救急車キター
っていうか、救急車ノッター。
救急車、呼んじゃいました。
今日は朝からちょっと書類探しをしていて、あちらこちらの書類入れをひっくり返していた。で、それが一段落したところで、どれ、ちょっとネットでも、と思ったところで左の側筋のあたりに痛みが。れれれ?筋肉痛ですか?いつも使わない筋肉だったから?と思ったのだけれど、だんだんそれが激痛に。
いぃぃぃいいいぃ痛い、痛すぎる
これはもう駄目かもわからんね、などと思いつつ、30分ほど様子をみたが、さっぱり良くなる気配がない。痛みはだんだん背中からへその横ぐらいになってくる。立って歩いていると少し痛みが紛れるのだが、横になっていても全然良くならない。
仕方がないので風呂に入る。
風呂から出たが痛みはさっぱり良くならない。仕方がないのでここで119に電話。救急車をオーダー。
「じゃぁ、車出しますね。マンションの一階まで降りてこられますか?」と聞かれたので、「なんとかします」とこたえて電話を切った。
電話を切ってから財布と保険証を探してかばんに入れて、ケータイを持って鍵をかけて部屋を出た。あ、痛くて汗が出てるからタオルも持参。
マンションの前に出るとちょうど救急車が来た。救急車に乗るなんてほとんど20年ぶりぐらい。前回は靭帯切断だったが今回は一体なんなんだ?
救急車に乗ると、血圧計ったり、住所とかを書かされたり、だから痛いって言ってんじゃーん。マジで痛い。死にそう。それなのにこの人達の余裕っぷりは一体なんなんだ。希望の病院を聞かれたのでいつも行ってる病院を指定。そうしたら今度は病院と話をしている様子。まぁ、満員だったら対応できないもんね。それはわかるんだけどさ、痛いから早くしてよ。脂汗が止まらないよ。
なんだかんだで車が動き出すまで15分ぐらいかかったんじゃないかなぁ。やっと出発。あっという間に到着。で、ストレッチャーで病院の中に運ばれたんだけど、なんか待合室の前で寝かされている。あのさー、痛いんだってば。何かやってよ。注射でも座薬でも点滴でも何でも良いから。しかし、病院はなにやらのんびり。
やっと診察室に入って、そこでボルタレンをもらう。でも全然良くならないぞ。電話して医者を探している様子だが、なかなか見つからないらしい。「院長はいるよねぇ」「じゃぁ、院長呼んじゃおうか」という看護婦さんたちの楽しげな会話。誰でも良いから、この痛みを何とかしてよ。
ようやく医者が来たと思ったら、「じゃぁ、採血と、尿検査をしてもらって、それから造影剤入れた点滴をしてCTを撮って」と指示。あのぉ、痛いんですけど。もうかれこれ痛み始めてから2時間経過。喉が渇いた。っていうか、尿検査とかいっても全然おしっこが出そうな感じじゃないんですけど。
とにかく車椅子に乗せられて注射室へ。部屋の前でまた待たされる。5分ぐらいしてようやく入室。そこで採血と血圧測定。こんなことやっても痛みはなくならなーーーーーい。早くなんか処置してよ。頼むから。おい、そこのお医者さん、株やるから何とかして。
採血が終ったら今度は採尿。看護婦さんは「ここまでしか行けないから」と外へ。あとから医者が入ってきて、「看護婦さんに手伝うように言われたんだけど、大丈夫ですか?」って、大丈夫じゃないよ、見ればわかるでしょう。でも一応採尿を試みる。と、医者は隣の隣で用をたしている。なんだ、キミは僕を助けに来たんじゃなかったのかね!
かなり解せない思いではあったのだが、一滴たりとも出ないと思った小便はちゃんとコップ八分目ぐらいまで出た。色を見ても全然普通じゃーん。と、用を足し終わった医者、「あ、出ましたね。じゃぁ、ここに置いておきます」って、その位なら自分でできたぞ。
トイレから車椅子で運ばれた先はまた注射室。また部屋の前で待たされる。どのくらい苦しんだかわからないけど、しばらくしてようやく入室。ここで点滴を入れるらしい。医者との会話。
「いたいですか?」
「死にそうです」
「そうですか、でも寝ていても立っていても、何をしても痛みは変わらないのでそのまま我慢してください」
「死ね」(いや、心の中で)
「この点滴の中に痛み止めが入ってますから、点滴が終った頃には嘘のように良くなってるはずです。でもまぁ、一応入院の手配をしておきましょう。盲腸かもしれないし」って、何の病気かわかってるならはやく何とかしろ。
次に出かけたのがレントゲン室。例によってここでまた待たされる。あのさー、廊下で放っておかないでよ。部屋に入ると造影剤を点滴するそうで、同意書に署名させられる。この期に及んで署名を断る奴がいるものか。意味のない制度をつくりやがって。少しでも早く痛みをなくしてちょーだいよ。
レントゲン室ではまずCTの撮影。「足を伸ばしてください」って、痛いんだってば。「息を吐いて、じっとして」って、だから痛いんだってば。あのさー、痛いの。痛いんです。痛い痛い痛い痛い!!!!!!
