2008年07月31日

今日のトレーニング

MBTで30分ウォーキング
5キロランニング、と思ったんだけれど、時間がなくなってしまって3キロで終了  

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ポスドク問題で金を稼いで何が悪い

先日、サイエンスカフェ・ポータルの管理人であり、特定非営利活動法人サイエンス・コミュニケーション会員でもある立花さんとゆっくり飲む機会があった。

【イベントレポート】WEB2.0(っていうんですか?)ブログオフ会

そこで話した内容はまぁ僕サイドではほとんどオープンにして構わないことなのだが、立花さんサイドではどうなのかわからないので、とりあえず判断がつかない部分についてはオープンにしないでおく。が、そこで僕が思ったことはここで書いてしまっても問題がないので、書いてしまおう。

面白かったのは、「ポスドク問題とか、教育とか、サイエンス・カフェとかで儲けていると不快感を示す人がいる」という話。アホかと。そんなことを言ってる奴らにポスドク問題の解決なんか無理だろ。だって、ポスドク余剰問題と言うのは、「余っているポスドクにどうやってお金を稼がせるのか」という話。日本人はとかく金儲けを白い目で見がちだが、生産して、金を稼がないから日本は大変なことになってるんじゃねぇか(笑)。

テレビでしたり顔で節約生活を説いている経済評論家の言葉を信じて、生産性のアップを図らずに出費を抑えたわけだけど、そんなことは原油高騰と環境対策という、完全に外的な要因によって高くなった生活コストを吸収できなくなってきている。国内はそんな状況なのに、中国、香港、インド、シンガポールといった国が好況のおかげでインフレの波が押し寄せてくる。生産は落ち、生活コストは上昇し、おまけにインフレって、これは完全にスタッグフレーションじゃないか。「金儲け主義はけしからん」とか言ってる場合じゃないでしょ(笑)。

お上が助けてくれると思っている人たちは、それでも「金儲けはけしからんですよ。ボランタリーに頑張りましょう」とか言ってるのかも知れませんね。ま、それはそれで構わないのですが、トップダウンを目指すのか、ボトムアップを目指すのかというのは本当に基本的なところで、ここで差異があれば目的が同じでもやることは全く異なってくる。どう違うのか。

例えば、ポスドクを支援するためのイベントを開くことを考えてみる。

トップダウン派は何を考えるかといえば、「とりあえず、皆で少しずつ協力して、ボランタリーに頑張りましょう。そのうち文科省とかが協力してくれるかもしれないし、もし評判が良ければ予算化も可能かもしれない。そうなれば活動もしやすくなる。できることから少しずつ頑張りましょうよ」ということになる。このシナリオどおりになったところで、おそらく大した成果はあがらない。喜ぶのは新規予算を取ってくることができた文科省の役人だけである。当然、雇用も大して増えない。

一方、ボトムアップ派は、「とりあえず、皆で少しずつ協力して、ボランタリーにやってみましょう。参加者の評判が良ければ、次からは少しでもお金を取ることも出来るかもしれない。他にもマネタイズの方策はあるはずだから、知恵を絞って、きちんとビジネス化していくことを考えましょう」となる。こちらがうまくいった場合、喜ぶのはビジネス化に成功した企業。うまくビジネス化されれば会社も大きくなるから雇用も増える。ポスドク問題の当事者として困っていた人間がこのプロジェクトに参加できれば、活躍だって出来るかもしれない。

スタートもゴールも一緒だけれど、経路が全然違う。経路が違うから目線も違う。トップダウン派が見ているのは役人とか、政治家とか、そんな方向。一方でボトムアップ派が見ているのは当事者であるポスドクやその周辺に存在する企業。そして、その両者のマインドはほとんど相容れない。特にトップダウン派はお金儲けが嫌いな人たちが多いので、「あいつらは金儲け主義だから、組むのは辞めよう」「あいつらと関係を持つのは慎重であるべきだ」などと考える。

今やるべきなのは上にも書いたけれど、ポスドクにどうやってお金を稼がせるかということ。文科省の補助金にべったりの人間を増やすことではない、と、僕は個人的には思っている。ところが、日本は公的研究機関にしても、大学にしても、そして大企業であっても、国のお金にべったり。私企業であっても補助金に頼ることを全く恥ずかしいと思っていない。以前僕がお金をばらまく側にいたときも、名だたる大企業の役員、部長クラスが僕のところに来て、「これまで日本は護送船団でやってきたんだから、支援をお願いします」と頭を下げた。「いや、このお金はベンチャーの支援のためにあるんですよ」と説明すると、「では、社内ベンチャーを作りますので、よろしくお願いします」なんて言ってくる。こんな国だから、仕方ないといえば仕方ないのだが、とにかくトップダウン派は国のお金にぶら下がるのが大好きだ。

でもね、そんなやり方じゃない方法でもやっていけるはずなんです。ただ、そのためには色々な障害がある。役所には、お金をばら撒くんじゃなくて、そういうハードルをなくしていくような、小さな会社でもアイデアと熱意次第で頑張れるような環境を整備して欲しいものです。

別にトップダウン派と喧嘩する気はないけれど、きっと向こうは僕たちと仲良くする気はないんでしょうね(笑) それでも困らないから全然構いませんが。

と、こんなことを考えながら飲んでいたわけです(笑)。  
Posted by buu2 at 20:39Comments(0)TrackBack(1)社長││編集

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書きかけ

最近すっかり書くことがなくなってしまったプロ野球ネタとJリーグネタ。なぜ書くことがなくなったかって、ドラゴンズとマリノスが低迷しているからだ。特にマリノスの低迷っぷりは凄い。

去年から怪しい雰囲気はあったのだけれど、そこは名門。「まぁ、そのうち盛り返すでしょう」と思っていたらさにあらず。いまや降格争いの主役になりつつある。どうしてこんなことになったのかと言えば、やはりチーム運営のまずさということになると思う。今期、マリノスは早野監督を桑原隆氏に代えて望んだのだが、これが失敗だったようだ。失敗、と書いたが、これは桑原氏の能力が低いということではない。逆に、僕は桑原監督は非常に能力の高い監督だったと思う。しかし、一つには運がなかった。実力がさっぱりなのに運だけは神様級という人を僕たちは代表監督として見たことがあるわけで、その経験からすると「運がない」というのはなかなかに侮れない要素だったりする。もう一つ、失敗の原因を想像してみると、それは桑原監督が外様だったということにあるような気がする。桑原氏は古河電工(今のジェフ)でプレーし、引退後は主にジュビロで監督としての手腕を見せ付けた人である。日産→マリノスから見れば常に好敵手という立場にいたことになる。そういう人材を監督として迎えることについて、フロント内部に確執があっても何の不思議もない。もしそういうものがあった場合、選手達は敏感にその気配を嗅ぎ付ける。監督交代の動きがあった場合、サッカーに専念できなくなることだってあるかも知れない。僕はもう随分長いことマリノスサポをやっているので、マリノスの元選手などの話を直接聞く機会などもあった。そうした話からわかってきたことは、マリノスというチームが意外とお坊ちゃん体質だということ。スマートで格好良いのが大好きで、泥臭さの対極にある。今もそうなのかどうかは知らないが、野性味のようなものが薄く、悪く言えば精神的にもろい印象がある。監督に対するフロントの

書きかけ  
Posted by buu2 at 09:44Comments(0) ││編集

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2008年07月30日

飲み会

「近いうちに飲みましょう」
「良いですねぇ」

ということで、さっさとセッティング。これが約1ヶ月前。さて、今日は飲み会当日。

僕がちょっと早めに到着して勝手に飲んでいると携帯に電話。すぐ近くにあるリバネスのお姉さまからだ。

「元木さんと飲み会という方が会社にいらっしゃっているんですが、場所はどちらでしょうか?」

どうやら今日の飲み会の相手が、飲み会の場所がわからず、リバネスに行って「飲み会の場所はどこでしょう?」と質問したらしい。もちろん、僕はリバネスの人間でもなんでもないのだけれど(笑)、それでもちゃんと中継ぎできてしまうところが素晴らしい。

考えてみると、店についてのやりとりは、

「じゃぁ、四ツ谷にしましょう」
「じゃぁ、それで」
「4人で予約しましたー」
「ありがとう!」

で終わっていたようだ。四ツ谷のどこよ、って、僕はカフェ・ド・リバネスでやることに全く疑いがなかったんだけれど、他のメンバーは誰もどこでやるのかわかっていなかったらしい(^^; あ、ちなみに予約したのは僕ではなかったのだけれど、予約者は今日は忙しくて不参加だった。  

2008年07月29日

ブログでバイオ第47回(かな?)「今日の私の視点を読んで」

内容的にバイオ限定ではないので、ブログでバイオの47回にしてしまうのはどうかと思うのだけれど、ま、いっか(笑)。

今日の朝日新聞の私の視点に榎木英介氏の「就職難が招く科学技術の危機」というコラムが掲載された。

#以前、僕もコラムを載せたんだけれど、このコーナー、無料サイトでは全文閲覧ができない。「自主的に書き起こして載せちゃって良いですか?」と朝日新聞に問い合わせたこともあるのだけれど、あまり乗り気ではない返事だった記憶がある。ということで、僕もテキストベースでは掲載せず、GIFにして載せた記憶がある。しかし、こういう文章こそきちんとテキストデータで発信すべきだと思う。

閑話休題。

さて、この文章、ストレートに言ってしまうと「現状をそのまま書いただけ」なので、本当なら「そうだよね」でオシマイになってしまう性質の話。なのだが、それがわざわざ私の視点に掲載されるあたり、日本の科学技術政策がうまく行っていないことを象徴していると思う。そういう状況においては当たり前のことであってもそれをきちんと文章化することは非常に意義のあることだ。

この文章の中では、「そうだね」と言える部分と、「それは違うんじゃないの?」という部分が混在している。ざっと要約してみると、

1.理工系博士の就職が厳しい
2.博士号取得者の4人に1人は任期付き研究員で契約社員のように働く
3.任期付き契約を繰り返すものが増え、そのうち10%は40代
4.博士号取得者を毎年採用している企業は1%
5.公的機関の博士研究員は博士取得から5年以内になる
6.博士を取得しても役に立たないなら、博士になる人は減る
7.すでに東大では博士課程が定員割れ
8.高度人材が必要とされているはず
9.みんなで博士人材の活用法を考えるべき
10.せっかくの博士が活躍できないのはもったいない
11.博士は積極的に活躍の場を求め、状況に適応すべき

