2012年05月31日

「あざとい」と思われないための政治家によるFacebook利用

最近、政治家のFacebook利用をつらつらと見ていて気がついたことがある。つまらないこと、すぐに回答がでそうなことについて、バカを装って「どういうことなんでしょうね」と質問するのである。

主旨はわからないでもない。「Facebookはツイッターと違ってコミュニケーションが主体になるツール。情報を投げつけるのではなく、相手から返事が来るようなものに」ということだろう。でも、質問の内容が「そんなの、これこれしかじかに決まってるじゃん」といった返事が決まっているものや、逆に「そんなの、人によって違うだろ」といった類の、心理主義的なものだと、あざとい感じがする。求めているものは返事じゃなくてコミュニケーションである、ということが最初からバレバレなのだ。これだと、「あんた、背中が煤けてるぜ」と言われてしまう。

たとえ目的がコミュニケーションであっても、それがバレてしまっては逆効果。コンサルタントがそういうレクチャーをするのかも知れないけれど、大事なのは形式ではなく中身なのである。「Facebookはコミュニケーションツールなんだから、コミュニケーションが生まれるように」というアドバイスを表面的に受け取っているんだろうなぁ、もっと本質的なところでアドバイスを受けないとねぇ、と思う。  

2012年05月30日

さて、ぐぐるたす

Facebookがあまりにもストックに対応していないため、Google+の利用を検討中。どこかにひとつコメントすると、Facebook、はてなブックマーク、ぐぐるたす、ツイッターの全てに投稿されると良いね。ブログの投稿記事がぐぐるたすに自動投稿されるような機能も何かありそう。

つらつらと探してみるか・・・。  
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くるり

市ヶ谷に行ったのでラーメンでも、と思ったら、目的のお店はもう閉まっていたので、プランBのくるりへ。

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過去の評価はこんな感じ。

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スープは特に問題なかったけれど、チャーシューがダメだな。ほぼ全部脂。評価は8/AACに下げます。  

2012年05月29日

遺伝子組み換え食品に関する典型的な間違い

今日、こんなやりとりがあったんですが、非常にありがちな間違いなので取り上げて説明しておきます。













まず、「組み換え食品とはっきり表示した方が良い」という指摘ですが、イオンは法律のとおりに表示しているだけです。遺伝子組換え食品の表示内容は法律で規定されていて、勝手な表示は許されていません。「遺伝子組換え不分別」という表示は、加工品の場合は主原料ではない場合に省略が可能となっており、ほとんどのメーカーはこの「省略特例」を利用しています。イオンは省略しても良い表記をわざわざ消費者のために行なっており、それを取り上げて「イオンは遺伝子組換え不分別でけしからん」と言うのは全くお門違いということになります。僕は別にイオンに対して特段の思い入れはありませんが、「正直者がバカを見る」という事態は避けないと、みんなが「隠しておこう」と考えるようになります。それは、遺伝子組換え食品忌避派にとって最も都合が悪い事態のはずです。

参考資料:遺伝子組換え食品の表示(厚生労働省、PDF)

次に「生態系への影響が明確でない」という指摘ですが、これも間違いです。生態系に対してどの程度の影響が出るのかはきちんと判定されていて、大きな影響は及ぼさないことがわかっています。遺伝子組換え植物は基本的に農作物で、農作物はどれも一般の環境下では生態系を乱すほどに繁殖しないことがわかっています。特定の農薬に対して耐性があったとしても、それはあくまでもその農薬に対してであって、現在栽培されている遺伝子組み換え農作物は、一般の自然環境下においては非遺伝子組換え農作物と同じように、繁殖することができません。いくら畑でトウモロコシやダイズを栽培しようとも、自然環境下でそれが雑草化しないのと同様、遺伝子組換え農作物も雑草化して生態系を乱すことはありません。

さらに人体への影響も厳密に検討されています。ときどき「次やその次の世代に影響が出るかも知れない」という意見を見かけますが、分子生物学上の知見からは、現在食用や飼料に供されている遺伝子組換え農作物についてはそんなことは起きないことがわかっています。むしろ、一般の交配によって作られた農作物のほうが、きちんと安全性が検討されていない分、危険と言えます。

大国の巨大企業が農業を支配する、というのは現状を正しく認識しているとは思いますが、そういう状況をつくりだしてしまったのは日本人自身です。危険でないものに対して感情的に大声をあげて否定したせいで、当初参入していたメーカー達が次々と撤退してしまいました。今、遺伝子組換え農作物の市場が少数のメーカーに支配されているのは、そういう逆風に対してそれらのメーカーが踏ん張った結果に過ぎません。日本の研究が最も進んでいるイネだけでも、きちんと研究を進め、技術開発を進めるべきだと思います。

なお、遺伝子組み換え食品については、6月3日(日曜日)の朝9:30からBSフジで放送されるガリレオX「「遺伝子組み換え食品」神話 本当に危ないのか?」が参考になるはずです。番組の内容は僕が去年執筆した「遺伝子組み換え食品との付き合いかた」をほとんどそのまま踏襲していて、30分でとてもコンパクトにまとめられていると思います。

テレビを見て、もっときちんと勉強してみたいと思った方は、下記の書籍をお買い上げいただければと思います。

  
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最近フットサルをやることが多いので

フットサルの専用シューズを買うことにした。というのも、ボールを蹴っているとシューズが痛むから。

大体の場合において僕はNIKE iDで好きなようにカラーリングして注文するのだけれど、これをやると15,000円ぐらいして、おまけに到着まで一ヶ月ぐらいかかる。さて、どうしようかな、と思って楽天などで「フットサル シューズ」で検索したら、安いシューズがたくさん出てきた。あ、こんなに安いんだー、と思ってさらに調べたら、赤くて安いのもある。じゃぁ、これでいっか、と思ったのがKAMOのサイトで見つけたナイキのフットサルシューズ。3,200円。が、合計金額10,000円以下だと送料が800円かかる。それなら池袋のお店で買ったほうがいいよな、と思い、池袋東口のKAMOに行って、試し履きをして、買ってきた。僕にはちょっと細身だけれど、そのうち広がるでしょ(^^; って、それじゃぁ試履の意味がないけれど(^^;

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ちなみに人工芝や土のグラウンドでやることがほとんどなので、野外用の靴底です。3,200円+消費税。10,000円ぐらいするのかと思っていたけれど、最近は何でも安いよねぇ。  
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2012年05月28日

Taxpayer's Day 2012(納税者の日)in Japan

昨日、市ヶ谷であった「納税者の日」(日本税制改革協議会・公会計研究所・東京茶会共催)というイベントに行ってみた。納税者の日とは、「今日までが税金のために働いていた日」という日付で、所得に対する税金が25%なら3月末日、50%なら6月末日、全部税金なら12月末日が「納税者の日」になる。要すれば、365日を税率によって比例配分し、その最後の日付ということだ。今年の日本は、5月26日が「納税者の日」だったらしい。所得のほぼ12分の5が税金ということ。

僕は小さい政府論者なので、この日付ができるだけ早くなって欲しいのだけれど、残念ながら今年は去年に比較して数日後ろ倒しになったらしい。

日本人って、おとなしく税金を払い過ぎてない?その多くは公務員の給料になるわけですが、公務員って優秀な人もいれば無能な人もいて、その、無能な人の分を払うのって、嫌じゃない?他にも、補助金としてあちこちにばら撒かれるわけだけど、すげぇ困っている中小企業にばら撒かれるならともかく、大企業や、「ベンチャー」の立派な看板を立てている似非ベンチャーにばら撒かれるのは腹が立ちませんか?少なくとも、僕は日立やリバネスにばら撒かれるのは腹が立つし、それなら税金払いたくないんですが・・・。

いくつかのプレゼンがあって、その中には不適切なものも含まれていたけれど(たとえば「消費税率をアップさせてから日本人の自殺数が増加した」というプレゼンは、相関はあるかも知れないけれど、因果関係は全く不明で、それをあたかも因果関係があるように見せる手法は既存のマスコミの最も得意とするところであり、僕の「総統閣下はお怒りです」でぶった切ったところでもあります)、総論としては同意できるな、という感じ。3.11以後、社会が行政不信になったはずなのに、税金の使い道については相変わらず無頓着で、それはどうなのかなぁ、と思っている僕は、ちゃんとした使い方ができないんだから、そもそもその金額を減らせよ、と思うのです。やっぱり、納税者の日は、3月末ぐらいになって欲しいものです。

正直なところ、僕はあまり政治に興味がありません。なぜなら、政治では日本を変えられないと思っているからです。民主政治の枠組みでは、常に少数派である若者は絶対に幸せになることができないというのが僕の考え方で、かつ、今の政治的対立軸は憲法改正でもなければ沖縄の米軍基地問題でもなく、世代間格差(年金問題などが代表例)だと思っています。最大のテーマが世代間格差の解消なのに、少子化が長く続いた現代では、それを民主的に解決することができません。どうせ何をやっても解決できないなら、既存の枠組みとは違うものを自分たちで作ってしまえ、つまり、自分たちの会社で、好きなようにやろう、と思っています。「だから、行政は邪魔だけはすんな」と。でも、変えられると思っている人には、引き続き頑張っていただきたい。

日本版ティーパーティー(東京茶会)

関連記事

3,000組の親子を聞き取りして心理主義的な主張を繰り広げている事例
総統閣下はお怒りです「トマトの使者」
総統閣下はお怒りです「超兵器R-1号」
総統閣下はお怒りです「第四惑星の握力」
盗まれた因果関係  
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2012年05月27日

