて書いた処方箋を引用しておきます。

フラッグマンはいつでもあなたを助けてくれるわけではありません。きちんと自分で考えて、きちんと自分の意見が言えるようになったら良いですね。

(144ページ)

さて、残りの「微分論」については、次回、取り上げたいと思います。また、今回の講義で勉強させていただいた心理主義についても、機会を見て取り上げてみたいと思います。

関連エントリー
その1「情報拡散は公式RTを利用しよう」

その2「自分ができることをやる」

その3「ポジティブ情報も生き残れないTwitter」

その4 ツイッターでの議論はソーシャルリンチにつながります(草稿)

その5 自分にとってのカリスマ

その6 芦田さんのツイッター微分論について その1

その6 芦田さんのツイッター微分論について その2

その7 来る前に終わった?フェイスブックの時代

その8 遅れて登場した「村の重鎮」

その9 自治体までFacebook

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aftertwitter
  

2011年05月05日

森を見て木を想像することの危険性

科学者は、実験して、そしてその結果から普遍的な法則を見つけ出す。ちょっと実験して、その結果をもとにして仮説をたてて、その正当性を追試で確認する。

さて、こういうタイプの人達が僕の周りには多いし、僕自身もそういうタイプの人間ではあるのだけれど、こと人間の中身を想像する場面についてはこの作戦は非常にあやうい。

例えば、公務員。ぱっとこの言葉を聞いて、「こういうタイプだろうな」というのを誰でもある程度想像できるはず。でも、目の前に一人の公務員が立ったとき、その人がそのタイプにあてはまるかどうかはわからない。あくまでも可能性の問題だ。それに、公務員という職業からイメージされるキーワードは一つではないはずで、一つ一つ検証していけば、ぴったりのこともあるだろうし、そうじゃないこともあるはず。そして、キーワードのうちの大部分が当てはまるなら、「典型的な公務員だね」ということになる。でも、「全く公務員っぽくない」可能性もある。公務員も色々なはずだ。

つい最近、僕のブログで勝間和代さんを批判した。そのとき、「彼女は学生のときに出産しているしね」というコメントがあったのだけれど、彼女がダメなのと、彼女が学生時代に結婚して子供を生んでいることには、僕はそれほど相関を見出さない。というか、反例がひとつでもあれば(厳密には、僕の場合は反例がひとつもなくても、だが)、「え?そうですか?」と感じる。つまり、それとこれとは別、ということだ。ちなみに、僕は学生の時に出産している、ちゃんとした女性を少なくとも一人知っている。学生の時に出産している女性でダメな女性は一人しか知らない。

僕は東大卒の人、特に理系の人間とも良く話すけれど、「東大」にも全体的な傾向は確かにある。官僚主義的で、偉い人が好きで、権力者と仲良くしたがる。僕はこの要素が全部嫌いなので、それが感じられると「ろくでもねぇなぁ」とは思うけれど、もちろんそういうタイプではない人間もいて、だから、最初から色眼鏡をかけることはしない。

公務員だからダメ、東大だからダメ、ということではないはずなのだ。

これが件のリバネスの話になると、少し微妙になってくる。現状でわかるのは、社長はダメだってこと。これは明白だ。続いて取締役会。ここも、ほぼダメだ。微妙になってくるのは株主ぐらいから。リバネスのダメっぷりが明らかになったのはこの冬からなので、おそらくはまだ株主総会をやっていない。株主総会を経てもやっぱり今の体質なら、株主もダメということになる。じゃぁ、社員は?ということになるのだが、これは一層難しい。社長がご乱心でどうしよう、とオロオロしている可能性もなくはない。僕が知っている幹部達はそこそこに能力がある奴らだけれど、全部が全部ということはもちろんないだろうし、もし能力があるなら健康食品販売なんていうインチキ分野に乗り出す必要はなかったはずだ。しかし、何もしない(何も出来ない)のと、悪いことをするのは全然違う。社長をはじめとする取締役会と、その他の社員では立場が全然違うわけだ。だから、僕はリバネスの関係者であっても普通に接している。

かように、どこに所属しているか、あるいはどこに所属していたか、ということと、その個人の資質というか、人間そのものは別なので、森の中にいるからと言って、個人までを断定してしまうのは危険である。

このことは、個としての人間の中でも言えると思う。例えば池田信夫さんなどは僕の中では典型的だ。こと経済学の分野では「なるほどなぁ」と思わされることが多い。ところが、原発関連になってくるとちょっと様相が怪しくなってくる。最近は死者の絶対数で原発の危険性を論じているけれど、原発よりこんにゃくゼリーが危険、原発より焼肉屋が危険となってくると、「ん?」となる。タバコの危険性と放射線の危険性の比較は決して筋悪ではないけれど、ならば考えるべきはタバコの禁止であって、放射線の許容ではないはず。さらに「あれ?」となるのは、放射線の分子生物学的影響について。

「そういうことは生物学的に起こりえない」と東電は説明しなきゃ RT @yoheitsunemi: 女子高生が「「将来結婚し、子供を産む夢がつぶされたら補償してくれるのか」→福島第1原発:東電副社長が謝罪 飯舘村民ら補償求める

http://twitter.com/#!/ikedanob/status/64350847282331648

こういった記述になってくると「『起こりえない』は言い過ぎだよね」と思う。

しかし、これも木と森の話と一緒。森の中の木が全部均一であるわけではない。ひとりの人間の中にも正しいことと正しくないことは混在している。外部の人間が「全てにおいて正しくあって欲しい」と思うのは勝手だが、池田信夫さんだから全て正しいとか、河野太郎さんだから全て正しいとか、そういう決め付けのほうがおかしい。「この人の言っていることはおおよそ正しい」というフラッグは何の問題もないが、「この人が言っているんだから正しいに違いない」では宗教である。正しい可能性が高い中で、それが正しいのか、それとも正しくないのか、それはそれぞれがそれぞれの尺度で個別に判断する必要がある。僕が滅茶苦茶にけなしている人間の一人に福島瑞穂氏がいるけれど、彼女だってときどきは正しいことを言うこともあるんだと思う。多分。  
Posted by buu2 at 03:48Comments(0)TrackBack(0)日記

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2011年04月17日

勝間さんには一生勝てない

こんな怪文書が公開されております。

原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示

もともと勝間さんってあんまり好きじゃない人なんだけれど、このお詫びを見てもやっぱり同じ印象になるんだよね。この人、要は他人の尻馬に乗るのが好きなんだよね。以前のひろゆきとの対談でもそうだし、朝生を見ていてもそうなんだけれど、オリジナルな主張があるわけじゃなくて、誰か良さそうな人、時代の波に乗っていそうな人を見つけては、その尻馬に乗りたがる(僕の勝間さんに関する記述はこちらを参照のこと)。

最初の反省については別に何もないんですよ。ただ謝っているだけ。あぁ、わかったんだ、と。問題は「もう一つの強い反省」以後。だって、この人、別に原子力政策と関係ないでしょ。役人でもないし、東電の社員でもない。その人が、なんで政府と電力会社のコンプライアンスについて言及して反省するわけ(笑)?反省と言いつつ、政府と電力会社に文句を言っているだけじゃん(笑)。そこから見えるのは、「反省はしました。ところで、私の感覚は、怒っている皆さんと同じです」って、お前、今度はこっちの尻馬に乗りに来たのかよー、節操ないなぁーという感じ(笑)。あげく、「公開提案」ってなんだよ、これ。

「もう一つの強い反省」以下は削除して、黙っていれば良いんじゃないのかな。誰もあなたの提案なんて期待していないし、ここで提案して、話を聞いてくれる人がいるの?っていうか、「東電役員総辞職」って、誰も聞いてくれないから記事に書いているんじゃないの?せめて、皆さんだけでも読んでください!って。

それで、もし後日東電の役員が総辞職したら、「私が提案したからです」って、手柄を自分のものにする作戦ですかね?