ぐらいの感じだろうか。この中で、まず5について著者は「それはないんじゃないの」というスタンスだが、僕もその通りだと思う。とにかくトップダウン方式による規制は極力排除すべきであって、この手の根拠の希薄な規制は役人と既得権者の権限を拡大するだけだ。公的研究機関であればこそ、実力のある人をいつでも誰でも採用できるようにすべきだ。

続いて、全体の論旨としてちょっと「?」と思うのが、「高度人材が必要とされている」のに、「実際には人が余っている」というところ。書いてあることは多分間違いではないのだけれど、ぱっと読むと整合性が取れない。必要なのに、なぜ余るの?と考えるのが普通だろう。実際に起こっていることは「博士を持っていても高度な人材じゃなければ採用されない」ということなのかも知れず(僕自身、そういう事例は色々と見てきている)、あるいは「高度な人材はあまりにもピーキーで、恒久的に使うには勝手が悪すぎる」と言うことなのかもしれない。何しろ、そのアタリのことが故意にか、あるいは無自覚にか、明確にされていないので、ちょっと突っ込みにくい。実際には文字数制限がかなりタイトな欄なので、書きたくても書けなかったのかもしれず、そのあたりはブログなどを通じて補填して貰えると嬉しかったりする。例えばこことか。

SciCom NEWS〜代表理事日誌「朝日新聞私の視点「博士研究員 就職難が招く科学技術の危機」

先日来、各地の弁護士会が「司法試験の合格者を制限せよ」といった頓珍漢な主張を繰り広げているわけだが、弁護士にしても、博士にしても、資格を持っていることが重要なのではなく、何ができるのかが重要であって、弁護士とか博士というのは最低限の目印に過ぎない。そこから先は市場原理に従うだけの話で、弁護士だってある程度過剰に供給された上でそれぞれが切磋琢磨することによってクオリティがアップするし、博士だって過剰に供給されることによってそれぞれが努力すべきだ。そして、その競争に耐えられないなら、弁護士にしても、博士にしても、目指すべきではないと思う。少なくとも「博士」は水戸黄門の印籠とは違うのである。

そのあたりを確認した上で、博士が減っているといっても、じゃぁ、優秀な博士は減っているんですか?ということになってくる。役に立たない博士が減っているだけと言うことなら、それはそれで市場原理が働いているだけである。もちろん、今、余っている博士がすべからく役に立たないとかそういうことを言いたいのではないのだが(役に立たないのにパーマネントの職についてしまった既得権者の影響もあるかもしれない。そもそも、この手の職は全てテンポラリーでも別に問題はないのではないか)、「博士の就職難」という話をするときに、その博士達が画一的にある程度の知識と技能と能力を持ち合わせているという前提で話をしているところがどうにも受け入れにくい部分なのである。何度も書くが、僕は「これで本当に博士なのか?」と疑問に感じざるを得ない人達をたくさん見てきている。

#ちなみに経歴見てもらえばわかるけど、僕は修士です(笑)

さらにこのコラムを読んで思うのは、博士の境遇として「任期付きの研究員にならざるを得ない」というところを問題視しているところである。この考え方もいい加減古いと言わざるを得ない。任期付きで何が悪いのか。本来、博士などは専門性が極度に高く、その高い専門性が一つの組織で永続的に発揮できることなど稀だと思う。自分の高い専門性を売りにして活躍できる場を見つけ、どんどんキャリアアップしていくのが当然ではないのか。こうした就労環境は博士に限らず、日本社会の雇用全般で一般化されるべきで、そうした情勢において博士という人種が「本当に高度に教育された」優秀な人材であるというのなら、そのお手本になるべきである。「パーマネントの職に就くような奴らは落ちこぼれで、本当に能力がある人間は有期雇用で高く買われていくものだ」という状況こそが本来の姿であるはずだ。

ただ、もちろん、日本がまだそういう社会でないことは十分承知している。このブログでも何度もこの手のことは書いているが、今の日本はようやく社会システムが変革しはじめたところである。既得権者と新人類との綱引きが続いている状況においては、どうしようもなく時代の流れに轢かれてしまう被害者が発生する。その部分についてはとても気の毒だと思うが、こればっかりは運がなかったと諦めるしかないだろう。バブルがはじけたあとの就職活動のようなものだ。

榎木さんのような立場では実際にそこに存在する博士の能力を云々言うのははばかれるのかも知れないが、そういう評価は絶対に必要だと思う。その上で、「博士は積極的に活躍の場を求め、状況に適応すべき」という主張は全くその通りだと思う。46回でも次のように書いたが

「こんな状況では困る」と言っても事態は何も変わらないし、「国がなんとかすべきだ」と言ったって、そんな社会主義的思想がうまくワークしないことは現在に至るまでに世界各地で実証されてきている。「何とかなるに違いない」的な誤った希望を与えることは実際に困っている人間達を全く救済しないし、「何とかして貰えるように頼みましょう」という主張も実際には問題の先送りにしか過ぎない。


お上頼みで、博士自身が動かないのであれば、恐らくは何も変わらない。少なくとも企業は博士の活用の重要性などを一義的には考えない。企業が考えるのは当然のことながら企業の利益である。9の部分では具体的に「政府、大学、企業、教委、市民など様々な立場の人が博士研究員の活用を考えるべきだ」と書いているのだが、この部分については首を傾げざるを得ない。日本人はトップダウンでの解決を主張することが多いのだが、それはすなわち社会主義の手法である。もちろんトップダウンの解決策が必要とされるケースもあるが、このケースはそれに該当しないというのが僕の考えである。そもそも、今の博士余りは、そのトップダウン方式のミスリードにも少なからず原因はあるのだ。そろそろ、お上の判断にただただ従い、お上の手助けを待っているのではなく、自分で動くことを考えた方が良い。  

ソウ

ソウ

痛い、いたい、イタイ〜。

ミステリーなのかホラーなのか良くわかんないけど、分類的にはやっぱりミステリーなんだろうか。良くわからないうちに密室に監禁された二人と、外部で進む捜査、そして関係者家族という3つのシーンが時間軸を行き来しながら描かれていき、徐々に全体像がわかってくるという構成。ラストは「あぁ、やっぱりね」という感じの落ちだったけれど、それはそれで、「じゃぁ、もし途中でシナリオが狂っちゃったらどうするつもりだったの?」みたいなところもある。なんか偶然が積み重なってラストになっているはずなのに、それが必然だったかのようなラストにはちょっと違和感アリ。でもまぁ、物凄い迫力でぐいぐい押し込んで行ってしまうので、「まぁ、いっか」みたいな。

いや、確かに面白いっちゃぁ面白いけど、なんか生理的に受け付けない部分もあって、個人的にはちょっといやーんな感じ。なんで映画を見ていやな気分にならなくちゃならないのか、と。つまり、体質的にこの手のホラー、ミステリーはあんまりあわないんだろうなぁ。羊たちの沈黙とかは面白いと思ったんだけど。

痛いのが好きとか、血が好きとか、死体が好きとか、そういう人には結構良いと思う。客観的に観ればよく出来た映画だと思うけど、主観的にはあんまり好きじゃない(^^; でも、2も観ちゃいそう(^^;

それにしても、細切れフラッシュバック映像が好きな監督だった(笑)。  

2008年07月28日

今日のトレーニング

MBTを履いてただただひたすらウォーキングを1時間。

あとで話を聞いたら、慣れないうちは15分ぐらいかららしい。どうも腰が痛いと思った。そのあとたっぷりストレッチ。  
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MBT

b0b15b6e.jpgちと買ってみた。

とりあえず、ジムのランニングスペースをぐーるぐーる周ってみるつもり。どんなもんですかね?  
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聖☆おにいさん

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)

聖☆おにいさん 2 (2) (モーニングKC)

身のまわりの色々なことでキリスト様やら仏陀様やらに言及することが結構ある。そんな状況において、キリストと仏陀が下界で生活していたらどうなるのか、というのを描いたシュールな漫画。

といっても、かなり軽めのギャグ漫画なので、さらっと読めてしまう。あほらしさ満載だけれど、ちょっと疲れ気味の頭にお勧め。二巻が発売されたばかりでござんす。  
Posted by buu2 at 14:06Comments(0)TrackBack(0)読書││編集

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ブログでバイオ46回「God helps those who help themselves.」

今月頭に、「人材関連会社の周辺で検証すべきこと」というエントリーを書いた。

僕が書くものには大体の共通点があって、それは冗長であること。このエントリーもやっぱり長い(笑)。「それで、結論はなんなんだよ」ということになるわけだが、このエントリーを今北産業で説明すると、

「人材派遣業がすげぇピンはねしていてけしからん」とか言ってる奴がいるが、もっと薄利で上手にやれるんならお前らがやりゃぁ良いじゃないか。何もやらねぇで文句ばっかり言ってるのはただの評論家だろ。

ということである。それで、ラストで

何しろ、そういった規制が及ばない範囲で何かできることはないのかな、と日ごろから考えているわけで、これについては近々、何らかの目に見える形で行動に移す予定である。


などと書いているのだが、ようやくそれが形になった。もし本当にバイオ関係者達が就職で困っているのであれば、そうやって困っている人たちにとっては大きな一歩になるかもしれないし、ならないかも知れない(笑)。

じゃぁ、何をやったのかって、それはバイオクオリの社長が「ブログでバイオ」の第45回で書いてくれているので、まずはそちらをどうぞ。

ブログでバイオ 第45回『研究、ポスドク、情報発信

後半で「SYNAPSE(新しいバイオSNSの名称)というSNSで就職支援を試してみる」ということを書いているのだけれど、これまた簡単に書いてしまえば、以前、バイオインダストリー協会(JBA)が運営していたバイオ専門SNSを構築しなおして、バイオ関係者の就職支援サイトに再構築したわけだ。

このバイオ専門SNS、当初はバイオ関係者の情報交換ツールとして利用され、自主研究なども実施し、その成果はPNEに掲載されるまでになった。ところが、途中から風向きが変わってしまった。そのあたりの詳細は省くが、大企業の人間っぽく、「SNSの中でJBAの悪口を書かれるのは困る」などと言論統制が始まったアタリで「これは駄目だ」という感じになってしまった。JBAは検討会において「責任を持ってSNSを継続する」と断言したにも関わらず、その数ヵ月後に「やっぱり無理」と投げ出してしまい、仕方なしに僕の会社で運営を引継ぎ、次の運営主体を探した。その後東大の大学院生が代表取締役となって株式会社バイオクオリを立ち上げ、バイオポータルを運営するとともに、このバイオSNSを引き取り、運営に乗り出したのである。しかし、それからもバイオSNSを取り巻く環境は決して順風とは言えず、バイオクオリの初代社長は退任し、新たにベンチャーキャピタルで経験を積んだ新社長を迎え、この資産をどうやって活用していくのかを検討してきた。