ピザパーティ

なんというか、記憶にないので写真だけ。

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ガリレオXへの出演について

昨日は毎月開催されているピザ食いまくりの日だった。真昼間からシャンパンや日本酒を飲みまくるという大変筋の良い集まりで、おかげで昨日のことはほとんど覚えていない。そんな状態だったので、今朝は完全に二日酔い状態だったのだけれど、取材に対応させていただいたテレビ番組の放送日だったので、きちんと早起きして、テレビの前で正座して9:30を迎えた。というのはもちろん嘘だが、この手の番組は全て制作会社で編集が行われていて、その作品を僕たち出演者も放送前に観ることができない。取材時はたっぷり1時間以上も喋っているのだけれど、それがどういう風に使われるかもわからない。

なので、僕のブログでもあまり積極的に告知活動をしていなかった。だって、変な番組になっちゃっていたら困るでしょ。あと、番組の内容はちゃんとしていても、僕が全然映らなかったら悲しいし(笑)。

ということで、「どうなったかなー」と期待半分、不安半分で観たんだけれど、これはなかなか良いものでした。キシリア様にもお見せしたい内容。僕もそれなりに映っていました。ダイエット前のまん丸い顔でしたが(^^;

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科学者でも、行政官でも、もちろんジャーナリストでもない僕がどうやって紹介されるのかな、と思っていたら、「元理化学研究所 主査」という肩書きでした(^^

番組のラストで僕と東大の佐倉統さん(@sakura_osamu)が同じように「科学的には安全とわかっていても、食べたくない人に無理やり食べさせるのは良くない」と述べて終わっていたのが良かったと思います。

僕はサイエンス・コミュニケーション分野の人間は大抵ろくでもないと思っているのですが、この佐倉さんという人はまともかも知れないと思いました。

関連記事:
「日本サイエンスコミュニケーション協会」のタックスイーター宣言を読み解く
これまで誰も書かなかった「サイエンス・コミュニケーションに求められるもの」

関連図書:

  
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ガリレオX「「遺伝子組み換え食品」神話 本当に危ないのか?」

BSフジのガリレオX「「遺伝子組み換え食品」神話 本当に危ないのか?」が放送されましたが、結構しっかりした内容でしたね。内容的にはほとんど僕の「遺伝子組み換え食品との付き合いかた」に記載されていることでしたが、それがきちんとコンパクトに表現されていました。

要すれば、

1.もうすでに散々食べている
2.一般生活者の不安は、科学的には打ち消されている
3.とはいえ、食べたくないという感情にはきちんと配慮すべき

ということなんですが。来週、再放送がありますので、今日見逃してしまった人は、ぜひ来週(^^ 6月3日(日)朝 9:30〜10:00です。僕も少し登場してます。

また、「ちゃんと勉強したい」という方は、ぜひ下記の書籍をお読みください。


  
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2012年05月26日

Twitter後のネット社会番外編 その13 来る前に終わったFacebookの時代

ミクシィからTwitterへの過渡期の時代、Twitterにはまった人たちの中には「ミクシィはだめ。ツイッターはここが素晴らしい」と書きまくる人がいました。今は同じことがFacebookで起きていて、「ツイッターは終了。Facebookはここが素晴らしい」と書きまくる人がいます。どれもこれもある程度正しいのですが、本質的には間違っています。間違っている点が何かといえば、「ツイッターは無敵なくらいに素晴らしい」とか、「Facebookは無敵なくらいに素晴らしい」という考え方で、どちらのシステムも、「使いこなせばそれなりに便利だけれど、所詮は流行りモノ」というのが本質です。じゃぁ、全然ダメかといえばそんなこともなく、ミクシィにしても、Twitterにしても、爆発的に利用者が増大するわけでもなく、かといって一気に減少するわけでもなく、インフラの一つとして、あるいは空気のような存在として存在し続けることになるでしょう(どこかに買収されたりしない限りにおいて、ですが)。おそらく、Facebookも、近い将来、ミクシィやTwitterと同じような場所に落ち着くと思います。今は、「みんながやっているからやってみよう」という人たちがFacebookに登録する作業が一巡したぐらいで、もうそろそろ限界が見えてきた感じです。

先日、経産省の同窓会に行ってきたのですが、参加者は現時点で室長クラス、僕がいたときの補佐や係長4人でした。途中、Facebookの話になったのですが、5人のうち、Facebookを使っていたのは僕だけでした。その僕も、「そろそろオワコン」という認識で、「役に立つのはイベント機能と書類共有機能だけ。現実に存在する人間関係をネットに持ち込んだだけで、それが可視化される分、居心地が悪いことが多い」というスタンスでした。Twitterの潮時宣言をしたのが拙著「Twitter後のネット社会」でしたが、Facebookもそろそろそういう時期に来た気がします。

ミクシィの時も、Twitterの時も同じでしたが、Facebookも、信者たちはそれが「公共インフラ」になると信じています。しかし、そんな時代はまず間違いなく来ません。私は、特にFacebookの寿命は短いと予想しています。Facebookが一番ダメなのは、方向が「制限」だということです。池田信夫さんがブログのコメント欄を閉じてFacebookのコメント機能を設置したのが象徴的なのですが、池田信夫さんは自身のブログの記事への誹謗中傷を避けるために、はてなブックマークを利用できなくするとともに、ブログに付属していたコメント機能を排除し、基本的に実名での投稿になるFacebookのコメント機能を利用することにしました。おかげで池田さんのブログへのコメントはある程度池田さんにとって居心地の良い内容にスクリーニングされたようです。しかし、これは単に「都合の悪い情報から目を背けただけ」のことです。池田さんはもう結構な年齢で、社会に対する発言力も大したことがないし、将来性もあまり感じられない人です。加えて物凄い頑固者なので、池田さんに限れば、このやり方は正解だったと思うのですが、「これから先」がある人たちにはちょっと薦めにくい、下手くそな対応だったと言えます。批判にいちいち反応・対応する必要はもちろんありませんが、批判は批判として見えてくるような窓を設置しておくべき、というのが私の考え方です。そして、Facebookとは、こうした窓が自然に閉ざされてしまうシステムです。特に日本のようなムラ社会気質の国民性においては、「自分たちにとって居心地の良い情報」だけが純化していく、当事者にとっては非常に気持ちが良く、第三者にとっては非常に気持ちの悪いコミュニティ(代表例はオウム真理教)が形成されていきます。同じ事をすでに私たちはミクシィで経験していますが、Facebookも同じです。

私などはFacebookだろうがどこだろうが馬鹿には馬鹿と言うし、デブにはデブと言いますが、こういうタイプの人間は日本社会では稀です。ですから、私が今、Facebookで馬鹿に向かって馬鹿というと、その馬鹿はより純化が進んで味方ばかりのミクシィに行って、「こんな酷いことを言われた」と泣きつきます。これはFacebookにおいてはまだミクシィほど純化、カルト化が進んでいないからですが、早晩ミクシィと同じ状況になるでしょう。

ちょっと言葉を変えて、Facebookというシステムがダメな(というか、日本ではあまり発展しないと考えられる)理由を書いてみます。

Facebookは、日本人が非常に苦手な「比較」を可視化するシステムです。比較されるものは、学歴だったり、年齢だったり、性別だったり、職歴だったり、資産だったりします。Twitterでは基本的に「発信された情報の質」によって情報発信者が評価されましたが、Facebookでは、情報発信者に学歴や年齢、肩書きといったタグがついています。ちょっと気の利いたことを書いたとしても、「あいつ、偉そうなこと言っていて、◯◯大学かよ」みたいな評価を受けます。じゃぁ、Facebookはそういうギスギスした空間になるのかといえば、表向きはそんなことはありません。表面上は仲良しを装いつつ、裏でこっそり「あいつは二流大学だから、どうでも良い」とネグレクトすることになります。要は、日本の実社会で行われていることが、ネット内でも全く同じように行われるのです。結果として、Facebook内での交流の方向は限定的になり、クラスターはカルト化し、ムラ社会が形成されます。ミクシィではこうした現象が趣味の領域で発生しましたが、Facebookではそれが学歴や会社などの領域で起きています。その点、Twitterは方向が逆(身分などから発言を分離する方向)なので、比較的長持ちした印象があります。しかし、Twitterのように極端に「発言だけを評価する」システムも、付随的に発生してきた各種システム(代表例はTogetter)によって発言はストックされ、発言者は「面白い人」と「それ以外」に二極化し、「それ以外」にとっては「面白い人」の発言を読むだけのシステムになってしまってきています。

所詮、世の中には、面白いことを継続的に発信できる少数の人と、そうでない人しかいません。そして、圧倒的多数の「つまらないことしか発信できない人」(=凡人)も、自分の発信する情報は誰かに読んで欲しいのです。人間は本質的に社会的な生物ですから、自分の存在は他者に認識して欲しいという欲求を持っています。だからこそ、ソーシャルメディアに飛びつくのです。Facebookの場合、ミクシィにも、グリーにも乗り遅れたやや高齢の高学歴層が飛びつきました。高学歴層はすでに自分のネットワークを持っているし、そこそこ高齢であれば「自分の部下」が自分の話を聞いてくれます。だから、特段、新しいソーシャルメディアに参入する必要がありませんでした。しかし、Facebookが既存のソーシャルメディアとちょっと違っていたところは、「既存の人間関係をそのままネットに持ち込んでいた」点です。つまり、上司と部下の関係とか、一流大学の同窓生とか、そういった「自分が発信する情報の面白さ」とは無関係のところで、自分を優遇してもらえるシステムでした。「あぁ、一からやらなくて良いのか。あぁ、面白い情報を発信しなくて良いのか」と、多くのつまらない大人たち(笑)がこのメリットに目をつけたわけです。

