2016年04月09日

ワシントンDC近郊からのメモ その3

地下鉄はWi-Fi使用不可。

Smartripカードへのチャージは、自動販売機にお金を投入して、カードの絵が描いてあるところにカードを当てれば完了。

バス停はかなり不親切。時刻表なども表示されていないので、自分で調べておく必要がある。

こっちのマンションは北向きと東向きばかり。新居は北向きで、朝から晩まで太陽を見ることがない。それが一番人気らしい。

NGAに行ってみた。相変わらず、名画たくさん。

帰国した日本人が残してくれた家財道具を色々いただいた。炊飯器もあったのでためしに炊いてみたのだが、やはりルクルーゼの方が美味しく炊ける。時間のない時用かなぁ。

コンロの高さが高くて、料理をするのが大変。踏み台を買ってくるかな?高いといえば、椅子も高くて足がぶらんぶらん。

高校のスクールバスが朝超早くて、6:30。まだ真っ暗だぞ。

Gyaoが観られない。Kindleは読める。

今日買うものリスト。みりん、絨毯2×2m程度、砂糖。

NIHの日本人研究者に聞いたら、2年近くいてDCに行ったのが一回らしい。毎日でもフェルメールを無料で観ることができるのに。日本にいたら、1300円払って、大行列で、絵の前では立ち止まらせてくれないぞ。

雪かも、という話だったけれど、無事雨の土曜日の朝である。

日本のナイターは朝食時に楽しめるのだが、今日はデーゲームだったので、気がついた時には延長11回だった。  

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我が家に最初にやってきた家具

とりあえず、椅子がやってきた。
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広すぎる部屋に、まだ椅子だけ。しかも、ドライバーがなくて組み立てられないでいる(笑)。
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2016年04月08日

Daikaya(大鍋屋)

一応、プロのラーメン評論家としては、住んでいる界隈のラーメン屋は全て食べておくのが常識である。それは、ワシントンDCとあっても同様だ。ということで、手始めにDaikaya(大鍋屋)という店で食べてみた。




名称:Dikaya
種類:北海道
場所:Gallery Place Chinatown
注文:Shoyu Ramen
評価:6/ABB
2016.4.8.
コメント:札幌スタイルとのことだったが、味噌はかなり冒険なので無難に醤油を注文してみた。あまり期待していなかったのだが、食べてみてびっくり。まず、麺がかなりしっかりしている。札幌ゴム麺を使っていて、若干茹ですぎな感じこそあるものの、きちんと食感が楽しめる。三大札幌ゴム麺のどれか、多分西山だと思うのだが、店には暖簾がなかったので確かめることができなかった。

スープは脂が多めの純連系で、風味もしっかりしている。中華鍋で野菜を炒めて仕上げているのだろう。野菜の旨味も結構上手に引き出している。ただ、若干の苦味が感じられることだけはマイナスポイント。

チャーシューは非常に薄くスライスされた豚肉だったが、悪くない。次はトッピングしてみても良いかも知れない。

価格は12.25ドル。高いといえば高いけど、これだけのクオリティのラーメンを外国で食べることができるとは驚きである。

ついでなので塩ラーメンも食べてみたのだが、こちらはちょっと現地風に味を整えた感じがあって、醤油ほどの美味しさはなかった。




メニューは他に麦味噌、スパイシー味噌(担々麺?辛味噌?)、野菜ラーメン(タンメン?)があった。オプションは替玉、煮卵、メンマ、ワカメ、バター、コーン、ノリなど。サイドメニューは餃子など。

これ、日本にあっても普通に美味しいレベル。今度、他のメニューも食べてみようと思う。

店名 Daikaya
TEL 202-589-1600
住所 705 6th St NW Washington, DC 20001
営業時間  日曜、月曜 11:00-10:00、火曜、水曜 11:00-10:30、木曜 11:00-11:00、金曜、土曜 11:00-12:00
定休日 なし
  

2016年04月07日

ワシントンDC近郊からのメモ その2


iPhoneが不調でBethesdaのApple Storeへ。店員のスタイルが銀座とそっくり。トラブルの内容を伝えるととりあえずtmobileのせいにするあたりもなんとなく似ている(笑)。下っ端、シニアと徐々に出世して、ようやくジニアスバーへ到達。

Apple Storeの待ち時間にパズドラをやっていたら、知らないお兄さんに「俺もやってるぞ」と話しかけられた。友達になろうと思って友達コードを教えたんだけど、エラーが出て登録できず。北米と日本は同じように見えて違うらしい。