僕はSNSのリニューアルにあたり、SNSの専門家としていくつかのアドバイスをしてきた。その中で最大のものは、mixiではできないことをやらなくてはならない、ということである。ただ、これを言うのは簡単だ。そして、何をやるのかを考えるのは大変だ。バイオクオリの経営陣がこの難題に対して出した答えは、

「バイオ人材の就職、転職の支援ツールとしての利用」

というものである。mixiの最大のウィークポイントは商用利用ができないということ。一方で、SYNAPSEは商用利用を禁止していない。そこにプラットフォームは用意してあるが、個人だろうが、企業だろうが、好きなようにそれを利用して構わないのである。ここが大きな特徴であり、差別化のポイントでもある。そこに目をつけて、こんなシナリオを考えてみた。

1.バイオ関係者で就職、転職を考えている人たちは、SNSの中の日記やコミュニティを通じて明示的、あるいは暗示的に自己アピールをする
2.企業関係者はそれを読み、面白そうな人間がいれば会社に呼び出して実際に話を聞いてみる
3.1と2の間に何らかの溝があるなら、それを第三者が埋める

このシナリオ、思考実験では大きな壁がいくつもある。

一つ目にして最大の壁は、SNSの内部で参加者が自己アピールをする、というところである。日本人はとにかくこういう行動が苦手だ。大勢の中に埋もれて一般大衆として生きるのが大好きで、「普通でありたいんですけど」と考える。例えば、実際には人と自分がいかに違うかを考え、それが企業にとってどう役に立つかをアピールする、「自分」という商品を売り込む場が就職活動なのだが、社長として就職面接をやっていると、このあたりのことをきちんと認識していないケースが非常に多いことに気がつく。こんな状況にあって、果たして「ちゃんと自己をアピールしてください」と言っても、どの程度の人がそれをやれるのか、という疑問がある。また、今、バイオ関係企業は業績があまり良くないということもあって、採用人数が非常に減っている。需要と供給のバランスが供給過多になっているのである。こうした状況においては、一所懸命自己アピールを続けていても、何の反応もないことが容易に想像される。そうした中において、根気良くアピールを続けていけるのか、という問題もある。単にアピールを続けるだけであれば、それはキャッチャーも、壁すらもないところに向かってピッチング練習を続けるだけになる。相手の反応がなければ当然辛い。幸いにして、SNSというシステムの中には価値観を共有したり、議論をしたりといった、本来の楽しみ方がある。だから、効果があるかどうかわからないピッチング練習だけではなく、他のところに楽しみを見つけることは可能なはずだ。問題は、利用者がそれを上手に活用していけるのか、ということである。また、運営サイドとしても、特定のテーマに沿った小論文を募集したり、あるいは議論の場を設けて参加者達の意見を戦わせてみたりといった、「読み手」(=採用担当者)を意識した企画を出していくなどの工夫が必要だろう。

二つ目は、企業関係者がそういった情報をきちんと収集して、採用の参考にするかどうか、ということである。大企業になればなるほど、黙っていても就職希望者はやってくる。これをどうやってさばくかで人事担当者の頭は一杯だろうし、彼らの活動の重心は採用に関する広告活動、応募者のふるいわけにあって、自主的に有望な人間を探すというところにはならないと思う。しかし、ベンチャー企業などであれば話は変わってくるだろうし、外資系のバイオ企業などであれば今の採用方法についての疑問を持つ可能性もある。そもそも、数回の面接とペーパーテスト、履歴書ぐらいで人間を選ぶというのは非常に困難で、情報はあればあるほど良いはずなのだ。日本の場合、「誰でも最低限このぐらいの教育は受けているはず」という教育に対する期待と、「特別なことはできなくても、必要とされることだけはできてくれれば構わない」という人材に対する“不”期待(=あきらめ)があるので、今のような採用活動が定着している。しかし、企業にとっても採用とは数千万、場合によっては数億円の買い物になるのだから、状況は変わってくるはずである。ただ、そうは言っても、「SNSの内部で参考になるやり取りを見つけてくるのは大変だ」というのも正直なところだろう。したがって、SYNAPSEの方でも、面白い意見や議論があった場合には、それを積極的に外部にアピールしてやるといった活動が必要になってくるかもしれない。ちなみに、ライブログでは「WEB 2.0(っていうんですか?)へのステップ」で言及した「SNS内部の有用情報のフィルタリングシステム」を開発中である。もしかしたら、これを導入する最初の事例がSYNAPSEになるかも知れない。

そして三つ目の壁が、1と2の溝をどうやって埋めるのか、ということである。就職をしたい人間と、採用したい会社の間には必ず溝がある。現在のポスドク問題などはその典型例である。そして、それをどうやって埋めていくのか、ということだ。しかし、この壁は実は一番埋めやすい壁でもあると思っている。それは、営利目的の企業が参入しやすい部分だからである。企業のニーズを吸い上げ、実際の就職希望者の現状を分析し、その二つの差異に注目して人材に教育を施す、というのは間違いなくビジネスチャンスである。そこにチャンスを見出す会社があれば何の問題もない。そして、SYNAPSEは、参加者にも、それを閲覧するバイオ企業関係者にも、そしてその両者を結びつけるような活動をする会社にも、今のところ課金する予定はない。つまり、「ピンはね」といわれる部分が全くない。インターネットという技術とSNSというシステムを利用して、ピンはねのない仕事探しの場を提供しようということである。

他にも、SYNAPSEがうまく稼動したとしても、「情報発信能力、コミュニケーション能力のない人間はやはり拾って貰えない」という現実は確実に残る。しかし、今企業が必要としているのは、まさにこの「情報発信能力」(相手は不特定多数ではなく、社内的なもの、客先へのものも含む)と「コミュニケーション能力」なのである。そういった会社側のニーズが顕在化するというメリットもあるかもしれない。そうなれば、「どうしたら良いのかわからない」と途方にくれている人たちに対して、一つの道しるべを提供することになるかもしれない。

何しろ、評論家諸氏が「こんな状況では困る」と言っても事態は何も変わらないし、「国がなんとかすべきだ」と言ったって、そんな社会主義的思想がうまくワークしないことは現在に至るまでに世界各地で実証されてきている。「何とかなるに違いない」的な誤った希望を与えることは実際に困っている人間達を全く救済しないし、「何とかして貰えるように頼みましょう」という主張も実際には問題の先送りにしか過ぎない。このブログでも何度か指摘しているが、荻原博子氏や森永卓郎氏が「節約しましょう」なんて言っていたのを真に受けて節約していた人たちは、対外的な要素からの物価高の中でどんどん追い込まれている。やるべきことは節約ではなく付加価値のアップ、生産性のアップなど、生産力のアップだったはずなのに、本質を考えずに表面だけを考えた結果が今の窮状である。バイオの就職問題も同じだ。資本主義社会である以上、ボトムアップで解決できることは極力ボトムアップで解決すべきである。SYNAPSEがそうしたボトムアップ的な解決手法の提案であることは間違いがない。

問題は、それが市場に受け入れられるか、である。正直なところ、個人的にはSYNAPSEがうまくまわるかどうかはさっぱりわからない。本当に大勢のバイオ関係者が困っていて、自力でなんとかしたいと考えているならうまくまわっても不思議はない。うまくまわらないかも、と思う要因は、一つには「本当に困っているわけではないのかも」ということであり、もう一つは「自力で何とかするのではなく、誰かに助けて貰うのが良いと思っているのかも」ということである。個人的な感覚では、少なくとも前者の要員はそれほど心配していない。つまり、かなりの人数が困っているんじゃないかと想像している。問題は後者である。「自力でなんとかしていきたい」と考えているバイオ関係者がどのくらいいるのか。

僕の軸足はバイオからITに移ってかなりの時間が経っている。しかし、もちろんバイオに飽きてしまったわけではない。面白くなる可能性があるなら、またバイオをやってみるのも良いと思っている。では、面白くなる可能性とは何で規定されるのか。それはもちろん色々な要素があるのだが、僕が一番に重要だと思っていることは、「自分で変えていこう」と考える人間がどのくらいいるのか、である。

ということで、何はともあれ、まずはSYNAPSEに登録をどうぞ。

SYNAPSE  
Posted by buu2 at 13:08Comments(0)TrackBack(1) ││編集

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niji2

理系の知識というのは、「全然役に立たない」と言われればそのとおり。ところが、思わぬところで役に立ったりもする。

日常生活で一番役に立つのは確率統計。宝くじとかtotoとかはもちろん、色々な場面で「これは本当に得なのかな?」という検討に役に立つ。

もちろん、これ以外にも色々あるわけだけど、今日は虹についての知識が役に立った。虹と言うのは、どういう気象条件のときにどの方角にできるのか、ということが大体見当がつく。なので、今日のように夕方に大雨が降って、それなのに西に太陽があって、日差しがあって、という状況なら、「あぁ、このあたりに虹がでそうだな」というのがわかる。そこまでわかるので、ちょっとその方角を気にしていると「あ、出た!」というのがわかるわけだ。

そういうわけで、比較的早い段階で虹を見つけて、比較的良い条件でその虹を撮影してみた次第。  
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2008年07月27日

対決

99e12acc.jpg東京国立博物館・平成館で「対決−巨匠たちの日本美術」を見てきた。

とにかく盛りだくさんなので、ざっと見るだけでもかなり疲れてしまった。が、内容は結構お勧め。中には作品が1つずつしか展示されていない対決もあったけれど、沢山あればあったで逆に散漫になってしまう。そのアタリのさじ加減はちょっと難しいところ。僕にとってはちょっと少なめ、ぐらいの対決が一番わかりやすかった。

ちなみに、「対決」を謳うんだから、もうちょっと対照しやすいような展示にしたら良かったのに、と思う。あと、いつも思うんだけれど、アートの解説って物凄く読みにくく、頭に入りにくい。なぜかって、多分文章が難しいから。法律みたいとまでは言わないけれど、もうちょっと頭に入ってくる書き方があると思う。

開館時間は9時30分〜17時(土曜・日曜・祝日は18時まで、金曜は20時まで)。月曜休館(8月11日は開館)。8月17日まで。  
Posted by buu2 at 15:47Comments(3)TrackBack(0)美術││編集

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初おサイフケータイ

081d28c5.jpgちゃんと通れるのかなー、とドキドキしたんだけれど、ちゃんと通れた。こ、これは凄い便利だ。

ところで、携帯で電車に乗って、そのあと電車の中でネットサーフやらゲームやらをやりまくって、「電池がなくなっちゃいましたー」とかになったら、改札を出るときはどうするんだろう(^^;?
  