書いてある提案も上っ面だけ、かつ部分的だし(たとえば放射能汚染とかについては全く触れていない)。最後に「その実現に向けた最大限の努力を行っていきたい」って、具体的には何をするのさ。ハンストでもするんですかね?「役員の皆さん総辞職してください。保安院は解体してください。安全委員会も総辞職してください」って?笑っちゃう。マジで。

ちょっともう、完全に賞味期限が切れちゃったキャラクターって感じです。個人的には味わうところは最初から何もなかったんだけれど。いや、でもたくさん本を売ったんですよね。素晴らしい。僕も勝間さんのようになりたいので、目標にして頑張りますっ!次に書く本は「男はイケメンが勝ち!」ですかね(笑)?いや、ごめんなさい、それは僕には無理だ。だからだめなんだなー、僕は。勝間さんにはなりきれません。敗北感でいっぱいです。  

2011年03月26日

昨日の朝生の感想

「なんでこの人がいるの?」と疑問に思うことが多々あるメンバーだったけれど、視聴者のことを考えればある程度は納得。

しかし、相変わらず酷かったのは勝間女史で、「ヨウ素以外は健康被害が顕著に増えるデータはない」などと言い出すあたりではさすがにちょっとどうなのかな、と。彼女の発言は現時点での知見としては間違いではない。けれど、必ず正しいわけでもない。データが少ないからわからないことが多いはず。先日2〜6シーベルトを被曝したという作業員の今後も、どうなるのかは良くわからないわけで。そんなに安全、安全と言うなら、朝生なんか出ていないで、福島の最前線で放射線量測定係でもやってきたらどうかと思う。心配なのに、精神的プレッシャーに耐えてそういう仕事をやっている人もいるのだ。戦闘地域から遠く離れたところで「安全です」「大丈夫です」「弾に当たってもどうということはないです」と言ってみても、誰も信用しない。あと、「普段から被曝していて、今回はその数値がちょっと増えただけ」と言っていたけれど、これ、本当?安全と言われている範囲で凄く増えたというのが僕の認識なんだけれど。ちゃんと調べてみないとだなー。

結構良かったのは、猪瀬さんが東京都の立場から国政の不備を指摘したこと。特に東京都の消防士達が支援に向かったのに、自衛隊と機動隊の顔を立てるために追い返してしまったというくだりは良かった。当事者の言葉は重みがある。それを受けた大塚厚生労働副大臣はシドロモドロ。話を聞いていないようで「あとで確認します」を連発。官房に電話して質問すれば良かったのに。あと、ついでだから例の限界時間を超えて無理やり放水させて最先端の消防車が壊れてしまったあたりとかもグイグイ突っ込んだら良かったと思う。大塚副大臣への配慮なのか、中途半端に終ったのが残念だった。聞いてもわからなかったかも知れないけれど、テレビというメディアを通じて「こういうことがあった」というのを知らしめるのは物凄く重要なことだと思う。

荻原博子女史も例によって「福島のほうれん草を政治家が食べてみせろ」とか、酷いんだが、実は彼女に類するクラスターって結構いるはずで、その人達が牛乳やら水やらを買い占めているんだと思う。そのクラスターはインターネットにはあまり馴染みがなく、友達とテレビからの情報で生きている。友達が「奥さん、水が飲めなくなるらしいわよ」と言ってきたらソッコーでスーパーに走るわけだ。彼らに「買い占めするな」と伝えるためのパイプは非常に限られているし、正常が当たり前の日本で長いこと生きてきているから、異常に対しては凄くセンシティブだ。そして、彼らにとって重要な情報源であるテレビが「大丈夫」と言ってもなかなか信用しない。つまり、情報源が限定的な上に、ネガティブ情報にバイアスをかけている。加えて、スーパーの雰囲気を敏感に察して、その感覚を優先する。だから、「荻原女史がこの調子じゃ、買い占めはなくならないよな」と思う。彼女とか、モリタクとか、みのもんたとか、パイプ役がもっと頑張らないとなんだよな(笑)。

計画停電については、日頃から価格による自主調整に前向きな人たちがあまり強く主張しなかったのが非常に残念。その上で、大事な話を途中で終了させて、「将来の日本のエネルギー政策はどうあるべきか」という話になってしまい、そんな話を今やって意味があるのかなぁと思った。それなら、被災地をどうやって支援していくかという話の方がずっと大事なはず。でも、そういう話はほとんど出てこなかった。今回は原子炉と停電の話とエネルギー政策、としたかったのかも。

見所は少なかったけれど、都が国に詰め寄った場面は良かったと思う。でも、ホリエモンが物凄くまともに見えてしまうメンバー選びはどうなのかな。専門家と政治家はともかくとして、勝間さんや荻原さんは机の外の見学者にしておいて、時間が余ったときに「会場の皆さんにも意見を伺ってみましょう」ってことで一言二言、「ヨウ素以外はデータがないはずです」「政治家の皆さんに福島の農産物をバリバリ食べてもらいましょう」って言ってもらったらどうなんだろう。

結局、朝生とツイッターの融合は完全に失敗に終わったらしい。今の使い方じゃぁ、簡易的に利用出来るメールと何ら変わりがない。テレビというメディアには凄く力があるけれど、その実権を握っている人たちは能力が低い。

#視聴者との生の双方向性って、NHKのケータイ大喜利だってあそこまで出来ているのに。ケータイ大喜利はツイッターを使っていないよ。つまり、何を使うかはそれほど問題じゃない。要は、「何を実現するか」ってこと。テレ朝は「ツイッターで○○を実現する」んじゃなくて、「ツイッターを使う」ことが目的になっている。ツイッターは目的じゃなくて手段なのに。そういうコンサルができる人間がテレ朝にはいないんだろう。

番組内容とは関係ないけれど、ACのCMが説教臭くて目障り。どういうセンスでこういうコマーシャルを作っちゃうんだろう。どれもこれも「うへぇ」っていう感じなんだよな。SMAPとか出てきてもねぇ。テレビの影響力は絶大なのに、こうやって無駄遣いしているのは残念な話。CM枠もオークションにして安売りすれば、使いたがるところはいくらでもあるだろうに。  
Posted by buu2 at 13:06Comments(2)TrackBack(0)テレビ番組

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2011年03月23日

ツイッター利用者向け、ベクレルとシーベルトの違い

「ベクレルとシーベルトの関係を解説します」というビデオを作ったら



「ガンダムじゃわからない」という意見がチラホラあったので、特にツイッター利用者向けにテキストで解説。


ここに3人のツイッター利用者がいます。

勝間和代さん(@kazuyo_k)
フォローされている数:48万人
つぶやく頻度:10回/日

池田信夫さん(@ikedanob)
フォローされている数:12万人
つぶやく頻度:60回/日

僕(@Amidalachan)
フォローされている数:1500人
つぶやく頻度:15回/日

さて、この3人の影響力について考えてみます。一度のつぶやきによる影響力は間違いなく勝間和代さんが大きいのですが、勝間さんはつぶやく頻度が池田さんに比較して低いです。そこでフォローされている人数とつぶやく頻度をかけ算して、1日あたりの情報到達延べ人数を計算してみます。

(影響力)=(フォローされている数)×(つぶやく頻度)

それぞれについて計算すると下記のようになります。

勝間和代さん:4,800,000人/日
池田信夫さん:7,200,000人/日
僕:22,500人/日

では、ベクレルとシーベルトが何にあたるか、ですが、ちょっと乱暴に言ってしまうと、ベクレルとは「つぶやく頻度」にあたり、シーベルトは「影響力」にあたります。つまり、

勝間和代さん(@kazuyo_k)
フォローされている数:48万人
つぶやく頻度:10ベクレル
影響力::4,800,000シーベルト

池田信夫さん(@ikedanob)
フォローされている数:12万人
つぶやく頻度:60ベクレル
影響力:7,200,000シーベルト

僕(@Amidalachan)
フォローされている数:1500人
つぶやく頻度:15ベクレル
影響力:22,500シーベルト

となります。僕が4人いると池田信夫さんと同じ60ベクレルになりますが、影響力は90,000シーベルトにしかならず、影響力は格段に低いことになります。

ここでは3人の人間で喩えてみましたが、放射性物質にもこういった「個性」があります。そして、単につぶやく頻度をカウントしたものが「ベクレル」、個性を勘案して人体への影響力に計算しなおしたものが「シーベルト」になります。シーベルトで表現するのが最も分かりやすいのですが、「個性」を勘案するのはかなり面倒で、逆に「つぶやく頻度」をカウントするのは割と簡単なので、「いちいちフォロワーの数なんかカウントしていらんねぇよ。つぶやきの数だけ数えるなら簡単だろ!」というときはベクレルを使うのでしょう。

あと、ここでは一日あたりで説明しましたが、実際にはベクレルは一日あたりではなく一秒あたりです。

多分。

#「宮崎アニメで語る動画」を作ったけれど、テキストばかりで全然面白くならなかったので公開は断念。

##わかりやすさ優先で乱暴になっている点はご容赦。厳密な話は専門家のサイトでよろしく。

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ちなみにシーベルト編はこちらね。



上記の動画は「ヒトラー 〜最期の12日間〜」(2004年、ドイツ/イタリア)の1シーンを転用しております。「ヒトラー 〜最期の12日間〜」につきましてはこちらにレビューを載せました。

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Posted by buu2 at 10:26Comments(3)TrackBack(0)日記

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2011年01月01日

朝生を見ながらツイッター

Amidalachan 2:16am via HootSuite
勝間さんと森永さんって、本当に大したこと言わないよね(笑)それで、その二人が議論しているところが電波の無駄遣い(笑)

