2014年12月31日

中川知洋さんの立体作品

我が家にある中川知洋さんの立体作品「番頭さん」である。普段は暗いところにあるので、今回は新しく入手した「カメラ用LEDライト 160灯」で撮影してみた。




ちなみにこれは適正と思われる色温度で撮影したものだけれど、こんな感じでアナログに変化することができる。







これはなかなか便利っぽい。

  

Posted by buu2 at 21:03Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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海月姫

典型的なコミックムービーで、好き嫌いがはっきりしそうな演出である。最近はこういう演出の作品がいくつもあるので、観る方の抵抗感はそれほどでもなくなってきていると思うのだが、この作品は演出以前に、脚本が雑すぎる。時間的にどう考えても無理なことをさらっと表現して知らんぷり、みたいなことが多いし、重要なキャラなのかと思ったら途中ですっかり姿を消してしまう人物がいたりする。クラゲ服のデザインもイマイチ。ファッションショーは照明や音楽とか大事なのに、誰がやってんだ?という話になる。観終わった"直後"の印象が非常に良い作品なのに、あとで「あそこが」「ここが」と気になり始めるのがもったいない。

役者で見ると、ノーメイクのくらげオタク役の能年玲奈は、普段はメイクしてないような化粧をしていて、気合いを入れると綾瀬はるかのようなメイクになるという、妙なキャラだったのだが、後者の場面は確かに可愛かった。菅田将暉もこれまた朝ドラのごちそうさんで野球少年をやっていた役者だが、なかなか良い女装っぷりだった。30代前半の女優としては非常に良い演技派だと思っている池脇千鶴は「無駄遣い!」と言いたくなる空気っぷりだったが、それはそれで見事だった。

褒めるところは色々とあると思うのだが、残念なところもたくさんある。ということで、評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 20:45Comments(0)TrackBack(0)映画2014││編集

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2014年12月30日

サンワダイレクト カメラ用LEDライト 160灯 常時点灯型 色温度可変 ビデオカメラ 対応 200-DG011

以前、友達が貸してくれたLEDライトがなかなか便利だったので、しばらく良いのを探していたんだけれど、これにしてみた。



カメラ用LEDライトはピンきりだけど、これを選んだ最大のポイントは電池で利用できることと、光量と色温度が可変であること。料理の写真を撮影する機会が多いのだけれど、ストロボを使ってしまうとあとで色々加工しても、思い通りの色にならないことが多い。加えて、瞬間に発光するストロボだと周囲を驚かせてしまうので、こういう商品が欲しかった。ちょっと大きいけれど、しばらく使って使い心地をチェックしたい。  
Posted by buu2 at 10:06Comments(0)TrackBack(0)電化製品││編集

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2014年12月29日

昨日も来たけど今日も来た、九州一食堂

昨日も来た九州一食堂だが、食べきれないメニューがあったので、二日連続で来てみた。前日のような失敗がないように、今回は17時スタートである(笑)。

ローストビーフ



まぐろ中落ちとしめ鯖(昨日も食べたけど)



鴨のたたき



クエの刺身



そして、ステーキである。



ちなみに、今回はこれではない。

  

今年のとんかつ食べ納めは朝霞のいち川

今年はとんかつ本を出版したこともあって、かなりの数のとんかつを食べたけれど、食べ納めはやはりこの店、いち川である。店の老夫婦に挨拶して、今年のとんかつ活動は終了である。








  

サンワサプライ ワイヤレス縦横スクロールマウス レッド MA-IRW23R

ワイヤレスマウス購入。今までのデルオリジナルのマウスがしょぼすぎたのか、使用感は快適そのもの。まだエクセルでの横スクロールは試していない。

  
Posted by buu2 at 11:09Comments(0)TrackBack(0)電化製品││編集

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九州一食堂でクエ鍋

池袋で飲み会といえば九州一食堂である。食べログでは月曜、火曜、水曜定休と嘘情報が書き込まれているのだが、実際には不定休で、おばさんの体調が悪い時がおやすみである。年末は30日まで営業しているらしい。

今日はクエが入荷したとのことで、迷わずクエのアラ鍋を注文。一人前2800円程度と、この店では3番めに値が張る。ちなみに、一番高いのは桑田佳祐が食べる15万円の神戸牛ステーキ肉で、価格は38000円(笑)。次に高いのが、この肉の廉価版で、ホールで6500円ぐらいだったはず。

さて、クエだが、このぶつ切り具合が豪快。




九州の野菜で食べるクエ鍋はやはり絶品だった。これまで結構色々なクエ鍋を食べてきたけれど、このクエは三指に数えることができると思う。

他には寒ブリが今日の特別メニュー。




そして、定番の中落ち、鯖、りっぱなベーコンステーキなど。これでも、食べたものの半分にもいかない。







たっぷり飲んで、食べて、お会計はひとり6000円強。今日はクエ鍋のせいでちょっと高かったけれど、それでも安い。今年はもう一回ぐらい来ちゃうかも(笑)。  

2014年12月28日

西永福カレー

西永福ってなんだろう、と思ったら、サミットの本部が西永福にあるらしい。要は、サミットのオリジナルカレーである。




本部の地名をつけているにも関わらず、売れなかったのか、在庫処分セールで叩き売りされていたので買ってみた。

パッケージには「杉並区西永福に本部を置くサミットが贈る、オリジナルのチキンカレー」「鶏肉に九州産みつせ鶏を使用したこだわりの逸品」という文字が踊る。

裏を見るとS&BによるOEM生産のようだが、食べてみるとS&Bよりも中村屋のチキンカレーの味わいに近い。生姜からなのか、ターメリックなのか、ちょっと苦味が強めで、辛さが控えめ。しかし、これはなかなか美味しいと思う。

S&Bが、中村屋のチキンカレーの旨さを真似したくて、しかし、自社ブランドで真似するのは気が引けるので、期間限定のサミットブランドで市場投入した、みたいなストーリーを想像してしまった。これ、サミットの西永福なんていうパッケージで売らなければ、もっと売れたと思う。評価は☆2つ半。  

2014年12月27日

今日の陶芸教室

今日は紐づくり。











  
Posted by buu2 at 22:12Comments(0)TrackBack(0)陶芸││編集

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陶芸教室一ヶ月

今月は、最初の体験教室を含めて6回通った。

やったのは、玉づくりと紐づくりと、その混合。紐づくりは、乗せた紐を土台に付ける方法が覚えられなかった(外側を上に、内側を下に伸ばす)のだけれど、先生に質問するとその根拠をちゃんと教えてくれる。

#外側と内側で上下の方向が違えば良いだけ。地域別、国別で特徴はあるけれど、特に理由はないとのこと。

先生たちの知識がしっかりしていて、引き出しが多いので、技術の向上スピードが速い。最初の体験教室で作ったご飯茶碗はこれなんだけれど、




「あー、ここがダメだったなぁ」というのがいくつもある。この後、もう2つお茶碗を作ったのだけれど、その弱点はちゃんと改善されているはず。早く、自分が考えているようなものを作れるようになりたいものだ。  
Posted by buu2 at 13:30Comments(0)TrackBack(0)陶芸││編集

