やー、明日、とうとう最終回ですね。最初のうちは「北の国からの南版」程度の認識だったけど(って、今もそうだとは思うけど。ちなみにそれを指摘したエントリーはこちら)、いやぁ、なんだかんだで最後まで見てしまいましたよ。今となっては「北の国からと同じようにレギュラーの連続ドラマが終了したら、ときどき単発で2時間ドラマとかを制作してくれ」と思っちゃいます。
何が良いって、まずハルカが全然美人じゃないところが好感。それから、ハルカの妹が可愛いのも良い。パパの渡辺いっけいは野田地図とかで何度か舞台を観ているのだけれど、どちらかというとテレビの方が似合う役者さんで、とても良い味を出していた。老舗の倉田旅館の人たちも全然嫌味じゃないし、まぁなんというか、登場人物がどれもそれなりに魅力的なんですね。湯布院に行ってみたいとは全然思わないんだけれど、こういう人達がいたら楽しいだろうなぁと。個人的には真矢みきの演技は逆にあんまり好きじゃなくて、渡辺いっけいとは逆に「この人はテレビより舞台向きだな」と思うのだけれど(それは多分発声法に起因していると思われ)、まぁ踊る大走査線よろしく憎まれ役で最後にはロンドンにすっ飛んでいってしまったのでこれまた良し。
でも、やっぱり最大の魅力はハルカと正巳と猿丸の関係。ハルカと正巳はドラマの中盤の最後ぐらいまでついたり離れたりを繰り返していたわけだけど、どう考えたって正巳はダメな奴で、こんな奴とくっつくのだけはやめてくれとイライラしっぱなしだったわけ。で、その願いもむなしくハルカと正巳がくっつくのかと思ったらどんでんがえって、誰が見てもおめでとうな展開に。それから先はもう予定通りのストーリーをしっかり踏襲してくれて、明日を最終回に控えた今はすっきりさっぱり。いやぁ、良かったなぁと感じている次第。
しかし、あれだね。ドラマのクライマックスはもうすでに終っている感じ。いつごろがクライマックスだったのかなぁ。やっぱ、猿丸がハルカの写真を撮ったり、木綿子がロンドンに行ったりするあたりかな????
「テレビドラマをこんなに真剣に見たのは北の国から以来かな、と思ったけど、良く考えてみたらネクサスも真剣に見ていたな(^^;
で、明日は朝からスキーの大会なので、見ることができるかどうか微妙。