Amidalachan 2:21am via HootSuite
正直どうでもいい。 RT @asamadetv: 小沢一郎元代表の政倫審出席について、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

Amidalachan 3:08am via HootSuite
どうでも良いけど、自分で「#asamadetv」を使えと言っておいて自分で使っていない理由を140文字で是非。 RT @asamadetv: 「デフレ不況」、誰が原因?何のせい?と皆さんは考えますか?皆さんのご意見を@asamadetv2011で。

Amidalachan 3:18am via HootSuite
今日はじめて勝間さんはまともなことを喋った。「わかりません」という結論だから意味ないけど。
#「アンケートの母集団推計が実感と乖離があるため、アンケートの信頼性には疑問がある」という発言

Amidalachan 3:20am via HootSuite
アンケートやるならこんな信頼性の低いシステム使わないで、普通に投票してもらえば良いのに(笑)。馬鹿は必要なシステムを必要な場所で使う、ということができない。

Amidalachan 3:26am via HootSuite
この間の不倫暴露のときも、芸能レポーターたちの慌てっぷりはひどかった。「なぜツイッターだったんですか」って、手軽だからだろ、ばーか。

Amidalachan 3:29am via HootSuite
ハッシュタグを知らないのかと思った(笑)。 RT @kwsmhr: 番組側が素材を吸い上げるための手段としてしか捉えておらず、視聴者側がtwitterでアンテナを立てる際の利便性を軽視しているからRT: 「 #asamadetv」を使えと言っておいて自分で使っていない理由

Amidalachan 3:36am via HootSuite
あずまんはまとも。

Amidalachan 3:37am via HootSuite
それだ。
#何が「それだ」なのかは今となってはさっぱりわからない。

Amidalachan 3:38am via HootSuite
勝間はひっこめ。

Amidalachan 3:39am via HootSuite
勝間さんは主張にオリジナリティがない。あずまんの拡声器(ただのりしているだけだけど)。こういう軽い人間は出てこなくても良い。

Amidalachan 3:41am via HootSuite
田原さんがツイッターを知らないのが致命的だな(笑)
#冒頭で田原総一朗さんがツイッターの本を書いたって宣伝していたのに。

Amidalachan 3:43am via HootSuite
ただ、ツイッターはツイッターで別に万能じゃないぞ。出演者達はツイッター教信者か(笑)?

Amidalachan 3:50am via HootSuite
勝間さんって、ひろゆきとか、切込隊長とか、あずまんとかが大好きだけど、片想いなんだよね。
#一所懸命「あなたたちに共感してます」ってポーズを見せるのが見苦しい。あんたには彼らが共感すべきものが何もないじゃないか。

Amidalachan 3:58am via HootSuite
海老蔵は低次元だろ。「低次元です」って言え。
#突然田原さんが「海老蔵事件って、低次元な話ですかね?」と真顔でパネラーに尋ねるから。

Amidalachan 4:07am via HootSuite
日本語が少し変。 RT @asamadetv: メディア、テレビ、ツイッターについて討論が白熱しています。皆さんが今のマスメディアに問題と思うことについて、ご意見をお寄せください。ただいま、分析中です。
#厳密には正しいのかも知れないけれど、「今のマスメディアで問題と思うこと」の方が正しい感じ。あるいは「今のマスメディアに対して問題と思うこと」。文字数には余裕があるんだから。

Amidalachan 4:09am via HootSuite
っていうか、どこだかのデータマイニングシステムの宣伝をしたくて仕方ないみたいだけど、全然役に立たないことがバレていて笑える。
#冒頭でわざわざ「○○社の開発した××を利用して」って繰り返し宣伝していたんだけど、もちろん全然役に立たない。そういう統計処理をするなら普通のアンケートシステムを用意してボタンを押させれば良いだけのこと。

Amidalachan 4:11am via HootSuite
情報のリークは、あたりまえだけど全部ポジショントークだからね。

Amidalachan 4:20am via HootSuite
田原さんはウィキリークスを読んだのかなぁ。
#あまり読み込んでいる感じじゃないので。もちろん僕もしっかりは読んでないけれど。

Amidalachan 4:45am via HootSuite
やっぱり政治家はなんとしても規制によって存在感を示したいのだよね。
#たとえ機能しなくても、何らかの規制が・・・・みたいな話なので。機能しないなら規制は要らないだろ。

Amidalachan 5:08am via HootSuite
既得権者であるところの正規から権利を剥奪するところになんで踏み込まないの?
#労働市場の流動化に関して。

Amidalachan 5:12am via HootSuite
おい、折角池田さんが本質を述べたんだから、そこから突っ込めよ。年功序列と終身雇用について。
#各局から干されている池田さんぐらいしか、これを言う人はいないからね。

Amidalachan 5:14am via HootSuite
だめだな、このデモの人。会社なんかリクナビマイナビ以外でもいくらでも調べられるだろ。うちの会社なんか365日募集しているぞ。しかも履歴書不要。
#スタジオに見に来ていた学生。「俺たちはこんな大変な思いをしている。何とかしてくれ」というのが主旨。要は「俺たちも既得権者の場所に座らせてくれ」という話。まだ「もうそんな場所はない」ということを理解出来ていない。労働組合は「気の毒にね」とは言ってくれるが、自分たちの座っている場所を明け渡してくれるわけではないことに気がついていない。

Amidalachan 5:18am via HootSuite
与えられた水の中でしか生きられないと思っているところがダメ。
#件の学生について。

Amidalachan 5:21am via HootSuite
このお兄さん、良く言った。自分でやらなくちゃ駄目なんだよ。
#パネラーのひとり。中国にいる人らしい。「中国なんか20%しか大学に行けないし、大学生の就職率も凄く低い。日本に比べたらずっと厳しい状況だ。お前らも頑張れ」といった主旨の発言。

Amidalachan 5:23am via HootSuite
正社員が取り過ぎというのは大筋で正しいけど、厳密には正しくない。社員をクビにしやすくしろ、という方がより正しい。

Amidalachan 5:23am via HootSuite
まーた、大して考えてもいない勝間さんがベーシックインカムとか言い出すし(笑)
#「そろそろ真剣に考えたほうが良い」だそうで。頑張って失敗した人のセーフティネットは必要だろうけれど、なんで何もしないでいる奴らにセーフティネットが必要なのか、そのあたりをひとつ教えていただきたいところ。

Amidalachan 5:29am via HootSuite
マイクロクレジットとソーシャルビジネスは違う話じゃないの?やっている人が同じだけで。

Amidalachan 5:30am via HootSuite
ソーシャルビジネスを税制優遇するくらいなら、終身雇用、年功序列の会社に重課税したら?
#基本規制には反対だが、既得権者層を崩壊させるための規制はあっても良いかな?と思わないでもない。

Amidalachan 5:39am via HootSuite
うーーーーーん、いつもどおり、発散しまくって全然生産的じゃない。年功序列・終身雇用を政策的に排除する方法に絞って議論したらどうだろうね。

Amidalachan 5:40am via HootSuite
この北京のお兄さんは良い。加藤さんって言うの?

Amidalachan 5:42am via HootSuite
池田さんも「正社員の待遇を落とせ」と言っていて、これも良く言った、という感じ。

Amidalachan 5:43am via HootSuite
勝間さんは別にリスクとってないだろ(笑)

Amidalachan 5:49am via HootSuite
大きな企業に入って生活を安定させる、っていうことに希望を持ち過ぎなひとたち。
#景気が良くなれば大企業の雇用も増える、という流れ。それで、新卒の解釈を広げろ、と。日本の閉じた社会だけでやっていくならそれもあり。でも、国際的な競争力は失われる。全部国営化するようなもの。あ、そんな国が東アジアにもあったっけ?