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2014年12月26日

ばく クリスマスバージョン

知人に誘われて、ALOKアトリエ公演「ばく クリスマスバージョン」を観てきた。

セリフのないダンスパフォーマンスということで、どんなのかなぁ、と思っていたのだけれど、開演直後はかなり不安な感じ。すぐにスキンヘッドのお兄さんがこの劇団(?)の全てを取り仕切っているんだな、というのがわかるくらいに全てにおいて力量に差がある。加えて、他の劇団員も、数名のバレエ経験者と思しき女性と、その他の登場人物の間で、やはり踊りの技術に差がある。特に、集団で一緒になって踊るときに上手い、下手がはっきりわかってしまうので、観ていてこちらの不安がどんどん大きくなる。

ただ、そこから先は、そこそこに楽しめた。ストーリーがわかりやすいので、セリフがなくても内容把握という点からは大きな問題はない。

そして、そのままラストまで踊り続ける。

登場人物たちにはそれぞれに見せ場が割り当てられていて、誰のファンが観ても、それなりに楽しめるようなつくりになっている。ただ、手放しで褒めることができるかと言えば、そんなこともない。まず、ストーリーが面白くない(笑)。わかりやすいにはわかりやすいのだが、別に面白いわけでもなく、大きなひねりがあるわけでもなく、加えて後味が悪い。

また、セリフがない分は他の何かで観る人を圧倒する必要があると思うのだが、ダンスでそれができるのは多分劇団主宰者であるスキンヘッドの男性のみ。同じくらいに踊ることができる人があと3、4人、それが贅沢なら、女性一人でもいればまた話は違うのだろうが、一人で全部引っ張っていくのはさすがに無理だ。

ということで、大きなマイナスポイントはないけれど、これといって大きな魅力もなく、これならスキンヘッドのお兄さんが一人で踊りまくったほうが楽しめると思った。セリフ無しで全部やる、というのは挑戦としては面白いと思うけれど、今はまだダンスが上手な人が一人いるだけ。あと数名のレベルの高いダンサーとストーリー構築者が必要だろう。コンスタントにお客を呼べるようになるまでにはまだ長い道のりがありそうだ。

28日まで、新大久保のアロック新宿スタジオにて。  
Posted by buu2 at 02:13Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

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2014年12月25日

ジャスミン タイ コレド室町店

日本橋でランチを、ということになって、コレドの中をぶらぶらして一番空いていたこの店に入ってみた。ちょっとゴージャスな方のランチを食べてみたのだけれど、普通に美味しいレベル。「一番辛くして」と注文したのだけれど、下品なほどに辛くなることはなく、ちょっと物足りない感じがした。













新宿三丁目や新大久保あたりで食べることができる本場に近い味に慣れていると、あー、まぁ、そうだよね、という感じ。日本風にアレンジされていたほうが食べやすくていい、という人たちには良いのかも知れない。一応、「本場のタイ料理」と店には書いてあるのだが、ちょっと違うと思う。

店名 ジャスミン タイ コレド室町店 (JASMINE THAI)
TEL 03-6225-2442
住所 東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町 3F
営業時間 【平日】Lunch 11:00〜15:00(L.O.14:30) Dinner 17:00〜23:00(L.O.22:00) 【土日祝】Lunch 11:00〜17:00(L.O.16:00) Dinner 17:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日 無休  

2014年12月24日

すぱいす 骨付きチキンカレー

大体こんなものなんだろうな、という感じで、そろそろ見切れてしまいそうなレトルトカレーなんだけれど、商品開発だけは活性が高いようで、次から次へと新商品が投入される。おかげで「入れ替え処分」も頻繁に実施されるので、ついつい安いレトルトカレーを買ってしまう。このあたり、まだまだデフレ傾向だよな、と思うのだけれど、カレーの評価です。




試したのは、荻窪「すぱいす」のレトルト。比較的安定した味を楽しめることが多い、チキンカレーである。食べてみると、予想通り、それほど悪くない。ちょっと苦味が気になるぐらいで、無難に美味しいと思う。でも、安売りじゃなければ買わないかな。今回は212円で購入。評価は☆2つ。  

2014年12月23日

さんかくと、トイ・ボックスと、やまぐちと

ミシュランのビブグルマンに選ばれた店をふたつ食べてみたら、同じように酸っぱいスープだったので、こういうのが流行りなのか、ミシュランの担当者が酸味に寛容なのか、僕の味覚がおかしくなったのか、わからなくなった。こういう時は信頼できる味で確かめるのが一番。ということで、「トイ・ボックス」や「やまぐち」と似た方向の名店、「さんかく」に行ってきた。

スープは鶏ベースのしょうゆ味。全体的にマイルドに仕上げてあるが、バランスは非常に良い。もちろん、酸っぱくはない。

麺は太めの縮れ麺で、加水率が高め。もちもちした食感で、コシがしっかりしていてスープの絡みも良い。

チャーシューだけは今一歩な感じ。

と、やっぱり「トイ・ボックス」や「やまぐち」のスープが酸っぱいことがわかった。あと、「トイ・ボックス」や「やまぐち」よりもさんかくの方が繁盛していた。ミシュランの担当者が、ああいうのが好きなんだろうね。  

2014年12月22日

今日の陶芸教室

今日は高台づくり。





  
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東京駅開業100周年記念suica

一部で大混乱となっていた東京駅開業100周年記念suicaですが、無事、希望者全員が購入できるようになったようです。

<東京駅記念スイカ>希望者全員に販売…「限定」で混乱受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141222-00000019-mai-soci

でも、どうしても今すぐ手に入れたい人はたくさんいる様子。ヤフオクでもまだまだ高値がついているケースも散見されます。

suica


ただ、ここで入札している人たちも、上のニュースを聞いたら「しまった。入札を取り消そう」と思うかも知れません。何はともあれ、このsuicaの価値が暴落するのは間違いないところ。誰でも買えるならプレミアム感は皆無ですし、後々価値が出るかといえばそれも疑問。お宝鑑定団に持って行っても「これは数が大量に出ているので、この価格です」と、2,000円を提示されてしまいそうです。

僕は、とりあえず、記念なので一枚ぐらいは持っておいても良いかな、と思いますが、結局忘れちゃうような気もしますね。ユニクロの錦織圭モデルも今日から販売が再開されたようです。

MEN NKドライEXポロシャツ(半袖)ATPツアーモデル
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/137093

「限定商品を買いだめして、ヤフオクで転売して小遣い稼ぎしよう」というのも、色々リスクがありますね。  

2014年12月21日

らぁ麺やまぐち

ミシュランのビブグルマン選出ラーメン店を絨毯爆撃する企画の二軒目は西早稲田の「やまぐち」である。以下、評価。




名称:やまぐち
種類:東京
場所:西早稲田
注文:特製鶏そば
評価:5/BBA
2014.12.20.
コメント:スープは鶏ベースのしょうゆ味。一口レンゲですくって飲んだらぬるい。調理の最後に、鶏油あたりを追加しているのだろう。かき混ぜてから飲むと、温度は平準化されていた。脂で塩気をマイルドにしているのだが、その分酸味が際立つ。バランスが取れていればこれでも構わないのだが、この店ではちょっと酸味が強すぎる印象だ。加えて、わずかではあるものの、苦味も感じられる。