Facebookの利用者にありがちなのが、良い大学を出ていて、社会的ステータスがそこそこ高く、友達が100人以上登録されているのに、発言を全くしない人です。もともと情報発信に慣れていないし、Twitterなどでは恥ずかしくて何も書けず、とはいえ自分の存在だけは他者に認識して欲しいという人たちなので、ただただひっそりと存在しています。そんな人たちにとってうってつけの機能がFacebookには2つあって、それが「挨拶」と「いいね」です。挨拶ボタンなど私は使ったことがないのですが、おそらく「こんにちは」と、相手に表明するだけの機能だと思います。語ることは何もないけれど、存在を認識して欲しい人にはとても便利なはずです(私には全く意味が理解できませんが)。「いいね」ボタンについては、自分の友達に記事を紹介する機能が付随しているようなので、ただの無駄撃ちとは異なりますが、自分の意見を表明していない点は一緒です。

「実社会ではそれなりに評価されている人」で、かつ「ネット内ではただの凡人」を救済できるシステムがFacebookだったのです。

言葉を裏返すと、実社会ではそこそこ評価されている人にとって居心地が良い場所は、実社会ではあまり評価されていない人にとって居心地の悪い場所です。そして、それが「友達の数や質」などによって可視化されます。加えて、「どんな大学を出ているか」とか、「どんな肩書きか」とか、面倒くさい付帯状況がラベリングされてきますから、庶民にとってこんなに居心地の悪い場所はありません。要は、「日本的上流階級」のためのシステムなのです。これだけでも私にとってはちょっと気持ちの悪い場所なのですが、個人的にFacebookが嫌いな点はもうひとつあって、それは「システムがストックに対応できていないこと」です。表現が難しいかも知れませんが、蓄積された(=ストックされた)情報へのアクセシビリティが低く、目的とした情報に到達するのが非常に難しいという意味です。もっと簡単に言うなら、検索性が低い、となるのですが、「あれ?以前書いたあの記事、どこだっけ?」と思っても、その記事を見つけることが非常に難しいのです。目的としている情報にアクセスしにくい、という点では、FacebookはTwitter以上に不便です。ですから、私のようなストック型の人間には非常に居心地が悪い環境です。ところが、そもそも面白い情報や役に立つ情報を発信していない人なら何の問題もありません。結果として有意義な情報は発信されず、刹那的な、消費スピードが高い情報だけがやり取りされることになります。

ちょっとTwitterに話を戻すと、TwitterではFacebookよりも面白い情報がやり取りされています。Twitterも、Facebookも、「世の中つまらない奴が多い」という現実をいかにわかりにくくし、つまらない人間でも居心地が良い状態にすることに腐心しているわけですが、その方向が180度異なります。Facebookは、学歴とか、住んでいる場所とか、社会的ステータスを持ち込むことによって、「つまらない人間の中で、一定のラベルを持っている人間を救済する」ことに成功しましたが、Twitterはそういったラベルを極力排除し、情報を大量に発生させ、「数撃ちゃ当たる」という状況を作り出しました。前述のようにTwitterのこの戦略はストック・システムによって崩壊しつつありますが、個人的にはなかなか面白い試みだったと思いますし、だからこそ、短命のネットシステムの中において比較的長い期間、評価されつづけているのだと思います。

さて、Facebookは「つまらない奴」のうち、実社会で評価されている人を救済したわけですが、その他の「つまらない奴」の行き場所がない、という状態には変化がなく、むしろ隠れる場所がどんどん減ってきているという現状があります。他人と一緒であることが最大の美徳であり、他人と一緒であることによって「つまらない自分」を隠すことができたのが日本社会でしたが、徐々に「つまらない奴」が顕在化されつつあります。私はこういう理由によって、「農耕民族」「村社会」的な日本社会が内部崩壊を始めてきていると感じています。内部崩壊と言っても、村社会構造が崩壊するという前向きな話ではありません。村社会でありつつも、それがあまり表面化しなかった日本社会が、その事実をまざまざと見せつけられることによって、諦めにも似た雰囲気となりつつあります。

雨後の筍のように次から次へと現れてくるソーシャルメディアですが、その寿命はせいぜい10年程度でしょう。コンテンツ(画像とか、動画とか、テキストとか)の価値は長持ちしますが、ネットワーク(人間関係とか)は長持ちしないのが世の常であって、だからソーシャルネットワークシステムは長持ちしないのだと思います。それはFacebookと言えども同じです。じゃぁ、Facebookは全然ダメか、なくなったほうが良いシステムなのか、といわれればそんなこともなく、例えば「イベント機能」とかは非常に便利で、これだけのためにFacebookは存在しても良いくらいだと思います。それは、ミクシィがコンサートのチケットのやり取りにおいて一定の威力を発揮するのと同様で、部分的には、使いようによっては非常に便利なのです。ただ、ちょっと違うよな、と思うのは、Twitterのときも同じでしたが、「これは凄い」「これを使わないのは馬鹿だ」「これこそが次世代の公共インフラだ」などと旗を振る信者たちに対してです。

インターネットは公共インフラですが、FacebookもTwitterも、非常に個人的なシステムで、公共インフラではないのです。一部の自治体などでFacebookを公共インフラとして利用する動きがありますが、これは間違った方向だと感じます。もし信者の皆さんが「次は公共インフラとしてのFacebookの時代が来る」と考えているとすれば、私は「Facebookの時代は来る前に終わった」と断言します。

関連エントリー
その1「情報拡散は公式RTを利用しよう」

その2「自分ができることをやる」

その3「ポジティブ情報も生き残れないTwitter」

その4 ツイッターでの議論はソーシャルリンチにつながります(草稿)

その5 自分にとってのカリスマ

その6 芦田さんのツイッター微分論について その1

その6 芦田さんのツイッター微分論について その2

その7 来る前に終わった?フェイスブックの時代

その8 遅れて登場した「村の重鎮」

その9 自治体までFacebook

その10 芦田宏直氏の講義の事例

その11 Twitter微分論について

その12 地獄への道は善意で敷き詰められている


  

「宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘」 PV

第二章、反射衛星砲キタコレ。




ブラックタイガーのテーマはなくなっちゃうの???やっぱエビみたいな名前だから?商標の関係???うーーーーん。

ちなみにブラックタイガーはこんな曲。これがないとねぇ。

  

2012年05月25日

ダーク・シャドウ

原題「Dark Shadows」にも関わらずダーク・シャドウにしてしまうあたり、「シャドウゲーム」と同じく日本人白痴化計画の香りを感じる。どうして映画関係者の馬鹿どもは単数形と複数形をごっちゃにしたがるのだろう?こういうひとつひとつが、英語すらできない馬鹿日本人を作り上げてしまうというのに。

と、例によって邦題についてケチを付けるところから始めたくなる映画だけど、内容の方は結構面白いと思う。ティム・バートンがどのくらい好きか、というところにも寄ると思うのだけれど、シザーハンズには遠く及ばないものの、彼の特色であるゴシック、ファンタジー、ホラー、ブラックユーモアがきちんと表現されていたと思う。ティムが大好きな人も、ティムが嫌いな人も受け入れられないかも知れないけれど、そこそこ好き、ぐらいのライトなティム支持者である僕にはちょうど良いさじ加減だった。

ティム作品の常連ジョニー・デップもいつもどおり良い味を出していたし、加えて「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツと、「カジノ・ロワイヤル」以後僕が大好きなエヴァ・グレーンが好演していた。

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特段凄いストーリーというわけでもなく、感動があるわけでもなければ大爆笑することもなく、凄いアクションがあるわけでもない。でも、細かく散りばめられた(ブラック)ユーモアとか、赤と黄色以外の彩度を極端に落とした映像表現とか、音楽も含めての舞台にした1972年の空気感とか、結構楽しめた。

日本語版については、字幕がちょっと下手だったと思う。それと、わざわざ明朝体にしたフォントも意図不明。ゴシックのほうが映画にフィットすると想うのだが、なぜわざわざ明朝にしたんだろう。って、関係者が「シャドウ」ってするような馬鹿だから仕方ないか。

かなり好みが分かれそうなこの映画、プラス・マイナス、色々あるけれど、個人的な好み(エヴァを含め)で☆1つサービスして☆3つ。

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外事警察

試写会で鑑賞。

説明的で、かつ緊張感に欠ける前半は正直眠くなる。しかし、前半の退屈さを忘れさせるような後半はなかなか見事。これができるなら前半からフルスロットルでお願いしたかった。最初の一時間ぐらいはとにかく退屈で退屈で退屈だ。冒頭の衝撃的なシークエンスのあと、「さて、遡ること数ヶ月・・・」みたいなやり方はミッション・インポッシブル3のパクリだし。