Amidalachan 5:49am via HootSuite
さて、寝るか。


総評
細野豪志(民主党・衆議院議員)→☆
片山さつき(自民党・参議院議員)→☆☆☆
辻元清美(無所属・衆議院議員)→☆
東浩紀(批評家、作家)→☆☆☆☆☆
池田信夫(経済学者)→☆☆☆
猪子寿之(チームラボ代表取締役社長)→☆☆
上杉隆(ジャーナリスト)→☆☆☆☆
勝間和代(経済評論家)→なし
加藤嘉一(コラムニスト、北京在住)→☆☆☆☆☆
長谷川幸洋(東京新聞・中日新聞論説副主幹)→☆☆
森永卓郎(獨協大学教授、経済アナリスト)→なし
森本敏(拓殖大学海外事情研究所所長)→☆☆
湯浅誠(内閣府参与、反貧困ネットワーク事務局長) →☆
田原総一朗→☆☆

テレビ朝日→池田氏、上杉氏を連れてきたことは評価大。ツイッター連動システムはおはなしにならないレベル。

せっかく東氏、池田氏から良い発言を導き出しているのに、それで終了しちゃう。どうしてその発言を実務者(→民主党、自民党の政治家)に問いたださないのか。

勝間氏の上っ面だけの評論っぷりはいつもの通り。この人の専門って何なんだろう?どうしてこんなにちやほやされているのか不明。誰かが何か言うと「そうそう、そうなのよ」って、そりゃやじうまだよね。

森永卓郎の馬鹿っぷりは相変わらずだけど、その隣に池田氏を座らせたのは素晴らしい慧眼。おかげで間に挟まれてひどい目にあう人ができなかった。

猪子氏は面白い発言もあるのだけど、終始なげやり。ああいった発言はみんなが自分に都合が良いように取って我田引水する。一方で北京在住の加藤氏は初めて個体認識したけれど、少ない発言機会の中できちんとした意見を言っていた。彼を発見したことが今朝の番組における最大の成果かも知れない。有名な人なんですか?あ、そう。  
Posted by buu2 at 13:57Comments(2)TrackBack(0)テレビ番組

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2010年09月25日

朝になって真面目に考える「日本でベンチャーが育たない理由」

昨日の朝生で出てきた意見をベースにちょっと考えてみる。

サービスが儲けに直結しない(勝間)というのは、ある意味でその通りだと思う。ライブログの商品で言えば、「どうぶつしょうぎアプリ」にしても、「ヘアカットJP」にしても、黒字に乗せるまでにはかなりのパワーが必要だ。ただ、それぞれに「なぜ儲からないの?」ということに対して明確な理由もある。まずどうぶつしょうぎアプリ。このコンテンツの魅力については疑うところがない。文句なしに面白い。ただ、残念なのは、弱いCPUと対戦機能がないことである。この二つが搭載されたら、きちんと採算に乗ると確信している。その二つがまだ搭載されないことにはいくつかの理由があるのだが、大人の事情をここで書いても仕方がない。そして、今となってはもうその大人の事情は関係なくなりつつある。つまり言い訳はできない状態でもある。スピードアップしたければ借金するなり、資金調達するなりしてスピードアップすれば良い、という状態になった。ノロノロしているのは僕の責任でもあるので、頑張ってスピードアップさせていきたいと思っている。どうぶつしょうぎアプリについて言えば、正直、最初はデザインもイケテなかったし、機能的には今でもまだ今一歩だと自覚している。ただ、AppleのAppStoreの良いところは、そんなレベルの商品であっても、完成度が今ひとつでも、それをマーケットに出せてしまうことである。考えて、良いものにして、それから売るのではなく、考えながら、良いものにしながら売っていくことが可能だ。こういうスキームはベンチャー企業にとって非常にありがたい。このプラットフォームも外国産だけれど、ボーダーレスの環境下で日本でもAppStoreを使うことができることはとても助かるし、ベンチャーを取り巻く状況は変わりつつあるんだとも思う。また、社会の受け止め方も随分と変わってきたんだと思う。以前なら「こんな酷い製品を出しやがって」で終了だった。今は、「もっと強いCPUにして欲しい」「デザインが悪すぎる」「効果音がないと寂しい」と指摘していただいた上で、そうした対応が実現することを待っていてくれる多くのお客様達がいる。これは会社として本当にありがたいことである。そのおかげで、どうぶつしょうぎアプリは少しずつではあるけれど、確実に良いものになってきている。お客様に育てていただいているのがどうぶつしょうぎアプリだ。一方、ヘアカットJPはどうぶつしょうぎアプリよりもずっとあとに開発を始めたけれど、市場に投入した時期はそれほど変わらない。こちらも製品のクオリティ的にはもう一歩のところがあるけれど、今後は主力商品のひとつに成長させていきたいと思っている。この製品の最大の問題点は営業力である。これは非常にはっきりしている。今はその営業力を補うべく、色々な人と会って、どんな協業体制が構築できるのかを相談している。営業担当になってもらえそうな人、会社にお願いしていることは、ヘアカットJPのお客様達(美容室、サロン)の意見をきちんと吸い上げていただきたいということだ。売ったらそれでおしまい、ではない。そのアフターフォローを通じて、ヘアカットJPをより魅力的なものに成長させていきたいと思っている。このマインドはどうぶつしょうぎアプリと全く同じだ。まとめると、二つのサービスは、資金力と営業力という、それぞれ違った要因で「なかなか儲けに直結しない」という状態になっている。ただ、逆風ばかりでもない。だから、「これが原因でベンチャーが育たない」というのは、当たってはいるものの、それは主たる要因ではないというのが僕の考えだ。

意思決定者がリスクを取らない(石黒)というのは、主としてB to Bの場面で、大企業側のスタンスを指摘したものだ。例えば昨日、某百貨店の上層部の人たちと飲み会をやった。彼らにもライブログの商品をいくつか紹介したけれど、「じゃぁ、それをうちで売りましょう」ということにはなかなかならない。これがすなわち、「意思決定者がリスクを取らない」という場面である。僕たちは日本でのビジネスがそれなりに長いので、こういうことにはすっかり慣れてしまった。10の新サービスのうち、あたりは2しかない、という状況で、日本の大企業が考えることは「じゃぁ、全部いらない」ということである。だから、「意思決定者がリスクを取らない」という指摘は概ね正しいと思う。しかし、この状況をベンチャーの側から修正するのは非常に難しい。また、保守的な大企業がそのスタンスを変えるのもなかなか難しい。指摘は正しいが、それを改善するのは、日本の労働市場を流動化させるのと同じくらい難しい話だと思う。

役所がベンチャーの製品を買わない(松田)というのも、上に挙げた事例と一緒だ。役人の人事評価の基本は減点法なので、貢献することよりも非難されないことを重視する。これでは、新しいものを試すなんていうことにはならない。ただ、役所の姿勢は政治主導で変えていくことができるので、企業の風土を変えるよりはずっと簡単だろう。しかし、民主党には無理だ。これをやるためにはみんなの党あたりがもうちょっと力をつけてくれないとダメだと思う。

「村上ファンドとホリエモンが潰されて、ベンチャーを育てていこうという雰囲気が失われた」(田原)という意見も概ね正しいと思う。しかし、彼らが潰されて雰囲気が悪くなったというよりは、もともとの日本の「出る杭は打たれる」という風土が彼らをターゲットとしつつ、「ベンチャーが育たない」土壌を維持したという方がより正確だと思う。公務員も、大企業の社員も、ベンチャーが育つことを心の底から期待してなどいないのである。そして、その他の日本人にとっては、ベンチャーの育成などは、公務員や大企業社員にとってのそれよりも、もっとどうでも良いことなんだと思う。ベンチャーを育成することの大切さを、ほとんどの日本人が理解していない、ということだ。

日本の社会がゼロリスク社会だから、ベンチャーのようなリスクをとる企業形態が難しい(飯田)という意見も概ね正しいとは思うが、これはあまりにも抽象的であり、言及するに値しない意見だと思うので、ここではスルー。

ベンチャーにお金を貸してくれない(辻本)というのも正しい。ライブログもいつもお金には困っている会社だが、信用金庫などはなかなか融資してくれない。僕個人にはお金を貸してくれるのに、会社には貸してくれない。「これでは投資なのか融資なのかわかりませんからねぇ」とは融資担当者のつぶやきだけれど、お金を貸す側がこういう姿勢では確かにベンチャーは育たない。これに関連して「日本は融資が中心だから」(石黒)という意見があったけれど、これには僕は同意しない。もちろん、バイオのように直接金融が重要なベンチャーも存在するのだが、ITなどは直接金融よりも間接金融(融資)の方がずっと助かる。なぜなら、直接金融というのは会社にとってもっともハイコストな資金調達方法だからである。借金で済むなら借金の方がずっとありがたい。それは、そのお金を調達するコストを考えれば明白だ。今は金利が非常に低いから、お金を借りても利子は大したことがない。年利10%としても、1000万借りても1100万円返せば良いだけである。ところが、直接金融ではそうはいかない。1000万円借りて1億円の利益が出たときに、何千万もの利益を持って行かれてしまう可能性がある。くわえて、株を持たれてしまったら、それは基本的にずっと相手のものだ。一方で、直接金融のメリットは「失敗したら返さなくても良い」ということである。ITの会社の場合、普通にやっていれば「物凄い大金をリスクマネーとして投入して倒産」というケースはあまりない。比較的マーケットに近いところでやっているので、大儲けにはならなくても、そこそこに売り上げが立つからだ。ただ、バイオなどは話が別で、こちらはハイリスクの世界。投入したお金は帰ってこない可能性が高い。だから、直接金融の方が助かる。時々、「バイオはハイリスクだから投資の対象にしにくい」と言うベンチャーキャピタリストがいるのだが、これは話があべこべである。ハイリスクだからこそ、キャピタリストには能力が要求され、そして成功したときのリターンが大きいのである。まとめると、ベンチャーとしてはもうちょっとお金が借りやすくなると良い、ということだ。ただ、石原さんの銀行みたいな例もあって、色々難しいんだとは思う。世の中、ちゃんとした会社ばかりではないから。