麺は表面に水の膜ができた細麺。水の膜とスープ表面の脂によってスープの絡みは今一歩。しかし、コシは良好。

チャーシューは、豚肉は美味しかった。鶏肉は吉野仕立てなのか、ヌルヌルしていた。スープに加えられた脂とあいまって、食感は良くなかった。

色々な点で鶏油(多分)が悪影響を及ぼしているのがもったいない。先日食べた「トイ・ボックス」と味わいから欠点まで良く似ているのだが、スープのバランスについてはこちらの方が良く、麺はあちらの方が良かった。

トータルで見れば普通に美味しいと思うが、僕なら、このあたりであれば「渡なべ」か、「俺の空」に行く。

店名 らぁ麺やまぐち
TEL 03-3204-5120
住所 東京都新宿区西早稲田2-11-13
営業時間 [月〜金]11:30〜15:00 17:30〜21:00 [土・日・祝]11:30〜21:00
定休日 無休

  

2014年12月20日

トイ・ボックス

日本で最も古いラーメン評論家のひとりとしては、ミシュランに載った店を食べてないというのは困りモノなので、徐々に食べ始めているのだが、今日は三ノ輪のトイ・ボックスに行ってみた。以下、評価。




名称:トイ・ボックス
種類:東京
場所:三ノ輪橋
注文:醤油ラーメン
評価:7/ABA
2014.12.19.
コメント:麺は最近はやりの全粒粉を練り込んだタイプ。特別な食感が楽しめるという感じでもないのだが、コシ、スープの絡みともに良好で、湯切りなどのハンドリングにも問題はない。

スープは鶏ベースの醤油味。動物系の脂が強く、塩分がマイルドになっている。ところが、酸味だけは残ってしまい、ちょっとバランスを崩している。酸味の由来が魚ダシなのか、カエシのみりんなのか、あるいは他の何かなのかまではわからないのだが、苦味と酸味は塩分に比較して脂でマイルドにならないので、脂多めのスープでは弱点になりがち。この店は苦味は全く気にならなかったが、酸味はかなり気になった。

チャーシューは美味しかった。

正直、同じ都営荒川線上で比較的近い時期に食べた「にじゅうぶんのいち」の方がラーメンの質としては上だと思うのだが、「こんな店をミシュランに載せるなんて!」とまなじりを決して文句を言いたくなるわけではない。でも、このレベルでオッケーなら、東京だけで100軒以上掲載しなくちゃだろうな、とは思う。

店名 トイ・ボックス
TEL 03-6458-3664
住所 東京都荒川区 東日暮里1-1-3 1階
営業時間 [平日・土曜]11:00〜15:00 18:00〜21:00 [日曜・祝日]11:00〜15:00
定休日 月曜日(祝日の場合は、翌日の火曜日に振替)

  

にじゅうぶんのいち 再訪

ラーメン屋絨毯爆撃山手線各駅停車編にも掲載したにじゅうぶんのいちに再訪。

以前食べた時とは若干メニューやら、麺やら、変更があったのかも知れない。前回の評価はこちら。

にじゅうぶんのいち
http://buu.blog.jp/archives/51383100.html

以下、今回のレビュー。




注文:特製塩そば

麺はやや細め。いつの間にか、全粒粉を使用するようになったようだ。コシは相変わらずちょっと弱めで、改善するとしたらここだろう。麺硬めのオーダーが可能なのか不明だが、コシが強い方が好みなら、ちょっとお願いしてみても良いと思う。

スープは以前よりも白湯っぽくなくなったのだが、味わいは格別。相当手が込んでいることが容易に想像できる。ここまで完成度の高い鶏系スープは滅多にお目にかかることがない。

チャーシューは以前よりも火が通されているようで、大分味が出てくるようになった。以前はチャーシューが減点ポイントだったのだが、今は見劣りしない。ちなみに鶏2枚、豚2枚、鴨2枚がトッピングされていたのだが、どれも美味しかった。

店名 RAMEN にじゅうぶんのいち (RAMEN 1/20)
TEL 03-3809-6100
住所 東京都荒川区東尾久2-19-10
営業時間 火、木、金、日曜日 11:30〜14:30/18:00〜20:00 水、土曜日 11:30〜14:30 昼のみ営業
定休日 月曜日

  

2014年12月19日

相澤慎一検証チームリーダーが馬鹿を晒した件

STAP細胞の検証実験に関する会見をリアルタイムで見ていたのだが、会見のラストで、相澤慎一検証チームリーダーが馬鹿を晒した。曰く、

小保方さんの検証事件を、このように立ち会い人を置いてやるのは科学のやり方ではない。科学のことは科学のやり方で処理をしないといけない。このような実験をしてしまったことに、検証実験の責任者としてすごく責任を感じる

参考:小保方氏の実験環境は「犯罪人扱い」 「STAP現象」検証実験リーダーが批判
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1412/19/news124.html

とのこと。

まるで、科学が科学界だけで完結しているような物言いである。今回、なぜここまで説明責任が問われているかと言えば、根本的には、研究費の原資が税金だからである。問題が明らかになった当初、「理研に行政や外部が介入するのは良くない」という意見があったけれど、僕は元理研の事務方として、一貫して「理研の研究費の多くは税金なので、説明責任がある」と言い続けてきた。研究を自前のお金でやっているのなら、「科学のやり方」で検証するのも問題なかった可能性が高い。

加えて、科学の範囲での検証では不十分だったという現実もある。税金におんぶにだっこでいて、自前では検証すらできなかったということだ。

小保方氏関連では、コピペ論文で博士号を与えてそれが発覚しても即座に対応できなかったり、理研の採用手順を覆して裏口入所させていたり、内容をチェックせずに責任著者になっていたり、「科学」の皆さんの不手際がてんこ盛りである。これは、小保方氏個人の問題というより、小保方氏の研究不正を生み出してしまった理研界隈、科学者界隈の問題である。そのまっただ中にいるはずの相澤慎一氏が、顔を赤くしてこんなコメントをするとは噴飯モノである。「責任を感じる」とは、一体誰になのだろう。少なくとも、ちゃんと実験をやっているその他大勢の研究者に対してではないはずだ。「良く言ってくれた」と感じているのは、同じように不正をやっている研究者ぐらいではないか。

加えて、会見が終了したあとに最後っ屁のように追加コメントしたのが情けない。言いたいことがあるなら、その場での批判にも対応すべきだ。  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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スモールワンダーランド

銀座で一仕事終わって、遅い時間からスタートの飲み会。どこにしようかなぁ、と悩んだのだけれど、以前、歌舞伎座の裏に見つけてあった怪しいお店に行ってみた。



















前菜盛り合わせ、チーズ盛り合わせにイノシシや鹿肉、鴨の料理を注文し、ワイン一本とスパークリング一杯ですっかりお腹いっぱいに。予想通り、なかなか良い店だった。有楽町からはちょっと距離があるので、逆に席が確保しやすいかも知れない。ただ、遅い時間からだったので、もともと少ないメニューが一層選択肢のない状態になっていた。満喫したければ、早めの予約が吉。