部屋が広すぎて、移動が大変。

沖縄時間とまでは言わないけど、時間の流れが日本よりもかなりゆっくり。Comcastに家のネットについて連絡を入れていても、返事が中1日とかザラ。amazonも注文は即時だけど、配送は4-6日とか言っていて、本当にそれだけかかる。日本のamazonは異常(笑)。

とにかく夜が早い。20時とかいうと人通りがほとんどなくなる。

その割に、朝は遅い。

どこの店でもごつい黒人のガードマンがいる。

youtubeやPandora TVに動画をアップしてくれる皆さんのおかげで、大河ドラマも、月曜から夜ふかしも、怒り新党も、普通に観ることができる。必要なのはアンテナではなく、Chrome castのようだ。

寒い、寒い、寒い。土曜日は雪かも知れないらしい。

肉は安い。というか、食材は全般的に安い。一方で、外食は高い。これは最低賃金が高いからだろう。日本も最低賃金を上げていくと、連動して外食の価格がアップするのだろう。高くなる人件費は価格に上乗せせざるを得ないからね。

米は最上級で2キロ1200円ぐらい。コシヒカリ程度とは言わないけど、北海道産のまずい米よりはずっと美味しい。TPPに反対するのも宜なるかな。

ラクトースフリーの牛乳がたくさんあって、乳糖不耐症の人間には嬉しい。

地下鉄よりバスの方が安い。

地下鉄のエスカレーターは日本よりもゆっくり。立っている人は主に右側にいて、左をあけている。  
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2016年04月06日

Clyde's of Chevy Chase

Friendship heightsにあるClyde'sに来てみた。




食べたのはハンバーガーとエビのグリル。ハンバーガーは肉は美味しいのだけれど、あとは凡庸。これなら日本のプレミアムバーガーの方が美味しい。



エビも同様。大きさは立派だけれど、味は凄く美味しいわけではない。まぁ、普通に美味しいレベル。



お酒は注文せず、パンで済ませておいた。



ランチで酒なし、コーヒー紅茶なしで、チップ、税金含めて一人2,000円以上というのは、かなり割高感がある。日本なら1,500円か、もっと安くて、これより美味しいと思う。

Clyde's of Chevy Chase
441 Wisconsin Ave
Chevy Chase, MD 20815
Metro:RED Friendship Heights
(301) 951-9600  

2016年04月05日

ワシントンDC近郊からのメモ その1

いきなり寒い。気温を調べたら4度とか、マジですか?昨日は20度だったのに。

近所のNordstrom Rackにいって冬物をチェック。予想通り、冬物がクリアランス。もう少し低温が続くようなら何か買うことにした。

まだ電話も銀行口座もないので、とりあえずネットだけでもなんとかすることにした。家でWi-Fiを調べていると、Comcastのxfinityがひかかった。料金プランは1時間2.95、1日7.95、一週間19.95、一ヶ月54.95ドル。面倒臭いので、一ヶ月で契約。テザリングはできないかも?

Whole Foods Marketに行ってみたら、ちょっと意識が高すぎる感じ。でも、まずはパスタや米、野菜とチーズを購入。

Giantにも行ってみたのだが、こちらは全部が全部自然食というわけではなく、札幌一番も売っていた。2ドルぐらいだったかな?もちろんスルー。

肉は安い。

家から一番近い店はティファニーである。スタバよりもティファニーが近い。

こちらでは掛け布団と枕はあるのに、敷布団がない。日本から掛け布団を持ってきていたので、これを敷布団にして寝ているのだが、当然寝心地は最悪。amazonでベッドとマットレスを注文。

ゴミの分別は非常にルーズ。各階に管路のシューターがあって、そこにぶち込めば廃棄終了という手軽さ。素晴らしい。

温度の単位や重さの単位が℉だったりlbだったりして不便。

ランチでレストランに行ってみたのだが、ハンバーガーを食べて、チップ込みで支払いは20ドル弱。気安く食べることは控えようと思う。

店が閉まる時間は結構早い。20時ぐらいになると人影まばら。

地下鉄のICカードは購入が非常に難しい。CVSで売っているので、こちらで買うのを推奨。

パソコンを持ってきたのは良いのだが、机がないと腰が痛くなる。amazonで机と椅子を注文。amazonは米国でも当然のように便利。

あれ?そういえば、日本の総理大臣が来ていたんだっけ?誰も気にしていないけど。  
Posted by buu2 at 22:13Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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ルクルーゼで米国産米「錦」を炊いてみた