真木よう子が韓国に出ていくあたりからテンポが良くなって、そのままラストまで駆け抜けてしまうのだけれど、「おい、これじゃぁ外事警察なんてご大層なものを持ち出さずとも、どこぞの外交官(キターーーッの人)でも良かったんじゃない?」という感じになるのだが、ラストのラストでちゃんと風呂敷が畳まれるのは好印象。ただ、終わってみてから全体を俯瞰すると、凄くありがちな事件ではあった。核爆弾をテロリストが手にして、それを利用して戦争勃発を企むとか、007とかだと20年ぐらい前にスペクターさんがやっていそうな話である。そのあたりが西洋諸国と極東(朝鮮半島を含む)の文明の差なのかも知れない。「あーーー、どうしよう、このままじゃ爆発しちゃうよっ!」みたいなのも、今までに何度も観た気がする。あの、「赤い線と、青い線と、どちらを切りましょうか。えーーーい、目をつぶって、こっちだ!」みたいな。いや、本作は全然違いますけど。

この映画の最大のチェックポイントは脚本の古沢良太。代表作は三丁目の夕日シリーズ、キサラギ、探偵はBARにいるなどで、どれも邦画としては高く評価した作品。そして今もフジテレビ系列で放送している「リーガル・ハイ」でも出色の脚本を書いている。彼が、この映画でどこまで面白い脚本を書くのかに注目していた。前半のかったるさと、M:i:IIIのパクリはちょっとどうかと思うけれど、途中からはさすがに古沢、とうならされる。何しろ、必要以上に説明的じゃないのが良い。観客を馬鹿にした脚本家だと「そこまで説明しなくて良いよっ!」と思ってしまうのだが、そういう饒舌なところがない。本作で言えば、お金を渡す、という行動で全てを語るあたりが非常に好感。あーー、いや、でもどうかな、あの、写真を何度もしつこく写すのはちょっと興ざめだった。もうわかったから、さらっと流せよ、大した話じゃないんだから、と思った。

渡部篤郎は一見冴えない刑事を好演。真木よう子は相変わらず可愛くて非常にナイスだけれど、一般人にしては体のキレが良すぎる気もする(笑)。でもやっぱり加点要素。一方で尾野真千子はあんまり可愛くないし演技も下手で減点要素。

評価は☆2つのところ、真木よう子におまけして☆2つ半。  
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総統閣下はお怒りです 第拾参話「ネット選挙、侵入」予告

本日も21時から、日の出テレビで生放送!!!



番組サイトはこちら↓

日の出テレビ

書籍はこちら↓

  

2012年05月24日

オクトーバーフェストに夜行く奴は馬鹿

経産省で机を並べていた人が長崎県への出向から戻ってきたので、飲み会でもやるか、ということになり、19時頃に日比谷公園で待ち合わせして、オクトーバーフェストで飲み食いしよう、ということになった。それで、行ってみてびっくり。ビールを買うのに大行列、食べ物を買うのに大行列、あんた達、行列しにきたの?という感じ。

もちろん、こんなところで行列して時間をムダにするのはまっぴらごめんなので、さっさと公園をあとにして新橋に向かいました。

新橋の飲み屋で調べてみたら、このオクトーバーフェスト、昼間っからやってるんじゃん。夜に行くとか、アホですよ。

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夜に行くなら、雨の日だな、絶対。じゃないと、並んでいるうちにアルコールが抜けちゃう。

ところで、5月なのにオクトーバーっていうのは突っ込むところではない?ま、何でもいっか。多分、二度と行かないだろう。  

2012年05月23日

すげえ混雑

0ff52656.jpgビール買うのに大行列って何の冗談ですか?帰りたい。
  
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ガリレオX「「遺伝子組み換え食品」神話 本当に危ないのか?」BSフジで5月27日放送

BSフジで毎週日曜日あさ9時30分〜10時から放送している「ガリレオX」ですが、今度の日曜日は『「遺伝子組み換え食品」神話
本当に危ないのか?』というタイトルで遺伝子組換え食品について取り上げます。

ガリレオX

「取材先」に僕の名前もあるので、もしかしたら登場するかも知れません。放送の内容は僕も全然知らないのですが、番組を観るなら、ぜひ下記の書籍で予習を(笑)!

  
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2012年05月22日

朧月

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名称:朧月
種類:喜多方
場所:銀座
評価:5/ABC
2012.5.18
コメント:大勝軒系のスープを上品にした感じだが、一番近いのは喜多方ラーメンだと思う。動物系のスープと和風の風味がマッチしていて美味しいと思う。

麺は太目の平打ち縮れ麺。コシがあって美味しいけれど、スープの絡みはイマイチ。スープが非常に上品なので、もうちょっと麺に絡まないと味が楽しめない。麺とスープのコーディネートという面では今一歩と言わざるを得ない。

チャーシューは肉質はいいのだが、ただの煮豚。味がないので食べている最中に苦痛になってくる。「チャーシュー麺」の注文は正直お薦めできない。

座席数7席と少ない上に、麺を茹でるのにかなり時間がかかる。おかげでいつも店の外まで行列している。しかし、隣の「はしご」とラーメンのできに大きな差があるとは思えない。この店が行列してないなら普通のラーメンをまた食べてもいいけれど、行列していたら迷わずはしごに行くと思う。

店名 銀座 朧月 (おぼろづき)
住所 東京都中央区銀座6-3-5
営業時間 [月〜金]11:30〜15:30 17:30〜22:00[土]11:30〜15:30 17:00〜21:00
定休日 日曜日  

2012年05月21日

あ!SDカードが入ってない!という事故を防ぐたった一つの方法

ラーメン店に入って、注文を済ませて、さぁ、ラーメンが来た、写真を撮ろう、と思ったら、「SDカードが入っていません」とか、「メモリーが足りません」とかのメッセージが出てくることが良くあると思います。あるいはバッテリーが入っていなかったり。こういう場面でのがっかり感というのは計り知れないものがあります。絶対に避けたいですよね。家に帰ってきて、パソコンのSDカードスロットに刺さっている16ギガのカードを見たら、スカートの中を撮影しているところを現行犯逮捕されたのではなくても、そのSDカードを噛み砕いてしまいたくなります。

さて、私はこの度、この事態を完全に避ける方法を編み出しましたので、ここで報告させて頂きます。それは、「SDカードやバッテリーを取り出したら、蓋をしめない」というものです。人間はついつい蓋を開けたら閉めてしまいます。これは本能と言っても良いくらいです。でも、そこで頑張って、蓋をするのを辞めてみましょう。あらびっくり。たったこれだけの工夫で、「うわっ!!SDカードが入ってないっ」という事態をほぼ100%回避できるようになります(当社比)。

この方法の問題点はたったの2つです。一つ目は、蓋の中にゴミが入りそうなこと。でも、まだそういう事態にはなったことがありません。二つ目は、蓋を開けっ放しで机から落としたりすると、非常に壊れやすそうだということです。これもまだ事例がないので、あくまでも予想に過ぎないのですが・・・。この2つのリスクさえ覚悟できるなら、データの移送時や充電時には、デジカメの蓋をするのは辞めましょう。不思議なくらいに事故が激減します。  
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金環食2012/05/21

何しろコンデジなので限界があるわけですが、たくさんシャッターを押して、良く撮れたものだけ抜き出してみました。

6時頃
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欠け始め
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そろそろ金環食

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輪っかになったところ

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そろそろ終了

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金環食が終わったら曇ってきた(^^;

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13年式G型トラクター売りたし

G:環境省のトップが俺に何の用だ?

環境大臣:君にしか頼めないのだ。何としても受けてもらいたい。

G:話を聞こう。

環境大臣:実は、3組の夫婦を敵から守ってもらいたい。金は予算の範囲でいくらでも出す。

G:・・・

環境大臣:その夫婦は常に敵から狙われている。正確には、敵のターゲットは彼らの子供たちだ。

G:その子供たちは、何か狙われる理由があるのだろう?それを説明してもらおうか。

環境大臣:その家族は、非常に特殊な状況に置かれている。狙われる理由はそれぞれだ。

G:それでは全然説明になっていないが・・・子供に何かあるというのか?

環境大臣:敵にとって特別な価値があるわけではない。ただ、我々にとっては非常に大切な子供たちなのだ。二組の夫婦には子供が3人、残りの一組には1人の子供がいる。

G:子供を守るだけなら、俺以外にも依頼できる相手がいるのではないか?それ以前に、自衛隊や警察で十分だろう?

環境大臣:いや、君にしか頼めないのだ。その家族は、特殊なカメラで常に監視されている。しかも、その映像はネットで日本中に中継されている。その監視の目をかいくぐって欲しい。

G:守るのは天皇家か?

環境大臣:いや、それなら管轄は宮内庁だ。今回は全く違う家族だ。しかも、監視はされているにも関わらず、その家族がどこにいるのか、詳細は国民の知るところではない。ごくわずかの関係者だけが知っているのだ。自衛隊や警察を動員すれば、その場所が知れわたってしまう。

G:何か、複雑な事情がありそうだな?

環境大臣:そうだ。これは国民にも知られてはならないミッションなのだ。

G:・・・

環境大臣:それともうひとつ、敵は主に空から攻撃してくる。しかも、彼らは我が国のレーダーには引っかからない。

G:最新型のステルス機体を使っているということか。目視で敵を発見しなくてはならないということだな?

環境大臣:そうだ。その上で、攻撃してくる敵を全て処理して欲しい。何としても、その家族を守る必要があるのだ。

G:処理の方法は俺に任されているのか?

環境大臣:任せる。敵の生死は問わない。ただし、条件がひとつある。

G:なんだ?