Posted by buu2 at 13:24Comments(1)TrackBack(0)携帯電話││編集

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2008年07月26日

今日のトレーニング

以下のトレーニングを1セット

チェストプレス 17×18 26×10 35×6
ラットプル 22×18 32×10 42×6
ショルダープレス 10×18 20×10 30×6
レッグプレス 122×20 152×12 182×10
レッグカール 19×18 29×10 39×6
レッグエクステンション 27×18 37×10 47×6
アブドミナル 34×20 44×12 54×6

そのあと自転車30分。

今日は久しぶりに筋力と有酸素の両方をやってみた。  
Posted by buu2 at 18:29Comments(0)TrackBack(0)トレーニング││編集

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あれ?ミクシィってこんな仕様だったっけ?

さっき、友達からミクシィに招待してくれって言われて、メアドを聞いて、招待してやろうとした。ところが、奴のメアドはもう登録されているらしく、ミクシィが「そのアドレスは登録されていますよ」と言ってきた。正確には、こんな感じ。

***@******.com さんは既にミクシィに登録しています
***@******.com さんとは既に友人・知人ですか?
その場合は、メッセージを送って、お互いが直接の友人・知人としてマイミクシィ一覧に追加しましょう。


まぁ、「もういますよ」までは良いんだけど、丁寧に「メッセージを送ってマイミク申請しましょう」だそうで。で、相手にメッセージが送れるんです。なので、「ばーか、お前、もう登録してるじゃん。複数アカウント取ろうとしたのか(^^;?」みたいなメッセージを送ってあげたんだけど、この時点では相手のIDはわからなかった。

ところが、自分の送信簿を見てみたら、相手のIDがばっちり表示されている。もちろん奴のページにも行けちゃう。おいおい、これって、相手のメールアドレスがわかっていれば、相手のミクシィのページに行けちゃうってことじゃん。PCメールならともかく、携帯メールなんてあんまり沢山持てないから、ほとんど完全に個人を特定できちゃうよね。前からこんなこと、できた?

いや、まぁ別に良いんですけど、あんまり気持ちよくないよね(^^;  

2008年07月25日

今日のトレーニング

ランニング5キロ
自転車30分×1セット

まぁ、粛々と。  
Posted by buu2 at 23:50Comments(0)TrackBack(0)トレーニング││編集

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舞妓Haaaan!!!

舞妓Haaaan!!!

日本らしい映画手法というのは、「下妻物語」、「嫌われ松子の一生」あたりからこういった漫画的かつ演劇的な表現として確立されつつあるのかもしれない。その表現手法さえ許容できれば、この作品はなかなか良い感じに仕上がっていると思う。

京都への修学旅行をきっかけに京都コンプレックスを抱えて大人になった鬼塚公彦が京都で繰り広げるどたばたサクセスストーリー、ぐらいにまとめれば良いんだろうか。この鬼塚役の安部サダヲが非常に良い味を出している。また、そのライバルとして登場する堤真一も抜群の存在感。この二人を中心に、真矢みき、伊東四朗、小出早織らが脇を固めての出演陣はほとんど隙がない。ほとんど隙がないのだが、残念なのはいつもながらの柴咲コウ。いつもと同じように眉間に皺を寄せて金切り声を上げている様は、「何をやっても柴咲コウ」である。以前から「消防士をやろうが看護婦をやろうがどろろをやろうが、どんな役をやっても柴咲コウにしかならない」と書いているのだけれど、これに舞妓も追加する必要がある。彼女のキャラに対してアテガキした脚本なんだろうが、ホントに、もうちょっと彼女の芸の幅を広げてあげる工夫をしてやれないものか。一方で、ハルカのママをやろうが、何をやっても「真矢みき」だった真矢みきは、意外と真矢みきっぽくなくて良かった。

全体的に悪ふざけに終始しているのだけれど、京都という街に対する愛情も感じられ、そのせいもあってか京都に行って遊びたくなるような映画である。少なくとも、JRのコマーシャルよりは京都に行きたくなる。

冒頭のインターネットの喧嘩シーンがこの映画のトーンを集約しているので、この部分で面白いと思えなければ多分この映画は全く楽しめないと思う。ちなみに僕はというと、「まぁこういう映画もありかな」と思いつつ見ていたのだけれど、野球編になったあたりから「くっだらねぇーなぁー」という気分になって非常にテンションがあがった。そこからはスピーディに楽しめたのだが、ラスト近くでまたちょっと失速。最後まで駆け抜けてしまえばもっと面白かったのに、と思う。

しかしまぁ、説教臭いところがほとんど感じられないエンターテイメントで、そのあたりは高く評価したい。評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 15:02Comments(0)TrackBack(1)映画2007││編集

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クローズド・ノート

クローズド・ノート スタンダード・エディション
引っ越してきた部屋に残されていた一冊の日記にまつわるラブストーリー。

で、書き尽くされてしまうような話(笑)。いや、特段悪くない映画だとは思うのだけれど、ストーリーが先読みできてしまいすぎる。びっくりするような展開はどこにもなく、脚本が映画らしくない。もっともっとドラマティックにできたと思うのだけれど。なんか、甘すぎるアイスクリームのような感じ。甘いのは良いけど、そこまで甘いとちょっとしつこいよね、みたいな。ベースになっているものが喪失と再生という良くも悪くも使い古された定番なので、それをどうやって見せるのか、という工夫が欲しかった。石飛と隆の関係なんか、映画にしたらすぐにバレバレなわけだから(^^; つまり、セカチュー同様、まともに本を読んだことがあるなら全くお話にならないような三文小説を原作としている以上、もっと映画らしい脚色が欲しかった。

沢尻編と竹内編が並行して進んでいくわけだけれど、どちらかというと竹内編がメインになっていて、これで主演沢尻エリカということなら、インタビューで「別に」といいたくなる気持ちもわかるような気がするのだけれど、まぁ「別に」はそういう理由ではないんでしょうね。どうでも良いか(笑)。

教育学部の学生と画家のラブストーリーなのか、小学校の教諭と小学生の交流を描いた学園物なのか、その立ち位置が不安定なのもこの映画の中途半端な印象を強めていると思う。

最後の紙飛行機のシーンとかはちょっと興ざめしてしまって残念。行動の理由とかも不明だし、もうちょっとなんとかならないものか。あのシーンを見て、それで終りってことだと、なんか監督の自己満足で終わってしまい、観客が置き去りにされてしまうような気がする。少なくとも僕は「えーー、こんな終わり方するの?それはちょっとないんじゃない?」って思った。監督の自己満足というところでは、夜中なのに夕方みたいに見せる照明の使い方とか、色調を変えてのイメージシーンの挿入とか、他にもいくつかあって、それが違和感を与えていると思う。つまり、工夫がアダになってしまっているということ。「ほら、このシーン、きれいでしょう?なんか、映像的に格好良いでしょう?」みたいな押し付け感と言ったら良いんだろうか。「確り」みたいなのも、映画の中で薀蓄を語られているような印象だし。もっと、色々なことを自然に表現したら良かったのに、という感じ。前半の引越しを手伝ってくれた友達のエピソードとかも意味不明。途中で完全に消えてしまって、「あれは何の意味があったの?」という感じ。原作に忠実だったのかもしれないけれど、原作が駄目なんだから、もっと手を加えれば良いのに、と思う。

そういう、監督、脚本という部分ではどうかなぁ、と思うところがあるのだけれど、演出とか、演技とかは結構良かったと思う。沢尻エリカ様は「手紙」でもそうだったけれど、こういう素朴な女性を演じさせると非常に味がある。実生活があの調子なので、そのギャップが楽しめるのがなんと言っても彼女の魅力。蒼井優さん、堀北真希さんと並んで良い若手女優だと思う。竹内結子さんも新米教師であり、恋愛に悩む若い女性でもある、という女性を上手に演じていた。伊勢谷友介さんも良い感じだったし、ハルカの駄目恋人役を好演した黄川田将也さんもなかなか。花組芝居の篠井英介さんって映画でもこうなんだね、って感じだし、永作博美さんは相変わらず可愛い女性を好演している。こちらの、役者の方は下手な役者が見当たらなかった。

街中の風景から察するに舞台は京都だったと思うのだけれど、バスが横浜市営バスだったのは謎。あの川沿いの小道って、哲学の道だよね?知恩院のそばとか、賀茂大橋とか、出町橋とか、見たことがあるような景色が色々あったと思うのだけれど・・・・。

ところで、終業式のあとにアクシデントがあったなら、あの日記帳は誰があそこにしまったのか、謎。大体、あんな内容の日記を窓から飛ばして、校庭に墜落して同僚に発見されたらすげぇ恥ずかしいぞ。大丈夫か、伊吹!あと、香恵はどうして心を強くのポーズがわかったんだろう(^^;?

