公証役場
何はともあれ定款、3部作った。ということで、公証人にこれを認証してもらうために公証人役場へ行くことに。
しかし、公証役場ってどこよ。ネットで調べてみたら、埼玉県はあっちこっちにある。どこに行ったら良いのーと思い、とりあえず川越の公証役場へ電話。「そこに持っていくのでオッケイ?」と聞くと、「埼玉県の会社なら、埼玉県の役場ならどこでも良いですよ」とのこと。そこで考えたのは、所沢に行くべきか川越に行くべきか、である。時間距離はどちらも同じ。そこで、ラーメン屋で考えることにした。所沢の役場のそばにはかつて和光市にあった「九州屋」がある。川越の役場のそばには埼玉の名店「頑者」がある。さー、どちらにしようかな、とちょっと迷ったけど、ここはやっぱり食べたことのない頑者に行くことにした。
川越に着くと、まずファミマに行ってお金をおろした。今日は10万円近くかかるはずなのだ。お金をおろしたら、すぐ近所にあった郵便局に行って4万円の収入印紙を購入。定款、電子承認だとこの印紙が不用らしいのだが、逆に専用のソフトが必要らしい。で、このソフトを購入すると印紙代より高くなるらしい(^^; ソフトを購入して、以後はそのソフトのレンタル(まぁ、一回5000円ぐらいなら良い値段だろう)しようかと一瞬考えたのだが、小口で稼ぐのは消耗するだけなのでやめることにした。
郵便局で印紙を買ってから、頑者でラーメンを一杯食べて、役場へ。公証役場ってどんなところなのさ、と思っていたんだけど、広々としたオフィスに女性が3人、年配の男性が一人。もっと、こう、なんていうの?役所的なところを想像していたんだけど、全然違うんだね。
で、先客が2組ぐらいあって、僕の番。持っていったものは定款3部、委任状(発起人のうち、今日来ることができなかった人全員の分)、4万円の印紙、発起人全員の分の印鑑証明。
まず、僕の印鑑証明が古くて使えないことが判明。印鑑証明は賞味期限が3ヶ月とのこと。ということで、別の印鑑証明を渡す。続いて問題になったのは「株主名簿の閉鎖」に関する記述。これは去年の10月に閉鎖できなくなったらしい。ということで、この条項は削除することに。それから附則で記述してあった新事業創出促進法に関する部分が法律の名称が変更になったということで書き換え。「あー、直すの面倒くせぇー」と思っていたら、そこに座っていたお姉さん達が書き換えてくれるらしい。滅茶苦茶親切。ありがとう(^^
あとは特に問題もなく、謄本と会社保存原本を受け取った。お金は定款認証で50000円、謄本代として1750円支払った。って、ここで払ってみてはじめてわかったんだけど、謄本代というのは定款のページ数によって値段が変わる。僕たちの会社の定款は6ページで、それに1枚付録の紙がついて都合7枚、1枚あたり250円ってことらしい。ここで節約したい人は文字を滅茶苦茶小さくしてページ数を減らすと良いかもしれない。
さて、明日は経済産業局にでかけて、最低資本金規制の特例の確認申請手続きをする予定。
会社設立まであともうちょっとですか?
Posted by buu2 at 22:41│
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社長│
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テレ東のWBS 、ご覧になっていましたか?
バイオ関連への投資の話題
今回設立されるのもそういった方面ですか?
見てましたよ。まぁ、トランスサイエンスあたりを扱うのは無難なところですかね。
日本のバイオの先行きがどうなのか、これから何をやっていけば良いのか、これはもう超はっきりしているのですが、なかなか僕の立場から書くのは困難なんですよね(一応経済産業省在職時の守秘義務なんかがありますし)。
まぁ、今回のほりえもんの件で、公的研究機関や大学のセンセイ方が多少なりとも頭の中身を入れ替えてくれればまたちょっと状況は変わるかも知れませんね・・・
で、今度作る会社は全然そういった方向のものではありません。そういった方向の会社の話については相変わらずいろいろ持ち込まれますが、なかなかコシを上げる気にならないというか、なんというか(^^;
来週もちょっと東大の起業希望者と話をしますけどね。どうなんですかね。