環境大臣:大きな音を立てないで欲しい。その家族には、ちょっとしたストレスも与えることが許されない。

G:注文はそれだけか?

環境大臣:そうだ。頼む。君しかいないのだ。

G:やってみよう。

環境大臣:おおっ、やってくれるか!

G:それで、3組の夫婦は今どこにいるんだ?

環境大臣:詳細はこれを読んでくれ。

NHK WEB NEWS  
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2012年05月20日

「生きるか死ぬか」と「健康で文化的な最低限度の生活」の間

片山さつきさんは「生活保護は生きるか死ぬかがもらうものなんです」と言っているそうですが、




憲法25条に書かれているのは

第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。


なので、「生きるか死ぬか」と「健康で文化的な最低限度の生活」の間に何があるのか(あるいは何もないのか)を考える必要がありそうです。僕は結構色々あるような気がするのですが・・・。  

幸来

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名称:幸来
種類:東京とんこつ
場所:上井草
評価:2/BCB
2012.5.18
コメント:麺は細めのストレート。ちょっとにおいが気になることを除けば、コシ、スープの絡みなど、特に問題ない。

スープは豚骨ベースの醤油味。店のテントには「九州ラーメン」と書いてあるけれど、実際は東京豚骨の出来損ないみたいな感じ。豚骨ライトで酸味のある変な味。

チャーシューは悪くない。普通に美味しい。

店名 とんこつラーメン幸来 (こうらい)
TEL 03-3996-1710
住所 東京都練馬区下石神井4-19-8  

幸せの教室

larry


トム・ハンクス監督・脚本・主演作品。「Larry Crowne」が原題にも関わらず、「幸せの教室」なんていう珍妙な邦題をつけているあたりでもうすでに腐敗臭がしてくる。観てみても、やっぱり全然「幸せの教室」じゃない。むしろ、「不倫の教室」という感じ。と、いつもどおり突っ込んでいきたいのだけれど、実際にはせいぜい「eBayで売ったら?」がネットで売ったら?みたいに意訳されていたぐらいしか突っ込みどころがない。いわゆる、普通につまらない映画である。

学歴が理由でリストラされた中年が、夫婦仲がうまくいっていない既婚の先生をゲットする、という程度のストーリーで、特に何かがあるわけでもなく、邦画では良くあるが、日本公開の洋画ではあまりお目にかかれないようなダメ映画である。

トム・ハンクスやジュリア・ロバーツが好きなら良いのかも知れないが、そうじゃないなら、こんな映画を観るのは単に時間とお金の無駄。しかし、こんなダメ映画でも興行ランキングでそこそこ上位に行ってしまうのだから、広告の効果というのは侮れない。良いものが売れるんじゃなくて、頑張ったものが売れるということ。頑張った代理店の皆さんに拍手したい。  
Posted by buu2 at 18:11Comments(0)TrackBack(0)映画2012││編集

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マリノス対ガンバ

僕は日産スタジアムで観戦するというと、大抵ホーム側2階の斜めからという座席を選択する。そこからの眺めは例えばこんな感じになる。

広島対横浜2007

この間のサイスタでも同じような場所を確保したのだけれど、この角度と距離感が一番好きである。ところが、今日は友だちに誘われていたこともあり、普段は座らない座席からの観戦となった。一階、バックスタンドのややアウェイ側である。いつも観ている場所の対角で、かつ一階というポジション。多分、自分だったら絶対に選ばないポイントで、「なんでここなんだろう??」と非常に不思議だった。不思議なだけで、ここがダメということではないのだけれど(笑)。

試合の方は、というと、マリノスの攻勢に対してガンバが単発のカウンターという構図。マリノスの攻撃は基本的に1トップ2シャドーで、トップはマルキーニョスを置きつつ、ときどき小野だったり、学だったり、という感じ。一方で中盤はガンバの中心であるヤットを中村、富澤、兵藤がソーンで抑えるという感じ。前半から前線の動き出しが遅く、同時に中盤はガンバの良さを消すサッカーで、お互いに決め手にかける淡々とした試合になった。アウェイでこれなら良いけれど、ホームではちょっとなぁ、という内容。結局、唯一とも言えるPKのチャンスを俊輔が外しやがってスコアレスドロー。

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PKをもらうきっかけとなったプレーで学が交代してしまったのだけれど、彼の怪我の具合はかなり心配。というのも、ここ5試合ぐらいの好調は学の活躍に寄るところが大きかったから。彼が数試合でも出場できないということになると、再びマリノスの前途に暗雲が立ち込める。

ところで、余計なお世話だけれど、ガンバの状態は非常に悪そうだ。マリノスは誰かをヤットにつけるわけでもなく、場所によってそのエリアを担当している選手が遠藤の面倒を見ていたけれど、フリーな状況でもヤットにボールが集まることはなく、特段厳しい状態でのプレーでもないはずなのに、攻撃の核になることができない。バックスの底にいる今野もそこから攻撃を展開するわけでもなく、見ていると普通にブロックを作ってのカウンターサッカーである。西野時代に見せていた変幻自在のポゼッション・サッカーの片鱗すら見えない。「このチームに今野が入ったら、いったいどんなチームになるんだろう」とさえ思ったのに、今や「ただ遠藤と今野がいるだけのチーム」である。これではACLを勝ち抜けないのも当たり前だ。代表もなんだかんだ言ってもヤットのチームなので、アジア最終予選がちょっと心配になってくる。  

2012年05月19日

ある「教育に関するテーマ」での内田樹氏の意見

いつも「内田樹は馬鹿」と言っているが、それは教育「以外」の場面で、このエントリーは納得できる。

利益誘導教育の蹉跌
http://blog.tatsuru.com/2012/05/11_1204.php

この文章では前半と後半で異なることを言っていて、それを無理やり一つのエントリーにまとめているので、違和感があるのだけれど、両方ともに「そうだよな」と思うので、ま、いっか。

僕個人のことを言えば、高校時代、英語と化学は落第点を取っていた人間で、化学は駿台の東工大模試で偏差値30台を叩きだしたこともある(笑)。英語だけは塾に行っていたのだけれど、そこの先生には「僕は数学と物理で点が稼げるので、英語はそこそこ取れれば十分です」と言い放っていた(^^;結局英語も化学もあまり勉強しなかったけれど、本番の入試では物理と数学は満点(多分)で、ちゃんと現役で東工大に合格したので、それほど問題はなかったことになる。まー、ジョブスやザックとは全く比較できませんが(笑)。

そして、通訳を雇うほど稼げていないので、今でも英語を勉強しています(涙)。  

2012年05月18日

総統閣下はお怒りです 第拾弐話「政府の価値は」予告

本日放送の予告です。時間がないのでテキストで(って、こっちのほうが良くないか(^^;?)

●今週のニュース
☆今週のドラゴンズとマリノス

●今週の映画
☆幸せの教室 ネタバレレビュー

●今週のラーメン
☆しかた
 
●日頃の不満、疑問
☆大きな政府と小さな政府 最終回
☆生理学に基づくダイエット

今晩21時から日の出テレビで生放送!!!

日の出テレビ  

金環食を撮影するテスト

Amazonで買った250円の日食観測グラスがようやく届いたので、ちょっと太陽を撮影してみた。

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月に比較するとすげぇ小さい(気がする)。あと、観測グラスを使うとかなり暗いので、これは三脚が必須だな。

スカイツリーを背景に、と思っていたのだけれど、「誰が撮ってもまっくら」な写真になりそう(笑)。  

2012年05月17日

アクアポークとにんじんのシリシリ

友達の家でのホームパーティに誘われたので、アクアポークを手土産にして持って行ったら、シリシリを作ってくれた。

アクアポークは少し小さめに切って、これに人参のシリシリ、みじん切りのネギをあわせて炒めたらしい。これが非常に美味。

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この子、ずっと古くからの知り合いなんだけれど、もう15年くらい、「小料理屋をやりたい」と言い続けている。その間、何度か転職してふらふらしていたので、このまま諦めちゃうのかな、と思っていたら、色々と物件を探し始めているらしい。料理のセンスが抜群なので、早く始動して欲しい。

ちなみにシリシリとはこれ↓

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Posted by buu2 at 23:51Comments(0)TrackBack(0)料理││編集

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2012年05月16日

iPadのオススメアプリ

友達にiPadを薦めたら、ちゃんと買ったのは良いのだけれど、「何をやったら良いのかわからない」と言ってきた。いきなりフルフルで使いこなせるもんか、と思ったけれど、薦めた手前、あんまり邪険にもできず、お薦めアプリを幾つか列挙してあげた。具体的には、こちら。☆は特にお薦め。

●ユーティリティ
Boxcar
ツイッターなどと連動して、「公式RTがあったよー」とかお知らせしてくれる。

ゆれくる
地震が起きる時、「揺れがくるよー」とお知らせしてくれる。

Echofon
10くらいのアプリを試したけれど、残したのはこれひとつ。他のアプリは全部使いにくかった。

路線図
地下鉄の路線図。

●ビジネス
Keynote
マック環境でプレゼンするなら便利。

黒板
お絵かきアプリ。打ち合わせで結構利用する場面あり。

●ゲーム
Kingdom Rush(英語)☆
攻めてくる敵に対して歩兵隊、弓隊、大砲隊、魔法隊を配置し、自陣を守るゲーム。気がつくと朝とか、ざら。

●グルメ
Ramen Map☆
ラーメン食べ歩きのための必須アプリ。「今いるところの周辺にはどんな店があるのかな?」という場合に絶大なる威力を発揮する。ただし、評価は、二郎系が極度に高評価だったり、田舎の店の評価が低かったり、あまりあてにならない。

●メディア
i文庫HD☆
青空文庫が読み放題。

Kindle
洋書が読み放題。

超字幕
ときどき200円とかでアプリの投げ売りをする。半額ぐらいなら買う必要はないと思うけれど、200円なら買っちゃうこともある。  
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新シリーズ 総統閣下のダイエット「モリタック始動」

モリタック:今日からダイエットを始めましたっ!