店名 スモールワンダーランド (small wonderland)
TEL 03-3547-3805
住所 東京都中央区銀座4-12-2
営業時間 [月・火・木〜土]18:00〜23:00(L.O.22:00) [日]17:00〜21:00(L.O.)
定休日 水曜日  

2014年12月18日

走行量100%増量(当社比)

月曜日に大学時代のスキー部の飲み会があったのだが、何に驚いたって、練習嫌いで有名だった青木氏が、今は一ヶ月に200キロランニングしているという話を聞いたことである。僕は週に二回、5キロ走っているのだが、これでは彼との差がどんどん開く一方である。そこで、5キロのランニングを10キロに増やすことにした。最初は「いきなりだと身体がびっくりするので、1キロずつ増やしていこう」と思ったのだが、実際に走り始めたら、そんな面倒臭いことはやってられないことに気がついた。ということで、20年ぶりぐらいに10キロを走ってみたのだが、これがどうってことないのである。これまでは5キロ走って、筋トレして、30分エアロバイクをこいでいたのだが、これからは10キロ走ることにする。青木になんか、負けていられないのである。  
Posted by buu2 at 17:08Comments(0)TrackBack(0)トレーニング││編集

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トマトと海老のビスクリゾット




KAGOMEの「押し麦ごはんで」シリーズ。ビスクの食感が面白い。味もそこそこ濃厚で悪くない。ちょっと味付けが濃いので頻繁に食べていると飽きてしまいそうだけれど、ときどき食べるには良いと思う。評価は☆2つ。  

利久 池袋店

牛タンチェーン店はろくなところがないので、最初からそれほど期待していなかったのだが、「極」という大層な名前のついたプレミアムメニューを注文してみた。2,000円以上なので、とんかつ屋ならかなり上等なものを食べることができる価格である。
















結果は、サラダイマイチ、シチューイマサン、テールスープ合格、ご飯イマイチ、牛タン普通、といった感じ。トータルで考えれば二度と食べないレベルである。やはり、牛タンはちゃんと美味しい店で食べたいものである。牛タン専門店には質の高いタンが回ってこないのかな???

店名 牛たん炭焼 利久 池袋店 (ギュウタンスミヤキリキュウ)
TEL 03-5952-0404
住所 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 7F
営業時間 11:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日 不定休  

リバネスの糾弾は丸幸弘社長と吉田丈治取締役が引責辞任するか、倒産するまでやめません

丸幸弘がまた適当なことを言っているようなので、馬鹿を晒す意味で。

リバネス・丸代表が明かす 遺伝子検査を使った恋愛の未来
http://aufl.kddi.com/magazines/detail/343

例えば自分の遺伝子型を、みんながそれぞれ知っていたら、合コンという確率の低い出会いの場はなくなるかもしれない


やれやれ。

遺伝子と恋愛ということをこれからもっともっと発展させていこうと考えるならば、意外と日本という土地は向いているかもしれません


血液型占いと遺伝子型を並列に論ずるというナンセンスっぷり。

恋愛の場合難しいのは、遺伝要因は半分くらいしかないという事実です


半分もあるのか!!そりゃすげぇ。ところで、そんな論文、あるの???

食料が不足している社会の男性は太めの女性を好む傾向にあるといわれています


出典はこれあたりだろうけれど、

The symptoms of resource scarcity: judgments of food and finances influence preferences for potential partners.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=15686584

The impact of psychological stress on men's judgements of female body size.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=22905153

たった60〜80人に対する調査で、しかも「社会」じゃなくて「空腹時」でしょう?あるいは他の論文があるのだろうか?調べるのは面倒なので、誰か教えて。

遺伝子の情報だけで100%恋愛ができるということはありません、絶対に。でも0%でもない。


根拠不明。単なる心理主義で、科学者とは思えない。

正しく使えるように、みんなが遺伝子をいうものを正しく理解することが必要なんです


お前が言うな、という話。

ということで、相変わらず馬鹿丸出しですが、丸幸弘の悪行に関する詳細は追記でどうぞ。

maru
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Posted by buu2 at 08:00Comments(44)社長││編集

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アベノミクスが成功しますように

日本は今、どうなっているのか。景気が良くなっている印象はないけれど、本当のところはどうなんだろう。

株価を見る限り、安倍政権誕生以来ほぼ順調に上昇している。しかし、この一年ぐらいの株価上昇は日銀の金融緩和による円安政策の影響が大きい。その証拠に、日経平均株価をドル建てで見てみるとこの一年ぐらいはほとんど値動きがないことがわかる。

chartd

marketnewsline(http://www.marketnewsline.com/)で作成

それどころか、9月半ば以降は下落傾向にある。つまり、海外投資家から見れば、日本経済は下降局面にある。円安政策以上の経済効果を、アベノミクスは生み出せていないのである。

そうした中、選挙で大勝利を収めた安倍首相は、相変わらず、企業に「お願い」を続けている。

来春の賃上げに最大限の努力を要請=安倍首相
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0JU04F20141216

困るのは、政権に近いところにいる大企業である。彼らの会社は、株価こそアップしているものの、別に成績は上がっていない。一方で日本のみならず、中国も欧州も、市場はシュリンクしつつあることを知っている。そうした中での、首相のお願いである。日本社会は良くも悪くも縁故資本主義なので、首相の要請を断るわけにはいかない。結局、そのしわ寄せはまず大企業に向かう。その影響は今すぐに顕在化することはないが、日本を引っ張っていくはずの(今のところ)優良な財務体質の企業のクビをじわじわと締め付けていくだろう。

日本の株価は、選挙の前後でも大きな動きはないのに、海外の原油価格といった外部の経済要因の影響を大きく受ける。これは、株価に影響を与えているものが、日本の内政ではないことを示している。簡単にいえば、株価は海外のヘッジファンドの胸先三寸といった状態である。彼らが買いだと思えば上がり、売りだと思えば下がる。そして、その意思決定がいつ行われるかはさっぱりわからない。「そろそろクリスマス休暇だから、整理しておくか」みたいなことが行われても何の不思議もない。今のところアベノミクスに乗じて株価を支えておいて、バブルをはじけさせる頃合いを見計らっているのではないか。どうせ日本の景気は実態のないバブルなのだ。一度崩れ始めればストップをかける要因はない。彼らは適当な場面で一気に空売りし、大儲けするだろう。そのタイミングは、日本企業の体質が脆弱化すれば当然早まる。そして、株価が大暴落したときに、日本企業には再生するための体力が残っていない可能性が少なからずある。それを削っているのが、安倍首相の「お願い」である。人件費は固定費となって経営を圧迫する。最終的には、大企業はそのしわ寄せを下請けの中小企業や消費者に向けるはずだが、そこまでの時間があるのかどうか。