ということで、評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 00:10Comments(0)TrackBack(1)映画2008││編集

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2008年07月24日

地震だけど

緊急地震速報は流れなかったね。揺れ方からすると震源は遠そう。ということは、地震はでかいということか?新潟?岩手?  
Posted by buu2 at 00:28Comments(0)TrackBack(0) ││編集

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2008年07月23日

グレステン

スキーのオフトレーニングには色々なものがあるんだけど、わりとスキーに誓いと言われているのがグレステン。で、これが出来る場所というのが限られているんだけれど、原村に施設があるので、ちょっと行ってきた。

一日中晴れだったので非常に暑くて日差しがきつく、体が冬向きの僕には結構辛かったけれど、グレステンはなかなか面白かった。何も考えずに滑っているとスキーと同じ弱点がきちんと出てくるところが面白い。スキーでも何も考えずに滑っているとこうなるよなー、というのが、グレステンでもやっぱり出てくる。で、意識すればそれはすぐに直るんだけれど、無意識でやっていると必ずそうなっちゃうところに、駄目な滑りが刷り込まれている感じがする。これが、何も考えなくてもきちんとできるようになれば良いんだろうけれど、とにかく何十年もこの滑りでやってきているので、修正するのがなかなか難しい(^^;

とりあえず、シーズンオフに何度か行ってみようと思う。  
Posted by buu2 at 23:22Comments(0)TrackBack(0)スキー││編集

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燃費

e1e5cf85.jpg4000
  
Posted by buu2 at 23:22Comments(0)TrackBack(0)モブログ││編集

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ぺろはち たこ焼店

9ddd2247.jpg一昔前に比較すると格段にレベルが上がったのがたこ焼き。ラーメンも10年前に比べると格段にレベルアップしたけれど、実はこっそりとたこ焼きも負けていない。それで、どこに行ってもそれなりのたこ焼きを食べることができるので、なかなか難しい業界だとも思う。

たこ焼きの評価のポイントは1.焼き、2.タコ、3.価格と言われるけれど、この店の場合は焼きはかなりハイレベル。焼いているのを見ていれば一目瞭然だけれど、じっくり時間をかけて何度も何度も転がしながら焼いたたこ焼きは外側はパリッとしていて中は柔らかく、それでいてきちんと火が通っているという絶妙な焼き上がり。タコはそこそこ大きくて、それでいて大きすぎず、適度な存在感。でかければ良いというわけではないことをきちんと理解されているようで素晴らしい。価格は8個で400円。安いとは言えないものの、コストパフォーマンスは悪くないと思う。

ぺろはち たこ焼店 (ぺろはち たこやきてん)
TEL 042-642-2742
住所 東京都八王子市元横山町2-1-2  

2008年07月22日

燃費

ddc73e13.jpgあれ?写真が横倒しになっちゃった。いつもと一緒の方法で撮ったつもりだったのに、何がわるかったんだろう。謎だ。

さて、気を取り直してTIIDAの燃費情報です。

今回は75.62リッターで771.0キロ走りました。ということで、リッター10.20キロです。イマイチですね(;_;) ガソリン代が高くなったというのに。  
Posted by buu2 at 15:50Comments(0)TrackBack(0)TIIDA││編集

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2008年07月21日

業務連絡

昨日からnetlaputaのメールサーバが死んでます。netlaputa.ne.jp、mac.comに送られたメールは現在読むことができません。急ぎの方は、gmail、liblog.co.jp、ezweb.ne.jp、各種SNSのメッセージ機能等をご利用ください。

#このエントリーはサーバが回復次第削除します。  
Posted by buu2 at 20:15Comments(0) ││編集

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今日のトレーニング

以下のトレーニングを1セット

チェストプレス 17×18 26×10 35×6
ラットプル 22×18 32×10 42×6
ショルダープレス 10×18 20×10 30×6
レッグプレス 122×20 152×12 182×10
レッグカール 19×18 29×10 39×6
レッグエクステンション 27×18 37×10 47×6
アブドミナル 34×20 44×12 54×6

久しぶりの筋力系トレーニングだったけれど、無難にこなした。ただし1セット。とりあえずこれで維持して、シーズン前にもうちょっと筋力アップするかなぁ。いい気になって筋力を増やすと、体が重くなっちゃうからね。  
Posted by buu2 at 18:08Comments(0)TrackBack(0) ││編集

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W62CAへの機種変更に関するトラブルシューティング(個人的メモ)

パソコンへのUSBケーブルによるデータ・トランスファー
 ■→5→7→2→外部メモリ転送モード→USBケーブルWIN接続・・・
 マニュアルの174ページ
 →何故か自動取り込みできず。選択取り込みは可能。

データ通信用USBケーブルによるパソコン接続
 →現在対応中(最悪、ケーブルの買い替え?)
 →付属のケーブルでアクセスを試験
  →卓上ホルダから接続(ええーーー、こんなの、一々持ち歩けないぞ(^^;)
   →デバイスマネージャーでは認識を確認。しかし、接続できず。

撮影した写真のサイズ
 →現在機能をチェック中(壁紙とか、デジカメとか、なんなんだ?)
  壁紙(標準)
  壁紙(ワイド)
  0.3M
  1M
  1.5M(ワイド)
  2M

お気に入りの並び替え
 →これはきっと簡単

旧携帯からのメールのトランスファー
 →マイクロSDからどうやって移すのか・・・・

ゴリラを切ったのに、電話をかけるときにゴリラのアニメがでる
 →いらねぇーーーーー(笑)


うーーーーーん、なんか、わからないことが多い。もうちょっとトラブルがシューティングされるのを待ってから買えば良かったかなぁ。かなり後悔。  
Posted by buu2 at 13:58Comments(0)TrackBack(0)携帯電話││編集

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カメラテスト

93884781.jpg
  
Posted by buu2 at 13:06Comments(0)TrackBack(0)モブログ││編集

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2008年07月20日

今日のトレーニング

今日は昼間が忙しかったので、夜にトレーニング。ちょうどエアロバイクがあいていたので、ランニングをやめにして自転車漕ぎを1時間。なぜかって、篤姫をやっていたから。テレビを見ながらトレーニングできるのは時間の節約になって良い!

しかし、芸達者の堺雅人が退場してしまい、今は中だるみ。早く堀北出てこないかなぁ。あ、でも、井伊大老の中村梅雀がイイ。

自転車30分×2セット  
Posted by buu2 at 22:03Comments(0)TrackBack(0)トレーニング││編集

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2008年07月19日

W62CAがやってきた

b77d2a03.JPGもう、赤もオレンジもなくても構わない。2年も使えば十分だ。ということで、早速買ってきました。

フルサポートで払ったお金は19000円ぐらい。ポイント大量投入。誰でも割は、嫁さんと、会社と、あと誰にしようって散々迷って(というか、身のまわりのauユーザーを探しまくって)、わかったのは「こんな割引いらねぇ」ってこと(笑)。

まだ使い慣れていないので、これから徐々に使用感についてレポートを入れていきます。  
Posted by buu2 at 23:18Comments(2)TrackBack(0)携帯電話││編集

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百万円と苦虫女

7f6720a2.jpg毎年邦画も一本、二本、秀作があるもの。ところが、今年は上半期を終わっても「これは秀作」と呼べるものが見当たらない。今年は不作なのかな、と思いつつ、舞台挨拶つきの「百万円と苦虫女」を見てきた。

結論から言うと、今年映画館で観た邦画の中ではベスト。

「物凄く印象的なシーン」などは特にないのだが、一つ一つのエピソードが肩肘張らずに等身大なのが良い。

ストーリーは物凄くわかりやすく、先の先までが読めてしまう。子猫がどうなるのかとか、ラストはどうなるのかとか、ほとんどが予定通り。そして、ラストは「彼の行動の理由はこれとして、じゃぁ、それをどうやってカミングアウトするの?」という一点に興味が集中してしまった。その最後の興味の顛末はともかくとして、ラストの処理の仕方が非常に良かったので、この映画の評価が高まったと思う。あそこで普通のラブストーリーのような終り方をしてしまったら、それこそ興ざめ、一気に映画の評価が下がるところだった。「来るわけないか」だからこそ、この映画の余韻が楽しめたんだと思う。そのセリフのなんと艶のあることか。

最初は全くの孤独で逃げるように町を後にし、次の町では少しだけ会話があったのに、関係ができる前に自分からそれを拒否してしまい、その次の町では数人だけれども、大勢の敵の中で自分を守ってくれる味方をつくり、それによって安心することを覚え、最後の町では、最終的にはすれ違ってしまうものの、好きといえる相手を見つけることができた。こうして、姉の成長を主軸に、弟の成長を裏のストーリーとして、それぞれ苦虫女と苦虫男だったところから、一歩成長しつつあるところで終わったところがすがすがしい。

細かいところで指摘すると、多分監督は昆虫のことを良く知らない。海から山に移動したとき、最初に聞こえたせみの声はツクツクホウシ、次がミンミンゼミ、そしてヒグラシになってアブラゼミだったけれど、これはおかしい。たとえそれが東北地方だったとしても、順番はミンミンゼミ・アブラゼミ→ツクツクホウシ→ヒグラシとなるはず。音は後から効果音として加えただけなんだろうが、もうちょっと良く考えた方が良かった。一見細かすぎることのようだが、この手の考証をしっかりやっておくことこそが本当に評価される作品への一歩だと思う。また、夏の海のシーン(カキ氷を食べているんだから当然7月、8月のはず)から山に移ったのに、なぜか桃の季節というのもおかしいと思う。

他にもちょっと説明不足かな、と思うシーンがいくつかあった。例えば罰金刑なのになぜ拘留されていたのかとか、不動産屋で弟を保証人にして、それがバレたというエピソードに何の意味があったのかとか(もちろん、弟の名前を書くこと自体には、本来両親のどちらかを書くべきところ、実は一番のよりどころが弟だった、という意味が含まれていたと思うのだが、それなら不動産屋からの電話は不要だ。あれは単に笑うだけの場面?)、彼氏はなぜ鈴子の貯金がまた100万円に近づきつつあることを理解したのかとか。ストーリーの大枠ではわかりやすかったが、弟に宛てた手紙なんかもわかりにくかったところの一つだと思う。きちんと見ていれば、「書くには書いたけれど、結局投函されず、弟には届いていなかった」ということがわかるが、そこまできちんと注意深く見ていた観客が果たしてどのくらいいたのか。このあたりは暗示的に表現するしかないのは確かなのだが、もうちょっと方法があっても良かったかも知れない。

ベンチが「100」になっていたりするお遊びもなかなか楽しい。ニンテンドーDS LITEあたりも狙い通り笑いを取っていた。ブスに向かって「ブス」の捨て台詞も笑えた。歩いている最中に弟と手をつなぐシーンと、彼と手をつなぐシーンの二つがきれいに対照されているのも雰囲気を良くしたと思う。こうした細かい対照というのは、姉も弟も三人組に苛められるとか、カキ氷の才能と桃をもぎる才能など、色々と配置されていた。

それにしても、「シャバダバダー・シャバダバ」が、「フッ、フーーーー」で終わらないのは、やっぱ、蒼井優さんがリアルタイムでちゃんと11PMを見ていなかったからなんだろう。あと、桃って皮を剥かないでも食べられるって知らなかった(笑)。あと、男が監督だったら、彼女を家に連れてきたシーン、彼女のことはとりあえず家の外で待たせていると思う。まぁ、別に良いんだけれど。