ヒロッコ:あら?どういう風の吹き回しなの?

モリタック:昨日の合コンで女子に「お腹が出てますねぇ」と笑われたんです。

ヒロッコ:それで、今度はどんなダイエットなの?

モリタック:王道で、朝ごはんにバナナ一本を食べてきました!

注釈:朝バナナダイエットについてはこちらを参照のこと:朝バナナダイエットオフィシャルサイト


閣下:モリタックは相変わらずだな。今から予言してやるが、絶対に失敗するな。

モリタック:えっ!!??でも、隣の作戦室のカツマーナ女史もバナナでダイエットしたらしいですよ?

閣下:隣の作戦室のことは知らんが、失敗するとする理由は2つある。まず一つ目は、「バナナを毎日食べる」とか、「トマトジュースを毎日飲む」といった偏食系のダイエットは、体を不健康にするだけなので、長く続けていると体に色々と影響が出てきてしまう。爪が波打ってしまうとか、目に見えるものもあるだろうし、不機嫌になる、みたいな精神的なものもあるかも知れない。とはいえ、俺はこの分野の科学者じゃないから、あくまでも俺の経験上の話だがな。

モリタック:でも、なんかありそうな話ですね。それで、もう一つも気になります・・・。

閣下:偏食系ダイエットの最大の問題点は、体を不健康な状態にして痩せても、体が健康な状態になれば元に戻ってしまうってことだな。

ヒロッコ:いわゆるリバウンドでしょうか?

閣下:その通り。バナナダイエットで痩せても、バナナを食べるのをやめたら元に戻る。人間の体は、そういう風にできているんじゃないのか?

モリタック:元に戻るのがわかっているんですか・・・頑張っても、すぐにリバウンドしちゃうんじゃなぁ。

閣下:ダイエットとはいつも2手、3手、先を考えて行うものだ。バナナを食ってスレンダーになった、ということは、逆もまた起こりうるということではないのかな?

ヒロッコ:バナナを辞めたらデブる、ということですね。

閣下:その通り。

モリタック:なんてこった。バナナダイエットは辞めます。でも、バナナがダメならどうしたら良いんでしょうか?

ヒロッコ:岡田斗司夫さんのレコーディング・ダイエットが良いんじゃない?

注釈:レコーディング・ダイエットについてはこちらをどうぞ。レコーディング・ダイエット2.0のススメ


モリタック:あーー、あれ、簡単そうだもんね!

閣下:俺はやったことがないんだが、実際に痩せた人もいるみたいだな。しかし、ただ記録をつけているだけじゃ、やっぱり痩せないと思うぞ。

モリタック:えっ!?そうなんですか??

閣下:試したことがない俺が言うのもなんだが、やはり「痩せたい」と強く思っていることが大事だと思うな。他にも、岡田さんのことだから「記録するだけ」と見せかけておいて、きちんと痩せるための方策が盛り込まれているはずだ。

モリタック:そうなんだ・・・

閣下:いや、がっかりするところじゃないだろ。レコーディング・ダイエットをやるなら、「ただ記録するだけ」などと考えず、きちんと岡田さんの本を買ってきて勉強してみろ。

ヒロッコ:モリタックは本を買ってまで痩せたいと思っているわけじゃないわよね(笑)?

モリタック:そんなことないですよ!痩せたいですよ!!

閣下:じゃぁ、レコーディング・ダイエットで良いじゃないか。

モリタック:レコーディングすらしなくても良いダイエットはありませんか?

閣下:モリタックが真剣なら、絶対に痩せる、しかもレコーディングすらしなくても良い方法を教えてやろう。

モリタック:ぜひっ!

閣下:今日からモリタックは一日一食にしろ。これで痩せねば貴様は無能だ。

モリタック:えっと・・・、それは有能とか、無能とかの話じゃないですよ!食べなければ、そりゃ痩せますよ!

閣下:真剣なら、食べることぐらい我慢できると俺は思うぞ。

モリタック:食べたいです・・・

閣下:ほら見ろ、結局、真剣じゃないってことだ。

モリタック:いや、でも・・・

閣下:例えばホリエモンを見てみろ。収監されるたびに激ヤセして、出所するとすぐに元に戻るだろう?

モリタック:はい、そのようですね。

ヒロッコ:なんか、20キロも痩せたみたいよ。

閣下:だからといって、そのまま痩せ続けるわけじゃない。50キロの体と、60キロの体なら、60キロの体を維持するためのカロリーのほうが高くなる。60キロでい続ける奴は、それに見合ったカロリーを毎日恒常的に摂り続けているわけだ。刑務所の食事は、人間が人間として生きていくための必要カロリーをきちんと計算しているから、不健康なまでに激ヤセすることはない。だから、ホリエモンも適度な体重になったところで体重の低下にはブレーキがかかるはずだ。

モリタック:でも、私は刑務所に入っていないので・・・

ヒロッコ:軍隊の食事のカロリーだって作業量によって決められているのよ。

モリタック:ついつい、勝手に調達して食べてます。

閣下:どうもお坊ちゃん育ちが身に染みこみすぎる。甘いな・・・

モリタック:確かに甘いモノが大好きですが・・・

ヒロッコ:甘いものを食べ過ぎて、あんたも甘くなったのね(笑)

モリタック:反省します・・・でも、おいしいものを見ると食べたくなるんです。

閣下:また同じ過ちを繰り返すと気付かんのだな。ということで、モリタックのダイエットは失敗することがわかったので、この話はこの辺でおしまいにしよう。

モリタック:えっ!そんな、殺生な。閣下、痩せたいですー。どうしたら良いでしょうか??

閣下:仕方がない。これから数ヶ月、気が向いた時に「総統閣下のダイエット」と称して、新しい講義を書いていくことにしよう。本気で痩せたいと思っているのなら、絶対に痩せるし、絶対にリバウンドしない方法だ。

モリタック:おお、素晴らしい!

ヒロッコ:閣下、モリタックにおきましては、ぜひ「一日一食」とご指導願います。

モリタック:ええっ!

閣下:そこまでハードではないから安心しろ。実際、俺も3月からやっていて、すでに5キロも痩せた方法だ。

モリタック:勝利の栄光を私にも!!  

2012年05月15日

リーガル・ハイ

先日、録画したサッカー番組から不要な部分をトリミングしていた時、ふっと目に止まったのがこのドラマ。ちょうど第一話だったのだけれど、堺雅人がテレビらしからぬ過剰な演出でまくし立てていて、そのまま見てしまった。見終わって、「毎週録画」を設定。

僕はほとんどテレビを見ない人間で、特にドラマは全くと言ってみない。覚えているのは、ちりとてちんや風のハルカといった朝ドラぐらいで、あとは、うーーーーん。思い出せない。あぁ、篤姫?

そんな僕だけれど、リーガル・ハイは面白いと思う。ついつい、毎週録画してある番組を見てしまう。その理由は多分2つで、ひとつはヒロインの女の子がそこそこ可愛いこと。そして、より重要なもう一つが、脚本が良いことだ。映画でもそうだけど、ドラマで重要なのは脚本。あと、その脚本を活かす演出。録画してある番組を編集している最中についつい見入ってしまうというのはただごとではない。それだけ良い脚本だということだ。

リーガル・ハイの脚本家は古沢良太で、代表作は三丁目の夕日、キサラギ、探偵はBARにいるなどだ。参考までにこれらの映画の僕の評価を列挙すると、

三丁目の夕日 ☆☆★
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/50122142.html

続・三丁目の夕日 ☆☆☆
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/50438749.html

三丁目の夕日'64 ☆☆☆
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51319160.html

キサラギ ☆☆
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/50550793.html

探偵はBARにいる ☆☆★
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51290193.html

という感じで、どれも高評価である。つまり、脚本家が良いということだ。

僕が感じるのは、篤姫以来、ずっと堺雅人に映像コンテンツ的な細かい演技を要求してきたテレビ界が、ようやく演劇的な演技をやれるような脚本を与えた、というもの。僕は彼の細かい演技を見てきて、「あーー、この人は演劇畑出身だけれど、映像のほうがあっていたんだなぁ」と思っていた。だけど、多分それは誤解だったんだと思う。この人は、映像も、演劇も、両方できる人なんだと思う。そういうタレントって、あんまりいないんだよね。大体、どっちかが得意で、もう片方が不得意。

堺雅人、すげぇ。その良さをちゃんと引き出した古沢良太もすげぇ。ということで、全然注目していなかった「外事警察」も非常に楽しみになってきた。試写会、行ってきます。

試写会の前はこれ(随分長いこと削除されないでいるなー)


書籍はこれ
  
Posted by buu2 at 23:44Comments(2)TrackBack(0)テレビ番組││編集

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田村耕太郎とかいう馬鹿(笑)

世の中って、次から次へと馬鹿が出てきますよね。

この田村耕太郎っていう馬鹿は何者ですか(笑)?