米国に引っ越してから自宅で食べたものと言えば、パン、コーンフレーク、卵焼き、肉のソテー、茹でブロッコリー、あとはパスタだった。特にパスタは2食に一度程度の頻度だったので、そろそろ違うものを食べたくなってきた。そこで、スーパーで「最高級」と書かれた「錦」という米を買ってきた。まだ土鍋を持ってきていないので、使ったのはルクルーゼである。普通に研いで、いつも通りの水量で炊いてみた。ただ、炊き方は土鍋とは少し変えて、沸騰してから10分弱火で加熱して、その後で10分蒸らしてみた。

ルクルーゼの蓋を取った直後の臭いがちょっときつくて、そのあたりは日本米とは違う感じだったのだけれど、食べてみたら味はまぁまぁ。水が多かったのか、少し柔らかすぎる炊き上がりだったので、次からはもう少し減らしたほうが良さそうだ。

まだお茶碗もなければ、おかずの類もないので、目玉焼き、鰹節あたりで食べたのだけれど、少しおかわりをするくらいには美味しく炊けた。満足。  
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2016年04月04日

あさが来た 完結後の感想

作品完結前に感想を書いてしまった「あさが来た」が完結した。中盤で書いた感想は次の通りだが、

あさが来た 12月初旬の感想
http://buu.blog.jp/archives/51512054.html

この感想に何か付け加えるべきことは、ドラマの質とは別に、まず下のエントリーに書いたような、明治の偉人たちの偉業と、それに対する現代のていたらくっぷりである。

さよなら、ニッポン
http://buu.blog.jp/archives/51520775.html

出自には無関係に、勉強すればきちんと世にでることができると述べて作った慶應義塾大学が、今では家族主義の最も顕著な大学となっているのは皮肉としか言いようがない。ドラマの質とは関係ないけど。

「まれ」みたいな、見ていて気分が悪くなってくるようなクソドラマではなかったことはとてもありがたかったのだが、あえて付け足すなら、残念だったのは脚本部分よりも制作部分だったと思う。登場人物たちは40年経っても髪が白くなる以外に何の老化現象も起きず、60歳を過ぎているはずなのに20代の見た目だった。また、榮三郎役の役者はどこで拾ってきたのか知らないが大根役者っぷりを遺憾なく発揮していて、いつまで経っても学生のような立ち居振る舞いに終始した。大根役者と言えば成澤泉役の男優も酷い演技だった。基本的に良い役者が顔を揃えていたのに、重要な役でいくつか大きな穴を開けて観る側を白けさせたのは、制作者の手腕の問題だろう。

前作が酷すぎたので相対的に良い印象が残ったけれど、数年後にタイトルを思い出すほどの秀作とはならなかった。位置付けとしてはあまちゃんのちょっと上ぐらいだろう。

ちりとてちん>>>>風のハルカ>あさが来た>あまちゃん>>>>>>まれ

それにしても、このドラマで一番大きな役割を果たしたのは、脚本家の大森美香でもなければ好演技で脇を固めた宮崎あおいでもなく、主題歌の歌い出し部分だろう。ドラマの展開に合わせて挿入を3パターン用意し、非常に効果的な導入を実現した。6小節目からは凡庸な詩とメロディで全体としては魅力のない曲ではあったものの、「いちにちがー」まででカネの取れる仕事だった。15分の番組の1分以上が主題歌で、それが毎回流れるのだから、主演女優よりも何よりも大切な役割を果たすのかもしれない。そういえば、「まれ」の主題歌は内容に輪をかけて最悪なものだった。もしかしたら、主題歌を聞けば、ドラマの質はある程度のところまで推測できるのかも知れない。  
Posted by buu2 at 23:40Comments(0)TrackBack(0)テレビ番組││編集

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2016年04月03日

没後100年 宮川香山

サントリー美術館でやっていた宮川香山展を観てきた。

横浜の陶芸家ということもあって、僕にとっては一番馴染みの深い陶芸家だが、今回の展示は非常に充実していて、しかも客が少ないという超理想的な状況だった。ところが、引っ越しでバタバタしていて、たったの30分しか時間がなく、半分も楽しむことができなかった。これは、最低でも三時間は必要だろう。





























































サントリーが終わったら、大阪でもやるのかな?もう一度、じっくり観たい。  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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2016年04月02日

メリーランド1日目

朝4:40に起床。前日まで、40時間以上不眠不休だったのでちょっと辛かったが、朝霞台発5:10のバスで成田へ。バスを降りたら、そこにいたお兄さんがトランクをカートに載せるのを手伝ってくれた。「トランクをカートに載せるときは、こうやるんです」と。嬉しい。カウンターで荷物を預け、プレミアムエコノミーに変更して、山口さんの絵を鑑賞。銀行でお金の出し入れなどをして、ユニクロで機内で使う短パン、Tシャツを購入。

