
朝起きると喉がガラガラで声がでない。部屋にしみついているタバコの煙のせいのようだ。とりあえず軽くうがいしたら声は出るようになった。チェコのことがあるので朝食は全く期待していなかったのだが、意外とまとも。おかずもそこそこ種類があるし(味付けは全部塩味で単調だけど)、パンの種類も豊富。ジャムもたくさんの種類がある。
朝食後、まずはバスでシェーンブルン宮殿へ。ハプスブルク家の夏の離宮ってことだけど、車で30分ぐらい。日本で言えば天皇にとっての軽井沢の御用邸みたいなものかもしれないけど、それにしては近い。そして、離宮というにはあまりにも馬鹿でかい。
宮殿に到着したのは9時過ぎ。朝早いので観光客があまりいない。あまりいないのは良いのだが、宮殿の真正面の広場で昨日までウィーン少年なんちゃらかんちゃらの馬術大会だか何かがあったそうで、スタンドが設置されていて景観がだいなし。こんなところでやるなよ(^^;

宮殿はまず広大な庭園を見学。かなり遠くに何かあるのだが、あまりにも遠いのでそれが何だかわからない(^^;
それから館内ツアーへ。1400もある部屋のうち、代表的なところを回るもの。館内の装飾はすごいし、飾ってある絵も昨日の城の絵に比べると格段に上手だ。マリア・テレジアの絵がたくさん飾ってある。
部屋の中には8畳ぐらいでかけた費用が5000億円なんていうところがあった。確かに細かい芸は色々施されている様子だけど、それにしてもこの部屋が5000億円?埼玉スタジアムが300億強、新横浜の国際競技場が500億程度?ってことを考えると、この部屋一つでワールドカップができる勘定。
宮殿でマリア・テレジアの次に扱いの多いのがうちにもテディベアのあるエリザベート(シッシィ)。シッシィのショップもあったけど、そこに行く時間はなく、お土産売り場で一つしかなかったシッシィのピンズを購入(5.5ユーロ)。
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