もともと、アベノミクスは「景気が良い」と錯覚させ、同時にお金をばらまいているだけだ。実態として、日本企業の足腰がしっかりするような政策は何一つ実施していない。ばら撒いたお金が循環するならまだしも、今の世の中はばら撒いたお金がすぐに循環するような単純な構造にはなっていない。結果として、雰囲気だけで風船が膨らんできている。中にあるのは「キタイ」だけである。その上で、「お願い」をすることによって、膨らんだ風船にさらに空気を吹き込んでいる。その前途は、真っ暗に見える。こういう心配をしている日本人は、まだあんまりいないのだろうか?あるいは、もう海外に逃げてしまったのだろうか。「バブル崩壊」が杞憂なら良いのだが、もし現実になれば、日本社会は当然ながら「失われた20年」以上の閉塞状態に陥るだろう。経済は改善するための推進力を失い、何とか持ちこたえている社会保障も破綻する。少子高齢化は、それに拍車をかける。膨らんだ風船が破裂したあとには、恐らくキボウは残らない。こうなった場合、アベノミクスが、日本を地獄へ突き落としたことになる。しかし、それは国民の選択でもあったのだ。

答えは、それほど遠くない未来に明らかになるだろう。アベノミクスが成功しますように。今となっては、できることは祈ることだけだ。
  
Posted by buu2 at 00:09Comments(0)日記││編集

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2014年12月17日

今日の陶芸教室

今日は釉掛けと高台づくりを教わった。

釉掛けは初めてだったので、手からどぼんと釉薬に突っ込むのが「おお」という感じ。指で持っていたところは筆でちょいちょいと薬をつけるんだけど、ずいぶんといい加減なものだな、と感心した。というか、一事が万事、「どうせあとで修正できるから」というノリなんだよね(笑)。おかげで、プレッシャーが全然ない。




高台は前回の体験教室で一回作ったので、これが二度目。さすがにコツが飲み込めたので、作業は簡単である。ポイントは、力をかけすぎて一気にやってしまわないことと、時々手で触って厚みを確認すること。意外と、手の感覚は敏感なので、目をつぶって手先に神経を集中すると、良くわかる。




本当は2個、高台を作ってしまいたかったんだけれど、残念ながら時間切れ。続きはまた来週。  
Posted by buu2 at 21:21Comments(0)TrackBack(0)陶芸││編集

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2014年12月16日

RIKEN SNS終了のお知らせ

RIKEN SNSが終了するらしい。このSNSに向けてはいくつかブログでコメントを書いたので、簡単にその内容を紹介しておく。

タイトル:理研が(今さら)SNSを作ったらしい(2011年01月26日)
http://buu.blog.jp/archives/51191536.html
内容:周回遅れにもほどがあるだろ。でもまぁ、とりあえず様子みるよ。

タイトル:理研SNS(笑)でKYな俺の邪悪な日記(2011年02月04日)
http://buu.blog.jp/archives/51205276.html
内容:理研の理事の公募は出来レースとか書いちゃってますが、大丈夫でしょうか?

タイトル:理研SNS(笑)をやめた(2011年02月11日)
http://buu.blog.jp/archives/51217530.html
内容:タイトルそのまま

そして、さっき、理研から「RIKEN SNS終了のお知らせ」が届いた。どこにも「禁転載」と書かれていないので、ちょこっとコピペってみる。

独立行政法人理化学研究所は創立百周年記念事業として、国内外に輩出している研究所OBと在籍研究者相互の情報交換や共有を図ることを目的に2010年よりRIKEN SNSの運用を行って参りましたが、ご利用率が低いことに加え、予算の都合上運営の継続が困難となり、検討を重ねた結果、2015年3月末日をもちまして終了させていただくこととなりました。


えーーーー、こんなのに予算って必要なんだ!!!放っておけば良いんじゃないの?しかも、検討を重ねたんだ(笑)。誰か、反対する人がいたんだろうか?設立時に「いや、今更感たっぷりだから、やめておこうよ」と言ってくれる人がいなかったのが残念です。

ところで、STAP細胞はあったんでしょうか????  

2014年12月15日

ユニクロ錦織ATPツアーモデルポロシャツ

uniqro


あっという間に全サイズ全カラー完売だそうで。さすがですね。

ちなみに今朝の8時の時点では全部問題なく買うことができました。白い方のXLが最後まで残っていたのですが、結局、一日で予定数完売だったようです。

え?僕はもちろん、自分の分は確保してあります。今回はジャージや短パンがありませんでしたが、ジャージばかり増えても困るので、それはそれでありがたかったりして。  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

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2014年12月14日

香屋 エソラ池袋店




名称:香屋 エソラ池袋店
種類:担々麺
場所:池袋
注文:鬼担々麺 もっともっと
評価:4/BB-
2014.12.13.
コメント:麺は細めの縮れ麺。コシは感じられるのだが、細い縮れ麺に良くあるグチャッと潰れるような食感。そして、噛んだ瞬間に粉っぽさがある。ちょっと茹で時間が足りないようだ。しかし、この太さだと、これ以上茹でたら麺がデレデレになってしまうはず。辛口とはいえ、若干デリケートなところのあるスープなので、麺との相性が良くない。

スープは中華系の担々麺タイプ。今回は「もっともっと」という激辛でオーダーしたのだが、辛さは普通レベルで「辛くて食べることができない」というほどではない。前述のとおり、麺の質の低さをカバーできるほどのどっしりした感じはないのだが、担々麺のスープとしては十分に通用すると思う。

チャーシューはなかったので無評価。

「もっともっと」なら、また食べても良いかな?という感じ。でも、遠くからわざわざ食べに来るほどではないと思う。

店名 香家 エソラ池袋店
TEL 03-5944-9158
住所 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 6F
営業時間 11:00〜22:30(L.O.)
定休日 無休  

2014年12月13日

陶芸教室正式入会

水曜日に体験コースを試してみた陶芸教室に正式デビューである。




今日はお碗を二つ作ったのだが、厚さが完璧に近い調整具合で、あまりの天才っぷりに我ながら驚いた。




今後が楽しみである。  
Posted by buu2 at 21:30Comments(0)TrackBack(0)陶芸││編集

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今日の夕景


  
Posted by buu2 at 18:00Comments(0)TrackBack(0)今日の夕景││編集

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2014年12月12日

ピッツァバー on 38th

そば打ち会の打ち上げをマンダリンの38階にあるピザ屋で開催。ピザなら手作りが一番、と思っているのだけれど、この店はなかなか良かった。ピザを作っているルカさんとの会話が楽しいのが何より良い。ここには書けないような本音もポロポロ教えてくれたりして。






















店名 ピッツァバー on 38th (ピッツァバー オン サーティーエイス)
TEL 03-3270-8188
住所 東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリンオリエンタル東京
営業時間 ランチ   11:30〜14:30 ディナー 17:30〜22:00
定休日 無休  

2014年12月11日

フューリー

fury


第二次世界大戦末期のドイツにおける米軍戦車部隊の活躍を描いた作品、と書くと、あぁ、またか、という感じなのだが、この映画が新しいところは、米軍を美化しすぎていないこと。もちろん基本的には「英雄」として描かれているのだけれど、同時に「ヒーローがこんなことをやっちゃって良いの?」と思うような行動を取るので、観ている方は「やはり、戦争は悲惨なものだ」という認識を新たにする。敗戦国である日本ではそれほど珍しくない描写だと思うのだが、戦勝国である米国でこういう映画が撮られたことはなかなか興味深い。

