ブルーベリーは一本の木でも熟成具合が全然異なっていて、だから一気に全部摘んでしまうということができない。それでいて、美味しい時期は2週間ぐらいしかなくて、なかなか面倒くさい(笑)。ふらっと畑に立ち寄って、20粒ぐらいをそこで摘んでは食べて、それでおしまい、ぐらいが正しい楽しみ方。でも、ついつい「ジャムにしたら」とか、「砂糖で煮てみよう」とか、「ガールフレンドにおみやげにしよう」とか、考えちゃうんだよね(笑)。だから、こうなる。
作業部会はこれまで、広島・長崎の被爆者疫学データなどを検討し、成人については「100ミリシーベルトを超えるとがんのリスク増加など健康影響が明確」と判断した。
「大人より感受性の強い子供にも留意する必要がある」とし、子供の健康に配慮した規制値の必要性も示した。
生涯100ミリシーベルトは、人生を80年とすると年間1.25ミリシーベルトとなる。日本人は宇宙や大地、食べ物から年約1.5ミリシーベルトの自然放射線量を浴びており、同程度の被ばくなら、健康への影響は生じないだろうとの考え方だ。
一方、食品安全委は100ミリシーベルト以下なら確実に安全という根拠は見いだせていない。
食品を通じてセシウムやストロンチウムなどを体に取り込んだ場合の影響は評価するデータがなく
専門家によると放射性セシウムは、半減期が約30年で、筋肉に集まりやすい性質があるものの、代謝により約2カ月で大半が体外に排出される。
なにより過度に神経質にならないことが肝要だ。過剰に騒ぎ、不安をあおることは避けたい。
福島県では緊急時避難準備区域で飼育された牛は体表面を調べる検査を全頭で実施し、出荷している。さらに食肉処理の際にも、処理場のある都道府県が抽出検査を行っている。
食品の暫定基準値は年間を通して摂取しても健康に影響のないレベルで設定されている。今回、検出された別の牛のセシウムも最大で基準値の7倍程度だ。
目に見えない放射能への対応は、科学的根拠に基づいた冷静な対応と対策が欠かせない。
チェルノブイリ原発事故の健康被害を現地調査した日本の研究者によると、摂取した放射性物質による人体への障害が確認されているのは放射性ヨウ素だけだ。
ただ今回の問題では、農家ばかりを責めるのは酷だろう。震災後の飼料不足など深刻な事情がある。原発事故の補償の遅れも一因だ。農家を支え、風評被害を起こさぬ対策こそ求められる。
学位に関するあらゆる不祥事を無くする唯一の方法は、惜しまず遠慮なく学位を授与することである。一日何人以上はいけないなどという理窟はどこにもない。百人でも千人でも相当なものであれば残らず博士にすればよい。それほど目出度いことはないのである。そうすれば学位に対する世間の迷信も自然に消滅すると同時に学位というものの本当の価値が却って正常に認識されるであろうと思われる。
大学でも卒業した人間なら取ろうと思えばおそらく誰でも取れる学位である。取るまでの辛抱をつづけるかつづけないかの相違で博士と学士の区別が生じる。それだからこそ恐ろしく頭の悪い博士もあれば、図抜けて頭のいいよく出来るただの学士も捜せばいくらでも居るであろう。本来博士号は一つことを数年根気よく勉強したという身元保証書の一行である。人殺しをしようが詐偽をしようがそんなことは最初から誰も引受人はないのである。
博士がえらいものであったのは何十年前の話である。弊衣破帽の学生さんが、学士の免状を貰った日に馬車が迎えに来た時代の灰色の昔の夢物語に過ぎない。そのお伽噺(とぎばなし)のような時代が今日までつづいているという錯覚がすべての間違いの舞台の旋転する軸となっている。社会の先覚者をもって任じているはずの新聞雑誌の編輯者(へんしゅうしゃ)達がどうして今日唯今でもまだ学位濫授を問題にし、売買事件などを重大問題であるかのごとく取扱うかがちょっと不思議に思われるのである。学位記というものは、云わば商売志願の若者が三年か五年の間ある商店で実務の習練を無事に勤め上げたという考査状と同等なものに過ぎない。学者の仕事は、それに終るのではなくて、実はそれから始まるのである。学位を取った日から勉強をやめてしまうような現金な学者が幾人かはあるとしても、それは大局の上から見ればそう重大な問題ではないであろう。少なくもその日まで勉強したことはまるで何もしなかったよりはやはりそれだけの貢献にはなっており、その日から止めたことは結局その人自身の損失に過ぎないであろう。
繰返して云うが、学位などは惜しまず授与すればそれだけでもいくらかは学術奨励のたしになるであろう。学位のねうちは下がるほど国家の慶事である。紙屑のような論文でも沢山に出るうちには偶(たま)にはいいものも出るであろうと思われる。
「餃子の王将」水道橋店は王将では都内最大級。震災前は1日で1000人前のギョーザが供され、売上高は1日当たり約2800万円だった。だが、震災後は東京ドームでのイベントが相次いで中止となった影響などで、売上高は3割も減少した。
係数の2.2、1.3、2.8の3つの平均的な値として、2.0を使い