ひとつの失敗に懲りてもうやろうとしない(松田)という意見は全くそのとおり。失敗してなんぼのものだし、その失敗こそが財産なのに、日本はもうチャレンジしようとしない。ただ、これも、正しい指摘をしても何も変わらない。小さな成功をどんどん積み重ねていくしかない。「なんで日本のベンチャーはだめなんだ」というそもそもの問題提起には、「本当に、全部ダメなの?」という疑問もある。社会のそこここに、小さな成功が蓄積されているんじゃないかと思う。そして、その数が増えていけば、日本の雰囲気も変わるはずだ。だから、僕たちは諦めちゃいけないんだと思う。外部から退場を宣告されるまで、しがみついてでもやっていかなくちゃいけないんだと思う。

ちなみに「起業するなら全部自分で稼いで、家を担保に入れて資金調達しろ」(森永)という意見「だけ」は部分的に正しい。上でも述べたように、ベンチャーにとっては間接金融の方がコストが格段に低い。成功する自信があればあるほど、直接金融に頼るべきではない。ただ、モリタク氏の論調はこういった論理的思考の帰結とは思えないところが残念なところだ。経路がぜんぜん違うのになぜかゴールは一緒だった、ということは良くある話である。

さて、まとめ。僕の「日本でベンチャーが育たない理由は?」という問いかけに対する答えは、「日本人のほとんどが、日本の社会におけるベンチャー企業の必要性を認識していないから」である。

以前、池田信夫さんがブログで「ここまで来ても官民ともに危機感がなく、格差是正とか「強い社会保障」とか内向きの話ばかりしている国にいるメリットは、企業にも個人にもない。バカ高い法人税を放置すると、もうかる企業からどんどん出て行くだろう。」(出典「Exit or Voice」)と書いていたけれど、僕はもうちょっとこの国で頑張ってみるつもりだ。できれば、どうぶつしょうぎアプリも、ヘアカットJPも、日本から海外へ拡大していきたい。

#ヘアカットJPで提携できる方、いつでも募集しております。  
Posted by buu2 at 12:38Comments(4)TrackBack(0)社長

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朝まで生テレビで学ぶ(笑)日本でベンチャーが育たない理由

さて、まともな意見が出てくるかな?

勝間
サービスが儲けに反映しないから。
→まぁ、そうかな。

石黒
意思決定者がリスクを取らない。
→まぁ、そうかな。

松田
役所もベンチャーの製品を買わない。
→まぁ、そうかな。

田原
堀江、村上がつぶされて終わった。
→まぁ、そうかな。

森永
馬鹿なこと言っているから削除。こいつ、本当に馬鹿だな。

飯田
ゼロリスク社会だから。
→まぁ、そうかな。

辻本
お金を貸してくれない。
→まぁ、そうかな。

石黒
融資が中心だから。
→これはちょっと違うな。企業にとっては直接金融はもっとも負担が大きな資金調達方法だから。直接金融、間接金融、どちらかと言えば間接金融を使いたいのが起業家。ただしバイオは除く。

森永
投資家の大切なお金を集めて豪華な椅子を揃えたりする。
→こいつ、本当に馬鹿だな。北朝鮮に行けよ。

田原
堀江は冤罪じゃないか?
→ここの話はタッチーだなぁ。

森永
堀江さんは事業の内容を知らずにニッポン放送の株を買い占めようとしたんです。
→だから、お前は馬鹿だからしゃべるなよ(笑)本当にアホだなぁ。こいつの話を聞いて「そのとおり」とか思う日本人がいるのか?

松田
やりたい人間はたくさんいるのに、ひとつの失敗でなぜ全部ダメにするのか。
→そのとおりだね。

森永
起業するなら全部金を稼げ、家を担保に入れろ。
→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

思ったよりもまともな意見が出てきたけれど、森永卓郎の馬鹿さ加減がダントツ過ぎて死にそう。日本は良い国だなぁ。こんな奴がテレビに引っ張りだこなんだから。

追記:朝になってご飯を食べながらちょっと考えてみると、モリタクというのはもしかして叶姉妹みたいな感じで、モリタクという頭の悪い経済評論家を演じているのではないか、という疑惑が頭をもたげてきた。何しろ、馬鹿すぎる。とても普通とは思えない。でも、これが演技なら納得がいく。演出なら見事だ。いや、そうに違いない。

ということで、出演者の一人だった松田一敬さんに質問してみた。返事が来たら内容を紹介しようと思う(ここだけの話だけれど、と書かれていたら書けないけれど)。

追記の追記:返事来た。ハッシュタグをのぞいて以下全文。そうなのかー(笑)。

モリタクさんは本気で発言してるみたいです。でも彼は話してて面白いね。またお会いしたいです。
  
Posted by buu2 at 04:11Comments(0)TrackBack(0)テレビ番組

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2010年05月22日

ニュースを斜め読みするだけでもブログの記事って結構書けるね

今日もちょっと時間があったので、つらつらとニュースを読みながらコメント。

「夢が…」宝くじ販売停止判定でファン悲しむ

宝くじなんて別にどうだって良いんだけれど、このあいだも確率統計をさっぱりわかっていない人たちが有楽町で行列して日本のGDP引き下げに貢献していた(まぁ、行列している人たちがどの程度の生産性をもっているのかは不明であって、もっと言えば勤勉な馬鹿ほど迷惑なものはないので、もしかしたら並んでいるおかげで余計なことをせず、足を引っ張られずに済んでいる可能性もある)わけで、日本は平和だな、と思っていたら今度はこんな記事があって、宝くじを買っている人たちの頭の中身を紹介してくれている。

ドリームジャンボの発売中とあって21日も長い列ができていた。


まだ並んでいるのか。平和だなぁ。まぁ、どうでも良いか。

「無駄な支出は改められるべきだが、買わないと当たらないと思い続けて30年。当たらないのはわかってるが、なくなると夢が1つなくなってしまう」


totoを買え。

「こんな不景気だから盛り上がっていかないと暗い話しか出なくなってしまう」と話す。


宝くじ30枚で盛り上がれる簡単な人生で羨ましいです。でも、宝くじにはそれほど景気浮揚効果、ないと思うけれどね。

「宝くじを買うためにお金をためていたこともあるぐらいなのに。信じられない」


この大学生、就職決まったのかと心配したくなる。宝くじのためじゃなくて、生活のためにお金を貯めた方が良い。うちの会社は履歴書は不要だけれど、こんな発言をする奴は絶対採用しない。

「当たらなくても収益は寄付され役に立つと思っているので買っている。なくなってしまうと悲しい。全部切り捨ててしまうのはおかしい」


寄付したいなら方法は山ほどある。それに全部切り捨てるんじゃない。公益法人としては不適切という判断をされたところが切り捨てられるだけ。自分にとってメリットがあるから組織の運用には目をつぶれというこの人の頭がおかしいのであって、宝くじ販売停止は別におかしくない。

大体、宝くじなんてテラ銭が50%以上という効率の悪いギャンブル(totoもだけれど)。こんなものを買う奴がたくさんいて、年間売上が一兆円以上っていうんだからびっくりだ。え?国民一人当たり年間1万円???