CTを撮ったと思ったら今度はレントゲン。何回被曝させる気なんだー。取り終わって車椅子に乗ったと思ったら「すいません、もう一枚」だって。失敗するな!!!
もう、いい加減にしてよーーー、と思っていたら、だんだん痛みが薄れてきた。ようやく薬が効いてきた?そこから車椅子で外へ。看護婦さんが「どこに連れて行けば良いんだろう。どこから来ました?」って、痛くてよく覚えてなかったけど「多分外科から注射室経由でここに来ました」って言ったら、「じゃぁ、とりあえず注射室に連れて行こう」とのこと。注射室についたら、あら不思議。もう全然痛くない。こんなに早く痛みが取れるなら、救急車のなかでやってくれー。時計をみたら、痛み始めてからもう3時間経過。
注射室で横になりながらどっかのガキが注射されているのとかを見学。痛くなくなったら今度は暇だ。点滴が終るまでやることないぞ。
点滴の残りがわずかになったところでさっきの医者登場。「入院かと思ったんだけど、そんなに酷くないから今日は帰ることにしましょう。お金もかかっちゃうし」って、一体何が起こったのかさっぱりわからないんですけど。って思っていたら、「そうそう、ちゃんと説明しなくちゃね」って、そうですね。
「えっと、尿管結石です。このレントゲンをみると、こっちの方がすごく太いでしょ。」って、確かに太いけど、反対側はなぜか2本あるんですけど。ま、いっか。「この尿管に石ができて、腎臓が腫れちゃったんですね」ってそうですか。以下、会話。
「今痛みがないのは麻酔とか、そういう一時的なものじゃないんですか?」
「いや、もうつまっていたのはとれているはずです。痛みがなくなっているので」
「何か、食生活とかが悪いんですか?」
「色々チェックしてみましたが、血液検査ではちょっとコルステロールが高いぐらい。他は問題ありません。レントゲンでも胆のう、肝臓あたりは異常ないです。強いて言えば脂肪肝気味なんですが、それは食べすぎです」(はぁ、そうですか)
「でも、石ができちゃったんですよね?」
「いや、石じゃなくて、尿管の壁がはがれちゃったんですね」
「じゃぁ、もうそれは詰まってないの?」
「はい。もうないです。その詰まった壁が尿管を傷つけて、炎症を起こしたんです。さっきの検尿でもかなり血が混じってました」
「じゃぁ、もう痛くならないんですか?」
「大丈夫だと思いますが、また駄目になったら救急車呼んで来て下さい」
はぁ、そうですか。
以下、今度は看護婦さんと医者との会話。
「入院かと思ったけど、もうけろっとしているから帰ってもらおう」
「大丈夫なんですか?」
「大丈夫でしょ。もっと酷いかと思ったけど、中程度だった。ほら、ここが太くなってるでしょ」
「こっちは二本ありますね」
「うん、珍しいね。ちょっと普通じゃないけど、時々いる。ここの壁がはがれちゃったんだよ」
「あぁ、生理みたいなものですね」
「ちょっと違うけどね」
だそうで。もうこの頃には超余裕。
「ということで、今日は帰って水をたくさん飲んでください。あと、すこし歩いたりいて代謝を早めた方が良いかも」
「じゃぁ、ジムでトレーニングしましょうか?」
「いや、汗をかくと良くないから、歩く程度で良いです。あと、金曜日の午前中に泌尿器科に行ってください。連絡入れておきますから」
とのこと。会計でお金を払って、薬局で薬を貰って、ほっかほっか亭でおろし焼肉弁当を購入して帰宅。
あーーーーーー、大変な一日だった。
Posted by buu2 at 18:29│
Comments(15)
│
日記│
まあまあ、難儀なことで、 でも
大事に至らなくてなによりです。
”Return of the まにあな日記 ” 休刊
なんていうことになったら 楽しみが無くなってしま・・・?
ラーメンのスープは残すよう心掛ける
肉食を減らし、とーふ、豆類でたんぱく質を摂取する
などなど、そろそろ考えてもいいお年なのでは・・・。
(これは私自身への戒めのようなものかな!?)