大戦末期ということもあって、両軍とも兵士が不足しており、米国は数週間の訓練を施しただけの事務職員を戦車の乗員として派兵する。戦争の素人を戦場のど真ん中に配置することによって、観る人間を同じように戦場に引きずり込む。対するドイツも女性や子供を兵隊として採用していて、ちょっとでも隙を見せればやられてしまう。こうした緊張感の中で、迫力のある戦闘を描いているので観ていて飽きることはない。

上層部の出す無理難題に応えつつ、部下の命を背負って奮闘する中間管理職をブラピが好演している。他にも、戦闘で疲弊した兵隊たちを脇役たちも見事に演じている。ただ、色々かわいそうな場面が出てくるので、戦争映画が苦手な人にはお勧めできない。逆に、戦車が大好き、みたいな層には面白いのかも知れない。

松浦美奈さんの字幕なので、違和感なく観ることができる。

評価は☆2つ半。  
Posted by buu2 at 16:49Comments(0)TrackBack(0)映画2014││編集

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2014年12月10日

今日の九州一食堂

















  

日の出テレビがふくだ峰之氏、山際大志郎氏の二人によって殺された現場

日の出テレビの迷走っぷりが酷い。日の出テレビには3つの基本姿勢(決めたのは設立者であるふくだ峰之氏自身)があって、それを特色づけている最大のものは「タイムライン(=視聴者からのコメント)は全て読む」というものだった。ところが、昨日の放送では、田口優衣というお姉さんに事前に指示を出していたようで、都合の悪いコメントはほとんど無視する体たらくっぷりであった。出演者のふくだ峰之氏(神奈川第8選挙区)、山際大志郎氏(神奈川第18選挙区)のふたりによって、殺されたも同然である。

それでも2度ほど、キャッチボールが成立しかけたので、その場面をテキストで紹介しておく。なお、動画はこちらで検証可能になっている。



Broadcast live streaming video on Ustream

00:17:00頃
山際:実は私のところの人は余計にわけわかんなくなっちゃっているんですけど、次世代の党にいらっしゃるんですけど、身を切る改革、身を切る改革とおっしゃってるんですね。
   (注釈:これが誰のことなのかは不明)

田口:次世代の党なのに?

山際:身を切る改革って、これ、維新の党でしょ。余計わけわかんないですよ。それなら維新の党からお出になれば良いんじゃないの?って話でしょ?

元木コメント:僕から見ると、河野太郎さんや小泉さんが自民にいるのが不思議。山際さんも近いと思っていたけれど、選挙になったらしりすぼみ。地盤がないからでしょうが(笑

00:37:00頃(コメントを読むまでタイムラグあり)
福田:不思議でもなんでもない。やっぱり、政党というのは帯なので、線ではないので、帯の中に入っているということで、線にするとイスラム原理主義みたいに本当に先鋭化された人、少数になっちゃう。だけど、政党っていうのは帯であって、それは帯が狭いか広いかっていうのはあるけれど、帯の上に乗っかっているという点では河野さんも小泉さんも自民党の帯の中にいると思っている。


→えっと、他党の候補に対して「次世代の党のくせに身を切る改革って言うなら、維新で出ればいいのに」と言っているから、「でも、河野さんも小泉さんも、自民党執行部とは随分隔たりがありますよね?」と言ったのに、「いや、政党は帯だから」って、じゃぁ次世代の党だって帯だろうよ、という話です。


00:37:50
元木コメント:自民と維新の違いは、大きい政府を目指すか、小さい政府を目指すかじゃないの?

山際:いや、それはそうじゃないですね。自民も小さい政府を目指してますから。

福田:同じですよ

元木コメント:さっき、「自民党も小さい政府を目指している」とか言っていたけれど、公約を読んでも見つからない。大体、財政出動している時点で大きい政府じゃないの?


→都合が悪いのでコメントは無視(笑)。アベノミクスの「機動的な財政政策」(大規模な公共投資、国土強靱化)は、どこからどう見たって、大きい政府志向じゃねぇか。


また、他党批判ではこんなことも言っている。


00:13:30頃
福田:今回、マニフェストって言ってる政党ないんでしょ?

山際:ないよね

福田:見てないからわからないけど


→見てないのに、どうしてこういうことを言えるのか良くわからない。しかも、ちゃんとあるわけです。

維新の党 マニフェスト
https://ishinnotoh.jp/activity/news/2014/11/22/283.html

民主党 マニフェスト
http://www.dpj.or.jp/global/downloads/manifesto2014_hanten.pdf

この二つを例示してリンクを張ったのに、これも無視。さらに、「「マニフェストがない」は間違いですよ。謝罪して訂正すべきでは?」と書いたらこれも無視。


このように、都合が悪いコメントはほとんどスルー。これまでの放送では放送時間を延長してまでやっていたのに、それもなしに番組を終了した。これは日の出テレビの自殺である。なお、僕が書いて無視されたコメントの主なものを書いておく。

自民党は議員数削減に後ろ向き。それと、同一労働同一賃金にも後ろ向き。(自民党と次世代、維新との違いについて)

医療改革にも自民党は後ろ向きですね。違いは結構ありますよ。(同上)

無能な議員が当選しちゃうので、議員数は削減しないと。(議員数削減について)

まず、その資料をPDF化して公開してください。(番組内で「こんなに違うんです」と見せていた資料について。番組内では資料の内容が全くわからなかった)

なんか、他党の政策批判をしているだけで、自分たちが何をやるかが全然ないんだけど。こういう選挙運動ってありなの??

あ、タイムラインは無視することにしたんですか!知らなかった!!

とはいえ、自民党も同一労働同一賃金には言及がない。 (多党が自分たちの政策について代案を出してこないという指摘に対して)

覚悟なんか全然ないじゃん(笑)。「失敗したら、選挙で落選するんです」とか先週言ってたよね。(僕たちは腹を切る覚悟です、という主旨の発言に対して)

俺たちが書いたことにひとつひとつ対案を出せ、って、ずいぶんと上から目線だな(笑)この二人は他党のマニフェストの存在すら知らなかったくせに。


自分たちで決めた約束事を自己都合で簡単に反故にする人たちです。反論する場が与えられているのに、それをする能力もありません。

神奈川8区、18区の有権者の皆さんの参考になれば幸いです。  
Posted by buu2 at 12:25Comments(0)TrackBack(0)選挙関連││編集

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2014年12月09日

今日のおはな

安定のカレーうどんとだし巻き卵の黄金コンビ。





  