<口蹄疫>エース級種牛感染疑い…避難6頭中の1頭

移動するのが遅すぎっていうか、個人的にはタイミングが良すぎって思っていたので、感染してても不思議じゃないっていうか、感染してなかったらラッキーすぎだったわけで。しかし、どこぞにあるP4の施設とかにこの牛を移送して(それが凄く難しいけれど)、そこで飼育して精子だけ取り出すとか。あぁ、でも、RNAウイルスじゃ、精子にもウイルス混ざっちゃうか。やっぱ、ダメかな。

普天間、仕切り直しを=福島社民党首

「仕切り直してちゃんとやるべきだ」と述べ、5月末の決着期限にこだわらず、県外・国外移設を追求すべきだとの考えを強調した。


相変わらず福島みずほは馬鹿。仕切り直さずに5月末までにちゃんとやるって首相が宣言したんだよ。

日本、27位に急落=国際競争力番付−スイス機関調査

順位的には至極妥当かと。いい加減、「成功した社会主義国家」という地位が崩壊したことに気が付くべき。何故か全部の順位が記載されていないので(こんな国、目じゃねぇとか思っているのかも知れないけれど、眼中にないって判断しちゃう国にこそ学ぶべきところがあるような気もする)、原典を当たって調べてみた。

1(3) シンガポール
2(2) 香港
3(1) 米国
4(4) スイス
5(7) オーストラリア
6(6) スウェーデン
7(8) カナダ
8(23) 台湾
9(11) ノルウェー
10(18) マレーシア
11(12) ルクセンブルク
12(10) オランダ
13(5) デンマーク
14(16) オーストリア
15(14) カタール
16(13) ドイツ
17(24) イスラエル
18(20) 中国
19(9) フィンランド
20(15) ニュージーランド
21(19) アイルランド
22(21) 英国
23(27) 韓国
24(28) フランス
25(22) ベルギー
26(26) タイ
27(17) 日本
28(25) チリ
29(29) チェコ
30(圏外) アイスランド
31(30) インド

以下、ポーランド、カザフスタン、エストニア、スペイン、ポルトガル、ブラジル、フィリピン、イタリア、ペルー、ハンガリー、リトアニア、南アフリカ、コロンビア、ギリシャ、メキシコ、トルコ、スロバキア、ヨルダン、ロシア、スロベニア、ブルガリア、ルーマニア、アルゼンチン、クロアチア、ウクライナ、ベネズエラ


日本がこの一年で抜かれた国は、マレーシア、イスラエル、中国、アイルランド、英国、韓国、フランス、ベルギー、タイの各国。一方、日本が抜いた(日本より激しく評価を落とした)国は存在しない。要は一人負け。もういい加減、こういう事実を直視して欲しいよ。もう駄目なんだよ、今のままじゃ。まだ日本が世界のリーダーの一人だと勘違いしている人たちはホントに何を見ているんだか。いつまでも過去の栄光に浸っていないで欲しい。

勝間和代氏、追突される「原因はデフレ不況」


追突されたのはお気の毒で、大したことなくて良かったけれど、なんでもかんでもデフレのせいにしちゃうあたり、頭の方は大丈夫なのかな?と思わないでもない。何でもデフレのせいにしちゃうのは事故の後遺症ではないと思うけれど。

金融界の主張、「やくざと一緒」=郵政見直しへの批判で−亀井氏


亀井はWTOに行って議論してこい。  

2010年05月06日

勝間氏とひろゆき氏の討論を観ての感想

勝間女史とひろゆき氏の討論って奴がYouTubeにアップされていたので観てみた(もう削除されちゃったみたい)。

僕は勝間さんってあんまりちゃんとウォッチしたことがなかったんだけれど、こういう人なんだ。以下、僕がビデオを観ながらTwitterでつぶやいた内容(全文そのまま)。

勝間対ひろゆきのビデオ鑑賞

1:29 勝間さんの「ある程度規制があるべき」というのはちょっとなぁ。

3:35 勝間駄目だな、こいつ(笑)

5:48 「起業したければすればいい」そのとおりだよなー。勝間って、こいつ、何キバってんだろう(笑)

6:35 マジで、勝間って、馬鹿。どうしてこんな奴を信仰するんだ(笑)

8:22 闘牛みたい。もちろん、牛が勝間。

8:48 それで良いんですかね、って、じゃぁどうしろという話(笑)

二本目1:50 「社会の仕組をなんとかしたいと思わないのか」勝間さんって、天下国家を語りたいのね(爆)おばさんだなぁ。

3:12 ジンバブエと日本が同じ程度不幸って、そりゃねぇだろ(笑)

4:47 えーーーー、安全とアントレプレナーシップって連携しているんだ。

5:56 うーーーー、勝間って、キモイ奴だなー。絶対友達になれない。

三本目 1:00 幸福度で論じるのはナンセンスだよなー。

2:00 ふたこぶあるのが問題って、別に問題じゃないと思うけどなー。

3:10 「働かないと不安になる」「社会と関わっていたい」って、この女性アナウンサーもどうなのよ、という感じではある。

終わった。世の中って、この勝間を本当に支持してんの(笑)????あほらしすぎる。ひろゆきと勝間だったら、僕は完全にひろゆきノリだな。ってか、勝間はありえん。

少なくとも、勝間女史と、その取り巻きがいくら頑張っても日本は変わらないと確信した。「きれいが一番」とか言って自分磨きに精を出していてくれ、という感じ。さて、暇つぶし終了。勝間が駄目ってことがわかったのが収穫だった。福島みずほと同じカテゴリに保存。


鍵付きアカウントでのつぶやきなので敬称とか滅茶苦茶ですいません。でも、色々手を加えちゃうのはそれはそれで良くないかな、と思うので、そのまま掲載。

途中で書いているけれど、本当に闘牛みたいな感じ。ひろゆき氏の立ち位置が完全に勝間氏よりも上にいるので、勝間氏が突っ込んで行ってもことごとく空振りする。そして、その空振りの原因を勝間氏は自分で把握できなものだから、どんどんイライラしてくる。おかげで一層ひろゆき氏の思うツボ。

多分、勝間氏は世の中に対して古いタイプの「教育ママ」みたいな立ち位置で関わりたいんだと思う。あーすべき、こーすべき、って、手取り足取り言って、言い聞かせて、自分が理想とする形に教育したい。でも、ひろゆき氏のスタンスは「そんなの、勝手にすれば良いじゃん。みんな馬鹿じゃないんだから、自分で考えて判断すれば良いんでしょう?まぁ、馬鹿のことは知りませんが」というもの。それを言うと今度は「馬鹿は馬鹿で放っておくんですか?それで良いんですか?」と、世話焼き女房の気質が表面化しちゃう。

もう、自分の価値観を押し売りしまくる。押し売られる側のことなんか考えてない。そういう押し売りは、相手が抱えている問題や相手の人格を無視していて、もしそれがその場では相手を助けることになったとしても、結局は相手を堕落させるだけだって理解出来ないんだと思う。

教育ママはいるけれど教育パパはいない。世話女房はいるけれど世話旦那はいない。ってことは、これって女性にありがちな考え方なのかなぁ。あんまり「男は」「女は」という考え方はすきじゃないんだけれど。

そうは言いつつも、僕は仕事をやる上で、女性と組む方がやりやすいと思ってる。それは、男性はすぐに天下国家を語りたがって、目の前にある仕事を処理できないから。仕事の全体像や将来像を考えているときは凄く前のめりなのに、じゃぁ、まずこれから始めましょうか、ってことになると「え?俺が?どうやるんですか?」みたいなことになる。ところが女性は目の前の現実的なところを処理していくことが得意なので、「よし、じゃぁ、やりましょう」ってことになる。そういうわけで、小さい会社でやっている僕とかは、女性のほうが一緒に仕事をやりやすい。事前に選択的に「女性と組む」ってことはないんだけれど、気が付くと息の長いビジネスパートナーは男性より女性の方が多い。

でも、勝間氏とは無理だ。だって、目の前のことが全然見えてなくて、それで天下国家を語っているんだもの。教育したい、世話を焼きたい、というのが女性的な考え方だとすればその悪い部分と、男性の悪い部分である「すぐに天下国家を語りたがる」の両方を持ち合わせている人なんだな、と思った次第。

信者ばかりのTwitterから飛び出したフラッグマンが衆人環視の中で恥をかいた、って感じかな。

昨日アップしたTwitter論にもちょっと加筆する必要があるかもなぁ。「フラッグマン」のところに。  

2010年05月05日

Twitter利用者向け分類別Twitterおすすめ度

その1 Twitterの利用者の分類

Twitterを利用している人たちはいくつかのクラスタに分類することができる。「発信する情報が影響力を及ぼす範囲」、および「収集している情報の範囲」の2つのファクターを指標としてこれらを分類すると、おおよそ次のようになる。

1.フラッグマン
様々な意見を一次情報として発信する人。ホリエモン、勝間女史などが代表例。フォロワー数が多いのが特徴。時に批判的になることも特徴で、基本的に他者に迎合しない。Twitterを自己のブランディングに利用している人々で、数少ない「実利を得ている」人々。

2.信者
フラッグマンに追随する人。ほとんどのケースで妄信的にフラッグマンの意見をそのまま是とする。また複数のフラッグマンに追随することも珍しくない。フラッグマンに自己同化することによって満足を得る。自分が信仰するフラッグマン同士がコンフリクトを生じたときには大きなダメージを受けるが、自分からどちらかを選択することはできないことが多い。また、思想的な部分ではなく、ネットアイドルに群がるといった形の信者も相当数存在する。

3.情報病患者
携帯文化の中で自然発生してきた若者たち。自分の周囲の狭い領域、かつ横方向の同調性を重視するタコツボ的人種。本質的にTwitterよりもSNSにフィットする人たちで、今は間違って迷い込んできている。Twitter内で新しいクラスタを形成するか、あるいは元居た巣に戻るか、また情報病から変異型情報病へと病状が変化するかは不明。狭い範囲を対象としたコミュニケーション依存症。
詳細はこちら参照→「情報病