コピー&ペーストは本当に悪いのか?
学生の「コピペレポート」に憤慨する大学教員に異議あり!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32536

もう、死んだほうが良いレベルの馬鹿。だって、馬鹿は死なないと治らないもの。以下、引用して(笑)コメント。

コピペレポートに憤慨するのはおかしいでしょう。問題は内容ですよ。内容が浅薄だったらそれを指摘してただせばいい。


アホか。それなら相対性理論の論文を全文コピペしたら素晴らしいレボートができちゃうじゃないか(^^;

日本の学生がレポートをまともに書かないのは、レポートを教授たちがまともに読まないからです。


違うよ。学生が馬鹿だから。もっと正確に言えば、大学での勉強が自分のためのものだっていう認識がないから。就職にあたって、一流企業(笑)が学生の看板(=大学名)しか見なくて、「大学で何を勉強してきたか」を評価しないから、学生は単位を集めることに熱心になる。卒業さえすればオッケーということ。学生も馬鹿だけど、学生を馬鹿にしちゃうのは日本の社会が馬鹿だから。

ネットの力によってコピペレポートが氾濫することは悪いことではないのではないか?


悪いことでしょ。著作権の侵害じゃないの(^^;?

コピペレポートの台頭で、今まで手抜きしていた先生たちが真剣にレポートを読まざるを得なくなっているからだ。


もう、完全に脳みそが溶けている(笑)。学生が何のために勉強するのか、という視点が完全に欠落している。

技術を使っていかにレポートを真剣に読まないで済むかを追求している。


これも全然違う。技術を使って、「評価する価値があるレポートかどうかを事前に判定している」だけのこと。

私もこの手法は本末転倒だと思う。そんなにコピペがいやなら、レポート提出なんか要求しなければいいと思う。


爆笑

別の学生の評価方法を編み出して、学生の理解度合を図る仕組みを学生と向き合って開発すればいい。


学生の評価方法ってなんだよ(^^; 大学は学生を評価する場所じゃない。学生に勉強させる場所だよ。

レポートを出させて犯人を捜して学生をどうしたいのか?


僕の生徒がコピペレポートを提出してきたら、僕は単位を出さないし、教務課に報告して処分してもらいます。

あるべきレポートとは何かをしっかりお手本を見せてやればいい。


アホだなぁ。あるべきレポートとは、「学生がしっかりと自分で考えて書いてきたレポート」。お手本なんかないよ。

某国立大学教授が開発中のソフトで自分たちの研究論文を分析してみたらいい。


これもアホ。レポートと研究論文は全然違うし、引用とコピペも全然違う。この馬鹿は自分で研究論文を書いたことがあるのかね???もし書いたことがあるなら、

コピペ(参考文献)


なんて書かないでしょ(笑)。大体、このコピペ容認の教授って、誰だよ。脳内教授じゃないの(^^;?

17:48追記
誰かと思ったら、よりにもよって芦田さんだったみたいだ(笑)。ちょっと忙しいので、また後ほど。

「コピペ」は本当に悪いことなのか ― NHK『クローズアップ現代』の視点は不毛(小樽商科大学、金沢工大、茂木健一郎、野口悠紀雄、斉藤孝、みんなバカなことを言っている)  

2012年05月14日

総統閣下はお怒りです 第拾壱話「規制した闇の中で」



だだもれ直前生放送
絶対にリバウンドしないダイエット
レコーディングダイエットの失敗に関する論文
「総統閣下はもっとお怒りです」6月6日スタート!
6月23日、スピンアウトイベント開催!?
フットサルでロングシュート

本日のニュース
今週のドラゴンズ
今週のマリノス
全額返金!?アツいぜ!チケット
日本の食品の海外輸出規制
コンプリートガチャ
医薬品ネット販売訴訟

本日の映画
明日への遺言

本日のラーメン
魁力屋@相模中央店
適正価格0円  

2020 TOKYOのBIDピン

たまにはピンズコレクターらしいことも書いてみよう。

昨日、銀座で2020 TOKYOのBIDピンを配っていた。BIDピンとは、五輪やワールドカップの招致活動の際に配るピンズ。世界中に「立候補しましたー」と宣伝するのが目的なので、基本的には凄く安いピン(プリントという製法)をじゃんじゃん無料で配布する。だから、価値もあまり高くならない。

大抵の場合、BIDピンにはいくつかのバージョンがあって、関係者は同じデザインでもプリント製法じゃなくて擬似七宝で作られていたり、格差がある。関係者向けのBIDピンはレアなので当然価値があるのだけれど、これまた当然のようになかなか手に入らない。とはいえ、イベントが終わってしまえばあちらこちらから出てくるのだけれど・・・。

それで、昨日配っていたピンはこれなんだけれど、

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デザイン的には可愛いけれど、七宝や擬似七宝のピンズにするのは大変そう。

こんな安っぽいピンでも、海外のコレクターは欲しいかも知れず、eBayでお小遣い稼ぎを狙っている日本人も当然いるわけです。

2020 TOKYO OLYMPIC APPLICANT CITY PIN BADGE BID PINS

マメだなー、と思うわけですが、でも、タダで入手して、米国に発送するだけで13ドルになるなら、悪くないお小遣い稼ぎではあります(^^  
Posted by buu2 at 10:19Comments(0)TrackBack(0)ピンズ││編集

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2012年05月13日

「望郷 - TOKIORE(I)MIX」 山口 晃展

会期: 2012年2月11日(土・祝)〜5月13日(日)
月〜土曜11:00〜20:00 (最終入場19:30) 日曜 11:00〜19:00(最終入場18:30)
会期中無休 入場無料
会場: メゾンエルメス8階フォーラム(中央区銀座5-4-1 TEL: 03-3569-3300 )
主催: エルメス財団

って、今日までっ!!!あと3時間ぐらいっ!!!

山口さんも会場にいます。

yamaguchi


  
   
Posted by buu2 at 15:44Comments(0)TrackBack(1)美術││編集

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2012年05月12日

しかた

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名称:しかた
種類:独自
場所:青葉台
評価:5/BBA
2012.5.11
コメント:麺は細めで弱く縮れたもの。ちょっと柔らかめな気もするが、ギリギリで許容範囲といったところ。細い麺なのにスープの絡みはイマイチ。湯切りが悪いのかも知れない。

スープは煮干し、鯛、ねぎなど複数のベースから選ぶことができるシステム。今回は無難に煮干しにしてみた。特に苦味があるわけでもなく、きちんと煮干しの風味が楽しめるのは良いのだけれど、ちょっと味が足りない。この手の上品な店ではどうしてもこういう旨みの少ないスープになりがちなのだけれど、スープの温度が高いことが「味がない」ことに拍車をかけている。味の構成要素としての「温度」を見落としている気がする。

チャーシューは美味しかった。

味の方は普通に美味しいと思うのだけれど、接客姿勢はあまりいただけない。4人がけのテーブルに1人で座らせておいて、カウンターも荷物を置いている客がいるにも関わらず、「少々お待ちください」として、外で待たせる。店内には「3人以上のお客さんは個別会計不可、両替もしません」とか張り紙があって、ギスギスした雰囲気。味は良いのに、つまらないところで損をしているなぁ、と思う。

店名 めん処しかた
TEL 045-984-2829
住所 神奈川県横浜市青葉区榎が丘5-5 井上ビル1F
営業時間 [月〜金] 18:00〜翌01:00(LO)[土] 11:30〜15:00 18:00〜翌01:00(LO)[祝] 11:30〜15:00 17:00〜21:00
定休日 日曜  

2012年05月11日

燃費

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Posted by buu2 at 23:29Comments(0)TrackBack(0)TIIDA││編集

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総統閣下はお怒りです 第拾壱話「規制した闇の中で」予告

本日、21時より生放送!!

  

総統閣下はお怒りです 第拾話「タックスダイバー」



だだもれ直前生放送
絶対にリバウンドしないダイエット


本日のニュース
今週のドラゴンズ
今週のマリノス
関越道のバス事故

本日の映画
宇宙兄弟
閣下の適正価格800円

テルマエ・ロマエ
閣下の適正価格罰金1,200円

本日のラーメン
ソラノイロ@麹町
適正価格900円

日常の疑問
大きな政府と小さな政府2

  

九州大学って、馬鹿大学?