くるくると死と嫉妬

秦組vol.6「くるくると死と嫉妬」を観てきた。

ストレートに言ってしまうと、冒頭からずっと意図不明の演出が多く、音楽も、三味線はいい感じで作用していたのに対し、キーボードが内容にフィットしていなかった。

役者は主役の女の子はともかく、その相手役の男優は非常に力量を感じさせたし、婦長役の女性もなかなか良い味を出していたと思う。他も、中心の役者には「びっくりするほど下手な役者」はいなかった。ただ、主役の女性にもれなくついてきたのか、事務所の都合なのか、良くわからない女子4人組とかがいて、舞台を一層混乱させていた。そんな中でひとつ感心したのは、複数の役者が同時に同じセリフを言う場面である。第三舞台の昔から、何を言っているのかさっぱりわからなくなるのがこの手の舞台の「いつものアレ」なのだが、この芝居では、全てのセリフが聞き取れた。この点は高く評価できる。秦組の看板女優である築山万友美さんが相変わらず存在感を示していたのだが、むしろ鼻につくぐらいに格好をつけすぎた演出だった。セリフの内容などで存在感を示して欲しいところ、芝居がかりすぎた(芝居なんだけれど(笑))立ち居振る舞いで、うーーーんと感じてしまった。特殊な役柄だからこそ、普通に演じたほうが良かったと思う。

ネタバレになってしまうので詳しくは書けないのだが、ストーリーの肝になる部分を思いついた時点でそのからくりに惚れ込んでしまい、他にほとんど何もない、という感じがした。では、役者がストーリーとは無関係に舞台に引きこむかといえばそんなこともない。つい先日、野田秀樹演出の韓国語版「半神」を観て、言葉がわからなくても伝わる演出を経験したばかりなので、一層、残念な感じを受けた。これもネタバレなので詳細には書けないのだが、「不老不死」のくだりも腑に落ちない。作り手としては面白い仕掛けのつもりだったのかも知れないのだが、観ている側としては「飲むのが逆になってしまったらどうするつもりだったのか」といった疑問がついてまわってしまい、なんだかな?という印象だった。もちろん、「どっちが飲んでも構わない」という設定でも構わないのだが、それならそれで、それをフォローするような脚本が必要だったはずである。

小説ならこれでも良いと思うのだが、舞台だともう一工夫ないと厳しいと思う。脚本、演出、音楽、美術と、全てに詰めが甘く、お子様ランチ的な味わいだった。

ちなみに、脳死していない人間から肝臓を全摘する前提で組織適合性検査をすることはありえないのでは?  
Posted by buu2 at 00:19Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

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2014年12月08日

パブコメを書く際の注意事項(フェイスブックのノートより転載)

現在、農林水産省は下記の案件についてパブコメの募集をしています。

遺伝子組換えセイヨウナタネ及びトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001448&Mode=0

このパブコメに対して、「反対の意見を投書しよう」という呼びかけがツイッターの中でなされています。

この呼びかけ自体は別に構わないのですが、多くの人が「パブコメ」に対して誤解をしているようです。パブコメとは、アンケート調査や意識調査とは全く異なるものなので、同じような意見や、科学的に結論が出ていることに対していくら「科学的に見えるようなアプローチ」で意見を書いても全く無駄作業になります。私は実際に経済産業省の課長補佐としてパブコメの処理をした経験があります(ただし、テーマは遺伝子組み換えではありません)から、それをもとに、パブコメのコツを書きます。

(1)まず、「科学的に見えるような(すなわち科学的でない)アプローチ」はダメです。

(2)また「問題ない」と、科学的に結論が出てしまっていることも無駄です。こうした意見をいくら寄せても、「また不勉強な人が投書してきた」と思われ、次のような定型文によって却下されてしまいます。

すでに科学的な検討が実施され、問題ないと結論が出ております。今後は、そういった検討結果が周知されるように努力いたします。


つまり、「せっかく頂いたご意見ですが、その内容についてはすでに学識経験者による十分な検討の後に「問題ない」との結果が出ていることです。そのことにつきましてはパブコメの基本資料にきちんと提示してあったはずですが、こちらの提示の仕方が悪かったかも知れません(もちろん、本音は「書いてあるんだからちゃんと読んでください」です)。今後は、もうちょっとわかりやすく提示するように改善します(実際には変えようがない。きちんと提示されているので)」ということです。

(3)「運用面での不安」についても、ほとんどは「農作物とは交雑しないように配慮します。仮に交雑しても、すぐに排除できます」「耐性はどんな農薬に対しても持つ可能性があるので、そうならないように対処します。仮に耐性を持ったとしても、すぐに対処する体制を整えてあります」として却下されてしまいます。

(1)から(3)までをまとめると、「すでに科学的な結論が出ている話については、非科学的なアプローチの意見は参考にしません」ということです。そして、いくら組織的に投書を繰り返しても、無駄です。これらの投書は役所の係員(大抵は下っ端の一年生、二年生)が全てをとりまとめ、それを課長補佐レベルがチェックします。この時点で、ダブっている意見は全て1つにされてしまいます。百万通あっても、同じ内容なら課長補佐は1つしか読みません。その上で、課長補佐がその裁量で処理できないものだけを、課長や有識者に回します。しかし、ほとんどの場合、課長補佐レベルで終了します。なぜなら、ほとんど全ての意見が「すでに結論がでていること」だからです。

以上から、遺伝子組み換えについては、カルタヘナ法、食品安全基本法、食品衛生法、飼料安全法による遺伝子組み換え食品の審査の仕組みを理解していると同時に、遺伝子組み換え食品の現状(認可の状況を含む)を把握しているのはもちろんのこと、パブコメの前にどういう検討が為されているのか(当該案件については議事録が公開されているはずです。また類似案件については過去のパブコメへの対応が公開されています)をチェックしておく必要があるということになります。その上で、もし合理的な意見があれば、それを投書するのは素晴らしいことですから、ぜひやるべきだと思います。

#組織的な投書は、ほとんどのケースで逆効果になります。

(本エントリーはFacebookのnote機能が喪失したため、アーカイブより2021年3月4日に引き上げてきたものです。なお、アーカイブにおいて一部の文章が閲覧不能になっていたことから、一部加筆・修正しました)  
Posted by buu2 at 23:21Comments(0)日記││編集

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今日のおまた

そろそろおでんが美味しい季節。でも、イチオシは鶏の唐揚げ。































  

 

40年以上も我慢に我慢を重ねてきていても、それを知らない人間からみたらわがままだったり自分勝手だったりするのだから、死にたくなる人の気持ちもわかるというもの。  
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2014年12月07日

武信

ミシュランに掲載された店を食べてないというのはとんかつ評論家として洒落にならないので、さっそく食べてきた。




かつはやや低温でじっくりと揚げた感じ。店の能書きによれば油は米油を使っているとのこと。味の面ではこれといった違いは感じられなかった。衣はかなり粗めだが、硬すぎることはなく、サクサク感があって、口の中でマイルドに溶けていく。やや厚めだが、カツとの一体感は見事で、食べている最中に剥がれ落ちてしまうといったことはない。


肉は加熱しすぎで、ちょっとパサついた感じがある。これまた店の能書きによれば、この店の肉は林SPFとのこと。すでに林SPFの店はこのブログで4、5軒ほど取り上げているのだけれど、どの店も味はイマイチだった。しかし、この店で食べたとんかつは、旨味はそこそこだったと思う。他の林SPF取り扱い店と違い、しっかりと熱を通しているのも特徴だった。ただ、ヒレ肉ではぱさついた感じがあり、食べ比べてみた感じでは、ヒレよりもロースがオススメである。