ということで、蒼井優の「いま」を上手に活かした作品で、非常に良い仕上がりだと思う。ということで、評価は☆2つ半。マイ・ブルーベリー・ナイツよりはこっちの方が断然お勧め。  
Posted by buu2 at 22:38Comments(2)TrackBack(1)映画2008││編集

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Yahoo!ズバリ予想の美人コンテストオッズメーキングが笑える

なんでも賭けの対象にしちゃおう!っていうのがYahoo!ズバリ予想なわけだけど、この美人コンテスト関連が結構面白い。なぜなら、Yahoo!のブックメーカーがセッティングした配当を見ると、「あぁ、Yahoo!はこの子を可愛いと思っているのね」と言うのがわかっちゃうから。個人の趣味がそのままオッズに反映されちゃう。

で、「これはないだろう」ということもあれば、「まぁ、そうだよね」ということもあるわけで、そのあたりの裏を読んでいくのがなかなか楽しい。

例えばまず「ミス日本グランプリ」を見てみましょう。

1

もう、Yahoo!的にはがちがちの鉄板なわけです。岡田さん、加藤さん、海老原さんの中の誰が評価が高かったのかはこのデータを見る限りではわかりませんが、サイトを見ちゃえば一目瞭然だったりするのも結構笑えます。その上、どういう投票数だったのかもわかっちゃうのがこのズバリ予想の面白いところ。そうかぁ、世間的にもその1枠がダントツだったのね、というのがわかっちゃうわけです。

ところが、蓋を開けてみたら、第三グループが当選しちゃったあたりもなかなか面白いですね。僕はこの第三グループが一押しだったので当選となりましたけど、いや、当たった、はずれたが楽しいんじゃないんです。ブックメーカーが設定したオッズと、実際の投票の結果。このあたりがなかなか興味深いわけです。

続いて、「ミスマガジン」を見てみましょう。

2

もう、これなんか、桜庭さんがぶっちぎりなわけです。ブックメーカーのオッズでも全くぶれる要素がない。単独で1.4倍、残りは軒並み10倍以上って、それは今年のセ・リーグの優勝予想みたいなものですね。そんな中で、30倍以上の大穴をつけてしまった中川美樹さんという人の心中やいかばかりか。いや、でもね、中川さんに投票した人も300人以上いるんです。そこまでわかるのがこのシステムの良いところですね。あ、それぞれの画像は今でもこちらで見ることができます。この画像で見るとそれほどぶっちぎりって感じでもないから不思議ですね。でも、このズバリ予想に投票する段階では、「これはさすがに桜庭さんでしょう」というのが正直なところでした。当然、僕も当選しているわけですが。

さて、次はまだ結果がわからない、現在進行形のズバリ予想です。対象は新橋のゆかた美人コンテスト。いや、これは難しい。

3

しかしね、これも予想が当たるとか、はずれるとか、そのあたりは問題ではないのです。ブックメーカーがつけたオッズ。注目すべきはこれです。それも、トップの今本さんとかはあんまり注目する価値がない。ここで見ておくべきはダントツの高倍率を提供している松下理沙子さん。こんな数値を公表しちゃうことが許されちゃうんでしょうか。ちょっと前ならいじめの対象になりそうな話です。うーーーーん。

ちなみに、ゆかた美人コンテストのサイトはこちらです。

あぁ、なるほど・・・。って、いや、何がなるほどですか?さて、誰が優勝するのか、興味深いですね。結果の発表は25日です(^^  

ある会話

「ラーメン王が肝硬変で死んだんだって?」
「そうだよ」
「やっぱ、ラーメンの食べすぎは体に良くないってことだねぇ」
「どうだろうね。カルテ見てないしね。ま、関係者は一所懸命それを否定すると思うけどね」
「関係者って?」
「ラーメンヲタクたち」
「なんで?」
「ラーメンのイメージが悪くなるからなんじゃないの?」
「でも、ラーメンって、体に悪いよね?」
「どうだろうね。ま、動物性の脂肪が多いし、塩分もそれなりだし、化学物質も入っているだろうから、少なくとも体に良い食べ物ではないと思うけどね。ただ、ラーメン食べて肝硬変っていうのも、ちょっと「ん?」って気もする。まぁ、脂肪肝の延長線上に肝硬変があるから、やっぱ、食べすぎかな?」
「やっぱ、ラーメンばっか食べていると、具合が悪くなるんでしょ?」
「まぁ、人それぞれでしょう。ラーメンばっかり食べていても全然平気な人もいるだろうし、ラーメンばっかり食べていたせいで腎臓とか、肝臓とか、循環器とか、悪くする人もいるだろうし。大腸がんとかも心配かな?」
「やっぱ、体に悪いでしょう?」
「いや、だから、悪いとは断言はできない。そういう可能性はあると思うけど」
「可能性って、どのくらい?」
「さぁ、どのくらいだろうね?」
「どのくらいだと思う?」
「わかんないけど、たばこよりは悪くないんじゃない?」
「お酒と比べたらどうだろう」
「うーーーん、お酒の方が悪い気もするし、でも、それも人それぞれかなぁ」
「やっぱ、あんまり体に良くないんじゃん」
「だから、それはわかんないけどさ、どんな食べ物でも、そればっかり食べていたら、それはバランスが悪いから、健康には良くないよね。で、野菜ばっかり食べているのは比較的無害だと思うけれど、それに比べたらラーメンは良くないと思う。じゃぁ、寿司、ステーキ、カレーなんかと比べてどうか、と言われると、それは良くわからないなぁ」
「でも、どういう順番だと思う?」
「ま、寿司よりはラーメンの方が体に悪いと思うよ。カレーとかは微妙かなぁ。ステーキも、肉の部位にもよるだろうしねぇ。ヒレとかならラーメンの方が全然悪いと思うけど」
「じゃぁ、ラーメンが体に悪くないって言っているのは、愛煙家が「たばこは体に悪くない」って言ってるのと一緒ジャン」
「まぁ、そういうところはあるよね」
「ラーメンヲタクって、体を削って食べているのね」
「それもまた一理ある。消化器系の障害はもちろん、デブになる可能性は高いし、髪の毛が不自由になる可能性もあると思う」
「でも、ラーメンは栄養があって良い食べ物だって言い続けている人もいるよね」
「ああ、いるね」
「あれはなんなの?」
「さぁ、本当にそう思っているのかも知れないし、本当はそう思ってないけれど、引っ込みがつかなくなっているのかも知れない。良くわかんないなぁ」
「それを信じてラーメンを食べまくる人が出てきたら、どう責任を取るんだろう」
「いや、それはさ、自分の体だし、自己責任なんじゃないの?別に中毒になるわけじゃないし、常習性もないんだから、体に悪いと思ったらやめれば良いだけのことでしょう」
「ふーーーん。で、ブウさんはいわゆるラーメンヲタクみたいにラーメンばかり食べているわけじゃないみたいだけれど、それはなんでなの?」
「ラーメンばっかり食べていたら不健康だからだよ(笑)」
「なるほど」  

さて、携帯を機種変しようと思うのだが

いつのまにかauの料金設定が変わっていて、これがすげぇ難しい。

シンプルプランという名前だけシンプルなプランと、フルサポートといういかにも余計なお世話っぽいプランがあるようだけれど、相当に複雑。

2年以上使い続けるという前提だと、月額5000円以上の支払いならフルサポで2年間使って、解除料がタダになったところでシンプルプランに移るのが良いのかな?月額5000円以下の支払い、かつ通話料が1000円以下、パケ代も3000円以下の支払いの場合はフルサポで購入して即解除、シンプル移行という手もあるけれど、こんな金額じゃ絶対収まらないし。

問題は2年間我慢できないかもしれない場合。このときはフルサポ購入即解除でもメリットがあるケースが散見されるみたいだけれど、毎月1万円以上の支払いなら13ヶ月、毎月8000円以上の支払いなら19ヶ月使うケースでフルサポの方が安くなる。

うーーーーん、すげぇ難しくて、上の検討もちゃんとあっている保証がない(^^;

なんか、面倒くさいからナンバーポータビリティでソフトバンクに移っちゃおうかと思わないでもない。これから携帯を買いに行って、iPhoneが売っていたらどうしよう。でも、iPhone買っちゃったら、今ここにあるiPod touchの立場がなくなるよな・・・(;_;)

うーーーーむ、うーーーーむ。  
Posted by buu2 at 11:17Comments(0)TrackBack(0)携帯電話││編集

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2008年07月18日

野茂とFirefox

つい先日、「何事においても、道のないところに道をつくる人間が一番偉い」と書いたばかりだけれど、そういう先駆者のひとり、野茂選手が引退するそうで。

それで、彼の去り際のセリフが格好良い。いわく、「引退する時に悔いのない野球人生だったという人もいるが、僕の場合は悔いが残る」。

僕がいるベンチャー業界というのは、要は「失敗しても良いから動き続ける」業界。大きな会社で失敗するとしゃれにならないから、小さいところで頑張って、うまく行ったら万歳、駄目だったら次があるさ、というところ。そんなところのはずなのに、特にバイオベンチャー界隈では石橋を叩くだけ叩いて何もしない奴がいるから笑っちゃう。そんなにフィージビリティスタディばっかやっていたいなら役所でも、大企業でも、別に一発当てなくても継続していることに意味がある会社に行っておけ、と思うのだけれど、凄く不思議なことに、この業界にいる人間には石橋を叩くのが大好きで、石橋をどうやって叩くのかを一所懸命考えている人たちが山ほどいる。まぁ、バイオベンチャーなんていうのは基本的に売上が立たず、そこで働いている人たちの給料は基本的にベンチャーキャピタルが出資したリスクマネー。自分達が作った商品がお客様に売れたわけではなく、社長がかき集めてきたお金だから、別に石橋を叩いて暮らしていることの対価としてもらっていても大したことはない。そのあたりがその日暮らしのITベンチャーと大きく違うところでもあるのだけれど、正直「なんだかなー」と思う。

もちろん、役所や大企業に就職したバイオ人材がチャレンジし続けているのかといえばそんなこともなく、結局日本人はほとんどみんなチャレンジなんかしてないわけだけだ。そんな中で、野茂選手ほどがんばった人が「悔いが残る」というのだから、これが格好良くなくて誰が格好良いものか。