夢じゃなかったんですね(>_<)。
つい何でも夢だと思ってしまう癖ができてしまいました(^^;
石は相当痛いらしいですよね。どうぞお大事になさってください。
>まーどんなさま
いや、もともと僕はあんまりスープ、飲み干さないんですよ。ここ5年ぐらいで2回ぐらいかなぁ。あと、結石は食生活とは無関係とのことでした。僕も別に健康を害してまで動物性タンパク質を摂る気はないので、真っ先に聞いたんですが。
>かりんさま
全然夢じゃなかったです(;_;)
なんか向こうは「痛いのは分かるけどどうせ死なない病気だから優先順位は低い」と考えていた節があります。でかい病院じゃなければすぐに処方してくれたのかも知れないのですが。病院に行くまで、どこが悪いかなんてわからないからなぁ。
すげぇ疲れたので、さっき寿司を食べてエネルギーを補給しました。
そうそう、痛いのって我慢するために力を入れたり抜いたりイロイロしてしまうから結構体力を使うんですよね。
まじでぐったりです。
可愛い看護婦さんが付きっ切りとかだったら良かったんですが、廊下でストレッチャー上や車椅子上で放ったらかしですからね。
でも、マリノスが勝ったし、中日は9回裏に3点差を追いついたし、すこし元気が出てきました。これで巨人が負けて、羽生が勝って、中日がサヨナラ勝ちすれば完全回復かもしれません。
巨人勝ち、羽生勝ち、中日負けで、回復ゲージは35%程度。
!!!!!
大丈夫?
消毒しましょう。そう、焼酎で。
あ、だめだ。脂肪肝、なおしましょう。
脂肪肝、なおさないとねぇ。肝硬変になってからじゃ手遅れ。
まずはお酒を減らすかな。って、そんなには飲んでないんだけど、回数じゃなくて一回あたりの量が多いのが問題だな。
あと、食べすぎ。
大変なことが起きたんだねぇ。
無事回復してよかったです。
あれ、痛いもの上位3つって陣痛と結石と、あとなんでしたっけ。
こんど飲み会しましょうね〜
上位3つが何か知らないけど、看護婦さんは「痛風と尿管結石は痛いのよ」って言ってました。痛風かな。痛風も避けなきゃ。
今度ってやつは、宿題になっている新潟屋に行きましょう。
こんにちわ。以前失礼ながらトラックバックさせていただきました。
ものすごく大変な一日だったようですね。。私も以前原因不明の腹痛で病院に運び込まれたことがあります。ほんと、buu* さんと同じ体験しました。こっちは痛くて痛くて、んもう意識朦朧としてたのに、周りのみなさんは慣れた様子で、ゆっくり動いてくれるものでしたので、「手術でも麻酔でも何でもいいから早くなんとかしてくれ!」と医者と看護婦さんの手にしがみついて懇願した覚えがあります(笑)今から思うと笑い事ですが、あの時はかなり苦しかったですねぇ・・・buu* さんに今後何も起こらないことを願います。
大変な一日でしたねー。ご愁傷様です。
もう回復されたということなので一安心ですが、誰にでも起こりうることと考えると恐いです(同じ理由で、みるみる青ざめて脂汗をながして椅子からくずおれた人を見たことがあります)。
私の救急車経験は脛の骨が二本増えたときですけど、あのときはすぐにキシロカインで凍らせてくれたので助かりました。
>youks1さま
コメントもトラックバックもどんどんやって下さい。失礼なんてことはありませんから。
全く、彼ら(医者と看護婦)ときたら本当に緊迫感がない。どうせ「あぁ、また尿管結石の発作だね。気の毒だけど、こっちの人の方が死にそうだから、ちょっと我慢させておこう。死ぬわけじゃないし」って感じなんでしょう(^^; 腸捻転や腹膜炎で一刻を争う状況だったらどうするつもりなんだっ!って、そのあたりも顔色やら、意識やら、血液検査やらで全部わかっちゃうんでしょうけどね。この恨み、忘れるものか(^^
>e-さま
バイクに乗る人は色々あるからなぁ。ところで別のエントリーにコメントしておきましたが、ケンシン、登録抹消されちゃいましたね(;_;)
医者の事務的な対応はちょっと嫌な感じもしますが、
医者が血相変えて、ヤヴァそうな雰囲気醸し出しているよりは良いかもしれませんね。
取りあえず、大事には至らなかったみたいで良かったです。
事務的っていうより、のんびりしてるんですよ(;_;)
大事には至らなかったんですが、今日も昼過ぎにわき腹に違和感が発生し、慌ててお茶をがぶがぶ飲んで、薬も飲みました。こわーーーーい。
明日午前中にもう一回病院に行きます。
皆さんにご心配おかけしてすいません。