早めに行ったせいもあるかもしれないが、ご飯はなかなか美味しかった。




赤だしはちょっと苦味が気になった。




漬物は美味しかったが、漬かり具合が浅すぎた。もうちょっとしっかり漬けてくれれば良いのにと思った。




おまけだが、カキフライも食べてみた。味の方は標準的だったので、わざわざ追加するほどのことはないと思う。

この店をミシュランに掲載するなら、他にも数軒、都内には良いとんかつ屋があると思う。なぜ、ここを?と疑問に思わないでもないのだが、店内はかなり清潔だったし、フロア係の女性は接客、手際ともに見事だった。ミシュランともなると、そういった部分も重要なのかも知れない。ちなみに僕の本に掲載するレベルには到達していなかった。

店名 とんかつ武信 (TAKESHIN)
TEL 03-3466-1125
住所 東京都渋谷区西原3-1-7 ティーズブレイス 1F
営業時間 [火〜金]11:30〜14:00(L.O.) 18:00〜21:45(L.O.) [土・日・祝]11:30〜14:30(L.O.) 17:30〜21:30(L.O.)
定休日 月曜日(祝日の場合は営業して、その翌日に休み)

  

2014年12月06日

ヴィノテカ・クーヴーティーチー ダ・サリーチェ

荒木町のイタリアン、「ヴィノテカ・クーヴーティーチー ダ・サリーチェ」に短角牛が入荷したという情報を仕入れたので、早速食べに行ってきた。

4人でワイン2本あけて、さらに何杯かお酒を飲んで、たっぷり食べて一人1万円程度。肉は非常に美味しかった。































牛肉は年内一杯ぐらいは楽しめるようなので、興味がある人は年内の席を予約してみるべし。

店名 ヴィノテカ・クーヴーティーチー ダ・サリーチェ (Vinoteca Q.V.T.C. Da Salic)
TEL 03-6457-8983
住所 東京都新宿区荒木町1-2
営業時間 [月〜金]11:30〜14:00(L.O) 17:30〜23:00(L.O) [土]17:30〜23:00(L.O)
定休日 日曜日  

投票は14日

govoteeguchi
  
Posted by buu2 at 10:45Comments(0)TrackBack(0)選挙関連││編集

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2014年12月05日

GYOTAKU

今日は経産省の元同僚たちと神田で忘年会。幹事のクッシーがいつも面白い店を見つけてきてくれるのだけど、今回は特に凄かった。何しろまず、食べログに載っていない。イマドキ、そんな店はあるのか?と思ったのだが、本当に載っていない。

さて、お店だけれど、まず看板が異常なまでに目立たない。




店頭に書いてある文言もちょっと投げやりな感じ。




店は階段を降りた地下にあって、「昔はクラブでした」といった内装。なぜかピアノが置いてあって、でも調律はされていないらしい。そして、テーブルの上に焼酎の一升瓶が10本ぐらい無造作に置いてある。店の人は料理で忙しいようで、厨房の中から出てこない。だから、店のシステムとかも全然わからない。テーブルは5つぐらいあって、満席。どのグループも忘年会のようだ。

出てきた料理は明太子をサンマで包んで焼いたものとか、牡蠣をベーコンで包んで焼いたものとかがちょろちょろっと出てきて、あとは鍋。「今日はふぐです」とのこと。クエとかもあるようだ。
















そして、お酒はセルフサービスで日本酒、焼酎、お酒が飲めない人はポンジュースやコーラが飲み放題。これでひとり4,000円。鍋の追加もできたみたいだけど、すでにおなか一杯で食べることができなかった。

釣り好きのおじさんが好きにやっている、という感じの店で、デートには使えそうにないけれど、神田の下町っぽさが感じられてとてもナイスな空間だった。絶対に食べログみたいなクソ・サイトには載せて欲しくない。ここに書くのもちょっとためらいがち。

GYOTAKU
東京都千代田区神田多町2-2
03-3258-5388  

朝の景色


  
Posted by buu2 at 08:15Comments(0)TrackBack(0)Nikon D7000││編集

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2014年12月04日

恵比寿ガーデンプレイス








  
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2014年12月03日

宿題

ラーメン
 維新(目黒?)
 金時(江古田)
 好日(東中野)
 ごっつ(練馬)
 しながわ(池袋、Bassoドリキュウから内容を変えたのかな?)
 多賀野(荏原中延)
 トイ・ボックス(三ノ輪橋)
 ドゥエ イタリアン(市ヶ谷)
 びぎ屋(学芸大学)
 ブンブン ブラウ カフェ(旗の台)
 三藤(緑が丘)
 えどや(小岩)
 もりずみ(茗荷谷)
 やまぐち(西早稲田)

とんかつ
 イマカツ(六本木?)
 大倉(二子玉)
 たいよう(武蔵小山)
 武信(代々木上原)
 まさむね(赤坂見附)

参考資料:ミシュランガイド東京 2015
あのラーメン店も掲載!? 「ミシュランガイド東京 2015」は“5000円以下グルメ”が充実
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20141202/1061574/  

2014年12月02日

道頓堀

どうということもなく、道頓堀である。




相変わらず質を保持しているのは素晴らしい。  

2014年12月01日

寄生獣

原作未読。正確には、最初だけ知っていた。

さて、映画だが、どこかからやってきた寄生獣に右手を食べられてしまい、寄生獣と一緒に生活していかなくてはならなくなった高校生が主人公。寄生獣は「自分の命さえ守られれば、あとはどうなっても良い」という、非常に合理的な生物で、時として不合理な人間の意思決定と齟齬が生じていく様を描いている。

と、おおまかに説明したけれど、これがなかなか面白く撮れていた。1つ目の評価ポイントは特撮で、寄生獣に右手を乗っ取られた状態を上手に表現していた。だが、最大のポイントはそこではなく、寄生獣に乗っ取られた人々を演じる役者たちの演技力だ。思うようにならない右手を表現する染谷将太、人間を観察することに興味をもつ女性を演じる深津絵里、笑顔の作り方が下手な東出昌大・・・どれもこれもがなかなか良い演技をしていて違和感がない。3つ目のポイントは脚本で、最近観た邦画の中ではかなり良い出来だったと思う。脚本はリーガル・ハイの古沢良太と山崎貴監督の共同脚本で、先日放送されたリーガル・ハイの特番がイマイチだったことから心配していたのだが、良い方向へ裏切られた。

ちょっと「あれ?」と思ったのは、母親が警官と出くわすのがあまりにもご都合主義だったこと、母親の記憶が残っていたこと、ピアスが赤身肉から出てきたことなど。ただ、そういったクエスチョンマークをふっ飛ばしてしまうくらいの楽しさがあった。

「これで、どうやって風呂敷をたたむんだろう?」と心配になったところで映画は終了。なんと、後編があるらしい。そんなこととは知らずに観てしまった。大事なことだから先に教えて欲しい。

評価は☆2つ半。  
Posted by buu2 at 22:49Comments(0)TrackBack(0)映画2014││編集

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