しかしね、こういう生きたお手本が格好良いセリフを残してくれても、日本人のマインドはこれっぽちも変わりはしない。「まぁ、野茂は野茂、オレはオレ。野茂は格好良いけれど、オレは石橋を叩く。お前も叩け、叩け、叩け〜」みたいな。

今日もある公開企業の役員(かなり短期間で一部上場まで持っていった人)と色々と打ち合わせをしてきたんだけど、「そういう人材は本当に限られているよね」というところで落ち着いた。「なんか知らないけどさ、会社辞めて会計士の試験を受けるとか、多いよね。でも、じゃぁ会計士の資格を取ってどうするのって、どうにもならない。せいぜい、「会計士の資格を持っている人が仕事に困らないようにすべきだ」って活動をするくらいだよね」みたいな。

ま、日本人のほとんどがチャレンジしないでいてくれるおかげで、ライバルがいなくて、僕たちは楽に仕事ができているのでありがたい限りだし、皆さん、その調子で石橋を叩き続けていてくださいね、という感じでもあるのだけれど、ただ、常にチャレンジしていることが正解とは限らないこともある。それが、Firefoxのバージョンアップ。いや、僕もバージョンアップするときには、「おいおい、本当に良いのか?」と自問自答はしたんだけれど、「ま、いっか」と思ってバージョンアップしてしまった。これを日本語では「魔が差す」という。

もう、そのあと、頻繁にあーでもない、こーでもない、と言ってくるし、今日なんか、とうとうある重要なプラグインが使えなくなってしまった。正直勘弁してくれよ、という感じなんだけれど、もうどうしようもない。

あ、そうか、ダウングレードすれば良いのかな?

何しろ、常にチャレンジし続ければ良いというわけではない。少なくとも、Firefoxはまだ当分バージョン2がお勧めである。

それで、明日はどっちだ?  
Posted by buu2 at 18:29Comments(0)TrackBack(0)社長││編集

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iPhone

c2604dcc.JPG普通に売ってんじゃん。僕はtouchがあるから要らないけど。
  
Posted by buu2 at 16:46Comments(0)TrackBack(0)モブログ││編集

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今日のトレーニング

ランニング5キロ
自転車30分×1セット  
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2008年07月17日

うえだ鴨麺

b6d7b653.JPG志木のうえだの肉野菜つけ麺は本当に安定してレベルが高い。なので、定期的に食べたくなる。今日はその巡り会わせだったので、暑かったけど食べに行ってみた。ちょうど明日から火曜日まで連休みたいでラッキー。

で、「さぁ、肉野菜」と思ったら、「鴨麺」なんていう文字が目に入っちゃった。鴨、大好きなんですよね(^^; この店のスペシャルメニューははずれが多いので、最近はすっかり警戒していて、滅多に食べないんだけれど、「鴨」に釣られちゃいました。

で、食べてみて、やっぱり「釣られちゃった」と気がつきました。っていうか、もう一口食べて駄目。まず、スープが凄く熱い。その上で脂が多いので、味がぼけちゃう。というか、普通に作ったら味がぼけちゃう。それで、この店のおばさんはそのことをわかっているから、対応策を講じるわけです。どうするかって、味を濃くする。これだけでもなんか、脂多目、塩分多目で体に悪いぞ、食べ過ぎると消化器系の病気になるぞ、という感じなんだけれど、その味の濃い方向がまた一風変わっている。しょっぱいだけじゃなくて、酸っぱい(^^; 酢とか、あるいは黒酢とか、そんなものを入れているのかなぁ。これがまた失敗。しょっぱいだけならまだ許せるんだけれど、酸っぱいのも合わさっちゃうと、なんか妙にまずい。美味しくないんじゃないの、まずいの(;_;)

で、熱いスープで脂が多いものだから、麺に味がのってこない。スープだけから回りしていて、麺を演出しない。これじゃぁ、駄目だ(^^;

まぁ、こういう試行錯誤の末に肉野菜つけ麺のような美味しいメニューが誕生したんだろうけれど、なんというか、もうちょっと思いつきだけじゃなくて、裏できっちり検討してから店のメニューに載せて欲しい。何度も失敗作につき合わされていると、だんだん行くのが嫌になってくる(笑)。

っていうか、まぁ、肉野菜だけ食ってろ、ってことなんですけどね、はい。

あ、肝心の鴨ね。火が通り過ぎちゃって、旨味が抜けちゃって、ただ硬いだけの肉になっていました。残念至極。イメージとしては鍋焼き鴨ラーメンみたいな感じだったんですかねぇ。うーーーむ。  

2008年07月16日

ねぎし

1462e44d.JPGあぁ、打ち合わせとはいえ、またつまらないものを食ってしまった。

評価はこちらをどうぞ(って、わざわざ見るほどのことは書いてないけど)。

食べログ版まにあな日記「ねぎし」  

今日のトレーニング

ランニング5キロ
自転車30分×1セット

とりあえず、当面このペースで隔日でやっていこうかな。  
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2008年07月15日

バンタイ

29f3cffc.JPG大学スキー部の同窓会を新宿で。

お店の評価はこちらをどうぞ。

食べログ版まにあな日記「バンタイ」  

2008年07月14日

ラーメン研究家の訃報

ラーメンと言えばすぐに名前が浮かぶのが武内伸さんの名前だったわけだけれど、その武内さんが亡くなった。

表と裏を使い分けるのはラーメン評論家の常ではあるものの、そのバランスが非常に良いのが武内さんだったと思う。それゆえに、「評論家」という言葉が最もフィットしないのが武内さんだったとも思う。やはり、彼には「研究家」と言う言葉がフィットした。

彼に面と向かって「武内さんはあの店を褒めていますけれど、僕は全然駄目だと思いますよ」と議論をふっかけたことも数回あるのだけれど、そのたびに「まぁ、そうだねぇ」と口を曲げながら苦笑いし、でも自分のスタンスは決して変えようとしない、ラーメンに対する愛情、ラーメン店に対する愛情、ラーメンオタクに対する愛情が非常に強い人だったと思う。

何事においても、道のないところに道をつくる人間が一番偉い。武内さんは間違いなくラーメン研究家のパイオニアであり、それに続く人たちは全て彼のバリエーションでしかなかった。

石神氏、佐野氏、北島氏、大崎氏、渡辺氏と、さまざまな個性がこの分野に登場してきたことは確かだけれども、では、もし武内さんがいなかったらこうした人たちが出てくることがあったのかどうか。少なくとも、僕が「インターネットラーメン四天王」という企画書を作り、北島氏、大崎氏、大村氏に声をかけたのは、武内さんという存在があったからに間違いない。四天王結成の打ち合わせの場は、テレビチャンピオンの決戦大会が行われたラーメン博物館においてだったし、そのときに武内さんもブレストに参加していたのだから。

「もし武内さんがいなかったら」などという仮定の話をしても意味がない。「武内さんがいたからこそ」だったと思う。

ラーメン評論というのはあくまでも隙間産業であり、これから先、石神氏や北島氏が果たして安定して食っていけるのか、というところについてはなんとも言えないのだけれど、武内さんが耕した土地に撒かれた種が、今はきちんと根を張っている。永遠に続くものなどないから、そうした根もいつかは枯れてしまうだろうけれど、当分は根絶してしまうこともないだろう。そうした草達が残っている限り、耕した武内さんは語り継がれることになるんだと思う。

ラーメン研究家が一人この世からいなくなっても、新聞に載るわけでもないし、Yahoo!のニュースで取り上げられることもない。しかし、多くの生活者に対して、目に見えないところで多くの影響を与えていたことも間違いないがない。「どこそこの店がうまい」といったレベルでの影響ではなかったのだ。いまや誰もが国民食という表現を受け入れる「ラーメン」そのものを、多くの生活者に、さまざまな形で植え付けた。

武内さんは間違いなく、地上の星のひとつだったと思う。  
Posted by buu2 at 19:14Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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今日のトレーニング

自転車30分×2セット

体を再構築するフェイズから、現状を維持するフェイズに移行。これからは軽めの有酸素運動を増やして、筋トレの量をちょっとだけ減らす予定。でも、暑いから結構これがきつかったりして。

今度、MBTの靴を導入しようと思う。  
Posted by buu2 at 18:26Comments(0)TrackBack(0)トレーニング││編集

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2008年07月13日

いなば

d24b5036.JPG名称:いなば
種類:東京西部
場所:四谷三丁目
評価:3/ABB
2008.7.9
コメント:麺は太目のほぼストレート。コシが強く、ややうどんライクな感じではあるものの、なかなか食べさせる。

スープはトンコツベースで和風ダシが強めに効いた東京西部、というか、まぁイマドキのスープ。この手のスープはいわゆるラーメンヲタクが好むタイプで、ラーメンプロデューサーの手にかかった感じがするのだけれど、真相は不明(というか、あんまり興味ないけど(^^;)。残念ながらちょっと塩分が濃かったのでその分評価を下げておいたが、基本的なところは非常に良い感じでまとまっているので、血圧が高い人、中性脂肪が気になる人以外には結構勧められると思う。

チャーシューもそこそこの肉質で悪くない。キャベツや茎わかめは不要だと思うけれど、ま、このあたりは好みの問題。

全体としてのまとまりが良く、多店舗展開の店にも関わらずこの店はきちんとクオリティーがコントロールされている様子(この店しか食べてないから、たまたまこの店が美味しかったという可能性もある)。  

2008年07月12日

アルバ

423f5661.JPG今日は朝からカレーが食べたかった。

それで、横浜であった会議の帰りにヨドバシに行ってauのW62CAのモックをチェックするついでに(まだなかった(;_;))地下二階のインド料理屋へ。

行ったつもりが、なぜか普通のカレー屋さんだった。食券を買ってから気がつくところが馬鹿。それでこのカレーがまた恐ろしくまずくてびっくりした。最近はレトルトカレーだってもうちょっとまともなのがある。血迷ってハンバーグカレーなんていうのを頼んでしまったのだけれど、このハンバーグがまた恐ろしくまずい。で、食べるのが先割れスプーンなのがまたいただけない。キャベツを食べようと思ってもうまく食べることができない。昔懐かしい犬食いをやりそうになっちゃったよ(^^;

で、これが850円って、ありえない(笑)。ココイチもまずいから嫌いだけど、こことココイチなら間違いなくココイチに行く。  

今日のトレーニング

ランニング5キロ
自転車30分×1セット

昨日、徹夜でカラオケ(笑)。今日はトレーニングはなしかな、と思ったんだけれど、やはりここは一つきちんとやっておかなければとぜんまいを巻きなおした。トレーニングは軽めだけど。