ANAのラウンジで朝食。無料とはいえ、おいしくない。これなら荷物検査前にレストランで何か食べておけば良かった。

飛行機では寝ては映画、寝ては映画の繰り返し。4本観た。プレミアムエコノミーの居心地はまぁまぁ。

12時間でダレス空港着陸。こちらは午前11時過ぎ。予約してあった乗り合いバスで引っ越し先のアパートの玄関まで。これは便利。

行き先はワシントンDCから20分ほどのChevy Chase。

入居手続きは1時間半ほど。途中、一ヶ月分の家賃を支払う必要があったのだけれど、現金で支払おうとしたら小切手かポスタルマネーオーダーじゃないとダメということで、近所の郵便局まで行かなくてはならなかった。こちらでは、現金はあまり持ち歩かないようだ。気をつけなくては。

引っ越しにあたって斡旋業者を頼まなかったので、アパートとの交渉はちょっと面倒だった。契約関連の英語には馴染みがない。iPadもネット接続できず、和英辞典もなかった。でも、向こうも慣れているのか、「また英語ができない奴が来た」といった感じで丁寧に教えてくれた。

一通り手続きしてから部屋へ。広い。広すぎる。リビングは30畳ぐらい。寝室も15畳ぐらい。これじゃぁ、日本の家をウサギ小屋と言われてしまうのも納得。

荷物を運び込んでから近所をブラブラしてみたのだが、意外とフリーのWi-Fiスポットがない。これはちょっと不便。早いところSIMカードを買うか、どこかのFreeWi-Fiサービスを契約する必要がありそうだ。近所にはティファニーやら、アルマーニやらがあって、ちょっとした高級住宅地のようだ。

最後にスーパーに行って、買い物。意識が高い店のようで、卵が10個で400円とか。こちらは生活コストが高そうだ。ディチェコのパスタは250円ぐらい。水、トイペあたりを購入して帰宅。

早く敷布団かベッドが欲しい。村上春樹の本を数冊枕にして就寝。


  
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業務連絡

各位

意外とネット環境が不自由なので、しばらく連絡が滞りがちになりそうです。宜しくお願い致します。

比較的早い連絡手段はFacebook、mac.comのアドレス、Twitter、LINEあたりになります。  
Posted by buu2 at 08:23Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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2016年04月01日

さよなら、ニッポン

皆さま、長い人は40年以上、短い人は最短で1日程度、お世話になりましたが、僕は日本を脱出させていただくことにしました。

理由は、簡単に言えば総理大臣が馬鹿だからです。潜在成長力を高める政策(具体的には、僕は雇用の流動化、すなわち終身雇用、年功序列、新卒一括採用の撤廃と同一労働同一賃金の遵守と考えています)に全く着手せず、時間稼ぎであるべき金融緩和を続けている日本には明るい将来は望めないし、ただただ将来の世代に負債を押し付け、船の底に開いた大きな穴はそのままに、一億総出で船に侵入した水をバケツで汲み出し、沈没するスピードをゆっくりさせるだけに血道をあげているように見えます。

「お前たちの世代が頑張らなくてどうする」という声も聞こえてきそうですが、全く能力のない政治家に政権を与えるような国民が背後にいる限り、砂漠に水を撒くような作業に思えてきます。

僕は理研、経産省、産総研という日本を代表する組織で仕事をしてきましたが、そこで得た知見はせいぜいブログで情報発信するのが関の山。日本の役に立つことはないし、役に立てようと考える人も見当たりません。これまで何度もこちらからアプローチをしたし、講演用の資料を用意したことも一度や二度ではありません。しかし、それらの相談窓口になっていた人たちも、いつの間にかフェイドアウトし、残るのは居酒屋で飲み会をした実績だけという有様です。