4.変異型情報病患者
ロスジェネ世代以上がTwitterを利用することによって発症する。全体の雰囲気を読むことは情報病患者と同一だが、その範囲が格段に広い。コミュニケーションを希求していること、その対象領域が限定的でないことが特徴。フラッグマンに対する評価が全般的に高いことも特徴として挙げられる。広い範囲を対象としたコミュニケーション依存症。コミュニケーション中毒。

5.収集家
情報の発信やコミュニケーションを主たる利用目的とせず、情報収集のツールとしてTwitterを利用している人々。ある意味で最も正しい使い方をしているとも言える。

6.編集者
収集家の発展形態。自らが収集した情報を自分のフィルターを通して取捨選択し、それを外部に発信する人。世話焼きが好きな人が多い一方で、自らは新しい価値を創造することが苦手。

7.普通の人
どこにも分類されない普通の人たち。

なお、この分類では無視されているけれど、実際には相当数が存在し、無視できない「商売人」という存在があるのだが、このクラスタは本論のメインディッシュではないので、紹介するだけにとどめ、詳細なところは割愛しておく。

A.商売人
Twitterを商売で使おうと思っている人たち。成功事例はほとんどない。コンサルタント、アフィリエイター、小売り店などが大きなくくり。フォロワー数が非常に多いのが特徴だが、多くの場合で彼らが発信する情報はスルーされている。コミュニケーションを重視した一部の小売り、販売、サービス業などで成功している事例が存在する。今後の先行きはTwitterの利用者数の増減次第。

twitter

その2 Twitterを使うことのメリット、デメリット

さて、これらのクラスタ別に、Twitterを使うことのメリット、デメリットを考えてみる。

1.フラッグマン
この層にとってはTwitterは間違いなくメリットのほうが大きい。使い方次第の部分はもちろんあるが、適正な利用を続ける限りにおいては、自らのブランド力はアップする。ただ、どの場合も但し書きがつく。それは、フラッグマン本人にきちんとした魅力がある、という但し書きだ。Twitterで情報を発信すればするほど、その人となりは明確になってくる。本人がトリックスターであれば、当然それもバレる。化けの皮が剥がれてしまった政治家なども存在しており、自分が大した魅力もないのに過大評価されているなどの自覚があるのであれば、安易な利用は避けるべきである。

2.信者
日本は宗教に対して非常にネガティブな味方のある国なので、新興宗教を信仰しているなどとはなかなか明言できない。一方で、潜在的に何か困ったときに立ち返るべき場所や思想、頼りたいものなどを求めていても、それが得られずに不安な状態になっている人も少なくないと想像される。したがって、「信者」予備軍はTwitter上にたくさん存在するであろうし、実際に信者層が形成されたケースも少なくない。最近で面白かったのは芦田宏直氏のケースで、彼が独自の理論で展開するネットコミュニケーション(罵倒型コミュニケーション)に心酔したTwitter利用者が彼の取り巻きとなり、信者層を形成している。芦田氏は多くの経験と非常に深い洞察力とを兼ね備えた人物だが、当然のことながらTwitterで彼に同化できるわけではない。信者たちはそのあたりが今ひとつ理解できていないようである。つまるところ新興宗教にはまるのもフラッグマンにはまるのも実際のところは一緒なので、傍から見ていると気持ちの悪い部分もあるが、当人にとってそれが救いになり、また外部に悪影響を及ぼさないのであれば、その存在は否定されるべきではないだろう。

3.情報病患者
情報病に罹患している割合は若年層においてかなりの高率という説もあり、一種の通過儀礼、麻疹や水疱瘡と同じようなものになりつつあると思われる。そのまま情報病から回復しないのか、変異型情報病に変わるのか、あるいは情報病から回復するのか、その先はわからないが、ボーダーレス社会で生きていくためには、ほとんどのケースで情報病のままでは駄目だと思われるので、情報病を脱するためのひとつの手段としてTwitterを利用するのは悪くないはずである。実際、情報病患者の一部はTwitterのフラッグマンの信者となるケースが散見される。ただ、現実問題として、情報病患者の多くはTwitterの情報なんかより、身のまわりの友達たちの動向をウォッチしているので精一杯のはずで、友達から「なんだお前、Twitterなんかやってんの?ダセェな。あれは年寄りがやってんだよ」と言われて肩身の狭い思いをしているに違いない。そもそも外部の情報などに触れたり、収集したりする暇もないので、このエントリーに触れることもないだろう。

4.変異型情報病
この層がTwitter内では最も多いと想像されるので、他よりも突っ込んで考えてみる。

このクラスタは、ほとんどのケースで、客観的に言ってTwitterをやっていることによって(長い目で見れば)メリットを得ていないと思われる。本人としては楽しくて、安心できて、居心地が良くて、良い居場所を見つけた気分になっているはずだ。しかし、これは近視眼的な評価である。少し長い目で見れば、Twitterなんか辞めて、本を読むなり、外に出ていって色々な人とリアルなコミュニケーションを取った方が良い。なぜなら、Twitterを使うことによって変異型情報病は悪化する一方だからである。

Twitterの中のコミュニケーションは、ごくごく一部を除いて慣れ合い体質が進行している。コンフリクトも発生こそするものの、「創造的な」コンフリクトはフラッグマン同士のものがほとんどである。こうした状況においては、「居心地の良いコミュニケーション」だけが重視され、最終的に情報病へと病状が変化する可能性すらある。つまり、若い頃には携帯が存在しなかったことにより情報病に罹患せずに済んだのに、Twitterによって変異型情報病から情報病へと退化してしまう、ということである。

コミュニケーションの視点から論ずると、人間はまず第一段階として親・家族とのコミュニケーションを開始する。続いて、先生や友達とのコミュニケーションを開始する。この時点までは、「師匠」と「仲間」だけが存在する。やがて仲間の中にも上下関係が形成されてくる。仲間の中のリーダーが「師匠」となるわけだ。同時にコミュニケーションを図る範囲は広がっていくことになるのだが、情報病患者はこの範囲を極力狭くしようと考える。しかしそれでも社会には出ていかなくてはならず、またインターネットを利用している中で、コミュニケーションの範囲は格段に広域化していく。この中で、その人がどういう行動を取るのか、取れるのか、ということになる。これまでの年功序列の社会では、どんな人間でも徐々に社会において「師匠」のポジションになることができた。あるいは、家庭を持ち、子どもを持つことによって「親」(子どもにとっては師匠)のポジションになることができた。ところが、その日本的雇用慣習が崩壊しつつあり、また子どもを持たない、あるいは結婚しない生き方が普通になってきたことにより、師匠のポジションを全く持ち得ないクラスタが生まれつつあるのだ。そのときの彼らが求めるポジションが、すなわち「変異型情報病」なのである。そして、その病状の中でタコツボ化が進行するなら、それは変異型情報病から情報病へと病態が変化したこと、すなわち退化したことになるのである。

まとめると、人間の成長をコミュニケーションの上下関係で捉えれば次のようになるのだが、

第一段階 親が師匠
第二段階 先生が師匠
第三段階 仲間ができる
第四段階 仲間(同一レイヤー)の中に上下関係が発生する(一部は師匠の地位を得る)
第五段階 外部にも師匠、あるいは弟子を探し出す
第六段階 それぞれの場所で師匠であったり、弟子であったりする
第七段階 師匠のウェートが高まり、発信する情報の新奇性は低下してくる

情報病は3から4、あるいは4から5に移行できない病気であり、変異型情報病は4や5の中でその状態をキープし続けようとしている病気である。Twitterは変異型情報病の患者たちにとって非常に居心地の良い場所であるからこそ、これを使い続けることによってその成長がストップしてしまう、あるいは退化してしまうことが危惧されるのだ。

変異型情報病の人は、フラッグマンを目指すか、あるいはTwitterを辞めるべきである。しかし、ほとんどのケースで変異型情報病のままでいるか、情報病へと変化するか、あるいは信者となるのだろう。

5.収集家
この利用方法は、慣れてくると決して悪くないのだが、情報は無駄情報が非常に多いため、その中から有益情報をフィルタリングするためにはそれなりのスキルが必要になってくる。また、自分にとって有益な情報を発信してくれる情報源を見つけ出すのにはそれなりの労力を割く必要がある。メリットの大きい利用方法ではあるのだが、誰にでもできるというものでもない。その能力に自信がない場合は、優秀な編集者を見つけてくるのが近道である。

6.編集者
編集者が編集者としての能力を発揮したい場合、Twitterというシステムは非常にメリットが多く、逆にデメリットは少ない。個人的にはこのような役割をボランタリーに発揮したがるマインドはさっぱり理解出来ないのだが、編集能力によって自己の存在をアピールしたい人はどんどん利用すれば良いと思う。

7.普通の人
この層にはもっと使い易いシステムがあるかも知れない。でも、流行りものだし、やってみるのも悪くないはず。


その3 あなたはどこのクラスタ?