<「婚学」講座>九大が開講 1年生対象、倍率5倍の大人気
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000038-mai-soci

大学でキャリア教育を実施することですら「?」と感じる僕は、九州大学って、馬鹿大学なんだな、と思う。下らないことやってないで、勉強しろ、研究しろと思う。大学でしかできないこと、大学だからこそ自由にできることがあって、婚学とか、その大学の特長を無駄遣いしているだけだと思う。

僕が学長なら、佐藤剛史助教はソッコーでクビです。  
Posted by buu2 at 08:19Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2012年05月10日

空の写真集

切れちゃうので、こちらをクリックしてご鑑賞ください。↓

http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51338378.html


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雨のマルセイユ

総統閣下はお怒りです@日の出テレビで色々とお世話になっている嶋さんと次の企画の打ち合わせをマルセイユで実施。最初は大手町のリヨンでやる予定だったんだけれど、急遽マルセイユに変更。茅場町3番出口からちょっと歩くので、あーーーー、傘を持ってくれば良かったなぁ、などと思いつつ、濡れながらお店へ。

このお店、僕にとってはアプローチが悪いという点でリヨンに比較するとハードルが格段に高いのだけれど、店の雰囲気は大好きで、だから久しぶりにこちらに来ることができて嬉しかった。打ち合わせ中心だったので、がっつり食べるというわけでもなかったんだけど、この二年くらい嶋さんのお店のウリになっている短角牛はしっかり食べておいた。

お店のスタッフは店長を含め女性ばかりで、男性はひとりだけ。そのあたりのメンバー構成がお店の雰囲気に反映されているんじゃないかなー、と思わないでもなく。

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店名 ビストロ マルセイユ (bistro Marseille)
TEL 03-5540-7179
住所 東京都中央区新川1-15-10
営業時間 【ランチ】月〜金 11:10〜14:00(L.O.13:40) 【ディナー】月〜金 18:00〜22:30(L.O.21:30)
定休日 土曜・日曜・祝日  

2012年05月09日

アンフェアな月

秦さんの「推理小説」は僕的にはあんまり面白くなかったのでブログでも取り上げなかったんだけれど、「アンフェアな月」は面白かった。両方とも、脚本家らしく場面が飛び飛びになるのだけれど、「推理」よりも「月」の方がその頻度が低かったのが良かったんだと思う。

「推理」は、一つ一つの場面をもっと丁寧に書いてくれれば頭に残ったんだと思うのだけど、さらっとしすぎていて、伏線が伏線の役を果たさなかったのが痛かった。演劇やテレビなら画像として頭に刷り込まれるのだけれど、テキストは刷り込み効果が薄いので、記憶力が落ちている僕みたいな読者にはキツイ(笑)。

一方で「月」も、「もし僕が編集だったら絶対にこの形では出さなかったよな」と思う内容なのは間違いがないのだけれど、伏線を忘れてしまうほどには伏線があっさりしていなかったので、最後にピッタリとピースがはまる感じがあった。

難点は、1.文体の不統一、2.「確信犯」の度重なる誤用、3.「は?」の連発、4.パラグライダーといううスポーツに対する取材不足の4つだろうか。3つ目は秦さんの芝居の脚本でも良く見かけるのでどうにも気になるのだけれど、僕の周りの日本人は、何か想定外のことが起きたときは「え?」という人が多い。「は?」はほとんどいない。だから、登場人物の中で数名が「は?」を使うのはともかく、全員が「は?」で、一人も「え?」と言わないことに物凄く違和感を持つ。あと、パラについては「健康な人間だって、一時間もすればヘトヘトのハード・スポーツだ」という記述は完全なる間違い。僕はパイロットの資格を持っていたくらいにはパラをやっていたことがあるのだけれど、パラは靭帯を切って膝が不自由な人間でも全然楽勝な、スポーツとも言えないレクリエーションである。

#でも、ここで挙げた「難点」は全部編集フェイズで修正可能なことなんだよね・・・。

友人の本ということで点数評価はしないけれど、これは面白いと思う。ただ、これを楽しむためにはまず「推理小説」を読まないとなんだよね(^^;ということで、2冊まとめてどうぞ(笑)。

   
Posted by buu2 at 13:45Comments(0)TrackBack(0)読書││編集

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こもん

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名称:こもん
種類:独自
場所:関内
評価:4/BBB
2012.5.8
コメント:麺はやや細めの縮れ麺。最近にしては珍しくコシのないもの。絡みは標準的。

店のオススメの塩ラーメンを注文してみたけれど、スープは薄味で非常に繊細。むしろデリケートすぎる感じで、チャーシューでも味が乱れてしまう。

チャーシューは手間はかかってそうだが、すごく美味しいわけではない。250円高くなる肉入りはコストパフォーマンスが見合わない上に、スープの味を大きく乱してしまうので、塩ラーメンの肉入りは全くお薦めできない。

店名 らぁめん こもん
TEL 045-633-2066
住所 神奈川県横浜市中区寿町1-1-15 稲垣ビル 1F
営業時間 [月〜金]11:00〜15:00 17:00〜21:30(L.O)[土・日・祝]11:00〜スープ終了迄(大体17:00〜18:00)
定休日 水曜日  

見れば痩せる「総統閣下はお怒りです」

太るわけにはいかないテレビ番組連動型ダイエットを敢行中ですが、そろそろ二ヶ月を経過しました。目標が70キロを切ることなので、70以上でグラフ化してあります。

減量20120507


素晴らしいのは、このブログを読んでいる人ならわかるとおり、ラーメンとか、トンカツとか、ピザとか、結構カロリーの高いものをそこそこの頻度で食べていながらにして、きちんと少しずつ減量できていることです。じゃぁ筋力が落ちているかというとそんなこともなく、むしろ上半身の筋肉は要らないくらいについている始末。

わかると思うけれど、右が僕です。左は元五輪選手。
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レコーディングすらしない、健康的で、かつ無理のない総統閣下式ダイエット。ダイエットが成功した後は、「絶対にリバウンドしない秘密の方法」も公開する予定です(メソッドは完成済み、あとは実証するだけ。ただし、その前にまずは減量)。引き続き、ご注目ください。今のところ、毎週金曜日の21時から生放送中(曜日、時間は近々変更になる可能性があります)。  

2012年05月08日

大沢食堂@巣鴨

おいしいカレーがある、と誘われて、巣鴨まで行ってきました。行ってみたら普通の食堂でした(笑)。

中辛、大辛、極辛とあったのだけれど、辛すぎて食べられないと申し訳ないので大辛にしてみました。親切なおばちゃんが「凄く辛いけど大丈夫?」と脅してきますが、ここで日和って「やっぱり中辛」とかにすると、イマイチだった時に先が長くなりますから、もちろん大辛です。

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食べてみたけれど、まぁ、普通に辛いレベル。これなら「大丈夫?」とか心配されるレベルではない。ついでなので、「一口極辛」という、極辛が小皿に盛られて100円というのを食べてみましたが(すいません、写真を撮るのを忘れていました)、こちらは辛いには辛いものの、ただ辛いだけでそんなに美味しい食べ物ではありませんでした。

ということで、たっぷりだったご飯は1/4ぐらい残してしまいましたが、カレーは全部食べました。大丈夫だ、問題ない。

普通にある地元のみんなに愛されているお店、という感じなので、一見が食べて評価する、というのは野暮かな、と思う次第。辛いカレーが食べてみたい方はどうぞ。僕は帰り道にあった怪しい(良い意味で)オーラをバシバシ出していたハンバーグ屋さんの「キッチンK」という店が気になって仕方がありません。近日中に必ず食べてきます(今日は休みだった)。

店名 大沢食堂 (オオサワショクドウ)
TEL 03-3945-1601
住所 東京都文京区本駒込2-1-5
営業時間 11:00〜14:00(LO13:30) 18:00〜23:00(LO22:30)
定休日 日曜・祝日  

2012年05月07日

アクアポークの豚小間を使った他人丼

時間がなかったので、手抜き料理で他人丼を作ってみた。

豚小間を適量フライパンで焼く。

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ダイエット中につき、余分な脂をキッチンペーパーで拭きとる。日本酒を50ccぐらい入れて強火でアルコールを飛ばした後、水で3倍ぐらいに薄めたにんべんの白だしを100ccぐらい投入。

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強火で余分な水分を飛ばしてから、かき混ぜた生卵を入れて、箸でかき混ぜて卵に火が通ったら、丼によそったご飯に乗せて完成。

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美味しさを追求するなら、生卵は溶いたのをひとつ、そのままのをひとつ、合計2個使って、あまり火が通らないようにしたら良いと思う。今回はカロリー控えめということで、卵もひとつしか使わなかった。

いつもどおり、美味しくできたので満足。  
Posted by buu2 at 12:01Comments(0)TrackBack(0)料理││編集

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ソラノイロ

Twitterで炎上騒ぎがあったので行ってみた。

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名称:ソラノイロ
種類:東京西部
場所:麹町
評価:6/ABB
2012.4.29
コメント:麺は中位の太さの縮れ麺。スープの絡み、コシともに良好。

スープは鶏ベースの醤油味。バランス良く仕上がっていて美味しい。ただ、いくつかのスープを混ぜているのか、あるいは返しがきちんと混ざっていないのか、提供された時点では味が不均一。一口食べて「あれ?味がない」と思ったのだけれど、混ぜたらちゃんと味があった。ラーメンは普通ちゃんとまざった状態で提供されるので、「ちゃんと混ぜてからどうぞ」と教えてくれないとわからない。

チャーシューは普通に美味しかった。

店のつくりが非常に洒落ていて、女性一人でも入りやすい雰囲気がある。コンセプトが面白いし、味も良い。ありそうでなかったタイプの店で、ラーメン屋でありつつ、パスタ屋さんのよう。

最近時々見かける三角錐の丼を使っているのだけれど、箸の材質が木なのと、麺の形状がツルツルしていないこともあって、食べにくさはそれほどでもない。「なんでこういう食べにくい丼を使うのだろう。こういうのがおしゃれなのかなぁ?」などと思っていたら、渡辺樹庵氏より「スープの量が少なくて済むんです」と教えてもらった。なるほど。

店名 ソラノイロ (ソラノイロ japanese soup noodle free style)
TEL 03-3263-5460
住所 東京都千代田区平河町1-3-10 ブルービル本館1B
営業時間 [月〜金]11:00〜15:00 17:00〜23:30[土日祝]11:00〜15:00
定休日 なし  

2012年05月06日

月とスカイツリー

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