僕はスタートアップ企業の支援について、日本でもトップクラスの知見と経験、そして人脈を保有していて、特にバイオベンチャーに関しては、官僚として、特殊法人の担当として、シンクタンクの研究者として、社長として、と様々な立場から状況を見てきましたが、僕の知見は全く役に立ちません。なぜなら、極論してしまえば、僕の意見は「ろくでもない支援は不要。特に補助金を出すなんていうのはやる気のある会社を麻薬漬けにするようなもので、絶対にやってはならない」というものです。これは、支援を仕事にしたい人たちには都合が悪いのです。彼らの行動原理の最下層にある基本は自分が稼ぐことであって、ベンチャー企業の支援ではありません。あるいは、お金を貸す銀行なども、融資の意味を理解していると思えません。銀行は、お金を貸したら、きちんと返済できるように融資先企業のサポートをするのが本来の姿だと思いますが、実際は社長の個人資産にしか興味がないし、貸したら貸しっぱなしで、潰れたら社長の資産を担保にとれば良い、みたいなスタンスです。今、佳境となっている「あさが来た」を見ていると、明治時代に銀行を立ち上げたひとたちはとても高い志を持っていたようですが、今はその残骸すらも見当たりません。あさが来たといえば、大学も同じです。早慶といった有力私大の創立者たちが登場しましたが、彼らの思想も、昭和・平成の時代には全く引き継がれることはなかったようです。まぁ、僕はダメな私大しか知らないので、え、こんな偉い人たちだったの?とびっくりしたんですが。

#ベンチャーの起業に関する僕の考えは後日パワポかPDFにして、このブログで公開します。これからベンチャーをやりたいと思う人は、それを読んでください。

##概論としては、こっちにまとめてあります。
http://buu.blog.jp/archives/51456305.html

少子高齢化の煽りで衰退の一途にある地方自治体の支援も考えましたが、彼らも所詮は「自分たちが定年の間までなんとかなれば良い」という考え方で、自分たちの子供の世代は東京に引っ越せば良い、ぐらいの腹積りに見えてきてしまいます。

ということで、ベンチャー支援にとどまらず、今の日本には失望させられることばかりです。安倍内閣が主導する日本のために税金を払うのも嫌だし、別に貢献を求められてもいないので、安保法の施行に合わせ、国外に転出することを決心しました。

今後は、能力はあるのに、縁故資本主義によって雁字搦めになっている若い人たちの海外進出の手助けでもやって行こうかな、と思っています。

去年、ある有力者(財閥のトップの直系で、今もあちこちで支援活動をしている人です)とディスカッションしていた時にこのプランを話したところ、「逃げ出す能力がない人に逃げ出せと言っても仕方ないから、普段はそういうことを表明することはない。だが、逃げ出せるなら、なるべく早く逃げ出したほうが良い。この国に未来はない」と言われました。御意。

とりあえず、安倍晋三が総理大臣でいる間は、海外をベースに活動していくことにします。

ありがとうございました。さよなら、ニッポン。


  
Posted by buu2 at 09:05Comments(0)TrackBack(0)四月馬鹿││編集

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引越し

18年住んだ朝霞を離れるということで、引越しもかなりの作業となった。不思議なことに、ダンボール箱10個を家から出したのに、なぜかものが減ったような気がしない、ということを4回も繰り返した。翌日の12:30には部屋を空っぽにしなくてはならないのに、いつまで経っても部屋にものが溢れていて、前日の22時、当日の5時の二度に渡って荷物を搬出し、12:00までにマンションのエントランスに荷物を山積みにし、退去の確認後にゆうパックでダンボール箱を14個発送、トランク5つにスポーツバッグ2個、機内持ち込み限界のサイズのバッグを4つホテルに預け、さらに、車に荷物を満載して横浜の親戚の家に運んで、ようやく作業が終わった。

思ったのは、生活しながら部屋を空っぽにするのは非常に難しいということ。今回、最後まで残って僕を困らせたのは、4つの照明機器、ガスコンロ台、そしてウォーターベッドだった。最終的には、照明機器2つ、コンロ台、ベッドの水風船部分を廃棄したのだが、運搬、廃棄したのは退去日当日だった。他にも、前日に運び出した電子レンジやウォシュレット、前々日に運び出した冷蔵庫や洗濯機など、ギリギリまで使わざるを得ないものがあって、作業を難しくした。3日ぐらい前から近所のホテルに引っ越して、家からは出てしまった方が良かったと思う。

前日にベッドを搬出したら、どこに寝たら良いのかな、などと考えていたのだが、あとから考えれば完全徹夜だったので無用な心配だった。

40時間ぐらい不眠で、荷造りをしつつ朝霞、横浜間を自家用車で4往復したのだが、一番活躍したのは強眠打破だった。コーヒーをほとんど飲まずカフェインの効果が強めに出る体質なのかもしれないのだが、それにしても眠くならなかった。作業が終わって、効果が切れたら眠くて仕方ないのだが。

#引越し前に飲み会をやろうと約束していた方が何人もいるのですが、こんな状況で無理でした。申し訳ない。またの機会もあると思うので、落ち着いたらこちらから連絡します。




  
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