っていうか、暑いんだよね(^^;  
Posted by buu2 at 15:22Comments(0)TrackBack(0)トレーニング││編集

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2008年07月11日

文化財

予定

朝霞第五小学校、増築しようとしたら何か出てきてしまって、工事を進められなくなってしまったようですね。

831274e1.JPG

埋蔵文化財発掘調査ってことなので、昔の人たちの住居跡でも出てきてしまったんでしょう。

白いフェンスが築かれてしまっていてちゃんと見ることが出来ないんですが、歩道橋に登ったら中を見ることが出来ました。

現場1

現場2

なぜ隠すのかは不明ですが(^^;、まぁ、やっぱ、何か掘り当ててしまったようです。小学生の教育にはちょうど良かったかも知れないですね。  
Posted by buu2 at 17:02Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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のんびりニュースウォッチ

「諫早湾」国が控訴 原告配慮、開門調査も

控訴するのは勝手だけど、上級審でもまた敗訴した場合はきちんと今回の意思決定をした「個人」の責任を追及すべき。

<タクシー>参入規制拡大…東京、大阪など109地域に

基本的に僕のスタンスは「大抵のものは市場の判断に任せろ」というものだけれど、安全とか、環境といった部分に関しては政府の規制も必要だと思う。タクシーの場合、過剰な競争がタクシーの安全性そのものに悪影響を及ぼしかねないので、こうした規制はある程度仕方がないのかな、とも思うのだけれど、識者の意見はどんなものなんでしょうね?

遅刻83人にゲンコツ、宇和島の中学教諭…行き過ぎと謝罪

別に行き過ぎだと思わないけれど、まぁ日本はこれが行き過ぎだと考える社会なんでしょうね。で、行き過ぎだという意見があるのは別に構わないけれど、Yahoo!のトップに掲載して大騒ぎするような話ですか(^^;?

モナ釈明に終始「本当にお酒を飲んだだけ」

アホらしい。見つかっちゃったんだから下手な言い訳などせずに「男は芸の肥やし」ぐらい言えば良いのに。

大分県教委汚職、得点かさ上げの現職教員は合格取り消しへ

わかんなくなっちゃったんなら、とりあえず全員クビにしちゃえよ、と思うのだけれど、そういうのはやはり「疑わしきは罰せず」の精神に反するんですかね?じゃぁ、全員一律で試験をやったらどうなんだろう。で、合格した人だけ、教師を続けて良い、と。まじめにやっていた人はとばっちりだけど、実力がないなら仕方ないしね。ちょうど良い機会だから、一斉実力テストをやれば良いんだよ。で、それを継続する。ついでに全国に拡大する。

<iPhone>ついに発売開始 孫社長「携帯がインターネットマシンになる元年」

まぁ、とりあえずtouchを持ってるからいーや。

<センバツ>「21世紀枠」2から3に 「希望枠」廃止

日本人はこういう不透明なのが大好きだよね(笑)。その延長線上に柔道の日本代表の選考とか、変な話がいろいろ出てくる。実力主義で良いじゃねぇか。
  
Posted by buu2 at 14:23Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2008年07月10日

ツ、イ、ラ、ク

ツ、イ、ラ、ク (角川文庫 ひ 8-13)
最近は著作権の本だとか、資本主義の本だとか、そういうかなりカタめの本を読むことが多いので、「何か面白い本はないかなぁ」などと思っていたらタイミングよくワルツさんに「ツ、イ、ラ、ク」が面白いからどうぞ」と言われた(現場はこちら。七夕ですね。考えてみたら、ワルツさんとこうしたダイレクトなやり取りをするのは一年に一回ぐらいかも(笑))。普段だったら「amazonで買っちゃえ」と思うところなんだけど、ちょうどここ数日遠く(と言っても、電車で1時間とか1時間30分とかだけど)に出かける機会が多いので、珍しく近所の本屋で購入。それ程の分量でもないので二日ほどで読み終わってしまった。

なるほど、まず構成的に非常に面白い。最初はふぞろいの林檎たちみたいな感じの群像劇で、舞台を小学生に置き換えたのかな、という印象で始まっていく。このあたりはこのあたりで、「どうしてこの年代の恋愛小説ってあんまりないんだろうな」と思いつつ、またそれぞれの子供の時代とも重ね合わせて、スイスイと読み進めることができる。ところが、群像劇かと思ったストーリーがいつの間にか一定の方向に収束していく。そこからしばらくは中学生の男女の愛憎劇みたいな感じになってくる。それが卒業という節目を迎えて、さぁ、どうなるのかな、と思ったらそこで土台が一気に失われてしまう。ここに至り、いつの間にか登場人物に感情移入していた読み手は物凄く不安になる。つまり、起承転結の『転』があまりにも『転』なのである。そうした読者の不安感をよそに、物語は『結』へとなだれ込む。非常に長い『起』、そして小説でこういうことを書いてしまうのはどうなのかなぁと思わされてしまう『承』と含め、ほとんど無駄のない、かつ非常に特徴的な構成である。読み終わってみれば誰がヒロインなのかは明確だが、そこがわからないのが一番のポイント。だから、この本を読もうと思う人はあまり色々書評のようなものを読まないほうが良い。いや、ここまで読んじゃんったアナタはもう大分手遅れなんですが、まだダイジョブかな(笑)?

さて、内容はというと8割がた小中学生の女の子達の恋愛話で、僕のような中・高男子校、大学もほぼ男子校(理学部153人のうち、女性4人)という状況で育った人間には「まぁこんなものだろうね」とは思いつつも、明確な実感のない世界の話なので、なかなかに生々しくて勉強になった。しかしまぁ、僕にとってはもう随分昔の世界なので、「良く理解ができなかった映画の細かい伏線について、後日監督からネタバレしてもらった」みたいな感覚でもある。このあたりは男子大学生あたりが読めば勘違いしなくなるかも知れず、でも、男子大学生がこんな本を読んだら逆に勘違いするかも知れず、なかなか難しい。多分、この本のメインのターゲットは30代後半から40代ぐらいの、どちらかといえば女性なんだろう。基本的には女性の女性による女性のための本。っていうか、そもそも男にはこの本は書けないし、書けたらキモイ。そういう本を男が読んだんだから、この本の面白さを正確に伝えることも難しいかも知れない。ちなみに僕の場合は、「なるほどー」(NHKの将棋番組でアシスタントの女性が解説者の説明を聞いたときに発する声)と思いつつ中盤を読んだ。

で、ラストの2割はそうやって広げた風呂敷をどうやって畳むのか、というところ。どんな本だってここの出来で良くもなれば悪くもなるわけだけど、『転』の部分ですっかり飢餓状態にされてしまっている大半の読者は、「そんなこと、あるわけないじゃん!」と思いつつも、読み終わったときには「こういう畳み方で良かった」と思うに違いない。いや、僕も途中までは「第7章と第8章は蛇足かも・・・」と思わないでもなかったわけですが、最後まで読めば、「あぁ、そうは言っても、やっぱりそうなのね」(謎)ということになって、良かったな、と、これは男の感想(笑)。

この本では色々な女性が出てくるけれど、小山内先生が山椒のようなキャラクターで、発散してしまいそうなところをきっちりと締めている。このあたりが非常に良くできていると思う。というか、多分姫野カオルコさんはこういったキャラを一番強調したかったんだと思う。それから、ところどころで出てくる特徴的な表現方法もスパイスになっていて良かった。登場人物を煽ったり、常識では考えられないくらいのコピペ(というか、同一表現の繰り返し)があったり。一つ一つのエピソードがそれほどとっぴではなく、「あぁ、これはありそう」と思うようなものの積み重ねなのも良かったと思う。

さて、結論。多分20年ぐらい前に柴門ふみの「P.S. 元気です、俊平」とかを読んでいた現在のおじさんとか、彼女が原作を書いていた一連のトレンディドラマを見ていた今のおばさんとかには結構お勧め。今のお姉さん達にはどうかなー、と思うけれど、そういう年代の人たちはほとんどこのブログを読んでないと思うので、ま、いっか(笑)。  続きを読む
Posted by buu2 at 19:00Comments(2)TrackBack(0)読書││編集

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2008年07月09日

ずいぶん危なそうな水

4786fcf7.JPG世の中にはサイエンスの一流派でコミックサイエンスというのがあるんだけれど、これなんかもその一種。

それにしても、随分あぶねぇ水だな、おい。たばこを吸いながら飲んだら爆発するかもしれないぞ(笑)。  
Posted by buu2 at 23:29Comments(1)TrackBack(1)ニュース││編集

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博多天神新橋2号店

66c078cd.JPG名称:博多天神新橋2号店
種類:福岡
場所:新橋
評価:2/ACC
2008.6.19
コメント:一号店から見えるわけではないけれど、それ程遠くもないところに二号店を出すんだから、かなり繁盛しているんだろう。大して美味しくないことはわかっていたので、あまり行きたくなかったのだけれど、福岡から仕事で出てきた昔の同僚が「どうしても」というので仕方なく付き合った。

麺は硬め指定で頼んだのだけれど、まぁまぁ。細めの麺はそこそこにスープが絡むし、コシもそれなり。ちなみに最近の福岡での注文の流行は「バリカタ」でも「ハリガネ」でもなく、「なまたま」なんだけれど、このお店のおじさんはその言葉を知らなかった。まぁ、福岡の人じゃないんだろう。

スープはトンコツベースの塩味で、いわゆるトンコツライト。というか、もう薄すぎて全然味がない部類。それで、「こんなのが食べたいの?」と福岡氏に質問したら、「このラーメンに高菜をじゃんじゃん入れて食べるのが旨いんですよ」という。そんなのラーメンじゃなくて高菜汁じゃん、と思うのだけれど、高菜を入れれば旨くなるというよりも、高菜を入れないとまずくて食べられたものではない。仕方なく、スープの色がオレンジ色になるくらいに高菜を入れたのだけれど、それでもまずいものはまずい。

チャーシューはもちろんまずいので、トッピングするのはお金の無駄。

店から出てきて「あぁ、まずかった」と言うと、福岡氏は「でも、一蘭よりはうまかとですよ」って、そんなことはないと思う。ま、別に良いんだけれど。店の前で待っていれば良かった。またつまらないものを食べてしまった。