では、自分の立ち位置はなんなのか。簡易的に判断出来るテストを用意したので、Twitter利用者は判定してみて欲しい。

1.商売で使うのがメイン  はい→10へ、 いいえ→2へ

2.フォロワー数が5万を超えている はい→11へ、 いいえ→3へ

3.25歳以下でミクシィやフェイスブックなどのSNSの方が利用頻度が高い はい→12へ、 いいえ→4へ

4.フォロワー数5万を超えている人をフォローしていて、その意見はほとんど正しいと感じている はい→13へ、 いいえ5へ

5.フォローしている人は多いが、ほとんど発言をしない。Twitterは情報収集のための利用とわりきっている はい→14へ、 いいえ→6へ

6.Twitterの情報は凄く役に立つし、それをみんなに知って欲しいので、RTや公式RTをやりまくっている はい→15へ、 いいえ→7へ

7.Twitterにはほぼ毎日、なんらかの形でログインする はい→8へ、 いいえ→17へ

8.Twitterで何かつぶやいたとき、誰も反応してくれないとちょっと寂しい はい→16へ、いいえ→9へ

9.Twitterで知り合った友達とはリアルでも友達になりたいと思ったことがある はい→16へ、いいえ→17へ

10.あなたは引き続き頑張って稼いでください

11.あなたは「フラッグマン」です

12.あなたは「情報病」です

13.あなたは「信者」です

14.あなたは「収集家」です

15.あなたは「編集者」です

16.あなたは「変異型情報病」です

17.あなたはまだ普通の人です


その4 分類別Twitterおすすめ度

1.フラッグマン
特A 良かったですね。Twitterはあなたのためのシステムです。引き続き、頑張ってセルフブランディングにご利用ください。

2.信者
B 人間誰しも弱いところは持っています。誰かに頼らなくてはならないときもあります。だから、この使い方も悪くはないです。でも、フラッグマンはいつでもあなたを助けてくれるわけではありません。きちんと自分で考えて、きちんと自分の意見が言えるようになったら良いですね。

3.情報病患者
D 間違ってTwitterに来ちゃったんですね。SNSを卒業しようと思うなら、Twitterも悪くはないでしょう。でも、あんまり楽しくないんじゃないですか?もし楽しいと思うなら、情報病は卒業かも知れませんが。

4.変異型情報病患者
E 正直、Twitterなんか辞めた方が良いです。でも、あなたが凄く面白い人なら、フラッグマンを目指しましょう!

5.収集家
A 適度な距離感を持ってTwitterを利用しています。引き続き、情報収集のツールとして有効活用してください。

6.編集者
A あなたのような人がいるおかげで多くのTwitter利用者が助かっているようです。引き続き頑張ってください。でも、下手に義務感みたいなものを持たないでくださいね。燃え尽きちゃうのが心配です。

7.普通の人
C もしかしたらSNSとか、他のメディアの方が使い勝手が良いかも知れません。でも、Twitterもあなたにとっては決して悪いものではないはずです。適度な距離感をキープしつつ、Twitterに使われないようにしていれば、きっと有効活用ができると思います。  

2010年01月31日

iPhoneが好きな人はTwitterが好き(仮説)

僕はiPhoneを持っている人がやたらとTwitterをやりたがる現象を見て、「あぁ、iPhoneを持っている人は、外でiPhoneを使いたいんだな。だから、Twitterをやるんだな」と思っていた。

しかし、半年弱Twitterを使ってみて、実際はちょっと違うような気がしてきた。どちらかというと、iPhoneとTwitterは、同じ層に響いている感じだ。その層をどう表現するのかがちょっと難しいのだけれど、言葉で書くとこんな感じ。

「ねぇ、○○って、知ってる?面白いんだよ、ちょっとやってみてよ」と友達に言わずにはいられない人。


もちろん、全部がこういう人と言うわけじゃないんだけれど、もう、誘わずにはいられないっていうの?「えー、なんだかわかんないよ」などと言おうモノなら、立て板に水のようにその製品の良さをまくし立てるわけです。例えば、こんな感じ。

「ねぇ、Twitter、やってる?」
「あぁ、最近なんか色々やってるよね。なんなの?」
「うーんと、お手軽なブログみたいなもの?」
「ふぅん。あ、それでさ、今日のランチなんだけれど、パスタにしない?」
「あ、パスタで良いけど、Twitter、やってみなよ。面白いから」
「私、ああいう、ミクシィみたいなの、あんまり好きじゃないんだよね、面倒くさくて」
「いやいや、ミクシィとかとは全然違うよ。もっと、なんて言うか、ゆるい感じ?」
「うーーーーん、じゃぁ、今度、時間があったら見てみる」
「いや、今、見てみようよ。携帯でもできるからさ」
「携帯でもできるんだ」
「うんうん、ちょっと待ってね」

ただいま携帯の操作中

「あのさ、この間見つけたパスタ屋がね・・・・」
「あ、つながった。ほら、ちょっと見てみて」
「うーーーんと、これは何?」
「私がフォローしている人たちの発言がずらーっと・・・・」
「友達なの?」
「うーーーーん、友達かなぁ。良くわからない。あったことがない人がほとんどだけど」
「そんなの見て面白いの?」
「面白いよ!それに、有名人もいるんだよ」
「有名人もいるんだ!誰がいるの?」
「えっと勝間和代さんとか」
「誰、それ」
「えっと、Twitterの本を色々出してる・・・」
「知らないよ。他にはどんな人がいるの?」
「えっと、広瀬香美さんとか」
「誰、それ」
「歌手だよ。知らないの?今、Twitterで凄い人気なんだよ」
「Twitterの中でだけでしょ?普通の人はあんまり興味ないよ。他には誰がいるの?」
「えっと、政治家とか」
「政治家の話なんか小難しいから読んでも仕方なくない?」
「でもさー、やってみてよ。ホントに、ちょっとやったら面白いのがわかるから」
「じゃぁ、あとで時間があったらやってみるから」
「じゃぁさ、今、ここで登録しちゃおうよ」
「えーーーーーーー??????」


という感じ。こういうやり取りをしなくては気が済まない人たち。そんなところがTwitter推進派の主流っていうの?で、これがiPhoneだと、

「ねぇ、iPhone買っちゃった!」
「おー、これかぁ。どう?」
「すごい便利だよ。もう携帯には戻れないって感じ?」
「ふぅん。あ、それでさ、今日のランチなんだけれど、パスタにしない?」
「あ、パスタで良いけど、iPhone、ちょっと見てよ。ゲームもできるんだよ」
「私、携帯でゲームとか、あんまり好きじゃないんだよね、面倒くさくて」
「いやいや、携帯とかとは全然違うよ。もっと、なんて言うか、小さいパソコンみたいな感じ?」
「うーーーーん、じゃぁ、今度、時間があったら見せてよ」
「いや、今、見てみようよ。ほら、スケジュール管理とかもできるんだよ」
「色々ソフトがあるんだね」
「うんうん、ちょっと待ってね」

ただいまiPhoneの操作中

「あのさ、この間見つけたパスタ屋がね・・・・」
「あ、起動した。ほら、ちょっと見てみて」
「うーーーんと、これは何?」
「このiPhoneに入っているソフトがずらーっと・・・・」
「全部使ってるの?」
「うーーーーん、とりあえず面白そうなのをダウンロードしただけ。使ったことがないのがほとんどだけど」
「そんなの集めて面白いの?」
「面白いよ!それに、面白いソフトもあるんだよ」
「どんなのがあるの?」
「えっと、乗り換え案内とか、超便利」
「携帯でもあるじゃん」
「えっと、でも、画面が大きいんだよ」
「ふうん。他にはどんなのがあるの?」
「えっと、名刺交換ができる奴とか」
「なに、それ」
「iPhoneを持っている人同士でデータを交換できるんだよ」
「iPhone持っている人でだけでしょ?携帯使っている人はあんまり興味ないよ。他にはどんなのがあるの?」
「えっと、飲み屋の割り勘ソフトとか」
「そんなの、電卓で計算すれば良くない?」
「でもさー、ちょっと触ってみてよ。ホントに、ちょっと触ったら凄いのがわかるから」
「じゃぁ、あとで時間があったらみてみるから」
「じゃぁさ、今、そこのソフトバンクに行ってみない?」
「えーーーーーーー??????」


なんか、似たような展開なんだよなぁ。いや、あくまでも脳内事例なんですけどね(笑)。  
Posted by buu2 at 01:25Comments(0)TrackBack(0)日記

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